JP2002111839A - 入力装置及びこの入力装置を備えた携帯情報端末 - Google Patents
入力装置及びこの入力装置を備えた携帯情報端末Info
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Abstract
型化を維持しつつ入力操作性の向上を図る。 【解決手段】 「機能設定」、「アドレス帳検索」、
「メールの送受信」及び「手帳の検索/入力」等の各ト
ップメニューからサブメニューを選択し、さらにこのサ
ブメニュー内から設定リスト等を選択する操作を行う際
に、設定リストの個別選択を内カーソルキー352にて
行い、一方それより1階層上の階層に属するサブメニュ
ーを横タブ342として表示して、これを外カーソル3
53の左右カーソル353L,353Rにて行うように
している。さらに、上記サブメニュー内の設定リストに
複数の項目が存在する場合には、これらの項目を縦タブ
343として表示して、これを外カーソル353の上下
カーソル353U,353Dにて行うようにしたもので
ある。
Description
話端末やPHS(Personal Handyphone System)、PD
A(Personal Digital Assistants)に使用される入力
装置と、この入力装置を備えた携帯情報端末に関する。
報端末が急速に普及している。この種の携帯情報端末で
は小型軽量化と共に操作性の向上が重要な課題になって
おり、この操作性の改善のために例えばマルチファンク
ションキーと呼ばれる多接点型の機能キーが採用されて
いる。この種のキーは、端末の小型化を維持しつつ多様
な選択操作を可能にするものであり、きわめて有用であ
る。
よる通話機能に止まらず、テレビジョン電話機能やメー
ル送受信機能、Web閲覧機能等のさらに様々な機能が
搭載されつつある。このような種々様々な機能に対し効
果的な選択操作を実現するには、従来のような多接点キ
ーのみを用いるだけでは限界があり、さらに有効な入力
装置の開発が切望されていた。
の入力装置では、携帯情報端末の多機能化に対し十分に
対応することができず、入力操作の複雑化や操作数の増
大による操作性の低下が避けられなかった。
ので、その目的とするところは、装置の小型化を維持し
つつ入力操作性の向上を図った入力装置とこの入力装置
を備えた携帯情報端末を提供することにある。
にこの発明に係わる入力装置は、少なくとも4方向の入
力操作が可能な第1の入力手段と、この第1の入力手段
の周囲に当該第1の入力手段を取り巻くように設けた少
なくとも4方向の入力操作が可能な第2の入力手段とを
備え、これら第1及び第2の入力手段の各入力に基づい
て、制御手段により動作の選択制御を行うようにしたも
のである。
複数のメニューにより表され、かつこれらのメニューが
階層構造をなす場合に、第1の入力手段には第1の階層
に属するメニューを割り当て、第2の入力手段には上記
第1の階層より高い第2の階層に属するメニューを割り
当て、上記第1及び第2の入力手段の各入力に基づいて
メニュー選択を行うことを特徴とする。
報の検索動作であり、かつこの情報が第1の情報単位と
この第1の情報単位より大きい第2の情報単位に分割が
可能な場合には、第1の入力手段に上記第1の情報単位
を割り当て、第2の入力手段には上記第2の情報単位を
割り当て、これらの第1及び第2の入力手段の各入力に
基づいて、上記情報の検索動作を実行させることも特徴
とする。
のスクロール動作である場合に、第1の入力手段には上
記情報の行又は文字の送り動作を割り当て、第2の入力
手段には上記情報のページ又は文字列の送り動作を割り
当て、これらの第1及び第2の入力手段の各入力に基づ
いて上記情報のスクロール動作を実行させることも特徴
とする。
手段を操作することで、第1の入力手段のみでは直接選
択することができなかった、例えば異なる階層にある動
作のワンタッチ選択や、項目等の比較的大きい情報単位
での選択、ページや段落又は文字列単位でのスクロール
操作が、少ない操作数で簡単に行うことが可能となる。
また、第2の入力手段は第1の入力手段の周囲に当該第
1の入力手段を取り囲むような位置に配置されるため、
取り扱いに不慣れなユーザであっても、第2の入力手段
の操作をキーをその都度探したりまた確認することな
く、比較的円滑に行うことができる。すなわち、多くの
機能に対する動作選択を操作性良く効率的に行うことが
できる。
る動作メニューを表示する表示手段が設けられている場
合に、第1の入力手段と第2の入力手段との配置関係
と、上記表示手段における第1の入力手段に割り当てら
れた選択対象と第2の入力手段に割り当てられた選択対
