JP2010206985A - 電力系統監視制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】操作卓に備え付けたキャプチャ装置のキャプチャ情報と事故情報とを関連付けた事故報告書を自動的に作成することができる電力系統監視制御装置を提供する。
【解決手段】電力系統の情報や電力系統機器を制御する信号を通信するネットワーク001と、ネットワーク001と通信する監視制御部100と、定期的に操作卓002をキャプチャするキャプチャ装置003とを備える。監視制御部100は、電力系統の状態を表示する操作卓002と、キャプチャ装置003がキャプチャした画像情報と監視制御部100が処理した事故復旧手順及び事故報告書を保存する記憶装置004と、記憶装置004に記憶された事故報告書を出力するプリンタとを備える。監視制御部100は、電力系統の事故を機器の情報から判定し、事故の復旧手順を作成する。事故復旧の方法は、操作卓002に表示すると共に記憶装置004に保存する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力系統で事故が発生した後、検証や次の事故発生に備えて、状況を正確かつわかり易く記録した報告書を提供する電力系統監視制御装置に関する。
監視制御対象となっている電力系統で、事故が発生した場合に、事故が発生した時点と修復が完了した時点での情報を整理して、事故報告書を作成する電力系統監視制御装置が知られている(例えば、特許文献1,2参照)。
これら電力系統監視制御装置は、
(1)事故発生した時点の情報として、通報が行われた時刻、事故詳細データなどをまとめた事故速報データと、
(2)事故発生後の処理が完了した時点で、入力画面で入力された内容、取り込まれた事故詳細データ、異常時処置ガイダンス画面、基本処置ガイダンス画面などで入力された事故発生データと、
に基づいて、事故報告書データを作成する。
特開2001−8365号公報 特開2008−5235号公報
しかしながら、特許文献1で作成される事故報告書は、事故詳細データや処理画面で入力された内容入力を整理して作成される。また、特許文献2で作成される事故報告書は、定型化された書式に従って、事故を特定する整理番号、事故発生年月日・時刻、事故発生場所、事故原因、被害、復旧状況等の事故情報に加えて、事故の影響を受けた営業地域の供給先毎について供給支障が生じた時刻、停電時間、電力等が記載される。このため、事故復旧の対応や次の事故の発生に備えて検証を行う際に、途中経過を確認したり、作業をしたタイミングを把握したりするのが難しいと言う問題点があった。
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電力系統監視制御装置を制御する制御卓にキャプチャ装置を設けて、事故情報とキャプチャ装置のキャプチャ情報とを関連付けた事故報告書を作成することにより、運用者の負担を軽減し、かつキャプチャ処理による途中経過や作業のタイミングの情報を含んだ報告書の作成を行なうことのできる電力系統監視制御装置を提供することである。
前記の目的を達成するために、本発明の電力系統監視制御装置は、ネットワークを介して電力系統の情報を受信し、事故発生時には前記電力系統の情報に基づいて事故報告書を作成する監視制御部と、前記監視制御部に接続され、前記監視制御部で表示処理された電力系統の情報と事故報告書を表示すると共に指示入力を行う操作卓と、前記操作卓に表示している内容を定期的にキャプチャするキャプチャ装置と、前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報と、前記監視制御部が作成した事故報告書とを保存する記憶装置と、前記記憶装置に記憶された事故報告書を出力する出力装置とを備え、前記監視制御部は、電力系統の情報と前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報とを合成して事故報告書を作成する事故報告書作成部を有することを特徴とする。
なお、事故復旧手順、復旧指示または音声情報の少なくとも一つを前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報と合成して事故報告書を作成したり、作成した事故報告書を復旧作業時にガイダンス情報として参考にしたり、事故報告書に関連づれられたキャプチャ情報や音声情報を再生することにより、事故発生から復旧までの状況と操作内容をもあわせて確認したりすることができる電力系統監視制御装置も本発明の一形態である。
本発明によれば、今まで運用者が事故内容を思い出しながら手作業で作成していた事故報告書を自動的に作成することができる。また、作成される事故報告書には、キャプチャ情報を含んでいるため、正確に情報提供できる。さらに、キャプチャ情報から動画で事故発生から復旧までの状況と操作内容を再生できるため、後に同様の事故が発生した時、事故の復旧手順を検討する運用者へタイムリにかつ動画にて情報提供ができる。
