JP6067245B2 - 携帯電話機、制御方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

携帯電話機、制御方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機に関し、特に、緊急時の発呼制御に関する。
近年、タッチパネルを備える携帯電話機が普及してきた。
例えば、特許文献1に記載の携帯電話機は、タッチパネルである操作部と表示部とを備え、表示部には複数のアイコンが表示される。各アイコンは、それぞれアプリケーションに対応しており、例えば、対応するアプリケーションの種類や機能に応じた図柄を有している。ユーザが、利用したいアプリケーションに対応するアイコンを操作すると、操作されたアイコンに対応するアプリケーションが起動する。
特開2007−141064号公報
このように、タッチパネルを介して入力操作を行う携帯電話機の場合、仮に、タッチパネルの表示装置が破損して、アイコンを表示できない等の不具合が生じると、あらゆる機能を使用できなくなるという問題がある。特に、事故や災害などの緊急時において、このような事態が起こると、電話機能すら使用できなくなり、非常に不便である。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、タッチパネルが破損した場合であっても、電話機能を使用することができる携帯電話機、制御方法及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の携帯電話機の一態様は、上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機であって、電源オン操作を受け付ける受付部と、上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、タッチパネルである第1入力部と、下部筐体の開形態では露出するが閉形態では露出しない面に備えられた第2入力部と、電源オン操作を受け付けたときに形態を検出する検出部と、検出された形態が開形態である場合に、前記第2入力部が電話番号を受け付けると、前記電話番号に発呼する制御部とを備えることを特徴とする。
上記の構成を備えることにより、タッチパネルが破損した場合であっても、電話機能を使用することが可能となる。
携帯電話機1の外観図 携帯電話機1の使用例 携帯電話機1のブロック図 携帯電話機1の動作を示すフローチャート 通常モードについて説明するための図 緊急モードについて説明するための図 緊急モードについて説明するための図 変形例である携帯電話機2について説明するための図 音声入力を用いた変形例について説明するための図
以下では、本発明に係る携帯電話機の一態様である携帯電話機1について、図面を参照しながら説明する。
<1.概要>
図1は、携帯電話機1の外観を示す図である。携帯電話機1は、上部筐体11及び下部筐体12から構成される。上部筐体11にはタッチパネル101が配され、下部筐体12には、キーボード103及び電源ボタン113が配されている。
上部筐体11及び下部筐体12は、結合部によりスライド自在に連結されている。 図1(a)に示す閉状態(閉形態)では、下部筐体12の上に、上部筐体11が重なるように位置する。閉状態のとき、ユーザは、タッチパネル101を用いて各種の指示を入力する。携帯電話機1は、このような閉状態から、上部筐体11をスライドさせると、図1(b)に示す開状態(開形態)に変形させることができる。開状態のとき、ユーザは、タッチパネル101及びキーボード103の両方を用いて各種の指示を入力することができる。
図2を用いて、携帯電話機1の操作方法について簡単に説明する。
図2(a)に示すように、携帯電話機1の待ち受け時において、タッチパネル101には、HOME画面が表示されている。HOME画面は、電話機能を示すアイコン201、電子メール機能を示すアイコン、音楽再生機能を示すアイコン、カメラ機能を示すアイコン、メモ帳機能を示すアイコン、インターネット接続機能を示すアイコン等、各種機能に対応付けられたアイコンを含む。
例えば、電話を掛けたいとき、ユーザは、図2(b)に示すように、電話機能を示すアイコン201をタップすると、電話プログラムを起動させることができる。
図2(c)に示すように、携帯電話機1が閉状態のとき、ユーザは、タッチパネル101を用いて電話番号を入力する。一方、図2(d)に示すように、携帯電話機1が開状態のとき、ユーザは、キーボード103を用いて電話番号を入力する。
このように、携帯電話機1において、ユーザが利用したいプログラムを起動させるためには、通常、先ず始めにHOME画面上でアイコンをタップする必要がある。そのため、液晶ディスプレイが破損し、タッチパネル101にHOME画面が表示できない状況が生じれば、携帯電話機1のあらゆる機能を利用することができなくなる。特に、事故や災害等で液晶ディスプレイが破損したような緊急時には、電話機能を利用する必要性が高まることが予想される。そこで、携帯電話機1は、緊急時にはHOME画面上で電話プログラムを選択しなくとも電話を掛けることが可能な緊急モードを備えている。
<2.携帯電話機1の構成>
図3は、携帯電話機1の内部構成を機能的に示すブロック図である。
同図に示すように、携帯電話機1は、タッチパネル101、第1コントローラ102、キーボード103、第2コントローラ104、磁石105、磁気センサ106、記憶部107、制御部108、通信制御部109、アンテナ110、レシーバ111、マイク112、及び電源ボタン113から構成される。