象との表示位置関係とを相互に対応させるように構成す
ることも特徴としている。このようにすることで、第1
の入力手段の操作は勿論のこと、第2の入力手段の操作
についても、さらに違和感なく行うことができる。
を備えた携帯情報端末の一実施形態を図面を参照して説
明する。
る。図1はその外観を示す正面図である。この携帯電話
端末は、音声通信機能のほかに、テレビジョン電話通信
等のマルチメディア通信機能、メール送受信機能、We
b閲覧機能、電話帳機能、電子手帳機能を有したもの
で、その筐体前面パネルには受話器としてのスピーカ3
2、液晶表示器(LCD)34、キー入力部35及び送
話器としてのマイクロホン31が配設されている。また
筐体上部には、伸縮可能なアンテナ11及びカメラ33
が取着されている。このカメラ33は、CMOS又はC
CD等の固体撮像素子を採用したもので、静止画像又は
動画像を撮像可能である。さらに筐体背面部には、電源
部用の装着部が設けられており、この装着部にはバッテ
リパックを構成する電源部が着脱自在に装着される。
ルキー351と、第1の入力手段としての内カーソルキ
ー352と、第2の入力手段としての外カーソルキー3
53と、ソフトキー354とから構成される。このう
ち、内カーソルキー352は、一般にマルチファンクシ
ョンキーと呼ばれる多接点型キーであり、4方向に入力
操作が可能な4個のカーソル接点と、決定操作を行うた
めの中央接点とから構成される。
示すように上下左右4個のキー353U,353D,3
53L,353Rにより構成される。これらのキー35
3U,353D,353L,353Rは、上記内カーソ
ルキー352の周辺部に当該内カーソルキー352を上
下左右から取り囲むように配置されている。
成される。図2はその構成を示す回路ブロック図であ
る。この携帯電話端末は、無線部1と、ベースバンド部
2と、入出力部3と、電源部4ととから構成される。
チャネルを介して到来した無線周波信号は、アンテナ1
1で受信されたのちアンテナ共用器(DUP)12を介
して受信回路(RX)13に入力される。受信回路13
は、高周波増幅器、周波数変換器及び復調器を備える。
そして、上記無線信号を低雑音増幅器で低雑音増幅した
のち、周波数変換器において周波数シンセサイザ(SY
N)14から発生された受信局部発振信号とミキシング
して受信中間周波信号又は受信ベースバンド信号に周波
数変換し、その出力信号を復調器でディジタル復調す
る。復調方式としては、例えばQPSK方式に対応した
直交復調方式と、拡散符号を使用したスペクトラム逆拡
散方式が用いられる。なお、上記周波数シンセサイザ1
4から発生される受信局部発振信号周波数は、ベースバ
ンド部2に設けられた主制御部21から指示される。
スバンド部2に入力される。ベースバンド部2は、主制
御部21と、多重分離部22と、音声符号復号部(以後
音声コーデックと呼称する)23と、マルチメディア処
理部24と、LCD制御部25と、メモリ部26とを備
えている。
御情報であるかマルチメディア情報であるかが識別さ
れ、マルチメディア情報であれば多重分離部22に供給
されてここで音声データと画像データとに分離される。
そして、音声データは音声コーデック23に供給されて
ここで音声復号され、これにより再生された音声信号は
入出力部3のスピーカ32から拡声出力される。これに
対し画像データは、マルチメディア処理部24に供給さ
れてここで画像復号処理され、これにより再生された画
像信号はLCD制御部25を介して入出力部3のLCD
34に供給され表示される。
主制御部21内のRAMに格納される。またLCD34
には、主制御部21から出力された自装置の動作状態を
表す種々情報、例えば電話帳や受信電界強度検出値、バ
ッテリの残量なども表示される。
出力されたユーザの送話音声信号は、ベースバンド部2
の音声コーデック23に入力され、ここで音声符号化さ
れたのち多重分離部22に入力される。またカメラ(C
AM)33から出力された画像信号は、ベースバンド部
2のマルチメディア処理部24に入力され、ここで画像
符号化処理が施されたのち上記多重分離部22に入力さ
れる。多重分離部22では、上記符号化された音声デー
タと画像データとが所定のフォーマットで多重化され、
この多重化された送信データは主制御部21から無線部
1の送信回路(TX)15に入力される。
び送信電力増幅器を備える。上記送信データは、変調器
でディジタル変調されたのち、周波数変換器により周波
数シンセサイザ14から発生された送信局部発振信号と
ミキシングされて無線周波信号に周波数変換される。変
調方式としては、QPSK方式及び拡散符号使用するス
ペクトラム拡散方式が用いられる。そして、この生成さ
