WO2011067985A1

WO2011067985A1 - 携帯端末装置及び携帯端末装置の機能設定方法

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Publication number: WO2011067985A1
Application number: PCT/JP2010/067991
Authority: WO
Inventors: 元美長谷川
Original assignee: 日本電気株式会社
Priority date: 2009-12-02
Filing date: 2010-10-06
Publication date: 2011-06-09
Also published as: CN102648617A; EP2509289A1; US20120231854A1; JP2011119935A; JP5359826B2

Abstract

本願発明に係る携帯端末装置は、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示する表示部と、機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、機能ボタンに割り当てられている機能の実行を行う制御部と、を含む。

Description

携帯端末装置及び携帯端末装置の機能設定方法

　本発明は、機能が設定可能な携帯端末装置及び携帯端末装置の機能設定方法に関する。

　機能の設定が可能な携帯端末装置が、従来から種々提案されている。
　例えば、特開２００３−２９８７１５号公報（以下、「特許文献１」と呼ぶ。）に記載された携帯端末装置は、主表示部と、カーソルキーと、決定キーと、を備え、以下のように動作する。主表示部は、バイブレータ設定通知アイコンを表示する。カーソルキーが主表示部に表示されたバイブレータ設定通知アイコンを選択すると、主表示部はバイブレータ設定メニューを表示する。カーソルキーが主表示部に表示されたバイブレータ設定メニューのうちの設定内容を選択する。決定キーは、選択された設定内容を決定する。これにより、機能設定メニューを呼び出して、機能設定を行う。
　また、特開２００４−３３４３１５号公報（以下、「特許文献２」と呼ぶ。）に記載された携帯端末装置は、表示装置と、タッチパッドと、を備え、以下のように動作する。表示装置は操作画面を表示する。タッチパッドに指が触れているとき、タッチパッドは操作画面に表示されている機能を選択する。タッチパッドに指が触れた状態から触れない状態に遷移したとき、操作画面上で選択されている機能を実行する。これにより、機能を選択し実行する操作性を向上している。
　携帯端末装置の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を速やかに変更したい場合がある。このような場合に対応するため、ショートカット機能が備わっている。ショートカット機能を有する携帯端末装置において、ショートカットに設定した機能に設定値を有する場合、２通りの実装方法がある。一つの実装方法は機能設定メニューへのショートカットとする方法である。もう一つの実装方法は機能設定メニューで設定した設定値の状態で、機能のＯＮ／ＯＦＦを行うためのショートカットである。
　これらの方法には、それぞれ課題がある。前者の方法では、機能ＯＮ／ＯＦＦを行うために、必ず機能設定メニューの操作が必要であり、機能実行までの手間がかかってしまう。後者の方法の場合、現在設定されている設定値を変更したい場合、該当機能の設定を行うページまでメニューをたどらなければならず、やはり手間がかかってしまう。
　特許文献１及び特許文献２に記載された携帯端末装置についても同様であり、携帯端末装置の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を行う際、目的の機能設定メニューにたどり着くまでに手間がかかってしまう。
　上記のように、従来においては、携帯端末装置の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定の変更は手間がかかってしまうため、携帯端末装置の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を早急に変更したい場合に対応することが困難だった。

　そこで、本発明の目的は、携帯端末装置の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を少ない動作で変更する携帯端末装置、携帯端末装置の機能設定方法及び携帯端末装置の機能設定プログラムを記録した記録媒体を提供することにある。
　本願発明の第１の態様に係る携帯端末装置は、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示する表示部と、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する制御部と、を備える。
　本願発明の第２の態様に係る携帯端末装置の機能設定方法は、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示部に表示する表示手順と、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する機能実行手順と、を順に有する。
　本願発明の第３の態様に係る記録媒体は、携帯端末装置のコンピュータに実行させる機能設定プログラムを記録した記録媒体であって、上記機能設定プログラムは、上記コンピュータに、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示部に表示する表示処理と、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する機能実行処理と、を順に実行させる。
