JP2018045395A - 教育支援装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】未熟作業者の作業能力を向上させることができる教育支援装置を提供する。【解決手段】教育支援装置Eは、作業者による処理機械に対する作業の実作業時間を取得する実作業時間取得部111と、作業の標準時間を記憶する標準時間記憶部130と、実作業時間と標準時間とを比較して表示する表示部140とを備える。【選択図】図8

Description

本発明は、教育支援装置に関するものである。
処理機械(例えば、工作機械や産業ロボットなど)の作業能力は、作業者によって異なるのが実情である。特に、未熟作業者と熟練作業者とでは、作業能力に格段の差がある。そこで、未熟作業者が早期に標準的な作業時間で作業を完了することができるように、未熟作業者に対して教育することが望まれる。
特許文献1には、状況に応じて、効率的に作業者を教育することに貢献する教育支援装置が記載されている。教育支援装置は、1又は2以上の作業者の能力に関する能力情報を取得する能力情報取得部と、1又は2以上の作業者の作業履歴に関する作業履歴情報を取得する作業履歴取得部と、1又は2以上の顧客からの作業要請に関する作業要請履歴情報を取得する作業要請履歴取得部と、能力情報、作業履歴情報、作業要請履歴情報に基づいて、各作業者に対する教育内容の教育優先度を判定する教育優先度判定部とを備える。
特許文献2には、各個人の能力に応じて、必要な教育研修カリキュラムを提示する教育受講ナビゲーションシステムが記載されている。このシステムは、個人情報、研修情報と、組織等の属性により求められる重みづけ情報を元に、受講者にとって重要な教育研修カリキュラムを表示し、最適な受講計画をナビゲーションする。
特開2014−178449号公報 特開2006−133443号公報
ここで、未熟作業者の教育に関して、未熟作業者がどの程度の能力を有しているのか把握することが重要である。また、未熟作業者自身が、習熟していることを感じることも重要である。
本発明は、未熟作業者の作業能力を向上させることができる教育支援装置を提供することを目的とする。
本発明に係る教育支援装置は、作業者による処理機械に対する作業の実作業時間を取得する実作業時間取得部と、前記作業の標準時間を記憶する標準時間記憶部と、前記実作業時間と前記標準時間とを比較して表示する表示部とを備える。
これにより、作業者は、自身が行う作業が標準的であるのか否かを把握することができる。従って、作業者は、比較結果を把握することで、作業能力の向上を図るためのモチベーションを持つきっかけを得ることができる。
本実施形態の設備の配置図である。 設備の内部構成を示す図である。 図2の作業者端末(ホーム端末、携帯端末、操作盤)において、作業開始時の操作手順及び表示内容を示す図である。 図2の作業者端末(ホーム端末、携帯端末、操作盤)において、作業完了時の操作手順及び表示内容を示す図である。 図1及び図2に示す管理装置の構成を示す。 図4の表示装置に表示される内容であって、初期工程計画、工程実績及び更新工程計画(予定計画)が表示される。 図4の能力データベースに記憶される作業者の作業実績情報を示す図である。 図4の次作業決定部による処理を示すフローチャートである。 図2に示す教育支援装置の構成を示す。 図8に示す表示部に表示される第一例の表示内容を示す。 図8に示す表示部に表示される第二例の表示内容を示す。 図8に示す表示部に表示される第三例の表示内容を示す。
(1.設備1の構成)
設備1の構成について、図1を参照して説明する。設備1は、例えば、種々の対象物の生産を行う生産設備、対象物の搬送を行う物流設備などである。本実施形態においては、設備1は、機械加工を行う生産設備を例にあげる。また、当該設備1は、作業者が関与する非完全自動化設備である。つまり、設備1は、設備1を構成する処理機械MC1−MC8の処理を全て自動で稼働するのではなく、各処理機械MC1−MC8に対する作業者による作業を必要とする。
図1に示すように、設備1は、8台の処理機械MC1−MC8、ホーム端末HP、複数の携帯端末W、管理装置M、教育支援装置Eを備える。生産の対象物は、例えば、円筒状の部材であるとする。
処理機械MC1−MC8は、例えば、マシニングセンタ、旋盤、研削盤などの工作機械であり、処理機械MC1からMC8の順は、工程順である。処理機械MC1−MC8は、2列に配列されており、各列の処理機械MC1−MC8は、正面同士が対向するように配列される。
