JP2005150921A - 入力制御装置、入力制御システム - Google Patents

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Abstract


【課題】 確実な設定入力が得られるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】 ナビゲーション装置100は、入力部240にて、この入力部240が有する操作手段の入力操作に基づいて、接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを適宜生成して処理部340の制御信号出力手段へ出力する。制御信号出力手段は、接触検出信号Sgsを取得すると報知制御信号を生成して音声制御手段へ出力し、押圧検出信号Sbtを取得すると処理制御信号を生成して表示制御手段、音声制御手段、案内誘導演算手段へ適宜出力する。ナビゲーション装置100は、音声制御手段にて、接触検出信号Sgsに基づいて操作手段に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させ、表示制御手段、音声制御手段、案内誘導演算手段にて、押圧検出信号Sbtに基づいて操作手段に対応する処理を実施させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、入力操作に応じて所定の処理を実施させる入力制御装置、および、入力制御システムに関する。
従来、各種情報を表示可能な表示部などを備えた例えば電気電子機器などの各種操作の設定入力を、複数の操作ボタンなどを有するリモートコントローラ(以下、リモコンと略す)にて実施する構成が知られている。そして、このような構成において、リモコンや入力操作された操作ボタンなどを表示部に表示させて利用者に報知する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のものは、表示部を有するテレビジョン受像機(以下、TV受像機と略す)と、このTV受像機の各種動作を設定入力するリモコンと、などを備えている。TV受像機は、TV受像機の動作を制御するマイコンと、表示部にリモコンの模式図(以下、リモコン図と略す)などを表示させるOSD(On Screen Display)発生部と、などを備えている。リモコンは、表示部の表示画面を変更する旨などを設定入力する複数の操作ボタンと、表示部にリモコン図を表示させる旨を設定入力する補助ボタンと、などを有している。そして、TV受像機は、マイコンにて、リモコンの補助ボタンの入力操作によりリモコン図を表示させる旨が設定入力されたことを認識すると、OSD発生にて、表示部にリモコン図を表示させる。この後、TV受像機は、マイコンにて、リモコンの操作ボタンのうちのいずれかが入力操作されたことを認識すると、OSD発生部にて、入力操作された操作ボタンに対応するリモコン図の領域の表示形態を変更させて表示させる。
特開2002−330307号公報(第3頁右欄−第4頁右欄)
しかしながら、特許文献1の構成において、利用者が例えばリモコンを見ないで操作ボタンの入力操作を実施した場合、入力操作が実施されるまで入力操作内容が表示されないので、所望の操作ボタンとは異なる操作ボタンの入力操作により、所望の動作とは異なる動作の設定入力をしてしまうおそれがある。このような場合、所望の操作ボタンの入力操作を再度実施する必要があるという問題が一例として挙げられる。
本発明は、これらのような点に鑑みて、確実な設定入力が得られる入力制御装置、および、入力制御システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、入力操作に応じた検出信号を認識し、認識した前記検出信号に応じて第1の制御信号および第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する制御信号出力手段と、各種処理を実施する処理実施手段と、前記第1の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応して前記処理実施手段が実施する処理の内容を音声出力手段にて報知させ、前記第2の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応した処理を前記処理実施手段に実施させる処理制御手段と、を具備したことを特徴とした入力制御装置である。
請求項9に記載の発明は、入力操作に応じて第1の制御信号および第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する入力手段と、各種処理を実施する処理実施手段と、前記第1の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応して前記処理実施手段が実施する処理の内容を音声出力手段にて報知させ、前記第2の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応した処理を前記処理実施手段に実施させる処理制御手段と、を具備したことを特徴とした入力制御装置である。
以下に、本発明の一実施の形態を図面に基づいて説明する。本実施の形態では、本発明の入力制御装置を備えたナビゲーション装置を例示して説明するが、これに限られず入力操作を制御するいずれの構成でも適用できる。
〔ナビゲーション装置の構成〕
図1において、100はナビゲーション装置である。このナビゲーション装置100は、移動体である例えば車両の移動状況に対応して移動に関する案内を報知する装置である。なお、移動体としては、車両に限らず、飛行機、船舶などその他の移動体も対象となる。また、ナビゲーション装置100としては、例えば移動体としての車両に搭載される車載型、携帯型、PDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)、携帯型パーソナルコンピュータなどが例示できる。このナビゲーション装置100は、このナビゲーション装置100が有する地図情報に基づいて、現在位置や目的地に関する情報、目的地までのルート探索や表示、最寄りの所定の店舗の検索やその表示あるいは店舗のサービス内容に関する情報の表示などを実施する。そして、ナビゲーション装置100は、表示装置200と、本体部300と、を備えている。
表示装置200は、本体部300と各種情報が送受信可能に接続され本体部300による制御にて動作可能とされている。この表示装置200は、図2に示すように、筐体210を備えている。この筐体210は、例えば合成樹脂などにより図示しない内部空間を有した略箱状に形成され、正面略中央には表示窓211が開口形成されている。表示装置200は、表示窓211が車両の図示しないダッシュボードに配設される、いわゆるオンダッシュボード型とされている。なお、ここでは、表示装置200がオンダッシュボード型である構成について例示するがこれに限られない。そして、表示装置200の筐体210内には、図1に示すように、表示装置200を構成する、表示手段としての表示部220と、音声出力手段としての音声出力部230と、入力手段としての入力部240と、などが配設されている。
表示部220は、本体部300にて制御され本体部300から出力される画像データの信号Sdpを画面表示する図2に示すような表示面221を有し、この表示面221が筐体210の表示窓211に臨んで筐体210内に配設されている。画面表示する画像データとしては、例えば地図情報や検索情報などの画像データの他、図示しないTV受信機で受信したTV画像データ、外部装置など光ディスクや磁気ディスク、メモリカードなどの記録媒体に記録されドライブやドライバなどにて読み取った画像データ、入力部240に対応する処理内容に関する画像データなどである。この表示部220としては、例えば液晶パネルや有機EL(Electro Luminescence)パネル、PDP(Plasma Display Panel)、CRT(Cathode-Ray Tube)、FED(Field Emission Display)、電気泳動ディスプレイパネルなどが例示できる。
音声出力部230は、例えば図示しないスピーカなどの発音手段を有し、表示装置200の筐体210内に配設されている。この音声出力部230は、本体部300にて制御され、本体部300からの音声データなどの各種信号Sadを発音手段から音声により出力する。音声により出力する情報としては例えば車両の走行方向や走行状況、交通状況、入力部240に対応する処理内容に関する情報などで、車両の走行を案内する上で運転者などの搭乗者に報知する。また、発音手段は、例えばTV受信機で受信したTV音声データや記録媒体などに記録された音声データなどをも適宜出力可能である。なお、音声出力部230は、表示装置200に配設された構成に限らず、車両に配設されている発音手段を利用する構成としてもよい。
入力部240は、図2および図3に示すように表示装置200などに設けられた、タッチパネル250と、表示装置入力手段260と、リモートコントローラ入力手段270(以下、リモコン入力手段270と称す)と、などを備えている。なお、入力部240に、音声に基づいて入力操作を実施する音声入力手段を備えた構成などとしてもよい。
タッチパネル250は、表示装置200の表示面221に設けられている。このタッチパネル250の入力操作としては、例えばナビゲーション装置100の動作内容の設定などの設定事項である。具体的には、取得する情報の内容や取得する条件などの設定、目的地の設定、情報の検索、車両の移動状況である走行状態を表示させる設定、表示面221に画面表示させる地図の縮尺の設定、音声出力部230から出力される音量の設定、表示の切換や調整などの設定などが例示できる。
