JPH1198263A - 無線携帯電話機能を有する情報処理装置及び同装置に適用する電話操作方法 - Google Patents
無線携帯電話機能を有する情報処理装置及び同装置に適用する電話操作方法Info
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- JPH1198263A JPH1198263A JP9255060A JP25506097A JPH1198263A JP H1198263 A JPH1198263 A JP H1198263A JP 9255060 A JP9255060 A JP 9255060A JP 25506097 A JP25506097 A JP 25506097A JP H1198263 A JPH1198263 A JP H1198263A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】無線携帯電話機能を備えた情報処理装置におい
て、電話番号を自動的に設定することにより電話機能の
操作性を向上させることにある。 【解決手段】無線携帯電話機能を有する情報処理装置に
おいて、CPU1は表示部8に文書データ画面を表示
し、ユーザにより選択された個人名などの文字列に従っ
て、登録された個人アドレスデータから電話番号データ
を検索する。CPU1は当該電話番号データを電話発信
先の電話番号データとして設定し、電話発信操作を自動
的に実行して自動電話操作処理を行なう。
て、電話番号を自動的に設定することにより電話機能の
操作性を向上させることにある。 【解決手段】無線携帯電話機能を有する情報処理装置に
おいて、CPU1は表示部8に文書データ画面を表示
し、ユーザにより選択された個人名などの文字列に従っ
て、登録された個人アドレスデータから電話番号データ
を検索する。CPU1は当該電話番号データを電話発信
先の電話番号データとして設定し、電話発信操作を自動
的に実行して自動電話操作処理を行なう。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に無線携帯電話
機能を装備した携帯型の情報処理装置に関する。
機能を装備した携帯型の情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯型のパーソナルコンピュータ
の一種として、簡易な文書作成機能やデータ記憶機能な
どの各種の機能を備えた超小型の情報処理装置が開発さ
れている。この種の情報処理装置には、無線携帯電話機
能(PHS:personalhandyphone
systemなどの無線電話システムも含む)を備えた
ものが開発されている。
の一種として、簡易な文書作成機能やデータ記憶機能な
どの各種の機能を備えた超小型の情報処理装置が開発さ
れている。この種の情報処理装置には、無線携帯電話機
能(PHS:personalhandyphone
systemなどの無線電話システムも含む)を備えた
ものが開発されている。
【0003】この無線携帯電話機能を使用する場合に
は、ユーザは表示装置の画面上に表示された入力部(キ
ー入力装置に相当する)の数字キーを操作(画面上に入
力指示)することにより、電話発信先の電話番号を入力
して電話をかけるような操作が一般的である。また、こ
の種の情報処理装置には、個人アドレス帳に相当するア
ドレスデータを作成して記憶装置に登録する機能が設け
られている。アドレスデータには、電話番号に対応する
電話番号データが含まれている。この機能を利用して、
ユーザはアドレスデータ一覧画面を表示して、電話発信
先の電話番号を確認することができる。
は、ユーザは表示装置の画面上に表示された入力部(キ
ー入力装置に相当する)の数字キーを操作(画面上に入
力指示)することにより、電話発信先の電話番号を入力
して電話をかけるような操作が一般的である。また、こ
の種の情報処理装置には、個人アドレス帳に相当するア
ドレスデータを作成して記憶装置に登録する機能が設け
られている。アドレスデータには、電話番号に対応する
電話番号データが含まれている。この機能を利用して、
ユーザはアドレスデータ一覧画面を表示して、電話発信
先の電話番号を確認することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】無線携帯電話機能を備
えた情報処理装置は、前述のアドレスデータの登録機能
などを利用すると共に、通常の無線携帯電話と同様に電
話を使用することができる。しかしながら、電話をかけ
る操作としては電話専用器と同様に、ユーザが電話番号
を確認して、当該電話番号の数字キーを入力操作するこ
とが必要である。このため、情報処理装置の操作性の観
点から見た場合に、電話機能の操作性が必ずしも良いと
は言えない。そこで、本発明の目的は、無線携帯電話機
能を備えた情報処理装置において、電話機能の操作性を
向上させることにある。
えた情報処理装置は、前述のアドレスデータの登録機能
などを利用すると共に、通常の無線携帯電話と同様に電
話を使用することができる。しかしながら、電話をかけ
る操作としては電話専用器と同様に、ユーザが電話番号
を確認して、当該電話番号の数字キーを入力操作するこ
とが必要である。このため、情報処理装置の操作性の観
点から見た場合に、電話機能の操作性が必ずしも良いと
は言えない。そこで、本発明の目的は、無線携帯電話機
能を備えた情報処理装置において、電話機能の操作性を
向上させることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、文書データな
どのデータ処理機能及び無線携帯電話機能を有する情報
処理装置において、データ処理機能を利用して電話発信
操作を自動的に実行する自動電話操作機能を実現した装
置である。具体的には、本装置は、電話発信操作を行な
うために必要な電話番号データを指定の文字列と関係付
けて生成された登録情報を記憶するための記憶手段と、
表示画面上に表示された文書データから電話番号データ
を特定するための文字列を選択するための入力手段と、
登録情報を使用し、入力手段により選択された選択文字
列に従って電話発信先の電話番号データを決定するため
の決定手段と、決定された電話番号データに基づいて電
話発信操作を自動的に実行する自動電話操作手段とを備
えている。
どのデータ処理機能及び無線携帯電話機能を有する情報
処理装置において、データ処理機能を利用して電話発信
操作を自動的に実行する自動電話操作機能を実現した装
置である。具体的には、本装置は、電話発信操作を行な
うために必要な電話番号データを指定の文字列と関係付
けて生成された登録情報を記憶するための記憶手段と、
表示画面上に表示された文書データから電話番号データ
を特定するための文字列を選択するための入力手段と、
登録情報を使用し、入力手段により選択された選択文字
列に従って電話発信先の電話番号データを決定するため
の決定手段と、決定された電話番号データに基づいて電
話発信操作を自動的に実行する自動電話操作手段とを備
えている。
【0006】このような構成の情報処理装置であれば、
