WO2007026584A1

WO2007026584A1 - 表示制御装置及び表示制御方法

Info

Publication number: WO2007026584A1
Application number: PCT/JP2006/316533
Authority: WO
Inventors: Kimihiko Naruse
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co., Ltd.
Priority date: 2005-08-30
Filing date: 2006-08-23
Publication date: 2007-03-08

Abstract

　所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能な表示制御装置及び表示制御方法が提供される。　記憶部（１２）は、アイコンを分類するためのグループの情報を管理するアイコングループ情報テーブル（１２１）と、アイコンとアイコンが属するグループとを対応付けて管理するアイコン情報テーブル（１２２）とを記憶する。表示制御部（１３）は、入力情報（１３１）により、任意のグループを指定する指定信号の入力を検出すると、アイコングループ情報テーブル（１２１）を参照して、入力された情報を判定する。アイコン表示決定部（１３２）は、入力された指定信号により指定されたグループのアイコンを特定し、表示部（１４）に表示するアイコンを決定する。表示処理部（１３３）は、決定されたアイコンを表示するための処理を行う。

Description

明細書

表示制御装置及び表示制御方法

技術分野

[0001] 本発明は、表示制御装置及び表示制御方法に関する。

背景技術

[0002] 携帯端末 (携帯電話等)の多機能化に伴い、携帯端末上にて、電話帳データの閲覧、電子メール、オンラインゲーム、ホームページ閲覧、スケジュール管理等を行うことが可能となっている。

[0003] また、これに加え、小型ながらも表示画面の解像度が向上し、ショートカットアイコン

(以下、単に、アイコンという）を表示画面上に表示し、ユーザが望む機能を手軽に利用できるようにもなつている。但し、携帯端末の表示画面には大きさの制約があるため、グラフィックユーザインタフェースの向上のためには、アイコンの適切な管理が重要となる。

[0004] 特許文献 1には、待受け画面とショートカットアイコン群表示の状態から、ボタン押下によりショートカットアイコンを一時的に消去し、待受け画面のみを表示させる機能をもつ携帯情報機器と、その表示制御用プログラムが記載されている。

[0005] また、特許文献 2には、所定時間経過しているアイコンを抽出し、削除および移動を行いアイコンの表示位置変更を行うアイコン表示装置、アイコン表示方法、記憶媒体およびプログラムが記載されている。また、この特許文献 2では、アイコン情報 (有効期限、アクセス回数等）に基づいて、アイコンの画面上の表示位置を決定する方法も記載されている。

[0006] 特許文献 1 :特開 2005— 38038号公報

特許文献 2 :特開 2004— 355199号公報

発明の開示

発明が解決しょうとする課題

[0007] し力しながら、アイコンが示す携帯端末の機能は、電子メール、オンラインゲーム、ホームページ閲覧、スケジュール管理等、広範囲に渡り、また、各々のアイコンは使用頻度が一律ではなぐよく使うものと使わないものに分けられ、また、ユーザからみた各機能 (対応する各アイコン)の重要度 (例えば、仕事関連で使用する機能は特に重要であるなど)も、ユーザ毎にまちまちである。

[0008] 上記の文献に記載された表示方法では、アイコン数が多くなつてきた場合に、アイコンの削除、移動及び表示位置を変更していたため、アイコンの状態をユーザが分力りづらぐ使用しづらいという事情があった。

[0009] 本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能な表示制御装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段

[0010] 本発明は、第 1に、複数のアイコンを表示する表示装置を制御する表示制御装置であって、アイコンと当該アイコンが属するグループとを対応付けて管理する第一のテーブルを記憶する記憶部と、任意のグループを指定する指定信号の入力を検出すると、前記第一のテーブルを参照して前記指定信号により指定されているグループに属するアイコンを特定するアイコン特定部と、前記表示装置に対して前記特定されたアイコンを強調して表示する制御を行う表示処理部とを備える表示制御装置が提供されるものである。

[0011] この構成により、グループを指定してアイコンを強調表示させるので、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能となる。

[0012] 本発明は、第 2に、上記第 1に記載の表示制御装置であって、前記記憶部は、前記指定信号を入力する入力装置のキーと前記グループとを対応付けて管理する第二のテーブルを更に記憶し、前記アイコン特定部は、前記入力装置からのキー入力に基づ、て、前記第二のテーブルを参照して指定されたグループを特定する。