本発明の実施例1の電力系統監視制御装置の構成を示すブロック図 実施例1の復旧手順の作成の順序を示したフローチャート 本発明の実施例1の記憶装置の内部の構成を示した図 本発明の実施例1において作成される事故報告書の例を示す図 本発明の実施例2の構成を示すブロック図 本発明の実施例2の記憶装置の内部の構成を示した図 本発明の実施例3の構成を示すブロック図 本発明の実施例4の構成を示すブロック図
以下、本発明に係る電力系統監視制御装置の実施例を図面を参照して説明する。各実施例で同一または類似の構成部分には、共通の符号を付し、重複する説明は省略する。
[1−1.構成]
図1は、本発明に係る実施例1の電力系統監視制御装置の構成を示すブロック図である。図2は、事故内容から復旧手順を作成するための復旧手順作成の手順を示したフローチャート、図3は、記憶装置の内部の構成を示した図、図4は、本実施例において作成される事故報告書の例を示す図である。
図1の001は、電力系統の情報や電力系統機器を制御する情報を通信するネットワークである。100は、電力系統の情報をネットワーク001を介して受信する監視制御部である。監視制御部100は、電力系統の情報を受信すると共に、ネットワーク100を介して電力系統機器を制御する信号を送信する。002は、監視制御部100に接続され、監視制御部100で表示処理された電力系統の状態などを表示する操作卓である。操作卓002には、操作ボタンの入力により、電力系統機器を制御する制御指令などの入力するためのキーボード、マウス、タッチパネルなどの各種操作ボタンが配置される。
003は、操作卓002に表示している内容を定期的(一定時間ごと、あるいは定められたイベントが発生する都度)にキャプチャするキャプチャ装置である。004は、キャプチャ装置003がキャプチャした画像情報と、監視制御部100が処理した事故復旧情報と、後述の事故報告書作成部110が作成した事故報告書などとを保存する記憶装置である。005は、作成した事故報告書などを出力するプリンタである。
[1−2.監視制御部100の構成]
電力系統の情報を受信すると共に、ネットワーク100を介して電力系統の機器を制御する信号を送信する監視制御部100は以下の構成を有する。
101は、電力系統の情報をネットワーク001を介して受信する受信処理部である。102は、受信処理部101が受信した電力系統の情報を用いて、電力系統で状態が変化した電力機器の有無に基づいて、電力系統の状態の変化を把握する状変把握部である。103は、状変把握部102において電力系統の機器の状態変化を把握した場合に、電力系統機器の情報を用いて、電力系統の事故内容を判定する事故判定部である。
104は、事故判定部103が判定した電力系統の事故内容から事故の復旧手順の手順を作成する事故復旧支援処部である。事故復旧支援部104は、記憶装置004と接続されており、電力系統の事故内容と作成した事故の復旧手順を記憶装置004に保存する。また、事故復旧支援部104は、後述する表示処理部105に対して、電力系統の事故内容と事故の復旧手順を操作卓002に表示要求を行う。105は、事故復旧支援処理部104から表示要求のあった電力系統の事故内容と事故の復旧手順を操作卓002に表示処理する表示処理部105である。
106は、表示処理部105により操作卓002に表示された電力系統の事故内容と事故の復旧手順を元に、運用者が操作卓002から行なった復旧指示を受け付ける入力処理部である。107は、入力処理部106に入力された復旧指示を元に、記憶装置004に保存されている事故の復旧手順を読み出し、順次制御指示を作成する事故復旧処理部である。108は、事故復旧処理部107で作成した制御指示に従って、制御要求を通知する制御処理部である。109は、制御処理部108から通知された制御要求を、ネットワーク001経由で対象となる電力系統機器に送信する送信処理部である。
110は、運用者が操作卓002を用いて要求した事故報告書作成指示を入力処理部106で受け付けた場合に、記憶装置004に保存されている当該電力系統の事故内容、復旧手順、及びその事故内容と事故復旧を操作卓002に表示した時のキャプチャ情報を読み出し、これらを合成して事故報告書として作成する事故報告書作成部である。事故報告書作成部110は、作成した事故報告書を表示処理部105を介して操作卓002に出力すると共に、監視制御部100に接続しているプリンタ005で出力する。また、事故報告書作成部110は、事故報告書作成部110に接続している記憶装置004に、作成した事故報告書を保存する。
[1−3.作用]