ユーザは、表示画面上に表示された文書データから例え
ば個人名に対応する文字列を選択するだけで、この個人
名に該当する電話番号に基づいて無線携帯電話機能によ
る電話発信操作が自動的に行なうことができる。換言す
れば、情報処理装置のデータ処理機能を利用した無線携
帯電話機能のユーザインターフェースを実現して、特に
ユーザが電話番号を確認することなく、自動的に電話発
信先に電話をかけることが可能となる。
ユーザは、表示画面上に表示された文書データから例え
ば個人名に対応する文字列を選択するだけで、この個人
名に該当する電話番号に基づいて無線携帯電話機能によ
る電話発信操作が自動的に行なうことができる。換言す
れば、情報処理装置のデータ処理機能を利用した無線携
帯電話機能のユーザインターフェースを実現して、特に
ユーザが電話番号を確認することなく、自動的に電話発
信先に電話をかけることが可能となる。
【0007】即ち、ユーザは、予め例えば個人名に対応
する文字列(企業名や住所なども含む)と関係付けした
電話番号のリストからなる個人アドレスデータを登録情
報として記憶装置に格納する。この登録情報を利用し
て、表示画面上の文書データから選択された文字列が登
録情報に含まれる個人名であれば、この個人名に対応す
る電話番号データを電話発信操作用の電話番号として設
定する。
する文字列(企業名や住所なども含む)と関係付けした
電話番号のリストからなる個人アドレスデータを登録情
報として記憶装置に格納する。この登録情報を利用し
て、表示画面上の文書データから選択された文字列が登
録情報に含まれる個人名であれば、この個人名に対応す
る電話番号データを電話発信操作用の電話番号として設
定する。
【0008】本発明の別の観点として、表示画面上に表
示された文書データから、電話番号に相当する番号デー
タを選択することにより、この番号データに該当する電
話番号データを登録情報から検索して電話発信先として
設定する方式でもよい。
示された文書データから、電話番号に相当する番号デー
タを選択することにより、この番号データに該当する電
話番号データを登録情報から検索して電話発信先として
設定する方式でもよい。
【0009】また、本発明の別の観点として、表示画面
上に表示された文書データから選択した文字列が、登録
情報に含まれる個人名や企業名などの一部であっても、
その文字列に該当する電話番号データを電話発信先とし
て設定する方式でもよい。具体例として、登録情報とし
て個人の氏名が登録されている場合に、表示画面上に表
示された文書データからその氏名の名字のみを選択して
もよい。この場合、同一の名字が複数名あるときは、複
数候補として該当する複数の電話番号データを表示画面
上に表示して、ユーザにより選択させる方式でもよい。
上に表示された文書データから選択した文字列が、登録
情報に含まれる個人名や企業名などの一部であっても、
その文字列に該当する電話番号データを電話発信先とし
て設定する方式でもよい。具体例として、登録情報とし
て個人の氏名が登録されている場合に、表示画面上に表
示された文書データからその氏名の名字のみを選択して
もよい。この場合、同一の名字が複数名あるときは、複
数候補として該当する複数の電話番号データを表示画面
上に表示して、ユーザにより選択させる方式でもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係する情報処
理装置の要部を示すブロック図であり、図2と図3は同
実施形態に関係する情報処理装置の表示画面の一例を示
す図であり、図4は同実施形態の自動電話操作処理を説
明するためのフローチャートであり、図5と図6は同実
施形態に関係する個人アドレスデータの一例を示す図で
ある。 (システム構成)本実施形態の情報処理装置は、携帯型
でPHSなどの無線携帯電話機能を装備した情報機器を
想定する。本装置は、図1に示すように、文書作成処理
などの各種のデータ処理及び同実施形態の自動電話発信
操作を含む無線携帯電話機能の制御処理を実行するため
のマイクロプロセッサ(CPU)1と、メモリカード
(例えばフラッシュEEPROMからなるICカード)
などの外部記憶装置2と、メインメモリ(RAM)3
と、CPU1のプログラムなどを格納しているROM
(リードオンリメモリ)4とを有する。
の形態を説明する。図1は本実施形態に関係する情報処
理装置の要部を示すブロック図であり、図2と図3は同
実施形態に関係する情報処理装置の表示画面の一例を示
す図であり、図4は同実施形態の自動電話操作処理を説
明するためのフローチャートであり、図5と図6は同実
施形態に関係する個人アドレスデータの一例を示す図で
ある。 (システム構成)本実施形態の情報処理装置は、携帯型
でPHSなどの無線携帯電話機能を装備した情報機器を
想定する。本装置は、図1に示すように、文書作成処理
などの各種のデータ処理及び同実施形態の自動電話発信
操作を含む無線携帯電話機能の制御処理を実行するため
のマイクロプロセッサ(CPU)1と、メモリカード
(例えばフラッシュEEPROMからなるICカード)
などの外部記憶装置2と、メインメモリ(RAM)3
と、CPU1のプログラムなどを格納しているROM
(リードオンリメモリ)4とを有する。
【0011】さらに、本装置は、タブレットなどの入力
部6と入力制御部5、液晶表示器からなる表示部8と表
示制御部7、表示データを展開するためのビデオメモリ
(VRAM)9、およびPHS電話部11と通信制御部
10をそれぞれ備えている。PHS電話部11と通信制
御部10は無線携帯電話機能の主要構成要素である。
部6と入力制御部5、液晶表示器からなる表示部8と表
示制御部7、表示データを展開するためのビデオメモリ
(VRAM)9、およびPHS電話部11と通信制御部
10をそれぞれ備えている。PHS電話部11と通信制
御部10は無線携帯電話機能の主要構成要素である。
【0012】また、本装置は、例えば図2に示すよう
に、筐体には表示部8の液晶表示画面(ここでは文書デ
ータの表示画面8a)、電話機能を有効して電話発信操
作を行なうための電話ボタン11a、電話機能に含まれ
るマイク11bとスピーカ11cがそれぞれ設けられた
外観を示す。 (本実施形態の自動電話操作処理)以下図1から図6、
特に図4のフローチャートを参照して、本装置の自動電
話操作処理について説明する。
に、筐体には表示部8の液晶表示画面(ここでは文書デ
ータの表示画面8a)、電話機能を有効して電話発信操
作を行なうための電話ボタン11a、電話機能に含まれ
るマイク11bとスピーカ11cがそれぞれ設けられた
外観を示す。 (本実施形態の自動電話操作処理)以下図1から図6、
特に図4のフローチャートを参照して、本装置の自動電
話操作処理について説明する。
【0013】まず、図2に示すように、ユーザによる入
力部6の入力操作により、CPU1は文書データを作成
し、表示部8に作成した文書データの表示画面8aを表
示する(ステップS1)。CPU1は入力指示に従って
作成された文書データを外部記憶装置2に保存する。
力部6の入力操作により、CPU1は文書データを作成