そして、タッチパネル250は、例えば本体部300の制御にて表示面221に画面表示される図2や図4に示すようなコマンドボタン222,223にそれぞれ対応する領域が接触されたことを認識すると、この領域が押圧されたか否かを判断する。具体的には、タッチパネル250は、コマンドボタン222,223に対応する領域に例えば圧力が加わったことを認識すると、この圧力が加わった領域が接触されたと判断する。この後、この領域の圧力やその変化量などが、所定時間の例えば2秒以内に所定量以上となったか否かを判断する。なお、ここでは、所定時間を2秒とした構成について例示するが、これに限らず3秒や0.5秒などその他の時間としてもよい。そして、タッチパネル250は、コマンドボタン222,223に対応する領域に加わった圧力が例えば2秒以内に所定量以上となったと判断するとこの領域が押圧されたと判断し、所定量以上とならなかったと判断するとこの領域が押圧されずに接触されたと判断する。
なお、ここでは、コマンドボタン222,223に対応する領域に加わった圧力に基づいて、この領域が押圧されたか否かを判断する構成について例示するが、これに限らず例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、コマンドボタン222,223に対応する領域の電流、温度、光量、磁気などの物理量や、それらの変化量などに基づいて押圧されたか否かを判断する構成など、適宜他の構成としてもよい。
この後、タッチパネル250は、コマンドボタン222,223に対応する領域が接触されたと判断すると、この領域が接触された旨を伝達する接触情報と、この接触された領域を特定する操作部特定情報と、を有する検出信号としての接触検出信号Sgsを適宜生成して本体部300へ出力する。また、タッチパネル250は、コマンドボタン222,223に対応する領域が押圧されたと判断すると、この領域が押圧された旨を伝達する押圧情報と、この押圧された領域を識別する領域識別情報と、を有する検出信号としての押圧検出信号Sbtを適宜生成して本体部300へ出力する。
表示装置入力手段260は、筐体210の正面下方に複数並設された操作手段としての操作ボタン261と、操作ボタン261の右隣に並設された操作手段としての操作つまみ262と、筐体210内に配設された図示しない検出信号生成部と、などを備えている。
操作ボタン261は、例えばゴムやプラスチックなどの材料により例えば短尺の略円柱状に形成され、図2における紙面の裏面方向に進退可能に設けられている。この操作ボタン261の入力操作としては、例えばナビゲーション装置100の動作内容の設定などの設定事項である。具体的には、表示面221に画面表示させる地図の縮尺の設定、音声出力部230から出力される音量の設定、表示の切換などの設定などが例示できる。操作ボタン261の内部には、図示しないセンサが設けられている。なお、ここでは、センサを操作ボタン261の内部に設けた構成について例示したが、これに限らず例えば操作ボタン261の表面、周縁、近傍などに設けた構成などとしてもよい。このセンサとしては、例えば圧力、電流、温度、光量、磁気などの物理量やそれらの変化量を検出する構成などが例示できるがこれに限られない。また、センサとしては、接触式や非接触式などいずれのセンサを用いることができる。
操作つまみ262は、例えばゴムやプラスチックなどの材料により例えば略円板状に形成され、図2における上下左右方向に傾倒可能に、かつ、図2における紙面の裏面方向に進退可能に設けられている。この操作つまみ262の入力操作としては、例えばナビゲーション装置100の動作内容の設定などの設定事項である。具体的には、取得する情報の内容や取得する条件などの設定、目的地の設定、情報の検索、車両の移動状況である走行状態を表示させる設定、表示の調整などの設定などが例示できる。この操作つまみ262は、例えば断面略M字状であり、かつ、例えば表面の略中央から例えば略半球状に突出された決定操作部262Aが設けられた形状に形成されている。この決定操作部262Aは、例えば図4に示すような、カーソル224にて囲まれたコマンドボタン223に対応する処理内容である例えば「住所」に基づいた検索の実施を要求する際に、利用者にて入力操作される部分である。また、操作つまみ262には、決定操作部262Aを囲むように隣接された複数の選択操作部262Bが設けられている。この選択操作部262Bは、例えば図4に示すようなカーソル224を移動させる際に、利用者にて入力操作される部分である。そして、操作つまみ262の内部における決定操作部262Aおよび選択操作部262Bにそれぞれ対応する位置には、図示しないセンサが設けられている。なお、操作ボタン261のセンサと同様に、センサを操作つまみ262における決定操作部262Aおよび選択操作部262Bに対応する表面、操作つまみ262の周縁、近傍などに設けた構成などとしてもよい。また、センサとしては、操作ボタン261に設けられたものと同様のセンサが例示できるがこれに限られない。
検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262の入力操作に基づいて、タッチパネル250と同様の処理を実施して、接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを生成して本体部300へ出力する。具体的には、検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262のセンサにて、所定の方向への例えば圧力が加わったことを検出すると、タッチパネル250と同様の処理により、この操作ボタン261や操作つまみ262が所定の方向に押圧されたか否かを判断する。例えば検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262のセンサにて所定の方向への圧力が加わったことを検出すると、この圧力やその変化量などが所定時間の例えば2秒以内に所定量以上となったか否かを判断する。そして、検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262に加わった所定の方向への圧力が例えば2秒以内に所定量以上とならなかったと判断すると、この領域が所定の方向に押圧されずに接触されたと判断する。この後、検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262が接触されたことを伝達する接触情報と、この接触された操作ボタン261や操作つまみ262を特定する操作部特定情報と、を有する接触検出信号Sgsを適宜生成して本体部300へ出力する。また、検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262に加わった所定の方向への圧力が例えば2秒以内に所定量以上となったと判断すると、この領域が押圧されたと判断する。この後、検出信号生成部は、操作ボタン261や操作つまみ262が押圧されたことを伝達する押圧情報と、この押圧された操作ボタン261や操作つまみ262を特定する操作部特定情報と、を有する押圧検出信号Sbtを適宜生成して本体部300へ出力する。
なお、ここでは、操作ボタン261や操作つまみ262のセンサにて検出した圧力に基づいて、この操作ボタン261や操作つまみ262が押圧されたか否かを判断する構成について例示するが、これに限らず例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、操作ボタン261や操作つまみ262のセンサにて検出した例えば所定の領域の電流、温度、光量、磁気などの物理量や、それらの変化量などに基づいて押圧されたか否かを判断する構成など、適宜他の構成としてもよい。
リモコン入力手段270は、本体部300から着脱可能に設けられた図3に示すようなリモートコントローラ400(以下、リモコン400と略す)と、表示装置200の筐体210の正面あるいは上面などに設けられた検出窓212に臨んで配設されたリモコン受光部280と、などを備えている。
リモコン400は、例えば合成樹脂などにより図示しない内部空間を有する薄型略矩形箱状に形成されたケース体410を有している。このケース体410は、例えば面積が一番大きい一方の面が操作部配設面411とされ、例えば面積が一番小さい一方の面が信号出射面412とされている。そして、リモコン400は、操作部配設面411の略中央に配設された操作手段としてのリモコンつまみ420と、このリモコンつまみ420の周囲を囲むように並設された4つの操作手段としてのリモコンボタン430と、信号出射面412の長手方向略中央に形成された検出窓413に臨んで配設されたリモコン信号生成部440と、など備えている。
リモコンつまみ420は、例えばゴムやプラスチックなどの材料により例えば略円錐台形状に形成され、図3における上下左右方向に傾倒可能に、かつ、図3における紙面の裏面方向に進退可能に設けられている。このリモコンつまみ420の入力操作としては、表示装置入力手段260の操作つまみ262と同様の設定事項である。また、リモコンつまみ420は、例えば断面略M字状であり、かつ、例えば表面の略中央から例えば略半球状に突出された決定操作部421が設けられた形状に形成されている。この決定操作部421は、操作つまみ262の決定操作部262Aと同様に、カーソル224にて囲まれたコマンドボタン223に対応する処理を要求する際に、利用者にて入力操作される部分である。また、リモコンつまみ420には、決定操作部421を囲むように隣接された複数の選択操作部422が設けられている。この選択操作部422は、操作つまみ262の選択操作部262Bと同様に、カーソル224を移動させる際に、利用者にて入力操作される部分である。そして、リモコンつまみ420の内部における決定操作部421および選択操作部422にそれぞれ対応する位置には、図示しないセンサが設けられている。なお、表示装置入力手段260の操作つまみ262と同様に、センサをリモコンつまみ420における決定操作部421および選択操作部422に対応する表面、リモコンつまみ420の周縁、近傍などに設けた構成などとしてもよい。また、このセンサとしては、表示装置入力手段260の操作つまみ262に設けられたものと同様のセンサが例示できるがこれに限られない。