[0013] この構成により、ユーザが所望のグループに割り当てられたキー入力を行うことでそのグループのアイコンを強調表示させることができる。

[0014] 本発明は、第 3に、上記第 1又は第 2に記載の表示制御装置であって、前記アイコン特定部は、アイコンが選択されている選択状態が所定時間継続した場合に、前記選択されているアイコンが属するグループを指定する指定信号として検出する。 [0015] この構成により、アイコンの選択状態が継続することで、自動的にそのアイコンに対応付けられているグループのアイコンを強調表示させることができる。

[0016] 本発明は、第 4に、上記第 1ないし第 3のいずれかに記載の表示制御装置であって

、前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されているグループ以外のアイコンの表示を消去する。

[0017] この構成により、指定されたグループのアイコンのみ表示されるので、ユーザは容易に所望のアイコンを選択することができる。

[0018] 本発明は、第 5に、上記第 4に記載の表示制御装置であって、前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されて!、るグループのアイコンの配置を整列させて表示する。

[0019] この構成により、指定されたグループのアイコンが整列して表示されるので、容易に所望のアイコンを選択することができる。

[0020] 本発明は、第 6に、上記第 1ないし第 3のいずれかに記載の表示制御装置であって

、前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されたグループのァイコンと、前記指定されたグループ以外のアイコンとを異なる色で表示する。

[0021] この構成により、指定されたグループのアイコンとそれ以外のアイコンとが異なる色で表示されるので、ユーザは容易に所望のアイコンを選択することができる。

[0022] 本発明は、第 7に、上記第 1ないし第 6のいずれかに記載の表示制御装置であって

、前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されたグループのァイコンと、前記指定されたグループ以外のアイコンとを異なる大きさで表示する。

[0023] この構成により、指定されたグループのアイコンとそれ以外のアイコンとが異なる大きさで表示されるので、ユーザは容易に所望のアイコンを選択することができる。

[0024] 本発明は、第 8に、上記第 1ないし第 7のいずれかに記載の表示制御装置と、前記表示制御装置による表示制御に基づいて情報を表示する表示装置と、前記表示制御装置へ前記指定信号を入力する入力装置とを備える携帯端末装置が提供されるものである。

[0025] この構成により、グループを指定してアイコンを強調表示させるので、表示装置の大きさに制限のある携帯端末装置において、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能となる。

[0026] 本発明は、第 9に、複数のアイコンを表示する表示装置を制御する表示制御方法であって、任意のグループを指定する指定信号の入力を検出すると、記憶部に記憶され、アイコンと当該アイコンが属するグループとを対応付けて管理する第一のテーブルを参照して、前記指定信号により指定されてヽるグループに属するアイコンを特定するステップと、前記表示装置に対して前記特定されたアイコンを強調して表示する制御を行うステップとを有する表示制御方法が提供されるものである。

[0027] この方法により、グループを指定してアイコンを強調表示させるので、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能となる。

[0028] 本発明は、第 10に、コンピュータに、上記第 9に記載の各ステップを実行させる表示制御プログラムが提供されるものである。

[0029] このプログラムにより、グループを指定してアイコンを強調表示させるので、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能となる。

発明の効果

[0030] 本発明によれば、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能な表示制御装置及び表示制御方法を提供することができる。

図面の簡単な説明

[0031] [図 1]本発明の実施形態に係る表示制御装置を備える携帯電話装置の概略構成を示すブロック図

[図 2]本発明の実施形態における携帯電話装置の外観を示す斜視図

[図 3]本発明の実施形態におけるアイコングループ情報テーブルの内容の一例を示す図

[図 4]本発明の実施形態におけるアイコン情報テーブルの内容の一例を示す図

[図 5]本発明の実施形態におけるアイコン表示制御の例を示す説明図

[図 6]本発明の実施形態におけるアイコン表示制御の例を示す説明図

[図 7]本発明の実施形態におけるアイコン表示制御の例を示す説明図

[図 8]本発明の実施形態に係る表示制御装置の動作手順を説明するフローチャート符号の説明 [0032] 1 携帯電話装置

11 入力部

12 記憶部

13 表示制御部

14 表示部

15 電話処理部

16 上部筐体

17 下部筐体

111 テンキー

112 ナビゲーシヨンキー

121 アイコングループ情報テーブル

122 アイコン情報テーブル

131 入力情報判定部

132 アイコン表示決定部

133 表示処理部

発明を実施するための最良の形態

[0033] 図 1は、本発明の実施形態に係る表示制御装置を備える携帯電話装置の概略構成を示すブロック図である。また、図 2は、本発明の実施形態における携帯電話装置の外観を示す斜視図である。

