WO2011093409A1 - 携帯端末装置及び表示制御方法 - Google Patents

携帯端末装置及び表示制御方法 Download PDF

Info

Publication number
WO2011093409A1
WO2011093409A1 PCT/JP2011/051664 JP2011051664W WO2011093409A1 WO 2011093409 A1 WO2011093409 A1 WO 2011093409A1 JP 2011051664 W JP2011051664 W JP 2011051664W WO 2011093409 A1 WO2011093409 A1 WO 2011093409A1
Authority
WO
WIPO (PCT)
Prior art keywords
displayed
terminal device
state
standby screen
casing
Prior art date
Application number
PCT/JP2011/051664
Other languages
English (en)
French (fr)
Inventor
友康 ▲高▼橋
Original Assignee
京セラ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 京セラ株式会社 filed Critical 京セラ株式会社
Priority to US13/575,785 priority Critical patent/US20120299825A1/en
Publication of WO2011093409A1 publication Critical patent/WO2011093409A1/ja

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/02Constructional features of telephone sets
    • H04M1/0202Portable telephone sets, e.g. cordless phones, mobile phones or bar type handsets
    • H04M1/0206Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings
    • H04M1/0208Portable telephones comprising a plurality of mechanically joined movable body parts, e.g. hinged housings characterized by the relative motions of the body parts
    • H04M1/0235Slidable or telescopic telephones, i.e. with a relative translation movement of the body parts; Telephones using a combination of translation and other relative motions of the body parts
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/16Constructional details or arrangements
    • G06F1/1613Constructional details or arrangements for portable computers
    • G06F1/1615Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function
    • G06F1/1624Constructional details or arrangements for portable computers with several enclosures having relative motions, each enclosure supporting at least one I/O or computing function with sliding enclosures, e.g. sliding keyboard or display
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M1/00Substation equipment, e.g. for use by subscribers
    • H04M1/72Mobile telephones; Cordless telephones, i.e. devices for establishing wireless links to base stations without route selection
    • H04M1/724User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones
    • H04M1/72403User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality
    • H04M1/72427User interfaces specially adapted for cordless or mobile telephones with means for local support of applications that increase the functionality for supporting games or graphical animations

Definitions

  • the casing is configured by a first casing and a second casing disposed so as to overlap the first casing, and the first casing and the second casing face each other. It is preferable that the closed state and the open state are switched by relatively moving the surfaces being maintained in parallel.
  • the portable terminal device 1 performs the common process except for the process of step S12 until step S16 of FIG.
  • the housing 1C is in a closed state (that is, when it is determined No in step S16, as step S20)
  • the mobile terminal device 1 displays character information (of the object) on the main display 2M as shown in FIG. Only objects associated with (text data) are displayed. Specifically, two objects are displayed on the main display 2M: an object 60 input “Meeting at 9:00 am” and an object 62 input “Conference is held in the first meeting room”.
  • various methods can be used as a method for classifying an object into a first object and a second object.
  • the user may operate the operation unit 28 to classify each object.
  • a condition for classification by the user may be set, and the object may be classified into the first object and the second object based on the condition set by the main control unit 22.
  • the display method may be switched even when the same object is displayed. In this case, display method information is input as the first object and the second object.

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Telephone Function (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)

Abstract

 携帯端末装置であって、開閉可能な筐体と、筐体が開状態と閉状態とのいずれの状態でも露出され、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させる表示部と、待受画面上に表示させる第1オブジェクトと、第1オブジェクトとは異なる第2オブジェクトとが記憶される記憶部と、閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、第1オブジェクトを表示させ、開状態で待受画面を表示させる第2状態では、第2オブジェクトを表示させる制御部と、を有する。

