JP5413347B2 - 端末装置、表示制御方法および表示制御プログラム - Google Patents

端末装置、表示制御方法および表示制御プログラム Download PDF

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本発明は、端末装置、端末装置における表示制御方法および端末装置用の表示制御プログラムに関する。
ネットワークを介して相互に接続された複数の端末装置の間で資料を共有するシステムが普及している。このような状況下で、共有される資料のうち、秘密性が高く、保存を制限すべきもの等に対する管理の必要性が唱えられている。例えば、特許文献1に開示されているネットワーク管理システムでは、ネットワークに接続する複数の通信端末のいずれかで危険性がある一連の操作が行われた場合、管理モニタに、その通信端末が識別できるように表示される。
特開2008−305420号公報
特許文献1に示すネットワーク管理システムでは、複数の通信端末の各々でモニタのデスクトップに表示されている操作画面が、その危険性に応じた大きさで管理モニタに表示される。よって、いずれかの通信端末で危険性がある操作が行われた場合、管理モニタの表示から、どの端末でどのような操作が行われたかを知ることはできる。しかしながら、どのような人物が危険性がある操作を行ったのかまでは、一見して知ることはできない。
本発明は、ネットワークを介して接続された他の端末装置との間で会議を実施する場合に、資料の提供先の他の端末装置で保存操作を行った人物を容易に知ることができる端末装置、端末装置における表示制御方法および表示制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係る端末装置は、ネットワークに接続可能な端末装置であって、撮像手段と、映像送信手段と、資料画像送信手段と、映像表示制御手段と、資料表示制御手段と、操作判断手段と、操作情報送信手段と、通知情報表示制御手段を備えている。前記撮像手段は、映像を撮像する。前記映像送信手段は、前記ネットワークを介して接続中の複数の他の端末装置の各々に対して、前記撮像手段によって撮像された前記映像の映像データを送信する。前記資料画像送信手段は、前記複数の他の端末装置と共通に表示される資料である共有資料がある場合に、前記共有資料の画像データである資料画像データを前記複数の他の端末装置の各々に送信する。前記映像表示制御手段は、前記複数の他の端末装置の各々から前記映像データを受信した場合に、受信した前記映像データに基づき、前記複数の他の端末装置の各々に対応する受信映像を表示手段に表示させる。前記資料表示制御手段は、前記複数の他の端末装置のうちいずれかから前記資料画像データを受信した場合に、受信した前記資料画像データに基づき、前記共有資料の画像を前記表示手段に表示させる。前記操作判断手段は、前記共有資料の前記画像が前記表示手段に表示されている間に、前記共有資料に対応する前記資料画像データを記憶手段に保存するための操作である保存操作が行われたか否かを判断する。前記操作情報送信手段は、前記操作判断手段によって前記保存操作が行われたと判断された場合に、前記資料画像データの送信元である資料送信元端末に、前記保存操作が行われたことを示す情報である操作情報を送信する。前記通知情報表示制御手段は、前記資料画像送信手段によって前記資料画像データが送信された後、前記複数の他の端末装置のいずれかから前記操作情報を受信した場合に、前記操作情報の送信元である操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記操作端末で前記保存操作が行われたことを通知する情報である通知情報を前記表示手段に表示させる。
接続中の複数の他の端末装置に共有資料の資料画像データを送信した端末装置では、送信先の複数の他の端末装置のうちのいずれかで資料画像データの保存操作が行われた場合、その端末装置の受信映像に関連付けて、保存操作が行われたことを示す通知情報が表示される。したがって、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、受信映像を確認することで、資料画像データが送信先のどの端末装置でどのような人物によって保存操作が行われたのかを容易に知ることができる。よって、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、その人物に応じて、適切な措置を取ることが可能となる。
