JP6348820B2 - 携帯端末およびその制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、携帯端末およびその制御方法に関し、より特定的には、アプリケーションが処理の終了待ちの待機状態であることをユーザに通知するユーザインタフェースを備えた携帯端末およびその制御方法に関する。
携帯電話やスマートフォンなどの携帯端末においては、アプリケーションが処理の終了待ちの待機状態であることをユーザに通知するユーザインタフェースを備えたものがある。
たとえば特開2002−261922号公報(特許文献1)には、Webサーバに情報を要求し、その応答としてWebサーバから送信される情報を受信し、当該情報をバックライト付きの表示パネルに表示する携帯電話機において、応答待ちの状態になったときにバックライトを消灯させるとともに、応答待ちが解消されたときにバックライトを点灯させる構成が開示されている。
特開2002−261922号公報
上記の特許文献1には、Webサーバからの応答がなく、情報の受信を待っているときには表示パネルを照明せず、Webサーバから応答があり、情報を受信したときに表示パネルを照明するようにバックライトの点灯・消灯を制御することができるので、ユーザは、コンテンツ情報を受信するまでに時間がかかったとしても、受信内容を視認することができる、と記載されている(段落0007参照)。
しかしながら、上記の特許文献1に記載される技術は、一度に起動できるアプリケーションの数が1つに限定されている携帯端末には有効であるが、スマートフォンのように、複数のアプリケーションを一度に起動することができる携帯端末には適応が難しいという課題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、その目的は、アプリケーションが待機状態であることをユーザに通知するユーザインタフェースを備えた携帯端末において、ユーザの使い勝手を向上させることである。
この発明のある局面では、携帯端末は、表示画面を有する表示部と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、情報をユーザに通知する通知部と、複数のアプリケーションを並行して実行可能に構成され、かつ、複数のアプリケーションの実行画面の中から選択された1つのアプリケーションの実行画面を、表示画面に表示させるアプリケーション実行部と、アプリケーション実行部が第1のアプリケーションの実行画面を表示画面に表示させている場合において、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するように通知部を制御する通知制御部とを備える。
この発明の他の局面では、携帯端末の制御方法であって、携帯端末は、表示画面を有する表示部と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、情報をユーザに通知する通知部とを含む。携帯端末の制御方法は、複数のアプリケーションを並行して実行可能に構成され、かつ、複数のアプリケーションの実行画面の中から選択された1つのアプリケーションの実行画面を、表示画面に表示させるステップと、アプリケーション実行部が第1のアプリケーションの実行画面を表示画面に表示させている場合において、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するように通知部を制御するステップとを備える。
この発明によれば、アプリケーションが待機状態であることをユーザに通知するユーザインタフェースを備えた携帯端末において、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る携帯端末が適用される通信システムの構成を示す図である。 携帯端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末のソフトウェア構成の一例を示す図である。 携帯端末の制御構成の一例を示す図である。 携帯端末が提供するユーザインタフェースの一例を示す図である。 テーブルの一例を示す図である。 通知制御部による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。 通知制御部による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。 通知制御部による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。 通知制御部による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。 通知制御部による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。 通知制御部による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。 本実施の形態に係る携帯端末における通信制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る携帯端末における通信制御処理の流れを示すフローチャートである。 本実施の形態に係る携帯端末における通信制御処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下図中の同一または相当部分には同一符号を付して、その説明は原則的に繰返さないものとする。
図1は、本発明の実施の形態に係る携帯端末が適用される通信システムの構成を示す図である。携帯端末の一実施の形態として、スマートフォンを想定するが、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、タブレットPC(Tablet PC)などの携帯端末であってもよい。