Description

携帯端末装置及び表示制御方法
 本発明は、表示部に画像を表示させる携帯端末装置及び表示制御方法に関する。
 従来、携帯電話等の携帯端末装置では、操作待機画面として、待受画面を表示させる装置がある。この待受画面には、例えば、時刻や、ユーザが選択した画像を表示させることができる。また、デスクトップ画面に画像を表示させる装置であるが、特許文献1には、画面上に電子付箋を表示させる装置が記載されている。
特開2004-287559号公報
 携帯端末装置の表示部に対しても待受画面に電子付箋を表示させることで、表示部に有用な情報を表示させることができる。しかしながら、表示させる電子付箋などの貼付オブジェクトが多くなると、必要な電子付箋を見つけるまでに時間がかかり、電子付箋の有効性が低くなる。また、待受画面に表示させる電子付箋が多くなると、本来の待受画面を見ることができなくなるという問題がある。
 本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、表示部により有効な情報を表示させることができる携帯端末装置及び表示制御方法を提供することを目的とする。
 本発明は、携帯端末装置であって、開閉可能な筐体と、前記筐体が開状態と閉状態とのいずれの状態でも露出され、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させる表示部と、前記待受画面上に表示させる第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトとは異なる第2オブジェクトとが記憶される記憶部と、前記閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記第1オブジェクトを表示させ、前記開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記第2オブジェクトを表示させる制御部と、を有することを特徴とする。
 ここで、前記記憶部は、前記第1オブジェクトとして、アイコンのみを記憶し、前記第2オブジェクトとして、前記アイコンと、当該アイコンに対応するテキスト情報あるいはショートカット機能の説明文を記憶していることが好ましい。
 また、前記記憶部は、前記第1オブジェクトとしてテキストデータを記憶しており、前記第2オブジェクトとして、ショートカットデータを含むデータを記憶していることが好ましい。
 また、前記制御部は、前記第2状態では、前記第1オブジェクトは表示させないことが好ましい。
 また、前記制御部は、前記第2状態では、前記第1オブジェクトも表示させることが好ましい。
 また、前記筐体を閉状態としたときに前記筐体によって隠れる位置に配置された操作部をさらに有することが好ましい。
 また、前記筐体を閉状態としても隠れない位置に配される第1操作部と、前記閉状態とすると隠れる位置に配される第2操作部と、をさらに有することが好ましい。
 また、前記第1オブジェクトは、前記第1操作部により第2操作部を用いずとも実行可能な機能あるいは情報が対応付けられ、前記第2オブジェクトは、実行に前記第2操作部による操作を要する機能あるいは情報が対応付けられていることが好ましい。
 また、前記筐体は、第1筐体と、前記第1筐体と重ねて配置された第2筐体とで構成され、前記第1筐体と前記第2筐体とを、対面している面が平行に維持されつつ相対的に移動されることで、閉状態と開状態とが切り替えられることが好ましい。
 また、発呼キーと、方向キーと、前記筐体を閉状態とした時に少なくとも隠れる位置に配される数字キーと、通信部と、をさらに備え、前記表示部に前記待受画面と前記第2オブジェクトとを表示した状態において、前記方向キーが操作された場合には、前記第2オブジェクトが選択され、前記数字キーが操作された場合には、前記第2オブジェクトに関わらず操作されたキーに対応する数字を前記表示部に表示する画面に遷移し、その後前記発呼キーが操作されると入力された数列を電話番号として前記通信部により発呼処理を行うことが好ましい。
 本発明は、携帯端末装置であって、開閉可能な筐体と、前記筐体が開状態と閉状態とのいずれの状態でも露出され、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させる表示部と、アイコンとテキストが対応付けられており、前記待受画面上に表示させるオブジェクトが記憶される記憶部と、前記閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴わないアイコンにより表示させ、前記開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴って表示させる制御部と、を有することを特徴とする。
 ここで、前記筐体は、第1筐体と、前記第1筐体と重ねて配置された第2筐体とで構成され、前記第1筐体と前記第2筐体とを、対面している面が平行に維持されつつ相対的に移動されることで、閉状態と開状態とが切り替えられることが好ましい。
 本発明は、開閉可能な筐体と、前記筐体の開閉いずれにおいても露出される表示部と、各種情報を記憶する記憶部と、を備える携帯端末装置における表示制御方法であって、前記表示部に、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させるステップと、閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記待受画面上に表示させる第1オブジェクトを表示させ、開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記第1オブジェクトとは異なる第2オブジェクトを表示させるステップと、を有することを特徴とする。
 本発明は、開閉可能な筐体と、前記筐体の開閉いずれにおいても露出される表示部と、各種情報を記憶する記憶部と、を備える携帯端末装置における表示制御方法であって、前記表示部に、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させるステップと、閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴わないアイコンにより表示させ、開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴って表示させるステップと、を有することを特徴とする。
 本発明にかかる携帯端末装置及び表示制御方法は、表示部にわかりやすくより有効な情報を表示させることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の携帯端末装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示す携帯端末装置の他の状態を示す斜視図である。 図3は、図1に示す携帯端末装置の機能の概略構成を示すブロック図である。 図4は、携帯端末装置の処理動作の一例を示すフロー図である。 図5は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。 図6は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。 図7は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。 図8は、携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。 図9は、携帯端末装置の他の実施形態の概略構成を示す正面図である。 図10は、図9に示す携帯端末装置の他の状態を示す正面図である。 図11は、携帯端末装置の処理動作の一例を示すフロー図である。