リモコンボタン430は、例えばゴムやプラスチックなどの材料により例えば薄型略矩形箱状に形成され、図3における紙面の裏面方向に進退可能に設けられている。このリモコンボタン430の入力操作としては、表示装置入力手段260の操作ボタン261と同様の設定事項である。また、リモコンボタン430の内部には、図示しないセンサが設けられている。なお、表示装置入力手段260の操作ボタン261と同様に、このセンサをリモコンボタン430の表面、周縁、近傍などに設けた構成などとしてもよい。このセンサとしては、表示装置入力手段260の操作ボタン261に設けられたものと同様のセンサなどが例示できるがこれに限られない。
リモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430の入力操作に基づいて、表示装置入力手段260の検出信号生成部と同様の処理を実施して、接触センサ信号または押圧センサ信号を生成してリモコン受光部280へ出力する。具体的には、リモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430のセンサにて、所定の方向への例えば圧力が加わったことを検出すると、検出信号生成部と同様の処理により、このリモコンつまみ420やリモコンボタン430が押圧されたか否かを判断する。例えばリモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430のセンサにて、所定の方向への圧力が加わったことを検出すると、この圧力やその変化量などが所定時間の例えば2秒以内に所定量以上となったか否かを判断する。そして、リモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430に加わった所定の方向への圧力が例えば2秒以内に所定量以上とならなかったと判断すると、この領域が押圧されずに接触されたと判断する。この後、リモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430が接触されたことを伝達する接触情報と、この接触されたリモコンつまみ420やリモコンボタン430を特定する操作部特定情報と、を有する接触センサ信号を適宜生成して、例えば赤外線を利用してリモコン受光部280へ出力する。また、リモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430に加わった所定の方向への圧力が例えば2秒以内に所定量以上となったと判断すると、この領域が押圧されたと判断する。この後、リモコン信号生成部440は、リモコンつまみ420やリモコンボタン430が押圧されたことを伝達する押圧情報と、この押圧されたリモコンつまみ420やリモコンボタン430を特定する操作部特定情報と、を有する押圧センサ信号を適宜生成して、例えば赤外線を利用してリモコン受光部280へ出力する。
なお、ここでは、リモコンつまみ420やリモコンボタン430のセンサにて検出した所定の方向への圧力に基づいて、このリモコンつまみ420やリモコンボタン430が所定の方向に押圧されたか否かを判断する構成について例示するが、これに限らず例えば以下のような構成などとしてもよい。すなわち、リモコンつまみ420やリモコンボタン430のセンサにて検出した例えば電流、温度、光量、磁気などの物理量や、それらの変化量などに基づいて所定の方向に押圧されたか否かを判断する構成など、適宜他の構成としてもよい。また、赤外線を利用して接触センサ信号または押圧センサ信号を出力する構成について例示したが、これに限らず例えば電波、音波などの他の無線媒体や、リード線などの有線媒体などを利用して出力する構成としてもよい。
リモコン受光部280は、リモコン400からの赤外線を受光する。そして、この赤外線が押圧センサ信号を有している場合、この押圧センサ信号を押圧検出信号Sbtに適宜変換して処理部340へ出力する。また、リモコン受光部280は、受光した赤外線が接触センサ信号を有している場合、この接触センサ信号を接触検出信号Sgsに適宜変換して本体部300へ出力する。
なお、以下において、タッチパネル250におけるコマンドボタン222,223に対応する領域、表示装置入力手段260の操作ボタン261や操作つまみ262、リモコン400のリモコンつまみ420やリモコンボタン430などを、入力部240の操作手段と適宜称して説明する。
本体部300は、図1に示すように、センサ部310と、記憶手段320と、メモリ330と、処理部340と、などを備えている。なお、本体部300に設けられた処理部340、および、表示装置200などに設けられた入力部240にて、本発明の入力制御装置が構成されている。
センサ部310は、移動体である例えば車両の移動の状態、すなわち現在位置や走行状況などを検出して処理部340に所定の信号Sscとして出力する。このセンサ部310は、例えば図示しないGPS(Global Positioning System)受信部と、図示しない速度センサ、方位角センサおよび加速度センサなどの各種センサなどにて構成されている。
GPS受信部は、図示しない人工衛星であるGPS衛星から出力される航法電波を図示しないGPSアンテナにて受信する。そして、GPS受信部は、受信した航法電波に対応した信号に基づいて現在位置の擬似座標値を演算し、GPSデータとして処理部340に出力する。
また、センサ部310のセンサである速度センサは、移動体である例えば車両に配設され、車両の移動速度である走行速度に対応して変動する信号に基づいて、車両の走行速度や実際の加速度を検出する。この速度センサは、例えば車軸や車輪の回転により出力されるパルス信号や電圧値などを読み取る。そして、速度センサは、読み取ったパルス信号や電圧値などの検出情報を処理部340へ出力する。センサである方位角センサは、車両に配設され、図示しないいわゆるジャイロセンサを有し、車両の方位角すなわち車両が前進する走行方向を検出する。この方位角センサは、検出した走行方向に関する検出情報である信号を処理部340へ出力する。センサである加速度センサは、車両に配設され、車両の走行方向における加速度を検出する。この加速度センサは、検出した加速度を、例えばパルスや電圧などによる検出情報であるセンサ出力値に変換し、処理部340へ出力する。
記憶手段320は、例えば地図情報やこの地図情報における所定の地点の情報を取得するための検索情報などを格納、すなわち読み出し可能に記憶する。この記憶手段320としては、HD(Hard Disk)などの磁気ディスク、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスク、光磁気ディスク、メモリカードなどの各種記録媒体から各種情報を読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成などが例示できる。
メモリ330は、入力部240で入力操作される設定事項や音楽データや画像データなどの各種情報を適宜読み出し可能に記憶する。また、メモリ330には、ナビゲーション装置100全体を動作制御するOS(Operating System)上に展開される各種プログラムなどを記憶している。このメモリ330としては、例えば停電などにより突然電源が落ちた際にも記憶が保持される構成のメモリ、例えばCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)メモリなどを用いることが望ましい。なお、メモリ330としては、HDや光ディスク、メモリカードなどの各種記録媒体に読み出し可能に記憶するドライブやドライバなどを備えた構成としてもよい。
処理部340は、図示しない各種入出力ポート、例えばGPS受信部が接続されるGPS受信ポート、各種センサがそれぞれ接続されるセンサポート、表示装置200が接続される表示装置制御ポート、記憶手段320が接続される記憶ポート、メモリ330が接続されるメモリポートなどを有する。そして、処理部340は、各種プログラムとして、図5に示すように、信号出力手段としても機能する制御信号出力手段341と、処理実施手段としても機能する処理制御手段としての表示制御手段342と、処理実施手段としても機能する処理制御手段としての音声制御手段343と、処理実施手段としての案内誘導演算手段344と、などを備えている。
制御信号出力手段341は、入力部240から入力される押圧検出信号Sbtまたは接触検出信号Sgsを適宜取得する。そして、制御信号出力手段341は、押圧検出信号Sbtを取得すると、この押圧検出信号Sbtに記載された押圧情報および操作部固有情報に基づいて、押圧されている入力部240の操作手段を認識する。そして、この認識した入力部240の操作手段に対応する処理の実施を要求する第2の制御信号としての処理制御信号を生成して、表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344に適宜出力する。例えば、制御信号出力手段341は、音声出力部230から出力される音量を大きくする操作ボタン261が押圧されていると認識した場合、音量を大きくする旨を要求する処理制御信号を生成して、音声制御手段343へ出力する。