携帯電話機1は、図示されていないプロセッサ、半導体メモリを含む。また、携帯電話機1の各機能ブロックは、ハードウェアとして構成されているか、もしくはプロセッサが半導体メモリに記憶されているコンピュータプログラムを実行することで実現される。
タッチパネル101は、入力デバイスであるタッチバッド121と、表示デバイスである表示装置122と、光源であるバックライト123とを含む。
タッチパッド121は、静電容量方式や圧電方式等のタッチセンサを含み、表示装置122に重畳して設けられている。タッチパッド121は、透明部材で構成され、表示装置122に表示された画像が見えるように構成されている。
表示装置122の例としては、LCD(Liquid Crystal Display)や有機EL(Organic Electro Luminescence)等である。また、バックライト123の例としては、LED(Light Emitting Diode)等である。バックライト123は、表示装置122の背後に位置し,表示装置122の照明として機能する。
第1コントローラ102は、タッチパッド121に対するユーザの指等の接触を検出し、検出している間、単位時間(例えば、25ミリ秒)毎に、その接触位置の座標値(x,y)を制御部108に出力する。なお、タッチパネル101が破損する場合とは、例えば、タッチパッド121が破損する場合や、表示装置122が破損する場合や、バックライト123が破損する場合、若しくはこれらのいずれかが重複して破損する場合などがある。
キーボード103は、図2(d)に示したように、複数のキーを含むフルキーボードであり、最上位の行に含まれるキーにはアルファベットを示すコード及び数字を示すコードの二つのコードが割り当てられている。ファンクションキー210により、アルファベットを示すコードを選択する文字入力モードと数字を示すコードを選択する数字入力モードとを切り替えることができる。
第2コントローラ104は、キーボード103から押下された位置を示す情報を受け取り、押下された位置に対応するコードを制御部108へ出力する。また、第2コントローラ104は、数字入力コード及び文字入力コードの何れかの設定を記憶している。キーボード103の最上位の行に含まれるキーが押下された場合には、第2コントローラ104は、押下された位置と設定されている入力モードとに応じた一つのコードを制御部108へ出力する。
磁石105及び磁気センサ106は、携帯電話機1か開状態であるか閉状態であるかを検出する開閉センサである。一例として、磁石105は下部筐体12に備えられ、磁気センサ106は上部筐体11に備えられている。携帯電話機1が閉状態のとき、磁気センサ106は、磁石105に近接し、磁石105により生じる磁界を検出する。携帯電話機1が開状態のとき、磁気センサ106は、磁石105から離れており、磁石105により生じる磁界を検出しない。磁気センサ106は、磁界を検出している間、すなわち携帯電話機1が閉状態であるとき、制御部108へ検出信号を出力する。
記憶部107は、半導体メモリであり、設定値保存用メモリ、作業用メモリ及び実行プログラム保存用メモリ等を含む。
設定値保存用メモリには、モード設定値171や、各種設定値、アドレス帳、ブックマーク等が記憶されている。モード設定値171は、携帯電話機1のモードを示す値である。一例として、モード設定値171が「0」のとき、携帯電話機1は「通常モード」であり、モード設定値171が「1」のとき、携帯電話機1は「緊急モード」である。
実行プログラム保存用メモリには、制御部108が実行する電話プログラム172や、電子メールプログラム、音楽再生プログラム、Webブラウザ、システム制御プログラム、通信制御プログラム、OS等を含む複数のコンピュータプログラムが記憶されている。電話プログラム172は、図2に示したように、ユーザから電話番号の入力を受け付け、受け付けた電話番号に発呼する機能を実現するためのプログラムである。
制御部108は、携帯電話機1の各ブロックと接続されている。制御部108は、プロセッサが記憶部107に記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、各種の機能を実現する。
制御部108は、形状検出部181、モード切替部182、ロック部183、入力切替部184及び電話プログラム実行部185を含む。
形状検出部181は、電源ボタン113が押下されると、磁気センサ106から検出信号を受けているか否か判断する機能を有する。検出信号を受けている場合、携帯電話機1の形状を「閉状態」であると判断し、検出信号を受けていない場合、携帯電話機1の形状を「開状態」であると判断する。形状検出部181は、判断結果をモード切替部182へ通知する。
また、形状検出部181は、記憶部107に記憶されているモード設定値171が「緊急モード」を示す値「1」に設定されている間、磁気センサ106から検出信号を受けているか否か継続的に判断する。その結果、緊急モード解除操作を受けたと判断した場合には、その旨をモード切替部182及び電話プログラム実行部185へ通知する。緊急モード解除操作については後述する。
モード切替部182は、形状検出部181から受け取る通知に基づいて、記憶部107のモード設定値171を切り替える機能を有する。
ロック部183は、携帯電話機1のモードに応じてスクリーンロック、スクリーンロックの解除、キーロック及びキーロックの解除を行う機能を有する。
