JP2014203348A - 車両搭載機器用入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】誤入力を低減することができる、タッチスイッチとダイヤルとを用いて入力を行う車両搭載機器用入力装置を提供する。
【解決手段】
車両搭載機器用入力装置10は、割り当てられた機能を回転操作に応じて入力するダイヤル11、17と、ダイヤルと隣接して設けられ、割り当てられた機能を接触に応じて入力する複数のタッチスイッチ13、15、16と、ダイヤルとタッチスイッチとの入力に基づいて車両搭載機器を制御する制御部とを備え、制御部は、操作者がダイヤルを回転操作している場合に、タッチスイッチによる入力を無効とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両搭載機器用入力装置に関し、特に、タッチスイッチとダイヤルとを用いて入力を行う車両搭載機器用入力装置に関する。
近年、車両の搭乗者が車両に搭載された機器を操作するための入力装置として、タッチパネル(タッチスイッチ)が用いられることがある。タッチパネルの中には、タッチ面の裏面に設置された検出電極とタッチ面に手指が接触した人体との間の静電容量の変化を検知し、この静電容量の変化量に応じて入力を受け付けるように構成される場合がある。タッチパネルでは、意図しない場所に接触することによる誤入力が生じ、機器の誤操作が生じる可能性がある。
タッチパネルにおける誤入力を低減する装置として、運転者は車両走行中に車両停止中と比較してタッチパネルを注視できないため、走行中は操作ボタンを停止中よりも大きく表示するナビゲーション装置が用いられている(特許文献1)。
また、ユーザがタッチパネルにおいて入力を無効にする範囲を指定することによって、誤入力を低減するタッチパネル型表示装置が用いられている(特許文献2)。
特開2006−17478号公報 特開2009−80683号公報
ところで、車両搭載機器用入力装置として、タッチスイッチとダイヤルスイッチとを組み合わせた装置がある。このような装置は、限られたスペースに複数のスイッチを効率的に配置しているため、各スイッチの間隔が狭いことが多く、誤入力が生じ易い。とくに、ダイヤルスイッチを用いて入力をする際は、ユーザがダイヤルスイッチの操作に注力するため、隣接して設けられたタッチスイッチに接触したことに気がつかない可能性があり、意図しない誤入力が生じる可能性がある。
特許文献1の装置は、走行中にボタン(スイッチ)を大きくするため、各スイッチ間の空きスペースが少ない場合に用いることは難しい。また、特許文献2の装置は、入力を無効にする範囲を指定するため、効率的にスイッチが配置され、すべてのスイッチを有効とすることが好ましい場合に用いることは難しい。
本発明は、タッチスイッチとダイヤルとを用いて入力を行う車両搭載機器用入力装置における誤入力を低減することを目的とする。
本発明の車両搭載機器用入力装置は、割り当てられた機能を回転操作に応じて入力するダイヤルと、ダイヤルと隣接して設けられ、割り当てられた機能を接触に応じて入力する複数のタッチスイッチと、ダイヤルとタッチスイッチとの入力に基づいて車両搭載機器を制御する制御部とを備える車両搭載機器用入力装置であって、制御部は、操作者がダイヤルを回転操作している場合に、タッチスイッチによる入力を無効とすることを特徴とする。
本発明の車両搭載機器用入力装置において、制御部は、タッチスイッチへの接触後、所定時間内にダイヤルの回転操作が行われた場合は、該タッチスイッチによる入力を無効とすること、としても好適である。
本発明の車両搭載機器用入力装置において、ダイヤルは、操作者が把持する部分に使用者の接触を検知する接触センサを含み、制御部は、操作者が接触センサに触れている場合に、タッチスイッチによる入力を無効とすること、としても好適である。
本発明は、タッチスイッチとダイヤルとを用いて入力を行う車両搭載機器用入力装置における誤入力を低減することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態の車両搭載機器用入力装置を示す図である。 本発明の実施形態の車両搭載機器用入力装置のダイヤルの操作を示す図である。 本発明の実施形態の車両搭載機器用入力装置における、ダイヤル操作時の制御を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態の車両搭載機器用入力装置のダイヤルの操作を示す図である。 