また、制御信号出力手段341は、接触検出信号Sgsを取得すると、この接触検出信号Sgsに記載された接触情報および操作部固有情報に基づいて、接触されている入力部240の操作手段を認識する。そして、この認識した入力部240の操作手段に対応する処理内容の報知を要求する第1の制御信号としての報知制御信号を生成して、表示制御手段342および音声制御手段343に出力する。例えば、制御信号出力手段341は、例えば音量を大きくする操作ボタン261が接触されていると判断した場合、この操作ボタン261に対応する処理内容を報知する旨を要求する報知制御信号を生成して、表示制御手段342および音声制御手段343へ出力する。
なお、ここでは、制御信号出力手段341にて、押圧検出信号Sbtを取得した場合に処理制御信号を生成し、接触検出信号Sgsを取得した場合に報知制御信号を生成する構成について例示したが、これに限られない。例えば、押圧検出信号Sbtを取得した場合に報知制御信号を生成し、接触検出信号Sgsを取得した場合に処理制御信号を生成する構成などとしてもよい。
表示制御手段342は、表示部220を制御して各種情報を表示部220で画面表示させる。この表示制御手段342は、表示部220を制御して、車両の走行状況に対応して車両の移動に関する案内、例えば車両の走行を支援する内容の案内を表示面221に画面表示させる。
また、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から出力される処理制御信号に基づいて、この処理制御信号にて要求された入力部240の操作手段に対応する処理を実施する。具体的には、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から例えば表示面221に詳細地図を画面表示させる旨を要求する処理制御信号を取得すると、表示部220を制御して、表示面221に詳細地図を画面表示させる。
さらに、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から例えば表示面221にメニュー画面を画面表示させたり、画面表示された表示画面を1つ前の表示画面に戻す旨を要求する処理制御信号を取得すると、以下のような処理を実施する。すなわち、表示制御手段342は、表示部220を制御して、例えば図2や図4に示すような、タッチパネル250の入力操作位置を示す複数のコマンドボタン222,223や、これらコマンドボタン222,223のうちのいずれか1つの周囲にカーソル224などを適宜表示させる。また、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から操作つまみ262の選択操作部262Bやリモコンつまみ420の選択操作部422の入力操作により、カーソル224を移動させる旨を要求する処理制御信号を取得すると、カーソル224を適宜移動させて画面表示させる。
また、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から出力される報知制御信号に基づいて、この報知制御信号にて要求された入力部240の操作手段に対応する処理内容の報知を実施する。具体的には、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から例えば詳細地図を画面表示させるリモコンボタン430に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、表示制御手段342は、表示部220を制御して、詳細地図を画面表示させずに、例えば図6に示すようにリモコン400の模式図225を画面表示させる。そして、報知制御信号にて処理内容の報知が要求されているリモコンボタン430に対応する表示領域225Aを、他のリモコンボタン430やリモコンつまみ420に対応する表示領域225Bの表示形態とは異なる表示形態で表示させる。
さらに、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から例えば音量を大きくする操作ボタン261に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば図7に示すように操作ボタン261および操作つまみ262の模式図226を画面表示させる。そして、報知制御信号にて処理内容の報知が要求されている操作ボタン261に対応する表示領域226Aを、他の操作ボタン261や操作つまみ262に対応する表示領域226Bの表示形態とは異なる表示形態で表示させる。
なお、これら異なる表示形態で表示させる構成としては、例えば表示領域225A,226Aを点滅させて表示させる構成や、例えば表示色、輝度、明るさなどを異なるもので表示させる構成などが例示できるがこれに限られない。
また、表示制御手段342は、例えば表示面221に図4に示すような表示画面が画面表示されている状況において、制御信号出力手段341から決定操作部262Aに対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、表示制御手段342は、表示部220を制御して、「住所」に基づいた検索処理を実施する際の表示画面を画面表示させずに、例えば図8に示すように操作ボタン261および操作つまみ262に模式図227を画面表示させる。そして、報知制御信号にて処理内容の報知が要求されている決定操作部262Aに対応する表示領域227Aを、他の操作ボタン261や操作つまみ262に対応する表示領域227Bの表示形態とは異なる表示形態で表示させる。
そして、表示制御手段342は、例えば表示面221に図4に示すような表示画面が画面表示されている状況において、制御信号出力手段341からカーソル224を右側に移動させる選択操作部262Bに対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、表示制御手段342は、表示部220を制御して、カーソル224を右側に移動させた表示画面を画面表示させずに、図9に示すように操作ボタン261および操作つまみ262の模式図228を画面表示させる。そして、報知制御信号にて処理内容の報知が要求されている選択操作部262Bに対応する表示領域228Aを、他の操作ボタン261や操作つまみ262に対応する表示領域228Bの表示形態とは異なる表示形態で表示させる。
なお、異なる表示形態で表示させる構成としては、上述したものと同様に、例えば表示領域227A,228Aを点滅させて表示させる構成や、例えば表示色、輝度、明るさなどを異なるもので表示させる構成などが例示できるがこれに限られない。
音声制御手段343は、音声出力部230を制御して各種音声を音声出力部230から出力させる。この音声制御手段343は、音声出力部230を制御して、車両の走行状況に対応して車両の移動に関する案内、例えば車両の走行を支援する内容の案内を音声出力部230から出力させる。
また、音声制御手段343は、制御信号出力手段341から出力される処理制御信号に基づいて、この処理制御信号にて要求された入力部240の操作手段に対応する処理を実施する。具体的には、音声制御手段343は、制御信号出力手段341から例えば音量を大きくする旨を要求する処理制御信号を取得すると、音声出力部230を制御して、音声出力部230から出力させている音声の音量を大きくする。
さらに、音声制御手段343は、制御信号出力手段341から出力される報知制御信号に基づいて、この報知制御信号にて要求された入力部240の操作手段に対応する処理内容の報知を実施する。具体的には、音声制御手段343は、制御信号出力手段341から例えば詳細地図を画面表示させるリモコンボタン430に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、音声制御手段343は、音声出力部230を制御して、例えば「詳細地図を表示します」などのリモコンボタン430に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。
また、音声制御手段343は、制御信号出力手段341から例えば音量を大きくする操作ボタン261に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、音声制御手段343は、音声出力部230を制御して、音声出力部230から出力させている音声の音量を大きくせずに、例えば「音量を大きくします」などの操作ボタン261に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。
そして、音声制御手段343は、例えば表示面221に図4に示すような表示画面が表示されている状況において、制御信号出力手段341から決定操作部262Aに対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、例えば以下のような処理を実施する。すなわち、音声制御手段343は、音声出力部230を制御して、例えば「住所を選択します」などの決定操作部262Aに対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。
また、音声制御手段343は、例えば表示面221に図4に示すような表示画面が表示されている状況において、制御信号出力手段341からカーソル224を右側に移動させる選択操作部262Bに対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、以下のような処理を実施する。すなわち、音声制御手段343は、音声出力部230を制御して、例えば「カーソルを右に移動させます」などの選択操作部262Bに対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。なお、選択操作部262Bに対応する処理が実施された際に選択される項目を報知する「電話番号が選択されます」などの音声を、音声出力部230から出力させる構成などとしてもよい。または、音声制御手段343は、音声出力部230を制御して、例えば「右カーソル」などの入力操作される操作つまみ262の名称を報知する音声を音声出力部230から出力させてもよい。