 以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、携帯端末装置の一例である携帯電話機を例として説明するが、本発明の適用対象は携帯電話機に限定されるものではない。本発明の携帯端末装置は、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA、ポータブルナビゲーション装置、ポータブルゲーム機等に対しても本発明は適用できる。
 図1は、本発明の携帯端末装置の一実施形態の概略構成を示す斜視図である。また、図2は、図1に示す携帯端末装置の他の状態を示す斜視図である。携帯端末装置1は、無線通信機能を備えた携帯電話機である。携帯端末装置1は、筐体1Cが第1筐体1CAと第2筐体1CBとでスライド可能に構成された、スライドタイプの携帯端末装置である。なお、図1は、携帯端末装置1が開いた状態(以下「開状態」ともいう。)を示し、図2は、携帯端末装置1の筐体1Cが閉じた態(以下「閉状態」ともいう。)を示す。
 第1筐体1CAと第2筐体1CBとは、略直方体形状であり、表面積が最も大きい面が互いに対向するような向きで配置されている。また、第1筐体1CAと第2筐体1CBとは、第1筐体1CAと第2筐体1CBとが対向している面が実質的に平行な状態(向かい合った状態)で、該対向している面の長手方向に(図1中矢印方向)に移動可能な状態で、スライダ機構により連結されている。つまり、第1筐体1CAと第2筐体1CBとは、図1に示す位置と図2に示す位置との間を相対的に移動可能な構成である。
 また、第1筐体1CAには、第2筐体1CBと向かい合う面とは反対側の面に、表示部として、図1に示すメインディスプレイ2Mが設けられる。メインディスプレイ2Mは、所定の画像として、携帯端末装置1が受信を待機している状態のときに待受画面を表示したり、携帯端末装置1の操作を補助するために用いられるメニュー画像を表示したりする。また、メインディスプレイ2Mは、第2筐体1CBと向かい合う面とは反対側の面に設けられているため、筐体1Cの姿勢によらず、常に露出した状態となる。また、図1に示すように、第1筐体1CAには、携帯端末装置1の通話時に音声を発するレシーバ6が設けられている。
 第2筐体1CBには、第1筐体1CAと向かい合う面に、通話相手の電話番号や、メール作成時等に文字を入力するための操作キー3が複数設けられ、また、メインディスプレイ2Mに表示されるメニューの選択及び決定や、画面のスクロール、発信、終話等を容易に実行するための方向及び決定キー4が設けられる。なお、操作キー3及び方向及び決定キー4は、携帯端末装置1の操作部28(図3参照)を構成する。また、操作キー3及び方向及び決定キー4は、第1筐体1CAと向かい合う面に設けられているため、筐体1Cが閉状態、つまり、図2に示す姿勢では、第1筐体1CAによって隠された状態となる。また、操作キー3及び方向及び決定キー4は、筐体1Cが開状態の場合は、図1に示すように、露出した状態となる。また、第2筐体1CBには、携帯端末装置1の通話時に音声を受け取るマイク5が設けられる。
 次に、携帯端末装置1の機能と制御部との関係を説明する。図3は、図1に示す携帯端末装置の機能の概略構成を示すブロック図である。図3に示すように携帯端末装置1は、主制御部22と、記憶部24と、通信部26と、操作部28と、音声処理部30と、表示部32と、表示制御部33と、開閉検出センサ36と、を有する。
 主制御部22は、携帯端末装置1の全体的な動作を統括的に制御する処理部、例えばCPU(Central Processing Unit)である。すなわち、携帯端末装置1の各種の処理が、操作部28の操作や携帯端末装置1の記憶部24に保存されるソフトウェアに応じて適切な手順で実行されるように、通信部26、表示部32等の動作を制御する。主制御部22は、記憶部24に保存されているプログラム(例えば、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、主制御部22は、待受状態で表示させる画像、つまり、待受画面の表示を制御するアプリケーションを実行する。ここで、待受画面とは、携帯端末装置1の起動処理が終了した後に表示される画面であり、かつ、起動しているアプリケーションを終了させた後、次のアプリケーションの起動を待っている間に表示される画面である。つまり、待受画面とは、電話の発着信を待ち受けている状態の画面、または、アプリケーションプログラムの起動を待ち受けている状態の画面である。換言すると、待受画面は、携帯端末装置1が提供する各種機能画面へ画面が変わる前の画面である。なお、待受画面は、例えば、デスクトップ画面、ホーム画面、または、壁紙と呼ばれることもある。また、待受画面としては、無地の画面に限定されず画像データやアニメーションデータを待受画面として表示することができる。また、待受画面の一部として、カレンダや時計のように動的に変化する部分が含まれていてもよい。そして、ユーザは予め好みの画像や、時計等の状態表示を待受画面として設定している。
 記憶部24には、主制御部22での処理に利用されるアプリケーションプログラムやデータが保存されている。具体的には、アプリケーションプログラムとして、待受画面の表示を制御するアプリケーションプログラムや、インターネット通信を行うアプリケーションプログラムや、メールの送受信を行うアプリケーションプログラム、発信、着信、通話処理を行うアプリケーションプログラム等が保存されている。また、データとしては、画像データ、音声データ、文字変換のための辞書データ、アドレス帳データ等が記憶されている。また、記憶部24は、待受画面に表示させる画像情報、貼付オブジェクトが記憶されている。なお貼付オブジェクトについては後ほど説明する。さらに、記憶部24は、データの保存、読み取りが可能な外部記憶装置と接続可能であり、主制御部22の制御に基づいて、データを外部記憶装置に記憶させることもできる。また、主制御部22は、外部記憶装置に記憶されているデータを読み出し、読み出したデータを主制御部22に送ることもできる。
 通信部26は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。また、通信部26は、テレビ放送を受信するアンテナや、GPS信号を受信するアンテナも備える。
 操作部28は、例えば、電源キー、通話キー、数字キー、文字キー、方向キー、決定キー、発呼キー(発信キー)など、各種の機能が割り当てられた操作キー3と、方向及び決定キー4と、で構成される。操作部28は、これらのキーがユーザの操作により入力されると、その操作内容に対応する信号を発生させる。そして、発生した信号は、ユーザの指示として主制御部22へ入力される。
 音声処理部30は、マイク5に入力される音声信号やレシーバ6から出力される音声信号の処理を実行する。
 表示部32は、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro-Luminescence)パネルなどで構成された表示パネル(上述したメインディスプレイ2M等)を備え、主制御部22から表示制御部33を介して供給される映像データに応じた映像、画像データに応じた画像を表示パネルに表示させる。
 開閉検出センサ36は、筐体1Cが開状態であるか閉状態であるかを判定する。具体的には、開閉検出センサ36は、第2筐体1CBの操作キー3、方向及び決定キー4が配置されている面が露出している状態(つまり、図1に示す状態)を開状態と判定する。また、開閉検出センサ36は、第1筐体1CAと第2筐体1CBの互いに対向する面が完全に重なった状態(つまり、図2に示す状態)を閉状態と判定する。なお、開閉検出センサ36としては、筐体1Cの姿勢を検出する種々のセンサを用いることができる。例えば、少なくとも筐体1Cが閉状態の姿勢であるか否かを検出するセンサを用いることができる。開閉検出センサ36により、少なくとも閉状態であるかを検出し、閉状態であることを検出できない場合は、全て開状態であるとすることで、筐体1Cが開状態であるか閉状態であるかを判定することができる。