れた送信無線周波信号は、送信電力増幅器で所定の送信
レベルに増幅されたのち、アンテナ共用器12を介して
アンテナ11に供給され、このアンテナ11から図示し
ない基地局に向け送信される。
等のバッテリ41と、このバッテリ41を商用電源出力
(AC100V)をもとに充電するための充電回路42
と、電圧生成回路(PS)43とが設けられている。電
圧生成回路43は、例えばDC/DCコンバータからな
り、バッテリ41の出力電圧をもとに所定の電源電圧V
ccを生成する。
LCD34及びキー入力部35を照明するための照明器
36が設けられている。この照明器36は、例えばバッ
クライト又はイルミネーションと呼ばれる。
セッサ、ROM及びRAM等からなる内部メモリを備え
たもので、無線チャネルの接続制御や通信リンク確立後
の通信制御等、通常の制御機能に加えて、この発明に係
わる制御機能として、カーソル判定機能21aと、動作
選択決定制御機能21bと、表示制御機能21cとを備
えている。
能、メール送受信機能、Web閲覧機能、電話帳機能、
電子手帳機能等の種々機能モードが設定されている状態
で、カーソルキーが操作された場合に、この操作された
カーソルキーが内カーソルキー352であるか外カーソ
ルキー353であるかを判定する。
機能と、上記カーソル判定機能21aによる判定結果と
に基づいて、動作の選択/決定処理を実行する。表示制
御機能21cは、上記動作選択決定制御手段21bによ
り制御された動作の結果をLCD34に表示する。
索している場合には、図3に示すようにLCD34の中
央部に選択中の行の音から始まる名前のリストが表示さ
れる。同図では「な」行の音から始まる登録者の名前を
表示した状態を例示している。また同時にLCD34の
下辺部には、ソフトキー354の操作ガイダンス344
と横タブ342が表示され、さらに左辺部には縦タブ3
43が表示される。横タブ342には、アドレス帳の動
作モードとして予め用意されている複数の動作モード、
例えば「新規作成モード」、「五十音検索モード」、
「グループ検索モード」が対応付けられ、また縦タブ3
43には現在選択中の「五十音検索モード」における行
見出し「あ」〜「わ」が対応付けられている。
すると、LCD34の中央部に表示中の名前のスクロー
ル動作が行われる。これに対し外カーソルキー353の
横カーソル353L,353Rを操作すると、上記横タ
ブ342が選択されて他の動作モードに飛ぶ。また外カ
ーソルキー353の縦カーソル353U,353Dを操
作した場合には、縦タブ343が選択されて行見出し
「あ」〜「わ」のいずれかの行が検索され、当該行の音
で始まる登録者の名前のリストが表示される。
備えた携帯電話端末の動作を説明する。
移)待受画面において、ユーザが内カーソルキー352
の決定キーを押すとトップメニュー画面に遷移する。図
4にその様子を示す。
にトップメニューが表示される。トップメニューには、
「アドレス帳」、「メール」、「カメラ」、「手帳」、
「機能」、「Java」、「マルチメディア」、及び
「インターネット接続」があり、これらは外カーソルキ
ー353の上下カーソル353U,353Dの操作に応
じて順に巡回選択されてメイン位置に表示される。
すようにそれぞれ複数のサブ項目(サブメニュー)が対
応付けられており、これらのサブメニューはメイン位置
に隣接するサブ位置に表示される。そして、これらのサ
ブメニューは、内カーソルキー352の上下カーソルの
操作により巡回式にスクロール選択される。
ップメニューが選択され、かつ内カーソルキー352の
スクロール操作によりサブメニューのうちの一つが選択
された状態で、内カーソルキー352の中央にある決定
キーを操作すると、このサブメニューの設定画面、例え
ば機能一覧の表示画面に遷移する。
示モードには、第1のモードと第2のモードとがある。
に選択中のサブメニューに属する設定リストを表示し、
LCD34の下辺部に機能一覧に属するサブメニューの
一部を横タブとして表示するものである。図6(a)に
その表示例を示す。
キー352の上下カーソルの操作に応じて設定リスト上
のフォーカスが上下移動する。つまり、設定リストのス
クロール選択が行われる。一方、外カーソルキー353
の左右カーソル353L,353Rを操作すると、横タ
ブに表示されている機能一覧のサブメニューが切り替え
られる。例えば、「音」が選択されている状態で「画
面」を選択すると、LCD34のメイン位置には選択中
の「画面」に属する設定リストが表示される。また、外
カーソルキー353の上下カーソル353U,353D
を操作すると、設定リストのページ切り替えが行われ
る。
ースの関係から複数のサブメニューのうちの一部しか同