処理機械MC1−MC8は、順に、外形の荒加工を行う旋盤、外形の中仕上げ加工を行う研削盤、内形の荒加工を行う旋盤、内形の中仕上げ加工を行う研削盤、外形のストレート部の仕上げ加工を行う研削盤、外形のテーパ部の仕上げ加工を行う研削盤、内形のストレート部の仕上げ加工を行う研削盤、内形のテーパ部の仕上げ加工を行う研削盤である。
ホーム端末HPは、設備1のホームポジションPに設置される。ホームポジションPは、設備1の基準となる位置であって、作業上の観点から規定される位置である。ここで、ホーム端末HPは、作業者に対して作業指示を行うと共に、作業者による作業開始情報及び作業完了情報の入力処理を行うための装置である。作業者は、作業を開始及び完了の都度、ホーム端末HPにて入力処理を行う。そこで、作業者の移動距離の観点から、ホーム端末HPが設置されるホームポジションPは、設備1全体における中央付近としている。なお、ホーム端末HPが設置されるホームポジションPは、設備1の中央付近に限らず、設備1を構成する処理機械MC1−MC8の配列に応じて適宜決定される。
携帯端末Wは、ホーム端末HPと同様の機能を有し、作業者が携帯可能な端末である。つまり、携帯端末Wは、作業者に対して作業指示を行うと共に、作業者による作業開始情報及び作業完了情報の入力処理を行うための装置である。携帯端末Wは、ハンディタイプ、装着タイプの何れでもよい。ハンディタイプの例としては、タブレット、携帯電話、スマートフォンのような非装着型デバイスなどがある。装着タイプの例としては、腕バンドタイプ、眼鏡タイプ、イヤホンタイプ、ヘルメット取付タイプなどがある。
ここで、ホーム端末HPと携帯端末Wとは、同様の機能を有するため、何れか一方を選択的に用いることができる。両者を用いる場合には、例えば、未熟作業者は、ホーム端末HPのみを使用し、熟練作業者は、ホーム端末HP及び携帯端末の両者を使用可能とすることもできる。後述するが、携帯端末Wを用いる場合には、作業能力の一つしての作業時間を推定することになるため、作業者の作業能力を正確に把握することができない。そこで、作業者の作業能力がある程度安定した状態になるまで、すなわち熟練作業者になれば、携帯端末Wを使用できるようにするとよい。
管理装置Mは、処理機械MC1−MC8による処理、及び、処理機械MC1−MC8に対する作業者による作業について管理する。詳細には、管理装置Mは、稼働実績の把握機能、更新工程計画の作成機能、作業者に対する次作業指示機能、作業者の能力データベースの構築機能を有する。管理装置Mは、処理機械MC1−MC8及びホーム端末HPと、有線又は無線の通信ネットワークにより接続される。管理装置Mは、携帯端末Wと無線の通信ネットワークにより接続される。
教育支援装置Eは、管理装置Mに記憶される情報を用いて、未熟作業者の教育を行うための装置である。特に、教育支援装置Eは、未熟作業者が自身の作業能力を把握(自覚)するための情報や、未熟作業者の作業と熟練作業者の作業と比較することができる情報などが表示される。
(2.処理機械、ホーム端末及び携帯端末の内部構成)
次に、処理機械MC1−MC8、ホーム端末HP及び携帯端末Wの内部構成について、図2を参照して説明する。
処理機械MC1−MC8は、機械本体11、制御装置12、操作盤13及び機械撮像装置14を備える。操作盤13は、入力部13aと表示部13bとを備える。機械撮像装置14は、処理機械MC1−MC8の周囲を撮像し、特に作業者の動作情報を撮像するための装置である。
ホーム端末HPは、入力部21と表示部22とを備える。携帯端末Wは、入力部31、表示部32、位置センサ33、携帯撮像装置34、生体情報センサ35、加速度センサ36を備える。携帯端末Wの位置センサ33は、設備1内において携帯端末W自身の位置を認識するためのセンサであって、例えばGPSセンサである。携帯撮像装置34は、作業者の視界を撮像する。生体情報センサ35は、作業者の脈波や呼吸波を検出する。加速度センサ36は、作業者の動き(例えば、歩行状態、起立状態など)に応じた信号を検出する。
操作盤13の入力部13a、ホーム端末HPの入力部21、及び、携帯端末Wの入力部31は、例えば、タッチ操作による入力が可能なタッチパネル、機械式ボタンなどである。
(3.作業者端末の構成及び操作手順)
操作盤13、ホーム端末HP及び携帯端末Wは、作業者に対する指示を行うと共に、作業者による入力処理を行うための装置であるため、以下において、総称して作業者端末13,HP,Wと称する。作業者端末13,HP,Wの構成について、図3A及び図3Bを参照して説明する。