スクリーンロックとは、タッチパッド121を介した入力操作を無効にすることである。ロック部183は、第1コントローラ102から受け取る情報を無効にすることによりスクリーンロックを行う。キーロックとは、キーボード103を介した入力操作を無効にすることである。ロック部183は、第2コントローラ104から受け取る情報を無効にすることによりキーロックを行う。
なお、スクリーンロック及びキーロックがなされている場合であっても、ロック部183は、ユーザによる所定のロック解除操作を受け付けることができる。
入力切替部184は、第2コントローラ104が記憶している数字入力コード及び文字入力コードの何れかである入力コードの設定を切り替える機能を有する。携帯電話機1が通常モードのとき、入力切替部184は、キーボード103に含まれるファンクションキー211が押下される毎に、数字入力コードと文字入力コードとを切り替える。携帯電話機1が緊急モードのとき、入力切替部184は、第2コントローラ104が記憶している入力コードを数字入力コードに切り替える。
電話プログラム実行部185は、記憶部107から電話プログラム172を読み出して、電話プログラム172を実行する。携帯電話機1が通常モードのとき、電話プログラム実行部185は、タッチパネル101にHOME画面が表示されている状態において、電話機能を示すアイコンがタップされたことを検知すると、記憶部107から電話プログラム172を読み出す。携帯電話機1が緊急モードのとき、電話プログラム実行部185は、ユーザ操作に関わらず、記憶部107から電話プログラム172を読み出す。
なお、制御部108は、上記の機能以外にも様々な機能を有しており、携帯電話機1の全体を制御する。
通信制御部109は、プロセッサが記憶部107に記憶されているコンピュータプログラムを実行することにより、以下の機能を実現する。通信制御部109は、アンテナ110を介して、電話回線やインターネット等の通信網に接続する。そして、通信制御部109は、基地局を介して、他の電話機、パーソナルコンピュータ、ウェブサーバ等との間で、音声データ、文字データ、画像データ、位置データ等を送受信する。
レシーバ111は、受話音を出力する機能を有する。マイク112は、音を集音する機能を有する。
電源ボタン113は、携帯電話機1の電源オフ及び電源オンを切り替えるための操作ボタンである。ここでは一例として、電源ボタン113は、下部筐体12に備えられている。携帯電話機1が電源オフのとき、各機能部への電力の供給が停止している。電源オフの状態から、ユーザにより電源ボタン113が押下されると、携帯電話機1の各部への電力の供給が開始されて、各部はそれぞれの機能を実行する。
<3.携帯電話機1の動作>
図4は、携帯電話機1の動作を示すフローチャートである。ここに示す動作は、携帯電話機1の電源ボタン113が押下されることにより開始する。
形状検出部181は、電源ボタン113が押下されたときの携帯電話機1の形状が、開状態であるのか、閉状態であるのかを検出する(ステップS1)。形状検出部181が磁気センサ106から検出信号を受けている場合、携帯電話機1は閉状態であり、形状検出部181が磁気センサ106から検出信号を受けていない場合、携帯電話機1は開状態である。
電源ボタン113が押下されたときの形状が、図5(a)に示すように閉状態の場合(ステップS2で閉状態)、モード切替部182は、記憶部107のモード設定値171を「0」に設定することにより、携帯電話機1のモードを「通常モード」に切り替える(ステップS3)。
電源オフから電源オンに切り替わったとき、タッチパネル101及びキーボード103は、ロック部183によりスクリーンロック及びキーロックがなされている。
このときタッチパネル101には、一例として、図5(b)に示すようなロック解除画面301が表示されている。ロック解除画面301は、ロックされていることを報知するめの画像302とロック解除バー303とを含む。ユーザは、ロック解除バー303の上を左から右へ指をスライドさせるロック解除操作により、スクリーンロック及びキーロックを解除することができる。
携帯電話機1は、ユーザによるロック解除操作を待つ(ステップS4でNO)。ユーザによるロック解除操作を受け付けると(ステップS4でYES)、ロック部183は、スクリーンロック及びキーロックを解除する(ステップS5)。
制御部108は、HOME画面の表示や制御を行うための待ち受けプログラムを実行し、図5(c)に示すように、タッチパネル101にHOME画面304を表示する(ステップS6)。その後、携帯電話機1は、ユーザ操作に応じた処理を行う(ステップS7)。
ここで、通常モードにおける処理の一例として発呼処理について、図2を用いて説明する。
図2(b)に示すように、ユーザが電話機能を示すアイコン201をタップすると、電話プログラム実行部185は、記憶部107から電話プログラム172を読み出して、実行する。電話プログラム172が起動すると、図2(c)に示すように、タッチパネル101に電話番号入力画面202が表示される。
電話番号入力画面202は、0から9までの数字が記載されたソフトウェアキー203、番号表示欄204、CALLキー205、Backspaceキー206、及びHOMEキー207を含む。ユーザは、ソフトウェアキー203を用いて電話番号を入力する。その後、ユーザがCALLキー205をタップすると、電話プログラム実行部185は、通信制御部109に対し、入力された電話番号への発呼を指示する。通信制御部109は、電話プログラム実行部185から指示された電話番号へ発呼する。
