JP2008059322A - 作業管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ライン管理者が全ての映像から異常状態を確認する必要が無く、異常状態のみの映像を見ることができるようにすることで、効率の良いライン管理を可能とする。
【解決手段】各工程の作業状態を撮影するカメラ2a,2b,2cと、各工程での作業時間を計測する作業時間計測手段3と、作業時間計測手段3により計測された作業時間と内部に設定されている標準時間とを比較する比較手段5と、カメラ2a,2b,2cから出力された映像と計測された作業時間とを保存する記憶媒体6と、記録媒体6に保存されている情報を表示する管理者用モニタ7と、データ処理手段11とを備えており、データ処理手段11は、比較手段5での比較の結果、計測された作業時間が標準時間よりも所定時間以上短いまたは長いと判断されたとき、その作業時間に対応する作業の映像情報を記憶媒体6から読み出して管理者用モニタ7に表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、生産現場の工程において、生産現場の工程を撮影した映像情報をライン管理者に配信する作業管理システムに係り、特に、ライン管理者が工程の異常状態を確認することが可能な作業管理システムに関する。
従来、生産現場の工程において、生産現場で撮影した情報の保存閲覧を行う工程管理システムとして、生産現場公開管理システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。この生産現場公開管理システムは、生産現場等で撮影した映像情報を、インターネット等の通信手段を用いて発注側端末から閲覧できるシステムであって、生産現場等で撮影中の映像を記憶するエンドレス映像記憶部と、スイッチ操作や撮影中に付加されるトリガー信号を基準に取り出された映像DBファイルを記憶する映像データベースとを備え、発注側端末に対して、エンドレス映像記憶部に記憶される映像情報と、前記映像データベースに記憶される映像DBファイルとを選択可能に提供するものである。
特開2003−143594号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のシステムを用いて異常状態を確認するには、生産現場で撮影した映像情報からライン管理者が異常状態を確認する際に、撮影してある映像情報を全て閲覧し、その中からライン管理者等の映像情報閲覧者が異常状態を自ら判断する必要があった。そのため、異常状態の発見作業に多くの時間を費やし、効率の良いライン管理ができないといった問題があった。
また、作業時間のみを計測して異常状態が発生した際に通知するシステムなども提案されている。このシステムを用いた場合、異常状態の発見をリアルタイムで行うことができるが、定常状態に対しての問題点がどの作業に発生しているのかを確認することができず、問題点が何であるのかを明確にすることができないといった問題があった。
本発明はかかる問題点を解決すべく創案されたもので、その目的は、ライン管理者が全ての映像から異常状態を確認する必要が無く、異常状態の発生した作業の映像情報のみを見ることで、効率の良いライン管理を可能とした作業管理システムを提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の作業管理システムは、生産現場の工程の作業状態を示す映像情報をライン管理者に配信するシステムであって、各工程の作業状態を撮影するカメラと、各工程での作業時間を計測する作業時間計測手段3と、作業時間計測手段3により計測された作業時間と内部に設定されている標準時間とを比較する比較手段5と、カメラ2から出力された映像情報と、作業時間計測手段3にて計測された作業時間の情報とを保存する保存手段である記憶媒体6と、記憶媒体6に保存されている情報をライン管理者に対して表示する表示手段である管理者用モニタ7と、各種のデータ処理を行うデータ処理手段11とを備えており、データ処理手段11は、比較手段5での比較の結果、計測された作業時間が標準時間よりも所定時間以上短いまたは長いと判断されたとき、その作業時間に対応する作業の映像情報を記憶媒体6から読み出して管理者用モニタ7に表示することを特徴としている。ここで、所定時間とは、作業の標準時間に対して遅れまたは進みを許容できる時間のことであり、例えばある工程での作業の標準時間が30秒である場合、所定時間として例えば5秒等の時間が考えられる。