[0034] 図 1に示すように、本発明の実施形態の携帯電話装置 1は、入力部 11と、記憶部 1 2と、表示制御部 13と、表示部 14と、電話処理部 15とを備える。なお、記憶部 12及び表示制御部 13は、複数のアイコンを表示可能に表示部 14の制御を行う表示制御装置の一例として動作するものである。また、図 2に示すように、本実施形態の携帯電話装置 1は、例えば、上部筐体 16及び下部筐体 17が折り畳み可能に接続された折り畳み式の携帯電話装置である。そして、上部筐体 16に表示部 14が、下部筐体 1 7に入力部 11が設けられて！/、る。

[0035] 入力部 11は、ユーザ力もの操作入力を受け付けるものであり、図 2に示すように、テンキー 111及びナビゲーシヨンキー 112を有する。テンキー 111は数字や文字、記号等を入力するためのキーである。ナビゲーシヨンキー 112は、表示部 14の表示情報や、文字入力時、アイコン選択等に対する方向指示や選択'決定指示等の操作を入力するためのキーである。

[0036] 記憶部 12は、アイコングループ情報テーブル 121及びアイコン情報テーブル 122 を記憶する。

[0037] 図 3は本発明の実施形態におけるアイコングループ情報テーブルの内容の一例を示す図である。アイコングループ情報テーブル 121は、入力部 11のキーとアイコンのグループとを対応付けて管理する第二のテーブルの一例として機能する。

[0038] 図 3に示すように、アイコングループ情報テーブル 121は、グループを識別するための識別情報であるグループ IDと、そのグループが現在登録されて、る力否かを示す使用フラグと、グループ名とが相互に対応付けられている。グループ IDは、「0、 1、 2· · · #、 *」で示され、例えば、入力部 11のテンキー 111の各キーに対応付けられている。図 3の例では、「0」は「重要」、「1」は「スケジュール関連」、「2」は「ゲーム関連」の各カテゴリーを示す。この場合、テンキー 111により「2」が入力されると、グループ ID「2」に対応付けられたグループ名「ゲーム関連」が指定される。

[0039] グループ IDとグループ名との対応関係、使用フラグの状態及びグループ名は、ュ一ザにより任意に設定の変更が可能である。設定の変更は、入力部 11からの入力に基づ、て、表示制御部 13の入力情報判定部 131によりアイコングループ情報テープル 121の内容が書き換えられる。なお、本実施形態において、「#」はアイコンの全消去を意味し、「*」はアイコンの全表示を意味するものとする。

[0040] 図 4は、本発明の実施形態におけるアイコン情報テーブルの内容の一例を示す図である。なお、アイコン情報テーブル 122は、アイコンとそのアイコンが属するグループとを対応付けて管理するテーブルであり、第一のテーブルの一例として機能する。

[0041] 図 4に示すように、アイコン情報テーブル 122は、登録 IDと、グループ IDと、アイコン表示内容情報と、起動アプリ情報と、アイコンの配置情報と、ステータスフラグと、リンク先の番地情報と、アイコンデータとが相互に対応付けられている。なお、各々のアイコンに対応するグループ（グループ IDの指定）等、アイコン情報テーブル 122の各項目は、グループアイコンテーブル 121と同様、ユーザにより任意に設定の変更が可能である。

[0042] 登録 IDは、登録されているアイコンを識別するために、各アイコンに割り当てられている。グループ IDは、アイコングループ情報テーブル 121のグループ IDを示すものであり、各アイコンが属するグループのグループ IDが設定される。アイコン表示内容情報は、アイコンに付された名称等の書誌事項を含み、図 4の例では、お気に入りサイト、 X X情報、〇〇ゲーム、ゲーム〇χ〇、 χ Ζ χ実施項目等である。起動アプリ情報は、アイコンが選択されて実行する場合に起動するアプリケーションを示す。配置情報は、表示部 14の画面に表示されるアイコンの位置を示し、例えば座標により指定される。

[0043] ステータスフラグは、表示部 14の画面にアイコンの表示が指定されているか否かを示し、例えば、表示が指定されているときは「1」であり、指定されていないときは「0」となる。リンク先情報は、アイコンの機能のリンク先を示すものであり、例えば電話処理部 15内のメモリの番地により指定される。アイコンデータは、表示部 14の画面上に表示される表示データであり、例えばビットマップデータ等のアイコンのイメージデータである。

