JP2011134224A - 組立作業支援システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】作業の効率を高める上で必要な情報を効率よく作業者に提示する技術を提供する。
【解決手段】カメラ150により作業者140の作業の様子を撮像し、当該作業の作業時間の短さの観点から選択した上位3作業の動画と、下位3作業の動画をサーバ101内に記録する。上位3作業の動画は、効率よく作業を行った場合のサンプル動画として保存され、下位3作業の動画は、効率よく作業を行えなかった場合のサンプル動画として保存される。これにより、作業の効率を高める上で必要な情報を効率よく作業者に提示することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種機器の組立現場における組立作業を支援する組立作業支援システムおよびその動作を行うためのプログラムに係り、画像データを用いる技術に関する。
生産現場における作業の状況を撮像し、その画像情報を扱う技術として、特許文献1や特許文献2に記載された技術が知られている。特許文献1には、カメラで事故の作業状況を録画し、後に、作業者自身が作業状況や作業ミスを確認したり、管理者が作業者の習熟などの観察に利用したりする技術が記載されている。特許文献2には、作業者の作業を撮像した動画をフレームごとに分解し、一定時間前に得られた比較対象フレームと比較することで、ムダな作業と特定する技術が記載されている。
特開2001−166680号公報 特開2008−225704号公報
特許文献1に記載の技術では、作業者自身や管理者が作業方法に問題があるのかないのかを自分で調査する必要がある。また、特許文献2に記載の技術は、ムダの抽出に時間がかかり、またシステムが複雑となる。これらの技術は、作業者に対して効率よく情報を提供するには適していない。そこで本発明は、作業の効率を高める上で必要な情報を効率よく作業者に提示する技術を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、組立作業における作業者への作業を支援する組立作業支援システムであって、作業のシナリオを記録する作業シナリオ記録手段と、前記作業のシナリオに従って行われる作業の作業時間を計測する作業時間計測手段と、前記作業時間計測手段で計測された作業時間の最も短い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画、および前記作業時間計測手段で計測された作業時間の最も長い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画を記録する動画記録手段とを備えることを特徴とする組立作業支援システムである。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、作業者毎に割り当てられたIDと、このIDに対応付けされて記録される作業者の習熟度レベルとが関連付けされて記録された記録手段と、前記動画記録手段に記録されている動画を作業者に提示する動画提示手段とを備え、前記記録手段の記録内容に基づいて、前記提示手段から作業者に提示される動画が選択されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明において、前記動画記録手段は、予め定められた範囲の作業時間より短い作業の動画、および前記予め定められた範囲の作業時間より長い作業の動画の記録を行わないことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記作業のシナリオを作業者に提示する作業シナリオ提示手段を備え、前記作業シナリオ提示手段は、作業のシナリオの提示を行う際に、当該作業を最も短い時間で行った際の動画を前記作業シナリオ提示手段に表示することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、組立作業を支援するコンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、コンピュータに、作業のシナリオを記録する作業シナリオ記録機能と、前記作業のシナリオに従って行われる作業の作業時間を計測する作業時間計測機能と、前記作業時間計測機能で計測される作業時間の最も短い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画、および前記作業時間計測機能で計測される作業時間の最も長い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画を記録する動画記録機能とを実行させることを特徴とするプログラムである。
