JP2011135284A - 携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法 - Google Patents

携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法 Download PDF

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Abstract

【構成】携帯電話機10は、アドレス帳データ(340)が記憶されるRAM34を備え、アドレス帳データ(340)は「山田 ○郎」および「山田 ●郎」のアドレスデータなどから構成される。また、使用者が「山田 ●郎」のアドレスデータが選択された状態でキー入力装置26に対する発信操作を行うと、プロセッサ24はアドレス帳データ340に「山田 ●郎」と同一の姓を持つアドレスデータが有るか否かを判断する。そして、プロセッサ24は、同一の姓を持つアドレスデータが有ると判断した場合に、確認メッセージをディスプレイ30に表示する。
【効果】この発明は、誤発信を軽減することができる携帯電話機10を提供することができる。
【選択図】図1

Description

この発明は、携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法に関し、特にアドレスデータに基づいて発信可能な携帯電話機、その携帯電話機の確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法に関する。
従来、アドレスデータに基づいて発信可能な携帯電話機は広く知られており、この種の装置の一例が、特許文献1に開示されている。この背景技術の情報処理装置は、電子メールの本文から宛先の文字列を検出し、宛名の属性と合致するアドレスをアドレス帳から取得し、送信先のアドレスと不整合があれば、エラーを表示する。また、宛名の属性と合致するアドレスが複数ある場合にも、警告画面が表示される。
特開2009−163353号公報[G06F 13/00]
ところが、特許文献1の情報処理装置では、宛名の文字列そのものが誤っている場合には、必要のないエラー画面が表示されたり、必要なエラー画面が正常に表示されなかったりすることが考えられる。また、宛名の文字列が曖昧な表現、たとえば「○○部署 御中」であれば、1つの宛名に対応する宛名アドレスが多数存在することなり、誤って設定された宛先アドレスがあったとしても、操作者が気づけなくなってしまう。
それゆえに、この発明の主たる目的は、新規な、携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法を提供することである。
この発明の他の目的は、誤発信を軽減することができる、携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法を提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するために、以下の構成を採用した。なお、括弧内の参照符号および補足説明等は、この発明の理解を助けるために記述する実施形態との対応関係を示したものであって、この発明を何ら限定するものではない。
第1の発明は、姓名のうちの一部の情報として姓部を含む発信先情報から構成される発信先情報データベースを有し、発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示して、発信先情報に基づいて発信可能な携帯電話機であって、発信先情報の選択操作を受け付けるとともに、選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける操作部、操作部が選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、発信先情報データベースに、選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する判断部、および判断部によって同一の姓部を持つ発信先情報が含まれると判断されたとき、確認情報を表示する表示部を備える、携帯電話機である。
第1の発明では、携帯電話機(10)は、名字(姓部)と電話番号やメールアドレスが対応付けられた発信先情報(アドレスデータ)から構成される、発信先情報データベース(アドレス帳データ340)が記憶されている。また、携帯電話機は、発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示し、選択された発信先情報に基づいて発信する事ができる。操作部(26)は、たとえばキー入力装置であり、発信先情報の選択操作や、その選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける。判断部(24,S61,S97)は、たとえば「山田」の姓部を含む発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、「山田」の姓部を持つ他の発信先情報(類似アドレス)が発信先情報データベースに含まれるかを判断する。そして、表示部(24,S63,S99)は、たとえば「山田」の姓部を持つ他の発信先情報が発信先情報データベースに含まれていれば、確認情報を表示する。
第1の発明によれば、発信操作が行われる際に、選択された発信先情報と異なる同一の姓部を持つ他の発信先情報が表示されるため、誤発信が軽減される。
第2の発明は、第1の発明に従属し、同一の姓部を持つ少なくとも2つ以上の発信先情報から構成される誤発信防止用データベースを記憶する記憶部をさらに備え、判断部は、誤発信防止用データベースに基づいて、選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する。
第2の発明では、記憶部(34)は、たとえば「山田」の姓部を持つ2つの発信先情報から構成される誤発信防止用データベースを記憶する。そして、判断部は、この誤発信防止用データベースに基づいて、選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する。
第2の発明によれば、誤発信防止用データベースに基づいて判断することで、確認情報が表示されるまでの処理時間を短くすることができる。
第3の発明は、第2の発明に従属し、操作部は、発信先情報データベースに対する新規発信先情報の登録操作をさらに受け付け、新規発信先情報から姓部を抽出する抽出部、および抽出部によって抽出された姓部と同一の姓部を含む発信先情報があるとき、その発信先情報と新規発信先情報とを誤発信防止用データベースに登録する登録部をさらに備える。
第3の発明では、操作部に対して登録操作が行われると、発信先情報データベースには新規発信先情報が登録される。抽出部(24,S11)は、たとえば新規発信先情報に含まれる姓名が「山田 ●郎」であれば、姓部として「山田」を抽出する。登録部(24,S17)は、たとえば発信先情報データベースに「山田 ○郎」の発信先情報が含まれていれば、「山田 ○郎」と「山田 ●郎」との発信先情報を誤発信防止用データベースに登録する。
第3の発明によれば、同一の姓部を持つ発信先情報が有る場合だけ、誤発信防止用データベースに登録することで、誤発信防止用データベースのデータ量を抑えることができる。
第4の発明は、第3の発明に従属し、発信先情報は、名部をさらに含み、抽出部は、姓部と名部との間に入力される入力情報に基づいて姓部を抽出する文字抽出部を含む。
第4の発明では、発信先情報には、たとえば「●郎」などの名部がさらに含まれる。文字抽出部(24,S33)は、姓部と名部との間に入力される入力情報(他には、コンマ,中点など)に基づいて姓部を抽出する文字抽出部を含む。
第4の発明によれば、容易に入力可能な入力情報を利用することで、姓部を簡単に抽出できる。