　本発明によれば、携帯端末装置の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を少ない動作で変更することができる。

　図１は本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置の一例を示すブロック図である。
　図２は本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定方法の一例を示すフローチャートである。
　図３は本発明の第１の実施形態に係る記録媒体に記録された、コンピュータに実行させる携帯端末装置の機能設定プログラムの一例を示すフローチャートである。
　図４は本発明の第２の実施形態に係る携帯端末装置の一例を示すブロック図である。
　図５は本発明の第３の実施形態に係る携帯端末装置の一例を示すブロック図である。
　図６は専用の機能設定メニュー制御を説明するフローチャートである。
　図７は専用の機能設定メニューを使用する際の状態遷移図であって、（ａ）は設定値ａの画面を示し、（ｂ）は機能ボタンを表示した画面を示し、（ｃ）は設定値ｂを確定する画面を示し、（ｄ）は設定値ｂの画面を示す。
　図８は専用の機能設定メニュー内の操作を示す状態遷移図であって、（ａ）は設定値ａを選択した画面を示し、（ｂ）は設定値ｂを選択した画面を示す。

　添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一の機能を有するものを示すものとする。
（第１の実施形態）
　図１は、本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置の一例を示すブロック図である。本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置１０１は、表示部３と、制御部４と、を備える。表示部３は、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタン３１を表示する。制御部４は、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。機能ボタン３１を選択すれば、機能ボタン３１に割り当てられている機能を自動的に実行することができる。このため、携帯端末装置１０１は、当該携帯端末装置１０１の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を少ない動作で変更することができる。
　携帯端末装置１０１は、本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定方法を実行する。図２は、本第１の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定方法の一例を示すフローチャートである。本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定方法は、表示手順Ｓ１１１と、機能実行手順Ｓ１１２と、を順に有する。
　表示手順Ｓ１１１では、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタン３１を表示部３に表示する。機能実行手順Ｓ１１２では、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、制御部４が機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。機能ボタン３１を選択すれば、機能ボタン３１に割り当てられている機能を自動的に実行することができる。このため、本発明の第１の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定方法を実行することで、携帯端末装置１０１の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定を少ない動作で変更することができる。
　ここで、一定時間は限定しないが、例えば３秒とすることができる。一定時間は、機能ボタン３１に割り当てられている機能に応じて設定してもよい。
　機能ボタン３１に割り当てられている第１の機能は、例えば、表示部３の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦである。表示部３に表示された写真を複数人に同時に見せたいときに、すぐに表示部３の覗き見防止機能をＯＦＦにすることができる。
　機能ボタン３１に割り当てられている第２の機能は、例えば、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦである。電車やバスに乗るときに、すぐにマナーモードにすることができる。
　機能ボタン３１に割り当てられている第３の機能は、例えば、表示部３のバックライトの輝度である。バッテリの残量が少なくなったときに、すぐにバッテリの消費を抑えることができる。
　なお、携帯端末装置１０１は、本第１の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定プログラムをコンピュータに実行させることで実現してもよい。機能設定プログラムは、記録媒体に記録される。図３は、本第１の実施形態に係る記録媒体に記録された携帯端末装置の機能設定プログラムの一例を示すフローチャートである。本第１の実施形態に係る記録媒体に記録された携帯端末装置の機能設定プログラムは、表示処理Ｓ２１１と、機能実行処理Ｓ２１２と、を順にコンピュータに実行させる。