ここで、ソフトウェアキー203ではなく、キーボード103を用いて電話番号を入力したい場合、ユーザは、図2(d)に示すように、携帯電話機1を開状態にする。すると、タッチパネル101に表示される画面は、電話番号入力画面202から電話番号表示画面208へ遷移し、携帯電話機1は、キーボード103による入力を受け付ける状態になる。
キーボード103は、0から9までの数字が記載されたキー群209、ファンクションキー210及びEnterキー211を含む。ファンクションキー210は、入力モードの切り替えに用いられるキーである。ユーザは、ファンクションキー210を押下することにより、キーボード103の入力モードを文字入力モードから数字入力モードへ変更することができる。その後、ユーザは、キー群209を用いて電話番号を入力する。その後、ユーザがEnterキー211を押下するか、又は、CALLキー205をタップすると、電話プログラム実行部185は、通信制御部109に対し、入力された電話番号への発呼を指示する。通信制御部109は、電話プログラム実行部185から指示された電話番号へ発呼する。
このように、通常モードにおける発呼処理では、ユーザは、HOME画面上で電話機能を示すアイコン201をタップして、電話プログラム172を起動する必要がある。
最後のユーザ操作がなされてから一定期間(例えば、30秒)を経過する前に次のユーザ操作を受け付ける場合(ステップS8でNO),携帯電話機1は、ユーザ操作に応じた処理を行う。最後のユーザ操作がなされてから一定期間ユーザ操作を受け付けない場合(ステップS8でYES)、ロック部183は、スクリーンロック及びキーロックを行う(ステップS9)。
電源ボタン113が押下された場合(ステップS10でYES),携帯電話機1は処理を終了し、電源ボタン113が押下されない場合(ステップS10でNO)、携帯電話機1は、ステップS4に戻り処理を継続する。
ステップS1において形状検出部181が検出した携帯電話機1の形状が、図6(a)に示すように開状態の場合(ステップS2で開状態)、モード切替部182は、記憶部107のモード設定値171を「1」に設定することにより、携帯電話機1のモードを「緊急モード」に切り替える(ステップS11)。
電源オフから電源オンに切り替わったとき、タッチパネル101及びキーボード103は、ロック部183によりスクリーンロック及びキーロックがなされているが、緊急モードの場合、ロック部183は、ユーザによるロック解除操作を受け付けることなく、スクリーンロック及びキーロックを解除する(ステップS12)。そのため、緊急モードの場合、図5(b)に示したロック解除画面301は表示されない。
入力切替部184は、第2コントローラ104が記憶している入力コードを数字入力コードに切り替える(ステップS13)。
続いて、電話プログラム実行部185は、記憶部107から電話プログラム172を読み出して、実行する(ステップS14)。すると、タッチパネル101には、図6(b)に示す電話番号表示画面208が表示される。ユーザは、電話番号表示画面208を見ながら、キーボード103のキー群209を用いて、電話番号を入力することができる。入力された電話番号は、電話番号表示画面208の番号表示欄204に表示される。
電話プログラム実行部185は、電話番号を受け付けると(ステップS15)、通信制御部109に対し、受け付けた電話番号への発呼を指示する。通信制御部109は、電話プログラム実行部185から指示された電話番号へ発呼する(ステップS16)。通話が終了し、オフフック操作を受け付けると、通信制御部109は呼接続を切断する(ステップS17)。
その後、緊急モード解除操作を検出しなければ(ステップS18でNO)、電話プログラム実行部185は、ステップS15に戻り、処理を継続する。緊急モード解除操作を検出すると(ステップS18でYES),電話プログラム実行部185は、電話プログラム172の実行を終了する(ステップS19)。
ここで、緊急モード解除操作は、一例として、図6(c)及び(d)に示すように、電話プログラム172が起動している状態から、携帯電話機1を閉状態にした後、再度、開状態にする操作である。例えば、携帯電話機1を閉状態にしてから5秒以内に再度、携帯電話機1を開状態する操作を検出した場合、形状検出部181は、緊急モード解除操作を受けたと判断する。
次に、ロック部183は、スクリーンロック及びキーロックを行う(ステップS20)。タッチパネル101には、図6(d)に示すロック解除画面301が表示される。
続いて、入力切替部184は、記憶部107のモード設定値を「0」に設定することにより、携帯電話機1を「通常モード」に切り替える(ステップS21)。その後、携帯電話機1は、ステップS10へ進み、処理を継続する。
<4.効果>
スライド式である携帯電話機1は、待ち受け時には閉状態にしておくことが一般的と思われる。そのため、タッチパネル101は、キーボード103と比較し、外部に露出している時間が長い。更に、タッチパネル101はガラスを含むため、キーボード103に比べて破損しやすい。
タッチパネル101が破損すると、タッチパネル101にHOME画面の全体が表示されない、HOME画面の一部しか表示されない、電話機能を示すアイコンが表示されない、タッチパッド121が入力操作を受け付けない等の不具合が生じ得る。
このような場合、ユーザは、電源オフ状態の携帯電話機1を、図7(a)に示すように開状態にし、その後電源ボタン113を押下することにより、電話プログラム172を起動させることができる。図7(b)に示すように、タッチパネル101が破損していると、タッチパネル101には、図6(b)に示した電話番号表示画面208は表示されない可能性がある。しかし、このような場合でも、ユーザは、キーボード103のキー群209を押下して電話番号を入力し、その後Enterキー211を押下することにより電話を掛けることが可能となる。