前記端末装置において、前記映像表示制御手段は、前記複数の他の端末装置のうち、前記操作端末に対応する前記受信映像の表示方法を、前記操作端末以外の端末装置に対応する前記受信映像とは異なる方法に変更してもよい。この場合、例えば、操作端末に対応する受信映像を、他の端末装置よりも目立つ表示方法で表示させることで、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、保存操作を行った人物をさらに容易に確認することができる。
前記共有資料には、前記保存操作に応じて前記資料画像データを前記記憶手段へ保存することを許可するか否かを示す保存可否情報が設定されていてもよい。そして、前記通知情報表示制御手段は、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されていないことを示す前記保存可否情報が設定されている場合に、前記操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記通知情報を表示させてもよい。この場合、端末装置のユーザは、共有資料の資料画像データの保存を許可するか否かの設定ができる。そして、保存されたくない資料画像データの保存操作が他の端末装置で行われた場合に、保存操作を行った人物を確実に知ることができる。
前記端末装置は、前記操作端末から前記操作情報を受信した場合に、前記共有資料に設定された前記保存可否情報を記憶する保存可否記憶手段を参照して、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されているか否かを判断する保存判断手段をさらに備えていてもよい。そして、前記通知情報表示制御手段は、前記保存判断手段によって前記資料画像データの保存が許可されていないと判断された場合に、前記通知情報として、保存が許可されていない前記資料画像データの前記保存操作が前記操作端末で行われたことを示す情報を表示させてもよい。この場合、端末装置は、保存可否記憶手段を参照して、保存が許可されていない資料画像データの保存操作が他の端末装置で行われたか否かを簡便に判断できる。
前記通知情報表示制御手段は、前記保存判断手段によって前記資料画像データの保存が許可されていると判断された場合に、前記通知情報として、保存が許可されている前記資料画像データの前記保存操作が前記操作端末で行われたことを示す情報を表示させてもよい。この場合、端末装置のユーザは、保存が許可されている共有資料の資料画像データの保存操作を行った人物も容易に知ることができる。
前記端末装置において、前記資料画像送信手段は、前記保存可否情報が付加された前記資料画像データを送信してもよい。前記端末装置は、表示中の前記共有資料の前記画像に対応する前記資料画像データに付加された前記保存可否情報が、保存を許可することを示すか否かを判断する資料画像判断手段をさらに備えていてもよい。そして、前記操作情報送信手段は、前記操作判断手段によって前記保存操作が行われたと判断され、且つ、前記資料画像判断手段によって、前記資料画像データに付加された前記保存可否情報が保存を許可しないことを示すと判断された場合に、前記操作情報を送信してもよい。
この場合、端末装置は、保存を許可するか否かを示す保存可否情報が付加された資料画像データを他の端末装置に送信することができる。一方、端末装置が資料画像データを受信した場合には、その資料画像データの保存操作が行われ、且つ、その保存が許可されていない場合に、その資料画像データの送信元の他の端末装置(資料送信元端末)に操作情報を送信する。したがって、端末装置のユーザは、保存されたくない資料画像データの保存操作が他の端末装置で行われた場合に、その保存操作を行った人物を確実に知ることができる。
前記端末装置は、前記操作端末から前記操作情報を受信した場合に、前記共有資料に設定された前記保存可否情報を記憶する保存可否記憶手段を参照して、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されているか否かを判断する保存判断手段と、前記操作端末から前記操作情報を受信した場合に、当該操作端末について、前記保存判断手段によって、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されていないと判断された回数が所定回数以上であるか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、前記所定回数以上と判断された場合に、前記操作端末に対する前記資料画像送信手段による前記資料画像データの送信を実行する必要があるか否かを示す送信条件を必要から不要に変更する送信条件変更手段をさらに備え、前記資料画像送信手段は、所定の複数のタイミングの各々で、前記複数の他の端末装置のうち、前記送信条件が前記必要である端末装置に対して前記資料画像データを送信する処理を実行し、前記送信条件が前記不要である端末装置に対しては前記資料画像データを送信する処理を実行しなくてもよい。