 次に、携帯端末装置1の動作、主制御部22による表示部32の画像表示処理について説明する。ここで、図4は、携帯端末装置の処理動作の一例を示すフロー図である。ここで、本実施形態の携帯端末装置1の主制御部22は、待受画面にユーザにより設定された貼付オブジェクトを表示させる。この貼付オブジェクトとしては、テキスト(文字情報)で構成されたオブジェクトや、ショートカット機能が連動されたオブジェクト等がある。また、オブジェクトには、複数のアイコンから選択したアイコンを対応付けることもできる。なお、これらのオブジェクトは、ユーザによる入力により表示させることができる。ここで、ショートカット機能とは、選択されると、階層、フォルダを飛び越えて、特定の対象(例えば、メニューの深い階層、URL(Uniform Resource Locator)、画像、アドレス帳の特定の人物の情報等)の処理に移動する機能である。ユーザは、ショートカット機能が対応付けられたオブジェクトを選択すると、特定の対象に到達するまでに必要な階層、フォルダの移動操作を入力することなく、対応付けされた特定の対象に到達することができる。
 まず、携帯端末装置1の主制御部22は、ステップS12として、メモ(テキスト)の折りたたみ表示設定を行う。具体的には、待受画面に表示させるオブジェクトを、閉状態ではアイコンのみ表示させ、開状態ではアイコンと文字情報を表示させる設定とする。なお、この設定は、ユーザにより入力される操作に基づいて行われる。
 主制御部22は、ステップS12で表示設定をした後、ステップS14として、待受画面表示操作等を検出する。主制御部22は、待受画面表示操作等を検出したら、待受画面を表示する。また、主制御部22は、待受画面を表示させる際、ステップS16として、筐体が開状態であるかを判定する。ここで、待受画面表示操作とは、その操作を検出したら待受画面を表示させると設定されている操作であり、本実施形態では、筐体1Cを開閉させる動作である。また、主制御部22は、開閉検出センサ36の検出結果に基づいて筐体1Cが開状態であるか否かを判定する。
 主制御部22は、ステップS16で筐体1Cが開状態である(Yes)、つまり、操作キー3、方向及び決定キー4が露出している状態であると判定したら、ステップS18として、メモを展開して表示させて処理を終了する。
 主制御部22は、待受画面上にオブジェクトを複数表示させている状態で、方向キーの上下方向の操作を検出したら、その操作に応じて、オブジェクトの選択操作を行う。つまり、主制御部22は、上下方向の操作に基づいて、選択するオブジェクトを切り替える処理(選択カーソルの移動処理)を行う。また、主制御部22は、オブジェクトを選択している状態で、決定の操作が入力されたら、そのオブジェクトの詳細情報を表示させたり、対応付けられている機能を実行させたりする。例えば、ショートカット機能が対応付けられている場合は、特定の対象に移動する処理を行う。
 主制御部22は、決定されたオブジェクトがメニューの深い階層の機能を特定の対象として対応付けられたショートカット機能である場合、当該オブジェクトが決定されるとメニューの深い階層の画面を表示させる。主制御部22は、決定されたオブジェクトがアドレス帳の中の連絡先を特定の対象として対応付けられたショートカット機能である場合、当該オブジェクトが決定されると、連絡先の詳細な情報を表示させる。また、主制御部22は、決定されたオブジェクトがブラウザのお気に入りやURLを特定の対象として対応付けられたショートカット機能である場合、当該オブジェクトが決定されると、ブラウザを起動させ対応付けられているURLのWebページにアクセスしてページの情報を取得、または、キャッシュから呼び出してページの情報を取得し、Webページを画面に表示させる。なお、ショートカット機能が対応付けられたオブジェクトの場合、機能を示すアイコンに加え、機能名称や対応するWebページの名称などを記載した説明文をオブジェクトのテキストとしてもよい。主制御部22は、決定されたオブジェクトが、テキストデータ(単なる文字情報のみ)である場合、当該オブジェクトが決定されると、テキストデータの全文を表示させる。なお、オブジェクトの表示形態としては、選択されて決定される前には、テキストデータのうち、先頭の一定文字数(例えば、20文字)のみを表示させている。
 また、主制御部22は、表示部32に貼付オブジェクトを表示させている状態で、方向キーではなく、数字キーが操作された場合には、オブジェクトの表示を消して、操作された数字キーに対応する数字を表示部32に表示させる。つまり、主制御部22は、オブジェクトを表示させる画面から、入力された数値(数字)を表示させる画面に遷移する。さらに、主制御部22は、その後、数字キーが操作され、数値が入力された後、発呼キー(発信キー)が操作されると、入力された数値列(数例)を電話番号として、発呼する発呼処理を行う。
 また、主制御部22は、ステップS16で筐体1Cが開状態ではない(No)、つまり、筐体1Cが閉状態である。すなわち、操作キー3、方向及び決定キー4が第1筐体1CAによって覆われていると判定したら、ステップS20として、メモを折りたたみ表示させて処理を終了させる。
 以下、図5及び図6を用いてステップS18及びステップS20について説明する。ここで、また、図5及び図6は、それぞれ携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。より具体的には、図5は、閉状態の携帯端末装置1に待受画面を表示させた例であり、図6は、開状態の携帯端末装置1に待受画面を表示させた例である。
 主制御部22は、ステップS20でテキスト(メモや説明文)を折りたたみ表示させる場合は、図5に示すように、メインディスプレイ2Mに、オブジェクトのうち、アイコン50のみを表示させる。なお、メインディスプレイ2Mには、待受画面として設定されている画像も表示される。このため、メインディスプレイ2Mには、待受画像の上に、オブジェクトを重ねた画像が表示される。
 次に、主制御部22は、ステップS18でメモを展開して表示させる場合は、図6に示すように、メインディスプレイ2Mにオブジェクトのうち、アイコン50に加え、文字情報(テキスト情報)52も表示させる。
 以上のように、携帯端末装置1は、待受画面に表示させるオブジェクトを筐体1Cの姿勢に応じて切り替える。具体的には、筐体1Cが閉状態の場合には、オブジェクトのアイコン50のみを表示させ、筐体1Cが開状態の場合には、オブジェクトのアイコン50と文字情報52を表示させる。このように、筐体1Cの姿勢に応じて、オブジェクトの表示方法を切り替えることで、操作者が必要とする情報を表示させることができる。具体的には、ユーザは、待受画像や、時間の情報等、オブジェクト以外の画面の内容を確認したい場合は、閉状態で待受画面を表示させ、オブジェクトの内容を確認したい場合は、開状態で待受画面を表示させる。これにより、開閉を切り替えるのみで、必要な情報を閲覧することができる。
 また、閉状態の場合でも、オブジェクトの一部(本実施形態ではアイコン50)を表示させることで、オブジェクトがあることを認識することができる。また、アイコンを表示させることで、オブジェクトの種類を推定することができる。さらに、アイコンを表示させることで、どの位置にどの種類のオブジェクトが登録されているかを判定することができるため、必要なオブジェクトの検索をより簡単にすることができる。
 また、閉状態では、オブジェクトの文字情報の少なくとも一部を表示させないようにすることで、背景画像となる待受画面を見やすくすることができる。これにより、ユーザの好みの画像や、時計などを表示する設定となっている待受画面を見やすくすることができる。
 また、閉状態では、方向キーによるオブジェクトの選択や、決定キー、数字キー等を用いた具体的なアクションのいずれも行うことができないため、メモの具体的な内容を表示させず、「何らかのオブジェクトがある」という状態にとどめ、オブジェクトの内容(メモ内容やショートカットされる機能の内訳)が必要となった際には、筐体を開くことで、その内容を把握することができる。つまり、閉状態においては、ユーザの指定した好みの画像、あるいは時刻表示などの状態表示に対する表示上の干渉を回避しつつ、ユーザがオブジェクトの内容を欲する際には筐体を開くという直感的な操作のみで、すぐさまオブジェクトの中身を見ることができるという、使い勝手を提供することができる。