時に表示されないが、上記外カーソルキー353の左右
カーソル353L,353Rの操作により全てのサブメ
ニューがスクロール表示される。
位置に選択中のサブメニューに属する設定リストを表示
し、LCD34の下辺部に機能一覧に属するサブメニュ
ーの一部を横タブとして表示する。またLCD34の左
辺部に、設定リストの複数の項目が縦タブとして表示さ
れる。図6(b)にその表示例を示す。
キー352の上下カーソルの操作に応じて設定リスト上
のフォーカスが上下移動する点、及び外カーソルキー3
53の左右カーソル353L,353Rの操作に応じて
横タブに表示されている機能一覧のサブメニューが切り
替えられる点は、上記第1のモードと同じであるが、外
カーソルキー353の上下カーソル353U,353D
を操作すると、縦タブに表示されている設定リストの複
数の項目が切り替えられる。
ルキー353の左右カーソル353L,353Rの操作
により他のサブメニューを選択すると、前記第1のモー
ドの場合と同様にLCD34のメイン位置には、この新
たに選択されたサブメニューに属する設定リストが表示
され、またそれと共に縦タブに設定リストの複数の項目
が表示される。図6(c)は、サブメニュー「画面」を
選択した場合の表示結果の一例を示すものである。
スの関係から項目数が多数に及ぶ場合にはそのうちの一
部しか同時に表示されないが、上記外カーソルキー35
3の左右カーソル353L,353Rの操作により全て
のサブメニューがスクロール表示される。
に示すように階層構造をなしており、任意のサブメニュ
ーが選択されている状態においては、第2階層の属する
このサブメニュー内の設定リストの選択が内カーソルキ
ー352に割り当てられ、一方それより1階層上の第1
階層に属するサブメニューの選択が横タブとして外カー
ソル353の左右カーソル353L,353Rに割り当
てられる。したがって、サブメニュー間で設定リストの
表示画面を切り替える場合には、ソフトキー354を操
作して一旦トップメニュー「機能設定」に戻ることな
く、外カーソルキー353の左右カーソル353L,3
53Rの操作によりワンタッチで所望のサブメニュー内
の設定リストを表示する画面に切り替えることが可能と
なる。
リストに複数の項目が存在する場合には、これらの項目
が縦タブとして外カーソル353の上下カーソル353
U,353Dに割り当てられる。したがって、サブメニ
ュー内の設定リストの選択を、内カーソルキー352に
よるスクロール操作のみに頼ることなく、外カーソル3
53の上下カーソル353U,353Dを操作すること
により項目単位の選択が可能となり、この結果所望の設
定リストをいち早く選択することができる。
の項目が存在しない場合でも、外カーソル353の上下
カーソル353U,353Dにページスクロール動作を
割り当てることで、サブメニュー内の設定リストの選択
を、内カーソルキー352によるスクロール操作のみに
頼ることなくいち早く選択することが可能となる。
選択操作の一例を示したものである。サブメニュー内の
設定リストを選択する際に、外カーソル353の上下カ
ーソル353U,353Dを操作することで、同図の8
aから8bに示すように項目単位の選択が可能となる。
また、外カーソルキー353の左右カーソル353L,
353Rの操作により、同図の8aから8bに示すよう
に異なるサブメニュー「画面」の設定リスト表示画面に
瞬時に切り替えることができる。
する従来の装置では、図9に示すように、例えば第2階
層上におけるサブメニュー「音」内の任意の項目設定画
面9bから、他のサブメニューである「画面」内の任意
の項目設定画面9fに切り替えようにすると、先ずソフ
トキーを操作して一旦第1の階層の「機能設定」メニュ
ー画面9aに戻り、次にカーソルキーを操作して他のサ
ブメニューである「画面」9eを選択し、さらに決定キ
ーを押す必要がある。
ップメニュー画面において、「アドレス帳」が選択され
た状態でそのサブメニューのうちの「検索」を選択決定
すると、アドレス帳検索モードになる。このアドレス帳
検索モードにおいては、図10及び図11に示すよう
に、LCD34の下辺部にサブメニューの種別を表す
「新規作成」、「検索」、「設定変更」及び「個人情
報」が横タブとして表示される。またその際、選択中の
「検索」については、その項目種別である「名前」、
「グループ」、「TV」、「メモリ番号」及び「フィル
タ」が横タブに表示される。すなわち、このとき横タブ
には、1階層上の各サブメニューと、選択中のサブメニ
ュー内の項目種別が混在して表示される。
ー及び検索内の項目種別は、外カーソルキー353の左
右カーソル353L,353Rの操作により選択され
る。なお、横タブには、その表示スペースの関係から全