第5の発明は、第3発明に従属し、操作部は、文字入力操作および文字確定操作をさらに受け付け、抽出部は、姓部が入力されるとき、一度目の文字確定操作に応じて姓部を抽出する確定操作抽出部を含む。
第5の発明では、操作部は、たとえば使用者による文字入力操作と文字確定操作とをさらに受け付ける。確定操作抽出部(24,S123)は、たとえば「やまだ」の文字列が入力され、「山田」の文字列に変換された後に、文字確定操作が行われると、「山田」の文字列を姓部として抽出する。
第5の発明によれば、姓部の判定を行う際に、使用者の文字確定操作に応じて姓部を抽出するようにすることで、使用者は、意識せずに姓部を抽出できる。
第6の発明は、第3の発明ないし第5の発明のいずれかに従属し、操作部は、姓部の抽出操作をさらに受け付け、抽出部は、操作部が抽出操作を受け付けたとき、その抽出操作に応じて姓部を抽出する操作抽出部をさらに含む。
第6の発明では、操作部は、たとえば姓部の抽出範囲を指定する抽出操作を受け付ける。そして、操作抽出部(24,S145)は、たとえば抽出範囲が指定されると、その範囲に含まれる文字列を姓部として抽出する。
第6の発明によれば、手動で姓部を抽出するようにすることで、姓部が正確に抽出できるようになる。
第7の発明は、第1の発明ないし第6の発明に従属し、表示部によって確認情報が表示された後、発信先情報を変更する操作を受け付ける変更部をさらに備える。
第7の発明では、変更部(24,S69,S105)は、たとえば「山田 ●郎」が任意の発信先情報である場合に、確認情報が表示された後、類似する発信先情報である「山田 ○郎」の発信先情報に変更することができる。
第7の発明によれば、選択された発信先情報を類似する発信先情報に変更できるようにすることで、誤操作の結果を容易に修正できるようになる。
第8の発明は、第1の発明に従属しており、発信先情報データベースにおける、同一の姓部を持つ少なくとも2つ以上の発信先情報には、同一の姓部を持つことを示すフラグが付与されており、判断部は、発信先情報データベースにおける発信先情報に付与されたフラグに基づいて、選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が発信先情報データベースに含まれるか否かを判断する。
第8の発明では、たとえば、発信先情報データベースにおける「山田 ●郎」および「山田 ○郎」の発信先情報にはフラグ(Y)が付与されている。また、判断部は、選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、フラグが付与されている「山田 ●郎」および「山田 ○郎」の発信先情報に基づいて判断する。
第8の発明によれば、誤発信防止用データベースを作成することなく、誤発信を防止する事ができるため、記憶部のデータ容量を節約する事ができる。
第9の発明は、第1の発明ないし第8の発明のいずれかに従属し、発信先情報は、電話番号をさらに含み、発信操作は、音声発信操作を含む。
第9の発明では、携帯電話機は、たとえば相手の電話番号を含む発信先情報に基づいて、音声発信の処理を実行する。
第10の発明は、第1の発明ないし第9の発明のいずれかに従属し、発信先情報は、メールアドレスをさらに含み、発信操作は、メール送信操作を含む。
第10の発明では、携帯電話機は、たとえば相手のメールアドレスを含む発信先情報に基づいて、メール送信の処理を実行する。
第9の発明および第10の発明によれば、発信先情報に基づく発信操作であれば、音声発信やメール発信(メール発信とも言う)だけに限らず、SMS(Short Message Service)などの発信操作などにも対応することができる。
第11の発明は、第1の発明に従属し、確認情報は、少なくとも選択された発信先情報の示す姓名を含む情報である。
第11の発明では、たとえば、「山田 ○郎」の発信先情報に基づいて発信操作がされると、「山田 ●郎」の姓名を表す文字列が、確認情報として表示される。
第11の発明によれば、確認情報に、発信先情報の示す相手の姓名が含まれるため、誤発信に気付きやすくなる。
第12の発明は、姓名のうちの一部の情報として姓部を含む発信先情報(アドレスデータ)から構成される発信先情報データベース(アドレス帳データ340)および発信先情報の選択操作を受け付けるとともに、選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける操作部(26)を有し、発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示して、発信先情報に基づいて発信可能な携帯電話機(10)のプロセッサ(24)を、操作部が選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、発信先情報データベースに、選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する判断部(S61,S97)、および判断部によって同一の姓部を持つ発信先情報が含まれると判断されたとき、確認情報を表示する表示部(S63,S99)として機能させる、確認情報表示プログラムである。
第12の発明では、第1の発明と同様に、発信操作が行われる際に、選択された発信先情報と異なる同一の姓部を持つ他の発信先情報が表示されるため、誤発信が軽減される。
第13の発明は、姓名のうちの一部の情報として姓部を含む発信先情報(アドレスデータ)から構成される発信先情報データベース(アドレス帳データ340)および発信先情報の選択操作を受け付けるとともに、選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける操作部(26)を有し、発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示して、発信先情報に基づいて発信可能な携帯電話機(10)の確認情報表示方法であって、操作部が選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、発信先情報データベースに、選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断して(S61,S97)、同一の姓部を持つ発信先情報が含まれると判断されたとき、確認情報を表示する(S63,S99)、確認情報表示方法である。
第13の発明では、第1の発明と同様に、発信操作が行われる際に、選択された発信先情報と異なる同一の姓部を持つ他の発信先情報が表示されるため、誤発信が軽減される。
この発明によれば、誤発信を軽減することができる、携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法を提供することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴および利点は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から一層明らかとなろう。
図1はこの発明の一実施例の携帯電話機の電気的な構成を示すブロック図である。 図2は図1に示す携帯電話機の外観の一例を示す外観図である。 図3は図1に示すディスプレイに表示されるGUIの一例を示す図である。 図4は図1に示すRAMに記憶されるアドレス帳データの一例を示す図である。 図5は図1に示すRAMに記憶される誤発信防止用データベース(DB)に、アドレスデータが登録されるまでの手順を示す図である。 図6は図1に示すディスプレイに表示されるGUIの他の一例を示す図である。 図7は図1に示すRAMのメモリマップの一例を示す図である。 図8は図1に示すプロセッサの新規アドレス作成処理を示すフロー図である。 図9は図1に示すプロセッサの姓部抽出処理を示すフロー図である。 図10は図1に示すプロセッサのメール作成送信処理を示すフロー図である。 図11は図1に示すプロセッサの音声発信処理を示すフロー図である。 図12は図1に示すプロセッサの名前入力処理を示すフロー図である。 図13は図1に示すプロセッサの姓部抽出処理を示すフロー図である。 図14は図1に示すRAMに記憶されるアドレス帳データの他の一例を示す図である。