 ここで、アイコンは、種々の種類から選択できるようにすることが好ましい。例えば、テキストの内容に対応するアイコンを選択可能にすることで、アイコンのみの表示でもオブジェクトの内容を推定することが可能となる。これにより、ナイフとフォークのマーク(アイコンの画像)であれば、食事に関するオブジェクト、子供のマークであれば自分の子供に対する約束事、行事のオブジェクト、電話のマークであれば電話をする用件のオブジェクトであるという類推が可能となる。また、アイコン表示のみであっても、備忘録としての機能をより的確に発揮することができる。また、アイコンとして、ショートカット機能が対応付けられているアプリケーションを示すアイコンを選択できるようにしてもよい。
 また、いずれの実施形態においても、待受画面上では、オブジェクトの文字情報は、オブジェクトのテキストデータのうち、先頭の20文字程度を表示させる。また、文字情報に表示させる文字数を超えるテキストデータは、オブジェクトが選択され、決定され、詳細な情報を表示させるモードとなることで、表示される。なお、オブジェクトが選択され、かつ決定される前の状態では、一部のテキストデータを追加で(つまり、先頭から30文字程度で)表示させるようにしてもよい。
 なお、上記実施形態では、待受画面の表示操作を筐体1Cのスライド動作としたが、本発明はこれに限定されない。待受画面の表示操作、つまり、画像を表示させるトリガーとなる操作は、種々の操作を設定することができる。例えば、電源ボタンの押下や、操作キー3、方向及び決定キー4のうちの所定のキーの押下等が例示される。
 ここで、上記実施形態では、オブジェクトのアイコンを第1オブジェクトとし、オブジェクトのアイコンと文字情報を第2オブジェクトとし、閉状態の場合は、第1オブジェクトを表示させ、開状態の場合は、第2オブジェクトを表示させるようにしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、第1オブジェクトを文字情報のみのオブジェクトとし、第2オブジェクトを、文字情報のみのオブジェクトと、ショートカット情報も含むオブジェクトとしてもよい。以下、図7及び図8を用いて説明する。ここで、図7及び図8は、それぞれ携帯端末装置の動作を説明するための説明図である。なお、図7及び図8に示す例は、オブジェクトに登録されている情報の種類に基づいて第1オブジェクトと第2オブジェクトとを設定している。
 まず、携帯端末装置1は、図4のステップS16までは、ステップS12の処理を除き共通の処理を行う。携帯端末装置1は、筐体1Cが閉状態である場合(すなわち、ステップS16でNoと判定したらステップS20として)は、図7に示すように、メインディスプレイ2Mに、オブジェクトのうち、文字情報(テキストデータ)が対応付けられたオブジェクトのみを表示させる。具体的には、「午前9時待ち合わせ」と入力されたオブジェクト60と、「会議開催は第1会議室」と入力されたオブジェクト62の2つのオブジェクトがメインディスプレイ2Mに表示される。
 次に、携帯端末装置1は、筐体1Cが開状態である場合(すなわち、ステップS16でYesと判定したらステップS18として)は、図8に示すように、メインディスプレイ2Mに、オブジェクトのうち、文字情報(テキストデータ)が対応付けられたオブジェクトと、ショートカットが対応付けられたオブジェクトの画像を表示させる。具体的には、図7で表示させた2つのオブジェクト60、62に加え、アラームアプリケーションへのショートカット機能を備えるオブジェクト64がメインディスプレイ2Mに表示される。
 このように、図7及び図8に示す携帯端末装置1は、オブジェクトのうち、ショートカットが対応付けられているオブジェクト64を、第2オブジェクトとし、筐体1Cが開状態の場合のみ表示させる。これにより、操作部による操作が入力されることで、機能を発揮するオブジェクトは、操作部が露出していない状態では、表示されないようにすることができる。また、筐体の姿勢に応じて、有効性の高いオブジェクトのみを表示させることができ、必要なオブジェクトを選択しやすくすることができる。閉状態においては、いずれにせよ使用できないショートカットのオブジェクトを表示させないことで、メモへの注目を集めやすくすることができ、よりいっそう備忘録としての機能を際立たせることができる。
 なお、上記実施形態では、第1オブジェクトにさらに所定のオブジェクトを加えたオブジェクトを第2オブジェクトとしたが、本発明はこれに限定されない。つまり、第2オブジェクトに第1オブジェクトを含まないようにしてもよい。例えば、第1オブジェクトをショートカット情報を含まないオブジェクトとし、第2オブジェクトをショートカット情報を含むオブジェクトとしてもよい。
 また、逆に必要に応じて、上記実施形態では、筐体1Cが閉状態の場合は第1オブジェクトのみを表示させ、筐体1Cが開状態の場合は第1オブジェクトと第2オブジェクトの両方を表示させるようにしてもよい。このように、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの表示を切り替えることでも、有効性の高いオブジェクトを表示させることができる。
 また、オブジェクトを第1オブジェクトと第2オブジェクトとに分類する方法としては、種々の方法を用いることができる。例えば、ステップS12のかわりに、ユーザが操作部28を操作して各オブジェクトを分類してもよい。また、ユーザが分類する条件を設定し、主制御部22が設定された条件に基づいてオブジェクトを第1オブジェクトと第2オブジェクトとに分類してもよい。また、図5に示すように、同じオブジェクトを表示させる場合でも表示方法を切り替えるようにしてもよい。この場合は、第1オブジェクト、第2オブジェクトとして、表示方法の情報が入力される。
 ここで、上記実施形態では、携帯端末装置1の筐体1Cを開状態としたときに操作部28が露出する、つまり、筐体1Cが閉状態では操作部が筐体1Cによって隠れる構成としたが、本発明はこれに限定されない。例えば、筐体が閉状態でも操作部の一部が露出した構成としてもよい。以下、図9及び図10を用いて説明する。ここで、図9は、携帯端末装置の他の実施形態の概略構成を示す正面図であり、図10は、図9に示す携帯端末装置の他の状態を示す正面図である。
 図9及び図10に示す携帯端末装置80は、操作部の配置位置を除いて他の構成は、図1及び図2に示す携帯端末装置1と同様である。そこで、携帯端末装置80のうち、携帯端末装置1と同様の構成要素には、同様の符号を付してその説明は省略し、以下、携帯端末装置80に特有の点について重点的に説明する。なお、図9及び図10に示すように、携帯端末装置80も、筐体80Cが第1筐体80CAと第2筐体80CBとで構成されたスライドタイプの携帯端末装置である。
 また、第1筐体80CAには、第2筐体80CBと向かい合う面とは反対側の面に、表示部として、図1に示すメインディスプレイ2Mと、方向及び決定キー4a等の第1キー群と、レシーバ6とが設けられている。また、第2筐体80CBには、第1筐体80CAと向かい合う面に、数字キーを含む操作キー3等の第2キー群とマイク5とが設けられる。なお、携帯端末装置80の操作部82は、操作キー3と方向及び決定キー4aとを有する。なお、第1キー群には、ソフトキーやメールキーや発呼キー等もある。
 このように携帯端末装置80は、第1キー群が第1筐体80CAの常に露出している面に配置されており、筐体80Cが閉状態であっても露出される。また、第2キー群は、開状態では露出され、閉状態では筐体80Cによって隠されている。