図1を参照して、本実施の形態に係る通信システムは、携帯端末10と、サーバ5とにより構成されている。サーバ5は、アプリケーションを提供するサーバを含む。携帯端末10は、その一つの面にタッチスクリーン108を備えている。
携帯端末10は、ネットワークを介してサーバ5と通信可能に設けられている。なお、ネットワークを介さずに直接にサーバ5と通信する方式としてもよい。
図2は、携帯端末10のハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照して、携帯端末10は、主たる構成要素として、CPU(Central Processing Unit)100と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、記憶装置104と、通信IF(Interface)105と、電源回路106と、操作キー107と、タッチスクリーン108と、スピーカ114と、マイク116と、バイブレータ118とを備える。各構成要素は、データバスによって相互に接続されている。
CPU100は、プログラムを実行する。CPU100は、携帯端末10の各部を統括的に制御する制御部を構成する。制御部の主な制御構成については、後述する。
ROM102は、OS(Operating System)と、携帯端末10で実行される制御プログラムとを不揮発的に格納する。RAM103は、CPU100によるプログラムの実行により生成されたデータ、または入力装置を介して入力されたデータを揮発的に格納する。
記憶装置104は、たとえばフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにより構成され、データを不揮発的に格納する。記憶装置104に格納されるデータは、携帯端末10の各部を制御するためのプログラムの他、各種アプリケーション(たとえば、電話、電子メール、スケジュール管理、地図など)を含んでいる。本明細書では、「アプリケーション」を適宜「アプリ」と略す。
通信IF105は、サーバ5(図1)に対するデータの送信処理またはサーバ5から送信されたデータの受信処理を行なう。電源回路106は、商用電源などの外部電源から電圧の供給を受けて携帯端末10の各部の電源電圧を生成する回路である。操作キー107は、携帯端末10のユーザが主電源をオンまたはオフするためのキー(操作ボタン)を含む。
タッチスクリーン108は、各種のデータの表示とともに、ユーザの入力操作を受け付ける、表示一体型入力装置である。具体的には、タッチスクリーン108は、ディスプレイ110(表示部)とタッチパネル112(入力部)とにより構成される。ディスプレイ110は、画像を表示するための表示画面を含んでいる。
スピーカ114は、CPU100から出力されるデータを表わす音のデータを出力する。スピーカ114が出力する音データには、人間の発する音声の周波数帯域に含まれる音のデータ(音声データ)が含まれる。
マイク116は、外部からの音の入力を受け付ける。マイク116は、主に音声データの入力を受け付ける。マイク116は、入力された音声データをCPU100へ出力する。
バイブレータ118は、CPU100から出力される信号に基づいて、予め定められた周波数で発振動作を実行する。
携帯端末10における処理は、各ハードウェアおよびCPU100により実行されるソフトウェアによって実現される。このようなソフトウェアは、記憶装置104に予め格納されている場合がある。また、ソフトウェアは、その他の記憶媒体に格納されて、プログラムプロダクトとして流通している場合もある。あるいは、ソフトウェアは、いわゆるインターネットに接続されている情報提供事業者によってダウンロード可能なプログラムプロダクトとして提供される場合がある。このようなソフトウェアは、読取装置によってその記憶媒体から読み取られて、あるいは通信IF105等を介してダウンロードされた後、実行可能なプログラムの形式で記憶装置104に一旦格納される。当該ソフトウェアは、CPU100によって記憶装置104から読み出され、実行可能なプログラムの形式でRAM103に格納される。CPU100はそのプログラムを実行する。
同図に示される携帯端末10を構成する各構成要素は、スマートフォンの構成要素として一般的なものである。したがって、本実施形態の本質的な部分は、ROM102、RAM103および記憶装置104、記憶媒体に格納されたソフトウェア、あるいはネットワークを介してダウンロード可能なソフトウェアであるともいえる。
図3は、携帯端末10のソフトウェア構成の一例を示す図である。図3を参照して、CPU100(図2)で実行されるソフトウェアは、OS22と、複数のアプリ30_1〜30_n(nは2以上の整数)とを含む。
複数のアプリ30_1〜30_nは、特定の作業の目的に応じて任意に作成されたプログラムであり、サーバ5_1〜5_nからそれぞれ提供される。
OS22は、CPU100が複数のアプリ30_1〜30_nの各々を実行するための基本的な実行環境を提供する。OS22およびハードウェア24は、複数のアプリ30_1〜30_nを動作させるために必要な基盤として機能するプラットフォーム20を構成する。プラットフォーム20は、複数のアプリ30_1〜30_nを同時に実行する際に、互いに独立して動作できるように、種々のユーザインタフェース(User Interface:UI)をユーザに提示する。
図4は、携帯端末10の制御構成の一例を示す図である。図4を参照して、携帯端末10は、制御部40と、入力部42と、通信部44と、表示部46と、通知部48とを含む。図4に示す制御構成は、基本的には、携帯端末10のCPU100がメモリ(ROM102、RAM103および記憶装置104)に格納されたOS22およびアプリケーション30_1〜30_nを実行し、携帯端末10の構成要素へ指示を与えることなどによって実現される。すなわち、CPU100は、携帯端末10の動作を統括的に制御する制御部40としての機能を有する。
入力部42は、携帯端末10に対するユーザからの操作を受け付ける。入力部42は、主に、CPU100と操作キー107およびタッチパネル112とが連係して動作することで実現される。