本発明の他の実施形態の車両搭載機器用入力装置における、ダイヤル操作時の制御を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態の車両搭載機器用入力装置における、ダイヤル操作時の制御を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態の車両搭載機器用入力装置における、車両走行時の制御を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。図1は、本実施形態の車両搭載機器用入力装置である、車両用の空調コントロール装置10の構成を示している。空調コントロール装置10は、割り当てられた機能を回転操作に応じて入力するダイヤル11、17と、割り当てられた機能を接触に応じて入力する複数のタッチスイッチ13、15、16を備えている。図1に示すように、空調コントロール装置10には、円筒状の第1ダイヤル11と、第1ダイヤル11の内側に設けられた第1プッシュボタン12と、複数のタッチスイッチが配置された第1タッチスイッチ群13と、表示パネル14と、表示パネル14の下部に配置された複数のタッチスイッチからなる第2タッチスイッチ群15と、複数のタッチスイッチが配置された第3タッチスイッチ群16と、円筒状の第2ダイヤル17と、第2ダイヤル17の内側に設けられた第2プッシュボタン18と、が設けられている。図1に示すように、第1タッチスイッチ群13は第1ダイヤル11と隣接して設けられ、第3タッチスイッチ群16は第2ダイヤル17と隣接して設けられている。空調コントロール装置10は、センターコンソールの限られたスペースに設けられるため、各ダイヤル、ボタン、スイッチの間隔は狭くなっている。
円筒状の第1ダイヤル11は、回転させることで車両の助手席側の空調希望温度(空調設定温度)を設定するスイッチである。第1プッシュボタン12は、ボタン操作により、フロントガラスの曇りを取るための送風指示を入力するスイッチである。第1タッチスイッチ群13は、空調の風量を入力するスイッチであり、上側に増加、下側に減少、の各スイッチが配置されている。表示パネル14は、車両の空調の状態などを示し、上部左側に助手席側の空調設定温度、上部中央に吹き出し口の状況、上部右側に運転席側の空調設定温度を表示する。第2タッチスイッチ群15は、空調メニュー表示と、吹き出し口の切り替えと、空調のオン・オフと、外気導入と内気循環との切り替えと、に関するスイッチが配置されている。第3タッチスイッチ群16は、上側にオートエアコンを始動するスイッチ、下側に空調を停止するスイッチが配置されている。第2ダイヤル17は、回転させることで車両の運転席側の空調希望温度(空調設定温度)を入力するスイッチである。第2プッシュボタン18は、ボタン操作により、リアガラスの曇りを取るための送風指示を入力するスイッチである。図示しない制御部が、各ダイヤル、スイッチ、ボタンからの入力に基づいて車両の空調機器を制御する。なお、各ダイヤル、スイッチ、ボタンの機能はこれらに限られず、また、各ダイヤル、スイッチ、ボタンにいずれの機能を配置してもよい。
図2は、空調コントロール装置10の第2ダイヤル17の操作を示す図である。図2(a)は、ユーザが第2ダイヤル17を指でつかみ、第2ダイヤル17の回転操作を開始する状態を示す図であり、図2(b)は、ユーザが図2(a)の状態から時計回りに第2ダイヤル17を回転操作している状態を示す図である。図2(a)では、ユーザの指は第3タッチスイッチ群16に接触していないが、図2(b)では、ユーザの親指が第3タッチスイッチ群16に接触している。もし、図2(b)において、第3タッチスイッチ群16への入力が有効になると、ユーザは第2ダイヤル17を用いて運転席側の空調希望温度を調整しようとしているにも関わらず、第3タッチスイッチ群16の下側に設けられた空調を停止するスイッチに接触したことにより、空調が停止してしまうという状況が生じてしまう。図2では第2ダイヤル17の回転操作を示しているが、第1ダイヤル11の回転操作でも同様に、第1ダイヤル11を時計回りに回転操作したときに、ユーザの人差し指や中指などが第1タッチスイッチ群13に接触することが発生し得る。
図3を用いて、空調コントロール装置10のダイヤル操作時の制御を説明する。本実施形態の空調コントロール装置10のダイヤルには、第1ダイヤル11と第2ダイヤル17とがあるが、ここでは第2ダイヤル17について説明する。図3のステップS101に示すように、制御部は、第2ダイヤル17の回転操作が検出されているか判断する。ダイヤルの回転操作は、ダイヤルが回った際にスイッチが接続することで電気回路に電流が流れることによって検出することができる。図3のステップS101でYESと判断された場合、第2ダイヤル17の回転操作が検出されている場合は、図3のステップS102に示すように、制御部は第2ダイヤル17に隣接する第3タッチスイッチ群16からの入力を無効にする。図3のステップS103に示すように、制御部は第2ダイヤル17の回転操作の終了を検出したら、図3のステップS104に示すように、制御部は第3タッチスイッチ群16からの入力を待機するように制御を復活させる。図3のステップS101でNOと判断された場合、つまり第2ダイヤル17の回転操作が検出されていない場合は、制御部は第3タッチスイッチ群16からの入力を無効とせず、第3タッチスイッチ群16からの入力を待機するように有効に制御する。