図1を参照して、この実施例の携帯電話機10は、CPUまたはコンピュータと呼ばれるプロセッサ24を含む。このプロセッサ24には、無線通信回路14、A/D16、D/A20、キー入力装置26、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34およびI/F36が接続される。また、無線通信回路14にはアンテナ12が接続され、A/D16にはマイク18が接続され、D/A20にはアンプ(図示せず)を介してスピーカ22が接続される。さらに、表示ドライバ28にはディスプレイ30が接続され、I/F36にはSIM(Subscriber Identity Module)カード38が接続される。
プロセッサ24は、携帯電話機10の全体制御を司る。記憶部であるRAM34は、プロセッサ24の作業領域(描画領域を含む)ないしバッファ領域として用いられる。フラッシュメモリ32には、携帯電話機10の文字、画像、音声、音および映像のようなコンテンツのデータなどが記録される。
キー入力装置26は、操作部とも呼ばれ、「0」〜「9」キー、「*」キーおよび「#」キーを含むダイヤルキー(図2参照)や、その他のキーを備えており、利用者が操作したキーの情報(キーデータ)がプロセッサ24に入力される。表示ドライバ28は、プロセッサ24の指示の下、当該表示ドライバ28に接続されたディスプレイ30の表示を制御する。
A/D16は、当該A/D16に接続されたマイク18を通して入力される音声ないし音についてのアナログ音声信号を、デジタル音声信号に変換する。D/A20は、デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換(復号)して、アンプを介してスピーカ22に与える。したがって、アナログ音声信号に対応する音声ないし音がスピーカ22から出力される。
無線通信回路14は、たとえばCDMA方式での無線通信を行うための回路である。たとえば、使用者がキー入力装置26を用いて音声発信を指示すると、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、音声発信処理を実行し、アンテナ12を介して音声発信信号を出力する。音声発信信号は、基地局および通信網(図示せず)を経て相手の電話機に送信される。そして、相手の電話機において着信処理が行われると、接続状態(通信可能状態)が確立され、プロセッサ24は通話処理を実行する。
通常の通話処理について具体的に説明すると、相手の電話機から送られてきた変調音声信号(高周波信号)が、アンテナ12によって受信される。受信された変調音声信号には、無線通信回路14によって復調処理および復号処理が施される。これらの処理によって得られた受話音声信号は、D/A20によってアナログ音声信号に変換された後、スピーカ22から出力される。一方、マイク18を通して取り込まれた送話音声信号は、A/D16によってデジタル音声信号に変換された後、プロセッサ24に与えられる。デジタル音声信号に変換された送話信号には、プロセッサ24の指示の下、無線通信回路14によって符号化処理および変調処理が施され、アンテナ12を介して出力される。したがって、変調音声信号は、基地局および通信網を介して相手の電話機に送信される。
また、相手の電話機からの発信信号がアンテナ12によって受信されると、無線通信回路14は、音声着信(着呼ともいう)をプロセッサ24に通知する。これに応じて、プロセッサ24は、表示ドライバ28を制御して、着信通知に記述された発信元情報(電話番号)をディスプレイ30に表示する。また、これとほぼ同時に、プロセッサ24は、着信通知用のスピーカ(図示せず)から着信音(または、着信メロディ、着信音声)を出力させ、さらに図示しないモータを駆動(回転)させることで携帯電話機10を振動させる。使用者が、キー入力装置26を用いて応答操作を行うと、無線通信回路14は、プロセッサ24の指示の下、音声着信処理を実行し、接続状態(通信可能状態)が確立され、プロセッサ24は上述した通常の通話処理を実行する。
なお、プロセッサ24は、着信音を出力させるとともに、図示しないLEDを発光させることもある。また、ディスプレイ30は表示装置と呼ばれることもある。さらに、発呼信号および発信元情報を受信するアンテナ12は受信部として機能する。
I/F36は、SIMカード38に保存されているアドレス帳データ(発信先情報データベース)、プロフィールデータおよび電話番号などを読み出すためのインターフェースである。また、I/F36は、アドレス帳データが更新されたとき、その更新結果をSIMカード38に書き込むためのインターフェースでもある。
なお、携帯電話機10は、図示しないネットワークを利用して、電子メール機能を実行できる。たとえば、携帯電話機10は図示しない電子メールサーバとのデータ通信を行い、電子メールの送受信を行う。
図2は、携帯電話機10の外観図である。図2を参照して、携帯電話機10は、ストレート型の形状をしており、平面矩形の筐体Cを有する。図示しないマイク18は、筐体Cに内蔵され、内蔵されたマイク18に通じる開口OP2は筐体Cの長さ方向一方の主面に設けられる。同じく、図示しないスピーカ22は、筐体Cに内蔵され、内蔵されたスピーカ22に通じる開口OP1は、筐体Cの長さ方向他方の主面に設けられる。
キー入力装置26は、ダイヤルキーの他に、上方向キー26a、下方向キー26b、左方向キー26cおよび右方向キー26dを含むとともに、確定キー26e、メールキー26fおよびアドレス帳キー26gなども含み、各キーは筐体Cの主面に設けられる。なお、上方向キー26a、下方向キー26b、左方向キー26cおよび右方向キー26dは、まとめてカーソルキーと呼ばれることもある。また、キー入力装置26には、通話キーおよび終話キーなども含まれ、これらのキーも筐体Cの主面に設けられる。また、ディスプレイ30は、モニタ画面が筐体Cの主面に露出するように取り付けられる。
たとえば、使用者は、ディスプレイ30を確認しながら、ダイヤルキーを操作して電話番号を入力し、通話キーによって音声発信操作を行い、終話キーによって通話終了操作を行う。また、使用者は、メールキー26fを操作することでメール機能に対応するGUIを表示させ、アドレス帳キー26gを操作することで、アドレス帳データを閲覧するためのGUIを表示させる。また、使用者は、カーソルキーおよび確定キー26eを操作することで、GUIのメニューの選択や、確定を行う。そして、使用者は、終話キーを長押しすることで携帯電話機10の電源をオン/オフする。
なお、アンテナ12、無線通信回路14、A/D16、D/A20、プロセッサ24、表示ドライバ28、フラッシュメモリ32、RAM34、I/F36およびSIMカード38は筐体Cに内蔵されており、図2では図示されない。
図3(A),(B)は、ディスプレイ30に表示されるGUIを示す図である。図3(A)を参照して、ディスプレイ30は、状態表示領域60および機能表示領域62から構成される。状態表示領域60には、アンテナ12による電波受信状態、二次電池の残電池容量を示すアイコン(ピクトと言うこともある。)および現在日時が表示される。また、機能表示領域62には、携帯電話機10で実行される機能に応じて様々な画像が表示され、図3(A)では、新規アドレスを登録するためのGUIが表示される。たとえば、この新規アドレスを登録するためのGUIは、アドレス帳データが閲覧できる状態で、新規アドレスの登録操作が行われると表示される。