請求項1に記載の発明によれば、作業効率の良い作業と悪い作業を撮像した動画が記録されるので、作業の効率を高める上で必要な情報を効率よく作業者に提示する技術を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、作業者の習熟度に応じて当該作業者に提示される動画が選択されるので、習熟度に合わない作業の動画が提示される不都合が回避される。
請求項3に記載の発明によれば、休憩や作業の中断、端末の誤操作による有意でないデータの記録が防がれ、記録領域の有効利用を図ることができる。
請求項4に記載の発明によれば、最も作業効率の高い作業を撮像した動画を手本として、作業者に提示することができ、作業者の技量を効率よく高めることができる。
請求項5に記載の発明によれば、作業効率の良い作業と悪い作業を撮像した動画が記録されるので、作業の効率を高める上で必要な情報を効率よく作業者に提示する制御を行うためのプログラムが提供される。
実施形態の組立支援システムの概要を示すブロック図である。 作業習熟度テーブルの一例を示すデータテーブルである。 作業シナリオテーブルの一例を示すデータテーブルである。 通知メッセージ管理テーブルの一例を示すデータテーブルである。 実施形態の組立支援システムが行う処理の一例を示すフローチャートである。 実施形態の組立支援システムが行う処理の一例を示すフローチャートである。
(システムの概要)
図1は、本発明を利用した組立支援システムの概要を示すブロック図である。図1には、セル生産における組立を支援する組立支援システム100が示されている。組立支援システム100は、サーバ101を備えている。サーバ101は、ハードディスク装置を記録手段として備え、組立支援システム100の動作を制御するコンピュータとしての機能を有している。
サーバ101は、ネットワーク回線120に接続されている。ネットワーク回線120は、工場内に張り巡らされており、工場内の各所の作業エリアにおいて、個々の作業者が操作する端末であるPC(パーソナル・コンピュータ)130に接続されている。図1には、作業者140とPC130が一例として示されている。
PC130には、撮像手段であるカメラ150が接続されている。カメラ150は、作業者140の作業の状況を動画として撮像し、その動画データをPC130に送る。PC130には、表示装置兼入力装置として機能するタッチパネル式のLCD131が接続されている。LCD131には、作業者140に提示される各種の情報が表示される。また、作業者140がLCD131のタッチパネル機能を利用して操作を行うことで、作業者140による各種の操作や各種の情報の入力が行われる。図1には、作業者140の一名が示されているが、実際には、セル生産を行う作業者は複数人であり、その作業者毎にPC、カメラおよびLCDが用意されている。
データベース101は、作業者情報テーブル102、作業者習熟度設定テーブル103、作業シナリオテーブル104、画像/動画テーブル105、組立記録テーブル106、通知メッセージ管理テーブル107、メール設定テーブル108を備えている。これらは、サーバ101内において、ソフトウェアー的に構成された機能部として構成されている。また、サーバ101は、組立支援システム100の動作を制御する制御部109を備えている。
作業者情報テーブル102には、作業者名と作業者IDを関連付けした情報が記録されている。作業者習熟度設定テーブル103には、作業者IDと後述する作業シナリオ毎における作業者の習熟度が関連付けされたものが記録されている。図2には、作業者習熟度設定テーブル103の一例が示されている。
作業シナリオテーブル104には、作業シナリオを習熟度に関連させた情報として記録している。作業シナリオというのは、組立の対象となる製品(例えば、電子機器や事務機器等)の組立手順を示す説明書(組立マニュアル)のことをいう。作業シナリオは、文書、図、写真、フロー図等が適宜組み合わされて作業の手順を示す内容とされている。この例において、作業シナリオが示す作業は、複数の作業工程により構成されている。例えば、電子機器におけるバッテリー関係の組立を例に挙げると、バッテリーパックの組立が一つの作業工程であり、次の作業工程がバッテリーパックの取り付け工程であり、更にその次の作業工程がバッテリーパックの配線接続工程であり、更にその次の作業工程が配線の接続チェック工程、という分類となる。そしてこれら各工程に対応させて細分化された作業のシナリオ(マニュアル)が用意されている。図3には、作業シナリオテーブル104の一例が示されている。なお、作業シナリオは一つではなく、製品の種類毎や製品のバージョン毎に複数が用意されている。