[0044] 表示制御部 13は、表示部 14に対する表示制御を行うもので、所定の表示制御プログラムによって動作するプロセッサを主体に構成され、入力情報判定部 131と、ァイコン表示決定部 132と、表示処理部 133とを有する。なお、入力情報判定部 131 及びアイコン表示決定部 132はアイコン特定部の一例として機能する。

[0045] 入力情報判定部 131は、入力部 11からの任意のグループを指定する指定信号等の情報入力があると、アイコングループ情報テーブル 121を参照して入力判定を行い、アイコン表示決定部 132に判定結果を伝える。例えば、テンキー 111からのキー入力に基づ、て、アイコングループ情報テーブル 121を参照して指定されたグループを特定する。

[0046] アイコン表示決定部 132は、入力情報判定部 131からの判定結果に基づいて、ァイコン情報テーブル 122を参照して、入力部 11により指定されたグループに属するアイコンを特定する。そして、どのグループに属するアイコンをどのような態様で表示するかを決定し、表示処理部 133に、アイコンの表示情報を送る。 [0047] 表示処理部 133は、アイコン表示決定部 132から送られてくるアイコンの表示情報に従って、表示部 14で描画するデータの生成、削除を行い、特定されたアイコンを強調して表示する制御を行う。

[0048] 表示部 14は、表示制御部 13により制御されて各種情報の表示を行う。電話処理部 15は、無線通信処理や、携帯電話装置 1の全体的な制御を行う CPU、メモリ等を有して構成される。そして、アンテナ ANを介して無線通信や、スピーカ SPやマイク MC 等からの音声の入出力の制御、及び表示制御部 13の制御を行う。なお、記憶部 12 や表示制御部 13は、電話処理部 15のメモリや CPUと共用されてもょ、。

[0049] 次に、本実施形態の表示制御による表示部 14における表示例について説明する。

図 5は、本発明の実施形態におけるアイコン表示制御の例を示す説明図である。

[0050] 図 5において、表示部 14の画面 51は、携帯電話装置 1のアイコングループ選択機能が起動された状態を示す。画面 51に示すように、 16個のアイコンが整列される。図中、 16個のアイコンは、どのグループに属するかを明確に示すために、「0」〜「2」を丸で囲んで示している。なお、実際に表示されるアイコンは、記号、図形や画像等など、多様な表示態様にて表示される。なお、画面 51に表示されているアイコンは、図 4に示すアイコン情報テーブル 122のステータスフラグが「1」となっている。

[0051] このように、アイコングループ選択機能が起動しているときに、ユーザが、テンキー 1 11のボタン「0」を押下すると、画面 52に示すように、グループ「0」に示されるアイコン群だけが表示され、他のグループに属するアイコンは消去される。次に、ユーザが、テンキー 111のボタン「2」を押下すると、画面 53に示すように、グループ「2」に示されるアイコン群だけが表示される。

[0052] また、ユーザが、テンキー 111のボタン「#」を押下すると、画面 54に示すように、ァイコンが全消去される。同様に、ユーザが、テンキー 111のボタン「*」を押下すると、画面 55に示すように全部のアイコンが表示される。

[0053] このようにして、ユーザにより指定されたグループのアイコンのみ表示されるので、ユーザは容易に所望のアイコンを選択することができる。

[0054] なお、グループの指定は、テンキー 111のボタン押下により行われるものに限られず、入力部 11により可能となる指定方法に応じてグループの指定が行われてもよヽ。例えば、図 6に示すような方法にてグループの指定が行われてもよい。

[0055] 図 6は本発明の実施形態におけるアイコン表示制御の例を示す説明図である。図 6 において、画面 61は、グループ「1」に属するアイコンが選択されている状態を示す。なお、この「選択」とは、アイコンを単に選択した状態 (アイコンにフォーカスが当てられた状態)を指し、アイコンに対応した機能を実行する場合には、アイコンを選択した上で、実行の指示を入力することにより行なわれるものとする。そして、アイコンが選択されている状態が所定時間以上経過すると、そのアイコンが属するグループ「1」のアイコンのみが表示される。

[0056] また、指定されたグループのアイコンの強調表示としては、種々のバリエーションが考えられる。図 7は、本発明の実施形態におけるアイコン表示制御の例を示す説明図である。なお、図 7は、グループ「0」が指定されている場合を示す。

[0057] 図 7 (A)に示すように、「0」以外のアイコンを半透明に表示する等、指定されたダループのアイコンと指定されたグループ以外のアイコンとを異なる色で示すことで、指定されたグループのアイコンの強調表示が行われてもよい。また、図 7 (B)に示すように、指定されたグループのアイコンと、指定されたグループ以外のアイコンとを異なる大きさで示してもよい。さらに、図 7 (C)に示すように、指定されているグループのアイコンの配置を整列させて表示してもよ、。