また、図3(A)で示されるGUIは、アドレス番号が入力されるNo項目64、姓名が入力される姓名項目66、ヨミガナが入力されるヨミガナ項目68、電話番号が入力される電話項目70およびメールアドレスが入力されるメール項目72などから構成される。そして、各項目は、カーソルキーによって操作可能なカーソルCuによって選択され、確定キー26eによって入力可能にされる。
そして、図3(B)を参照して、アドレス番号100に対応して、「山田 ●郎(ヤマダ●ロウ)」の電話番号(090cccc1111)およびメールアドレス(sabu●@aaa.co.jp)が入力され、たとえばアドレス帳キー26gが押下されると、入力された各項目が新規アドレスデータ(発信先情報)としてアドレス帳データに登録される。
また、登録された新規アドレスデータは、図4に示すようにアドレス帳データを構成する。図4を参照して、アドレス帳データはNo、姓名、ヨミガナ、電話番号およびメールアドレスなどの列から構成される。また、Noの列には各アドレスデータのアドレス番号が記録される。そのため、Noの列に「100」が記録される行では、Noの列に対応して姓名の列に「山田 ●郎」、ヨミガナの列に「ヤマダ●ロウ」、電話番号の列に「090cccc1111」およびメールアドレスの列に「sabu●@aaa.co.jp」などが記録される。
さらに、Noの列に「50」が記録される行では、Noの列に対応して姓名の列に「山田 ○郎」、ヨミガナの列に「ヤマダ○ロウ」、電話番号の列に「090aaaa1111」およびメールアドレスの列に「taro○@aaa.co.jp」などが記録されている。
たとえば、アドレス帳データが50音順でソートされた後に表示されると、「山田 ●郎」および「山田 ○郎」の姓部(山田)が同一であるため、アドレスデータが連続して表示されることになる(図6(A)参照)。なお、本実施例では、「山田 ●郎」に対する「山田 ○郎」のアドレスデータのように、姓部などが同一のアドレスデータを「類似アドレスデータ」と定義する。
ここで、本実施例では、選択されたアドレスデータに基づいて音声発信またはメール送信(またはメール発信とも言う)の操作がされたときに、類似アドレスデータがあれば、文字列、画像および光情報などを含む確認情報をディスプレイ30に表示することで、誤発信を防止する。
具体的には、アドレス帳データに新規アドレスが登録される毎に、類似アドレスデータの有無を判断する。また、類似アドレスデータが有る場合には誤発信防止用データベース(DB)に、新規アドレスデータと類似アドレスデータとを重複登録、つまりコピーする。
そして、アドレス帳データから任意に選択されたアドレスデータに基づいて音声発信操作がされると、そのアドレスデータが誤発信防止用DBに登録されているか否かを判断し、登録されている場合には、誤発信を防止する確認情報が表示される。
まず、誤発信防止用DBにアドレスを重複登録する処理について説明する。図5(A)は、図3(B)における姓名項目66の拡大図である。図5(A)を参照して、「山田」と「●郎」との間には、スペース(特定文字)が入力されている。また、図5(B)を参照して、この状態で新規アドレスの登録操作が行われるとスペースを基準として前半部分、つまり「山田」が姓部として抽出される。さらに、図5(C)を参照して、アドレス帳データにおける姓名の列において、抽出された姓部と一致する姓部を有するアドレスデータ、つまりスペースで姓部が区切られ、かつ姓部が「山田」のアドレスデータが検索される。ここでは、アドレス番号が「50」である「山田 ○郎」のアドレスデータが、「山田 ●郎」に対する類似アドレスとして判断される。そして、図5(D)を参照して、「山田 ●郎」および「山田 ○郎」のアドレスデータは、誤発信防止用DBに重複登録される。
このように、同一の姓部を持つアドレスデータが有る場合だけ、誤発信防止用DBに重複登録することで、誤発信防止用DBのデータ量を抑えることができる。また、姓部を抽出する際に、容易に入力可能な特定文字を利用しているため、姓部が簡単に抽出される。なお、特定文字は、スペースだけに限らず、コンマ「,」、中点「・」、シャープ「#」、ハイフン「−」、アンダーバー「_」およびアポストロフィー「’」などが含まれる。
次に、確認情報が表示されるまでの処理について説明する。たとえば、使用者が新規メールを作成しアドレス帳データに基づいて宛先を設定する場合、ディスプレイ30には、アドレスデータを選択するためのGUIが表示される。図6(A)を参照して、ディスプレイ30には、「や」行のアドレスデータ、つまり「山田 ●郎」のアドレスデータに対応するアイコン74、「山田 ○郎」のアドレスデータに対応するアイコン76が表示されるとともに、アイコンを選択するためのカーソルCuが表示される。そして、カーソルCuによって「山田 ●郎」のアイコン74が選択された状態で、確定キー26eが操作されると、新規作成メールの宛先には、「山田 ●郎」のメールアドレス(sabu●@aaa.co.jp)が設定される。
この状態で、メール送信処理が行われると、図6(B)に示すように、確認情報として「以下のアドレスで問題ありませんか?」の文字列および「山田 ●郎」のメールアドレスが表示される。さらに、他には「メール送信」の文字列が書かれた承諾キー78、「他を見る」の文字列が書かれた表示キー80およびこれらのキーを選択するカーソルCuが表示される。ここで、承諾キー78が操作されると、「山田 ●郎」に対するメール送信処理が実行される。一方、表示キー80が操作されると、図6(C)を参照して、図6(B)の画面状態に戻るための戻るキー82、類似アドレスデータである「山田 ○郎」のメールアドレスが書かれた変更キー84が表示される。そして、変更キー84が操作されると、図6(D)を参照して、図6(B)と同じ確認情報が表示され、「山田 ●郎」のアドレスデータに代わって、「山田 ○郎」のメールアドレスが表示される。つまり、メールの宛先が「山田 ●郎」のメールアドレスから「山田 ○郎」のメールアドレスに変更される。そして、この状態で、承諾キー78が操作されると、「山田 ○郎」に対するメール送信処理が実行される。一方、戻るキー82が操作されると、図6(B)に示す画面に戻る。
このように、宛先に設定されたアドレスデータに類似アドレスデータが有る場合には、ディスプレイ30には確認情報が表示されるとともに、類似アドレスデータに変更するためのGUIが表示される。また、選択されたアドレスデータを類似アドレスデータに変更できるようにすることで、誤操作を容易に修正できるようになる。また、本実施例では、誤発信防止用DBに基づいて判断することで、確認情報が表示されるまでの処理時間を短くすることができる。さらに、上述のようにデータ量が抑えられるため、特にこの効果は発揮される。そして、確認情報に、発信相手の姓名が含まれるため、誤発信に気付きやすくなる。
なお、音声発信の場合には、図6(A)に示す状態で通話キーが押下されると、図6(B)に示す確認情報が表示される。また、音声発信の場合には、図6(B)−(D)における、メールアドレスは電話番号に置き換えられる。
図7はRAM34のメモリマップ300を示す図である。RAM34のメモリマップ300には、プログラム記憶領域302およびデータ記憶領域304が含まれる。また、プログラムおよびデータの一部は、フラッシュメモリ32から一度に全部または必要に応じて部分的にかつ順次的に読み出され、RAM34に記憶されてからプロセッサ24によって処理される。さらに、アドレス帳データは、I/F36を介してSIMカード38から読み出され、RAM34に記憶される。
プログラム記憶領域302は、携帯電話機10を動作させるためのプログラムが記憶されており、たとえば新規アドレス作成プログラム310、姓部抽出プログラム312、メール作成送信プログラム314および音声発信プログラム316などから構成される。