し、表示部8に作成した文書データの表示画面8aを表
示する(ステップS1)。CPU1は入力指示に従って
作成された文書データを外部記憶装置2に保存する。
【0014】ここで、外部記憶装置2には文書データと
共に、個人アドレス登録機能により登録された個人アド
レスデータが格納されている。個人アドレスデータは、
例えば図5に示すように、電話番号データ及びそれに関
係する個人名(ここでは役職を含む名字)と企業名(会
社名)からなるテーブル情報である。また、例えば図6
に示すように、電話番号データおよびそれに関係するデ
ータとして、氏名、住所、会社名のそれぞれが登録され
た個人アドレスデータでもよい。
共に、個人アドレス登録機能により登録された個人アド
レスデータが格納されている。個人アドレスデータは、
例えば図5に示すように、電話番号データ及びそれに関
係する個人名(ここでは役職を含む名字)と企業名(会
社名)からなるテーブル情報である。また、例えば図6
に示すように、電話番号データおよびそれに関係するデ
ータとして、氏名、住所、会社名のそれぞれが登録され
た個人アドレスデータでもよい。
【0015】ユーザは入力部6によりカーソルを操作し
て、図2に示すように、電話発信先の個人名に相当する
文字列20を選択し、かつ電話ボタン11aを操作した
と想定する(ステップS2,S3)。この電話ボタン1
1aの操作に応じて、CPU1は自動電話操作処理を開
始する。即ち、CPU1は、ユーザから選択された選択
文字列20と登録されている個人アドレスデータに含ま
れる文字列とを比較し、個人アドレスデータから一致す
る文字列(ここでは個人名)を検索する(ステップS
4)。
て、図2に示すように、電話発信先の個人名に相当する
文字列20を選択し、かつ電話ボタン11aを操作した
と想定する(ステップS2,S3)。この電話ボタン1
1aの操作に応じて、CPU1は自動電話操作処理を開
始する。即ち、CPU1は、ユーザから選択された選択
文字列20と登録されている個人アドレスデータに含ま
れる文字列とを比較し、個人アドレスデータから一致す
る文字列(ここでは個人名)を検索する(ステップS
4)。
【0016】CPU1は、選択文字列20に一致する文
字列が登録されている場合に、その文字列(XX部長)
に対応する電話番号データを個人アドレスデータから抽
出する(ステップS5のYES,S6)。ここでは、図
5に示すように、電話番号データ「03−3456−7
890」が、電話発信先の電話番号データとして設定さ
れる。CPU1は、PHS電話部11と通信制御部10
を制御して、設定した電話番号データ「03−3456
−7890」に基づいて電話発信操作を実行する。即
ち、ユーザが電話番号を入力することなく、自動的に指
定した電話先に電話をかける自動電話操作を実行する
(ステップS7)。
字列が登録されている場合に、その文字列(XX部長)
に対応する電話番号データを個人アドレスデータから抽
出する(ステップS5のYES,S6)。ここでは、図
5に示すように、電話番号データ「03−3456−7
890」が、電話発信先の電話番号データとして設定さ
れる。CPU1は、PHS電話部11と通信制御部10
を制御して、設定した電話番号データ「03−3456
−7890」に基づいて電話発信操作を実行する。即
ち、ユーザが電話番号を入力することなく、自動的に指
定した電話先に電話をかける自動電話操作を実行する
(ステップS7)。
【0017】ここで、ユーザが表示された文書データか
ら選択した文字列20が、個人アドレスデータとして登
録されていない場合には、当然ながら、ユーザは通常の
無線携帯電話機能におけるマニュアルによる電話操作を
行なうことになる(ステップS5のNO,S8)。即
ち、ユーザは、入力部6により数字キー(表示部8のキ
ー入力画面)を入力指示して、電話番号データ「03−
3456−7890」の電話番号を入力することにな
る。
ら選択した文字列20が、個人アドレスデータとして登
録されていない場合には、当然ながら、ユーザは通常の
無線携帯電話機能におけるマニュアルによる電話操作を
行なうことになる(ステップS5のNO,S8)。即
ち、ユーザは、入力部6により数字キー(表示部8のキ
ー入力画面)を入力指示して、電話番号データ「03−
3456−7890」の電話番号を入力することにな
る。
【0018】以上のように本実施形態によれば、予め電
話番号データと個人名などからなる個人アドレスデータ
が登録されていれば、表示された文書データから電話発
信先の個人名に相当する文字列20を選択するだけで、
その選択文字列20に対応する電話番号データを個人ア
ドレスデータから抽出して、無線携帯電話機能の電話番
号データとして使用する。
話番号データと個人名などからなる個人アドレスデータ
が登録されていれば、表示された文書データから電話発
信先の個人名に相当する文字列20を選択するだけで、
その選択文字列20に対応する電話番号データを個人ア
ドレスデータから抽出して、無線携帯電話機能の電話番
号データとして使用する。
【0019】従って、ユーザは入力部6により数字キー
を操作して電話番号を入力することなく、文書データか
ら電話発信先の個人名を指定するだけで、自動的に当該
個人名の電話発信先に電話をかけることが可能となる。
これにより、ユーザは電話をかけるときに、例えば図3
に示すように、表示部8に個人アドレスデータの一覧画
面8bを表示して、電話番号を確認するような操作は不
要にすることができる。また、本実施形態によれば、電
話番号データを会社名により特定できるならば、個人名
でなくても、文書データからその会社名に相当する文字
列を選択するだけで、前記の自動電話操作を実行するこ
とができる。さらに、個人名は氏名だけでなく、電話番
号データを特定できれば、イニシャルや名字だけでもよ
い。 (本実施形態の変形例1)図7は本実施形態の変形例1
に関するフローチャートである。
を操作して電話番号を入力することなく、文書データか
ら電話発信先の個人名を指定するだけで、自動的に当該
個人名の電話発信先に電話をかけることが可能となる。
これにより、ユーザは電話をかけるときに、例えば図3
に示すように、表示部8に個人アドレスデータの一覧画
面8bを表示して、電話番号を確認するような操作は不
要にすることができる。また、本実施形態によれば、電
話番号データを会社名により特定できるならば、個人名
でなくても、文書データからその会社名に相当する文字
列を選択するだけで、前記の自動電話操作を実行するこ
とができる。さらに、個人名は氏名だけでなく、電話番
号データを特定できれば、イニシャルや名字だけでもよ
い。 (本実施形態の変形例1)図7は本実施形態の変形例1
に関するフローチャートである。
【0020】本変形例1は、表示された文書データから
ユーザが電話発信先に関係する文字列を選択する前に、
登録された個人アドレスデータに含まれる文字列に特定
表示(ここではアンダーラインとする)を付加する処理
を実行する自動電話操作処理である。以下、図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。