このような特徴を有する本発明の作業管理システムによれば、生産現場で撮影した映像情報からライン管理者が異常状態を確認する際に、定常状態との差異がある異常状態の映像情報のみを表示手段に表示するため、ライン管理者は異常状態の映像情報のみを見ることがで、効率のよいライン管理が可能となる。
この場合、前記保存手段には、前記比較手段での比較の結果も保存し、前記データ処理手段は、前記保存手段に保存されている比較の結果を用いてデータ処理を行うように構成してもよい。
また、前記保存手段は、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上短いまたは長いと判断されたとき、この作業時間とこの作業時間に対応する作業の映像情報とを保存し、計測された前記作業時間が前記標準時間に対して前記所定時間の範囲内であると判断された場合には、最新の映像情報のみを所定数保存し、所定数を超える古い映像情報を順次削除するように構成してもよい。このような構成とすることにより、記憶媒体のメモリ容量が少なくても、必要な量の映像情報等を保存することができる。逆に言えば、記憶媒体のメモリ容量の少ない記憶媒体を使用できるので、その分、部品コストを低減することが可能となる。
また、本発明の作業管理システムは、前記ライン管理者が操作する管理者用入力手段をさらに備えており、前記データ処理手段は、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上長いと判断された作業の映像情報に対して、ライン管理者が前記管理者用入力手段を用いてコメント等の文字情報を入力した場合には、その文字情報も合わせて前記保存手段に保存し、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上短いと判断された作業の映像情報に対して、ライン管理者が前記管理者用入力手段を用いて最善の作業手順指導内容を入力した場合には、その作業手順指導内容の情報も合わせて前記保存手段に保存するように構成してもよい。また、本発明の作業管理システムは、各工程の作業者が操作する作業者用入力手段と、前記作業者用入力手段の操作により、前記保存手段に保存されている映像情報を含む各種情報を読み出して表示する作業者用表示手段とをさらに備えている。従って、作業者は、作業者用入力手段を操作して、保存手段に保存されている映像情報を含む各種情報を読み出し、作業者用表示手段に表示することで、異常状態の映像情報を見ながら、ライン管理者が入力したコメント等の文字情報や作業手順指導案内情報等を見ることができるため、コメントの内容や作業手順指導案内情報に従って、異常状態をすぐさま改善することが可能となる。
本発明によれば、異常状態の作業に関わる映像情報のみを表示手段に表示してライン管理者に配信する構成としたので、ライン管理者が全ての映像から異常状態を確認する必要が無く、異常状態の映像みを見ることができるため、効率の良いライン管理を行うことができる。
以下、本発明の作業管理システムの実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の作業管理システムの電気的構成を示す機能ブロック図、図2は、図1に示す構成の作業管理システムの配置構成を示す概要図である。
図2に示すように、工程1aには作業者30aが配置され、工程1bには作業者30bが配置され、工程1cには作業者30cが配置されている。これらの工程1a,1b,1cでは、製品の組立等の作業が行われており、各工程1a,1b,1cは、それぞれ同一の作業を繰り返すライン作業となっている。なお、図2には工程を3個のみ示しているが、工程数はこれに限定されるものではない。