以上のように、本実施形態に係る空調コントロール装置10によれば、第2ダイヤル17の回転操作中に、図2(b)に示されるように第2ダイヤル17に隣接して設けられた第3タッチスイッチ群16にユーザが接触した場合であっても、第3タッチスイッチ群16からの入力が無効とされるため、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができ、ダイヤル操作時のタッチスイッチからの誤入力を低減することができる。
第2ダイヤル17と第3タッチスイッチ群16との関係について説明したが、第1ダイヤル11と第1タッチスイッチ群13との関係においても、同様の制御を行うことができる。つまり、第1ダイヤル11を回転操作している場合は、第1タッチスイッチ群13による入力を無効とすることができる。このようにすることで、第1ダイヤル11を回転操作する場合にも、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができる。
ダイヤルの回転操作中に、ダイヤルに隣接するタッチスイッチ群への入力を無効としたが、ダイヤルの回転操作中に、すべてのタッチスイッチへの入力を無効としてもよい。このようにすることで、たとえば、運転席側のユーザが自身から遠い位置にある第1ダイヤル11を操作したときに、手のひらなどで第2タッチスイッチ群15に触れることによって生じ得る、ユーザの意図しない操作を防ぐことができる。
ダイヤルの回転操作中に、タッチスイッチ群単位で入力の無効を行わず、各ダイヤルの回転操作中に接触が生じ易いタッチスイッチについて個別に入力の無効を行ってもよい。たとえば、ユーザが接触し易いタッチスイッチについて、あらかじめ実験した結果を用いたり、ユーザごとに制御部によって学習させた結果を用いたりしてもよく、よりユーザの実態に即した制御を行うことができる。
上述の構成では、図3のステップS101に示すダイヤル操作の検出を、ダイヤルの回転操作が検出された場合としたが、他の構成によってダイヤル操作の検出をしてもよい。たとえば、第1ダイヤル11と第2ダイヤル17とには、ユーザが把持する部分に、ユーザの接触を検知する接触センサを設け、ユーザがダイヤルを把持したことを検知した場合を、図3のステップS101におけるダイヤル操作の検出としてもよい。接触センサは、ダイヤルの加飾用メッキや導電性を有する材料を用いてもよい。この構成により、より早い段階でタッチスイッチへの入力を無効にすることができ、ユーザの意図しない操作を防ぐことができる。また、接触センサにダイヤルの加飾用メッキを用いることで、意匠的にも優れた装置にすることができる。
以上のように、本実施形態の空調コントロール装置10によれば、ユーザが第1ダイヤル11または第2ダイヤル17を操作している場合は、タッチスイッチによる入力を無効とすることができ、ユーザが意図しない誤入力を低減することができる。
次に、図4、5を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。図4は、他の実施形態における空調コントロール装置10の第2ダイヤル17の操作を示す図であり、図5は、他の実施形態における空調コントロール装置10のダイヤル操作時の制御を示す図である。
図4は、ユーザが第2ダイヤル17の回転操作をするため、第2ダイヤル17を掴んだ状態を示している。図4に示すように、ユーザの人差し指は、第3タッチスイッチ群16の上側に設けられたオートエアコンを始動するスイッチに接触している。たとえば、ユーザが空調制御をマニュアル入力に設定し、運転席側の空調希望温度の入力のために第2ダイヤル17を操作しようとしているにも関わらず、第2ダイヤル17の操作より先に第3タッチスイッチ群16の上側に接触したために、空調制御がマニュアル入力からオートエアコンに切り替わってしまうという不具合が生じ得る。