てのサブメニューを同時に一覧表示できないが、外カー
ソルキー353の左右カーソル353L,353Rのス
クロール操作により、隠れていたサブメニュー及び項目
種別を表示することは可能である。
353の左右カーソル353L,353Rの操作によ
り、項目種別「名前」を選択したとする。そうすると、
LCD34のメイン位置には、登録してある相手の名前
が五十音順に表示される。また同時にLCD34の左辺
部には、五十音表の各行を表す「あ」〜「わ」と、五十
音で表せない「その他」が縦タブとして表示される。図
10(a)にその表示結果の一例を示す。
下カーソル353U,353Dの操作により選択可能と
なっており、タブの一つを選択すると当該タブの音から
始まる名前がメイン位置に表示される。例えば「な」を
選択すれば、前記図3に示したようにな行の名前から順
に表示される。なお、この縦タブについても、LCD3
4の表示スペースの関係から全てのタブを同時に表示で
きないが、外カーソルキー353の上下カーソル353
U,353Dのスクロール操作により、隠れていたタブ
を表示することは勿論可能である。
選択は、内カーソルキー352の上下カーソルによるス
クロール操作により行える。なお、このとき内カーソル
キー352の左右カーソルを右方向に操作すると、名前
に対応付けて登録されている電話番号や住所等の属性情
報の表示が可能となる。
右カーソル353L,353Rの操作により項目種別
「グループ」を選択したとする。そうすると、LCD3
4のメイン位置には、登録してある相手の名前がグルー
プ別に五十音順に表示される。また同時にLCD34の
左辺部には、グループ番号を表す「Gr1」〜「Gr
9」と、いずれのグループにも属さない通信相手に対応
する「無し」が縦タブとして表示される。図10(b)
にその表示結果の一例を示す。
353の上下カーソル353U,353Dの操作により
選択可能であり、タブの一つを選択すると当該タブのグ
ループに属する通信相手の名前がメイン位置に表示され
る。また、このメイン位置に表示された名前の選択につ
いても、先に述べた五十音表示の場合と同様に、内カー
ソルキー352の上下カーソルのスクロール操作により
行える。
右カーソル353L,353Rの操作により項目種別
「TV」を選択したとする。そうすると、LCD34の
メイン位置には、登録してある通信相手のうちテレビジ
ョン電話通信が可能な通信相手の名前が五十音順に表示
される。また同時にLCD34の左辺部には、五十音表
の各行を表す「あ」〜「わ」と、五十音で表せない「そ
の他」が縦タブとして表示される。図11(a)にその
表示結果の一例を示す。
353の上下カーソル353U,353Dの操作により
選択可能であり、タブの一つを選択すると当該タブの音
から始まる名前がメイン位置に表示される。また、上記
メイン位置に表示された名前の選択は、内カーソルキー
352の上下カーソルによるスクロール操作により行え
る。
左右カーソル353L,353Rの操作により項目種別
「メモリ番号」を選択したとする。そうすると、LCD
34のメイン位置には、登録してある相手の名前がメモ
リ番号順に表示される。また同時にLCD34の左辺部
には、50番おきに範囲指定したメモリ番号の代表番号
が縦タブとして表示される。図11(b)にその表示結
果の一例を示す。
は、横タブを外カーソル353の左右カーソル353
L,353Rの操作により選択することで、サブメニュ
ー間及び検索モード間での画面の切り替えをワンタッチ
で行うことができる。また、LCD34のメイン位置に
表示された通信相手のリストについては、内カーソルキ
ー352の操作により個別に選択することができ、さら
に当該リストを五十音表の「行」ごと、グループ番号ご
と或いはメモリ代表番号ごとに、飛び越して選択したい
場合には、外カーソル353の上下カーソル353U,
353Dの操作により縦タブを選択すればよい。
ップメニュー画面において、「メール」が選択された状
態でそのサブメニューのうちの「Eメール」を選択し、
さらにその中の「新規作成」を選択すると、Eメールの
新規作成モードになる。そして、例えば「題名」を選択
すると、図12に示すようにLCD34の下辺部には文
字入力モードの種別を表す「かな」、「カナ」、「半
英」、「全英」、「半数」、「全数」、「半記」、「全
記」、「絵文字」及び「設定」が横タブとして表示され
る。
ードの種別は、外カーソルキー353の左右カーソル3
53L,353Rの操作により選択される。なお、横タ
ブには、その表示スペースの関係から全ての文字入力モ
ードを同時に一覧表示できないが、外カーソルキー35
3の左右カーソル353L,353Rのスクロール操作