ユーザが電話発信先に関係する文字列を選択する前に、
登録された個人アドレスデータに含まれる文字列に特定
表示(ここではアンダーラインとする)を付加する処理
を実行する自動電話操作処理である。以下、図7のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0021】まず、ユーザによる入力部6の入力操作に
より、CPU1は文書データを作成し、表示部8の作成
した文書データの表示画面8aを表示する(ステップS
10)。CPU1は入力指示に従って作成された文書デ
ータを外部記憶装置2に保存する。
より、CPU1は文書データを作成し、表示部8の作成
した文書データの表示画面8aを表示する(ステップS
10)。CPU1は入力指示に従って作成された文書デ
ータを外部記憶装置2に保存する。
【0022】ここで、CPU1は、登録された個人アド
レスデータを検索し、表示された文書データに含まれる
文字列の中で一致する文字列を抽出する(ステップS1
1)。即ち、図2に示す文書データの例では、図5に示
す個人アドレスデータに含まれる「XX部長」が該当す
る文字列であり、CPU1は当該文字列にアンダーライ
ンを付加する特定表示処理を実行する(ステップS12
のYES,S13)。
レスデータを検索し、表示された文書データに含まれる
文字列の中で一致する文字列を抽出する(ステップS1
1)。即ち、図2に示す文書データの例では、図5に示
す個人アドレスデータに含まれる「XX部長」が該当す
る文字列であり、CPU1は当該文字列にアンダーライ
ンを付加する特定表示処理を実行する(ステップS12
のYES,S13)。
【0023】このような表示状態において、ユーザが入
力部6によりカーソルを操作して、電話発信先に関係す
る文字列(ここでは個人名のXX部長とする)を選択
し、かつ電話ボタン11aを操作すると、CPU1は自
動電話操作処理を開始する(ステップS14,S1
5)。即ち、CPU1は、ユーザから選択された選択文
字列(XX部長)に対応する電話番号データを個人アド
レスデータから抽出する(ステップS16)。そして、
CPU1は、PHS電話部11と通信制御部10を制御
して、設定した電話番号データに基づいて電話発信操作
を実行する。即ち、ユーザが電話番号を入力することな
く、自動的に指定した電話先に電話をかける自動電話操
作を実行する(ステップS17)。
力部6によりカーソルを操作して、電話発信先に関係す
る文字列(ここでは個人名のXX部長とする)を選択
し、かつ電話ボタン11aを操作すると、CPU1は自
動電話操作処理を開始する(ステップS14,S1
5)。即ち、CPU1は、ユーザから選択された選択文
字列(XX部長)に対応する電話番号データを個人アド
レスデータから抽出する(ステップS16)。そして、
CPU1は、PHS電話部11と通信制御部10を制御
して、設定した電話番号データに基づいて電話発信操作
を実行する。即ち、ユーザが電話番号を入力することな
く、自動的に指定した電話先に電話をかける自動電話操
作を実行する(ステップS17)。
【0024】このような本変形例1の方式であれば、表
示された文書データ中から電話発信先に関係する文字列
を選択する前に、登録された個人アドレスデータに含ま
れる文字列を特定表示するため、ユーザは自動電話操作
の可能な電話発信先を事前に確認することが可能とな
る。換言すれば、表示された文書データ中から電話発信
先に関係する文字列が存在しても、アンダーラインの特
定表示がされていなければ、自動電話操作の対象外であ
ることを事前に確認できる。即ち、特定表示されていな
い文字列は、個人アドレスデータには未登録の電話発信
先である。この場合には、当然ながら、ユーザは通常の
無線携帯電話機能におけるマニュアルによる電話操作を
行なうことになる(ステップS12のNO,S18) (本実施形態の変形例2)図8は本実施形態の変形例2
に関するフローチャートである。
示された文書データ中から電話発信先に関係する文字列
を選択する前に、登録された個人アドレスデータに含ま
れる文字列を特定表示するため、ユーザは自動電話操作
の可能な電話発信先を事前に確認することが可能とな
る。換言すれば、表示された文書データ中から電話発信
先に関係する文字列が存在しても、アンダーラインの特
定表示がされていなければ、自動電話操作の対象外であ
ることを事前に確認できる。即ち、特定表示されていな
い文字列は、個人アドレスデータには未登録の電話発信
先である。この場合には、当然ながら、ユーザは通常の
無線携帯電話機能におけるマニュアルによる電話操作を
行なうことになる(ステップS12のNO,S18) (本実施形態の変形例2)図8は本実施形態の変形例2
に関するフローチャートである。
【0025】本変形例2は、表示された文書データから
ユーザが電話発信先に関係する文字列を選択したとき
に、登録された個人アドレスデータに該当する複数の文
字列が存在する場合の処理を含む自動電話操作処理であ
る。以下、図8のフローチャートを参照して説明する。
ユーザが電話発信先に関係する文字列を選択したとき
に、登録された個人アドレスデータに該当する複数の文
字列が存在する場合の処理を含む自動電話操作処理であ
る。以下、図8のフローチャートを参照して説明する。
【0026】まず、ステップS20からS24までの処
理は、前述の図4のステップS1からS5までの処理と
同様である。即ち、ユーザによる入力部6の入力操作に
より、CPU1は文書データを作成し、表示部8の作成
した文書データの表示画面8aを表示する(ステップS
20)。ユーザによるカーソル操作で、表示された文書
データから電話発信先の文字列(例えば名字だけの個人
名)を選択し、かつ電話ボタン11aを操作すると、C
PU1は自動電話操作処理を開始する(ステップS2
1,S22)。即ち、CPU1は、ユーザから選択され
た選択文字列20と登録されている個人アドレスデータ
に含まれる文字列とを比較し、個人アドレスデータから
一致する文字列を検索する(ステップS23)。
理は、前述の図4のステップS1からS5までの処理と
同様である。即ち、ユーザによる入力部6の入力操作に
より、CPU1は文書データを作成し、表示部8の作成
した文書データの表示画面8aを表示する(ステップS
20)。ユーザによるカーソル操作で、表示された文書
データから電話発信先の文字列(例えば名字だけの個人
名)を選択し、かつ電話ボタン11aを操作すると、C
PU1は自動電話操作処理を開始する(ステップS2
1,S22)。即ち、CPU1は、ユーザから選択され
た選択文字列20と登録されている個人アドレスデータ
に含まれる文字列とを比較し、個人アドレスデータから
一致する文字列を検索する(ステップS23)。
【0027】ここで、本変形例2では、CPU1は、選
択文字列に一致する複数の文字列が個人アドレスデータ
に登録されている場合に、当該複数候補(電話番号デー
タと関係する文字列)を抽出して、複数候補から選択指
定させる処理を実行する(ステップS24のYES,S