画像/動画テーブル105は、作業内容に対する静止画や動画、作業内容をカメラ150で撮像した動画のデータを記録している。組立記録テーブル106は、作業者が行った作業内容や作業順序の記録を作業者に関連付けて記録している。通知メッセージ管理テーブル107は、作業者に対する通知メッセージを登録している。図4には、通知メッセージ管理テーブル107の一例が示されている。メール設定テーブル108は、メールの送信する相手を習熟度に関連させたデータとして登録している。
制御部109は、コンピュータとして機能するハードウェアであり、CPU、RAM、ROM、ネットワーク回線120への接続を行うためのインターフェースを備え、組立支援システム100の動作を制御する。具体的には、制御部109は、後述する動作の制御を行うための動作プログラムを実行する。この動作プログラムは、適当な記録領域に格納され、制御部109のRAM領域に読み出されて実行される。制御部109が行う制御の詳細については後述する。
サーバ101は、作業時間計測部110を備えている。作業者140は、LCD131に表示される作業シナリオに従って、製品の組立作業を行う。この際、作業は1または複数の工程から構成されるのであるが、工程に取り掛かる時点、またはその工程が終了した時点で、LCD131上に表示される工程開始確認ボタンまたは作業完了ボタン表示を押す。この行為は、LCD131のタッチパネル機能によって検出され、PC130からサーバ101に送られる。そして、作業時間計測部110において、各工程に要した時間が計測される。また、当該作業シナリオに従った作業の開始から終了までの経過時間も作業時間計測部110において計測される。
作業完了ボタン表示は、作業工程の完了を組立支援システム100に知らせるボタン表示である。作業者が作業完了ボタン表示に触れると、表示されていた対象となる作業工程が完了した旨の信号がPC130からサーバ101に送られる。作業工程の完了を組立支援システム100に通知する手段としては、上記の作業完了ボタン表示の他に、押ボタンスイッチを利用した作業完了ボタン133が配置されている。作業完了ボタン133を押すことでも作業工程の完了を組立支援システム100に通知することができる。作業完了ボタン133の形式は、有線でもワイヤレスでもよく、その形式は限定されない。
PC130は、サーバ101と通信を行い、LCD131に作業者140に提示する情報を表示する。また、PC130は、LCD131上に操作画面を表示させ、この操作画面が作業者140によって操作された際に、その操作内容に関する情報をサーバ101に送る。またPC130は、カメラ150が撮像した画像のデータ(画像データ)をサーバ101の要求に応じて、サーバ101に送る。
LCD131には、組立方法表示画面、作業者への通知入力画面、動画再生画面、通知表示画面の4種類の画面が表示される。組立方法表示画面には、作業シナリオが表示される。作業者への通知入力画面は、作業者に通知する通知内容を入力するための入力画面である。動画再生画面は、作業者に提示する動画が表示される。なお、動画再生画面に静止画や段階的に切り替わる静止画を表示することもできる。通知表示画面は、作業者に通知する通知内容(図4参照)を表示する。各表示画面は、作業者140の操作により選択することが可能とされている。
(システムの動作の一例)
以下、図1の組立支援システム100の動作の一例を説明する。以下に説明する動作は、サーバ101内に格納された動作プログラムに基づき、制御部109において実行される。図5、図6には、サーバ101の制御部109によって行われる処理の手順が示されている。なお、ステップS508は、サーバ101側で実行される処理ではなく、作業者140が行う作業である。
まず、作業者140がPC130を起動し、行おうとする作業の作業シナリオを選択すると、図5に示す処理が開始される(ステップS501)。処理が開始されると、サーバ101は、作業者情報テーブル102および作業者習熟度設定テーブル103に基づき、作業者140の習熟度を取得する(ステップS502)。次に、当該作業に際して、作業者140に通知すべきメッセージがあるか否か、が判定され(ステップS503)、通知すべきメッセージがあれば、LCD131に通知メッセージ画面を表示し(ステップS504)、そうでなければ、ステップS505に進む。