新規アドレス作成プログラム310は、新規アドレスを作成し、登録するためのプログラムである。姓部抽出プログラム312は、新規アドレス作成プログラム310のサブルーチンであり、新規アドレスから姓部を抽出するためのプログラムである。メール作成送信プログラム314は、新規メールを作成し送信するためのプログラムである。音声発信プログラム316は、音声通話を確立するためのプログラムである。
なお、図は省略するが、携帯電話機10を動作させるためのプログラムには、ディスプレイ30に表示されるGUIを制御するためのプログラムなどが含まれる。
データ記憶領域304には、アドレス登録バッファ330、抽出バッファ332、メール作成バッファ334および選択アドレスバッファ336などが設けられるとともに、誤発信防止用DB338、アドレス帳データ340および確認情報データ342が記憶される。さらに、データ記憶領域304には、抽出フラグ344なども設けられる。
アドレス登録バッファ330は、新規アドレスデータを登録する際に、各項目に入力された文字列を一時的に記憶するためのバッファである。抽出バッファ332は、姓部抽出プログラム312の処理によって抽出された姓部が一時的に記憶されるバッファである。メール作成バッファ334は、作成中のメールのデータ、つまり宛先および本文として入力された文字列が一時的に記憶されるバッファである。選択アドレスバッファ336は、アドレス帳データが表示されている場合に、選択されているアドレスデータを一時的に記憶するためのバッファである。
誤発信防止用DB338は、たとえば図5(D)に示すような仕様で構成されるデータベースであり、アドレス帳データの一部が重複登録される。アドレス帳データ340は、SIMカード38から読み出されたアドレス帳データである。なお、RAM34にアドレス帳データ340を記憶させることで、アドレス帳データの表示処理を高速化することができる。また、新規アドレスデータが登録される際には、アドレス帳データ340に登録される。そして、携帯電話機10の電源がオフにされると、SIMカード38に記憶されるアドレス帳データがRAM34に記憶されるアドレス帳データ340によって上書きされる。
確認情報データ342は、たとえば図6(B)に示されるように、「以下のアドレスで問題ありませんか?」などの文字列から構成されるデータであり、発信時に類似アドレスが有る場合、プロセッサ24によって読み出され、その内容がディスプレイ30に表示される。
抽出フラグ344は、姓部が抽出できたか否かを判断するためのフラグである。たとえば、抽出フラグ344は1ビットのレジスタで構成される。また、抽出フラグ344がオン(成立)にされると、レジスタにはデータ値「1」が設定される。一方、抽出フラグ344がオフ(不成立)されると、レジスタにはデータ値「0」が設定される。また、この抽出フラグ344は初期状態ではオフにされる。
なお、図示は省略するが、データ記憶領域304には、ディスプレイ30に表示される画像データなどが記憶されると共に、携帯電話機10の動作に必要なカウンタや、フラグも設けられる。
プロセッサ24は、「Android(登録商標)」、「Linux(登録商標)」および「REX」などのRTOS(Real-time Operating System)の制御下で、図8に示す新規アドレス作成処理、図9に示す姓部抽出処理、図10に示すメール作成送信処理、図11に示す音声発信処理などを含む、複数のタスクを並列的に処理する。
図8は新規アドレス作成処理のフロー図である。たとえば、使用者が新規アドレスデータの登録開始操作を行うと、プロセッサ24はステップS1で入力受付処理を実行する。つまり、キー入力装置26に対するキー操作に応じて、図3(A)に示す各項目が入力可能になる。続いて、ステップS3では、登録操作がされたか否かを判断する。たとえば、登録操作としてアドレス帳キー26gが押下されたか否かを判断する。ステップS3で“NO”であれば、つまり登録操作がされていなければ、ステップS1の入力受付処理を引き続き実行する。一方、ステップS3で“YES”であれば、つまり登録操作がされれば、ステップS5で必須項目が入力されているか否かを判断する。この必須項目とは、姓名および電話番号、または姓名およびメールアドレスのことである。そのため、ステップS5では、姓名項目66および電話項目70、または姓名項目66およびメール項目72に文字列が入力されているか否かを判断する。また、具体的には、ステップS5では、プロセッサ24はアドレス登録バッファ330に姓名および電話番号、または姓名およびメールアドレスの文字列が格納されているか否かを判断する。
ステップS5で“NO”であれば、たとえば姓名および電話番号が入力されていなければ、ステップS7でエラー表示を行い、ステップS1に戻る。たとえば、ステップS7では、「必須項目が入力されていないため、登録できません。」などの警告文をディスプレイ30に表示する。また、ステップS5で“YES”であれば、たとえば姓名および電話番号が入力されていれば、ステップS9で入力されたアドレスを登録する。たとえば、図3(B)に示す状態で登録操作がされると、アドレス登録バッファ330に格納されている、「山田 ●郎」、「ヤマダ●ロウ」、「090cccc1111」および「sabu●@aaa.co.jp」が新規アドレスデータとされ、図4に示すようにアドレス帳データ340に登録される。
続いて、ステップS11では、姓部抽出処理を実行する。なお、この姓部抽出処理については、後述するため、ここでの詳細な説明は省略する。また、ステップS11の処理を実行するプロセッサ24は抽出部として機能する。
続いて、ステップS13では、姓部が抽出できたか否かを判断する。つまり、姓部抽出処理が実行されることで姓部フラグ344がオンにされたか否かを判断する。ステップS13で“NO”であれば、つまり姓部が抽出されておらず、姓部フラグ344がオフであれば、新規アドレス作成処理を終了する。
一方、ステップS13で“YES”であれば、つまり姓部が抽出され姓部フラグ344がオンであれば、ステップS15で同一の姓部を持つアドレスが有るか否かを判断する。たとえば、抽出された姓部が「山田」である場合に、アドレス帳データ340における姓名の列で、姓部が「山田」のアドレスデータが検索される。また、ステップS15で検索する際にも、姓部と名部との間に含まれるスペースに基づいて姓部が判断される。そして、スペースに基づいて判断された姓部と抽出された姓部とが同一であるかが判断される。
ステップS15で“NO”であれば、「山田」の姓部を持つアドレスデータがアドレス帳データ340に含まれていなければ、新規アドレス作成処理を終了する。一方、ステップS15で“YES”であれば、つまり図5(C)に示すように「山田」の姓部を持つ、「山田 ○郎」のアドレスデータが有れば、ステップS17で同一の姓部を持つアドレスを誤発信防止用DBに登録し、新規アドレス作成処理を終了する。たとえば、ステップS17では、図5(D)に示すように、新規に登録された「山田 ●郎」のアドレスデータと同一の姓を持つ「山田 ○郎」のアドレスデータとが、誤発信防止用DB338に登録される。つまり、「山田 ●郎」および「山田 ○郎」のアドレスデータは、誤発信防止用DB338とアドレス帳データ340とに重複して登録(重複登録)される。なお、ステップS17の処理を実行するプロセッサ24は登録部として機能する。
図9は、図8のステップS11で実行される姓部抽出処理のフロー図である。たとえばプロセッサ24によってステップS11の処理が実行されると、ステップS31では姓名にスペースが含まれるか否かを判断する。つまり、姓名項目66に入力された文字列にスペースの文字が含まれるか否かを判断する。ステップS31で“NO”であれば、つまり、姓名項目66に入力された文字列にスペースが含まれていなければ、ステップS37に進む。一方、ステップS31で“YES”であれば、つまり姓名項目66に入力された文字列にスペースが含まれていれば、ステップS33でスペースの位置に応じて抽出された姓部を一時記憶する。たとえば、図5(B)を参照して、姓名項目66に「山田 ●郎」が入力されている場合に、「田」と「三」との間に有るスペースよりも前の文字列、つまり「山田」が姓部として抽出される。そして、その抽出された「山田」の文字列は、抽出バッファ332に一時記憶される。