通信部44は、ネットワーク上の各種のサーバとの間で情報の送受信の処理を行なう。当該処理は、複数のアプリ30_1〜30_nをそれぞれ提供する複数のサーバ5_1〜5_nとの間でデータを送受信する処理を含む。通信部44は、通信IF105により実現される。
表示部46は、表示画面を有しており、制御部40からの指示に基づいて情報を表示する。表示部46は、タッチスクリーン108のディスプレイ110により実現される。
通知部48は、制御部40からの指示に基づいて情報をユーザに通知する。通知部48は、ディスプレイ110、スピーカ114およびバイブレータ118の少なくともいずれかにより実現される。すなわち、通知部48は、視覚的、聴覚的、触覚的またはこれらの組み合わせによって、情報をユーザに通知する。
制御部40は、入力部42を介してアプリを起動する指示を受け付けると、対応するアプリを起動する。その後、制御部40は、ユーザからの各種指示に基づいてアプリを実行する。具体的には、制御部40は、アプリ格納部402と、アプリ実行部404と、表示制御部406と、通知制御部410とを含む。
アプリ格納部402は、予めインストールされた1つ以上のアプリ30_1〜30_nを不揮発的に格納する。アプリ格納部402は、RAM103あるいは記憶装置104で実現される機能である。
アプリ実行部404は、アプリ30_i(iは1以上n以下の整数)の起動指示を受け付けた場合に、アプリ格納部402に格納されたアプリ30_iを起動する。そして、アプリ実行部404は、ユーザからの各種指示に基づいてアプリ30_iを実行する。アプリ30_iの実行中、アプリ実行部404は、通信部44を介して、アプリ30_iを提供するサーバ5_iからデータを受信するとともに、サーバ5_iへデータを送信する。
アプリ実行部404は、複数のアプリを並行して実行可能に構成されている。したがって、たとえば、電子メールのアプリ(メールアプリ)を実行している最中に、ユーザは、Webページを閲覧するためのアプリ(ブラウザアプリ)を起動することができる。
ここで、スマートフォンなどの携帯端末においては、プラットフォームが、並行して動作する複数のアプリケーションにそれぞれ固有のウィンドウを割り当てる、いわゆるマルチウィンドウ表示機能を有していないものが多い。このマルチウィンドウ表示機能とは、従来、パソコンのプラットフォームなどで採用されている機能であって、画面上に複数のウィンドウが重畳しない状態で表示されている場合に、ユーザによる操作の対象となっているウィンドウ(アクティブウィンドウ)を画面の一番手前に表示させるものである。そして、アクティブウィンドウ以外のウィンドウ(非アクティブウィンドウ)を選択する操作をユーザが行なうことで、そのウィンドウをアクティブウィンドウに切り替えることができる。
一方、携帯端末の多くは、上記のようなマルチウィンドウ表示ができないため、並行して動作する複数のアプリのうち、アクティブ状態になっている1つのアプリのみが表示画面を占有することになる。なお、「アクティブ状態」とは、表示部46の表示画面に表示され、かつ、ユーザにより操作可能な状態をいう。具体的には、表示制御部406は、アクティブ状態のアプリの実行画面のみを、表示部46の表示画面(ディスプレイ110)に表示させる。言い換えれば、アクティブ状態のアプリのみを可視状態とすることにより、ユーザは可視状態のアプリのみを操作することができる。
ここで、実行中のアプリが、処理の終了を待機している待機状態となった場合を考える。たとえば、アプリがサーバからの応答待ちである場合や、アプリが大量のデータを処理しているような場合には、処理に時間が掛かってしまうためにアプリが待機状態となる。このような場合、携帯端末10のプラットフォーム20は、その上で動作するアプリが待機状態であることをユーザに知らせるためのUIを提示する。
具体的には、表示制御部406は、図5に示すようなUIを表示部46の表示画面(ディスプレイ110)に表示させる。図5は、携帯端末10が提供するユーザインタフェースの一例を示す図である。図5を参照して、表示制御部406は、“Please Wait・・・(お待ちください)”というメッセージを含む画像で構成されたUIを、表示部46の表示画面の一番手前に表示(ポップアップ)させる。以下の説明では、図5に示すような、アプリの待機状態を示す画像からなるUIを、「待機画像」とも称する。
表示制御部406は、複数のアプリ30_1〜30_n(図3)の各々に対応付けられたUIを表す情報であるUI情報を表すテーブル408を有している。UI情報には図5に示すような待機画像が含まれている。図6は、テーブル408の一例を示す図である。図6を参照して、テーブル408において、アプリと、アプリの待機状態を示すUIである待機画像とが一対一の関係で対応付けられている。図6では、アプリ1には待機画像1が対応付けられ、アプリ2には待機画像2が対応付けられている。
図4に戻って、表示制御部406は、実行中のアプリが待機状態になった場合には、テーブル408(図6)を参照することにより、そのアプリに対応付けられる待機画像を特定する。そして、表示制御部406は、特定した待機画像をアプリの実行画面に表示させる処理を行なう。なお、表示制御部406は、待機状態になったアプリがアクティブ状態の場合には、その待機画像を表示させたアプリの実行画面を、表示部46の表示画面に表示させるが、待機画像を表示させたアプリが非アクティブ状態の場合には、その待機画像を表示させたアプリの実行画面を、表示部46の表示画面に表示させない。
表示制御部406はさらに、処理が終了することによってアプリが待機状態から復帰した場合には、アプリの実行画面から待機画像の表示を消去する処理を行なう。したがって、アプリの実行画面が表示部46の表示画面に表示されている場合、すなわち、待機状態から復帰したアプリが未だアクティブ状態である場合には、ユーザは、待機画像の表示が消去されたことに基づいて、アプリが待機状態から復帰したことを確認することができる。