<5.その他の変形例>
以上、本発明の一態様である携帯電話機の実施形態を説明したが、例示した携帯電話機1を以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示したとおりの携帯電話機1に限られないことは勿論である。
(1)上記の実施形態では、携帯電話機1の下部筐体12は、入力手段としてキーボード103を備える構成を有していた。しかし、本発明の携帯電話機はこの構成に限定されない。
例えば、図8(a)及び(b)に示すように、本発明の一態様である携帯電話機2は、上部筐体11及び下部筐体12がスライド機構により連結されており、上部筐体11は、タッチパネル101aを備え、下部筐体12は、タッチパネル101bを備える。このように、上部筐体11及び下部筐体12が共に、入力手段としてタッチパネルを備える携帯電話機も本発明に含まれる。
この場合、電源ボタン113が押下されたときの携帯電話機2の形状が、図8(b)及び(c)に示す開状態である場合、携帯電話機2は、上記の実施形態と同様に、緊急モードに移行し、スクリーンロックを自動で解除する。そして、タッチパネル101bに電話番号入力画面202を表示する。ユーザは、ソフトウェアキー203を用いて電話番号を入力した後、CALLキー205をタップすれば電話を掛けることができる。
この構成により、図8(c)に示すように、上部筐体11のタッチパネル101aが破損している場合であっても、下部筐体12のタッチパネル101bのみを用いた発呼処理が可能となる。
(2)上記の実施形態において、電話プログラム172が音声入力機能に対応している場合には、携帯電話機1が緊急モードのとき、キーボード103を介した入力操作に応じて発呼処理を行う替わりに、マイク112を介した音声入力に応じて発呼処理を行うように制御してもよい。
この場合の動作例を図9のフローチャートに示す。ここに示す動作は、携帯電話機1の電源ボタン113が押下されることにより開始する。
ステップS101からステップS110までの処理は、図4に示したフローチャートのステップS1からステップS10までの処理と同様であるため、説明を省略する。ここでは、ステップS111以降の処理について説明する。
ステップS101において形状検出部181が検出した携帯電話機1の形状が、開状態の場合(ステップS102で開状態)、モード切替部182は、記憶部107のモード設定値171を「1」に設定することにより、携帯電話機1のモードを「緊急モード」に切り替える(ステップS111)。
制御部108は、マイク112を起動させ、マイクからの入力を受け付ける(ステップS112)。
続いて、電話プログラム実行部185は、記憶部107から電話プログラム172を読み出して、実行する(ステップS113)。ここで、電話プログラム172は、音声入力に対応したプログラムであり、電話プログラム実行部185は、マイク112を介して入力された音声を解析して、電話番号を特定する機能を有する。
マイク112は、ユーザの声による電話番号の入力を受け付ける(ステップS114)。電話プログラム実行部185は、マイク112を介して入力された音声を解析して、電話番号を特定する。電話プログラム実行部185は、通信制御部109に対し、特定した電話番号への発呼を指示する。通信制御部109は、電話プログラム実行部185から指示された電話番号へ発呼する(ステップS115)。通話が終了し、オフフック操作を受け付けると、通信制御部109は呼接続を切断する(ステップS116)。
その後、緊急モード解除操作を検出しなければ(ステップS117でNO)、電話プログラム実行部185は、ステップS114に戻り、処理を継続する。緊急モード解除操作を検出すると(ステップS117でYES),電話プログラム実行部185は、電話プログラム172の実行を終了する(ステップS118)
続いて、入力切替部184は、記憶部107のモード設定値を「0」に設定することにより、携帯電話機1を「通常モード」に切り替える(ステップS119)。その後、携帯電話機1は、ステップS110へ進み、処理を継続する。
(3)携帯電話機1が緊急モードのとき、タッチパネル101が破損しており、タッチパネル101上に電話番号表示画面208が表示されない可能性がある。電話番号表示画面208が表示されない場合、ユーザは、電話プログラム172が起動しているのか否か判断しにくい。そこで、緊急モードのとき、携帯電話機1は、「緊急モードです」、「数字キーを押して、電話番号を入力してください」、「電話番号に続いて、Enterキーを押してください」等の音声ガイダンスを再生してもよい。
(4)上記の実施形態では、ユーザがキー群209を押下して電話番号を入力し、その後Enterキー211を押下すると発呼処理が実行される構成を有していた。しかし、ユーザがEnterキーを押下することは必須ではない。緊急モードのとき、携帯電話機1は、電話番号が入力されたら、直ちに発呼処理を実行してもよい。
(5)上記の実施形態では、携帯電話機1の電源オン操作とは、ユーザが電源ボタン113を押下することであった。しかし、携帯電話機1の電源オン操作は、これに限定されない。例えば、ユーザが携帯電話機1の形状を変化させたり、キーボード103を用いてパスワード等を入力したりすることにより、携帯電話機1が電源オンとなる構成でもよい。