　表示処理Ｓ２１１では、コンピュータが、予め定められた機能が割り当てられた機能ボタン３１を表示部３に表示する。機能実行処理Ｓ２１２では、コンピュータが、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。これにより、コンピュータを用いて携帯端末装置１０１を実現することができる。
（第２の実施形態）
　図４は、本発明の第２の実施形態に係る携帯端末装置の一例を示すブロック図である。本発明の第２の実施形態に係る携帯端末装置１０２は、図１に示す携帯端末装置１０１に、さらに操作部７を備えると共に、表示部３及び制御部４が後述するような新たな機能を有する。
　制御部４は、機能ボタン３１を表示部３に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定する。そして、ショートカット機能を用いて機能ボタン表示命令が出力された場合、制御部４は、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。一方、ショートカット機能を用いずに機能ボタン表示命令が出力された場合、制御部４は、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行しない。これにより、携帯端末装置１０２の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定が安易に変更されるのを防ぐことができる。
　この場合、図２に示す機能実行手順Ｓ１１２において、制御部４は、次に述べるような動作を行う。制御部４は、先ず、機能ボタン３１を表示部３に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定する。そして、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力された場合、制御部４は、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。一方、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いずに出力された場合、制御部４は、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行しない。これにより、携帯端末装置１０２の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定が安易に変更されるのを防ぐことができる。
　機能ボタン３１を表示部３に表示する機能ボタン表示命令は、通常の機能を用いて出力される場合と、ショートカット機能を用いて出力される場合とがある。通常の機能を用いて出力される場合は、例えば、携帯端末装置１０２全体での機能設定メニューから選択していく。ショートカット機能を用いて出力される場合は、例えば、表示用アイコン３２を表示部３のデスクトップ画面に表示する場合と、操作部７が表示用キー７１を備える場合とがある。
　表示用アイコン３２を表示部３のデスクトップ画面に表示する場合、表示用アイコン３２には機能ボタン３１の表示を命令する機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられる。この場合、制御部４は、表示用アイコン３２がクリックされると、機能ボタン３１を表示部３に表示する。そして、制御部４は、表示用アイコン３２がクリックされたことをもって、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。
　この場合、図２に示す表示手順Ｓ１１１において、制御部４は、デスクトップ画面に表示されかつ機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコン３２がクリックされると、機能ボタン３１を表示部３に表示する。そして、機能実行手順Ｓ１１２において、制御部４は、表示用アイコン３２がクリックされたことをもって、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。
　操作部７が表示用キー７１を備える場合、表示用キー７１には、機能ボタン３１の表示を命令する機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられる。この場合、制御部４は、表示用キー７１が押下されると、機能ボタン３１を表示部３に表示する。そして、制御部４は、表示用キー７１が押下されたことをもって、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。
　この場合、図２に示す表示手順Ｓ１１１において、制御部４は、機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キー７１が押下されると、機能ボタン３１を表示部３に表示する。一方、機能実行手順Ｓ１１２において、制御部４は、表示用キー７１が押下されたことをもって、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。
　機能ボタン３１は、予め定められた切り替えキー７２と関連付けられていてもよい。この場合、制御部４は、切り替えキー７２が押下される度に、機能ボタン３１に割り当てられている機能を変化させる。
　この場合、図２に示す機能実行手順Ｓ１１２において、制御部４は、機能ボタン３１に予め関連付けられた切り替えキー７２が押下される度に、機能ボタン３１に割り当てられている機能を変化させる。
　機能ボタン３１は、予め定められた確定キー７３と関連付けられていてもよい。この場合、制御部４は、確定キー７３が一定時間以上の間継続して押下されると、機能ボタンに割り当てられている機能の実行を行う。
　この場合、図２に示す機能実行手順Ｓ１１２において、制御部４は、機能ボタン３１に予め関連付けられた確定キー７３が一定時間以上の間継続して押下されると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。