しかしながら、アクティブ状態のアプリが待機状態になった場合、すなわち、待機画像(図5)が表示部46の表示画面に表示された場合において、ユーザは、アクティブ状態のアプリ以外のアプリ(非アクティブのアプリ)を選択する操作を行なうことが往々にしてある。このような場合、非アクティブのアプリがアクティブ状態に切り替わり、表示部46の表示画面を占有することになる。すなわち、切り替え後のアプリの実行画面のみが可視状態となる。そのため、切り替え前のアプリの実行画面に表示された待機画像(図5)は非可視状態となってしまう。したがって、ユーザは最早待機画像の表示の有無に基づいて、アプリが待機状態から復帰したか否かを確認することが困難となる。その結果、ユーザは、アプリの実行画面を切り替える操作を行なうことで、切り替え前のアプリが待機状態から復帰したか否かを確認しなければならず、ユーザの手間が増えることになる。なお、携帯端末において同時に動作できるアプリの数が増えるに伴なって、ユーザの手間はさらに煩雑となるため、ユーザの使い勝手を低下させる虞がある。
したがって、本実施の形態に係る携帯端末10では、アプリが待機状態となったときのユーザの手間を低減して使い勝手を向上させるために、通知制御部410は、通知部48を用いて以下に説明するような通知を行なう。
具体的には、通知制御部410は、表示制御部406がアプリの実行状況に応じてアプリの実行画面に表示させる画像を監視している。表示制御部406が待機画像(図5)をアプリの実行画面に表示させたときには、通知制御部410は、テーブル408(図6)を参照することにより、この待機画像を基に待機状態となったアプリを特定する。さらに、通知制御部410は、この待機画像を監視することにより、特定したアプリが待機状態から復帰したか否かを判定する。詳細には、待機画像がアプリの実行画面に表示されている間は、通知制御部410は、アプリが待機状態中であると判定する。そして、アプリの実行画面から待機画像の表示が消去されたときに、通知制御部410は、アプリが待機状態から復帰したと判定する。この場合、通知制御部410は、アプリが待機状態から復帰したことを通知するように通知部48を制御する。
以下、図7から図12を参照して、通知制御部410が実行する通知制御処理について説明する。図7から図12は、通知制御部410による通知制御処理が実行されたときの表示画面の遷移の一例を示す図である。
図7を参照して、アプリ実行部404においてアクティブとなるアプリが切り替えられた場合、表示制御部406は切り替え後のアプリの実行画面を表示画面(ディスプレイ110)に表示させる。図7では、ホームのアプリがアクティブとなっている例が示されている。
図7に示すように、ディスプレイ110に表示される画面は、ピクト領域RP、ウィンドウ領域RWおよびキー領域RKにより構成されている。ピクト領域RPには、現在時刻、バッテリの残量を示す残量メータおよび電波の強度を示す強度メータ(ともに図示せず)、各種通知情報に対応する通知アイコンなどが表示される。
ウィンドウ領域RWには、アクティブ状態のアプリの実行画面が表示される。たとえば、図7に示すように、ホームのアプリがアクティブ状態である場合、ウィンドウ領域RWにホーム画面が表示される。ホーム画面には、電話、電子メールなどの各種アプリに対応する起動用アイコン120が配列される。
キー領域RKには操作キー群122が表示される。操作キー群122は、各種設定を行なう設定画面をディスプレイ110に表示させるための設定キー122a、ディスプレイ110の表示を他の画面からホーム画面に移行させるためのホームキー122b、および実行された処理を1ステップ前の処理に戻すためのバックキー122cから構成される。なお、実行されるアプリによっては、ピクト領域RPおよびキー領域RKの少なくとも1つが表示されず、表示されない領域までウィンドウ領域RWが拡がる場合がある。
通知制御部410は、待機状態であるアプリを特定するための情報(以下「待機アプリ情報」とも称する)をディスプレイ110に一覧表示するための操作が行なわれたと判定すると、待機アプリ情報の一覧画面(図8参照)をディスプレイ110(ウィンドウ領域RW)に表示する。なお、一覧表示のための操作とは、たとえば、図7に示すように、ユーザがピクト領域RPにタッチした指Fを下方に所定の距離以上スライドさせる操作である。
図8は、待機アプリ情報の一覧画面の一例を示す図である。図8に示すように、一覧画面には、待機アプリ情報に対応付けられた通知アイコン130,132,134が表示される。通知アイコン130,132,134の各々には、対応する待機アプリ情報に基づいて、待機状態のアプリの種類とともに「待機状態中」というメッセージが表示される。図8では、電子メールアプリ、カレンダーアプリ、およびブラウザアプリがそれぞれ待機状態である例が示されている。
なお、通知アイコン130,132,134の上方には、すべての通知アイコンを一覧画面から一括して消去するための消去用アイコン136が表示されている。この消去用アイコン136に対してユーザがシングルタップ操作を行なった場合、通知制御部410は、すべての通知アイコン130,132,134を一覧画面から消去する。通知制御部410はさらに、消去された通知アイコン130,132,134に対応する待機アプリ情報を、通知制御の対象から削除する。
あるいは、図9に示すように、複数の通知アイコン130,132,134のうちの1つの通知アイコン134を消去するための操作が行なわれた場合には、通知制御部410は、この通知アイコン134を一覧画面から消去する。なお、1つの通知用アイコンを消去するための操作とは、たとえば、図9に示すように、ユーザが、消去したい通知アイコン134にタッチした指Fを横方向(たとえば、左方向)に所定の距離以上スライドさせる操作である。図10は、通知アイコン134を消去した後の一覧画面を示す図である。通知制御部410は、消去された通知アイコン134に対応する待機アプリ情報を通知制御の対象から削除する。