 この携帯端末装置80には、第1キー群によって操作可能なアプリケーションが対応付けられたオブジェクトが、閉状態で表示される第1オブジェクトとして設定されている。なお、第1キー群によって操作可能なアプリケーションが対応付けられたオブジェクトには、文字情報のみが対応付けられたオブジェクト、つまり、オブジェクトとして文字情報が対応付けられ、ショートカット情報が対応付けられていないオブジェクトも含まれる。また、携帯端末装置80には、第1オブジェクトに加え、第1キー群のみでは操作ができず第2キー群による操作が必要なアプリケーションが対応付けられたオブジェクト、つまり、全てのオブジェクトが、開状態で表示される第2オブジェクトとして設定されている。
 以下、図9、図10及び図11を用いて、携帯端末装置80の動作について説明する。ここで、図11は、携帯端末装置の処理動作の一例を示すフロー図である。まず、携帯端末装置80には、事前にオブジェクトの表示設定が入力されている。つまり、第1オブジェクトと第2オブジェクトとの分類条件、及び表示設定が入力されている。また、待受画面は表示されていない状態とする。
 この状態の携帯端末装置80(の主制御部)は、ステップS30として待受画面表示操作等、待受画面を表示する指示、設定を検出したかを判定する。ここで、待受画面表示操作としては、筐体80Cの開閉動作や、第1キー群の終話キーや決定キーの押下等がある。携帯端末装置80は、ステップS30で待受画面表示操作が検出されていない(No)と判定したら、ステップS30に進む。つまり、携帯端末装置80は、待受画面表示操作の入力が検出されるまで、ステップS30の処理を繰り返す。
 次に、携帯端末装置80は、ステップS30で表示操作を検出した(Yes)と判定したら、ステップS32として筐体80Cは開状態であるかを判定する。つまり、携帯端末装置80は、開閉検出センサを用いて筐体80Cが開状態であるか閉状態であるかを判定する。携帯端末装置80は、ステップS32で、筐体80Cは開状態である(Yes)と判定したら、ステップS34として全オブジェクトを表示させる。つまり、第2オブジェクトとして設定されているオブジェクトを表示部のメインディスプレイ2Mに表示させる。その後、携帯端末装置80は、処理を終了する。
 また、主制御部22は、待受画面上に全オブジェクト、つまり、オブジェクトを複数表示させている状態で、方向キーの上下方向の操作を検出したら、その操作に応じて、オブジェクトの選択操作を行う。さらに、主制御部22は、複数のオブジェクトから1つのオブジェクトを選択し、決定する操作が入力されたら、そのオブジェクトの種類に応じて上述した各種処理を行う。
 次に携帯端末装置80は、ステップS32で、筐体80Cは開状態ではない(No)つまり、閉状態であると判定したら、ステップS36として、操作可能なオブジェクトを表示させる。つまり、第1オブジェクトとして設定されている、筐体80Cが閉状態でも露出している方向及び決定キー4aにより操作できるオブジェクトが表示部のメインディスプレイ2Mに表示される。その後、携帯端末装置80は、処理を終了する。
 これにより、携帯端末装置80は、図9に示すように筐体80Cが閉状態の場合、方向及び決定キー4aにより操作できるオブジェクトが表示される。具体的には、「午前9時待ち合わせ」と入力されたオブジェクト90と、「発信履歴」と入力され発信履歴の表示画面に移行するショートカット情報が対応付けられたオブジェクト92の2つのオブジェクトがメインディスプレイ2Mに表示される。なお、発信履歴の表示画面は、第1キー群の上下方向キーを使用することで画面をスクロールさせることができ、第1キー群の発信キーで選択した対象に対して発信を行うことができる。つまり、第1キー群により操作が可能なオブジェクトとなる。
 次に、携帯端末装置80は、図10に示すように筐体80Cが開状態である場合、メインディスプレイ2Mにすべてのオブジェクトを表示させる。具体的には、図9で表示させた2つのオブジェクト90、92に加え、電卓アプリケーションへのショートカット機能を備えるオブジェクト94がメインディスプレイ2Mに表示される。なお、電卓アプリケーションは、数字が割り当てられている第2キー群の押下により数値が入力されることで計算が可能となるアプリケーションである。
 このように、一部の操作部が常に露出している携帯端末装置80も、筐体80Cの開閉状態に基づいて、使用できるオブジェクトのみを表示させることで、より有効なオブジェクトを選択して表示させることができる。つまり、実際に操作できないオブジェクトは表示させないようにすることで、携帯端末装置80の状態に応じて適切なオブジェクトを抽出して表示させることができる。これにより、操作性を高くすることができる。
 ここで、上記実施形態では、開閉状態によって、オブジェクトを表示させるか非表示とするかを切り替えたが、本発明はこれに限定されない。例えば、表示の色を切り替えるようにしてもよい。例えば、操作キーのみで操作できるアプリケーションが対応付けられたオブジェクトを、第1オブジェクトとして表示させる場合は、他のオブジェクトよりも暗く表示させてもよい。これにより、使用可能なオブジェクトのみに注目を集めることができ、ユーザが目的のオブジェクトを効率よく発見することができる。
 また、上記実施形態では、開閉状態によってオブジェクトの表示を切り替えるようにしたが、さらに、入力された待受画面表示操作等に基づいて表示させるオブジェクトを切り替えるようにしてもよい。例えば、同じ閉状態の場合でも、待受画面表示操作として、方向及び決定キーが押下された場合と、筐体がスライドされた場合とで表示させるオブジェクトを異なるオブジェクトおよび/または異なる表示方法で表示させるようにしてもよい。
 また、上記実施形態では、携帯端末装置80を方向及び決定キー4aが常に露出する構成としたが、常に露出する操作部は、これに限定されない。例えば筐体の側面に設けられるサイドキーを常に露出される操作部としてもよい。この場合、サイドキーにより、操作可能なアプリケーションは基本的にないため、実質的に、携帯端末装置1と同様の制御を行うことになる。なお、この場合は、サイドキーの押下を待受画面表示操作とすることができるため、閉状態を維持したまま、筐体をスライドさせずに待受画面を表示させることができる。
 さらに、上記実施形態では、携帯端末装置の筐体をスライドタイプとしたが、本発明はこれに限定されない。筐体は、開閉状態に関わらず露出した状態となる表示部を備えていればよく、例えば、2つの筐体の対面する面に直交する軸を中心に回転するいわゆるターンタイプの携帯端末装置にも用いることができる。また、折りたたみ形状で、さらに、表示部の長手方向を回転軸として、表示部が設定されている側の筐体を回転させることができる、いわゆる回転2軸ヒンジタイプの携帯端末装置にも用いることができる。回転2軸ヒンジタイプの携帯端末装置は、表示部の長手方向を回転軸として回転させることで、表示部が他方の筐体と対面するか、対面しないかを切り替えることができる。このため、閉状態でも、表示部を露出した状態(筐体により隠されていない状態)とすることができる。
 ここで、本発明は上記実施形態には限定されない。例えば、上記実施形態を組み合わせても良い。一例としては、筐体が閉状態の場合は、操作可能なオブジェクトを折りたたんで(アイコンのみを)表示させ、筐体が開状態の場合は、全てのオブジェクトを展開して(つまりアイコンと文字情報を)表示させるようにしてもよい。
 以上のように、本発明にかかる携帯端末装置及び表示制御方法は、筐体を閉状態としても表示部が露出した状態となる携帯端末装置に用いることに有用である。
 1、80 携帯端末装置
 1C、80C 筐体
 1CA、80CA 第1筐体
 1CB、80CB 第2筐体
 2M メインディスプレイ
 3 操作キー
 4、4a 方向及び決定キー
 5 マイク
 6 レシーバ
 22 主制御部(CPU)
 24 記憶部(メモリ)
 26 通信部
 28 操作部
 30 音声処理部
 32 表示部
 33 表示制御部
 36 開閉検出センサ