　なお、携帯端末装置１０２は、本第２の実施形態に係る携帯端末装置の機能設定プログラムをコンピュータに実行させることで実現してもよい。機能設定プログラムは、記録媒体に記録される。この場合、図３に示す記録媒体に記録された携帯端末装置の機能設定プログラムは、以下の処理をコンピュータに実行させる。これにより、コンピュータを用いて携帯端末装置１０２を実現することができる。
　図３に示す機能実行処理Ｓ２１２において、コンピュータは、次に述べる動作をする。コンピュータは、先ず、機能ボタン３１を表示部３に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定する。そして、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力された場合、コンピュータは、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いずに出力された場合、コンピュータは、機能ボタン３１が選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行しない。
　図３に示す表示処理Ｓ２１１において、コンピュータは、デスクトップ画面に表示されかつ機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコン３２がクリックされると、機能ボタン３１を表示部３に表示する。そして、機能実行処理Ｓ２１２において、コンピュータは、表示用アイコン３２がクリックされたことをもって、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。
　図３に示す表示処理Ｓ２１１において、コンピュータは、機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キー７１が押下されると、機能ボタン３１を表示部３に表示する。そして、機能実行処理Ｓ２１２において、コンピュータは、表示用キー７１が押下されたことをもって、機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。
　図３に示す機能実行処理Ｓ２１２において、コンピュータは、機能ボタン３１に予め関連付けられた切り替えキー７２が押下される度に、機能ボタン３１に割り当てられている機能を変化させる。
　図３に示す機能実行処理Ｓ２１２において、コンピュータは、機能ボタン３１に予め関連付けられた確定キー７３が一定時間以上の間継続して押下されると、機能ボタン３１に割り当てられている機能を実行する。
（第３の実施形態）
　図５は、本発明の第３の実施形態に係る携帯端末装置の一例を示すブロック図である。携帯端末装置１０３は、アンテナ部１と、送受信部２と、表示部３と、制御部４と、メモリ５と、カメラ６と、操作部７と、スピーカ８と、マイク９と、レシーバ１０と、を備える。
　アンテナ部１は無線信号の送受信を行う。送受信部２は、入力無線信号及び出力無線信号の変復調を行う。レシーバ１０は、携帯端末装置１０３の受話部として機能する。マイク９は、携帯端末装置１０３の送話部として機能する。
　メモリ５は、携帯端末装置１０３の設定を行うための情報や通信を行うための各種情報を格納する。カメラ６は、外部の情報を携帯端末装置１０３に取り込む。スピーカ８は、着信やアラーム、音声などを鳴動させる。
　表示部３は、携帯端末装置１０３の設定を行うための情報や通信を行うための各種情報（例えば、電話番号、時計、サービス圏内／圏外、電話帳表示、スケジュール表示、カレンダー表示、現在のモード等）の表示を行う。また、表示部３は、特定の機能を実行するための、ショートカット機能を有するアイコンの貼り付けも可能である。
　操作部７は、複数のキーボタンからの入力を認識し、制御部４に伝達する回路である。制御部４は、操作部７のキーボタンを短く押下された場合（以下、「短押し」と呼ぶ。）と、長く押下された場合（以下、「長押し」と呼ぶ。）との識別が可能である。ここで、長押しとは、例えば、１秒以上キーボタンを押下した場合である。
　制御部４は、送受信部２、表示部３、メモリ５、カメラ６、操作部７、スピーカ８、マイク９及びレシーバ１０の機能動作を制御する。
　制御部４は、携帯端末装置１０３の任意の機能のＯＮ／ＯＦＦ又は設定値を変更する。携帯端末装置１０３の機能は、例えば、覗き見防止機能の設定やマナーモードの設定、表示部のバックライト輝度設定などが該当する。
　制御部４は、通常のメニューから機能設定メニューを表示することもできるし、ショートカット機能を用いて表示された専用の機能設定メニューを表示することもできる。通常のメニューから表示した機能設定メニューと専用の機能設定とは、同一であってもよいし、異なっていてもよい。
　図６は、専用の機能設定の制御を説明するフローチャートである。開始時点では、図７の（ａ）に示すように、表示部３は、デスクトップ画面に、機能Ａの機能ボタン３１を表示する表示用アイコン３２を表示する。
　手順ＳＴ１では、操作部７が、「機能Ａ」と表示されている表示用アイコン３２をクリックする。このとき、制御部４は、手順ＳＴ２を実行する。手順ＳＴ２では、制御部４は、起動元確認を行う。例えば、制御部４は、通常のメニューからの起動であるか、ショートカットからの起動かの判定を行う。デスクトップ等からのショートカットからの起動の場合、制御部４は手順ＳＴ３へ遷移し、通常のメニューからの起動の場合、制御部４は手順ＳＴ６へ遷移する。
　手順ＳＴ３では、制御部４は、機能Ａ専用の機能設定メニューを起動させて表示する。例えば、制御部４は、図７の（ｂ）に示す機能ボタン３１を表示部３に表示する。