この場合、他の端末装置で、保存が禁止されている資料画像データに対して繰り返し保存操作が行われた場合は、同一の端末装置における保存操作が所定回数を超えた時点で、その端末装置への資料画像データの送信が中止される。保存操作が行われた操作端末に対する資料画像データの送信条件を変更することで、操作端末に対して警告を発することができる。


本発明の第2の態様に係る表示制御方法は、ネットワークに接続可能な端末装置において行われる表示制御方法であって、撮像手段によって映像を撮像する撮像ステップと、前記ネットワークを介して接続中の複数の他の端末装置の各々に対して、前記撮像ステップで撮像された前記映像の映像データを送信する映像送信ステップと、前記複数の他の端末装置と共通に表示される資料である共有資料がある場合に、前記共有資料の画像データである資料画像データを前記複数の他の端末装置の各々に送信する資料画像送信ステップと、前記複数の他の端末装置の各々から前記映像データを受信した場合に、受信した前記映像データに基づき、前記複数の他の端末装置の各々に対応する受信映像を表示手段に表示させる映像表示制御ステップと、前記複数の他の端末装置のうちいずれかから前記資料画像データを受信した場合に、受信した前記資料画像データに基づき、前記共有資料の画像を前記表示手段に表示させる資料表示制御ステップと、前記共有資料の前記画像が前記表示手段に表示されている間に、前記共有資料に対応する前記資料画像データを記憶手段に保存するための操作である保存操作が行われたか否かを判断する操作判断ステップと、前記操作判断ステップで前記保存操作が行われたと判断された場合に、前記資料画像データの送信元である資料送信元端末に、前記保存操作が行われたことを示す情報である操作情報を送信する操作情報送信ステップと、前記資料画像送信ステップで前記資料画像データが送信された後、前記複数の他の端末装置のいずれかから前記操作情報を受信した場合に、前記操作情報の送信元である操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記操作端末で前記保存操作が行われたことを通知する情報である通知情報を前記表示手段に表示させる通知情報表示制御ステップを含む。
前記表示制御方法により、接続中の複数の他の端末装置に共有資料の資料画像データを送信した端末装置では、送信先の複数の他の端末装置にうちのいずれかで資料画像データの保存操作が行われた場合、その端末装置の受信映像に関連付けて、保存操作が行われたことを示す通知情報が表示される。したがって、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、受信映像を確認することで、資料画像データが送信先のどの端末装置でどのような人物によって保存操作が行われたのかを容易に知ることができる。よって、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、その人物に応じて、適切な措置を取ることが可能となる。
本発明の第3の態様に係る表示制御プログラムは、ネットワークに接続可能な端末装置用の表示制御プログラムであって、撮像手段によって映像を撮像する撮像ステップと、前記ネットワークを介して接続中の複数の他の端末装置の各々に対して、前記撮像ステップで撮像された前記映像の映像データを送信する映像送信ステップと、前記複数の他の端末装置と共通に表示される資料である共有資料がある場合に、前記共有資料の画像データである資料画像データを前記複数の他の端末装置の各々に送信する資料画像送信ステップと、前記複数の他の端末装置の各々から前記映像データを受信した場合に、受信した前記映像データに基づき、前記複数の他の端末装置の各々に対応する受信映像を表示手段に表示させる映像表示制御ステップと、前記複数の他の端末装置のうちいずれかから前記資料画像データを受信した場合に、受信した前記資料画像データに基づき、前記共有資料の画像を前記表示手段に表示させる資料表示制御ステップと、前記共有資料の前記画像が前記表示手段に表示されている間に、前記共有資料に対応する前記資料画像データを記憶手段に保存するための操作である保存操作が行われたか否かを判断する操作判断ステップと、前記操作判断ステップで前記保存操作が行われたと判断された場合に、前記資料画像データの送信元である資料送信元端末に、前記保存操作が行われたことを示す情報である操作情報を送信する操作情報送信ステップと、前記資料画像送信ステップで前記資料画像データが送信された後、前記複数の他の端末装置のいずれかから前記操作情報を受信した場合に、前記操作情報の送信元である操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記操作端末で前記保存操作が行われたことを通知する情報である通知情報を前記表示手段に表示させる通知情報表示制御ステップを前記端末装置のコントローラに実行させるための指示を含む。