上記のライン構成において、本実施形態の作業管理システムは、各工程1a,1b,1cの作業状態を撮影するカメラ2a,2b,2cと、各工程1a,1b,1cでの作業時間の計測を行う作業時間計測手段3と、作業時間計測手段3により計測された作業時間と内部に設定されている標準時間とを比較する比較手段5と、カメラ2a,2b,2cから出力された映像情報と作業時間計測手段3により計測された作業時間の情報とを保存する記憶媒体6と、記憶媒体6に保存されている情報をライン管理者に対して表示するための管理者用モニタ7と、ライン管理者が操作するマウスやキーボード等の管理者用入力手段8と、各工程1a,1b,1cの作業者30a,30b,30cが操作するタッチパネル等の作業者用操作手段10a,10b,10cと、各工程1a,1b,1cの作業者用操作手段10a,10b,10cの操作により記憶媒体6に保存されている映像情報を含む各種情報を読み出して表示する作業者用モニタ9a,9b,9cと、各種のデータ処理を行うデータ処理手段11とを備えている。
データ処理手段11は、比較手段5での比較の結果、計測された作業時間が標準時間よりも所定時間以上短いまたは長いと判断されたとき、その作業時間に対応する作業の映像情報を記憶媒体6から読み出して管理者用モニタ7に表示する処理を実行する。また、データ処理手段11は、比較手段5での比較の結果、計測された作業時間が標準時間よりも所定時間以上長いと判断された作業の映像情報に対して、ライン管理者20が管理者用入力手段8を用いてコメント等の文字情報を入力した場合には、その文字情報も合わせて記憶媒体6に保存する。また、比較手段5での比較の結果、計測された作業時間が標準時間よりも所定時間以上短いと判断された作業の映像情報に対して、ライン管理者20が管理者用入力手段8を用いて最善の作業手順指導内容を入力した場合には、その作業手順指導内容の情報も合わせて記憶媒体6に保存する処理を実行する。
上記の機能ブロック構成において、図2に示すように、カメラ2a、作業者用モニタ9aおよび作業者用操作手段10aは工程1aに配置されており、カメラ2b、作業者用操作手段10bおよび作業者用モニタ9bは工程1bに配置されており、カメラ2c、作業者用操作手段10cおよび作業者用モニタ9cは工程1cに配置されている。カメラ2a,2b,2cは、各工程1a,1b,1cでの作業が充分に確認できる場所に取り付けられている。また、スイッチやセンサ等を含む作業時間計測手段3は、各工程1a,1b,1cの近傍に配置されている。ただし、スイッチやセンサ等の検知手段のみを各工程1a,1b,1cに配置し、その検知信号に基づいて作業時間を計測する計算部分の主体はライン管理者20の近傍に配置されていてもよい。ここで、作業時間計測手段3は、例えば次のようにして作業時間を計測することができる。すなわち、工程に組立部品が来ると、これをスイッチやセンサ等で検知して検知信号を出力し、その工程での作業が終了して次の工程に組立部品が受け渡されると、これをスイッチやセンサ等で検知して検知信号を出力するようにしておけば、最初の検知信号から次の検知信号までの時間を計測することで、その工程での作業時間を計測することができる。
一方、管理者用モニタ7、管理者用入力手段8、データ処理手段11等はライン管理者20の近傍に配置されている。なお、比較手段5や記憶媒体6は、例えばデータ処理手段11を内蔵した筐体内に収納されている。
本実施形態の作業管理システムによれば、各工程1a,1b,1cの作業の様子を各カメラ2a,2b,2cによりそれぞれ撮影し、同時に各工程1a,1b,1cの作業に要した作業時間を作業時間計測手段3によりそれぞれ計測している。そして、この計測時間と予め設定されている標準時間とを比較部5で比較し、カメラ2a,2b,2cにより撮影された映像情報と作業時間計測手段3によって計測された作業時間とを記憶媒体6に保存している。なお、標準時間とは、同一の作業を平均的な技量を有する作業者が行った場合に要する平均的な作業時間のことである。
そして、標準時間と作業時間との差異をデータ処理手段11が判断し、標準時間と作業時間とに差異がある(即ち、作業時間が標準時間よりも所定時間以上長いかまたは短い)場合のみ、映像情報と作業時間とを管理者用モニタ7に出力(配信)する。その後、ライン管理者20が管理者用入力手段8を用いて映像情報に任意の文字情報および画像情報の入力を行ったときには、映像情報と作業時間とこれに付随する文字情報および画像情報とが記憶手段6に記憶される。この後、工程1a,1b,1cの作業者30a,30b,30cが作業者用操作手段10a,10b,10cを操作すると、記憶媒体6に記憶されている映像情報および作業時間とこれに付随した文字情報および画像情報とが記憶媒体6から読み出され、作業者用モニタ9a,9b,9cに表示されるようになっている。
