JP2009048504A - 電子機器における設定画面表示方法、制御プログラム及び電子機器 - Google Patents

電子機器における設定画面表示方法、制御プログラム及び電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】容易かつ迅速に機能の設定操作を行う。
【解決手段】電子機器において、表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、記憶手段に記憶され電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の設定情報を、それぞれ、分割された複数の領域に表示させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、電子機器における設定画面表示方法、制御プログラム及び電子機器に係り、例えば、折畳み式の携帯電話機において、ユーザが所定の機能を設定するための画面を表示部に表示させる設定画面表示方法、制御プログラム及び電子機器に関する。
移動中や外出先でも使用可能であるという高い利便性によって、携帯型の電子機器としての携帯電話機が、広く普及してきている。携帯電話機は、通常、本来の通話機能のほか、例えば電子メールの送受信や、インターネットに接続してホームページの閲覧が可能なデータ通信機能、電子カメラによる撮影機能等を有する上に、さらに多機能化が進んでいる。
すなわち、最近は、付属機能の高度化がさらに加速され、地上波デジタル放送の1SEG(1セグメント)放送の受信機能や、ゲーム機としての機能を備えた機種も普及してきている。さらに、GPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信するGPS受信機能や、無線LAN(Wireless Local Area Network)接続機能も追加されてきている。
このように、携帯電話機には、非常に多くの機能が備えられ、このため、ユーザが操作対象の機能の設定をできるだけ簡単に行なうことができるように、多くの機能を種類別、目的別に分類し、各機能の設定メニューを階層構造化して配置している。
機能の設定メニューでは、1つの動作や機能に対してグループ化されている。例えば、各着信設定画面には、着信時の機能の設定に必要な項目(「着信音量」、「着信音選択」、「着信音LED色」、「マナーモード設定」、「伝言設定」等)がグループ化されて表示されて、この画面において、機能毎に一度に設定が可能なようにされている。
さらに、単一の携帯電話機に対して、複数の電話番号が付与される移動通信サービスでは、使用する電話番号毎に、機能の設定を行うことが可能である。
例として、携帯電話機に、2つの電話番号が付与されている場合に、2つの電話番号に対応する機能がAモード及びBモードで実現されるものとし、ユーザによる機能の設定方法として、着信設定方法について、図9を参照して説明する。
電源投入後、表示部に待受画面が表示されている状態で、操作部のメニューキーが押下されると、制御部は、メニュー画面を表示部に表示させる。ここで、待受状態(初期状態)で、表示画面上に、最上位の機能を表す項目を表示させる(例えば、特許文献1等参照。)。メニュー画面には、例えば、「各種設定」、「ユーザデータ」、「電話帳」、「メール」、「データBOX」、「サービス」等の項目が表示される。
次に、制御部は、表示部の表示画面上に表示されたカーソルを、スクロ−ルキーの操作によって移動させ、メニュー画面の「各種設定」にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、「各種設定」が選択されたものと判断して(ステップSB11(図9))、各種設定メニュー画面を表示させる。
各種設定メニュー画面には、例えば、「着信」、「通話」、「発信」、「時計」、「ロック/セキュリティ」、「外部接続」等の項目が表示される。
次に、制御部は、表示画面上に表示されたカーソルを、スクロ−ルキーの操作によって移動させ、各種設定メニュー画面上の「着信」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、「着信」が選択されたものと判断する。これにより、着信時の設定画面が起動し(ステップSB12)、制御部は、Aモード設定/Bモード設定の表示形態選択画面を表示部に表示させる(ステップSB13)。
制御部は、ステップSB14で、表示形態選択画面上の「Aモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、A設定のためのA画面単独表示が選択されたものと判断し、この後、制御部は、設定操作を受け付ける(ステップSB16)。
制御部は、表示部に表示された表示画面上のカーソルを、スクロ−ルキーの操作によって移動させ、着信設定画面上の例えば、「着信音選択」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、「着信音選択」が選択されたものと判断する。制御部は、着信音選択画面を表示させ、複数の着信音のうちの1つが選択される。
制御部は、ステップSB14で、「Aモード」以外の選択がなされた場合には、ステップSB15へ進み、表示形態選択画面上の「Bモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、B設定のためのB画面単独表示が選択されたものと判断する。これ以外の場合は、ステップSB18へ進む。
制御部は、ステップSB15で、表示形態選択画面上の「Bモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、B設定のためのB画面単独表示が選択されたものと判断し、この後、制御部は、設定操作を受け付ける(ステップSB17)。
制御部は、ステップSB16又はステップSB17で、設定操作がなされ、設定完了キーが選択されると、設定内容を記憶部に記憶させ、設定登録完了とする(ステップSB18)。
しかしながら、上述したような多機能化に対応して、設定項目は、多岐に亘り、かつ、細かく場合分けされているために、ユーザにとっては、同様な内容の設定を繰り返すこともしばしばあり、設定操作は大変煩雑で手間がかかっていた。