上記のように通知制御の対象から削除された待機アプリ情報については、通知制御部410は、待機状態から復帰した場合においても、アプリが待機状態から復帰したことを通知しないように通知部48を制御する。図9では、ブラウザアプリの通知アイコン134が一覧画面から消去される例が示されている。したがって、この例では、ブラウザアプリが待機状態から復帰した際に、ブラウザアプリの復帰がユーザに通知されないことになる。これによれば、ユーザは、待機状態から復帰したことの通知が不要と判断するアプリに対しては、そのアプリに対応する通知アイコンを一覧画面から消去する操作を行なうことで、復帰の通知が行なわれないようにすることができる。
通知制御部410は、待機アプリ情報により特定されるアプリの各々について、アプリの実行画面上の待機画像を監視することにより、待機状態から復帰したか否かを判定する。アプリの実行画面から待機画像が消去されたことに基づいて、アプリが待機状態から復帰したと判定した場合には、通知制御部410は、アプリが待機状態から復帰したことを通知する。具体的には、図11を参照して、通知制御部410は、待機アプリ情報の一覧画面において、待機状態から復帰したアプリに対応付けられる通知アイコン130に、「待機状態から復帰」というメッセージを表示する。図11では、電子メールアプリが待機状態から復帰した例が示されている。したがって、ユーザは、この一覧画面を見ることで、アプリの実行画面を切り替える操作を行なうことなく、切り替え前のアプリが待機状態から復帰したことを確認することができる。
なお、待機アプリ情報の一覧画面の表示を終了する操作が行なわれた後、通知制御部410は、待機状態から復帰したアプリに対応する待機アプリ情報を通知制御の対象から削除する。一覧画面の表示を終了する操作とは、たとえば、ユーザがウィンドウ領域RWにタッチした指を上方に所定の距離以上スライドさせる操作である。これにより、待機アプリ情報を一覧表示するための操作が再度行なわれたことに応答してディスプレイ110に表示される、待機アプリ情報の一覧画面では、復帰したアプリに対応する通知アイコン130が消去されている。このようにして、通知制御部410は、待機状態であるアプリケーションが待機状態から復帰するごとに、待機アプリ情報の一覧画面を更新する。
さらに、通知制御部410は、図12に示すように、アクティブ状態のアプリの実行画面の一部分において、アプリが待機状態から復帰したことを通知するUIを表示させる。図12では、電話アプリがアクティブ状態であるときに、電子メールアプリが待機状態から復帰した例が示されている。この例では、ウィンドウ領域RWには、電話アプリの実行画面138が表示されるとともに、キー領域RKには、電話アプリを実行するための操作キー群が表示される。そして、ピクト領域RPにおいて、電子メールアプリが待機状態から復帰したことを通知するメッセージ(たとえば、“Eメール 待機状態から復帰”)からなるUI140が表示されている。
なお、本例における通知制御部410は、アプリの実行画面のピクト領域RPにUI140を表示する構成について説明したが、特にこれに限られず、ウィンドウ領域RWまたはキー領域RKにUI140を表示するようにしてもよい。
さらに、通知制御部410による通知の方法は、上記のようにUIに限られず、種々の方法を採用することが可能である。たとえば、スピーカ114(図2)を通じて「Eメール 待機状態から復帰」といった音声を出力するようにしてもよい。あるいは、バイブレータ118の振動機能を用いても通知してもよい。
以上説明したように、通知制御部410は、通信制御処理として、待機アプリ情報の一覧画面を表示する処理(図8〜図11)、およびアクティブ状態のアプリの実行画面の一部分にUIを表示する処理(図12)を実行する。なお、通知制御部410は、これら2つの処理を、各々単独で実行してもよいし、組み合わせて実行してもよい。このように、アプリが待機状態から復帰したことがユーザに通知されることにより、ユーザは、アクティブとなっているアプリ以外のアプリ(非アクティブのアプリ)が待機状態から復帰したか否かを容易に確認することができる。この結果、アプリが待機状態となったときのユーザの手間が低減されるため、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。
なお、本実施の形態に係る携帯端末10において、通知制御部410は、表示制御部46がアプリの実行画面に表示させる画像を監視している。しかし、通知制御部410は、アプリ実行部404を介してアプリの実行状況を直接監視し、アプリが待機状態にあること、およびアプリが待機状態から復帰したことを判断してもよい。
図13および図14は、本実施の形態に係る携帯端末10における通信制御処理の流れを示すフローチャートである。以下の各ステップは、CPU100がROM102または記憶装置104に予め格納されるプログラムを実行することによって実現される。図13および図14のフローチャートに従う通知制御処理は、CPU100によって所定周期毎に繰り返し実行される。
図13には、プラットフォーム20側の処理のフローチャート(左側)と、アプリ30_1〜30_n側の処理のフローチャート(右側)とが示されている。アプリ側の処理は、CPU100が実現する制御部40のうち、主にアプリ実行部404および表示制御部406が連係して動作することにより実現される。プラットフォーム側の処理は、主に表示制御部406および通知制御部410が連係して動作することにより実現される。
図13を参照して、アプリ側では、アプリの実行中、CPU100は、ステップS21により、待機状態が発生したか否かを判定する。待機状態が発生していないと判定した場合(S21のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。一方、待機状態が発生したと判定した場合(S21のYES判定時)には、CPU100は、ステップS22により、アプリの実行画面に待機画像(図5)を表示する。このとき、CPU100は、図6のテーブルを参照することにより、待機状態となったアプリに対応付けられる待機画像を実行画面に表示させる。