以上の構成を有する本実施例によれば、電力系統の事故発生時に動作リレーとトリップした機器の情報から事故内容を判断すると共に、図2の復旧手順作成フローチャートに従って事故の復旧手順を作成する。作成した事故復旧の方法は、表示処理部105を経由して操作卓002に表示すると共に、図3に示す事故内容・復旧情報200の事故内容のフォーマットで、記憶装置004に保存する。
[1−4.事故復旧手順の作成方法を示すフローチャート]
以下、本発明の実施例1の事故復帰処理部104が事故の復旧手順を作成する手順を図2のフローチャートを用いて説明する。ステップ101は、制御監視対象となっている電力系統の電力機器の状態を把握するステップである。このステップでは、状況把握部102により、電力系統の電力機器に備え付けられた開閉機器のON/OFF状態の変化をネットワーク001を介して把握する。ステップ102は、電力系統の事故の発生を検出し、事故がおきた箇所を抽出するステップである。このステップでは、状況把握部102が把握した開閉機器のON/OFF状態の変化により事故の発生を検出し、その箇所を事故判定部103により抽出するステップである。
ステップ103は、開閉機器のON/OFF状態に変化があった場合に、開閉機器の状態を以前の状態に戻すための手順を決めるステップである。このステップでは、事故箇所の開閉機器を事故復旧前の状態に戻し、事故系統を復旧する順序をきめる。ステップ104は、ステップ103において決めた復旧手順を、模擬的に実行し復旧が可能かを確認するステップである。
ステップ105は、ステップ104の模擬実行した結果を判定するステップである。このステップでは、事故箇所の復旧が可能と判定された場合はステップ107に進み、一方、事故箇所の復旧が不可能と判定された場合はステップ106に進む判定を行う。ステップ106は、ステップ105で事故箇所の復旧が不可能と判定された場合に、事故箇所を避けた復旧手段を決めるステップである。すなわち、事故箇所の開閉機器のON/OFFの状態は戻さずに、別ルートからの復旧する手順を決めるステップである。ステップ107は、作成した復旧手順を事故復旧情報として、記憶装置002に登録するステップである。図3に示すように記憶装置004では、作成した復旧手順は事故復旧情報201として記憶装置002に保存する。
[1−5.事故報告書の作成]
以下、図2のフローチャートにより作成された事故処理手順、電力系統の事故内容及びキャプチャ装置003によりキャプチャした画像情報についての報告書を作成する方法について説明する。
事故復旧支援部104において作成された復旧手順は、表示処理部105を介して操作卓002に表示される。運用者は、操作卓002に表示された復旧手順及び事故内容に基づいて、復旧指示を入力する。操作卓002に入力された復旧指示は、入力処理部106で受け付けられる。
事故復旧処理部107は、入力処理部106で受け付けた復旧指示と、この復旧指示に対する事故の復帰方法を記憶装置004の事故内容・復旧情報200の当該事故内容の事故復旧情報より読み出す。そして、復旧指示に対応する事故復旧の制御要求に変換し制御処理部108と送信処理部109とネットワーク001を介して順次電力系統機器を制御する。
事故報告作成部110は、運用者から事故報告書作成の指示が通知された場合、この指示の対する当該電力系統の事故内容、事故復旧の手順及び当該事故検出から復旧までを操作卓002に表示した時のキャプチャ情報を記憶装置004の事故内容・復旧情報200の当該事故内容から読み出す。そして、読み出した内容に基づいて、図4に示すような事故報告書を作成する。作成した事故報告書は、操作卓002とプリンタ005に出力すると共に、記憶装置004に保存する。
[1−6.効果]
以上のように本実施によれば、事故内容と事故復旧の手順とキャプチャ情報とを関連付けた事故報告書を作成することができる。また、作成した事故報告書に加えてキャプチャ情報により事故発生から復旧までの状況と操作内容を再現できるため、正確な情報提供をすることができる。更に、後に同様の事故が発生した時、事故の復旧手順を検討する運用者に瞬時に情報提供ができる。
[2−1.構成]
本発明の実施例2を図5の構成図を用いて説明する。実施例2は、実施例1の構成において、音声入力装置006と監視制御部100に事故報告編集部111を追加したものである。
図5の006は、運転員の音声を記憶装置004に保存する音声入力装置である。007は、操作卓002に接続されたスピーカであり、操作卓002に表示される事故報告書に埋め込まれている音声のテキスト情報を出力する。111は、記憶装置004に保存される電力系統の事故報告書と音声による補助情報を読み出し、音声による補助情報をテキスト情報に変換し、事故報告書の指示された箇所へ埋め込む編集を行う事故報告書編集部である。事故報告書編集部111は、編集した事故報告書を表示処理手段105を介して操作卓002に出力すると共に、記憶装置004に記憶する。
[2−2.作用]