25のYES,S26)。具体的には、例えば選択文字
列が例えば名字だけの個人名の場合に、同一名字の複数
の個人名が個人アドレスデータに登録されている場合で
ある。CPU1は、当該複数候補の電話番号データと、
当該名字を含む氏名を例えば文書データの表示画面中の
ウインドウ表示させる。これにより、ユーザは、電話発
信先として同一名字の複数の個人名が登録されているこ
とを確認することができる。
択文字列に一致する複数の文字列が個人アドレスデータ
に登録されている場合に、当該複数候補(電話番号デー
タと関係する文字列)を抽出して、複数候補から選択指
定させる処理を実行する(ステップS24のYES,S
25のYES,S26)。具体的には、例えば選択文字
列が例えば名字だけの個人名の場合に、同一名字の複数
の個人名が個人アドレスデータに登録されている場合で
ある。CPU1は、当該複数候補の電話番号データと、
当該名字を含む氏名を例えば文書データの表示画面中の
ウインドウ表示させる。これにより、ユーザは、電話発
信先として同一名字の複数の個人名が登録されているこ
とを確認することができる。
【0028】CPU1は、ウインドウ表示からカーソル
により候補を選択されると、当該電話番号データを個人
アドレスデータから抽出し、設定した電話番号データに
基づいて電話発信操作を実行する(ステップS27,S
28)。なお、当然ながら、選択文字列により1個の電
話番号データが特定される場合には、ウインドウ表示処
理を伴う選択指定処理はなく、設定した電話番号データ
に基づいて電話発信操作を実行する(ステップS25の
NO)。
により候補を選択されると、当該電話番号データを個人
アドレスデータから抽出し、設定した電話番号データに
基づいて電話発信操作を実行する(ステップS27,S
28)。なお、当然ながら、選択文字列により1個の電
話番号データが特定される場合には、ウインドウ表示処
理を伴う選択指定処理はなく、設定した電話番号データ
に基づいて電話発信操作を実行する(ステップS25の
NO)。
【0029】このような本変形例2の方式であれば、ユ
ーザは選択文字列として、例えば個人名の氏名を指定す
ることなく、名字または会社名だけの選択処理であって
も、結果的に電話発信先の電話番号データを特定するこ
とができる。名字または会社名だけの場合でも、登録さ
れた個人アドレスデータから電話発信先の電話番号デー
タを特定できる可能性も必ずしも低いわけではない。従
って、常に文書データ中に例えば個人名であればフルネ
ームがなければ、電話発信先の電話番号データを特定で
きないことはないため、選択指定処理(ステップS2
6)を追加することにより、表示された文書データ中か
ら文字列を選択する操作を簡単化できる利点がある。 (本実施形態の変形例3)図9は本実施形態の変形例3
に関するフローチャートである。
ーザは選択文字列として、例えば個人名の氏名を指定す
ることなく、名字または会社名だけの選択処理であって
も、結果的に電話発信先の電話番号データを特定するこ
とができる。名字または会社名だけの場合でも、登録さ
れた個人アドレスデータから電話発信先の電話番号デー
タを特定できる可能性も必ずしも低いわけではない。従
って、常に文書データ中に例えば個人名であればフルネ
ームがなければ、電話発信先の電話番号データを特定で
きないことはないため、選択指定処理(ステップS2
6)を追加することにより、表示された文書データ中か
ら文字列を選択する操作を簡単化できる利点がある。 (本実施形態の変形例3)図9は本実施形態の変形例3
に関するフローチャートである。
【0030】本変形例3は、表示された文書データから
ユーザが電話発信先に関係する文字列として、番号デー
タを選択する自動電話操作処理である。以下、図9のフ
ローチャート及び図10を参照して説明する。
ユーザが電話発信先に関係する文字列として、番号デー
タを選択する自動電話操作処理である。以下、図9のフ
ローチャート及び図10を参照して説明する。
【0031】まず、図10に示すように、ユーザによる
入力部6の入力操作により、CPU1は文書データを作
成し、表示部8に作成した文書データの表示画面8aを
表示する(ステップS30)。CPU1は入力指示に従
って作成された文書データを外部記憶装置2に保存す
る。
入力部6の入力操作により、CPU1は文書データを作
成し、表示部8に作成した文書データの表示画面8aを
表示する(ステップS30)。CPU1は入力指示に従
って作成された文書データを外部記憶装置2に保存す
る。
【0032】ここで、本変形例3では、ユーザは入力部
6によりカーソルを操作して、図10に示すように、電
話発信先の電話番号に相当する番号文字列(番号デー
タ)21を選択し、かつ電話ボタン11aを操作したと
想定する(ステップS31,S32)。この電話ボタン
11aの操作に応じて、CPU1は自動電話操作処理を
開始する。即ち、CPU1は、ユーザから選択された選
択番号文字列21と登録されている個人アドレスデータ
に含まれる電話番号データとを比較し、個人アドレスデ
ータから一致する電話番号データ(ここでは012−3
45−6789)を検索する(ステップS33)。
6によりカーソルを操作して、図10に示すように、電
話発信先の電話番号に相当する番号文字列(番号デー
タ)21を選択し、かつ電話ボタン11aを操作したと
想定する(ステップS31,S32)。この電話ボタン
11aの操作に応じて、CPU1は自動電話操作処理を
開始する。即ち、CPU1は、ユーザから選択された選
択番号文字列21と登録されている個人アドレスデータ
に含まれる電話番号データとを比較し、個人アドレスデ
ータから一致する電話番号データ(ここでは012−3
45−6789)を検索する(ステップS33)。
【0033】CPU1は、当該電話番号データが登録さ
れている場合に、その電話番号データを電話発信先の電
話番号データとして設定する(ステップS34のYE
S)。そして、CPU1は、PHS電話部11と通信制
御部10を制御して、設定した電話番号データ「012
−345−6789」に基づいて電話発信操作を実行す
る。即ち、ユーザが電話番号を入力することなく、自動
的に指定した電話先に電話をかける自動電話操作を実行
する(ステップS35)。
れている場合に、その電話番号データを電話発信先の電
話番号データとして設定する(ステップS34のYE
S)。そして、CPU1は、PHS電話部11と通信制
御部10を制御して、設定した電話番号データ「012
−345−6789」に基づいて電話発信操作を実行す
る。即ち、ユーザが電話番号を入力することなく、自動
的に指定した電話先に電話をかける自動電話操作を実行
する(ステップS35)。
【0034】ここで、ユーザが表示された文書データか
ら選択した番号文字列に相当する電話番号データが、個
人アドレスデータに存在しない場合には、当然ながら、
ユーザは通常の無線携帯電話機能におけるマニュアルに
よる電話操作を行なうことになる(ステップS34のN
O,S36)。即ち、ユーザは、入力部6により数字キ
ー(表示部8のキー入力画面)を入力指示して、電話番