以下、本実施形態の作業管理システムによる各種処理手順についてさらに具体的に説明する。
(1)いずれかの工程において作業に異常状態が発生した場合に、ライン管理者に異常状態を配信する手順の説明
図3は、ライン管理者に異常状態を配信する手順の一例を示すフローチャートである。なお、この作業管理システムを使用する前提として、上記したように、生産現場の各工程がそれぞれ同一の作業を繰り返すライン作業であることが条件となっている。
工程1a,1b,1cで作業が行われると(ステップS1)、この作業を、各工程1a,1b,1cに配置されたカメラ2a,2b,2cで撮影し(ステップS2)、同時に、作業時間計測手段3が各工程1a,1b,1cの作業時間を計測する(ステップS3)。
比較手段5は、内部に予め記憶されている標準時間を読み込み(ステップS4)、作業時間計測手段3により計測された作業時間と標準時間とを比較する(ステップS5)。そして、その比較の結果(具体的には、作業時間と標準時間との差異時間)と、カメラ2a,2b,2cで撮影された映像情報と、作業時間計測手段3により計測された作業時間とを記憶媒体6に記憶する(ステップS6)。
データ処理手段11は、作業時間と標準時間との差異時間が予め設定されている所定時間の範囲内であるか否かを判断する(ステップS7)。すなわち、計測した作業時間が、(標準時間−所定時間)〜(標準時間+所定時間)の範囲内であるか否かを判断する。その結果、差異時間が所定時間を超えている場合(ステップS7でNoと判断された場合)には、この作業時間とこの作業時間に対応する作業の映像情報とを記憶媒体6から読み出し、管理者用モニタ7へ出力して、異常状態の作業に関わる映像情報と作業時間として表示する(ステップS8)。一方、差異時間が所定時間を超えていなければ(ステップS7でYesと判断されれば)、管理者用モニタ7への表示は行わず(ステップS9)、処理を終了する。
(2)ステップS7でNoと判断された場合であって、作業時間が標準時間より所定時間以上遅い場合に、作業時間に関わる映像情報にライン管理者がコメント等の文字情報を追加する手順の説明
図4は、ライン管理者がコメント等の文字情報を入力する手順の一例を示すフローチャートである。
作業時間が標準時間より所定時間以上遅い場合、ステップS8で説明した通り、管理者用モニタ7に映像情報および作業時間が表示される(ステップS10)。ライン管理者20は、表示された映像情報および作業時間を確認した後(ステップS11)、管理者用入力手段8を用いてコメント等の文字情報を入力する(ステップ12)。この場合、作業者の氏名や当該作業者の過去の作業実績に基づく作業時間なども作業者スキル情報として入力するようにしてもよい。これにより、映像情報および作業時間にライン管理者20が入力した文字情報(作業者スキル情報も含む)が加えられて、記憶媒体6に記憶される(ステップS13)。
(3)ステップS7でNoと判断された場合であって、作業時間が標準時間より所定時間以上早い場合に、作業時間に関わる映像情報にライン管理者が最善の作業手順指導内容の情報を追加する手順の説明
図5は、ライン管理者が最善の作業手順指導内容の情報を入力する手順の一例を示すフローチャートである。
作業時間が標準時間より所定時間以上早い場合、ステップS8で説明した通り、管理者用モニタ7に映像情報および作業時間が表示される(ステップS20)。ライン管理者20は、表示された映像情報および作業時間を確認した後(ステップS21)、管理者用入力手段8を用いて最善の作業手順指導内容の情報を入力する(ステップ22)。この場合、作業者の氏名や当該作業者の過去の作業実績に基づく作業時間なども作業者スキル情報として入力するようにしてもよい。これにより、映像情報および作業時間にライン管理者20が入力した作業手順指導内容の情報(作業者スキル情報も含む)が加えられて、記憶媒体6に記憶される(ステップS23)。
(4)ラインの構成や治具の変更により標準時間が改定された場合に、ライン管理者が標準時間の書き換えを行う手順の説明
図6は、ライン管理者が標準時間の書き換えを行う手順の一例を示すフローチャートである。
標準時間が改定(変更)されると(ステップS31)、ライン管理者20がその内容を確認し(ステップS32)、管理者用入力手段8を用いて新規の時間を入力する(ステップS33)。これにより、データ処理手段11は、入力された時間に基づき、比較手段5の内部に記憶されている標準時間の書き換えを行う(ステップS34)。