表示制御プログラムの指示に従って、端末装置のコントローラにより各ステップが実行されることで、接続中の複数の他の端末装置に共有資料の資料画像データを送信した端末装置では、送信先の複数の他の端末装置にうちのいずれかで資料画像データの保存操作が行われた場合、その端末装置の受信映像に関連付けて、保存操作が行われたことを示す通知情報が表示される。したがって、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、受信映像を確認することで、資料画像データが送信先のどの端末装置でどのような人物によって保存操作が行われたのかを容易に知ることができる。よって、資料画像データを送信した端末装置のユーザは、その人物に応じて、適切な措置を取ることが可能となる。
テレビ会議システム1の全体構成と端末装置30の電気的構成を示す図である。 テレビ会議用画面10の説明図である。 提供資料テーブル311の説明図である。 ウィンドウテーブル312の説明図である。 操作情報テーブル315の説明図である。 端末装置30で行われる表示制御処理のフローチャートである。 表示制御処理中に行われるウィンドウ更新処理のフローチャートである。 表示制御処理中に行われる入力受付処理のフローチャートである。 端末ウィンドウの表示が変更された状態のテレビ会議用画面10の説明図である。 別の実施形態に係るウィンドウ更新処理の説明図である。 別の実施形態に係る入力受付処理の説明図である。
以下、本発明の一実施の形態であるテレビ会議システム1について、図面を参照して説明する。なお、参照される図面は、本発明が採用しうる技術的特徴を説明するために用いられるものであり、記載されている装置の構成、各種処理のフローチャートなどは、単なる説明例である。
まず、図1を参照して、テレビ会議システム1の概略構成について説明する。テレビ会議システム1は、ネットワーク2(例えば、インターネット)に接続可能な複数の端末装置30を含む。なお、図1では、複数の端末装置30として、端末装置31、32、33の3台の端末装置が図示されているが、端末装置30の数は3台に限られない。以下では、複数の端末装置30を総称する場合、および複数の端末装置30のうちいずれかを特定せずに指す場合には、「端末装置30」という。
本実施形態では、複数の端末装置30は、例えば、Session Initiation Protocol(SIP)に則って接続を確立し、音声データおよび映像データを送受信することで、テレビ会議を実施することができる。なお、複数の端末装置30は、SIPに則った呼制御を行うSIPサーバ(図示せず)を介して接続を確立してもよいし、SIPサーバを介さずに接続を確立してもよい。また、相互に接続された複数の端末装置30間で、文書作成アプリケーションや描画アプリケーションで作成された資料の画像データを送受信し、複数の端末装置30でその資料の画像を共通して表示することも可能である。これにより、通常の会議と同様、複数の端末装置30で共通して表示される資料(以下、共有資料という)を参照しながら会議を実施することができる。会議実施時の端末装置30における処理の詳細は後述する。
図1を参照して、端末装置30の構成について説明する。本実施形態では、端末装置30の一例として、汎用のノート型パーソナルコンピュータが採用されている。図1に示すように、端末装置30は、CPU300、ROM301、RAM302、入出力(I/O)インタフェイス304、外部通信インタフェイス(I/F)305、ハードディスク装置(HDD)310、ビデオコントローラ321、ディスプレイ322、キーコントローラ323、キーボード324、マイク331、スピーカ332、CD−ROMドライブ340、およびUSBインタフェイス350を備えている。