Claims (14)

  1.  開閉可能な筐体と、
     前記筐体が開状態と閉状態とのいずれの状態でも露出され、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させる表示部と、
     前記待受画面上に表示させる第1オブジェクトと、前記第1オブジェクトとは異なる第2オブジェクトとが記憶される記憶部と、
     前記閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記第1オブジェクトを表示させ、前記開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記第2オブジェクトを表示させる制御部と、を有することを特徴とする携帯端末装置。
  2.  前記記憶部は、前記第1オブジェクトとして、アイコンのみを記憶し、
     前記第2オブジェクトとして、前記アイコンと、当該アイコンに対応するテキスト情報あるいはショートカット機能の説明文を記憶していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  3.  前記記憶部は、前記第1オブジェクトとしてテキストデータを記憶しており、前記第2オブジェクトとして、ショートカットデータを含むデータを記憶していることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  4.  前記制御部は、前記第2状態では、前記第1オブジェクトは表示させないことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  5.  前記制御部は、前記第2状態では、前記第1オブジェクトも表示させることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  6.  前記筐体を閉状態としたときに前記筐体によって隠れる位置に配置された操作部をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  7.  前記筐体を閉状態としても隠れない位置に配される第1操作部と、前記閉状態とすると隠れる位置に配される第2操作部と、をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  8.  前記第1オブジェクトは、前記第1操作部により第2操作部を用いずとも実行可能な機能あるいは情報が対応付けられ、
     前記第2オブジェクトは、実行に前記第2操作部による操作を要する機能あるいは情報が対応付けられていることを特徴とする請求項7に記載の携帯端末装置。
  9.  前記筐体は、第1筐体と、前記第1筐体と重ねて配置された第2筐体とで構成され、前記第1筐体と前記第2筐体とを、対面している面が平行に維持されつつ相対的に移動されることで、閉状態と開状態とが切り替えられることを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  10.  発呼キーと、方向キーと、前記筐体を閉状態とした時に少なくとも隠れる位置に配される数字キーと、通信部と、をさらに備え、
     前記表示部に前記待受画面と前記第2オブジェクトとを表示した状態において、
     前記方向キーが操作された場合には、前記第2オブジェクトが選択され、
     前記数字キーが操作された場合には、前記2オブジェクトに関わらず操作されたキーに対応する数字を前記表示部に表示する画面に遷移し、その後前記発呼キーが操作されると入力された数列を電話番号として前記通信部により発呼処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の携帯端末装置。
  11.  開閉可能な筐体と、
     前記筐体が開状態と閉状態とのいずれの状態でも露出され、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させる表示部と、
     アイコンとテキストが対応付けられており、前記待受画面上に表示させるオブジェクトが記憶される記憶部と、
     前記閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴わないアイコンにより表示させ、前記開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴って表示させる制御部と、を有することを特徴とする携帯端末装置。
  12.  前記筐体は、第1筐体と、前記第1筐体と重ねて配置された第2筐体とで構成され、前記第1筐体と前記第2筐体とを、対面している面が平行に維持されつつ相対的に移動されることで、閉状態と開状態とが切り替えられることを特徴とする請求項11に記載の携帯端末装置。
  13.  開閉可能な筐体と、前記筐体の開閉いずれにおいても露出される表示部と、各種情報を記憶する記憶部と、を備える携帯端末装置における表示制御方法であって、
     前記表示部に、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させるステップと、
     閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記待受画面上に表示させる第1オブジェクトを表示させ、開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記第1オブジェクトとは異なる第2オブジェクトを表示させるステップと、を有することを特徴とする表示制御方法。
  14.  開閉可能な筐体と、前記筐体の開閉いずれにおいても露出される表示部と、各種情報を記憶する記憶部と、を備える携帯端末装置における表示制御方法であって、
     前記表示部に、自装置の有する機能の起動あるいは通信の発生を待ち受ける待受画面を表示させるステップと、
     閉状態で待受画面を表示させる第1状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴わないアイコンにより表示させ、開状態で待受画面を表示させる第2状態では、前記オブジェクトを、前記テキストを伴って表示させるステップと、を有することを特徴とする表示制御方法。
PCT/JP2011/051664 2010-01-27 2011-01-27 携帯端末装置及び表示制御方法 WO2011093409A1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US13/575,785 US20120299825A1 (en) 2010-01-27 2011-01-27 Mobile device and display control method