(5)記憶媒体に映像情報などを記憶する際に、閲覧の必要の無い映像情報を削除する手順の説明
図7は、閲覧の必要の無い映像情報を削除する手順の一例を示すフローチャートである。
まず、図3のステップS1〜ステップS5と同様の処理が実施される。即ち、工程1a,1b,1cで作業が行われており、この作業を各工程1a,1b,1cのカメラ2a,2b,2cでそれぞれ撮影し、同時に、作業時間計測手段3がそれぞれ作業時間を計測し、内部の標準時間を読み込み、作業時間計測手段3により計測された作業時間と標準時間とを比較部5で比較する(ステップ41)。そして、その比較の結果(作業時間と標準時間との差異時間)と、カメラ2a,2b,2cで撮影された映像情報と、作業時間計測手段3により計測された作業時間とを記憶媒体6に記憶する(ステップS42)。
データ処理手段11は、作業時間と標準時間との差異時間が予め設定されている所定時間の範囲内であるか否かを判断する(ステップS43)。その結果、差異時間が所定時間を超えている場合(ステップS43でNoと判断された場合)には、そのまま処理を終了する。
一方、差異時間が所定時間を超えていない場合(ステップS43でYesと判断された場合)、データ処理手段11は、記憶媒体6に保存されている映像情報のうち、標準時間に対して所定時間の範囲内で作業が行われている映像情報(以下「定常状態の映像情報」という。)が、記憶媒体6に一定数以上保存されているか否かを判断する(ステップS44)。その結果、定常状態の映像情報が記憶媒体6に一定数以上保存されている場合(ステップS44でYesと判断された場合)には、記憶媒体6から最も古い定常状態の映像情報を削除して(ステップS45)、処理を終了する。一方、記憶媒体6に保存されている定常状態の映像情報が一定数未満である場合(ステップS45でYesと判断された場合)には、メモリ容量にまだ余裕があるので、そのまま処理を終了する。
(6)任意の工程1a,1b,1cの作業者が記憶媒体6に保存されている映像情報と文字情報とを閲覧する手順の説明
図8は、作業者が記憶媒体に保存されている映像情報と文字情報とを閲覧する手順の一例を示すフローチャートである。ここでは、工程1aの作業者30aを例に挙げて説明するが、他の工程1b,1cの作業者30b,30cについても同様である。
まず、工程1aの作業者30aが、作業者用モニタ9aを参照しつつ、作業者用操作手段10aを操作し、記憶媒体6に記憶されている映像情報と文字情報とから所望の映像情報と文字情報(作業者スキル情報を含む場合もある。)とを選択する(ステップS51)。この選択に基づき、データ処理手段11は、作業者30aが選択した映像情報および文字情報を記憶媒体6から読み出し(ステップS52)、この読み出した映像情報および文字情報を作業者用モニタ9aに表示する(ステップS53)。
ここで、工程1aの他の作業者が定常状態の映像情報を選択することで、工程1aの作業を行う際に、前の作業者30aの行った定常状態の作業の映像情報を、基準となる作業事例として作業者用モニタ9aに表示することができる。また、工程1aの作業者が、異常状態の映像情報のうち、作業時間が標準時間より所定時間以上遅い場合の映像情報を選択することで、標準時間に対して遅れが発生する映像情報を、遅れが発生する作業事例として作業者用モニタ9aに表示することができる。同様に、工程1aの作業者が、異常状態の映像情報のうち、作業時間が標準時間より所定時間以上早い場合の映像情報を選択することで、標準時間に対して進みが発生する映像情報を、進みが発生する作業事例(例えば、最善の作業手順の事例)として作業者用モニタ9aに表示することができる。
このように、本実施形態の作業管理システムによれば、作業者側からも記憶媒体6に保存されている各種情報を確認でき、かつ、映像として表示することができるので、作業内容の事前確認や留意点等が理解し易くなるものである。また、異常状態が発生した場合には、その異常状態の発生した作業の映像情報を確認することができ、しかも、ライン管理者の入力したコメント等の文字情報や最善の作業手順指導内容の情報も取得することができるので、これらの情報に従って、作業者自身が、作業中に異常状態の発生した作業の内容を改善していくことができるものである。