号データ「012−345−6789」の電話番号を入
力することになる。
ら選択した番号文字列に相当する電話番号データが、個
人アドレスデータに存在しない場合には、当然ながら、
ユーザは通常の無線携帯電話機能におけるマニュアルに
よる電話操作を行なうことになる(ステップS34のN
O,S36)。即ち、ユーザは、入力部6により数字キ
ー(表示部8のキー入力画面)を入力指示して、電話番
号データ「012−345−6789」の電話番号を入
力することになる。
【0035】以上のように本変形例3によれば、作成し
た文書データ中に、電話番号データに相当する番号文字
列があれば、当該番号文字列を選択するだけで、無線携
帯電話機能の電話番号データが自動的に設定される。従
って、ユーザが入力部6により数字キーを操作して電話
番号を入力することなく、文書データから電話発信先の
電話番号データを指定するだけで、自動的に当該電話発
信先に電話をかけることが可能となる。ここで、作成し
た文書データ中から、電話番号データに相当する番号文
字列を選択する場合に、必ずしも電話番号データに含ま
れる全ての番号データを指定する必要はない。例えば、
電話番号データ「012−345−6789」の下4桁
「6789」だけでも、CPU1は選択された下4桁
「6789」を含む電話番号データ「012−345−
6789」を抽出して設定する。但し、複数候補が存在
する場合には、前述の変形例2の選択指定処理を適用す
る必要がある。 (本実施形態の変形例4)図12は本実施形態の変形例
4に関するフローチャートである。
た文書データ中に、電話番号データに相当する番号文字
列があれば、当該番号文字列を選択するだけで、無線携
帯電話機能の電話番号データが自動的に設定される。従
って、ユーザが入力部6により数字キーを操作して電話
番号を入力することなく、文書データから電話発信先の
電話番号データを指定するだけで、自動的に当該電話発
信先に電話をかけることが可能となる。ここで、作成し
た文書データ中から、電話番号データに相当する番号文
字列を選択する場合に、必ずしも電話番号データに含ま
れる全ての番号データを指定する必要はない。例えば、
電話番号データ「012−345−6789」の下4桁
「6789」だけでも、CPU1は選択された下4桁
「6789」を含む電話番号データ「012−345−
6789」を抽出して設定する。但し、複数候補が存在
する場合には、前述の変形例2の選択指定処理を適用す
る必要がある。 (本実施形態の変形例4)図12は本実施形態の変形例
4に関するフローチャートである。
【0036】本変形例4は、表示された文書データから
ユーザが電話発信先に関係する文字列を選択する場合
に、当該選択文字列の中に電話番号データの特定とは無
関係な文字が含まれている場合でも自動電話操作処理を
実行する方式である。以下、図11及び図12のフロー
チャートを参照して説明する。
ユーザが電話発信先に関係する文字列を選択する場合
に、当該選択文字列の中に電話番号データの特定とは無
関係な文字が含まれている場合でも自動電話操作処理を
実行する方式である。以下、図11及び図12のフロー
チャートを参照して説明する。
【0037】まず、図11に示すように、ユーザによる
入力部6の入力操作により、CPU1は文書データを作
成し、表示部8に作成した文書データの表示画面8aを
表示する(ステップS40)。CPU1は入力指示に従
って作成された文書データを外部記憶装置2に保存す
る。
入力部6の入力操作により、CPU1は文書データを作
成し、表示部8に作成した文書データの表示画面8aを
表示する(ステップS40)。CPU1は入力指示に従
って作成された文書データを外部記憶装置2に保存す
る。
【0038】ここで、本変形例4では、ユーザは入力部
6によりカーソルを操作して、図11に示すように、電
話発信先の個人名(ここではXX部長)を含む所定の範
囲の文字列22を選択し、かつ電話ボタン11aを操作
したと想定する(ステップS41,S42)。CPU1
は、ユーザから選択された選択文字列22の中に含まれ
る文字列(ここではXX部長)と、個人アドレスデータ
に含まれる電話番号データを特定するための文字列とを
比較して、一致する文字列に対応する電話番号データを
検索する(ステップS43)。
6によりカーソルを操作して、図11に示すように、電
話発信先の個人名(ここではXX部長)を含む所定の範
囲の文字列22を選択し、かつ電話ボタン11aを操作
したと想定する(ステップS41,S42)。CPU1
は、ユーザから選択された選択文字列22の中に含まれ
る文字列(ここではXX部長)と、個人アドレスデータ
に含まれる電話番号データを特定するための文字列とを
比較して、一致する文字列に対応する電話番号データを
検索する(ステップS43)。
【0039】CPU1は、当該電話番号データが登録さ
れている場合に、その電話番号データを電話発信先の電
話番号データとして設定する(ステップS44のYE
S)。そして、CPU1は、PHS電話部11と通信制
御部10を制御して、設定した電話番号データに基づい
て電話発信操作を実行する。即ち、ユーザが電話番号を
入力することなく、自動的に指定した電話先に電話をか
ける自動電話操作を実行する(ステップS45)。ここ
で、ユーザが表示された文書データから選択した選択文
字列の一部または全部に対応する電話番号データが、個
人アドレスデータに存在しない場合には、当然ながら、
ユーザは通常の無線携帯電話機能におけるマニュアルに
よる電話操作を行なうことになる(ステップS44のN
O,S46)。
れている場合に、その電話番号データを電話発信先の電
話番号データとして設定する(ステップS44のYE
S)。そして、CPU1は、PHS電話部11と通信制
御部10を制御して、設定した電話番号データに基づい
て電話発信操作を実行する。即ち、ユーザが電話番号を
入力することなく、自動的に指定した電話先に電話をか
ける自動電話操作を実行する(ステップS45)。ここ
で、ユーザが表示された文書データから選択した選択文
字列の一部または全部に対応する電話番号データが、個
人アドレスデータに存在しない場合には、当然ながら、
ユーザは通常の無線携帯電話機能におけるマニュアルに
よる電話操作を行なうことになる(ステップS44のN
O,S46)。
【0040】このような本変形例4によれば、ユーザは
作成した文書データから、電話発信先に関係する文字列
を選択する場合に、必ずしも個人アドレスデータに登録
された文字列と同一文字列を選択する必要はない。即
ち、所定の文字列の範囲内であれば、個人アドレスデー
タから電話番号データを特定できる個人名や会社名など
の文字列に対応する文字列が選択文字列に含まれていれ
ば、電話発信先の電話番号データを自動的に設定するこ
とができる。換言すれば、ユーザは自動電話操作に必要
な文字列の選択処理において、正確に選択すべき文字列
を知る必要はなく、大まかな文字列の範囲を選択するだ
けでよい。具体的には、例えば図11に示す例におい
て、「XX部長」の電話番号データを自動的に設定する
場合には、ユーザは正確に「XX部長」の文字列を選択