(6)上記の実施形態では、携帯電話機1の形状(形態)が、開状態であるか閉状態であるか、磁石105及び磁気センサ106を用いて判断した。しかし、磁石105及び磁気センサ106は、開閉センサの一例である。携帯電話機1は、他の方法を用いて形状を判断する構成でもよい。例えば、携帯電話機1が閉状態のとき、上部筐体11の一部と下部筐体12の一部とが物理的に接触することにより検出信号(オン)を出力するセンサを用いてもよい。
(7)上記の実施形態及び変形例で示した携帯電話機1による処理(図4、図9参照)を、携帯電話機1のプロセッサ、及びそのプロセッサに接続された各種回路に実行させるための機械語或いは高級言語のプログラムコードからなる制御プログラムを、記録媒体に記録すること、又は各種通信路等を介して流通させ頒布することもできる。このような記録媒体には、ICカード、ハードディスク、光ディスク、フレキシブルディスク、フラッシュメモリの様な不揮発性メモリ等がある。流通、頒布された制御プログラムはプロセッサに読み出され得るメモリ等に格納されることにより利用に供され、そのプロセッサがその制御プログラムを実行することにより実施形態で示したような機能が実現されるようになる。なお、プロセッサは、制御プログラムを直接実行する他、コンパイルして実行或いはインタプリタにより実行してもよい。
(8)上記の実施形態で示した各機能構成要素(タッチパネル101、第1コントローラ102、キーボード103、第2コントローラ104、磁石105、磁気センサ106、記憶部107、制御部108、通信制御部109、アンテナ110、レシーバ111、マイク112、及び電源ボタン113)は、その機能を実行する回路として実現されてもよいし、1又は複数のプロセッサによりプログラムを実行することで実現されてもよい。また、実施形態で示した携帯電話機1は、IC、LSIその他の集積回路のパッケージとして構成されるものとしてもよい。このパッケージは各種装置に組み込まれて利用に供され、これにより携帯電話機1は、実施形態で示したような各機能を実現するようになる。
(9)上記の実施形態と上記の変形例とを適宜組み合わせてもよい。
<6.補足>
以下、更に本発明の一態様としての構成およびその変形例と効果について説明する。
(a)本発明の一態様に係る携帯電話機は、上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機であって、電源オン操作を受け付ける受付部と、上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、タッチパネルである第1入力部と、下部筐体の開形態では露出するが閉形態では露出しない面に備えられた第2入力部と、電源オン操作を受け付けたときに形態を検出する検出部と、検出された形態が開形態である場合に、前記第2入力部が電話番号を受け付けると、前記電話番号に発呼する制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によると、タッチパネルが破損し、タッチパネルを介した入力操作が不可能な場合であっても、電話機能を使用することが可能となる。
(b)前記第2入力部は、複数のキーを含むハードウェアキーボードであることを特徴とする。
スライド式である前記携帯電話機は、待ち受け時には閉形態にしておくことが一般的と思われる。そのため、上部筐体の配されたタッチパネルは、下部筐体に配されたハードウェアキーボードと比較し、外部に露出している時間が長い。更に、タッチパネルはガラスを含むため、ハードウェアキーボードと比較して破損しやすい。
一方で、ハードウェアキーボードは、上部筐体がカバーとなるため、携帯電話機を落としたり物にぶつけたりした場合であっても、タッチパネルと比較すると、破損する可能性は低いと思われる。そのため、タッチパネルを介した入力操作は不可能であるが、ハードウェアキーボードを介した入力操作は可能な場合が起こり得る。
そこで、前記携帯電話機は、上記の構成を備えることにより、ハードウェアキーボードが露出した形態である開形態で電源オン操作がなされると、ハードウェアキーボードのみを用いた発呼処理を行うことが可能となる。
(c)前記ハードウェアキーボードは、数字及び文字の両方が割り当てられたキーを含み、前記数字の入力を受け付けるモードと前記文字の入力を受け付けるモードとを切り替えることにより、前記数字及び前記文字の入力を受け付け、前記携帯電話機は、前記検出部により検出された形態が開形態である場合に、前記ハードウェアキーボードのモードを前記数字の入力を受け付けるモードに切り替える入力切替部を備えることを特徴とする。
この構成によると、ハードウェアキーボードが露出した形態である開形態で電源オン操作がなされると、ハードウェアキーボードのモードが自動で数字入力モードに切り替わるので、ユーザは速やかに電話番号を入力し、発呼処理を指示することが可能となる。
(d)前記携帯電話機は、前記ハードウェアキーボートのキーロック及びキーロックの解除を行うロック部を備え、前記ロック部は、前記検出部により検出された形態が開形態である場合、キーロックを解除することを特徴とする。
この構成によると、ハードウェアキーボードが露出した状態である開形態で電源オン操作がなされると、ハードウェアキーボードのキーロックが自動で解除されるので、ユーザは速やかに電話番号を入力し、発呼処理を指示することが可能となる。
(e)電源オン操作を受け付けたときの形態が開形態であった場合において、その後所定の操作が検出されると、前記制御部は、前記第2入力部が受け付けた電話番号へ発呼する処理を停止することを特徴とする。