案内誘導演算手段344は、制御信号出力手段341から出力される処理制御信号に基づいて、例えばルート探索、情報の検索などの移動体の移動状況に対応した各種案内を実施するための演算を適宜実施する。具体的には、案内誘導演算手段344は、制御信号出力手段341から例えばルート探索を要求する処理制御信号を取得すると、ルート探索を実施する。
〔ナビゲーション装置の動作〕
次に、ナビゲーション装置100の動作を図面を参照して説明する。
(タッチパネルまたは表示装置入力手段を用いた入力制御処理)
まず、ナビゲーション装置100の動作として、タッチパネル250または表示装置入力手段260を用いた入力制御処理について、図10に基づいて説明する。なお、ここでは、ナビゲーション装置100にて、利用者の設定入力により任意の処理が実施された後の入力制御処理を例示して説明するが、前述した任意の処理の際にも同様の入力制御処理が実施されている。図10は、タッチパネルまたは表示装置入力手段を用いた入力制御処理を示すフローチャートである。
まず、ナビゲーション装置100は、利用者の設定入力により任意の処理を実施した後、入力待機状態となる。そして、ナビゲーション装置100は、図10に示すように、タッチパネル250や表示装置入力手段260の検出信号生成部にて、例えば利用者の例えば指がタッチパネル250や表示装置入力手段260の操作手段、すなわち、コマンドボタン222,223に対応する領域、操作ボタン261、操作つまみ262のいずれかに接触していると判断すると(ステップS101)、この接触された操作手段が押圧されたか否かを判断する(ステップS102)。
そして、タッチパネル250や検出信号生成部は、操作手段が押圧されたと判断すると、押圧検出信号Sbtを生成して処理部340へ出力する(ステップS103)。タッチパネル250は、例えば図4に示すような「ジャンル」を選択するコマンドボタン223に対応する領域が押圧されたと判断すると、この領域が押圧されたことを伝達する押圧情報と、この領域を特定する操作部特定情報と、を有する押圧検出信号Sbtを生成して処理部340へ出力する。
この後、処理部340は、制御信号出力手段341にて、押圧検出信号Sbtを取得すると、この取得した押圧検出信号Sbtに基づいて、押圧された操作手段を認識する。そして、制御信号出力手段341は、この認識した操作手段に対応する処理の実施を要求する処理制御信号を生成して、表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344へ適宜出力する(ステップS104)。この後、制御信号出力手段341から入力される処理制御信号を取得した表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344は、処理制御信号に基づいて、押圧された操作手段に対応する処理を実施して(ステップS105)、入力制御処理を終了する。
例えば制御信号出力手段341は、押圧検出信号Sbtを取得すると、この取得した押圧検出信号Sbtに基づいて、押圧された操作手段が例えば図4に示すような「ジャンル」を選択するコマンドボタン223に対応する領域であることを認識する。そして、制御信号出力手段341は、例えば「食事」、「競技場」などの各ジャンルの名称を表示装置200に画面表示させる旨を要求する処理制御信号を生成して表示制御手段342へ出力する。この後、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から入力される処理制御信号を取得すると、この処理制御信号に基づいて、各ジャンルの名称を表示装置200に画面表示させて、入力制御処理を終了する。
一方で、ステップS102において、タッチパネル250や検出信号生成部は、操作手段が押圧されずに接触されたと判断すると、接触検出信号Sgsを生成して処理部340へ出力する(ステップS106)。例えば検出信号生成部は、音量を大きくする操作ボタン261が接触されたと判断すると、この操作ボタン261が接触されたことを伝達する接触情報と、この操作ボタン261を特定する操作部特定情報と、を有する接触検出信号Sgsを生成して処理部340へ出力する。
この後、処理部340は、制御信号出力手段341にて、接触検出信号Sgsを取得すると、この取得した接触検出信号Sgsに基づいて、接触された操作手段を認識する。そして、制御信号出力手段341は、この認識した操作手段に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を生成して、表示制御手段342および音声制御手段343へ出力する(ステップS107)。この後、制御信号出力手段341から出力される報知制御信号を取得した表示制御手段342および音声制御手段343は、報知制御信号に基づいて、接触された操作手段に対応する処理内容の報知を実施して(ステップS108)、入力制御処理を終了する。
例えば制御信号出力手段341は、接触検出信号Sgsを取得すると、この取得した接触検出信号Sgsに基づいて、接触された操作手段が例えば音量を大きく操作ボタン261であることを認識する。そして、制御信号出力手段341は、この操作ボタン261に対応する処理内容を報知する旨を要求する報知制御信号を生成して表示制御手段342および音声制御手段343へ出力する。この後、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から出力される報知制御信号を取得すると、この報知制御信号に基づいて、接触された操作ボタン261に対応する処理内容を報知する図7に示すような模式図226を表示装置200に画面表示させる。また、音声制御手段343は、報知制御信号に基づいて、例えば「音量を大きくします」などの接触された操作ボタン261に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。
(リモコン入力手段を用いた入力制御処理)
次に、ナビゲーション装置100の動作として、リモコン入力手段270を用いた入力制御処理について、図11に基づいて説明する。なお、ここでも、ナビゲーション装置100にて、利用者の設定入力により任意の処理が実施された後の入力制御処理を例示して説明するが、前述した任意の処理の際にも同様の入力制御処理が実施されている。図11は、リモコン入力手段を用いた入力制御処理を示すフローチャートである。
まず、ナビゲーション装置100およびリモコン400は、利用者の設定入力により任意の処理を実施した後、入力待機状態となる。そして、リモコン400は、図11に示すように、リモコン信号生成部440にて、例えば利用者の手がリモコン400の操作手段、すなわち、リモコンつまみ420やリモコンボタン430に接触していると判断すると(ステップS201)、この接触された操作手段が押圧されたか否かを判断する(ステップS202)。
そして、リモコン信号生成部440は、操作手段が押圧されたと判断すると、押圧センサ信号を生成する(ステップS203)。例えばリモコン信号生成部440は、表示画面を1つ前の表示画面に戻すリモコンボタン430が押圧されたと判断すると、このリモコンボタン430が押圧されたことを伝達する押圧情報と、このリモコンボタン430を特定する操作部特定情報と、を有する押圧センサ信号を生成する。そして、この押圧センサ信号を赤外線を利用して、ナビゲーション装置100へ出力する(ステップS204)。
一方で、ステップS202において、リモコン信号生成部440は、操作手段が押圧されずに接触されたと判断すると、接触センサ信号を生成する(ステップS205)。例えばリモコン信号生成部440は、詳細地図を表示させるリモコンボタン430が接触されたと判断すると、このリモコンボタン430が接触されたことを伝達する接触情報と、このリモコンボタン430を特定する操作部特定情報と、を有する接触センサ信号を生成する。そして、ステップS204の処理を実施する。すなわち、リモコン信号生成部440は、生成した接触センサ信号を赤外線を利用して、ナビゲーション装置100へ出力する。
ナビゲーション装置100は、リモコン受光部280にて、リモコン400から送信される赤外線を受光すると(ステップS206)、この赤外線が押圧センサ信号を有しているか否かを判断する(ステップS207)。
ステップS207において、受光した赤外線が押圧センサ信号を有していると判断すると、この押圧センサ信号を押圧検出信号Sbtに適宜変換して処理部340へ出力する(ステップS208)。この後、処理部340は、制御信号出力手段341にて、押圧検出信号Sbtを取得すると、この取得した押圧検出信号Sbtに基づいて、押圧された操作手段を認識する。そして、制御信号出力手段341は、この認識した操作手段に対応する処理の実施を要求する処理制御信号を生成して、表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344へ適宜出力する(ステップS209)。この後、制御信号出力手段341から入力される処理制御信号を取得した表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344は、処理制御信号に基づいて、押圧された操作手段に対応する処理を実施して(ステップS210)、入力制御処理を終了する。