したがって、ユーザは、数多くの設定を慎重に実行しなければならず、このことが、設定操作に関してユーザに難解な印象を与え、折角の機能を使いこなせない原因ともなっていた。
特に、単一の携帯電話機に対して、複数の電話番号が付与される移動通信サービスでは、使用する電話番号毎に、ユーザが機能の設定を行わなければならない。この場合には、設定操作は一段と大変煩雑で手間や時間がかかってしまう。
このため、複数の機能を、同一画面に表示させて、一括して設定又は解除(オン/オフ)する技術が提案されている(例えば、特許文献2等参照。)。しかしながら、必ずしも、設定/解除のみでなく、数種類の設定値から選択しなければならない場合もある(例えば、着信設定では、着信音量、着信音、着信LED色等)ため、この技術の適用可能範囲は限定される。
また、切換表示される複数のメニュー画面に共通する選択項目を、操作部の特定のキーの操作によって、同時に選択可能とする技術が提案されている(例えば、特許文献3等参照。)。しかしながら、この技術では、設定項目の間で設定内容の比較をしたい場合には、画面を切り換えて確認しなければならない。
また、表示画面に操作誘導欄を設け、操作部に操作誘導欄に対応するボタンを配置し、操作ステップ毎に、操作誘導欄に、選択可能な操作項目を示す誘導情報を表示させる技術が提案されている(例えば、特許文献4等参照。)。しかしながら、この技術では、複数の設定内容を同時に表示させることはできない。
特開2006−024970号公報 特開2002−190852号公報 特開2000−231433号公報 特開2000−105648号公報
解決しようとする第1の問題点は、上記した技術では、機能の設定操作が煩雑であり、手間や時間がかかるという点である。
すなわち、ユーザにとっては、同様の設定を何度も行わなければならない場合があり、時間がかかる。また、ユーザが設定操作に多くの時間を要するほかに、装置にとっても、別々に設定画面を表示させて設定処理を行うことにより、無用な時間を費やすことにもなる。
また、第2の問題点は、上記した技術では、機能の設定を正確かつ確実に行うことが困難であるという点である。
すなわち、設定項目が多岐に亘るために、同様な設定が必要な場合に、設定忘れや誤りが生じ易い。
特に、同様な設定項目が、別々のグループに分類されているような場合では、グループ毎に設定を完了させて、別の設定を行うときに、設定済みの内容を覚えておく必要があり、面倒なばかりでなく、設定誤りに繋がる。
この発明は、上述の事情に鑑みてなされたもので、容易かつ迅速に機能の設定操作を行うことができる電子機器における設定画面表示方法、制御プログラム及び電子機器を提供することを第1の目的としている。
また、正確かつ確実に機能の設定を行うことができる電子機器における設定画面表示方法、制御プログラム及び電子機器を提供することを第2の目的としている。
上記課題を解決するために、この発明の電子機器における設定画面表示方法は、電子機器において、記憶手段に記憶され上記電子機器が有する機能に関する設定情報を、表示手段に表示させるための設定画面表示方法に係り、上記表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、互いに異なる複数の上記設定情報を、それぞれ、分割された上記複数の領域に表示させる分割表示制御ステップを含むことを特徴としている。
また、この発明の制御プログラムは、電子機器において、記憶手段に記憶され上記電子機器が有する機能に関する設定情報を、表示手段に表示させる設定画面表示方法ををコンピュータに実行させるための制御プログラムに係り、上記表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、互いに異なる複数の上記設定情報を、それぞれ、分割された上記複数の領域に表示させる分割表示制御ステップをコンピュータに実行させることを特徴としている。
また、この発明の電子機器は、機能に関する設定情報を記憶する記憶手段と、上記設定情報を表示する表示手段とを備えてなる電子機器に係り、上記表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、当該電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の上記設定情報を、それぞれ、分割された上記複数の領域に表示させる分割表示制御手段を備えてなることを特徴としている。
この発明の構成によれば、表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、記憶手段に記憶され電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の設定情報を、それぞれ、分割された複数の領域に表示させるので、容易かつ迅速に機能の設定操作を行うことができる。
また、表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、記憶手段に記憶され電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の設定情報を、それぞれ、分割された複数の領域に表示させるので、正確かつ確実に機能の設定を行うことができる。
表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、記憶手段に記憶され電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の設定情報を、それぞれ、分割された複数の領域に表示させるので、容易かつ迅速に機能の設定操作を行うという第1の目的を実現した。
また、表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、記憶手段に記憶され電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の設定情報を、それぞれ、分割された複数の領域に表示させるので、正確かつ確実に機能の設定を行うという第2の目的を実現した。
図1は、この発明の第1の実施例である携帯電話機の構成を示す平面図、図2は、同携帯電話機の構成を示すブロック図、図3は、同携帯電話機の動作を説明するための処理手順図、また、図4乃至図7は、同携帯電話機の動作を説明するための説明図である。