続いて、ステップS35では、抽出フラグ344をオンにし、姓部抽出処理を終了して、新規アドレス作成処理に戻る。つまり、ステップS35では、ステップS33の処理で姓部の文字列が一時記憶されたため、抽出フラグ344をオンにする。
なお、ステップS31で姓名にスペースが含まれていないと判断された場合には、ステップS37で抽出フラグ344をオフにする。つまり、姓部が一時記憶されていないため、抽出フラグ344をオフにする。
図10はメール作成送信処理を示すフロー図である。たとえば、使用者が新規メールを作成する操作が行われると、ステップS51でメール送信操作か否かを判断する。つまり、キー入力装置26に対してメール送信操作が行われたか否かを判断する。ステップS51で“NO”であれば、つまりメール送信操作が行われていなければ、ステップS53でアドレス指定操作か否かを判断する。つまり、キー入力装置26に対してアドレス指定操作がされたか否かを判断する。
ステップS53で“YES”であれば、つまりアドレス指定操作がされていれば、ステップS55でアドレス指定処理を実行する。たとえば、アドレス指定処理では、図6(A)に示すように、複数のアドレスデータに対応するアイコン74,76およびカーソルCuが表示される。そして、アドレスが選択された状態で、確定キー26eが押下されると、カーソルCuによって選択されていたアイコンに対応するアドレスデータがメール作成バッファ334に一時記憶される。そして、これらの処理が終了すると、ステップS55のアドレス指定処理も終了するため、ステップS51に戻る。
また、ステップS53で“NO”であれば、つまりアドレス指定操作がされていなければ、ステップS57で本文作成操作か否かを判断する。つまり、ステップS57では、キー入力装置26に対して本文作成操作が行われたか否かを判断する。ステップS57で“NO”であれば、つまり本文作成操作が行われていなければ、ステップS51に戻る。一方、ステップS57で“YES”であれば、つまり本文作成操作が行われれば、ステップS59で本文作成処理が実行され、ステップS51に戻る。つまり、ステップS59では、メールの本文を作成するための処理が実行される。なお、使用者がメール作成画面を表示したまま、何も入力しなければ、ステップS51,S53,S57の処理が繰り返し実行される。
また、ステップS51で“YES”であれば、つまりメール送信操作が行われれば、ステップS61で設定されたアドレスが誤発信防止用DB338に登録されているか否かを判断する。たとえば、「山田 ●郎」のアドレスデータが任意に選択され、宛先として設定されている場合は、「山田 ●郎」のアドレスデータが誤発信防止用DB338に登録されているか否かを判断する。ステップS61で“NO”であれば、たとえば「山田 ●郎」のアドレスデータが誤発信防止用DB338に登録されていなければ、ステップS73に進む。一方、ステップS61で“YES”であれば、たとえば「山田 ●郎」のアドレスデータが誤発信防止用DB338に登録されていれば、ステップS63で確認情報を表示させる。つまり、プロセッサ24は、確認情報データ342を読み出して、そのデータを表示させることで、図6(B)に示すような確認情報をディスプレイ30に表示させる。
続いて、ステップS65では、類似アドレスの表示操作か否かを判断する。たとえば、図6(B)に示す表示キー80がカーソルCuによって選択され、確定キー26eが操作されたか否かを判断する。ステップS65で“YES”であれば、つまり表示キー80が選択された状態で確定キー26eが押下されれば、ステップS67でアドレス変更操作か否かを判断する。なお、ステップS65の処理が実行されている状態で、確定キー26eが押下された場合には、図6(C)に示す表示に切り替わる。また、変更キー84に表示される文字列は、誤発信防止用DB338から読み出された類似アドレスデータに基づいて表示される。
たとえば、ステップS67では、図6(C)に示す変更キー84がカーソルCuによって選択され、確定キー26eが操作されたか否かを判断する。ステップS67で“YES”であれば、つまり変更キー84が選択された状態で確定キー26eが押下されれば、ステップS69で誤発信防止用DB338に基づいてアドレスを変更し、ステップS65に戻る。たとえば、ステップS69の処理が実行されると、メール作成バッファ334に一時記憶される宛先のアドレスデータが、類似アドレスデータである「山田 ○郎」のアドレスデータに変更される。また、アドレスデータが変更されると、図6(D)に示すように、類似アドレスデータが表示された画面がディスプレイ30に表示される。
なお、ステップS67で“NO”であれば、つまり変更キー84ではなく、戻るキー82がカーソルCuで選択された状態で確定キー26eが押下された場合には、ステップS65に戻る。また、アドレスデータが変更されずに、ステップS65に戻ると、図6(B)に示すように、選択されたアドレスデータが表示される。
また、図6(B)または図6(D)に示す状態で、表示キー80が操作されなければ、ステップS71で承諾操作か否かを判断する。たとえば、承諾キー78がカーソルCuで選択された状態で、確定キー26eが押下された否かを判断する。ステップS71で“NO”であれば、つまり承諾操作がされなければステップS65に戻る。また、ステップ71で“YES”であれば、つまり承諾操作がされれば、ステップS73でメール送信処理を実行する。たとえば、プロセッサ24は、メール作成バッファ334に格納される新規メールのデータを図示しないメールサーバに送信する。
図11は、音声発信処理のフロー図である。たとえば、使用者がアドレス帳キー26gを操作すると、音声発信処理が実行され、プロセッサ24はステップS91で、選択されているアドレスを一時記憶する。図6(A)を参照して、たとえば、「山田 ●郎」のアドレスデータに対応するアイコンがカーソルCuによって選択されていれば、アドレス帳データ340から「山田 ●郎」のアドレスデータを読み出し、選択アドレスバッファ336に一時記憶する。なお、本実施例では、アドレス帳データ340が表示されると、必ず1つのアドレスデータが選択された状態となる。
続いて、ステップS93では、音声発信操作か否かを判断する。たとえば通話キーが押下されたか否かを判断する。ステップS93で“NO”であれば、つまり音声発信操作でなければ、ステップS95で再選択操作か否かを判断する。たとえば、ステップS95で表示されるカーソルCuを操作するためにカーソルキーが押下されたか否かを判断する。ステップS95で“NO”であれば、つまり再選択操作でなければステップS93に戻る。一方、ステップS95で“YES”であれば、たとえばカーソルキーが操作されれば、ステップS91に戻り、新たに選択されたアドレスデータを一時記憶する。なお、使用者によって操作されるまで、ステップS93,S95の処理が繰り返し実行される。
また、ステップS93で“YES”であれば、たとえば通話キーが押下されれば、ステップS97で選択されたアドレスが誤発信防止用DB338に登録されているか否かを判断する。つまり、選択アドレスバッファ336に一時記憶されているアドレスデータが、誤発信防止用DB338に含まれるか否かを判断する。ステップS97で“YES”であれば、つまり選択されたアドレスデータが誤発信防止用DB338に登録されていれば、ステップS99−S107の処理を実行する。なお、ステップS99-S107の処理は、ステップS63-S71と同様の処理であるため、詳細な説明は省略する。