[0058] このように、本実施形態の表示制御方法によれば、表示部 14に、指定されたダループのアイコンを強調して表示することで、ユーザは必要なアイコンのみを把握することができ、所望の動作を正確かつ容易に実行することができる。

[0059] 次に、図 8を参照して、本実施形態の携帯電話装置における、表示制御ための基本的な動作を説明する。図 8は、本発明の実施形態に係る表示制御装置の動作手順を説明するフローチャートである。なお、図 8では、図 5に示すように、テンキー 111 のボタンの押下によりグループの指定が行われ、指定されたグループのアイコンのみが表示される場合の動作につ!、て説明する。

[0060] まず、アイコングループ選択表示機能が起動されると (ステップ S1)、入力情報判定部 131は、入力部 11からのグループの指定信号としてのテンキー 111のボタンが押下された力否かを判定する (ステップ S2)。テンキー 111からの入力がない場合 (ステップ S2の NO)、所定時間経過したかを監視する (ステップ S3)。そして、所定時間、入力が検出されず、タイムアウトと判定されると (ステップ S3の YES)、ステップ S11に進み、アイコングループ選択表示機能が終了する。なお、入力情報判定部 131は、テンキー 111のみの入力に限らず、ナビゲーシヨンキー 112を含む入力部 11からの入力が所定時間経過しない場合にタイムアウトと判定しても良い。

[0061] 入力情報判定部 131は、テンキー 111からの入力を検出すると (ステップ S2の YE S)、記憶部 12に記憶されているアイコングループ情報テーブル 121を参照し (ステツプ S4)、押下されたボタンに対応するグループが存在するかを確認する (ステップ S5 ) oそして、押下されたボタンに対応するグループが存在していれば (ステップ S5の Y ES)、アイコン表示決定部 132に、指定されたグループ ID等の情報を通知する。そして、アイコン表示決定部 132、記憶部 12に記憶されているアイコン情報テーブル 12 2を参照する (ステップ S6)。

[0062] アイコン表示決定部 132は、指定されたアイコンのステータスフラグを 1に設定し、それ以外のアイコンのステータスフラグ力^に設定することで、アイコン情報テーブル 122を更新する (ステップ S7)。

[0063] そして、表示処理部 133は、更新されたアイコン情報テーブル 122に基づいて、指定されたグループ以外のアイコン (ステータスフラグが 0のアイコン）の表示を消去し（ステップ S8)、表示部 14上に指定されたグループアイコンが表示される（ステップ S9

) o

[0064] この後、必要に応じて、グループ毎のアイコン選択処理を終了するか否かをユーザに問い合わせ (ステップ S 10)、そうであれば (ステップ S10の YES)、ステップ S11に進み、アイコングループ選択表示機能が終了し、そうでなければ (ステップ S10の NO )、ステップ S 2に戻る。

[0065] また、上記ステップ S5において、押下されたボタンに対応するグループが存在しない場合には (ステップ S5の NO)、入力情報判定部 131は、ボタン「#」が押下されたか否かを判定する (ステップ S 12)。押下されたボタンが「 #」であれば (ステップ S 12 の YES)、アイコン表示決定部 132は、アイコン情報テーブル 122を参照して (ステツプ S13)、アイコン情報テーブル 122の全アイコンのステータスフラグを「0」に更新する (ステップ S14)。表示処理部 133は、更新されたアイコン情報テーブル 122に基づいて全てのアイコンの表示を消去し (ステップ S15)、ステップ S10に進む。

[0066] また、ステップ S 12において、押下されたボタンが「#」ではない場合は (ステップ S1 2の NO)、入力情報判定部 131は、ボタン「 *」が押下された力否かを判定する (ステップ S16)。押下されたボタンが「*」でなければ、ステップ S10に進む。

[0067] 一方、押下されたボタンが「*」であれば (ステップ S 12の YES)、アイコン情報テーブル 122を参照して (ステップ S 17)、全てのアイコンが表示されているかを判定する（ステップ S18)。そして、全てのアイコンが表示されているならば (ステップ S18の YES )、ステップ S10に進む。また、全てのアイコンが表示されていなければ (ステップ S18 の NO)、アイコン表示決定部 132は、全アイコンのステータスフラグを「1」に更新する (ステップ S19)。そして、表示処理部 133は、更新されたアイコン情報テーブル 122 に基づ、て、表示部 14に全てのアイコンを表示させる（ステップ S 20)。