この例の電子機器としての携帯電話機1は、図1に示すように、折畳可能な筐体を備えると共に、本来の通話機能のほか、例えばインターネットに接続してホームページの閲覧や電子メールの送受信が可能なデータ通信機能を有し、表示部3が設けられた上部ユニット4と、操作部5が設けられた下部ユニット6とが、折畳可能なようにヒンジ部7で相互に結合されて構成されている。
携帯電話機1は、図2に示すように、当該携帯電話機本体の構成各部を制御する制御部8と、制御部8が実行する処理プログラムや各種データ等を記憶するための記憶部9と、アンテナ11を介して無線電波の送受信を行い、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる無線通信部12と、例えば、機能設定画面や、受信したホームページや電子メールの内容等が表示される表示部3と、数字や文字の入力操作等を行うための多数の各種操作キー等からなる操作部5と、例えば着信時に着信音を出力する音声出力部13と、送話音声を入力するマイクロフォンからなる送話部14と、受話音声を出力するスピーカからなる受話部15と、例えば周囲の風景や人物等を撮影する電子カメラ部16と、着信時等に発光する例えば赤色LED、緑色LED及び青色LEDからなる発光部17と、振動によって着信を通知するバイブレータ18とから概略構成されている。
携帯電話機1において、操作部5からのキー入力により、各機能の設定がなされ、ユーザの嗜好等に応じてカスタマイズされる。
また、この携帯電話機1には、例えば2つの電話番号が付与されて、移動通信サービスが提供されるものとする。この場合、電話番号毎に独立に機能の設定が行われ、一方の電話番号に付随する機能(以下、Aモードという。)と、他方の電話番号に付随する機能(以下、Bモードという。)とについて設定がなされる。
また、この例では、表示部3は、表示機能と共に、操作機能の一部も兼ね備えている。
なお、上部ユニット4の表示画面の上方のカメラレンズに対応する部位には、撮影窓19が形成されている(図1参照)。
制御部8は、CPU(Central Processing Unit)等を有してなり、記憶部9に記憶された制御プログラムに従って、機能設定制御処理や、通信制御処理等を実行する。
機能設定制御処理は、分割表示設定制御処理と、非分割表示設定制御処理とを含んでいる。分割表示設定制御処理では、表示部3の表示画面を2分割表示させて、Bモードの設定情報を参照してAモードの設定を行う場合と、Aモードの設定情報を参照してBモードの設定を行う場合と、Aモードの設定及びBモードの設定を同時に行う場合とで、所定の機能の設定を行うことが可能である。
また、非分割表示設定制御処理では、分割させずに全画面表示させて、Aモードの設定を行う場合と、Bモードの設定を行う場合とで、所定の機能の設定を行うことが可能である。
機能設定制御処理では、図2に示すように、操作部5の操作によって、所定のキー信号(操作信号)pが制御部8に入力されると、制御部8は、記憶部9にメモリ制御信号qを出力し、記憶部9との間でメモリ情報rの授受を行う。すなわち、制御部8は、記憶部9からメモリ情報rとしての画面情報や設定情報を読み出したり、記憶部9へ設定情報を書き込むように制御する。
制御部8は、記憶部9から画面情報や設定情報を読み出すと、表示情報sとして表示部3に表示制御信号tとともに出力する。
分割表示設定制御処理で、表示形態選択画面が表示部3に表示されている状態で、制御部8は、操作部5からキー信号pとしての分割表示選択操作信号の入力を認識すると、表示部3に表示制御信号tとして分割表示制御信号を出力し、記憶部9に着信設定画面の画面情報を読み出すためのメモリ制御信号qを出力する。
制御部8は、記憶部9から画面情報を受け取ると、着信設定画面を表示させるための表示情報sを表示部3に出力すると同時に、キー信号pの割り付けを切り換える。
分割表示が選択された場合には(マルチ画面表示中には)、例えば、テンキー群31のうちの数字キーにも、スクロール機能のマトリックスが割り当てられ、制御部8は、例えば、テンキー群31のうちの数字キーとしての「1」キー、及び「7」キーを、非アクティブ画面において、カーソルを、それぞれ、上下に移動させるためのキーとして認識する。
なお、制御部8は、アクティブ画面においては、スクロールキー群34のうちの上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bを、カーソルを、それぞれ、上下に移動させるためのキーとして認識する。
制御部8は、分割表示設定制御処理で、分割表示選択操作信号の入力によって、表示部3の表示画面を複数の領域に分割し、各分割領域に、それぞれ、記憶部9から読み出した別の設定情報を表示させる。この例では、制御部8は、表示部3の着信設定画面を2分割し、Aモードの設定情報と、Bモードの設定情報とを分割して同時に表示させる(マルチ画面表示させる)。
すなわち、制御部8は、表示形態選択画面上で「Aモード/Bモード」が選択された場合に、主表示領域22を左右に2分割し、右側表示領域22aにAモードの設定画面を表示させ、左側表示領域22bにBモードの設定画面を表示させる。
この例の分割表示設定制御処理では、A画面とB画面とでのアクティブ表示の切換えは、例えば、スクロ−ルキー群34のうち、左スクロ−ルキー34c及び右スクロ−ルキー34dを用いて行われる。
例えば、右スクロ−ルキー34dが押下されると、制御部8は、Aモード設定が選択されたものと判断して、A画面をアクティブ表示とし、Aモードの設定変更が開始される。また、左スクロ−ルキー34cが押下されると、制御部8は、Bモード設定が選択されたものと判断して、B画面をアクティブ表示とし、Bモードの設定変更が開始される。
また、制御部8は、分割表示設定制御処理で、例えば、分割表示された着信設定画面(A画面)上に表示されたカーソルを、上スクロ−ルキー34a及び下スクロ−ルキー34bの操作によって移動させ、着信設定画面上の「着信音選択」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、図7に示すように、着信音選択画面を表示させる。
制御部8は、着信音選択画上に表示されたカーソルを、上スクロ−ルキー34a及び下スクロ−ルキー34bの操作によって移動させ、複数の着信音のうちの1つ、例えば、「着信音2」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、「着信音2」が選択される。