作業者端末13、HP,Wは、図3A及び図3Bに示すように、次作業又は現在作業を表示するための作業表示欄41、次作業候補の一覧を表示するための候補欄42、作業者名ボタン、作業者毎に作業の開始ボタン、完了ボタン、キャンセルボタンを表示する入力欄43を備える。
作業表示欄41には、作業対象の処理機械MC1−MC8、及び、作業種別が記載される。さらに、作業表示欄41には、図3Aに示すように、次作業を開始しようとする作業者に対して次作業を指示する欄として機能するとともに、図3Bに示すように、現在作業の完了処理をしようとする作業者に対して現在作業を表示する欄として機能する。
候補欄42には、現在作業者により実行できる作業(以下、次作業候補と称する)が表示されており、作業対象の処理機械MC1−MC8、及び、作業種別が記載される。さらに、候補欄42には、複数の次作業候補が表示される場合には、優先順位も表示される。
次に、作業者が次作業を開始する場合において、作業者による操作手順について図3Aを参照して説明する。ここで、作業者端末13,HP,Wの候補欄42には、現在実行可能な次作業候補が常時表示されている。そして、現在作業を行っていない作業者は、作業者端末13、HP,Wの自身の作業者名ボタンをタッチする(図3Aの(1)にて図示)。そうすると、作業者端末13,HP,Wの作業表示欄41には、次作業が表示される(図3Aの(2)にて図示)。この次作業は、候補欄42に表示されている次作業候補の中の一つである。つまり、作業者は、作業者端末13,HP,Wにより次作業を指示される。続いて、作業者は、開始ボタンをタッチして(図3Aの(3)にて図示)、指示された次作業に取りかかる。
次に、作業者が現在作業を完了する場合において、作業者による操作手順について図3Aを参照して説明する。処理機械MC1−MC8における作業を完了した作業者は、作業者端末13、HP,Wの自身の作業者名ボタンをタッチする(図3Bの(1)にて図示)。そうすると、作業者端末13,HP,Wの作業表示欄41には、現在行っていた作業が表示される(図3Bの(2)にて図示)。つまり、作業者は、作業表示欄41にて、現在行っていた作業を確認できる。続いて、作業者は、完了ボタンをタッチして(図3Bの(3)にて図示)又は処理機械MC1−MC8からの信号等により、現在行っていた作業を完全に完了する。
(4.管理装置Mの概要)
次に、管理装置Mの概要について、図4を参照して説明する。管理装置Mは、図4に示すように、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、工程実績記憶部56、能力データベース57、次作業候補抽出部58、全作業者状態取得部59、次作業決定部60、初期工程計画取得部61、工程計画更新部62、表示装置63、作業種別取得部64、機械撮像情報取得部71、視界情報取得部72、生体情報取得部73、加速度情報取得部74、操作順序情報取得部75、データベース更新部76を備える。
管理装置Mを構成する各部のうち、機械状態取得部52は、処理機械MC1−MC8の制御装置12から処理機械MC1−MC8の現在状態(稼働状態)に関する情報を取得する。機械撮像情報取得部71は、処理機械MC1−MC8の機械撮像装置14により撮像された情報を取得する。また、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、視界情報取得部72、生体情報取得部73、加速度情報取得部74、操作順序情報取得部75は、作業者端末13,HP,Wから、実行作業者の情報、位置情報、作業状態に関する情報、視界情報、生体情報、加速度情報、操作順序情報を取得する。
実行作業者取得部53は、作業者端末13,HP,Wにおいて、タッチされた作業者名ボタンに対応する作業者の情報を、実行作業者として取得する。つまり、実行作業者取得部53は、作業を実行する作業者のID情報(作業者の名称など)を取得する。管理装置Mを構成する他部は、管理装置M内に処理を行う部位であり、後に詳述する。
ここで、管理装置Mは、上述したように、稼働実績の把握機能、更新工程計画の作成機能、作業者に対する次作業指示機能、作業者の能力データベースの構築機能を有する。稼働実績の把握機能は、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、位置情報取得部54、作業状態取得部55、工程実績記憶部56、表示装置63、作業種別取得部64により構成される。