ROM301、RAM302、およびI/Oインタフェイス304は、CPU300に接続されている。外部通信I/F305、HDD310、ビデオコントローラ321、キーコントローラ323、CD−ROMドライブ340、およびUSBインタフェイス350は、I/Oインタフェイス304に接続されている。ディスプレイ322は、ビデオコントローラ321に接続されている。キーボード324は、キーコントローラ323に接続されている。
USBインタフェイス350は、外部機器とユニバーサル・シリアル・バスで接続するコントローラである。USBインタフェイス350には、マウス351およびカメラ352がそれぞれUSBケーブルで接続されている。本実施形態では、カメラ352として、撮像した映像の映像データをネットワーク2へリアルタイムで出力可能な小型・軽量の汎用カメラ(いわゆる、WEBカメラ)が採用されている。カメラ352は、少なくとも端末装置30のユーザの顔を含む映像を撮像可能な位置に設置されるのが望ましい。
外部通信I/F305は、ネットワーク2を介してデータの送受信を行うコントローラである。本実施形態では、外部通信I/F305は、テレビ会議の実行時に、他の端末装置30との間で音声データおよび映像データの送受信を行う。共有資料の画像データも、外部通信I/F305を介して他の端末装置30との間で送受信される。
CPU300は、ROM301およびHDD310に記憶された各種プログラムを実行することにより、端末装置30の動作を制御する。ROM301は、端末装置30を動作させるためのプログラムと初期値等を記憶している。RAM302は、CPU300が各種処理を実行する際、演算結果等のデータを一時的に記憶する。HDD310は、大容量の記憶装置である。HDD310には、後述する表示制御用のプログラム等、CPU300によって実行される各種処理用のプログラムと、各種処理で使用されるテーブル(詳細は後述)等が記憶される。
CD−ROMドライブ340には、CPU300によって実行される各種処理用のプログラムを記憶したCD−ROM341が挿入可能である。端末装置30では、CD−ROMドライブ340からこれらのプログラムが読み込まれ、HDD310にセットアップされる。なお、プログラムは、ネットワーク2経由で外部機器からダウンロードされたものがHDD310にセットアップされてもよい。
図2を参照して、テレビ会議中に端末装置30のディスプレイ322に表示されるテレビ会議用画面10について説明する。テレビ会議用画面10には、接続中の他の端末装置30の数や資料共有の有無等に応じてウィンドウが設けられる。本実施形態では、端末ウィンドウと、資料ウィンドウとが設定される。
端末ウィンドウは、接続中の他の端末装置30に対応するウィンドウである。例えば、図1に示すように端末装置31〜33が相互に接続されている場合には、図2に示すように、端末装置31には、端末装置32および33にそれぞれ対応する2つの端末ウィンドウ101および102が設けられる。端末ウィンドウ101および102中には、それぞれ、カメラ映像領域151と、資料領域152が設定されている。カメラ映像領域151には、端末装置32および33からそれぞれ送信される映像データに基づいて、カメラ352による撮像映像が表示される。資料領域152には、端末装置31が端末装置32および33に資料画像データを提供している共有資料を示すアイコンが表示される。
資料ウィンドウは、共有資料に対応するウィンドウである。図1に示すように端末装置31〜33が相互に接続されている場合には、資料ウィンドウは端末装置31〜33が提供する共有資料の数と同数設けられ、各ウィンドウには、1つの共有資料の画像が表示される。図2は、共有資料が2つある例であり、資料ウィンドウ111および112に、共有資料A1およびA2がそれぞれ表示されている。なお、本実施形態では、提供元の端末装置30の資料ウィンドウに表示されている共有資料の画像が所定のタイミングで(例えば、1秒毎)キャプチャされ、キャプチャ画像の画像データ(以下、資料画像データという)が他の端末装置30に送信される。他の端末装置30では、受信されたキャプチャ画像が資料ウィンドウに表示される。
図3〜図5を参照して、HDD310に記憶される各種テーブルについて説明する。図3に示す提供資料テーブル311は、端末装置30が他の端末装置30に資料画像データを提供する共有資料を管理するためのテーブルである。提供資料テーブル311には、例えば、共有資料毎に、その資料IDおよび保存可否が記憶される。資料IDは、各共有資料を識別するための情報である。保存可否は、資料画像データを、提供先の他の端末装置30で保存することを許可するか否かを示す情報(以下、保存可否情報という)である。本実施形態では、資料画像データの保存が許可されている資料には「0」が設定され、保存が禁止されている資料には「1」が設定される。