　手順ＳＴ３と同時に、制御部４は手順ＳＴ４を実行する。手順ＳＴ４では、制御部４は、タイマーを起動し、予め定められた特定時間を計る。予め定められた特定時間内に、制御部４は手順ＳＴ５を実行する。手順ＳＴ５では、制御部４は操作部７に備わるキーの押下を監視する。特定時間キー押下がない場合、制御部４は手順ＳＴ８へ遷移する。
　手順ＳＴ６では、機能Ａの通常の機能設定メニューを起動させて表示する。手順ＳＴ７では、制御部４は操作部７による設定操作にて設定値を選択する。手順ＳＴ７において、設定値ｂの選択があった場合、制御部４は手順ＳＴ８へ遷移する。
　手順ＳＴ８では、制御部４は機能設定メニューのフォーカスされた設定値で選択項目を確定する。
　次に、前述のフローに従った携帯端末装置の状態遷移について説明する。図７では、理解が容易なように、「機能Ａ」が画面の壁紙設定機能であり、設定値ａが笑顔、設定値ｂが怒った顔である例について説明する。
　図７の（ａ）は、機能Ａが設定値ａとなっている状態を示す。デスクトップ画面上には、機能Ａへショートカットのための表示用アイコン３２が配置されている。操作部７を使用して、デスクトップ画面上の機能Ａのショートカットアイコンを選択してクリックする。すると、ショートカットからの起動であるため、制御部４は専用の機能設定メニューを起動する。これにより、図７の（ｂ）に示す専用の機能設定メニューが表示部３に表示される。専用の機能設定メニューとして、機能ボタン３１が表示部３に表示される。
　ここで、図８を参照して、専用の機能設定メニューの操作について説明する。専用の機能設定メニューが表示されたときの設定状態によって、図８の（ａ）に示す機能ボタン３１ａが選択された状態又は図８の（ｂ）に示す機能ボタン３１ｂが選択された状態を表示する。図７の（ｂ）では、機能Ａ（設定値ａ）の状態であるため、図８の（ａ）に示すように、機能ボタン３１ａが選択された状態を表示する。この時点で、キー操作を行わなければ（ここでは、一例として１秒以上として説明する）、このままの設定状態（設定値ａ）のまま、機能Ａが実行される。これにより、図７の（ａ）の画面表示に戻る。
　設定値を変更したい場合、操作部７に備わるキーを押下することによってカーソルを移動し、図８の（ｂ）の状態に遷移させる。操作部７に備わるキーは、カーソルキーであってもよいし、予め定められた切り替えキーであってもよい。選択に使用したキー（選択キーや機能が割付けられた特定キーなど）または、選択を行うためのキー（方向キーなど）を操作し、設定値を選択する。単一キーで操作する場合は、１回押下するごとにカーソルを１つ移動させ設定値を選択する。これにより、図８の（ａ）又は図８の（ｂ）に示すように、設定値ａ又は設定値ｂを選択する。
　変更したい設定値ｂにカーソルが移動した時点で操作をやめ、キー操作を行わなければ、制御部４は、その設定値を設定値ｂに変更し、機能Ａを実行する。これにより、図７の（ｄ）の画面表示に変化する。選択項目を確定する際、制御部４は、図７の（ｃ）に示すように、表示部３上で設定変更と機能Ａ実行をユーザに通知してもよい。この場合、通知完了後に、制御部４は機能Ａ（設定値ｂ）を実行する。
　設定値を確定する方法として、単一キー操作の場合、制御部４は、操作を行わない時間が一定時間以上の場合、その選択項目を確定する。複数キーによる選択の場合でも、制御部４は、同様に操作を行わない時間が一定時間以上の場合、その選択項目に確定する。
　このように、無操作で選択を確定することにより、従来ＯＮ／ＯＦＦの機能と同じ操作を実現する。つまり、設定を行わず機能のＯＮ／ＯＦＦを行いたい場合、デスクトップアイコンを選択して表示させれば、機能のＯＮ／ＯＦＦのほか設定の変更を行うことができる。これにより、簡単に、設定値変更と機能実行（機能ＯＮ／ＯＦＦ）の実現により、ユーザの利用シーンを広げることができる。さらに、電話番号の入力などを行う操作キーへの機能割付けや特定機能を割付けた専用キーへの応用も可能であり、利便性を向上した機能設定方法を提供することができる。
　また、表示用キー又は切り替えキー又は確定キーのように、単一のキーに予め機能を割り当てることで、筐体サイド等に設置されるキーによる操作が可能となる。これにより、携帯端末装置の形状変更により、操作部が極端に減少する（例えば、折畳み型やスライド型のように操作部が隠れてしまう）場合であっても、機能のＯＮ／ＯＦＦのほか設定の変更を簡単に行うことができる。
　本発明のより具体的な態様について説明する。
　上記第１の態様による携帯端末装置において、上記制御部は、上記機能ボタンを上記表示部に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定してよい。この状況において、ショートカット機能を用いて出力された場合、上記制御部は、上記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する。一方、ショートカット機能を用いずに出力された場合、上記制御部は、上記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行しない。上記表示部は、上記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコンをデスクトップ画面に表示してもよい。この場合、上記制御部は、上記表示用アイコンがクリックされると上記機能ボタンを上記表示部に表示し、上記表示用アイコンがクリックされたことをもって、上記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。携帯端末装置は、上記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キーを備えてもよい。