この状態で左スクロ−ルキー34cが押下されると、制御部8は、A画面からB画面への切換えによって、メモリ制御信号qとしての書込制御信号を記憶部9に出力し、着信音として選択された「着信音2」を設定情報として、記憶部9に記憶させ、Aモードの設定を完了し、かつ、Bモード設定が選択されたものと判断して、B画面をアクティブ表示とさせて、Bモードの設定を開始する。
また、非分割表示設定制御処理で、制御部8は、表示形態選択画面上の「Aモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、A設定のためのA画面単独表示が選択されたものと判断し、この後、制御部8は、設定操作を受け付ける。
また、制御部8は、表示形態選択画面上の「Bモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、B設定のためのB画面単独表示が選択されたものと判断し、この後、制御部8は、設定操作を受け付ける。
また、制御部8は、設定操作後、設定完了キー28が選択されると、設定内容を記憶部9に記憶させ、設定登録完了とする。
記憶部9は、ROM、RAM等の半導体メモリ等からなり、制御部8が実行するメーラやブラウザ、機能設定制御処理プログラム等の各種制御プログラム等が記憶されたプログラム記憶部と、各機能の設定情報や、階層構造化されたメニュー画面情報、電話帳情報、通信履歴情報、受信及び送信した電子メールに関する情報等の各種情報が記憶された情報記憶部とを有してなっている。
ここで、設定情報は、それぞれ、ユーザによって設定され互いに独立したAモードの設定情報と、Bモードの設定情報とを含んでいる。
無線通信部12は、RF回路や、変復調回路、ベースバンド処理回路等からなり、音声やデータを変調してアンテナ11を介して無線電波として送信すると共に、無線電波をアンテナ7を介して受信して音声やデータに復調し、所定のプロトコルに従って通話やデータ通信を行うために用いられる。
表示部3は、液晶ディスプレイ等からなり、文字や画像を表示するために用いられ、例えば、設定画面や、作成画像、受け取った電子メールの内容、メール作成画面、メールリスト、メッセージ等を表示する。
設定時の表示画面には、図1に示すように、上部表示領域21と、必要に応じて分割表示される主表示領域22と、下部表示領域23とが配置される。
上部表示領域21には、現在の日付け及び時刻、電波受信レベル、電池電圧レベル、圏外表示マーク等が配置される。
主表示領域22には、表示形態選択画面で、「Aモード/Bモード」が選択された場合、主表示領域22が左右に2分割され、右側表示領域22aにAモードの設定画面が表示され、左側表示領域22bにBモードの設定画面が表示される。
また、表示形態選択画面で、「Aモード」が選択された場合に、主表示領域22全体に、Aモードの設定画面が表示される。
また、表示形態選択画面で、「Bモード」が選択された場合に、主表示領域22全体に、Bモードの設定画面が表示される。
また、下部表示領域23には、「設定完了」キー28が配置される。
操作部5は、図1に示すように、例えば、数字等を入力するためのテンキー群31と、表示部3に表示された表示画面上のカーソルを上下左右方向へ移動させるためのスクロールキー群34と、操作を決定するために用いられる決定キー35と有している。
スクロールキー群34は、上スクロールキー34aと、下スクロールキー34bと、左スクロールキー34cと、右スクロールキー34dとからなっている。
このほか、操作メニューを表示させるためのメニューキー、音声通話を行うために用いる通話開始キー、操作を1つ前の状態へ戻すクリアキー、電源の入切りを行ったり各種操作を中止するために用いられる電源キー、メーラを起動させるためのメールモード選択キー、文字入力モードを切り換えるための入力モード切替えキー、ブラウザを起動させてホームページを閲覧するためのブラウザモード選択キー等が配置される。
次に、図3乃至図7を参照してこの例の携帯電話機1の動作について説明する。
以下、携帯電話機1に2つの電話番号が付与され、一方の電話番号に付随する機能(Aモード)と、他方の電話番号に付随する機能(Bモード)とについて設定を行う場合につて述べる。例として、着信時の設定を行う場合について説明する。
電源投入後、表示部3に待受画面が表示されている状態で、操作部5のメニューキーが押下されると、図4に示すように、制御部8は、メニュー画面を表示部3に表示させる。ここで、待受状態(初期状態)で、表示画面上に、最上位の機能を表す項目を表示させる。メニュー画面には、例えば、「各種設定」、「ユーザデータ」、「電話帳」、「メール」、「データBOX」、「サービス」等の項目が表示される。
次に、制御部8は、表示部3の表示画面上に表示されたカーソルを、上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bの操作によって移動させ、メニュー画面の「各種設定」にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、図5に示すように、「各種設定」が選択されたものと判断して(ステップSA11(図3))、各種設定メニュー画面を表示させる。
各種設定メニュー画面には、例えば、「着信」、「通話」、「発信」、「時計」、「ロック/セキュリティ」、「外部接続」等の項目が表示される。
次に、制御部8は、表示画面上に表示されたカーソルを、上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bの操作によって移動させ、各種設定メニュー画面上の「着信」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、「着信」が選択されたものと判断する。
これにより、着信時の設定画面が起動し、制御部8は、図6に示すように、Aモード設定/Bモード設定の表示形態選択画面を表示部3に表示させる(ステップSA12)。
次に、制御部8は、表示画面上に表示されたカーソルを、上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bの操作によって移動させ、表示形態選択画面上の「Aモード/Bモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、A画面とB画面とでの分割表示が選択されたものと判断し(ステップSA13)、マルチ画面を起動させる(ステップSA16)。