本発明の作業管理システムは、各工程でそれぞれ同一の作業が繰り返されるような生産現場での各工程の作業管理に有効に活用できる。
本発明の作業管理システムの電気的構成を示す機能ブロック図である。 本発明の作業管理システムの一実施の形態を示す概要図である。 ライン管理者に異常状態を示す手順の一例を示すフローチャートである。 ライン管理者がコメント等の文字情報を入力する手順の一例を示すフローチャートである。 ライン管理者が最善の作業手順指導内容の情報を入力する手順の一例を示すフローチャートである。 ライン管理者が標準時間の書き換えを行う手順の一例を示すフローチャートである。 閲覧の必要の無い映像情報を削除する手順の一例を示すフローチャートである。 作業者が記憶媒体に保存されている映像情報と文字情報とを閲覧する手順の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1a,1b,1c 工程
2a,2b,2c カメラ
3 作業時間計測手段
5 比較手段
6 記憶媒体
7 管理者用モニタ
8 管理者用入力手段
9a,9b,9c 作業者用モニタ
10a,10b,10c 作業者用操作手段
11 データ処理手段

Claims (5)

  1. 生産現場の工程の作業状態を示す映像情報をライン管理者に配信する作業管理システムであって、
    各工程の作業状態を撮影するカメラと、
    各工程での作業時間を計測する作業時間計測手段と、
    前記作業時間計測手段により計測された作業時間と内部に設定されている標準時間とを比較する比較手段と、
    前記カメラから出力された映像情報と、前記作業時間計測手段にて計測された作業時間の情報とを保存する保存手段と、
    前記保存手段に保存されている情報を前記ライン管理者に対して表示する表示手段と、
    各種のデータ処理を行うデータ処理手段とを備えており、
    前記データ処理手段は、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上短いまたは長いと判断されたとき、その作業時間に対応する作業の映像情報を前記保存手段から読み出して前記表示手段に表示することを特徴とする作業管理システム。
  2. 前記保存手段には、前記比較手段での比較の結果も保存され、前記データ処理手段は、前記保存手段に保存されている比較の結果を用いてデータ処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  3. 前記保存手段は、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上短いまたは長いと判断されたとき、この作業時間とこの作業時間に対応する作業の映像情報とを保存し、計測された前記作業時間が前記標準時間に対して前記所定時間の範囲内であると判断された場合には、最新の映像情報のみを所定数保存し、所定数を超える古い映像情報を順次削除することを特徴とする請求項1に記載の作業管理システム。
  4. 前記ライン管理者が操作する管理者用入力手段をさらに備えており、
    前記データ処理手段は、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上長いと判断された作業の映像情報に対して、ライン管理者が前記管理者用入力手段を用いてコメント等の文字情報を入力した場合には、その文字情報も合わせて前記保存手段に保存し、前記比較手段での比較の結果、計測された前記作業時間が前記標準時間よりも所定時間以上短いと判断された作業の映像情報に対して、ライン管理者が前記管理者用入力手段を用いて最善の作業手順指導内容を入力した場合には、その作業手順指導内容の情報も合わせて前記保存手段に保存することを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の作業管理システム。
  5. 各工程の作業者が操作する作業者用入力手段と、
    前記作業者用入力手段の操作により、前記保存手段に保存されている映像情報を含む各種情報を読み出して表示する作業者用表示手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の作業管理システム。
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