例えば制御信号出力手段341は、押圧検出信号Sbtを取得すると、この取得した押圧検出信号Sbtに基づいて、押圧された操作手段が例えば表示画面を1つ前の表示画面に戻すリモコンボタン430であることを認識する。そして、制御信号出力手段341は、例えば表示画面を1つ前の表示画面に戻す旨を要求する処理制御信号を生成して表示制御手段342へ出力する。この後、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から入力される処理制御信号を取得すると、この処理制御信号に基づいて、表示装置200に画面表示された表示画面を1つ前の表示画面に戻して、入力制御処理を終了する。
一方で、ステップS207において、受光した赤外線が押圧センサ信号ではなく接触センサ信号を有していると判断すると、この接触センサ信号を接触検出信号Sgsに適宜変換して処理部340へ出力する(ステップS211)。この後、処理部340は、制御信号出力手段341にて、接触検出信号Sgsを取得すると、この取得した接触検出信号Sgsに基づいて、接触された操作手段を認識する。そして、制御信号出力手段341は、この認識した操作手段に対応する処理内容の報知の実施を要求する報知制御信号を生成して、表示制御手段342および音声制御手段343へ出力する(ステップS212)。この後、制御信号出力手段341から出力される処理制御信号を取得した表示制御手段342および音声制御手段343は、報知制御信号に基づいて、接触された操作手段に対応する処理内容の報知を実施して(ステップS213)、入力制御処理を終了する。
例えば制御信号出力手段341は、接触検出信号Sgsを取得すると、この取得した接触検出信号Sgsに基づいて、接触された操作手段が例えば詳細地図を表示させるリモコンボタン430であることを認識する。そして、制御信号出力手段341は、このリモコンボタン430に対応する処理内容を報知する旨を要求する報知制御信号を生成して表示制御手段342および音声制御手段343へ出力する。この後、表示制御手段342は、制御信号出力手段341から入力される報知制御信号を取得すると、この報知制御信号に基づいて、詳細地図を画面表示させずに、リモコンボタン430に対応する処理内容を報知する図6に示すような模式図225を画面表示させる。また、音声制御手段343は、報知制御信号に基づいて、例えば「詳細地図を表示します」などのリモコンボタン430に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。
上述したように、上記実施の形態では、ナビゲーション装置100は、入力部240の例えば表示装置入力手段260の図示しない検出信号生成手段にて、例えば操作ボタン261の入力操作に基づいて、接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを適宜生成して制御信号出力手段341へ出力する。そして、制御信号出力手段341は、接触検出信号Sgsを取得すると、この接触検出信号Sgsに基づいて、報知制御信号を適宜生成して音声制御手段343へ出力する。また、制御信号出力手段341は、押圧検出信号Sbtを取得すると、この押圧検出信号Sbtに基づいて、処理制御信号を適宜生成して表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344へ適宜出力する。そして、ナビゲーション装置100は、例えば音声制御手段343にて、例えば音量を大きくする操作ボタン261に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、音声出力部230から出力させる音声の音量を大きくせずに、例えば「音量を大きくします」などの操作ボタン261に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。また、ナビゲーション装置100は、例えば音声制御手段343にて、例えば音量を大きくする操作ボタン261に対応する処理の実施を要求する処理制御信号を取得すると、音声出力部230から出力させる音声の音量を大きくする。
このため、利用者は、入力部240の例えば操作ボタン261などにて設定入力を実施する前に所定の入力操作を実施することにより、ナビゲーション装置100に、例えば操作ボタン261に対応する処理内容を音声により適宜報知させることができる。したがって、利用者は、例えば操作ボタン261に対応する処理をナビゲーション装置100に実施させる前に、この操作ボタン261に対応する処理内容を認識でき、所望の処理に対応する例えば操作ボタン261などを確実に認識でき、確実に設定入力できる。また、利用者は、音声により例えば操作ボタン261などに対応する処理内容を聴取できるので、例えば操作ボタン261などを視認することなくこれらに対応する処理内容を確実に認識でき、確実に設定入力できる。特に、ナビゲーション装置100においては、例えば運転中であっても前方から視線を外すことなく例えば操作ボタン261に対応する処理内容を確実に認識できるので有益である。
また、制御信号出力手段341は、例えば操作ボタン261が接触された際に入力部240から出力される接触検出信号Sgsを取得した際に報知制御信号を出力し、押圧された際に入力部240から出力される押圧検出信号Sbtを取得した際に処理制御信号を出力する。このため、利用者は、例えば操作ボタン261に接触するまたは操作ボタン261を押圧するだけの簡単な入力操作により、ナビゲーション装置100に操作ボタン261に対応する処理内容の報知または処理の実施をさせることができる。したがって、操作が容易なナビゲーション装置100を提供できる。
ナビゲーション装置100に、コマンドボタン222,223に対応する領域の入力操作に応じて接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを出力するタッチパネル250や、操作ボタン261や操作つまみ262の入力操作に応じて接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを出力する表示装置入力手段260を設けている。このため、ナビゲーション装置100と、タッチパネル250や表示装置入力手段260と、を別体とする構成と比べて、ナビゲーション装置100を配設するスペースの小型化を図ることができる。
例えば表示装置入力手段260に、複数の操作ボタン261を設けている。そして、表示装置入力手段260は、検出信号生成手段にて、各操作ボタン261の入力操作に対応する接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを適宜生成して出力する。このため、利用者は、ナビゲーション装置100に、複数の例えば操作ボタン261のそれぞれ対応する処理内容の報知または処理の実施をさせることができる。したがって、利用者は、ナビゲーション装置100の複数の異なる設定入力を確実にできる。
また、表示制御手段342に、例えば詳細地図を表示させるリモコンボタン430に対応する処理内容の報知を要求する報知制御信号を取得すると、このリモコンボタン430に対応する処理内容を報知する例えば図6に示すような模式図225を画面表示させる機能を設けている。このため、利用者は、聴覚に加えて視覚でも例えばリモコンボタン430に対応する処理内容を認識でき、設定入力をより確実にできる。特に、オンダッシュボート型の表示装置200に模式図225を画面表示させる構成としているので、利用者は、運転中であっても前方の車両などから視線を外すことなく前述したような処理内容を認識できる。このため、汎用性がより高いナビゲーション装置100を提供できる。
ナビゲーション装置100に、リモコンつまみ420やリモコンボタン430の入力操作に基づいて、接触センサ信号または押圧センサ信号を適宜生成し、例えば赤外線などの無線媒体を利用して出力するリモコン400と、このリモコン400からの例えば赤外線が有する各センサ信号に基づいて、接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを適宜生成して制御信号出力手段341へ出力するリモコン受光部280と、を設けている。このため、利用者は、リモコン受光部280にて赤外線が受光可能な範囲のいかなる場所においても、ナビゲーション装置100の動作を設定入力できる。したがって、接触センサ信号または押圧センサ信号の送受信に有線媒体を用いる構成と比べて、リモコン400を入力操作する場所の制限を設ける必要が無く、汎用性が高いナビゲーション装置100を提供できる。
〔実施形態の変形〕
なお、本発明は、上述した一実施の形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で以下に示される変形をも含むものである。
すなわち、制御信号出力手段341にて、例えば操作ボタン261が所定時間内に1回だけ押圧や接触された旨を伝達する操作一回検出信号に基づいて報知制御信号を生成して出力し、2回以上押圧や接触された旨を伝達する操作二回検出信号に基づいて処理制御信号を生成して出力する構成としてもよい。このような構成にすれば、利用者は、例えば操作ボタン261を押圧や接触する回数を変更するだけの簡単な入力操作により、ナビゲーション装置100に操作ボタン261に対応する処理内容の報知または処理の実施をさせることができる。したがって、操作が容易なナビゲーション装置100を提供できる。