この場合、上記制御部は、上記表示用キーが押下されると上記機能ボタンを上記表示部に表示し、上記表示用キーが押下されたことをもって、上記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。上記機能ボタンは、予め定められた切り替えキーと関連付けられてよい。この場合、上記制御部は、上記切り替えキーが押下される度に、上記機能ボタンに割り当てられている機能を変化させる。上記機能ボタンは、予め定められた確定キーと関連付けられてよい。この場合、上記制御部は、上記確定キーが一定時間以上の間継続して押下されると、上記機能ボタンに割り当てられている機能の実行を行う。上記機能ボタンに割り当てられている第１の機能は、上記表示部の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦであってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第２の機能は、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦであってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第３の機能は、上記表示部のバックライトの輝度であってよい。
　上記第２の態様による携帯端末装置の機能設定方法において、上記機能実行手順において、上記制御部は、上記機能ボタンを上記表示部に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定してよい。この状況において、ショートカット機能を用いて出力された場合、上記制御部は、上記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する。一方、ショートカット機能を用いずに出力された場合、上記制御部は、上記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行しない。上記表示手順において、デスクトップ画面に表示されかつ上記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコンがクリックされると、上記制御部が上記機能ボタンを上記表示部に表示してよい。この場合、上記機能実行手順において、上記制御部は、上記表示用アイコンがクリックされたことをもって、上記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。上記表示手順において、上記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キーが押下されると、上記制御部が上記機能ボタンを上記記表示部に表示してよい。この場合、上記機能実行手順において、上記制御部は、上記表示用キーが押下されたことをもって、上記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。上記機能実行手順において、上記制御部は、上記機能ボタンに予め関連付けられた切り替えキーが押下される度に、上記機能ボタンに割り当てられている機能を変化させてよい。上記機能実行手順において、上記制御部は、上記機能ボタンに予め関連付けられた確定キーが一定時間以上の間継続して押下されると、上記機能ボタンに割り当てられている機能の実行を行ってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第１の機能は、上記表示部の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦであってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第２の機能は、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦであってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第３の機能は、上記表示部のバックライトの輝度であってよい。
　上記第３の態様による記録媒体において、上記機能実行処理において、上記コンピュータは、上記機能ボタンを上記表示部に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定してよい。この状況において、ショートカット機能を用いて出力された場合、上記コンピュータは、上記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する。一方、ショートカット機能を用いずに出力された場合、上記コンピュータは、上記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行しない。上記表示処理において、上記コンピュータは、デスクトップ画面に表示されかつ上記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコンがクリックされると上記機能ボタンを上記表示部に表示してよい。この場合、上記機能実行処理において、上記コンピュータは、上記表示用アイコンがクリックされたことをもって、上記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。上記表示処理において、上記コンピュータは、上記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キーが押下されると上記機能ボタンを上記表示部に表示してよい。この場合、上記機能実行処理において、上記コンピュータは、上記表示用キーが押下されたことをもって、上記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する。上記機能実行処理において、上記コンピュータは、上記機能ボタンに予め関連付けられた切り替えキーが押下される度に、上記機能ボタンに割り当てられている機能を変化させてよい。上記機能実行処理において、上記コンピュータは、上記機能ボタンに予め関連付けられた確定キーが一定時間以上の間継続して押下されると、上記機能ボタンに割り当てられている機能を実行してよい。上記機能ボタンに割り当てられている第１の機能は、上記表示部の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦであってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第２の機能は、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦであってよい。上記機能ボタンに割り当てられている第３の機能は、上記表示部のバックライトの輝度であってよい。