更新工程計画の作成機能は、工程計画記憶部51、工程実績記憶部56、初期工程計画取得部61、工程計画更新部62により構成される。作業者に対する次作業指示機能は、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、能力データベース57、次作業候補抽出部58、全作業者状態取得部59、次作業決定部60により構成される。
作業者の能力データベースの構築機能は、能力データベース57、位置情報取得部54、作業種別取得部64、機械撮像情報取得部71、視界情報取得部72、生体情報取得部73、加速度情報取得部74、操作順序情報取得部75、データベース更新部76により構成される。
(5.稼働実績の把握機能)
管理装置Mの稼働実績の把握機能について、図4及び図5を参照して説明する。まずは、稼働実績の把握機能に用いられる初期工程計画、工程実績及び更新工程計画について、図5を参照して説明する。
図5は、表示装置63に表示される内容である。図5には、現在時刻を表すペースメーカー、工程計画記憶部51に記憶される対象物毎の初期工程計画、工程計画記憶部51に記憶される対象物毎の更新工程計画、及び、工程実績記憶部56に記憶される対象物毎の工程実績が表示される。対象物1a,1b,1cは、同種の対象物であって、対象物2a,2b,2cは、同種の対象物である。ここで、対象物とは、生産設備においては生産対象物(工作物、組立品など)であり、物流設備において物流対象物(搬送物)である。また、対象物1a,1b,1cと、対象物2a,2b,2cと、対象物3とは、異種の対象物である。
ここで、工程計画とは、複数の処理機械MC1−MC8による処理と複数の処理機械MC1−MC8に対する作業者による作業とに関する実行順序が規定された計画である。初期工程計画及び更新工程計画は、工程計画記憶部51に記憶されている。初期工程計画とは、対象物の生産計画に基づいて、管理者によって予め決定される。さらに、初期工程計画は、標準の作業能力を有する作業者による作業時間(標準時間)に基づき設定された工程計画である。更新工程計画とは、処理機械の稼働実績及び作業者の作業実績に応じて、初期工程計画を更新した工程計画である。工程実績とは、処理機械MC1−MC8による処理実績、及び、作業者による作業実績を表す。工程実績は、工程実績記憶部56に記憶されている。
図5において、ペースメーカーの表示より、現在時刻が23時30分頃であることが分かる。初期工程計画は、図5の対象物毎の初期計画欄に表示されている。初期計画欄において、白抜き実線枠は、作業者による作業であり、ハッチング実線枠は、処理機械MC1−MC8による処理である。
工程実績は、図5の対象物毎の実績予定欄のうち、白抜き実線枠及びハッチング実線枠である。実績予定欄において、白抜き実線枠は、作業者による作業実績であり、ハッチング実線枠は、処理機械MC1−MC8による処理実績である。更新工程計画は、図5の対象物毎の実績予定欄のうち、白抜き破線枠及びハッチング破線枠である。白抜き破線枠は、作業者による予定作業であり、ハッチング破線枠は、処理機械MC1−MC8による予定処理である。ここで、図5において、黒塗りは、現在実行している処理機械MC1−MC8による処理又は作業者による作業である。また、枠と枠の隙間は、処理機械MC1−MC8による処理も作業者による作業も行われない時間帯である。
ここで、工程実績記憶部56は、処理機械MC1−MC8による処理実績及び作業者による作業実績を記憶する。処理機械MC1−MC8による処理実績は、機械状態取得部52が取得する情報である。機械状態取得部52は、処理機械MC1−MC8の制御装置12から、処理機械MC1−MC8の現在状態(稼働状態)を取得する。
また、作業者による作業実績は、作業状態取得部55及び作業種別取得部64が取得する情報である。作業状態取得部55は、作業実績の一つとして、作業者による作業状態に関する情報を取得する。ここで、作業者による作業状態に関する情報とは、作業開始時刻、作業完了時刻、並びに、作業中であるか作業完了状態であるかの情報である。
さらに、作業状態取得部55は、ホーム端末HPにて操作された場合には、ホーム端末HPで入力された開始時刻及び完了時刻そのものを、開始時刻及び完了時刻とする。一方、作業状態取得部55は、携帯端末Wにて操作された場合には、携帯端末Wで入力された際の開始時刻及び完了時刻そのものを用いるのではなく、ホーム端末HPで入力されたとした場合の開始時刻及び完了時刻を推定する。つまり、作業状態取得部55は、携帯端末Wで入力された開始時刻及び完了時刻と、現在位置とホームポジションPとの距離とに基づいて、ホームポジションPにおける開始時刻及び完了時刻を推定する。