CPU100は、ステップS23により、待機状態のアプリが待機状態から復帰したか否かを判定する。待機状態から復帰していないと判定した場合(S23のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。一方、待機状態から復帰したと判定すると(S23のYES判定時)、CPU100は、ステップS24により、アプリの実行画面から待機画像を消去する。
プラットフォーム側では、複数のアプリが並行して実行されている場合において、CPU100は、ステップS01により、これら複数のアプリのうちのアクティブとなっているアプリの実行画面を表示部46の表示画面(ディスプレイ110)に表示させる。
CPU100は、ステップS02により、複数のアプリのいずれかにおいて、アプリの実行画面に待機画像が表示されているか否かを判定する。いずれのアプリにおいても実行画面に待機画像が表示されていないと判定した場合(S02のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。一方、複数のアプリのいずれかにおいて、アプリの実行画面に待機画像が表示されていると判定した場合(S02のYES判定時)には、CPU100は、ステップS03に進み、図6のテーブルを参照することにより、待機画像に基づいて、待機状態となっているアプリを特定する。そして、CPU100は、特定したアプリを含めるように、待機アプリ情報を更新する。
CPU100は、ステップS04により、待機状態となっているアプリの実行画面から待機画像が消去されたか否かを判定する。待機画像が消去されていないと判定した場合(S04のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。一方、待機画像が消去されたと判定した場合(S04のYES判定時)には、CPU100は、ステップS05に進み、図6のテーブルを参照することにより、消去した待機画像に基づいて、待機状態から復帰したアプリを特定する。そして、CPU100は、特定したアプリがアクティブ状態のアプリであるか否かを判定する。待機状態から復帰したアプリがアクティブ状態のアプリでない、すなわち、非アクティブのアプリであると判定した場合(S05のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。
これに対して、待機状態から復帰したアプリがアクティブ状態のアプリであると判定した場合(S05のYES判定時)には、CPU100はステップS06に進み、復帰したアプリに対応する待機アプリ情報を、通知制御の処理対象から削除する。
図14は、プラットフォーム20側において、図13で示した処理に並行して実行される処理であって、通知制御処理の一態様として、待機アプリ情報の一覧画面を表示する処理の流れを示している。
図14を参照して、CPU100は、ステップS11により、待機アプリ情報をディスプレイ110に一覧表示させるための操作がなされたか否かを判定する。一覧表示させるための操作は、たとえば図7に示したように、ユーザがピクト領域RPにタッチした指を下方に所定の距離以上スライドさせる操作である。
一覧表示させるための操作がなされたと判定すると(S11のYES判定時)、CPU100は、ステップS12により、待機アプリ情報の一覧画面(図8参照)をディスプレイ110に表示する。一方、一覧表示させるための操作がなされていないと判定した場合(S11のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。
CPU100は、ステップS13により、待機状態となっているアプリの実行画面から待機画像が消去されたか否かを判定する。待機画像が消去されたと判定した場合(S13のYES判定時)には、CPU100は、ステップS14に進み、図13のステップS05によって特定された待機状態から復帰したアプリについて、待機アプリ情報の一覧画面において、特定したアプリが待機状態から復帰したことを通知する(図11参照)。CPU100はさらに、ステップS15により、復帰したアプリに対応する待機アプリ情報を、通知制御の処理対象から削除する。
これに対して、ステップS13において待機画像が消去されていないと判定した場合(S13のNO判定時)、ステップS17に進み、一覧画面に表示される通知アイコンを消去するための操作がなされたか否かを判定する。通知アイコンを消去するための操作は、たとえば図9に示したように、ユーザが、消去したい通知アイコンにタッチした指を横方向に所定の距離以上スライドさせる操作である。または、消去用アイコン136をユーザがシングルタップする操作である。通知アイコンを消去するための操作がなされていないと判定した場合(S17のNO判定時)には、CPU100は処理をステップS16に進める。
一方、通知アイコンを消去するための操作がなされたと判定すると(S17のYES判定時)、CPU100は、ステップS18により、この通知アイコンに対応する待機アプリ情報を一覧画面から消去する(図10参照)。CPU100はさらにステップS19により、消去した待機アプリ情報を通知制御の対象から削除する。
CPU100は、ステップS16により、待機アプリ情報の一覧表示を終了するための操作が行なわれたか否かを判定する。一覧表示を終了するための操作は、ユーザがウィンドウ領域RWにタッチした指を上方に所定の距離以上スライドさせる操作である。一覧表示を終了するための操作がなされていないと判定すると(S16のNO判定時)、CPU100は処理をステップS12に戻す。
一方、一覧表示を終了するための操作がなされたと判定した場合(S16のYES判定時)には、CPU100は、ディスプレイ110から一覧画面を消去する。これにより、ディスプレイ110には、一覧画面が表示される前の画面(図7参照)が表示される。