すなわち、操作部5の操作によって、キー信号pとしての分割表示操作信号が制御部8に入力されると、制御部8は、表示部3に表示制御信号tとしての分割表示制御信号を出力する。
また、制御部8は、記憶部9に着信設定画面の画面情報rを読み出すためのメモリ制御信号qを出力する。制御部8は、画面情報rを受け取ると、着信設定画面を表示させるための表示情報sを出力すると同時に、キー信号pの割り付けを切り換える。
分割表示が選択された場合には(マルチ画面表示中には)、例えば、テンキー群31のうちの数字キーにも、スクロール機能のマトリックスが割り当てられ、制御部8は、テンキー群31のうちの数字キーとしての「1」キー、及び「7」キーを、非アクティブ画面において、カーソルを、それぞれ、上下に移動させるためのキーとして認識する。
なお、制御部8は、アクティブ画面においては、スクロールキー群34のうちの上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bを、カーソルを、それぞれ、上下に移動させるためのキーとして認識する。
ここで、「Aモード/Bモード」以外の選択がなされた場合には、ステップSA14へ進み、表示形態選択画面上の「Aモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、A設定のためのA画面単独表示が選択されたものと判断する。
「Aモード」以外の選択がなされた場合には、ステップSA15へ進み、表示形態選択画面上の「Bモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、B設定のためのB画面単独表示が選択されたものと判断する。これ以外の場合は、ステップSA27へ進む。
制御部8は、ステップSA16で、マルチ画面を起動させ、図1に示すように、表示部3に、A画面とB画面とでの分割表示を行わせる(ステップSA17)。すなわち、表示部3は、表示情報sが入力されてマルチ画面となり、2つの着信設定画面(A画面及びB画面)が並んだ状態で表示される。
この例では、主表示領域22のうち、右側表示領域22aにA画面が表示され、左側表示領域22bにB画面が表示される。
ここで、分割表示された各着信設定画面(A画面及びB画面)には、それぞれ、図1に示すように、着信時の着信音量を設定するための「着信音量」、着信音の種類を選択するための「着信音選択」、着信時に点灯するLEDの色を選択するための「着信音LED色」、「マナーモード設定」、「伝言設定」等の項目が表示される。
各着信設定画面には、着信時の機能の設定に必要な項目がグループ化されて表示されて、この画面において、一度に設定することができる。
この例では、A画面とB画面とでのアクティブ表示の切換えは、例えば、スクロ−ルキー群34のうち、左スクロ−ルキー34c及び右スクロ−ルキー34dを用いて行われる。
ステップSA18で、例えば、右スクロ−ルキー34dが押下され、キー信号pが入力されると、制御部8は、Aモード設定が選択されたものと判断して、A画面をアクティブ表示とし(ステップSA19)、Aモードの設定変更が開始される。この後、制御部8は、設定操作を受け付ける(ステップSA20)。なお、ステップSA18で、A設定が選択されないとき(例えば、右スクロ−ルキー34dが押下されないとき)は、制御部8は、ステップSA21へ進む。
ステップSA20で、制御部8は、例えば、分割表示された着信設定画面(A画面)上に表示されたカーソルを、上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bの操作によって移動させ、着信設定画面上の「着信音選択」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、図7に示すように、着信音選択画面を表示させる。
制御部8は、着信音選択画上に表示されたカーソルを、上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bの操作によって移動させ、複数の着信音のうちの1つ、例えば、「着信音2」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、「着信音2」が選択される。
次に、ステップSA21へ進み、左スクロ−ルキー34cが押下され、キー信号pが入力されると、制御部8は、A画面からB画面への切換えによって、メモリ制御信号qとしての書込制御信号を記憶部9に出力し、着信音として選択された着信音2を設定情報として、記憶部9に記憶させ、Aモードの設定を完了し、かつ、Bモード設定が選択されたものと判断して、B画面をアクティブ表示とさせて(ステップSA22)、Bモードの設定を開始する。
この後、制御部8は、設定操作を受け付ける(ステップSA23)。なお、ステップSA21で、B設定が選択されない場合(例えば、左スクロ−ルキー34cが押下されない場合)は、制御部8は、ステップSA24へ進む。
ステップSA23で、制御部8は、例えば、分割表示された着信設定画面(B画面)上に表示されたカーソルを、スクロ−ルキーの操作によって移動させ、着信設定画面上の「着信音選択」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、図7に示すように、着信音選択画面を表示させる。
制御部8は、着信音選択画上に表示されたカーソルを、上スクロールキー34a、及び下スクロールキー34bの操作によって移動させ、複数の着信音のうちの1つ、例えば、「着信音1」の項目にカーソルが合わせられ、決定キーが押下されると、「着信音1」が選択される。
ステップSA18で、A設定が行われず(例えば、右スクロ−ルキー34dが押下されず)、かつ、ステップSA21でB設定が行われず(例えば、左スクロ−ルキー34cが押下されず)、ステップSA24で、設定完了キー28が押下されると、制御部8は、現在選択されているアクティブ状態の画面(ここではB画面)での設定情報のみ記憶部9に出力し記憶させて、設定登録了とする。