により、隠れていた文字入力モードを表示することは可
能である。
は、内カーソルキー352の上下左右のカーソル操作に
より文字の入力位置を表すカーソルの表示位置の移動が
行われる。文字の入力はダイヤルキー351の操作によ
り行われる。入力方式としては例えばトグル方式が使用
される。
ル353L,353Rを操作すると、横タブに表示され
ている文字入力モードの種別が切り替えられる。例え
ば、「かな」が選択されている状態で「半英」を選択す
ると、文字入力モードがかな入力モードから半角英字入
力モードに切り替わり、以後電話番号やメールアドレス
等の入力が可能となる。また、外カーソルキー353の
上下カーソル353U,353Dを操作すると、作成中
の文書のページ切り替えが行われる。
けでなく、例えば1階層上のメニューである「セン
タ」、「受信」、「送信」、「署名」と云った項目を併
せて表示するようにしてもよい。このようにすれば、外
カーソルキー353の左右カーソル353L,353R
の操作により、階層の異なる複数種のメニューを任意に
選択することが可能となる。
ップメニュー画面において、「手帳」が選択された状態
でそのサブメニューのうちの「カレンダ」を選択決定す
ると、手帳のカレンダ検索/入力モードになる。このカ
レンダ検索/入力モードにおいては、図13に示すよう
に、LCD34の下辺部にサブメニューの種別を表す
「カレンダ」、「ウィークリ」、「ToDo」、「記念
日」、「アラーム」、「メモ」、「電卓」及び「クイッ
クタイマ」が横タブとして表示される。
ー内の項目種別は、外カーソルキー353の左右カーソ
ル353L,353Rの操作により選択される。なお、
横タブには、その表示スペースの関係から全てのサブメ
ニューを同時に一覧表示できないが、外カーソルキー3
53の左右カーソル353L,353Rのスクロール操
作により、隠れていたサブメニュー及び項目種別を表示
することは可能である。
353の左右カーソル353L,353Rの操作によ
り、項目種別「カレンダ」を選択したとする。そうする
と、LCD34のメイン位置には、メモリ部から今月の
カレンダ(マンスリ)が読み出されて表示される。図1
3(a)にその表示結果の一例を示す。
ル353U,353Dを操作すると、前月又は次月のカ
レンダがメモリ部から読み出されて表示される。すなわ
ち、外カーソルキー353の上下カーソル353U,3
53Dの操作により、カレンダが月単位で順次選択され
て表示される。
たカレンダ上の日付の選択は、内カーソルキー352の
操作により可能である。そして、任意の日付を選択した
状態で内カーソルキー352の中央キーにより決定操作
を行うと、この決定した日付のスケジュール表等が読み
出されて表示される。またこの状態でダイヤルキー35
1を操作すれば、予定等を入力することができる。
右カーソル353L,353Rの操作により項目種別
「ウイークリ」を選択したとする。そうすると、LCD
34のメイン位置には、1週間分のスケジュール表が表
示される。図13(b)にその表示結果の一例を示す。
外カーソルキー353の上下カーソル353U,353
Dを操作すると、前週又は次週のスケジュール表が表示
される。すなわち、外カーソルキー353の上下カーソ
ル353U,353Dの操作により、週間スケジュール
表が週単位で順次選択されて表示される。また、内カー
ソルキー352の上下カーソルを操作すると、週間スケ
ジュール表上の日付が個別に選択される。そして、任意
の日付を選択した状態で内カーソルキー352の中央キ
ーにより決定操作を行うと、この決定した日付のスケジ
ュール表等が読み出されて表示される。またこの状態で
ダイヤルキー351を操作すれば、予定等を入力するこ
とができる。
能設定」、「アドレス帳検索」、「メールの送受信」及
び「手帳の検索/入力」等の各トップメニューからサブ
メニューを選択し、さらにこのサブメニュー内から設定
リスト等を選択する操作を行う際に、設定リストの個別
選択を内カーソルキー352にて行い、一方それより1
階層上の階層に属するサブメニューを横タブとして表示
して、これを外カーソル353の左右カーソル353
L,353Rにて行うようにしている。さらに、上記サ
ブメニュー内の設定リストに複数の項目が存在する場合
には、これらの項目を縦タブとして表示して、これを外
カーソル353の上下カーソル353U,353Dにて
行うようにしている。
の表示画面を切り替える場合には、ソフトキー354を
操作して一旦トップメニューに戻ることなく、外カーソ
ルキー353の左右カーソル353L,353Rの操作
によりワンタッチで所望のサブメニュー内の設定リスト
を表示する画面に切り替えることが可能となる。