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010-016075 2010-01-27
JP2010016075A JP2011155529A (ja) 2010-01-27 2010-01-27 携帯端末装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
WO2011093409A1 true WO2011093409A1 (ja) 2011-08-04

Family

ID=44319392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
PCT/JP2011/051664 WO2011093409A1 (ja) 2010-01-27 2011-01-27 携帯端末装置及び表示制御方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20120299825A1 (ja)
JP (1) JP2011155529A (ja)
WO (1) WO2011093409A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6067245B2 (ja) * 2012-05-29 2017-01-25 京セラ株式会社 携帯電話機、制御方法及びコンピュータプログラム
JP5740015B1 (ja) 2014-02-06 2015-06-24 ヤフー株式会社 端末装置、格納方法および情報処理プログラム
JP5948366B2 (ja) * 2014-05-29 2016-07-06 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 原稿読取装置及び画像形成装置
JP6302029B2 (ja) * 2016-10-06 2018-03-28 京セラ株式会社 携帯端末、新着情報表示プログラムおよび新着情報表示方法
KR102246777B1 (ko) * 2018-05-09 2021-04-30 삼성전자주식회사 확장 가능한 화면 영역의 콘텐츠 표시 방법 및 이를 지원하는 전자 장치

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120436A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Kyocera Corp 携帯端末
JP2004229064A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 付加番号表示方法及び携帯通信端末装置
JP2006215935A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Mitsubishi Electric Corp 情報表示装置及び情報表示方法
JP2009182737A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Kyocera Corp 携帯電子機器

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004120436A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Kyocera Corp 携帯端末
JP2004229064A (ja) * 2003-01-24 2004-08-12 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 付加番号表示方法及び携帯通信端末装置
JP2006215935A (ja) * 2005-02-07 2006-08-17 Mitsubishi Electric Corp 情報表示装置及び情報表示方法
JP2009182737A (ja) * 2008-01-30 2009-08-13 Kyocera Corp 携帯電子機器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011155529A (ja) 2011-08-11
US20120299825A1 (en) 2012-11-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8786562B2 (en) Mobile electronic device, control method, and storage medium storing control program
US7778671B2 (en) Mobile communications terminal having an improved user interface and method therefor
JP5356752B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP5160337B2 (ja) 入力処理装置、入力処理方法、入力処理プログラム、及び携帯端末装置
JP5246769B2 (ja) 携帯端末装置、及びプログラム
EP1208686A2 (en) Accelerometer and selection key(s) used as input devices for mobile radiotelephone
JPWO2013118522A1 (ja) 携帯端末及びその動作方法
JP2008141519A (ja) 携帯電話機およびその制御方法
JP5436676B2 (ja) 携帯電子機器、画面制御方法および付加表示プログラム
JP5280747B2 (ja) 携帯端末および端末操作方法
JP5531962B2 (ja) 携帯端末装置及びそれに用いる画像表示方法並びにそのプログラム
WO2011093409A1 (ja) 携帯端末装置及び表示制御方法
US8600449B2 (en) Mobile communication device, display method, and display program of mobile communication device
JP2006279361A (ja) 携帯端末装置及び携帯端末装置用プログラム
JP6078375B2 (ja) 電子機器及び制御プログラム並びに電子機器の動作方法
JP5589385B2 (ja) 携帯通信端末及びそれに用いる入力操作画面制御方法並びにそのプログラム
JP5196912B2 (ja) 携帯電子機器
US9112987B2 (en) Mobile electronic device and display controlling method
JP5292509B2 (ja) 携帯電子機器、表示制御方法および表示制御プログラム
JP5576163B2 (ja) 携帯端末装置
JP5434552B2 (ja) 情報処理装置
JP4980164B2 (ja) 文字入力装置、携帯電子機器及び文字入力方法
JP5468923B2 (ja) 携帯端末装置
JP5246773B2 (ja) 携帯端末装置及びプログラム
JP5579305B2 (ja) 携帯端末および端末操作方法

Legal Events

Date Code Title Description
121 Ep: the epo has been informed by wipo that ep was designated in this application

Ref document number: 11737120

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1

NENP Non-entry into the national phase

Ref country code: DE

WWE Wipo information: entry into national phase

Ref document number: 13575785

Country of ref document: US

122 Ep: pct application non-entry in european phase

Ref document number: 11737120

Country of ref document: EP

Kind code of ref document: A1