また、ステップSA18で、再び、右スクロ−ルキー34dが押下され、キー信号pが入力されると、制御部8は、B画面からA画面への切換えによって、記憶部9に書込制御信号としてのメモリ信号を記憶部9に出力し、着信音として選択された着信音1を設定情報として、記憶部9に記憶させ、Bモードの設定を完了し、かつ、Aモード設定が選択されたものと判断して、A画面をアクティブ表示とさせる(ステップSA19)。
ここで、制御部8は、Aモードの設定情報は、既に記憶部9に記憶させているので、Bモードの設定情報のみ記憶部9に出力し記憶させる。なお、A画面がアクティブ表示とされた状態で、必要に応じてAモードの設定をし直すことができる。
このように、設定情報を記憶部9に記憶させるためのトリガは、設定完了キー28の押下動作としても、A画面とB画面とでのアクティブ表示の切換動作としても良い。
また、2つのモード(Aモード及びBモード)で、設定変更を行なっても、設定情報の記憶は、別々に実行するので、それぞれの設定情報の記憶のための処理時間は、単一モードでの設定情報の記憶のための処理時間と同様である。
上述したように、A画面とB画面とでのアクティブ表示の切換えは、例えば、スクロ−ルキー群34のうち、左スクロ−ルキー34c及び右スクロ−ルキー34dを用いて行われる。
A画面とB画面の両方で設定を行うほか、一方のモードでの設定を行う場合に、他方の設定内容を参照することができる。例えば、A画面で着信音を、「着信音2」に設定する場合に、A画面で着信音選択画面を表示させた後、左スクロ−ルキーの操作によって、B画面をアクティブ表示として、B画面で着信音選択画面を表示させて、B画面で「着信音2」以外の着信音に設定されていることを確認する。
設定完了キー28を押下する前に、A画面とB画面とでのアクティブ表示の切換えを繰り返してから、設定完了キー28を押下すると(A画面→B画面に切換え→A画面に切換え→設定完了キーのキー操作を行なった場合に)、制御部8は、A画面とB画面とでのアクティブ表示の切換の度に、設定情報を記憶部9に記憶させる。
すなわち、制御部8は、記憶部9に対して、A設定の設定情報の書込制御信号出力→B設定の設定情報の書込制御信号出力→A設定の設定情報の書込制御信号出力→…という動作を繰り返す。
制御部8は、ステップSA14で、表示形態選択画面上の「Aモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、A設定のためのA画面単独表示が選択されたものと判断し、この後、制御部8は、設定操作を受け付ける(ステップSA25)。
また、制御部8は、ステップSA15で、表示形態選択画面上の「Bモード」の項目にカーソルが合わせられ、決定キー35が押下されると、B設定のためのB画面単独表示が選択されたものと判断し、この後、制御部8は、設定操作を受け付ける(ステップSA26)。
また、制御部8は、ステップSA25又はステップSA26で、設定操作がなされ、設定完了キー28が選択されると、設定内容を記憶部9に記憶させ、設定登録完了とする(ステップSA27)。
このように、この例の構成によれば、表示部において、同時に分割表示された例えば同一機能のAモード及びBモードの設定内容を見比べて、一方の設定操作を行なう場合に、他方の同様の設定内容を参照しながら、設定操作を行なうことができるので、別々に設定画面を表示させて設定処理を行う場合に比べ、容易かつ迅速に機能の設定操作を行うことができる。
また、表示部に同時に表示された両分割画面の表示内容を明瞭に比較しながら設定内容の変更や、編集、確認等ができるので、機能の設定の見落しや誤りを防止し、正確かつ確実に機能の設定を行うことができる。
例えば、AモードとBモードとで、同一の設定内容になっているべき同様の設定項目で、一致しているか否かの確認を、同時に表示された分割画面を見て、簡単に行うことができる。
また、分割画面の切換えをトリガとして切換え前の分割画面の設定内容を記憶部に記憶させることができる。このため、設定完了キーを押下しなくても設定情報を確実に登録することができる。
また、設定完了キーを押下して、又は画面を切り換えて、設定情報の記憶部への記憶をAモードとBモードとで別々に実行するので、2つのモード(Aモード及びBモード)で、設定変更を行なっても、それぞれの設定情報の記憶のための処理時間は、単一モードでの設定情報の記憶のための処理時間と略同一である。したがって、ユーザの操作時の煩雑さを低減することができる。
また、例えば、この携帯電話機に対して、2つの電話番号が付与されている場合に、一方の電話番号に係る設定内容のうち、着信音の設定を行う場合に、他方の電話番号に係る設定内容を見比べて、両着信音が異なっていることを確認したり、変更することができる。すなわち、両設定の相違点を容易に知ることができ、似ている場合には、差異を設ける(個性をつける)こともできる。
また、スクロールキーのほかに、テンキーのうち、例えば、「1」、「7」をスクロール用に割り当てることによって、一方の分割画面を選択中に、他方の分割画面をスクロールすることができる。これによって、一方の分割画面で、設定項目を選択しながら、他方の分割画面の所望の箇所を迅速に参照することができる。
また、同一分割画面内では、例えば、スクロールキー群のうち、上スクロールキー及び下スクロールキーを用いて、項目を選択し、決定キーで確定することができ、両分割画面間では、左スクロールキー及び右スクロールキーを用いて、簡単に移動させることができる。
また、例えば、各着信設定画面には、着信時の機能の設定に必要な項目がグループ化されて表示されて、この画面において、機能毎に一度に設定することができる。したがって、多数の機能の設定を容易に行うことができ、ユ−ザは、多機能の携帯電話記を容易に使いこなすことができる。
図8は、この発明の第2の実施例である携帯電話機の構成を示す平面図である。
この例の構成が上述した第1の実施例の構成と大きく異なるところは、表示画面に切換えキーを配置した点である。
これ以外の構成は、上述した第1の実施例の構成と略同一であるので、第1の実施例と同一の構成要素については、図8において、図1で用いた符号と同一の符号を付して、その説明を簡略にする。
この例の携帯電話機1Aでは、表示部3Aは、図8に示すように、液晶ディスプレイ等からなり、文字や画像を表示するために用いられ、例えば、設定画面や、作成画像、受け取った電子メールの内容、メール作成画面、メールリスト、メッセージ等を表示する。
設定時の表示画面には、同図に示すように、上部表示領域21Aと、必要に応じて分割表示される主表示領域22と、下部表示領域23とが配置される。