一方、ステップS97で“NO”であれば、つまり選択されたアドレスデータが誤発信防止用DB338に登録されていなければ、ステップS109で音声発信処理を実行する。つまり、選択アドレスバッファ336から、記憶されているアドレスデータに対応する電話番号を読み出し、その電話番号に基づいて音声発信処理を実行する。そして、ステップS109の処理が終了すれば、音声発信処理を終了する。
このように、音声発信またはメール送信が行われたときに、選択されたアドレスデータに類似するアドレスデータが有る場合には、確認情報が表示されるため、誤発信が確実に防止される。
なお、ステップS61またはステップS97の処理を実行するプロセッサ24は判断部として機能する。また、ステップS63またはステップS99の処理を実行するプロセッサ24は表示部として機能する。そして、ステップS69またはステップS105の処理を実行するプロセッサ24は変更部として機能する。
また、他の実施例では、姓部の抽出は、スペースなどの特定文字に基づくものだけでなく、文字の入力操作に基づいたものであってもよい。たとえば、図12は姓名入力処理のフロー図である。プロセッサ24は、姓名項目66に対する入力操作が実行されると、ステップS121で一度目の文字確定操作がされたか否かを判断する。たとえば、未確定状態の文字が入力された後に、確定キー26eが押下されたか否かを判断する。ステップS121で“NO”であれば、つまり一度目の文字確定操作がされなければ、ステップS127に進む。一方、ステップS121で“YES”であれば、つまり一度目の文字確定操作がされれば、ステップS123で一度目の文字確定操作に応じて姓部を一時記憶する。たとえば、未確定文字として「やまだ」が入力された状態で、「山田」の文字列に変換され、確定キー26eが押下されると、「山田」の文字列が姓部として抽出される。そして、ステップS123では、抽出された「山田」の文字列が姓部バッファ332に一時記憶される。なお、ステップS123の処理を実行するプロセッサ24は確定操作抽出部として機能する。
続いて、ステップS125で抽出フラグ344がオンにされ、ステップS127で終了操作か否かを判断する。つまり、ステップS127では、姓名項目66に対する入力を終了する操作がされたか否かを判断する。ステップS127で“NO”であれば、つまり終了操作がされていなければ、ステップS121に戻る。一方、ステップS127で“YES”であれば、つまり終了操作がされれば、姓名入力処理を終了する。
このように、姓部の判定を行う際に、文字確定操作に応じて姓部を抽出するようにすることで、使用者は意識せずに、姓部を抽出できる。
また、その他の実施例では、姓部の抽出は、手動操作に基づいたものであってもよい。たとえば、図13は、その他の実施例における姓部抽出処理のフロー図である。プロセッサ24は、図8に示すステップS11の処理が実行されると、ステップS141で姓部の抽出を促すGUIを表示する。たとえば、プロセッサ24は、ディスプレイ30に「姓部の抽出範囲を指定してください」の文字列およびカーソルキーによって抽出範囲を指定させるGUIを表示する。
続いて、ステップS143では、姓部を抽出する操作がされたか否かを判断する。たとえば、カーソルキーによって姓部の抽出範囲が選択された後に、確定キー26eが押下されたか否かを判断する。ステップS143で“NO”であれば、つまり姓部の抽出操作がされなければ、ステップS149に進む。一方、ステップS143で“YES”であれば、つまり上述したような姓部の抽出操作がされれば、手動で抽出された姓部を一時記憶する処理をステップS145で実行する。たとえば抽出範囲内に「山田」の文字列が含まれていれば、姓部として「山田」の文字列が抽出され、抽出バッファ332に一時記憶される。なお、ステップS145の処理を実行するプロセッサ24は操作抽出部として機能する。
続いて、ステップS147では抽出フラグ344をオンにし、ステップS149では終了操作か否かを判断する。つまり、ステップS149では、姓部の抽出範囲を指定する操作を終了する操作がされたか否かを判断する。ステップS149で“NO”であれば、つまり終了操作がされなければ、ステップS143に戻る。一方、ステップS149で“YES”であれば、つまり終了操作がされれば、姓部抽出処理を終了して、新規アドレス作成処理に戻る。
このように、手動で姓部を抽出するようにすることで、正確に姓部を抽出できるようになる。
さらにその他の実施例では、アドレス帳データ340を構成する各アドレスデータに、類似アドレスデータであることを示すフラグ(類似フラグ)を付与することで、誤発信防止用DB338を利用せずに、同一の姓部を持つアドレスデータの有無を判断できるようにしてもよい。たとえば、図14を参照して、この実施例のアドレス帳データでは、類似フラグの列がさらに設けられる。そして、「山田 ○郎」と「山田 ●郎」とのアドレスデータにおいて、類似フラグの列には、類似フラグであることを示す「Y」が記録される。
また、発信操作が行われると、プロセッサ24は、設定されているアドレスデータに類似フラグが付与されているか否かを判断される。さらに、類似フラグが付与されている場合、図6(B)のように確認情報が表示される。そして、類似アドレスデータの表示操作が行われると、同じ文字列の類似フラグが付与されるアドレスデータが読み出され、類似アドレスデータとしてディスプレイ30に表示される。
たとえば、「山田 ○郎」のアドレスデータに基づいて発信操作が行われ、類似データの表示操作が行われると、同じ文字列の類似フラグのフラグが付与された「山田 ●郎」のアドレスデータが読み出され、ディスプレイ30に表示される。
このように、誤発信防止用DB338を作成することなく、誤発信を防止する事ができるため、RAM34のデータ容量を節約する事ができる。
さらに、他の実施例では、誤発信防止用DB338および類似フラグも利用せずに、アドレス帳データ340だけを参照して、同一の姓部を持つアドレスデータの有無を判断してもよい。この場合には、選択されたアドレスデータのヨミガナに基づき、検索範囲を限定する。たとえば、選択されたアドレスデータが「山田 ●郎」であれば、ヨミガナが「ヤマダ●ロウ」であるため、検索範囲は、や行以降のアドレスデータのみに限定される。これにより、誤発信防止用DB338およびフラグを利用せず、既存のアドレス帳データだけで、本願発明の効果が実現される。そのため、携帯電話機10の設計者は、RAM34のデータ容量を考慮する必要が無くなる。さらに、検索範囲が限定されるので、確認情報の表示処理が遅くなることもない。
なお、これらの複数の実施例は、任意に組み合わせることが可能であり、具体的な組み合わせについては容易に想像できるので、詳細な説明は省略する。
以上の説明から分かるように、携帯電話機10は、アドレス帳データ340が記憶されるRAM34を備え、アドレス帳データ340は「山田 ○郎」および「山田 ●郎」のアドレスデータなどから構成される。また、使用者が「山田 ●郎」のアドレスデータが選択された状態でキー入力装置26に対する発信操作を行うと、プロセッサ24はアドレス帳データ340に「山田 ●郎」と同一の姓を持つアドレスデータが有るか否かを判断する。そして、同一の姓を持つアドレスデータが有ると判断した場合に、プロセッサ24は、確認情報をディスプレイ30に表示する。
本実施例では、発信操作が行われる際に、選択されたアドレスデータと異なる同一の姓部を持つ他のアドレスデータが表示されるため、誤発信が軽減される。
なお、新規アドレスデータが登録される毎に、同一の姓部を持つアドレスデータの有無にかかわらず、抽出された姓部およびアドレス番号を誤発信防止用DB338に登録するようにしてもよい。そして、発信操作が行われると、プロセッサ24は、設定されアドレスデータのアドレス番号が誤発信防止用DBに登録されているか否かを判断することで、同一の姓部を持つアドレスデータが有るかを判断する。また、誤発信防止用DB338を構成するアドレスデータは、使用者によって任意に編集できるようにされてもよい。