ステップS505では、作業シナリオテーブル104に記録されている作業シナリオの中から、作業者140が選択し、且つ、作業者の習熟度に合った作業のシナリオを取得し、その中における作業者140が次に行うべき工程の作業に関するシナリオ(当該工程の作業マニュアル)をLCD103上に表示する。この特定の工程に関する作業のシナリオを工程シナリオという。ステップS505の後、作業者140の習熟度に対応した当該作業の作業時間関連データを取得する(ステップS506)。当該作業の作業時間関連データというのは、ステップS502において取得した習熟度に応じた作業者が行う作業の平均作業時間、最小作業時間(過去最も短かった作業時間)、最大作業時間(過去最も長かった作業時間)、早い方から数えてベスト1〜3の作業時間、遅い方から数えてワースト1〜3の作業時間のデータ、処理の対象とする作業時間の範囲のデータ等である。
ステップS506の後、カメラ150による作業者140の作業状況の撮像(この場
合は、動画による撮像)が開始される(ステップS507)。この際、作業者140は、LCD131に表示された作業シナリオ(工程シナリオ)を確認し、作業を行う(ステップS508)。
作業者140による作業が終了し、作業者140によりLCD131上の作業完了ボタン(図示省略)が押されると、ステップS509の判定がYESとなり、作業の結果が組立記録テーブル106に記録される(ステップS510)。この際、各工程に要した時間等の記録が組立記録して記録される。
ステップS510の後、カメラ150による動作の撮像を停止し(ステップS512)、ステップS513に進む。ステップS513では、ステップS502で取得した習熟度で作業者140が当該作業(ステップS508で行う作業)に関して、y回以上の組立経験があるか否か、を判定する。ここでyは、1以上の自然数であり、以後の処理で行われる作業時間を計測しての各種判定が有意であると認められる経験があるか否かを判定するパラメータとして設定される。例えば、初心者であれば、作業に時間が長く掛かる場合があり、その場合、作業時間を利用した各種の判定は有効でないので、以後の判定処理の対象外とする。この以後の判定処理の対象とするか否かが、yによって決められる。yは、予め実験的に求めておいた数値が採用される。
ステップS513において、当該作業の組立経験がy回以上でなければ、後述する図6のステップS525に進み、y回以上であれば、ステップS514に進む。ステップ514では、当該作業の作業時間が予め定められている期間の範囲内か否か、が判定される。ステップS514の判定は、作業の途中で休憩したり、完了ボタンを押し間違え、誤って作業時間を短く申告したりした場合の有意でないデータを排除するために行われる。
ここで、当該作業の作業時間が予め定められている期間の範囲外であれば、撮像していたカメラ150による動作のデータを削除し(ステップS515)、当該作業の作業時間が予め定められている期間の範囲内であれば、図6のステップS516に進む。
ステップS516では、当該作業の作業時間が短い方から数えて上位3位以内に入るか否か、が判定され、当該作業の作業時間が短い方から数えて上位3位以内に入るのであれば、ステップS522に進み、そうでなければステップS517に進む。ステップS522に進んだ場合、それまでに記録されている当該作業の最短の作業時間より当該作業時間は早いか否か、が判定され(ステップS522)、当該作業の作業時間が最短である場合、その作業の動画を最短作業の例(ベスト1の作業の例)として記録し(ステップS523)、ステップS524に進む。なお、ステップS522における判定において、それまでに記録されている当該作業の最短の作業時間より当該作業時間は早くない場合、ステップS523に進まず、ステップS524に進む。
ステップS516からステップS517に進んだ場合、当該作業の作業時間が長い方から数えて上位3位以内に入るか否か、が判定され(ステップS517)、当該作業の作業時間が長い方から数えて上位3位以内に入るのであれば、ステップS518に進み、そうでなければステップS519に進む。