また、制御信号出力手段341にて、例えば入力部240から入力される操作ボタン261が押圧や接触された旨を伝達する操作検出信号を、所定時間以上認識した場合に報知制御信号を生成して出力し、所定時間以上認識できない場合に処理制御信号を生成して出力する構成としてもよい。このような構成にすれば、利用者は、例えば操作ボタン261を押圧や接触する長さを変更するだけの簡単な入力操作により、ナビゲーション装置100に操作ボタン261に対応する処理内容の報知または処理の実施をさせることができる。したがって、操作が容易なナビゲーション装置100を提供できる。
例えば表示装置入力手段260やリモコン入力手段270の各ボタン261,330や各つまみ262,320を、複数段階的に入力操作可能に設ける。また、検出信号生成部やリモコン信号生成部440に、各ボタン261,330や各つまみ262,320の複数段階的な入力操作に応じて、第一段階検出信号または第二段階検出信号を出力する機能を設ける。そして、制御信号出力手段341にて、表示装置入力手段260やリモコン入力手段270から入力される第一段階検出信号に基づいて例えば報知制御信号を生成して出力し、第二段階検出信号に基づいて例えば処理制御信号を生成して出力する構成としてもよい。このような構成にすれば、利用者は、例えば操作ボタン261の入力操作を多段階的に実施するだけの簡単な方法により、ナビゲーション装置100に操作ボタン261に対応する処理内容の報知または処理の実施をさせることができる。したがって、操作が容易なナビゲーション装置100を提供できる。
入力部240と別体で構成された処理部340に制御信号出力手段341を設けた構成について例示したが、これに限らず入力部240に制御信号出力手段341を設けた構成としてもよい。例えばタッチパネル250や表示装置入力手段260に制御信号出力手段341を設けた場合、タッチパネル250や表示装置入力手段260は、これらの操作手段が接触されたと判断すると、制御信号出力手段341にて報知制御信号を生成して表示制御手段342および音声制御手段343に出力する。一方で、タッチパネル250や表示装置入力手段260は、これらの操作手段が押圧されたと判断すると、制御信号出力手段341にて処理制御信号を生成して表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344に適宜出力する。このため、ステップS103およびステップS107の処理を省略できる。したがって、タッチパネル250や表示装置入力手段260を用いた入力制御処理の処理時間を短縮できる。
また、例えばリモコン入力手段270のリモコン400に制御信号出力手段341を設けた場合、リモコン400は、操作手段が接触されたと判断すると、制御信号出力手段341にて報知制御信号を生成してナビゲーション装置100に出力する。一方で、リモコン400は、操作手段が押圧されたと判断すると、制御信号出力手段341にて処理制御信号を生成してナビゲーション装置100に出力する。そして、ナビゲーション装置100は、報知制御信号を受信すると、この報知制御信号を表示制御手段342および音声制御手段343に出力する。一方で、ナビゲーション装置100は、処理制御信号を受信すると、この処理制御信号を表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344に適宜出力する。このため、ステップS208およびステップS211の処理を省略できる。したがって、リモコン入力手段270を用いた入力制御処理の処理時間を短縮できる。さらに、ナビゲーション装置100の処理部340に制御信号出力手段341を設けないので、処理部340の構成を簡略化でき、ナビゲーション装置100のコストを削減できる。
なお、上述したような入力部240に制御信号出力手段341を設けた構成においても、入力部240の操作手段が所定時間内に例えば押圧された回数や、押圧された時間的な長さ、操作手段の複数段階的な入力操作に応じて、制御信号出力手段341にて、報知制御信号または処理制御信号を生成して出力する構成としてもよい。
表示制御手段342に、報知制御信号を取得した際に、この報知制御信号に基づいて、例えば図6ないし図9に示すような模式図225,226,227,228を画面表示させる機能を設けた構成について例示したが、このような機能を設けない構成としてもよい。このような構成にすれば、表示制御手段342の構成を簡略化でき、ナビゲーション装置100のコストを削減できる。
また、表示制御手段342にて、報知制御信号に基づいて、図6ないし図9に示すような模式図225,226,227,228を画面表示させる構成について例示したが、これに限らず例えば入力部240の操作手段に対応する処理内容を文字にて報知するテキストボックスなどを画面表示させる構成などとしてもよい。また、模式図225,226,227,228とともに前述したようなテキストボックスなどを画面表示させる構成などとしてもよい。このような構成にすれば、利用者は、模式図225,226,227,228に比べて容易に情報を認識可能な文字にて前述したような処理内容を認識でき、複数の異なる設定入力をより容易にできる。
入力部240に、タッチパネル250と、表示装置入力手段260と、リモコン入力手段270と、を備えた構成について例示したが、これに限らず少なくともいずれか1つを備えた構成などとしてもよい。例えば、各入力手段260,270に比べてコストが高いタッチパネル250を設けない構成とすれば、ナビゲーション装置100のコストを削減できる。また、表示装置入力手段260を設けない構成とすれば、表示装置200の筐体210に操作ボタン261や操作つまみ262などを配設するための図示しない嵌挿部を形成する必要がなくなるので、筐体210の構成を簡略化でき、表示装置200の製造性を高めることができる。さらに、リモコン入力手段270を設けない構成とすれば、ナビゲーション装置100とは別体で構成されたリモコン400を配設するスペースを確保する必要がなくなるので、ナビゲーション装置100を配設するスペースを縮小できる。
表示装置入力手段260やリモコン入力手段270の各ボタン261,330や各つまみ262,320に図示しないセンサを設けずに、検出信号生成部やリモコン信号生成部440にて、各ボタン261,330や各つまみ262,320の進退方向や傾倒方向への例えば移動量に基づいて、接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを生成する構成としてもよい。このような構成としては、例えば検出信号生成部やリモコン信号生成部440に、各ボタン261,330や各つまみ262,320の進退方向や傾倒方向への移動量に基づいてオンオフされるスイッチ機構を設け、このスイッチ機構のオンオフを認識して接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを生成する構成などが例示できるがこれに限られない。このような構成にすれば、各ボタン261,330や各つまみ262,320にセンサを設ける必要がなくなるので、各ボタン261,330や各つまみ262,320を1つの部材で構成できる。このため、表示装置200やリモコン400の構成を簡略化でき、コストを削減できたり製造性を向上させることができる。
ナビゲーション装置100を用いて説明したが、例えばテレビジョン装置、ラジオ装置、パーソナルコンピュータなど、操作ボタンや操作つまみなどを有する入力部を備えたその他の構成も適用できる。具体的には、発券機やキャッシュディスペンサなどとしても利用できる。また、利用者が直接携帯する構成、例えば携帯電話やPHS、PDA、ノート型パーソナルコンピュータなどにも適用できる。
さらに、例えば記録媒体などに記録された画像や音声などのコンテンツを再生するコンテンツ再生装置と、このコンテンツ再生装置にネットワークを介して接続され画像や音声などを出力可能なコンテンツ出力装置と、を備えた構成に適用することができる。そして、コンテンツ再生装置の例えば待機状態やコンテンツ再生状態の際に、コンテンツ再生装置やリモートコントローラに設けられた操作ボタンや操作つまみなどの操作手段に対応する処理内容を、コンテンツ出力装置にて音声、または、音声および画像で報知する構成などとしてもよい。
そして、ナビゲーション装置としては、ネットワークを介して各種情報を送受信可能に接続されたサーバ装置から地図情報を取得したり、サーバ装置で演算したルート探索結果を取得したりするなどの通信型のナビゲーション装置も対象とすることができる。さらに、移動体としては、車両に限らず例えば飛行機や船舶など移動するその他の移動体にも適用でき、また移動体は、携帯する利用者の現在位置を装置の現在位置として認識させることで利用者を対象としてもよい。
上述した各機能をプログラムとして構築したが、例えば回路基板などのハードウェアあるいは1つのIC(Integrated Circuit)などの素子にて構成するなどしてもよく、いずれの形態としても利用できる。なお、プログラムや別途記録媒体から読み取らせる構成とすることにより、取扱が容易で、利用の拡大が容易に図れる。
その他、本発明の実施の際の具体的な構造および手順は、本発明の目的を達成できる範囲で他の構造などに適宜変更できる。
〔実施形態の作用効果〕
上述したように、上記実施形態では、ナビゲーション装置100は、例えば入力部240の表示装置入力手段260にて、操作ボタン261の入力操作に基づいて、接触検出信号Sgsまたは押圧検出信号Sbtを適宜生成して制御信号出力手段341へ出力する。そして、制御信号出力手段341は、接触検出信号Sgsを取得すると、この接触検出信号Sgsに基づいて、報知制御信号を適宜生成して音声制御手段343へ出力する。また、制御信号出力手段341は、押圧検出信号Sbtを取得すると、この押圧検出信号Sbtに基づいて、処理制御信号を適宜生成して表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344へ適宜出力する。そして、ナビゲーション装置100は、音声制御手段343にて、接触検出信号Sgsに基づいて、例えば操作ボタン261に対応する処理内容を報知する音声を音声出力部230から出力させる。また、ナビゲーション装置100は、表示制御手段342、音声制御手段343、案内誘導演算手段344にて、押圧検出信号Sbtに基づいて、例えば操作ボタン261に対応する処理を実施させる。