さらに、作業種別取得部64は、作業実績の他の一つとして、作業者が実行する作業種別を取得する。作業種別取得部64は、後述する次作業決定部60により決定された次作業を取得することで、作業種別を取得している。なお、作業状態取得部55の処理及び次作業決定部60の処理の詳細は、後述する。
(6.更新工程計画作成機能)
次に、管理装置Mの更新工程計画の作成機能について、図4及び図5を参照して説明する。更新工程計画の作成機能は、工程計画記憶部51、工程実績記憶部56、初期工程計画取得部61、工程計画更新部62により構成される。
初期工程計画取得部61は、工程計画記憶部51に記憶されている初期工程計画を取得する。工程計画更新部62は、初期工程計画取得部61により取得された初期工程計画と、工程実績記憶部56に記憶されている工程実績とに基づいて、図5の破線枠にて示すような更新工程計画を作成する。
工程計画更新部62は、初期工程計画取得部61から初期工程計画を取得する。そして、工程実績記憶部56に記憶されている実績が更新されていれば、工程計画更新部62は、工程実績に基づいて、工程計画を更新する。つまり、工程計画更新部62は、初期工程計画に対して工程実績に遅れが生じている場合には、この遅れを考慮して、将来の工程計画を決定する。このとき、作業者による作業時間は、標準な作業能力を有する作業者による作業時間に基づいて設定される。
(7.能力データベース57)
次に、管理装置Mの作業者に対する次作業指示機能に用いられる能力データベース57について説明する。能力データベース57は、複数の作業者及び複数の作業種別に関して、作業者毎に作業種別毎の作業能力を記憶する。作業種別としては、例えば、段取り、試加工、異常復帰処理などである。さらに、各情報は、処理機械MC1−MC8毎に記憶されている。
さらに、能力データベース57は、図6に示す作業実績情報を有する。作業実績情報は、作業者毎且つ作業種別毎に、作業時間、機械作業時間、位置情報、生体情報、加速度情報、携帯撮像装置34により撮像された視界情報、機械撮像装置14により撮像された情報、操作手順情報を含む。作業時間とは、ホームポジションPを基準とした場合の作業の開始から完了までの時間である。機械作業時間とは、処理機械MC1−MC8に対して直接作業している時間である。機械作業時間は、操作盤13に対する操作、位置情報、機械撮像情報、視界情報、加速度情報などにより求めることができる。操作手順情報とは、作業者による操作盤13の操作手順に関する情報である。
(8.能力データベースの構築機能)
能力データベース57は、上述したように、多数の作業実績情報を有している。この構築処理は、データベース更新部76が行う。つまり、データベース更新部76は、位置情報取得部54、作業種別取得部64、機械撮像情報取得部71、視界情報取得部72、生体情報取得部73、加速度情報取得部74、操作順序情報取得部75から情報を取得して、能力データベース57を更新する。ここで、同一の対象物について複数回の作業を行う場合には、最新の情報を記憶する。
(9.全作業者状態取得部59による取得情報)
管理装置Mによる作業者に対する次作業指示機能に用いられる全作業者状態取得部59による処理について説明する。全作業者状態取得部59は、実行作業者取得部53により取得された実行作業者、及び、作業状態取得部55により取得された作業状態に関する情報を受け取る。詳細には、全作業者状態取得部59は、作業者毎に、作業開始情報の入力時刻、ホームポジションPを基準とした作業開始の推定時刻、作業完了情報の入力時刻、ホームポジションPを基準とした作業完了の推定時刻を有する。
さらに、全作業者状態取得部59は、作業者が、作業中であるか、作業完了した状態であるかの情報を有する。全作業者状態取得部59は、作業を開始した後にまだ完了していなければ作業中であると判定し、作業を完了した後にまだ開始していなければ作業完了状態であると判定する。
さらに、全作業者状態取得部59は、作業中の作業者が指示された作業を完了する予測時刻を有する。このとき、全作業者状態取得部59は、次作業決定部60から作業者に指示した作業種別を取得することにより、作業種別に応じた標準作業時間を考慮して、予測時刻を算出する。