[0068] なお、図 8のフローチャートのステップ S16において、アイコンの全表示を指示する「

*」ボタンが押下されたと判定された場合、ユーザの意思をアイコングループ選択表示の必要がないとみなし、その後の処理においてステップ S 10を省略して、ステップ S 11のアイコングループ選択表示機能を終了してもよ!/、。

[0069] このような本発明の実施形態の表示制御装置によれば、切替ボタン押下またはアイコンに一定時間以上のフォーカスを当てることにより、待受け画面上に配置されているアイコンの内、指定されたアイコンだけを表示し、それ以外のアイコンを非表示 (あるいは、目立たない消極的な表示）にすることができる。

[0070] なお、上記の実施形態では、表示制御装置が携帯端末装置に適用する場合について説明したが、表示装置を有する又は表示装置に接続可能なものであれば、種々の機器に適用可能である。また、携帯端末装置の一例として携帯電話装置を例にとつて説明したが、携帯電話装置に限られず、携帯情報端末 (PDA)等の種々の携帯端末装置に適用可能である。

[0071] 本発明を詳細にまた特定の実施態様を参照して説明したが、本発明の精神と範囲を逸脱することなく様々な変更や修正を加えることができることは当業者にとって明らかである。 [0072] 本出願は、 2005年 8月 30日出願の日本特許出願（特願 2005— 250199)に基づくものであり、その内容はここに参照として取り込まれる。

産業上の利用可能性

[0073] 本発明の表示制御装置及び表示制御方法は、所望のアイコンを容易な操作で把握することが可能な効果を有し、携帯端末装置等に有用である。

Claims

請求の範囲

[1] 複数のアイコンを表示する表示装置を制御する表示制御装置であって、

アイコンと当該アイコンが属するグループとを対応付けて管理する第一のテーブルを記憶する記憶部と、

任意のグループを指定する指定信号の入力を検出すると、前記第一のテーブルを参照して前記指定信号により指定されているグループに属するアイコンを特定するァイコン特定部と、

前記表示装置に対して前記特定されたアイコンを強調して表示する制御を行う表示処理部と

を備える表示制御装置。

[2] 請求項 1に記載の表示制御装置であって、

前記記憶部は、前記指定信号を入力する入力装置のキーと前記グループとを対応付けて管理する第二のテーブルを更に記憶し、

前記アイコン特定部は、前記入力装置からのキー入力に基づいて、前記第二のテ一ブルを参照して指定されたグループを特定する表示制御装置。

[3] 請求項 1又は 2に記載の表示制御装置であって、

前記アイコン特定部は、アイコンが選択されて、る選択状態が所定時間継続した場合に、前記選択されて、るアイコンが属するグループを指定する指定信号として検出する表示制御装置。

[4] 請求項 1な!、し 3の、ずれか一項に記載の表示制御装置であって、

前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されているグループ以外のアイコンの表示を消去する表示制御装置。

[5] 請求項 4に記載の表示制御装置であって、

前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されているグループのアイコンの配置を整列させて表示する表示制御装置。

[6] 請求項 1な!、し 3の、ずれか一項に記載の表示制御装置であって、

前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されたグループのァイコンと、前記指定されたグループ以外のアイコンとを異なる色で表示する表示制御装置。

[7] 請求項 1な!、し 6の、ずれか一項に記載の表示制御装置であって、

前記表示処理部は、前記アイコンの強調表示として、前記指定されたグループのァイコンと、前記指定されたグループ以外のアイコンとを異なる大きさで表示する表示制御装置。

[8] 請求項 1な!、し 7の、ずれか一項に記載の表示制御装置と、

前記表示制御装置による表示制御に基づいて情報を表示する表示装置と、前記表示制御装置へ前記指定信号を入力する入力装置と

を備える携帯端末装置。

[9] 複数のアイコンを表示する表示装置を制御する表示制御方法であって、

任意のグループを指定する指定信号の入力を検出すると、記憶部に記憶され、ァイコンと当該アイコンが属するグループとを対応付けて管理する第一のテーブルを参照して、前記指定信号により指定されて、るグループに属するアイコンを特定するステツプと、

前記表示装置に対して前記特定されたアイコンを強調して表示する制御を行うステップと

を有する表示制御方法。

[10] コンピュータに、請求項 9に記載の各ステップを実行させる表示制御プログラム。