択を、内カーソルキー352のみに頼ることなく、外カ
ーソル353の上下カーソル353U,353Dを操作
することにより項目単位の選択が可能となり、この結果
所望の設定リスト等をいち早く選択することができる。
数の項目が存在しない場合でも、外カーソル353の上
下カーソル353U,353Dにページスクロール動作
を割り当てることで、サブメニュー内の設定リスト等の
選択を、内カーソルキー352によるスクロール操作の
みに頼ることなくいち早く選択することが可能となる。
るものではない。例えば、上記実施形態では、機能設定
モード、アドレス帳検索モード、メール送受信モード及
び電子手帳モードの一動作を例にとって説明したが、ほ
かにテレビジョン電話通信等のマルチメディアモードな
どのその他のモードにも、この発明は適用可能である。
通信機能を有するCDMA携帯電話端末を例にとって説
明したが、TDMA携帯電話端末やPHS端末、PDA
端末等のその他の携帯情報端末にもこの発明は適用可能
であり、さらにテレビジョン受信機やビデオテープレコ
ーダ、ビデオディスクレコーダ、オーディオ機器等のオ
ーディオビデオ機器や家庭電化製品のリモートコントロ
ーラにも、この発明は適用可能である。
形状(トラックボールやトラックローラ形状のものも適
用可能)や、その配置位置、動作選択制御手段による制
御内容、制御手順などについても、この発明の要旨を逸
脱しない範囲で種々変形して実施できる。
くとも4方向の入力操作が可能な第1の入力手段と、こ
の第1の入力手段の周囲に当該第1の入力手段を取り巻
くように設けた少なくとも4方向の入力操作が可能な第
2の入力手段とを備え、これら第1及び第2の入力手段
の各入力に基づいて、制御手段により動作の選択制御を
行うようにしている。
手段を操作することで、第1の入力手段のみでは直接選
択することができなかった、例えば異なる階層にある動
作のワンタッチ選択や、項目等の比較的大きい情報単位
での選択、ページや段落又は文字列単位でのスクロール
操作が、少ない操作数で簡単に行うことが可能となり、
これにより装置の小型化を維持しつつ入力操作性の向上
を可能にした入力装置とこの入力装置を備えた携帯情報
端末を提供することができる。
端末の一実施形態である携帯電話端末の外観構成を示す
正面図。
ブロック図。
れる入力装置の動作の概要を説明するための図。
説明するための図。
ップメニューに表示されるサブメニューとの対応関係の
一例を示す図。
作を説明するための図。
図。
操作の効果を説明するための図。
の図。
作を説明するための図。
作を説明するための図。
を説明するための図。
操作を説明するための図。
Claims (13)
- 【請求項1】 少なくとも4方向の入力操作が可能な第
1の入力手段と、 この第1の入力手段の周囲に当該第1の入力手段を取り
巻く形態に設けられ、少なくとも4方向の入力操作が可
能な第2の入力手段と、 前記第1の入力手段及び前記第2の入力手段の各入力に
基づいて、動作の選択制御を行う制御手段とを具備した
ことを特徴とする入力装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、選択対象の動作が複数
のメニューにより表され、かつこれらのメニューが階層
構造をなす場合に、前記第1の入力手段には第1の階層
に属するメニューを割り当て、前記第2の入力手段には
前記第1の階層より高い第2の階層に属するメニューを
割り当て、前記第1の入力手段及び前記第2の入力手段
の各入力に基づいて、前記メニューの選択を行うことを
特徴とする請求項1記載の入力装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、選択対象の動作が複数
のメニューにより表され、かつこれらのメニューが階層
構造をなす場合に、前記第2の入力手段には第1の階層
に属するメニューを割り当て、前記第1の入力手段には
前記第1の階層より高い第2の階層に属するメニューを
割り当て、前記第2の入力手段及び前記第1の入力手段
の各入力に基づいて、前記メニューの選択を行うことを
特徴とする請求項1記載の入力装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、選択対象の動作が情報
の検索動作であり、かつこの情報が第1の情報単位とこ
の第1の情報単位より大きい第2の情報単位に分割が可
能な場合には、前記第1の入力手段に前記第1の情報単
位を割り当て、前記第2の入力手段には前記第2の情報
単位を割り当て、前記第1の入力手段及び前記第2の入
力手段の各入力に基づいて、前記情報の検索動作を実行