する必要はない。
作成した文書データから、電話発信先に関係する文字列
を選択する場合に、必ずしも個人アドレスデータに登録
された文字列と同一文字列を選択する必要はない。即
ち、所定の文字列の範囲内であれば、個人アドレスデー
タから電話番号データを特定できる個人名や会社名など
の文字列に対応する文字列が選択文字列に含まれていれ
ば、電話発信先の電話番号データを自動的に設定するこ
とができる。換言すれば、ユーザは自動電話操作に必要
な文字列の選択処理において、正確に選択すべき文字列
を知る必要はなく、大まかな文字列の範囲を選択するだ
けでよい。具体的には、例えば図11に示す例におい
て、「XX部長」の電話番号データを自動的に設定する
場合には、ユーザは正確に「XX部長」の文字列を選択
する必要はない。
【0041】また、本変形例4に前述の変形例2の複数
候補の選択指定処理を適用することにより、例えば複数
の個人名に相当する文字列を含む範囲を同時に選択する
ことにより、複数の電話番号データを例えばウインドウ
表示させて、この中から該当する電話番号データを選択
指定するようにしてもよい。
候補の選択指定処理を適用することにより、例えば複数
の個人名に相当する文字列を含む範囲を同時に選択する
ことにより、複数の電話番号データを例えばウインドウ
表示させて、この中から該当する電話番号データを選択
指定するようにしてもよい。
【0042】なお、本実施形態及び各変形例は、記憶媒
体に格納されたソフトウエアをCPU1が実行すること
により実現することができる。記憶媒体は外部記憶装置
2であるメモリカード、フロッピーディスク装置、ハー
ドディスク装置、または光ディスク装置に使用される各
種の記憶媒体のいずれでもよい。また、記憶媒体はメイ
ンメモリ(RAM)3及びROM4のいずれでもよい。
体に格納されたソフトウエアをCPU1が実行すること
により実現することができる。記憶媒体は外部記憶装置
2であるメモリカード、フロッピーディスク装置、ハー
ドディスク装置、または光ディスク装置に使用される各
種の記憶媒体のいずれでもよい。また、記憶媒体はメイ
ンメモリ(RAM)3及びROM4のいずれでもよい。
【0043】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、無
線携帯電話機能を備えた情報処理装置において、アドレ
スデータの登録機能などのデータ処理機能を利用するこ
とにより、文書データから電話発信先に関係する文字列
を選択するだけで、自動的に電話発信先の電話番号デー
タを設定して自動電話操作処理を実行することができ
る。従って、ユーザは電話番号を確認して、当該電話番
号の数字キーを入力するような操作を不要にすることが
できるため、無線携帯電話機能の操作性を向上させるこ
とが可能となる。
線携帯電話機能を備えた情報処理装置において、アドレ
スデータの登録機能などのデータ処理機能を利用するこ
とにより、文書データから電話発信先に関係する文字列
を選択するだけで、自動的に電話発信先の電話番号デー
タを設定して自動電話操作処理を実行することができ
る。従って、ユーザは電話番号を確認して、当該電話番
号の数字キーを入力するような操作を不要にすることが
できるため、無線携帯電話機能の操作性を向上させるこ
とが可能となる。
【図1】本発明の実施形態に関係する情報処理装置の要
部を示すブロック図。
部を示すブロック図。
【図2】同実施形態に関係する情報処理装置の表示画面
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図3】同実施形態に関係する情報処理装置の表示画面
の一例を示す図。
の一例を示す図。
【図4】同実施形態の自動電話操作処理を説明するため
のフローチャート。
のフローチャート。
【図5】同実施形態に関係する個人アドレスデータの一
例を示す図。
例を示す図。
【図6】同実施形態に関係する個人アドレスデータの一
例を示す図。
例を示す図。
【図7】同実施形態の変形例1に関係するフローチャー
ト。
ト。
【図8】同実施形態の変形例2に関係するフローチャー
ト。
ト。
【図9】同実施形態の変形例3に関係するフローチャー
ト。
ト。
【図10】同実施形態の変形例3に関係する表示画面の
一例を示す図。
一例を示す図。
【図11】同実施形態の変形例4に関係する表示画面の
一例を示す図。
一例を示す図。
【図12】同実施形態の変形例4に関係するフローチャ
ート。
ート。
1…マイクロプロセッサ(CPU) 2…外部記憶装置(登録情報の記憶手段) 3…メインメモリ(RAM) 4…ROM 5…入力制御部 6…入力部 7…表示制御部 8…表示部 9…ビデオメモリ(VRAM) 10…通信制御部 11…PHS電話部
Claims (11)
- 【請求項1】 文書データなどのデータ処理機能及び無
線携帯電話機能を有する情報処理装置であって、 前記無線携帯電話機能を利用して電話発信操作を行なう
ために必要な電話番号データを指定の文字列と関係付け
て生成された登録情報を記憶するための記憶手段と、 作成された文書データを画面上に表示するための表示手
段と、 前記画面上に表示された文書データから前記電話番号デ
ータを特定するための文字列を選択するための入力手段
と、 前記記憶手段に記憶された前記登録情報を使用し、前記
入力手段により選択された選択文字列に従って電話発信
先の電話番号データを決定するための決定手段と、 前記決定手段により決定された電話番号データに基づい
て、前記無線携帯電話機能による電話発信操作を自動的
に実行する自動電話操作手段とを具備したことを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項2】 前記決定手段は、前記登録情報に含まれ
る文字列と前記選択文字列とを比較し、一致した文字列
により特定される電話番号データを電話発信先の電話番
号データとして決定する処理を実行することを特徴とす
る請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項3】 前記登録情報は電話番号データを特定す
るための指定の文字列として、個人名、企業名、住所の
いずれかを含み、 前記表示手段の画面上で文書データとして前記登録情報
を作成し、前記記憶手段に登録する手段を有することを
特徴とする請求項1記載の情報処理装置。 - 【請求項4】 文書データなどのデータ処理機能及び無
線携帯電話機能を有する情報処理装置であって、 前記無線携帯電話機能を利用して電話発信操作を行なう
ために必要な電話番号データを指定の文字列と関係付け
て生成された登録情報を記憶するための記憶手段と、 作成された文書データを画面上に表示するための表示手
段と、 前記画面上に表示された文書データに含まれる文字列と
前記登録情報に含まれる前記電話番号データを特定する
ための文字列とを比較して、一致した前記文書データ中
の文字列を特定表示するための特定表示手段と、 前記画面上に表示された文書データから前記特定表示手
段により特定表示された文字列を選択するための入力手
段と、 前記記憶手段に記憶された前記登録情報を使用し、前記