図15は、本実施の形態に係る携帯端末10における通信制御処理の流れを示すフローチャートである。図15のフローチャートは、通知制御処理の一態様として、アクティブ状態のアプリの実行画面の一部分にUIを表示する処理の流れを示している。図13および図14のフローチャートと同様に、以下の各ステップは、CPU100がROM102または記憶装置104に予め格納されるプログラムを実行することによって実現される。また、図15のフローチャートに従う通知制御処理は、CPU100によって所定周期毎に繰り返し実行される。
図15には、プラットフォーム20側の処理のフローチャート(左側)と、アプリ30_1〜30_n側の処理のフローチャート(右側)とが示されている。アプリ側の処理は、CPU100が、図13と同様のステップS21〜S24により、アプリの実行中における待機状態の発生の有無に応じて、アプリの実行画面において待機画像の表示または待機画像の消去を行なう。
プラットフォーム側では、複数のアプリが並行して実行されている場合において、CPU100は、図13と同様のステップS01により、これら複数のアプリのうちのアクティブとなっているアプリの実行画面を表示部46の表示画面(ディスプレイ110)に表示させる。
CPU100は、図13と同様のステップS02により、複数のアプリのいずれかにおいて、アプリの実行画面に待機画像が表示されているか否かを判定する。いずれのアプリにおいても実行画面に待機画像が表示されていないと判定した場合(S02のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。一方、複数のアプリのいずれかにおいて、アプリの実行画面に待機画像が表示されていると判定した場合(S02のYES判定時)には、CPU100は、図13と同様のステップS03に進み、図6のテーブルを参照することにより、待機画像に基づいて、待機状態となっているアプリを特定する。CPU100は、特定したアプリを含めるように、待機アプリ情報を更新する。
CPU100は、図13と同様のステップS04により、待機状態となっているアプリの実行画面から待機画像が消去されたか否かを判定する。待機画像が消去されていないと判定した場合(S04のNO判定時)、CPU100は処理を終了する。一方、待機画像が消去されたと判定した場合(S04のYES判定時)には、CPU100は、図13と同様のステップS05に進み、図6のテーブルを参照することにより、消去した待機画像に基づいて、待機状態から復帰したアプリを特定する。そして、CPU100は、特定したアプリがアクティブ状態のアプリであるか否かを判定する。待機状態から復帰したアプリがアクティブ状態のアプリであると判定した場合(S05のYES判定時)、CPU100は処理を終了する。
これに対して、待機状態から復帰したアプリがアクティブ状態のアプリではない、すなわち、非アクティブのアプリであると判定した場合(S05のNO判定時)には、CPU100は、ステップS07により、アクティブ状態のアプリの実行画面の一部分に、非アクティブのアプリが待機状態から復帰したことを通知するUIを表示させる(図12参照)。
以上説明したように、本実施の形態に係る携帯端末によれば、アクティブとなっているアプリ以外のアプリ(非アクティブのアプリ)が待機状態から復帰したことが、待機アプリ情報の一覧表示、またはアプリの実行画面の一部分に表示されたUIを通じて、ユーザに通知される。これにより、ユーザは、非アクティブのアプリが待機状態から復帰したか否かを容易に確認することができる。この結果、アプリが待機状態となったときのユーザの手間が低減されるため、ユーザの使い勝手を向上させることが可能となる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
5,5_1〜5_n サーバ、10 携帯端末、20 プラットフォーム、22 OS、24 ハードウェア、30_1〜30_n アプリ、40 制御部、42 入力部、44 通信部、46 表示部、48 通知部、100 CPU、102 ROM、103 RAM、104 記憶装置、105 通信IF、106 電源回路、107 操作キー、108 タッチスクリーン、110 ディスプレイ、112、タッチパネル、114、スピーカ、116 マイク、118 バイブレータ、120 起動用アイコン、122 操作キー群、130,132,134 通知アイコン、136 消去用アイコン、140 UI、402 アプリ格納部、404 アプリ実行部、406 表示制御部406 テーブル、410 通知制御部、RP ピクト領域、RW ウィンドウ領域、RK キー領域。

Claims (12)

  1. 表示画面を有する表示部と、
    ユーザからの操作を受け付ける入力部と、
    情報をユーザに通知する通知部と、
    複数のアプリケーションを並行して実行可能に構成され、かつ、前記複数のアプリケーションの実行画面の中から選択された1つのアプリケーションの実行画面を、前記表示画面に表示させるアプリケーション実行部と、
    前記アプリケーション実行部が第1のアプリケーションの実行画面を前記表示画面に表示させている場合において、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するように前記通知部を制御する通知制御部と
    各前記複数のアプリケーションが、処理の終了を待機している待機状態となった場合において、待機状態となったアプリケーションの実行画面に待機画像を表示させるように構成された表示制御部とを備え、
    前記通知制御部は、各前記複数のアプリケーションの実行画面に表示される前記待機画像を監視することにより、待機状態のアプリケーションが待機状態から復帰したか否かを判定する、携帯端末。
  2. 前記通知部は、前記表示部の前記表示画面を含み、
    前記通知制御部は、前記第1のアプリケーションの実行画面が表示されている前記表示画面の一部分において、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するユーザインタフェースを表示させる、請求項に記載の携帯端末。