(10.次作業指示機能)
次に、管理装置Mによる作業者に対する次作業指示機能について、図3A、図4及び図7を参照して説明する。作業者に対する次作業指示機能は、工程計画記憶部51、機械状態取得部52、実行作業者取得部53、位置情報取得部54、作業状態取得部55、能力データベース57、次作業候補抽出部58、全作業者状態取得部59、次作業決定部60により構成される。
図4に示すように、次作業候補抽出部58は、機械状態取得部52により取得された複数の処理機械MC1−MC8の現在状態、及び、工程計画記憶部51に記憶されている工程計画を取得する。そして、次作業候補抽出部58は、処理機械MC1−MC8の現在状態及び工程計画に基づいて、作業者が行う次作業候補を抽出する。次作業候補は、設備1全体として、現在、作業者による作業を必要とする作業である。この次作業候補は、図3Aの作業者端末13,HP,Wの候補欄42に表示される。次作業候補抽出部58が、複数の次作業候補を抽出する場合には、複数の次作業候補について順位を決定する。順位についても、図3Aの候補欄42に表示される。
次に、次作業決定部60が、所定の作業者に対する次作業を決定する。次作業決定部60による処理については、図7を参照して説明する。次作業決定部60は、実行作業者取得部53から実行作業者を取得したか否かを判定する(S31)。つまり、何れかの作業者が作業者端末13,HP,Wにて作業者名ボタンをタッチした場合に、次作業決定部60は、実行作業者を取得したと判定する。
次作業決定部60は、実行作業者を取得しなければ、処理を進めることはない(S31:No)。一方、次作業決定部60は、実行作業者を取得したならば(S31:Yes)、全作業者状態取得部59から、当該実行作業者の状態を取得する(S32)。そして、次作業決定部60は、当該実行作業者の状態が作業完了状態であるか否かを判定する(S33)。作業完了状態でなければ(S33:No)、次作業決定部60は、S31に戻り処理を繰り返す。
一方、作業完了状態であれば(S33:Yes)、次作業候補抽出部58により抽出された次作業候補を取得する(S34)。続いて、次作業決定部60は、実行作業者の作業能力を、能力データベース57から取得する(S35)。続いて、次作業決定部60は、全作業者状態取得部59から、他の作業者の状態を取得する(S36)。例えば、次作業決定部60は、他の作業者で現在次作業を開始可能な状態であるか、他の作業者で間もなく作業を完了する状態であるかなどを取得する。続いて、次作業決定部60は、他の作業者の作業能力を、能力データベース57から取得する(S37)。
最後に、次作業決定部60は、次作業候補、実行作業者の作業能力、他の作業者の状態、他の作業者の作業能力に基づいて、実行作業者に対する次作業を決定する(S38)。次作業決定部60は、上位順位の次作業候補を実行作業者が作業可能か否かを判定し、作業可能な次作業候補を実行作業者の次作業とする。ただし、他の作業者も作業を開始することができる状態の場合には、当該実行作業者の作業能力と他の作業者の作業能力を考慮して、当該実行作業者の次作業を決定する。
例えば、作業者Aは全ての作業種別の作業が可能であるが、作業者B,C,Dは、一部の作業種別のみの作業が可能であるとする。作業者Aの次作業を決定する場合において、作業者Bが現在次作業を開始可能な状態、又は、作業者Bが間もなく次作業を開始可能な状態であるとする。このとき、作業者Aも作業者Bも作業可能な作業種別が、上位順位の次作業候補となっている場合には、次作業決定部60は、下位順位の次作業候補を作業者Aに対する次作業とする。上位順位の次作業候補は、作業者Bの次作業として指示することができるが、下位順位の次作業候補は、作業者Bの次作業として指示できないことがある。そこで、上位順の次作業候補は、作業者Bに対する次作業とし、下位順位の次作業候補を、作業者Aに対する次作業とすることで、次作業候補を効率的に実行することができる。
ただし、下位順位の次作業候補を次作業として決定する場合には、工程計画を考慮する。下位順位の次作業候補を作業者の次作業として決定すると、工程計画に遅延を生じるおそれがある場合には、下位順位の次作業候補を作業者の次作業とするのではなく、やはり上位順位の次作業候補を作業者の次作業とする。