入力手段により選択された選択文字列に従って電話発信
先の電話番号データを決定するための決定手段と、 前記決定手段により決定された電話番号データに基づい
て、前記無線携帯電話機能による電話発信操作を自動的
に実行する自動電話操作手段とを具備したことを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項5】 前記無線携帯電話機能を有効にするため
の入力指示を行なうための指示手段を有し、 前記決定手段は前記指示手段からの入力指示に応じて前
記電話番号データの決定処理を開始することを特徴とす
る請求項1または請求項4記載の情報処理装置。 - 【請求項6】 前記特定表示手段は、特定表示するため
の文字列にアンダーラインを付加することを特徴とする
請求項4記載の情報処理装置。 - 【請求項7】 前記決定手段は、電話発信先の電話番号
データが複数の候補からなる場合には前記表示手段の画
面上に当該複数の候補を表示する処理を実行し、前記入
力手段により選択指定された候補の電話番号データを前
記電話発信先の電話番号データとして決定することを特
徴とする請求項1または請求項4記載の情報処理装置。 - 【請求項8】 文書データなどのデータ処理機能及び無
線携帯電話機能を有する情報処理装置であって、 前記無線携帯電話機能を利用して電話発信操作を行なう
ために必要な電話番号データを指定の文字列と関係付け
て生成された登録情報を記憶するための記憶手段と、 作成された文書データを画面上に表示するための表示手
段と、 前記画面上に表示された文書データから番号文字列を選
択するための入力手段と、 前記記憶手段に記憶された前記登録情報を使用し、前記
入力手段により選択された番号文字列が前記登録情報に
含まれる電話番号データに相当するか否かを認識する認
識手段と、 前記認識手段により認識された電話番号データを電話発
信先の電話番号データとして設定し、前記無線携帯電話
機能による電話発信操作を自動的に実行する自動電話操
作手段とを具備したことを特徴とする情報処理装置。 - 【請求項9】 文書データなどのデータ処理機能及び無
線携帯電話機能を有する情報処理装置であって、 前記無線携帯電話機能を利用して電話発信操作を行なう
ために必要な電話番号データを指定の文字列と関係付け
て生成された登録情報を記憶するための記憶手段と、 作成された文書データを画面上に表示するための表示手
段と、 前記画面上に表示された文書データから前記電話番号デ
ータを特定するための文字列を選択するための入力手段
と、 前記入力手段により選択された選択文字列の一部または
全部に相当する文字列が前記登録情報に含まれているか
否かを判定し、前記登録情報に含まれている当該文字列
により電話発信先の電話番号データを決定するための決
定手段と、 前記決定手段により決定された電話番号データに基づい
て、前記無線携帯電話機能による電話発信操作を自動的
に実行する自動電話操作手段とを具備したことを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項10】 文書データなどのデータ処理機能及び
無線携帯電話機能を有し、前記無線携帯電話機能を利用
して電話発信操作を行なうために必要な電話番号データ
を指定の文字列と関係付けて生成された登録情報を記憶
するための記憶手段を有する情報処理装置に適用する電
話操作方法であって、表示画面上に表示された文書デー
タから前記電話番号データを特定するための文字列を選
択する処理と、 前記登録情報を使用し、前記表示画面上で選択された選
択文字列に従って電話発信先の電話番号データを決定す
る処理と、 決定された電話番号データに基づいて、前記無線携帯電
話機能による電話発信操作を自動的に実行する処理とか
らなることを特徴とする電話操作方法。 - 【請求項11】 文書データなどのデータ処理機能及び
無線携帯電話機能を有し、前記無線携帯電話機能を利用
して電話発信操作を行なうために必要な電話番号データ
を指定の文字列と関係付けて生成された登録情報を記憶
するための記憶手段を有する情報処理装置に設けられた
コンピュータにより読取り可能な記憶媒体であって、 表示画面上に表示された文書データから前記電話番号デ
ータを特定するための文字列を選択する処理と、 前記登録情報を使用し、前記表示画面上で選択された選
択文字列に従って電話発信先の電話番号データを決定す
る処理と、 決定された電話番号データに基づいて、前記無線携帯電
話機能による電話発信操作を自動的に実行する処理とを
前記コンピュータが実行するように設定されたプログラ
ムを記憶した記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255060A JPH1198263A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 無線携帯電話機能を有する情報処理装置及び同装置に適用する電話操作方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9255060A JPH1198263A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 無線携帯電話機能を有する情報処理装置及び同装置に適用する電話操作方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1198263A true JPH1198263A (ja) | 1999-04-09 |
Family
ID=17273595
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9255060A Pending JPH1198263A (ja) | 1997-09-19 | 1997-09-19 | 無線携帯電話機能を有する情報処理装置及び同装置に適用する電話操作方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1198263A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011135284A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Kyocera Corp | 携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法 |
-
1997
- 1997-09-19 JP JP9255060A patent/JPH1198263A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011135284A (ja) * | 2009-12-24 | 2011-07-07 | Kyocera Corp | 携帯電話機、確認情報表示プログラムおよび確認情報表示方法 |
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