なお、提供資料テーブル311は、テレビ会議開始前または開始後に、端末装置30のユーザが、マウス351やキーボード324を用いて他の端末装置30に資料画像データを提供する共有資料を指定し、保存の可否を設定した際に作成され、HDD310に記憶される。そして、テレビ会議中に共有資料が追加または削除された場合には適宜更新され、テレビ会議が終了した時点で、HDD310から削除される。図3に示す提供資料テーブル311は、端末装置31〜33が相互に接続されテレビ会議を実施する場合に、端末装置31から提供する共有資料として資料A1およびA2が指定された例である。資料A1は資料画像データの保存が禁止され、資料A2は保存が許可されている。
図4に示すウィンドウテーブル312は、テレビ会議中にディスプレイ322に表示されるテレビ会議用画面10(図2参照)に設けられるウィンドウ(端末ウィンドウおよび資料ウィンドウ)を管理するためのテーブルである。なお、図4では、端末装置31が端末装置32および33に共有資料A1およびA2を提供してテレビ会議を実施する場合に、端末装置31に記憶されるウィンドウテーブル312の例を示している。ウィンドウテーブル312には、例えば、ウィンドウ毎に、ウィンドウID、端末IDおよび資料IDが記憶される。ウィンドウIDは、各ウィンドウを識別するための情報である。本実施形態では、ウィンドウIDとして、端末ウィンドウには100番台、資料ウィンドウには110番台の固有の数字が付与されている。
端末ウィンドウについては、端末IDとして、各ウィンドウに対応する他の端末装置32、33を識別する情報が使用され、資料IDとして、端末装置31から端末装置32、33に資料画像データが提供される共有資料の識別情報が使用される。資料ウィンドウについては、端末IDとして、共有資料の提供元である端末装置31の識別情報が使用され、資料IDとして、各ウィンドウに表示される共有資料の識別情報が使用される。
なお、図示は省略するが、ウィンドウテーブル312には、上記の情報の他、各ウィンドウのテレビ会議用画面10内での位置を特定する情報も記憶される。ウィンドウテーブル312は、テレビ会議開始時に作成され、会議中に途中退席または途中参加した端末装置30がある場合、および共有資料が追加または削除された場合に適宜更新される。そして、テレビ会議が終了した時点で、HDD310から削除される。
図5に示す操作情報テーブル315は、端末装置30が他の端末装置30に資料画像データを提供している場合に、他の端末装置30において行われた保存操作を記録し、適切な処理を行うために使用されるテーブルである。なお、図5では、端末装置31が端末装置32および33に共有資料A1およびA2を提供してテレビ会議を実施する場合に、端末装置31に記憶される操作情報テーブル315の例を示している。
操作情報テーブル315には、例えば、他の端末装置30に提供される資料画像データ毎に、端末ID、資料ID、操作有無、回数Nが記憶される。図5の例では、端末IDは、資料画像データの提供先の端末装置32または33の識別情報である。資料IDは、資料画像データに対応する共有資料の識別情報である。操作有無は、提供先の端末装置32または33で、資料画像データを保存するための入力操作(以下、保存操作という)が行われたか否かを示す情報(以下、操作有無情報という)である。本実施形態では、保存操作が行われていない場合には「0」が設定され、保存操作が行われた場合には「1」が設定される。回数Nは、提供先の端末装置32または33で、資料画像データの保存操作が何回行われたかを示す数値である。
なお、操作情報テーブル315は、テレビ会議開始時に作成され、会議中に他の端末装置30から後述する操作情報を受信した場合に適宜更新される。また、テレビ会議中に途中退席または途中参加した端末装置30がある場合、および共有資料が追加または削除された場合に適宜更新される。そして、テレビ会議が終了した時点で、HDD310から削除される。
以下に、図6〜図9を参照して、テレビ会議中に端末装置30で行われる表示制御処理について説明する。図6に示す表示制御処理は、例えば、各端末装置30が他の端末装置30と接続された状態で、マウス351やキーボード324を用いて、ディスプレイ322に表示されるメニューから「テレビ会議開始」の指示が選択された場合に、HDD310に記憶されている表示制御プログラムが起動されることで開始され、CPU300がこのプログラムを実行することにより行われる。