　以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。

　本発明は、情報通信産業に適用することができる。
　この出願は、２００９年１２月２日に出願された日本出願特願２００９−２７４８９１号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims

　予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示する表示部と、
　前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する制御部と、
を備える携帯端末装置。
　前記制御部は、
　前記機能ボタンを前記表示部に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定し、
　ショートカット機能を用いて出力された場合、前記制御部は、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行し、
　ショートカット機能を用いずに出力された場合、前記制御部は、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行しない、
　請求項１に記載の携帯端末装置。
　前記表示部は、前記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコンをデスクトップ画面に表示し、
　前記制御部は、
　前記表示用アイコンがクリックされると前記機能ボタンを前記表示部に表示し、
　前記表示用アイコンがクリックされたことをもって、前記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する、請求項２に記載の携帯端末装置。
　前記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キーを備え、
　前記制御部は、
　前記表示用キーが押下されると前記機能ボタンを前記表示部に表示し、
　前記表示用キーが押下されたことをもって、前記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する、請求項２又は３に記載の携帯端末装置。
　前記機能ボタンは、予め定められた切り替えキーと関連付けられており、
　前記制御部は、前記切り替えキーが押下される度に、前記機能ボタンに割り当てられている機能を変化させる、請求項１から４のいずれかに記載の携帯端末装置。
　前記機能ボタンは、予め定められた確定キーと関連付けられており、
　前記制御部は、前記確定キーが一定時間以上の間継続して押下されると、前記機能ボタンに割り当てられている機能の実行を行う、請求項１から５のいずれかに記載の携帯端末装置。
　前記機能ボタンに割り当てられている第１の機能は、前記表示部の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦである、請求項１から６のいずれかに記載の携帯端末装置。
　前記機能ボタンに割り当てられている第２の機能は、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦである、請求項１から７のいずれかに記載の携帯端末装置。
　記機能ボタンに割り当てられている第３の機能は、前記表示部のバックライトの輝度である、請求項１から８のいずれかに記載の携帯端末装置。
　予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示部に表示する表示手順と、
　前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、制御部が、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する機能実行手順と、
　を順に有する携帯端末装置の機能設定方法。
　前記機能実行手順において、前記制御部は、
　前記機能ボタンを前記表示部に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定し、
　ショートカット機能を用いて出力された場合、前記制御部は、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行し、
　ショートカット機能を用いずに出力された場合、前記制御部は、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行しない、
　請求項１０に記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記表示手順において、デスクトップ画面に表示されかつ前記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコンがクリックされると、前記制御部は前記機能ボタンを前記表示部に表示し、