また、本実施例では、JIS漢字コードに基づいて、姓部が同一であるか否かを判断しているが、姓名に漢字以外の文字列(アルファベットなど)が使用される場合には、ASCII文字コードなどの他の文字コードが利用されてもよい。
また、姓名が、名部の後に姓部がくる国の文字(たとえば、アルファベット)で入力される場合には、特定文字を基準として後半部分を姓部として抽出してもよい。また、同一の姓を持つアドレスデータが3つ以上有る場合には、図6(C)において、さらに他の類似アドレスデータを表示させるキーが表示される。さらに、図6(C)に示す画面では、類似アドレスデータの姓名およびメールアドレスだけでなく、アドレスデータとして登録されている他の情報なども表示されてもよい。たとえば、「山田 ○郎」のアドレスデータに職業や、住所および画像が表示されている場合には、図6(C)に示す画面には、職業、住所および画像が表示される。これにより、同一姓の多い国(たとえば、中国および韓国)などでは、使用者が類似アドレスデータを識別できるようになる。また、同一姓の親族のアドレスデータを複数登録される場合にも、この効果は発揮される。
また、アドレスデータに基づく発信操作であれば、音声発信やメール送信だけに限らず、SMSなどの発信操作などにも対応することができる。
また、携帯電話機10の形状は、ストレート型だけに限らず、スライド型や、1軸または2軸の折り畳み型などであってもよい。
また、携帯電話機10の通信方式には、CDMA方式に限らず、W-CDMA方式、GSM方式、TDMA方式、FDMA方式およびPHS方式などを採用してもよい。さらに、ディスプレイ30にはLCDモニタが利用されるが、有機ELパネルなどの他の表示装置が利用されてもよい。
そして、本願発明は、携帯電話機10のみに限らず、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)およびノート型PC(ネットブックなども含む)などの電子機器などに適用されてもよい。
10 … 携帯電話機
12 … アンテナ
14 … 無線通信回路
24 … プロセッサ
26 … キー入力装置
30 … ディスプレイ
34 … RAM

Claims (13)

  1. 姓名のうちの一部の情報として姓部を含む発信先情報から構成される発信先情報データベースを有し、前記発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示して、発信先情報に基づいて発信可能な携帯電話機であって、
    前記発信先情報の選択操作を受け付けるとともに、前記選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける操作部、
    前記操作部が選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、前記発信先情報データベースに、前記選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する判断部、および
    前記判断部によって同一の姓部を持つ発信先情報が含まれると判断されたとき、確認情報を表示する表示部を備える、携帯電話機。
  2. 同一の姓部を持つ少なくとも2つ以上の発信先情報から構成される誤発信防止用データベースを記憶する記憶部をさらに備え、
    前記判断部は、前記誤発信防止用データベースに基づいて、前記選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する、請求項1記載の携帯電話機。
  3. 前記操作部は、前記発信先情報データベースに対する新規発信先情報の登録操作をさらに受け付け、
    前記新規発信先情報から姓部を抽出する抽出部、および
    前記抽出部によって抽出された姓部と同一の姓部を含む相手情報があるとき、その発信先情報と前記新規発信先情報とを前記誤発信防止用データベースに登録する登録部をさらに備える、請求項2記載の携帯電話機。
  4. 前記発信先情報は、名部をさらに含み、
    前記抽出部は、姓部と名部との間に入力される入力情報に基づいて姓部を抽出する文字抽出部を含む、請求項3記載の携帯電話機。
  5. 前記操作部は、文字入力操作および文字確定操作をさらに受け付け、
    前記抽出部は、姓部が入力されるとき、一度目の文字確定操作に応じて姓部を抽出する確定操作抽出部を含む、請求項3記載の携帯電話機。
  6. 前記操作部は、姓部の抽出操作をさらに受け付け、
    前記抽出部は、前記操作部が抽出操作を受け付けたとき、その抽出操作に応じて姓部を抽出する操作抽出部をさらに含む、請求項3ないし5のいずれかに記載の携帯電話機。
  7. 前記表示部によって前記確認情報が表示された後、発信先情報を変更する操作を受け付ける変更部をさらに備える、請求項1ないし6のいずれかに記載の携帯電話機。
  8. 前記発信先情報データベースにおける、同一の姓部を持つ少なくとも2つ以上の発信先情報には、同一の姓部を持つことを示すフラグが付与されており、
    前記判断部は、前記発信先情報データベースにおける前記発信先情報に付与されたフラグに基づいて、前記選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が発信先情報データベースに含まれるか否かを判断する、請求項1記載の携帯電話機。
  9. 前記発信先情報は、電話番号をさらに含み、
    前記発信操作は、音声発信操作を含む、請求項1ないし8のいずれかに記載の携帯電話機。
  10. 前記発信先情報は、メールアドレスをさらに含み、
    前記発信操作は、メール送信操作を含む、請求項1ないし9のいずれかに記載の携帯電話機。
  11. 前記確認情報は、少なくとも前記選択された発信先情報の示す姓名を含む情報である、請求項1記載の携帯電話機。
  12. 姓名のうちの一部の情報として姓部を含む発信先情報から構成される発信先情報データベースおよび前記発信先情報の選択操作を受け付けるとともに、前記選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける操作部を有し、前記発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示して、発信先情報に基づいて発信可能な携帯電話機のプロセッサを、
    前記操作部が選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、前記発信先情報データベースに、前記選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断する判断部、および
    前記判断部によって同一の姓部を持つ発信先情報が含まれると判断されたとき、確認情報を表示する表示部として機能させる、確認情報表示プログラム。
  13. 姓名のうちの一部の情報として姓部を含む発信先情報から構成される発信先情報データベースおよび前記発信先情報の選択操作を受け付けるとともに、前記選択された発信先情報の示す発信先への発信操作を受け付ける操作部を有し、前記発信先情報データベースを構成する発信先情報を選択可能に表示して、発信先情報に基づいて発信可能な携帯電話機の確認情報表示方法であって、
    前記操作部が選択された発信先情報に基づく発信操作を受け付けたとき、前記発信先情報データベースに、前記選択された発信先情報に含まれる姓部と同一の姓部を持つ発信先情報が含まれるか否かを判断して、
    同一の姓部を持つ発信先情報が含まれると判断されたとき、確認情報を表示する、確認情報表示方法。
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