表示制御処理が開始されると、RAM302の記憶エリアのデータがクリアされ、初期処理が行われる(S1)。初期処理では、例えば、提供資料テーブル311(図3参照)、ウィンドウテーブル312(図4参照)および操作情報テーブル315(図5参照)が作成され、HDD310に記憶される。提供資料テーブル311は、前述したように、テレビ会議開始の指示入力前に作成されていてもよい。なお、ここで作成される操作情報テーブル315では、すべてのレコードについて、操作有無情報として、保存操作が行われていないことを示す「0」が設定され、回数Nとして「0」が設定される。また、作成されたウィンドウテーブル312を参照して、ディスプレイ322に端末ウィンドウと資料ウィンドウが設定されたテレビ会議用画面10(図2参照)が表示される。
カメラ352によって撮像された映像(以下、カメラ映像という)の映像データと、マイク331から入力された音声の音声データが、接続中の他の端末装置30との間で送受信される(S2)。そして、他の端末装置30から受信した映像データに基づくカメラ映像が、端末ウィンドウのカメラ映像領域151(図2参照)に表示されるとともに、受信した音声データに基づく音声が、スピーカ332から出力される(S3)。
他の端末装置30に共有資料の資料画像データを送信する必要があるか否かが判断される(S4)。具体的には、次の3つの条件を満たすか否かが判断される。第1の条件は、提供資料テーブル311に共有資料に関する情報が記憶されていることである。第2の条件は、資料ウィンドウに表示されている共有資料の画像をキャプチャするタイミングであることである。第3の条件は、後述する資料送信中止フラグがONではないことである。
これら3つの条件を満たす場合に、資料画像データを送信する必要があると判断される(S4:YES)。その場合、共有資料の画像がキャプチャされ、端末装置30の識別情報と共有資料の識別情報が付加された資料画像データが、他の端末装置30に送信され(S5)、処理はステップS6に移行する。資料画像データを送信する必要がないと判断された場合は(S4:NO)、処理はそのままステップS6に移行する。
他の端末装置30が提供する共有資料の資料画像データを受信したか否かが判断される(S6)。資料画像データを受信した場合(S6:YES)、受信した資料画像データに基づき、他の端末装置30から提供された共有資料の画像が、対応する資料ウィンドウに表示される(S7)。その後、処理はステップS8に移行する。なお、資料画像データの受信時に、対応する資料ウィンドウが設定されていない(ウィンドウテーブル312に対応するレコードがない)場合には、新たに資料ウィンドウが設定され、その情報がウィンドウテーブル312に記憶される。他の端末装置30から資料画像データを受信していない場合は(S6:NO)、処理はそのままステップS8に移行する。
他の端末装置30に対して自己の共有資料の資料画像データを提供中か否かが判断される(S8)。具体的には、提供資料テーブル311に共有資料に関する情報が記憶されていなければ、共有資料の資料画像データを提供中ではないと判断される(S8:NO)。その場合は、処理はそのままステップS11に移行する。提供資料テーブル311に共有資料に関する情報が記憶されている場合は(S8:YES)、他の端末装置30から、端末装置30の識別情報と共有資料の識別情報が付加された操作情報を受信したか否かが判断される(S9)。詳細は後述するが、操作情報とは、端末装置30において、他の端末装置30から送信された資料画像データの保存操作が行われた場合に、資料画像データの送信元である他の端末装置30に対して送信される、保存操作が行われたことを示す情報である。
他の端末装置30から操作情報を受信していない場合は(S9:NO)、処理はそのままステップS11に移行する。他の端末装置30から操作情報を受信した場合には(S9:YES)、ウィンドウ更新処理が行われる(S10)。図7に示すように、ウィンドウ更新処理では、まず、操作情報テーブル315(図5参照)が更新される(S101)。具体的には、受信した操作情報に付加されている端末装置30の識別情報および共有資料の識別情報を端末IDおよび資料IDとして含むレコードにおいて、操作有無情報(初期値は「0」)が、保存操作が行われたことを示す「1」で上書きされる。そして、保存操作が行われた回数Nを示す数値に、1が加算される。