前記携帯電話機は、ハードウェアキーボードが露出した形態である開形態で電源オン操作がなされると、ハードウェアキーボードが受け付けた電話番号に発呼する特殊な状態(緊急モード)に移行する。ところが、必要に応じて、緊急モードを解除し通常の携帯電話機としての利用ができなければユーザにとって不便である。
そこで、上記の構成を備えることにより、前記携帯電話機を緊急モードから通常の状態(通常モード)に戻すことが可能となる。
(f)前記第2入力部は、タッチパネルであることを特徴とする。
下部筐体に配された第2入力部がタッチパネルである場合にも、上部筐体がカバーとなるため、携帯電話機を落としたり物にぶつけたりした場合に、第1入力部と比較すると、第2入力部の方が破損する可能性は低いと思われる。そのため、第1入力部を介した入力操作が不可能であるが、第2入力部を介した入力操作が可能な場合が起こり得る。
そこで、上記の構成を備えることにより、タッチパネルである第2入力部が露出した形態である開形態で電源オン操作がなされると、第2入力部のみを用いた発呼処理を行うことが可能となる。
(g)上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機であって、電源オン操作を受け付ける受付部と、上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、タッチパネルである第1入力部と、下部筐体の開形態では露出するが閉形態では露出しない面に備えられた第2入力部と、音声入力部と、電源オン操作を受け付けたときに形態を検出する検出部と、検出された形態が開形態である場合に、前記音声入力部が受け付けた電話番号に発呼する制御部とを備えることを特徴とする。
この構成によると、タッチパネルを介した入力操作が不可能な場合であっても、音声入力部を用いた発呼処理を行うことが可能となる。
本発明は、タッチパネルにより操作入力を受け付ける携帯電話機を製造及び販売する産業において、タッチパネルが破損し、タッチパネルを介した入力操作が不可能な場合であっても、電話機能を使用することができる技術として利用可能である。
1 携帯電話機
101 タッチパネル
102 第1コントローラ
103 キーボード
104 第2コントローラ
105 磁石
106 磁気センサ
107 記憶部
108 制御部
109 通信制御部
110 アンテナ
111 レシーバ
112 マイク
113 電源ボタン
181 形状検出部
182 モード切替部
183 ロック部184
184 入力切替部
185 電話プログラム実行部185

Claims (10)

  1. 上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機であって、
    電源オン操作を受け付ける受付部と、
    前記上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、ユーザから電話番号の入力を受け付け、受け付けた電話番号に発呼する機能を実現するための電話プログラムに対応したタッチ操作可能なアイコンを表示する第1入力部と、
    前記下部筐体の開形態では露出するが閉形態では露出しない面に備えられた第2入力部と、
    電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が閉形態である場合、前記第1入力部により前記アイコンに対するタッチ入力を検知したとき、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記第2入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼する制御部を備え、
    前記制御部は、電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が開形態である場合、前記第1入力部が前記アイコンに対するタッチ入力を検知することなく、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記第2入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼する、
    携帯電話機。
  2. 前記第2入力部は、複数のキーを含むハードウェアキーボードである
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記ハードウェアキーボードは、数字及び文字の両方が割り当てられたキーを含み、前記数字の入力を受け付けるモードと前記文字の入力を受け付けるモードとを切り替えることにより、前記数字及び前記文字の入力を受け付け、
    前記携帯電話機は、
    自機が開形態である場合に、前記ハードウェアキーボードのモードを前記数字の入力を受け付けるモードに切り替える入力切替部を備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
  4. 前記携帯電話機は、
    前記ハードウェアキーボードのキーロック及びキーロックの解除を行うロック部を備え、
    前記ロック部は、自機が開形態である場合、キーロックを解除する
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯電話機。
  5. 電源オン操作を受け付けたときの形態が開形態であった場合において、その後所定の操作が検出されると、
    前記制御部は、前記第2入力部が受け付けた電話番号へ発呼する処理を停止する
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  6. 前記第2入力部は、タッチパネルである