また、工程計画に遅延が生じないのであれば、次作業決定部60は、標準能力より低い作業能力を有する作業者に対する次作業を決定することもできる。図5において、枠と枠の隙間は、処理機械MC1−MC8による処理も作業者による作業も行われない時間帯である。つまり、次作業決定部60は、この空白時間を利用することで、標準作業時間よりも長めに作業時間を設定して余裕を持たせ、作業能力の低い作業者に対する教育を行うこともできる。
(11.教育支援装置Eの構成)
次に、教育支援装置Eについて、図8、図9A−図9Bを参照して説明する。図8に示すように、教育支援装置Eは、未熟作業状況取得部110、熟練作業時間記憶部120、標準時間記憶部130、表示部140を備える。
未熟作業状況取得部110は、実作業時間取得部111及び過去作業時間記憶部112を備える。実作業時間取得部111は、未熟作業者による処理機械MC1−MC8に対する作業の実作業時間を、能力データベース57から取得する。能力データベース57に新たに情報が追加されると、実作業時間取得部111は、未熟作業者による実作業時間を取得する。
過去作業時間記憶部112は、作業者毎に、未熟作業者による処理機械MC1−MC8に対する作業の過去の作業実績時間を記憶する。過去作業時間記憶部112は、作業者毎に、過去の作業実績時間が複数ある場合に、最短時間である過去の作業実績時間を記憶する。なお、過去作業時間記憶部112が記憶する過去の作業実績時間は、最短時間のみとしてもよいし、最短時間を含むトップ5などとしてもよい。
熟練作業時間記憶部120は、熟練作業者による作業の熟練作業時間を記憶する。熟練作業者は、予め設定された特定の作業者である。例えば、熟練作業者は、標準的な作業者による作業時間(標準時間)に比べて非常に短い作業時間で作業を完了することができる作業者である。さらには、熟練作業者は、作業時間の他に、高い作業品質を提供できる作業者とすることもできる。そして、熟練作業者は、作業種別に応じて設定されている。さらに、熟練作業時間記憶部120は、熟練作業者の作業能力が向上した場合に、熟練作業時間を更新する。
標準時間記憶部130は、作業種別毎に、作業の標準時間を記憶する。作業の標準時間は、予め設定されており、標準の作業能力を有する作業者による作業時間である。作業の標準時間は、上述したように、図5に示す初期工程計画及び更新工程計画の設定に用いられる。
表示部140は、未熟作業者の実作業時間、未熟作業者の過去の作業実績時間、標準時間、及び、熟練作業時間を比較できるように表示されている。表示部140の表示内容について、図9A−図9Cを参照して説明する。
表示部140の第一例の表示内容は、図9Aに示す。表示画面の上枠に、作業者名及び作業種別が表示されている。表示画面の左枠には、当該未熟作業者が直近に行った作業についての実作業時間が表示されている。図9Aでは、実作業時間は、15分31秒である。表示画面の右欄には、当該作業種別の標準時間、当該未熟作業者による過去の作業実績時間、及び、熟練時間が表示されている。図9Aでは、標準時間は、12分00秒であり、過去の作業実績時間は、16分12秒であり、熟練時間は、10分43秒である。
今回の実作業時間は、標準時間よりも長い。そこで、表示画面の左枠に、標準時間に達成していないことを示すために、未達成の文字が表示されている。これにより、未熟作業者は、標準時間にまだ達成していないことを容易に把握できる。また、今回の実作業時間は、自身の過去の作業実績時間よりも短い。そこで、表示画面の左枠に、過去の作業実績時間よりも短くなったことを示すために、右上がりの矢印が表示されている。これにより、未熟作業者は、過去の作業実績時間よりは短くなっていることを容易に把握できる。さらに、未熟作業者は、実作業時間と熟練作業時間と比較することで、両者にどの程度の差があるかを容易に把握することができる。
表示部140の第二例の表示内容は、図9Bに示す。図9Bにおいては、未熟作業者の実作業時間が、標準時間より短く、且つ、自身の過去の作業実績時間より短い。そこで、表示画面の左枠には、標準時間に達成したことを示すために、達成の文字が表示されており、過去の作業実績時間より短いことを示すために、右上がり矢印が表示されている。
また、表示部140の第三例の表示内容は、図9Cに示す。図9Cにおいては、未熟作業者の実作業時間が、標準時間より長く、且つ、自身の過去の作業実績時間よりも長い。そこで、表示画面の左枠には、標準時間に達成していないことを示すために、未達成の文字が表示されている。また、表示画面の左枠には、自身の過去の作業実績時間より
長くなったことを示すために、右下がり矢印が表示されている。
(12.実施形態の効果)