上部表示領域21Aには、現在の日付け及び時刻、電波受信レベル、電池電圧レベル、圏外表示マーク等のほか、この例では、表示形態選択キー群24が配置される。表示形態選択キー群24は、「B+A」キー25と、「A」キー26と、「B」キー27とからなっている。
主表示領域22には、表示形態選択画面で、「Aモード/Bモード」が選択された場合、又は表示形態選択キー群24のうち、「B+A」キーが指示選択された場合(すなわち、左スクロ−ルキー34c及び右スクロ−ルキー34d等によって「B+A」キーにカーソルが合わされ、決定キー35が押下された場合)に、主表示領域22が左右に2分割され、右側表示領域22aにAモードの設定画面が表示され、左側表示領域22bにBモードの設定画面が表示される。
また、表示形態選択画面で、「Aモード」が選択された場合、又は表示形態選択キー群24のうち、「A」キーが指示選択された場合に、主表示領域22全体に、Aモードの設定画面が表示される。
また、表示形態選択画面で、「Bモード」が選択された場合、又は表示形態選択キー群24のうち、「B」キーが指示選択された場合に、主表示領域22全体に、Bモードの設定画面が表示される。
また、下部表示領域23には、「設定完了」キー28が配置される。
この例の構成によれば、上述した第1の実施例と略同様の効果を得ることができる。
加えて、一段と簡単に設定情報を変更することができる。
以上、この発明の実施例を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれる。
例えば、上述した実施例では、縦に2分割する場合について述べたが、横に2分割としても良いし、2分割に限らず、3分割以上としても良い。また、必ずしも等分割に限らない。また、例えば、格子状に分割しても良い。
また、同一の携帯電話機を複数のユーザが共有するようにしても良い。また、Aモード、及びBモードでそれぞれ別のユーザが用いる場合に、ユーザ認証情報としての各ユーザのIDの入力を設定操作可否の条件としても良い。
また、Aモード及びBモードの設定で分割表示させる場合について述べたが、例えば、電話番号への紐付けがない設定項目や、モード間で共通の設定項目で、同様の設定項目について、分割表示させるようにしても良い。
また、電話番号は、2つとは限らず、3つ以上付与されていても良い。すなわち、複数のモードで設定可能としても良い。
また、例として、着信の設定について述べたが、これに限らず、例えば、電話帳の登録機能等で、1つの機能について複数の登録作業(ユーザ設定)を行う場合に、分割表示された画面の内容を比較しながら設定操作を行なうようなときに適用することができる。
また、上下方向(表示画面の長さ方向)のみならず、左右方向(表示画面の幅方向)に沿ってスクロール可能なように構成しても良い。
また、設定画面切換で、Aモード及びBモードの設定情報を記憶させる場合に、設定完了キーは必ずしも設けなくても良い。また、一方の設定画面は、参照用として表示のみで変更不可とされていても良い。
また、「Aモード」、「Bモード」、及び「Aモード/Bモード」の設定画面をユーザが選択する場合について述べたが、同様の設定項目があった場合には、自動的に分割表示させても良い。また、関連する箇所を表示させずに、例えば1箇所の変更に合わせて自動的に変更させるように構成しても良い。
また、第1の実施例では、例えば、着信設定画面から分割画面とする場合について述べたが、メニュー画面や、各種設定画面から、Aモード及びBモードの設定情報を同時に表示する分割画面としても良い。
また、第1の実施例で、例えば、着信音選択画面で、所定の項目が選択され、決定キーが押下されたときに、設定情報として、記憶部に記憶させるようにしても良い。
また、第1の実施例で、分割表示が選択された場合に、制御部は、例えば、テンキー群のうちの数字キーとしての「2」キー、「8」キー、「4」キー、及び「6」キーを、非アクティブ画面において、カーソルを、それぞれ、上下左右に移動させるためのキーとして認識するようにしても良い。
なお、制御部は、アクティブ画面においては、スクロールキー群のうちの上スクロールキー、下スクロールキー、左スクロールキー、及び右スクロールキーを、カーソルを、それぞれ、上下左右に移動させるためのキーとして認識するようにしても良い。
また、第2の実施例で、「Aモード」、「Bモード」、及び「Aモード/Bモード」の設定画面を省略して、着信設定画面の切換えキーを用いて切り換えるようにしても良い。
また、第2の実施例で、「A」、「B」、及び「B+A」は、スクロールキーで選択しても良いし、例えば、テンキー(数字キー)のうち、「1」キー、「2」キー、及び「3」キーを割り当てるようにしても良い。
携帯型の電子機器としては、携帯電話機のほか、データ通信機能を有するPHS端末や、PDA、携帯型のコンピュータを用いる場合に適用できる。また、携帯型の電子機器のほか、表示部及び操作部を有する据置き型の電子機器を用いる場合に適用できる。
この発明の第1の実施例である携帯電話機の構成を示す平面図である。 同携帯電話機の構成を示すブロック図である。 同携帯電話機の動作を説明するための処理手順図である。 同携帯電話機の動作を説明するための説明図である。 同携帯電話機の動作を説明するための説明図である。 同携帯電話機の動作を説明するための説明図である。 同携帯電話機の動作を説明するための説明図である。 この発明の第2の実施例である携帯電話機の構成を示す平面図である。 関連する技術を説明するための説明図である。
符号の説明
1,1A 携帯電話機(電子機器)
3,3A 表示部(表示手段)
5,5A 操作部(操作手段)
8 制御部(分割表示制御手段、設定登録手段)
9 記憶部(記憶手段)
22 主表示領域(表示画面)
22a 右側表示領域(領域)
22b 左側表示領域(領域)
28 設定完了キー
34a 上スクロ−ルキー(スクロール操作キー)
34b 下スクロ−ルキー(スクロール操作キー)
34c 左スクロ−ルキー(スクロール操作キー)
34d 右スクロ−ルキー(スクロール操作キー)

Claims (19)

  1. 電子機器において、記憶手段に記憶され前記電子機器が有する機能に関する設定情報を、表示手段に表示させるための設定画面表示方法であって、