ステップS518では、ステップS517の判定内容が作業を管理する管理者およびその他の関係者に通知する。ステップS519に進んだ場合、動画記録データを画像/動画テーブル105内の一次保存領域に保存し、ステップS525に進む。なお、ステップS519において、一次保存領域に保存された動画のデータは、予め決められた期間(例えば2日)を経過した時点で消去される。
ステップS518の後、作業者140宛に作業改善通知(図4の通知内容)が作成され、通知メッセージ管理テーブル107に登録される(ステップS520)。通知内容は、習熟度別に工程毎に、全工程を終了するのに要した作業時間、各工程を行うのに要した時間をパラメータとして予め用意されており、当てはまるものが選択され、適宜組み合わされて作成される。
ステップS520の後、メール設定テーブル108が参照され、作業改善通知が作業者140(PC131)にメールで送信される(ステップS521)。なお、このメールの送信は、作業者140が扱う他のPCや作業者140が携帯する情報処理端末であってもよい。
ステップS521、ステップS522、ステップS523の後、ステップS524に進み、動画記録データを恒久保存領域に保存する。次いで、最後の作業(最後の工程)か否か、の判定を行い(ステップS525)、最後の作業(最後の工程)であれば、処理を終了し(ステップS526)、最後の作業(最後の工程)でなければ、ステップS505の前段階に戻り、次の作業(次の工程)に係る処理を実行する。なお、図5のステップS513の判定がNOの場合、およびステップS515の処理を行った場合もステップS525に進む。
(システムの機能)
ステップS504で作業者140に通知されるメッセージには、作業者140の習熟度で犯しやすい作業ミスやその習熟度で留意すべき内容が含まれている。
ステップS505において、LCD131上に表示される作業シナリオの表示画面には、動画再生ボタンが表示されている。作業者140がこの動作再生ボタンを押すと、当該作業に係る動画表示され、作業者140はこの動画を参考に作業を行うことができる。この動画は、作業者140にとって参考となる過去にステップ523において記録された模範となる作業の動画である。この動画は、ステップS502で取得された作業者140の習熟度に応じたものが選択され、習熟度の低い作業者に高習熟度向けの動画が提示されることや、習熟度の高い作業者に低習熟度向けの動画が提示されることがないようにされている。
また、作業者140の習熟度や作業の内容によっては、作業シナリオの表示画面内に当該作業に係る動画が強制的に表示される。これにより、低習熟度の作業者や難易度の高い作業に対する動画を用いたアシストが行われる。
ステップS514では、予め作業時間の下限と上限とが決められており、計測された作業時間が、その範囲にあるか否か、が判定される。これにより、休憩、完了ボタンの誤操作、完了ボタンの押し忘れといった要因に起因するイレギュラーなデータが排除され、処理結果の精度が高められる。
作業の改善に役立つ作業時間がワースト3の作業を撮像した動画が、恒久保存領域に保存される(ステップS524)。また、効率的な作業の模範となるベスト1の作業を撮像した動画も恒久保存領域に保存される(ステップS523、S524)。これにより、作業の改善に役立つ動画の保存が行われる。
一方、ベスト3およびワースト3に含まれない作業時間の作業の動画データは、一次保存とされ(ステップS519)、予め決められた期間が経過した後に削除される。これにより、システムのデータ容量を節約することができる。画像データの容量は大きいので、このようにすることで、システムのハードウェアの規模や維持に必要なコストを抑えることができる。
また、ステップS523で記録したベスト1の動画は、常に表示が可能なように、当該作業の作業シナリオの提示画面において、再生開始ボタンが表示される。これにより、作業者140が希望する場合に、ベスト1の作業を撮像した動作を作業者140がLCD131上で見ることができる。
ワースト3の作業を行った場合、その旨が管理者およびその他の関係者に通知される。これにより、改善すべき事項の情報の共有化が関係各所で促される。また、この場合、作業改善通知が作業者140に対しても行われ(ステップS521)、作業者140における問題の把握が徹底される。
(優位性)
本実施形態では、カメラ150により作業者140の作業の様子を撮像し、当該作業の作業時間の短さの観点から選択した上位3作業の動画と、下位3作業の動画をサーバ101内に記録する。上位3作業の動画は、効率よく作業を行った場合のサンプル動画として保存され、下位3作業の動画は、効率よく作業を行えなかった場合のサンプル動画として保存される。これにより、作業の効率を高める上で必要な情報を効率よく作業者に提示することができる。