図5を用いて、他の実施形態における空調コントロール装置10のダイヤル操作時の制御を説明する。空調コントロール装置10のダイヤルには、第1ダイヤル11と第2ダイヤル17とがあるが、ここでは第2ダイヤル17について説明する。図5のステップS201に示すように、制御部は、図4に示す、第2ダイヤル17に隣接する第3タッチスイッチ群16へのユーザの接触による入力を検出する。図5のステップS202に示すように、制御部は、第3タッチスイッチ群16へのタッチ入力検出から所定時間内に第2ダイヤル17の回転操作が検出されたか判断する。ここで、所定時間は、たとえば0.1秒などとすることができる。図5のステップS202でYESと判断された場合、つまり第3タッチスイッチ群16へのタッチ入力検出から所定時間内に第2ダイヤル17の回転操作が検出された場合は、図5のステップS203に示すように、第3タッチスイッチ群16で検出された入力をキャンセルし、図5のステップS204に示すように、第2ダイヤル17の回転操作中の第3タッチスイッチ群16からの入力を無効にする。図5のステップS205に示すように、第2ダイヤル17の回転操作の終了を検出したら、図5のステップS206に示すように第3タッチスイッチ群16からの入力を待機するように制御を復活させる。図5のステップS202でNOと判断された場合、つまり第3タッチスイッチ群16へのタッチ入力検出から所定時間内に第2ダイヤル17の回転操作が検出されなかった場合は、図5のステップS207に示すように、第3タッチスイッチ群16へのタッチ入力を確定、たとえば図4に示すように、第3タッチスイッチ群16の上側のオートエアコンを始動するスイッチからの入力を確定し、オートエアコンを始動する。
この実施形態における空調コントロール装置によれば、ユーザが、第2ダイヤル17の操作を意図して第2ダイヤル17を掴む際に、第2ダイヤル17に隣接する第3スイッチ群16に接触した場合であっても、第2ダイヤル17の操作による入力を優先させることができ、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができる。
第2ダイヤル17と第3タッチスイッチ群16との関係について説明したが、第1ダイヤル11と第1タッチスイッチ群13との関係においても、同様の制御を行うことができる。つまり、第1タッチスイッチ群13に接触後、所定時間内に第1ダイヤル11の回転操作が検出された場合は、第1タッチスイッチ群13による入力を無効としてもよい。このようにすることで、第1ダイヤル11を操作する場合にも、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができる。
ダイヤルの回転操作中に、ダイヤルに隣接するタッチスイッチ群への入力を無効としたが、前述の実施形態と同様、ダイヤルの回転操作中に、すべてのタッチスイッチへの入力を無効にすることによって、ユーザの意図しない操作を防ぐこともできる。
次に図6を用いて、他の実施形態について説明する。図6は、この実施形態における空調コントロール装置10のダイヤル操作時の制御を示す図である。空調コントロール装置10のダイヤルには、第1ダイヤル11と第2ダイヤル17とがあるが、ここでは第2ダイヤル17について説明する。前述した実施形態では、タッチスイッチへの入力はタッチスイッチに接触することによって検出されているが、この実施形態では、タッチスイッチに接触後、タッチスイッチから離れる際にタッチスイッチへの入力を検出するタッチスイッチを用いる。図6のステップS301に示すように、制御部は、第2ダイヤル17に隣接する第3タッチスイッチ群16へのユーザの接触を検出する。図6のステップS302に示すように、制御部は、第3タッチスイッチ群16への接触が継続しているか判断する。図6のステップS302でYESと判断された場合、つまり第3タッチスイッチ群への接触が継続している場合は、図6のステップS303に示すように第2ダイヤル17の回転操作が検出されているか判断する。図6のステップS303でYESと判断された場合、つまり、第2ダイヤル17の回転操作が検出された場合は、図6のステップS304に示すように第3タッチスイッチ群16からの入力を無効にする。図6のステップS305に示すように、第2ダイヤル17の回転操作の終了を検出したら、図6のステップS306に示すように第3タッチスイッチ群16からの入力を待機するように制御を復活させる。図6のステップS302でNOと判断された場合、つまり第3タッチスイッチ群16への接触後、接触が解除されている場合は、図6のステップS307に示すように、第3タッチスイッチ群16へのタッチ入力を確定する。図6のステップS303でNOと判断された場合、つまり第2ダイヤル17の操作が検出されていない場合は、図6のステップS302に示すように、再度、第3タッチスイッチ群16への接触が継続中であるか判断をする。