    前記表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、互いに異なる複数の前記設定情報を、それぞれ、分割された前記複数の領域に表示させる分割表示制御ステップを含む
    ことを特徴とする電子機器における設定画面表示方法。
  2. 操作手段を介して、同一の前記機能に関する複数の設定情報のうち、所定の設定情報を選択する選択情報が入力されると、前記選択情報に基づいて、前記設定情報を前記記憶手段に記憶させる設定登録ステップを含むことを特徴とする請求項1記載の電子機器における設定画面表示方法。
  3. 前記設定登録ステップでは、分割された複数の前記領域のうち、操作対象として選択された前記領域を切り換える際に、切換え直前の前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2記載の電子機器における設定画面表示方法。
  4. 前記操作手段は、前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させるための設定完了キーを有し、前記設定登録ステップでは、前記設定完了キーが選択されたときに、操作対象として選択された前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項2又は3記載の電子機器における設定画面表示方法。
  5. 前記操作手段は、分割された前記各領域の表示画面をそれぞれ独立にスクロールするための複数組のスクロール操作キーを有することを特徴とする請求項2、3又は4記載の電子機器における設定画面表示方法。
  6. 前記機能に関する設定を行うための機能設定メニューを前記表示手段に表示させるメニュー表示制御ステップを含むことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1に記載の電子機器における設定画面表示方法。
  7. 前記機能設定メニューは、階層構造化されて前記記憶手段に記憶され、最下層の機能設定メニューは、同一の前記機能の前記複数の設定情報を含むことを特徴とする請求項6記載の電子機器における設定画面表示方法。
  8. 前記分割表示制御ステップでは、複数の前記機能設定メニューを、分割された前記複数の領域に表示させることを特徴とする請求項6又は7記載の電子機器における設定画面表示方法。
  9. 前記設定情報は、前記機能の状態情報、設定値情報若しくは種別情報、又は所定の文字情報を含むことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1に記載の電子機器における設定画面表示方法。
  10. 電子機器において、記憶手段に記憶され前記電子機器が有する機能に関する設定情報を、表示手段に表示させる設定画面表示方法ををコンピュータに実行させるための制御プログラムであって、
    前記表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、互いに異なる複数の前記設定情報を、それぞれ、分割された前記複数の領域に表示させる分割表示制御ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする制御プログラム。
  11. 操作手段を介して、同一の前記機能に関する複数の設定情報のうち、所定の設定情報を選択する選択情報が入力されると、前記選択情報に基づいて、前記設定情報を前記記憶手段に記憶させる設定登録ステップをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項10記載の制御プログラム。
  12. 前記設定登録ステップでは、分割された複数の前記領域のうち、操作対象として選択された前記領域を切り換える際に、切換え直前の前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項11記載の制御プログラム。
  13. 前記操作手段は、前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させるための設定完了キーを有し、前記設定登録ステップでは、前記設定完了キーが選択されたときに、操作対象として選択された前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項11又は12記載の制御プログラム。
  14. 前記操作手段は、分割された前記各領域の表示画面をそれぞれ独立にスクロールするための複数組のスクロール操作キーを有することを特徴とする請求項11、12又は13記載の制御プログラム。
  15. 機能に関する設定情報を記憶する記憶手段と、前記設定情報を表示する表示手段とを備えてなる電子機器であって、
    前記表示手段の表示画面を複数の領域に分割して、当該電子機器が有する機能に関し、互いに異なる複数の前記設定情報を、それぞれ、分割された前記複数の領域に表示させる分割表示制御手段を備えてなる
    ことを特徴とする電子機器。
  16. 操作手段と、前記操作手段を介して、同一の前記機能に関する複数の設定情報のうち、所定の設定情報を選択する選択情報が入力されると、前記選択情報に基づいて、前記設定情報を前記記憶手段に記憶させる設定登録手段とを備えてなることを特徴とする請求項15記載の電子機器。
  17. 前記設定登録手段は、分割された複数の前記領域のうち、操作対象として選択された前記領域を切り換える際に、切換え直前の前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項16記載の電子機器。
  18. 前記操作手段は、前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させるための設定完了キーを有し、前記設定登録手段は、前記設定完了キーが選択されたときに、操作対象として選択された前記領域の表示内容に対応する前記設定情報を前記記憶手段に記憶させることを特徴とする請求項16又は17記載の電子機器。
  19. 前記操作手段は、分割された前記各領域の表示画面をそれぞれ独立にスクロールするための複数組のスクロール操作キーを有することを特徴とする請求項16、17又は18記載の電子機器。
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