  3. 前記通知部は、前記表示部の前記表示画面を含み、
    前記通知制御部は、待機状態であるアプリケーションを特定するための特定情報の表示を促す操作を前記入力部が受け付けたことに基づいて、前記特定情報の一覧画面を前記表示画面に表示させる、請求項に記載の携帯端末。
  4. 前記通知制御部は、待機状態であるアプリケーションが待機状態から復帰するごとに、前記特定情報の一覧画面を更新する、請求項に記載の携帯端末。
  5. 前記通知制御部は、前記特定情報の一覧画面から前記特定情報を消去する操作を前記入力部が受け付けた場合には、前記消去された特定情報により特定されるアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知しないように前記通知部を制御する、請求項またはに記載の携帯端末。
  6. 表示画面を有する表示部と、
    ユーザからの操作を受け付ける入力部と、
    情報をユーザに通知する通知部と、
    複数のアプリケーションを並行して実行可能に構成され、かつ、前記複数のアプリケーションの実行画面の中から選択された1つのアプリケーションの実行画面を、前記表示画面に表示させるアプリケーション実行部と、
    前記アプリケーション実行部が第1のアプリケーションの実行画面を前記表示画面に表示させている場合において、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するように前記通知部を制御する通知制御部とを備え、
    前記通知部は、前記表示部の前記表示画面を含み、
    前記通知制御部は、待機状態であるアプリケーションを特定するための特定情報の表示を促す操作を前記入力部が受け付けたことに基づいて、前記特定情報の一覧画面を前記表示画面に表示させ、さらに、
    前記通知制御部は、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、前記特定情報の一覧画面において前記第2のアプリケーションの復帰を通知した後、前記第2のアプリケーションを前記特定情報の一覧画面から削除する、携帯端末。
  7. 携帯端末の制御方法であって、
    前記携帯端末は、表示画面を有する表示部と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、情報をユーザに通知する通知部とを含み、
    複数のアプリケーションを並行して実行可能に構成され、かつ、前記複数のアプリケーションの実行画面の中から選択された1つのアプリケーションの実行画面を、前記表示画面に表示させるステップと、
    第1のアプリケーションの実行画面を前記表示画面に表示させている場合において、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するように前記通知部を制御するステップと
    各前記複数のアプリケーションが、処理の終了を待機している待機状態となった場合において、待機状態となったアプリケーションの実行画面に待機画像を表示させるステップとを備え、
    前記通知部を制御するステップは、各前記複数のアプリケーションの実行画面に表示される前記待機画像を監視することにより、待機状態のアプリケーションが待機状態から復帰したか否かを判定する、携帯端末の制御方法。
  8. 前記通知部は、前記表示部の前記表示画面を含み、
    前記通知部を制御するステップは、前記第1のアプリケーションの実行画面が表示されている前記表示画面の一部分において、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するユーザインタフェースを表示させる、請求項に記載の携帯端末の制御方法。
  9. 前記通知部は、前記表示部の前記表示画面を含み、
    前記通知部を制御するステップは、待機状態であるアプリケーションを特定するための特定情報の表示を促す操作を前記入力部が受け付けたことに基づいて、前記特定情報の一覧を前記表示画面に表示させる、請求項に記載の携帯端末の制御方法。
  10. 前記通知部を制御するステップは、待機状態であるアプリケーションが待機状態から復帰するごとに、前記特定情報の一覧を更新する、請求項に記載の携帯端末の制御方法。
  11. 前記通知部を制御するステップは、前記特定情報の一覧から前記特定情報を消去する操作を前記入力部が受け付けた場合には、前記消去された特定情報により特定されるアプリケーションが待機状態から復帰したことをユーザに通知しないように前記通知部を制御する、請求項または10に記載の携帯端末の制御方法。
  12. 携帯端末の制御方法であって、
    前記携帯端末は、表示画面を有する表示部と、ユーザからの操作を受け付ける入力部と、情報をユーザに通知する通知部とを含み、
    複数のアプリケーションを並行して実行可能に構成され、かつ、前記複数のアプリケーションの実行画面の中から選択された1つのアプリケーションの実行画面を、前記表示画面に表示させるステップと、
    第1のアプリケーションの実行画面を前記表示画面に表示させている場合において、第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したことを通知するように前記通知部を制御するステップとを備え、
    前記通知部は、前記表示部の前記表示画面を含み、
    前記通知部を制御するステップは、待機状態であるアプリケーションを特定するための特定情報の表示を促す操作を前記入力部が受け付けたことに基づいて、前記特定情報の一覧を前記表示画面に表示させ、さらに、
    前記通知部を制御するステップは、前記第2のアプリケーションが待機状態から復帰したときには、前記特定情報の一覧において前記第2のアプリケーションの復帰を通知した後、前記第2のアプリケーションを前記特定情報の一覧から削除する、携帯端末の制御方法。
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