上記の構成を有する実施例2では、実施例1と同様に、電力系統の事故発生した場合、事故内容に対応した事故の復旧手順を作成する。作成した事故復旧の手順は、操作卓002に表示されると共に、記憶装置004に保存される。一方、運用者からの復旧指示と、この復旧指示に対する事故の復帰方法を、記憶装置004より読み出す。そして、復旧指示に対応する事故復旧の制御要求に変換し、順次電力系統機器を制御する。
これらの一連の事故対応は、運転員が操作卓002を用いて実施するが、その時にメモをとる代わりに言葉で補助情報を伝える。その音声での補助情報は、音声入力装置006を介して、図6の記憶装置004の事故内容・復旧情報201の指定された音声テキスト補助情報エリアに保存する。
この後、運用者が保存した補助情報の編集指示を要求すると、事故報告書編集部111は記憶装置004の事故内容・復旧情報200の当該事故内容に保存されている当該電力系統の事故報告書情報と補助情報を読み込む。そして、読み出した事故報告書の指示された箇所へ補助情報をテキスト情報として埋め込む編集を行う。編集を行った事故報告書は、記憶装置004に事故内容・復旧情報200の事故内容のフォーマットで保存すると共に、操作卓002へ表示する。また、表示された事故報告書は埋め込まれたテキスト情報を音声としてスピーカ007へ出力する。
[2−3.効果]
このような、実施例2によれば、前記実施例1の効果に加えて、手作業によるメモをとらなくても、音声情報を補助情報をキャプチャ情報と関連づけて保存できる。そのため、事故発生から復旧までの非常に忙しく、時間に追われる状況での事故対応時の運用者の負担を大幅に軽減できる。また、事故対応後の情報整理の時、キャプチャした画像情報を動画で再生することに加えて、音声情報も再生することができる。
本発明の実施例3を図7の構成図を用いて説明する。実施例3は、実施例2の構成において、監視制御部100に事故復旧ガイダンス処理部112を追加したものである。事故復旧ガイダンス処理部112は、事故復旧処理部107から事故復旧が開始されたことを通知された場合に、記憶装置004に保存してある事故の情報の中から、今回発生した事故と一致する情報を加味した事故報告書の作成を行うものである。
上記の構成を有する実施例3では、実施例1,2と同様に、電力系統の事故発生した場合、事故内容に対応した事故の復旧手順を作成する。作成した事故復旧の方法は、操作卓002に表示すると共に、記憶装置004に保存する。一方、運用者からの復旧指示と、この復旧指示に対する事故の復帰方法を、記憶装置004より読み出す。そして、復旧指示に対応する事故復旧の制御要求に変換し、順次電力系統機器を制御する。
事故復旧処理部107は、運用者からの復旧指示を操作卓002と入力処理部106を介して通知され、この復旧指示の対する事故の復旧手順を記憶装置004の事故内容・復旧情報200の当該事故内容の事故復旧情報より読み出し事故復旧ガイダンス処理部112に事故復旧を開始することを通知すると共に事故復旧の制御要求に変換し制御処理部108と送信処理部109とネットワーク001を介して順次電力系統機器を制御する。
事故復旧ガイダンス処理部112は、事故復旧処理部107から事故復旧作業が開始されたことを通知された場合に、記憶装置に保存してある今回発生した電力系統の事故と動作リレーとトリップした機器が一致する事故内容を読み込む。そして、読み込んだ事故内容から事故報告書を作成し操作卓002に表示すると共に、過去の事故復旧対応時に運用者が音声で保存した補助情報を操作卓002のスピーカ007で通知する。
このような実施例3によれば、前記各実施例の効果に加えて、事故復旧作業時に事故報告書の他に音声情報である補助情報を参考にすることができる。そのため、運用者の経験のみにより事故復旧内容を判断して行っていた復旧操作の負担を大幅に軽減することができる。
本発明の実施例4を図8の構成図を用いて説明する。実施例7は、実施例2の構成において、監視制御部100に過去の事故報告を再生する事故復旧訓練処理部113を追加したものである。事故復旧訓練処理部113は、運用者が任意の事故を選択すると、記憶装置004に保存されている選択された事故に対応した事故報告を再生するものである。
上記の構成を有する実施例4では、訓練を行う場合に、運用者が操作卓002を用いて過去の事故から任意の事故報告を選択する。選択内容は、入力処理部106を介して事故復旧訓練処理部113に通知される。事故復旧訓練処理部113は、記憶装置004の過去の事故報告の中から該当する事故報告が取り出す。取り出された事故報告は、表示処理部105を介して操作卓002とスピーカ007により再生される。
このような実施例4によれば、訓練時に、事故発生から復旧までの状況と操作内容がキャプチャ情報からの動画と関連づけられた音声情報の補助情報とを含んだ事故報告書を確認することができ、訓練の効率を向上させることが可能である。