　前記機能実行手順において、前記制御部は、前記表示用アイコンがクリックされたことをもって、前記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する、請求項１１に記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記表示手順において、前記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キーが押下されると、前記制御部は前記機能ボタンを前記表示部に表示し、
　前記機能実行手順において、前記制御部は、前記表示用キーが押下されたことをもって、前記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する、請求項１１又は１２に記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記機能実行手順において、前記制御部は、前記機能ボタンに予め関連付けられた切り替えキーが押下される度に、前記機能ボタンに割り当てられている機能を変化させる、請求項１０から１３のいずれかに記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記機能実行手順において、前記制御部は、前記機能ボタンに予め関連付けられた確定キーが一定時間以上の間継続して押下されると、前記機能ボタンに割り当てられている機能の実行を行う、請求項１０から１４のいずれかに記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記機能ボタンに割り当てられている第１の機能は、前記表示部の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦである、請求項１０から１５のいずれかに記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記機能ボタンに割り当てられている第２の機能は、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦである、請求項１０から１６のいずれかに記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　前記機能ボタンに割り当てられている第３の機能は、前記表示部のバックライトの輝度である、請求項１０から１７のいずれかに記載の携帯端末装置の機能設定方法。
　携帯端末装置のコンピュータに実行させる機能設定プログラムを記録した記録媒体であって、前記機能設定プログラムは、前記コンピュータに、
　予め定められた機能が割り当てられた機能ボタンを表示部に表示する表示処理と、
　前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する機能実行処理と、
　を順に実行させる記録媒体。
　前記機能実行処理において、前記コンピュータは、
　前記機能ボタンを前記表示部に表示する機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたか否かを判定し、
　ショートカット機能を用いて出力された場合、前記コンピュータは、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過すると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行し、
　ショートカット機能を用いずに出力された場合、前記コンピュータは、前記機能ボタンが選択された状態で一定時間以上の時間が経過しても、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行しない、
　請求項１９に記載の記録媒体。
　前記表示処理において、前記コンピュータは、デスクトップ画面に表示されかつ前記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用アイコンがクリックされると前記機能ボタンを前記表示部に表示し、
　前記機能実行処理において、前記コンピュータは、前記表示用アイコンがクリックされたことをもって、前記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する、請求項２０に記載の記録媒体。
　前記表示処理において、前記コンピュータは、前記機能ボタン表示命令の出力機能が割り当てられた表示用キーが押下されると前記機能ボタンを前記表示部に表示し、
　前記機能実行処理において、前記コンピュータは、前記表示用キーが押下されたことをもって、前記機能ボタン表示命令がショートカット機能を用いて出力されたと判定する、請求項２０又は２１に記載の記録媒体。
　前記機能実行処理において、前記コンピュータは、前記機能ボタン予め関連付けられた切り替えキーが押下される度に、前記機能ボタンに割り当てられている機能を変化させる、請求項１９から２２のいずれかに記載の記録媒体。
　前記機能実行処理において、前記コンピュータは、前記機能ボタンに予め関連付けられた確定キーが一定時間以上の間継続して押下されると、前記機能ボタンに割り当てられている機能を実行する、請求項１９から２３のいずれかに記載の記録媒体。
　前記機能ボタンに割り当てられている第１の機能は、前記表示部の覗き見防止機能のＯＮ又はＯＦＦである、請求項１９から２４のいずれかに記載の記録媒体。
　前記機能ボタンに割り当てられている第２の機能は、マナーモード機能のＯＮ又はＯＦＦである、請求項１９から２５のいずれかに記載の記録媒体。
　前記機能ボタンに割り当てられている第３の機能は、前記表示部のバックライトの輝度である、請求項１９から２６のいずれかに記載の記録媒体。