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
  7. 上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機であって、
    電源オン操作を受け付ける受付部と、
    前記上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、ユーザから電話番号の入力を受け付け、受け付けた電話番号に発呼する機能を実現するための電話プログラムに対応したタッチ操作可能なアイコンを表示する第1入力部と、
    音声入力部と、
    電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が閉形態である場合、前記第1入力部により前記アイコンに対するタッチ入力を検知したとき、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記音声入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼する制御部を備え、
    前記制御部は、電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が開形態である場合、前記第1入力部が前記アイコンに対するタッチ入力を検知することなく、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記音声入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼する、
    携帯電話機。
  8. 上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機で用いられる制御方法であって、
    前記携帯電話機は、
    前記上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、ユーザから電話番号の入力を受け付け、受け付けた電話番号に発呼する機能を実現するための電話プログラムに対応したタッチ操作可能なアイコンを表示する第1入力部と、
    前記下部筐体の開形態では露出するが閉形態では露出しない面に備えられた第2入力部と、
    電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が閉形態である場合、前記第1入力部により前記アイコンに対するタッチ入力を検知したとき、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記第2入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼する制御部を備え、
    前記制御方法は、
    前記携帯電話機の受付部が、電源オン操作を受け付けるステップと、
    電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が開形態である場合、前記第1入力部が前記アイコンに対するタッチ入力を検知することなく、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記第2入力部により電話番号を受け付け前記電話番号に発呼するステップと
    を含むことを特徴とする制御方法。
  9. 上部筐体及び下部筐体がスライド自在に連結され、ユーザのスライド操作により開形態及び閉形態の2つの形態を取り得る携帯電話機で用いられるコンピュータプログラムであって、
    前記携帯電話機は、
    前記上部筐体の閉形態で露出する面に備えられた、ユーザから電話番号の入力を受け付け、受け付けた電話番号に発呼する機能を実現するための電話プログラムに対応したタッチ操作可能なアイコンを表示する第1入力部と、
    前記下部筐体の開形態では露出するが閉形態では露出しない面に備えられた第2入力部と
    電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が閉形態である場合、前記第1入力部により前記アイコンに対するタッチ入力を検知したとき、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記第2入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼する制御部とを備え、
    前記コンピュータプログラムは、前記携帯電話機に、
    電源オン操作を受け付けるステップと、
    電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が開形態である場合、前記第1入力部が前記アイコンに対するタッチ入力を検知することなく、前記電話プログラムを起動し、前記電話プログラムに従って、前記第2入力部により電話番号を受け付け、前記電話番号に発呼するステップと
    を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 更に、スピーカを備え、
    前記制御部は、電源オン操作を受け付けたときに前記携帯電話機が開形態である場合、前記スピーカから音声ガイダンスを行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機。
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