このため、利用者は、例えば入力部240の操作ボタン261などにて設定入力を実施する前に所定の入力操作を実施することにより、ナビゲーション装置100に、操作ボタン261に対応する処理内容を音声により適宜報知させることができる。したがって、利用者は、例えば操作ボタン261に対応する処理をナビゲーション装置100に実施させる前に、この操作ボタン261に対応する処理内容を認識でき、所望の処理に対応する操作ボタン261などを確実に認識でき、確実に設定入力できる。また、利用者は、音声により例えば操作ボタン261などに対応する処理内容を聴取できるので、例えば操作ボタン261などを視認することなくこれらに対応する処理内容を確実に認識でき、運転中であっても前方から視線を外すことなく処理内容を認識でき、確実に設定入力できる。
本発明の一実施の形態に係るナビゲーション装置の概略構成を示すブロック図。 前記一実施の形態における表示装置の概略構成を示す模式図。 前記一実施の形態におけるリモートコントローラの概略構成を示す模式図。 前記一実施の形態における表示装置に画面表示される表示画面の一例を示す模式図。 前記一実施の形態におけるナビゲーション装置の処理部の概略構成を示すブロック図。 前記一実施の形態における報知制御信号に基づいて表示装置に画面表示される表示画面の一例を示す模式図。 前記一実施の形態における報知制御信号に基づいて表示装置に画面表示される表示画面の一例を示す模式図。 前記一実施の形態における報知制御信号に基づいて表示装置に画面表示される表示画面の一例を示す模式図。 前記一実施の形態における報知制御信号に基づいて表示装置に画面表示される表示画面の一例を示す模式図。 前記一実施の形態におけるタッチパネルまたは表示装置入力手段を用いた入力制御処理を示すフローチャート。 前記一実施の形態におけるリモコン入力手段を用いた入力制御処理を示すフローチャート。
符号の説明
220 表示手段としての表示部
230 音声出力手段としての音声出力部
240 入力制御装置を構成する入力手段としての入力部
261 操作手段としての操作ボタン
262 操作手段としての操作つまみ
340 入力制御装置を構成する処理部
341 信号出力手段としても機能する制御信号出力手段
342 処理実施手段としても機能する処理制御手段としての表示制御手段
343 処理実施手段としても機能する処理制御手段としての音声制御手段
344 処理実施手段としての案内誘導演算手段
420 操作手段としてのリモコンつまみ
430 操作手段としてのリモコンボタン
Sgs 検出信号としての接触検出信号
Sbt 検出信号としての押圧検出信号

Claims (17)

  1. 入力操作に応じた検出信号を認識し、認識した前記検出信号に応じて第1の制御信号および第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する制御信号出力手段と、
    各種処理を実施する処理実施手段と、
    前記第1の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応して前記処理実施手段が実施する処理の内容を音声出力手段にて報知させ、前記第2の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応した処理を前記処理実施手段に実施させる処理制御手段と、
    を具備したことを特徴とした入力制御装置。
  2. 請求項1に記載の入力制御装置であって、
    前記制御信号出力手段は、接触および押圧の入力操作に応じた異なる前記検出信号を認識し、前記異なる検出信号に応じて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  3. 請求項1に記載の入力制御装置であって、
    前記制御信号出力手段は、所定時間内に同一の前記検出信号を認識することにより前記第2の制御信号を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  4. 請求項1に記載の入力制御装置であって、
    前記制御信号出力手段は、前記検出信号を認識する時間的な長さを検出し、前記検出した時間的な長さに応じて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の入力制御装置であって、
    前記制御信号出力手段は、入力操作を受け付け、受け付けた前記入力操作に応じた前記検出信号を出力する入力手段と、前記検出信号に基づいて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する信号出力手段と、を備えた
    ことを特徴とした入力制御装置。
  6. 入力操作を受け付け、受け付けた前記入力操作に応じた前記検出信号を出力する入力手段を備えるリモートコントロール装置と、
    請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の入力制御装置と、
    を備えることを特徴とする入力制御システム。
  7. 請求項5又は請求項6に記載の入力制御装置又は入力制御システムであって、
    前記入力手段は、入力操作可能な複数の操作手段を有し、これら操作手段の入力操作に応じた前記検出信号を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置又は入力制御システム。
  8. 請求項7に記載の入力制御装置又は入力制御システムであって、
    前記操作手段は、複数段階的に入力操作可能に設けられ、
    前記入力手段は、前記操作手段の複数段階的な入力操作に応じた前記検出信号を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置又は入力制御システム。
  9. 入力操作に応じて第1の制御信号および第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する入力手段と、
    各種処理を実施する処理実施手段と、
    前記第1の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応して前記処理実施手段が実施する処理の内容を音声出力手段にて報知させ、前記第2の制御信号を取得した場合、前記入力操作に対応した処理を前記処理実施手段に実施させる処理制御手段と、
    を具備したことを特徴とした入力制御装置。
  10. 請求項9に記載の入力制御装置であって、
    前記入力手段は、接触および押圧の入力操作に応じて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  11. 請求項9に記載の入力制御装置であって、
    前記入力手段は、所定時間内に同一の入力操作が為されることにより前記第2の制御信号を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  12. 請求項9に記載の入力制御装置であって、
    前記入力手段は、前記入力操作が為される時間的な長さを検出し、検出した前記時間的な長さに応じて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  13. 請求項9乃至請求項12のいずれかに記載の入力制御装置であって、
    前記入力手段は、入力操作可能な複数の操作手段を有し、これら操作手段の入力操作に応じて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  14. 請求項13に記載の入力制御装置であって、
    前記操作手段は、複数段階的に入力操作可能に設けられ、
    前記入力手段は、前記操作手段の複数段階的な入力操作に応じて前記第1の制御信号および前記第2の制御信号のうちのいずれか一方を出力する
    ことを特徴とした入力制御装置。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の入力制御装置又は入力制御システムであって、
    前記処理制御手段は、前記第1の制御信号を取得すると、前記入力操作に対応して前記処理実施手段が実施する処理の内容を表示手段にて報知させる
    ことを特徴とした入力制御装置又は入力制御システム。
  16. 請求項7乃至請求項8及び請求項13乃至請求項14のいずれかに記載の入力制御装置又は入力制御システムであって、
    前記処理制御手段は、前記第1の制御信号を取得した場合、前記複数の操作手段のうち入力操作された操作手段に対応する音声を前記音声出力手段にて報知させることを特徴とした入力制御装置又は入力制御システム。
  17. 請求項7乃至請求項8及び請求項13乃至請求項14のいずれかに記載の入力制御装置又は入力制御システムであって、
    前記入力手段の画像を表示する表示手段を備え、
    前記処理制御手段は、前記第1の制御信号を取得した場合、前記入力手段の画像において入力操作された前記操作手段に対応する領域を強調するように前記表示手段を制御することを特徴とした入力制御装置又は入力制御システム。
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