本実施形態では、作業者の判断によらず、作業時間を切り口として作業の質が判定されるので、良い情報および悪い情報が自動的に掬い上げられ、システムに記録される。また、遅い作業を行っている作業者にその旨が通知され、作業の改善が促される。また、作業の改善に際して、作業者にとって必要な情報が次の組立時に通知されるので、次の組立作業に改善を確実に行える。また、最も早い作業の動画を作業者が参考することができるので、作業の質を高めることが容易となる。また、動画データを取捨選択して保存するので、データの容量を節約できる。
(その他)
上記の例示では、作業者140を対象として説明を加えたが、図示省略している他の作業者に対しても同様な処理が行われる。ここでは、作業時間で捉えたベスト3、ワースト3の作業の動画を恒久的に記録する例を示したが、ベスト3、ワースト3に限定されず、ベスト2、ワースト2等であってもよい。また、ベスト2、ワースト4というように、撮像した動画を記録する作業の選択範囲を良い方と悪い方とで異ならせても良い。
作業者への作業手順の提示は、画像情報に加えて音声情報を利用する形態であってもよい。また、音声情報のみを利用する形態であってもよい。作業者によるシステムへの情報の入力は、音声による入力やバーコードによる入力であってもよい。
作業者に提示する動画として、当該作業者の習熟度より1ランク上の習熟度の動画を提示し、ややレベルの高い作業の様子を見せることで、当該作業者の作業レベルを向上させるようにしてもよい。
100…組立支援システム、101…サーバ、120…ネットワーク回線、140…作業者。

Claims (5)

  1. 組立作業における作業者への作業を支援する組立作業支援システムであって、
    作業のシナリオを記録する作業シナリオ記録手段と、
    前記作業のシナリオに従って行われる作業の作業時間を計測する作業時間計測手段と、
    前記作業時間計測手段で計測された作業時間の最も短い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画、および前記作業時間計測手段で計測された作業時間の最も長い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画を記録する動画記録手段と
    を備えることを特徴とする組立作業支援システム。
  2. 作業者毎に割り当てられたIDと、このIDに対応付けされて記録される作業者の習熟度レベルとが関連付けされて記録された記録手段と、
    前記動画記録手段に記録されている動画を作業者に提示する動画提示手段と
    を備え、
    前記記録手段の記録内容に基づいて、前記提示手段から作業者に提示される動画が選択されることを特徴とする請求項1に記載の組立作業支援システム。
  3. 前記動画記録手段は、予め定められた範囲の作業時間より短い作業の動画、および前記予め定められた範囲の作業時間より長い作業の動画の記録を行わないことを特徴とする請求項1または2に記載の組立作業支援システム。
  4. 前記作業のシナリオを作業者に提示する作業シナリオ提示手段を備え、
    前記作業シナリオ提示手段は、作業のシナリオの提示を行う際に、当該作業を最も短い時間で行った際の動画を前記作業シナリオ提示手段に表示することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の組立作業支援システム。
  5. 組立作業を支援するコンピュータに読み取らせて実行させるプログラムであって、
    コンピュータに、
    作業のシナリオを記録する作業シナリオ記録機能と、
    前記作業のシナリオに従って行われる作業の作業時間を計測する作業時間計測機能と、
    前記作業時間計測機能で計測される作業時間の最も短い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画、および前記作業時間計測機能で計測される作業時間の最も長い作業から予め定められた順番までの作業を撮像した動画を記録する動画記録機能と
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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