させることを特徴とする請求項1記載の入力装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、選択対象の動作が情報
の検索動作であり、かつこの情報が第1の情報単位とこ
の第1の情報単位より大きい第2の情報単位に分割が可
能な場合には、前記第2の入力手段に前記第1の情報単
位を割り当て、前記第1の入力手段には前記第2の情報
単位を割り当て、前記第2の入力手段及び前記第1の入
力手段の各入力に基づいて、前記情報の検索動作を実行
させることを特徴とする請求項1記載の入力装置。 - 【請求項6】 前記制御手段は、選択対象の動作が情報
のスクロール動作である場合に、前記第1の入力手段に
は前記情報の行又は文字の送り動作を割り当て、前記第
2の入力手段には前記情報のページ又は文字列の送り動
作を割り当て、前記第1の入力手段及び前記第2の入力
手段の各入力に基づいて、前記情報のスクロール動作を
実行させることを特徴とする請求項4記載の入力装置。 - 【請求項7】 前記制御手段は、選択対象の動作が情報
のスクロール動作である場合に、前記第2の入力手段に
は前記情報の行又は文字の送り動作を割り当て、前記第
1の入力手段には前記情報のページ又は文字列の送り動
作を割り当て、前記第2の入力手段及び前記第1の入力
手段の各入力に基づいて、前記情報のスクロール動作を
実行させることを特徴とする請求項5記載の入力装置。 - 【請求項8】 少なくとも4方向の入力操作が可能な第
1の入力手段と、 この第1の入力手段の周囲に当該第1の入力手段を取り
巻く形態に設けられ、少なくとも4方向の入力操作が可
能な第2の入力手段と、 前記第1の入力手段及び前記第2の入力手段の各入力に
基づいて、動作の選択制御を行う制御手段とを具備した
ことを特徴とする携帯情報端末。 - 【請求項9】 前記制御手段は、選択対象の動作が複数
のメニューにより表され、かつこれらのメニューが階層
構造をなす場合に、前記第1の入力手段には第1の階層
に属するメニューを割り当て、前記第2の入力手段には
前記第1の階層より高い第2の階層に属するメニューを
割り当て、前記第1の入力手段及び前記第2の入力手段
の各入力に基づいて、前記メニューの選択を行うことを
特徴とする請求項8記載の携帯情報端末。 - 【請求項10】 前記制御手段は、選択対象の動作が複
数のメニューにより表され、かつこれらのメニューが階
層構造をなす場合に、前記第2の入力手段には第1の階
層に属するメニューを割り当て、前記第1の入力手段に
は前記第1の階層より高い第2の階層に属するメニュー
を割り当て、前記第1の入力手段及び前記第2の入力手
段の各入力に基づいて、前記メニューの選択を行うこと
を特徴とする請求項8記載の携帯情報端末。 - 【請求項11】 前記制御手段は、選択対象の動作が情
報の検索動作であり、かつこの情報が第1の情報単位と
この第1の情報単位より大きい第2の情報単位に分割が
可能な場合には、前記第1の入力手段に前記第1の情報
単位を割り当て、前記第2の入力手段には前記第2の情
報単位を割り当て、前記第1の入力手段及び前記第2の
入力手段の各入力に基づいて、前記情報の検索動作を実
行させることを特徴とする請求項8記載の携帯情報端
末。 - 【請求項12】 前記制御手段は、選択対象の動作が情
報の検索動作であり、かつこの情報が第1の情報単位と
この第1の情報単位より大きい第2の情報単位に分割が
可能な場合には、前記第2の入力手段に前記第1の情報
単位を割り当て、前記第1の入力手段には前記第2の情
報単位を割り当て、前記第2の入力手段及び前記第1の
入力手段の各入力に基づいて、前記情報の検索動作を実
行させることを特徴とする請求項8記載の携帯情報端
末。 - 【請求項13】 前記制御手段により選択される動作メ
ニューを表示する表示手段をさらに備える場合に、前記
第1の入力手段と第2の入力手段との配置関係と、前記
表示手段における前記第1の入力手段に割り当てられた
選択対象と前記第2の入力手段に割り当てられた選択対
象との表示位置関係とを対応させたことを特徴とする請
求項9乃至12のいずれかに記載の携帯情報端末。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2000297706A JP4313940B2 (ja) | 2000-09-28 | 2000-09-28 | 入力装置及びこの入力装置を備えた携帯情報端末 |
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Related Child Applications (1)
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