この実施形態における空調コントロール装置によれば、ユーザが、第2ダイヤル17の操作を意図して第2ダイヤル17を掴む際に、第2ダイヤル17に隣接する第3スイッチ群16に接触した場合であっても、第2ダイヤル17の操作による入力を優先させることができ、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができる。
第2ダイヤル17と第3タッチスイッチ群16との関係について説明したが、第1ダイヤル11と第1タッチスイッチ群13との関係においても、同様の制御を行うことができる。つまり、第1タッチスイッチ群13に接触が継続している間に第1ダイヤル11の回転操作が検出された場合は、第1タッチスイッチ群13による入力を無効としてもよい。このようにすることで、第1ダイヤル11を操作する場合にも、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができる。
ダイヤルの操作中に、ダイヤルに隣接するタッチスイッチ群への入力を無効としたが、前述の実施形態と同様、ダイヤルの操作中に、すべてのタッチスイッチへの入力を無効とすることによって、ユーザの意図しない操作を防ぐこともできる。
次に、図7を参照して、本発明の他の実施形態について説明する。図7は、空調コントロール装置の車両走行時の制御を示す図である。図7のステップS401に示すように、制御部は、車両が走行中であるか判断する。図7のステップS401でYESと判断された場合、つまり車両が走行中である場合は、図7のステップS402に示すように、タッチスイッチからの入力を無効にする。図7のステップS401でNOと判断された場合、つまり車両が停止している場合は、図7のステップS403に示すようにタッチスイッチからの入力を待機する。
以上のように、この実施形態の空調コントロール装置によれば、車両の走行中にタッチスイッチからの入力が無効とされるので、ユーザがダイヤルによる入力を行う際にタッチスイッチに接触することによって生じる、ユーザの意図しない操作を防ぐことができる。
また、この実施形態において、入力を無効とするタッチスイッチは、ダイヤルを操作する際に接触し易いダイヤルに隣接するタッチスイッチ群としてもよく、すべてのタッチスイッチとしてもよい。また、ダイヤルに隣接するタッチスイッチ群のみへの入力を無効とする場合は、ダイヤルに隣接するタッチスイッチ群として操作の頻度が少ないスイッチ、たとえば吹き出しの切り替えや空調のオン・オフを切り替えるスイッチなど、を配置してもよい。このように配置することによって、使用頻度の比較的高いスイッチへの入力を維持しつつ、ユーザの意図しない操作が生じることを防ぐことができる。
また、この実施形態において、車両の走行中は、タッチスイッチからの入力を無効にするだけでなく、タッチスイッチを非表示にしてもよい。このようにタッチスイッチを非表示にすることによって、ユーザが車両の走行中はタッチスイッチによる入力ができないことを認識することができる。
各実施形態において、タッチスイッチは、接触または接触が解除される際に入力を検出するものとしたが、接触しなくともタッチ面に所定距離まで近づくことによって入力を検出するようにしてもよい。
以上のように、この本発明の空調コントロール装置によれば、タッチスイッチとダイヤルとを用いて入力を行う際に、ユーザの意図しない誤入力が生じることを低減することができる。
10 空調コントロール装置、11 第1ダイヤル、12 第1プッシュボタン、13 第1タッチスイッチ群、14 表示パネル、15 第2タッチスイッチ群、16 第3タッチスイッチ群、17 第2ダイヤル、18 第2プッシュボタン

Claims (3)

  1. 割り当てられた機能を回転操作に応じて入力するダイヤルと、
    ダイヤルと隣接して設けられ、割り当てられた機能を接触に応じて入力する複数のタッチスイッチと、
    ダイヤルとタッチスイッチとの入力に基づいて車両搭載機器を制御する制御部とを備える車両搭載機器用入力装置であって、
    制御部は、操作者がダイヤルを回転操作している場合に、タッチスイッチによる入力を無効とすることを特徴とする車両搭載機器用入力装置。
  2. 請求項1に記載の車両搭載機器用入力装置であって、
    制御部は、タッチスイッチへの接触後、所定時間内にダイヤルの回転操作が行われた場合は、該タッチスイッチによる入力を無効とすることを特徴とする車両搭載機器用入力装置。
  3. 請求項1に記載の車両搭載機器用入力装置であって、
    ダイヤルは、操作者が把持する部分に使用者の接触を検知する接触センサを含み、
    制御部は、操作者が接触センサに触れている場合に、タッチスイッチによる入力を無効とすることを特徴とする車両搭載機器用入力装置。
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