上述した教育支援装置Eは、未熟作業者による処理機械MC1−MC8に対する作業の実作業時間を取得する実作業時間取得部111と、作業の標準時間を記憶する標準時間記憶部130と、実作業時間と標準時間とを比較して表示する表示部140とを備える。これにより、未熟作業者は、自身が行う作業が標準的であるのか否かを把握することができる。従って、未熟作業者は、比較結果を把握することで、作業能力の向上を図るためのモチベーションを持つきっかけを得ることができる。
また、教育支援装置Eは、未熟作業者による処理機械MC1−MC8に対する作業の過去の作業実績時間を記憶する過去作業時間記憶部112を備える。そして、表示部140は、過去作業時間記憶部112に記憶される過去の作業実績時間と実作業時間とを比較して表示する。これにより、未熟作業者は、自身の過去の作業実績時間と現在の実作業時間との比較を把握することにより、自身の成長を感じることができる。従って、未熟作業者は、作業能力のさらなる向上を図るためのモチベーションを持つきっかけを得ることができる。
また、過去作業時間記憶部112は、過去の作業実績時間が複数ある場合に最短時間である過去の作業実績時間を記憶している。比較対象となる自身の過去の作業実績時間は、最新の時間ではなく、これまでの中での最短時間である。従って、未熟作業者が、自身がこれまでの最短時間と比較することで、作業能力のさらなる向上を図るためのモチベーションを持つことができる。
また、教育支援装置Eは、熟練作業者による前記作業の熟練作業時間を記憶する熟練作業時間記憶部120を備える。そして、表示部140は、実作業時間と熟練作業時間とを比較して表示する。これにより、未熟作業者は、自身が行う作業と熟練作業者による作業との違いを把握することができる。従って、未熟作業者は、熟練作業者による作業との比較結果を把握することで、作業能力の向上を図るためのモチベーションを持つきっかけを得ることができる。
また、熟練作業時間記憶部120は、熟練作業者の作業能力が向上した場合に、熟練作業時間を更新している。未熟作業者のみならず、熟練作業者も作業を継続すればするほど、熟練作業者の作業能力はさらに向上していく。そこで、熟練作業時間記憶部120は、熟練作業者の作業能力が向上した場合に、記憶していた熟練作業時間を更新することとした。これにより、未熟作業者にとって目標となる作業時間をより良いものにすることができる。その結果、未熟作業者の作業能力のさらなる向上を図ることができると共に、未熟作業者の作業能力の向上速度が上がることが期待できる。
1:設備、 11:機械本体、 12:制御装置、 13:操作盤(作業者端末)、 14:機械撮像装置、 34:携帯撮像装置、 35:生体情報センサ、 36:加速度センサ、 57:能力データベース、 60:次作業決定部、 110:未熟作業状況取得部、 111:実作業時間取得部、 112:過去作業時間記憶部、 120:熟練作業時間記憶部、 130:標準時間記憶部、 140:表示部、 E:教育支援装置、 HP:ホーム端末(作業者端末)、 M:管理装置、 MC1−MC8:処理機械、 P:ホームポジション、 W:携帯端末(作業者端末)

Claims (5)

  1. 作業者による処理機械に対する作業の実作業時間を取得する実作業時間取得部と、
    前記作業の標準時間を記憶する標準時間記憶部と、
    前記実作業時間と前記標準時間とを比較して表示する表示部と、
    を備える、教育支援装置。
  2. 前記教育支援装置は、前記作業者による前記処理機械に対する前記作業の過去の作業実績時間を記憶する過去作業時間記憶部を備え、
    前記表示部は、前記過去作業時間記憶部に記憶される前記過去の作業実績時間と前記実作業時間とを比較して表示する、請求項1に記載の教育支援装置。
  3. 前記過去作業時間記憶部は、前記過去の作業実績時間が複数ある場合に最短時間である前記過去の作業実績時間を記憶する、請求項2に記載の教育支援装置。
  4. 前記教育支援装置は、熟練作業者による前記作業の熟練作業時間を記憶する熟練作業時間記憶部を備え、
    前記表示部は、前記実作業時間と前記熟練作業時間とを比較して表示する、請求項1−3の何れか一項に記載の教育支援装置。
  5. 前記熟練作業時間記憶部は、前記熟練作業者の作業能力が向上した場合に、前記熟練作業時間を更新する、請求項4に記載の教育支援装置。
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