以上で説明した実施例は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。また、本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能である。
実施例1,2では、運用者による復旧指示を事故復旧の制御要求に変換し、電力系統機器を制御する場合について説明したが、変形例として復旧指示をテキスト情報として記憶装置004に保存し、復旧指示と前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報とを合成して事故報告書を作成することもできる。これにより、復旧指示をキャプチャした画像情報だけでなく、テキスト情報として確認することができ、画像情報では確認しづらい操作の内容も正確に確認することができる。
100…監視制御部
001…ネットワーク
002…操作卓
003…キャプチャ装置
004…記憶装置
005…プリンタ
006…音声入力装置
101…受信処理部
102…状変把握部
103…事故判定部
104…事故復旧支援部
105…表示処理部
106…入力処理部
107…事故復旧処理部
108…制御処理部
109…送信処理部
110…事故報告作成部
111…事故報告編集部
112…事故復旧ガイダンス部
113…事故復旧訓練部

Claims (6)

  1. ネットワークを介して電力系統の情報を受信し、事故発生時には前記電力系統の情報に基づいて事故報告書を作成する監視制御部と、
    前記監視制御部に接続され、前記監視制御部で表示処理された電力系統の情報と事故報告書を表示すると共に指示入力を行う操作卓と、
    前記操作卓に表示している内容を定期的にキャプチャするキャプチャ装置と、
    前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報と、前記監視制御部が作成した事故報告書とを保存する記憶装置と、
    前記記憶装置に記憶された事故報告書を出力する出力装置とを備えた電力系統監視制御装置において、
    前記監視制御部は、電力系統の情報と前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報とを合成して事故報告書を作成する事故報告書作成部を有することを特徴とする電力系統監視制御装置。
  2. 前記監視制御部は、
    前記ネットワークを介して電力系統の情報を受信する受信処理部と、
    電力系統の情報を用いて、電力系統の事故内容を判定する事故判定部と、
    前記事故判定部が電力系統に事故が起こったと判定した場合は、事故の復旧手順を作成する事故復旧支援部と、
    前記事故復旧支援部が作成した事故復旧手順と前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報とを合成して事故報告書を作成する事故報告書作成部を有することを特徴とする請求項1に記載の電力系統監視制御装置。
  3. 前記監視制御部は、
    前記操作卓において、運用者が事故の復旧指示入力した場合、復旧指示を受け付ける入力処理部と、
    前記入力処理部で受け付けた復旧指示と前記キャプチャ装置がキャプチャした画像情報とを合成して事故報告書を作成する事故報告書作成部を有することを特徴とする請求項1に記載の電力系統監視制御装置。
  4. 前記電力系統監視制御装置は、
    前記記憶装置に対して音声情報を保存するための保存する音声入力装置と、
    前記操作卓において、音声情報を出力するためのスピーカとを備え、
    前記監視制御部は、前記記憶部より事故報告書と音声情報を読み出し、音声情報をテキスト情報に変換し、事故報告書の指示された箇所へ埋め込む編集を行う事故報告書編集部を備えることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電力系統監視制御装置。
  5. 前記監視制御部は、
    前記事故復旧処理部から事故復旧が開始されたことを通知された場合に、前記記憶装置に保存してある情報の中から、今回発生した事故と一致する情報を加味した事故報告書を作成する事故復旧ガイダンス処理部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電力系統監視制御装置。
  6. 前記監視制御部は、
    運用者により前記記憶装置に保存されている事故が選択されると、選択された事故に対応した事故報告を再生する事故復旧訓練処理部を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電力系統監視制御装置。
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