提供資料テーブル311(図3参照)が参照され、保存操作の対象とされた資料画像データは、保存が禁止されている共有資料のものか否かが判断される(S102)。操作情報に付加されている共有資料の識別情報を資料IDとするレコードにおいて、保存可否情報が、保存が禁止されていることを示す「1」である場合(S102:YES)、テレビ会議用画面10の端末ウィンドウのうち、操作情報の送信元の端末装置30(以下、操作端末30という)に対応する端末ウィンドウの表示が、警告通知表示に変更される(S103)。
図2に示すように、端末ウィンドウには、カメラ映像領域151と資料領域152とが設けられており、通常表示では、どの端末装置30に対応する端末ウィンドウも、同一サイズで表示される。一方、図9は、端末装置31が端末装置32および33に共有資料A1およびA2を提供してテレビ会議を実施中に、端末装置32で保存が禁止されている共有資料A1の資料画像データに対する保存操作が行われた場合に、端末ウィンドウ101で警告通知表示が行われている例である。
図9に示すように、警告通知表示では、例えば、端末装置(操作端末)32に対応する端末ウィンドウ101は、通常サイズの端末ウィンドウ102よりも拡大される。カメラ映像領域151も拡大されるため、操作端末30のカメラ映像は通常よりも大きく表示される。このように、カメラ映像の表示方法を通常とは変化させて目立たせることで、端末装置31のユーザは、端末装置32で保存操作を行った人物を非常に容易に確認することができる。
また、保存操作の対象とされた共有資料A1に対応するアイコンも、通常よりも大きく表示される。さらに、保存が禁止されている共有資料の資料画像データの保存操作が行われたことを通知する警告メッセージ181が、端末装置32に対応する端末ウィンドウ101内で目立つように表示される。なお、警告通知表示におけるカメラ映像やアイコンの表示方法の変更は、拡大表示に限らず、例えば点滅表示や色の変更等により行われてもよい。
操作端末30に対応する端末ウィンドウの表示が警告通知表示に変更された後、操作情報テーブル315が参照され、回数Nが所定回数(例えば3)を超えたか否かが判断される(S104)。回数Nが所定回数を超えていない場合には(S104:NO)、操作端末30に対して、保存操作の対象とされた資料画像データの保存が禁止されていることを通知するための禁止通知が送信され(S106)、ウィンドウ更新処理は終了して、図6の表示制御処理に戻る。
一方、回数Nが所定回数を超えている場合(S104:YES)、操作端末30では、所定回数の禁止通知を送信したにもかかわらず、繰り返し保存操作が行われていることを意味する。したがって、資料送信中止フラグがONとしてRAM302に記憶される(S105)。これにより、この後の表示制御処理(図6参照)では、ステップS4で資料画像データの送信は不要と判断されることとなり(S4:NO)、それ以降、操作端末30では共有資料の資料画像データを受信できなくなる。資料送信中止フラグがONにされた後、ウィンドウ更新処理は終了して、図6の表示制御処理に戻る。
なお、ステップS105では、さらに、図9のように警告通知表示が行われている端末ウィンドウ101に、「警告に従わないため、共有資料の提供を中止します」等の資料画像データ送信中止を通知するメッセージ(図示略)が表示されてもよい。
一方、提供資料テーブル311(図3参照)が参照され、保存操作の対象とされた資料画像データの保存可否情報が、保存が許可されていることを示す「0」である場合(S102:NO)、テレビ会議用画面10の端末ウィンドウのうち、操作端末30に対応する端末ウィンドウの表示が、保存通知表示に変更される(S107)。
図9は、端末装置31が端末装置32および33に共有資料A1およびA2を提供してテレビ会議を実施中に、端末装置33で保存が許可されている共有資料A2の資料画像データに対する保存操作が行われた場合に、端末ウィンドウ102で保存通知表示が行われている例である。図9に示すように、保存通知表示では、例えば、端末装置33(操作端末)に対応する端末ウィンドウ102、カメラ画像および共有資料のアイコンのサイズは、通常サイズから変更はされない。保存が許可されている共有資料の資料画像データの保存操作が行われたことを通知する保存通知メッセージ182が、端末装置33に対応する端末ウィンドウ102内に表示される。その後、ウィンドウ更新処理は終了して、図6の表示制御処理に戻る。
図6に示すように、ウィンドウ更新処理(S10)の後、端末装置30において入力操作が行われたか否かが判断される(S11)。具体的には、キーボード324またはマウス351による入力操作が行われたか否かが判断される。入力操作が行われていないと判断された場合には、処理はそのままステップS21に移行する。何らかの入力操作が行われた場合には(S11:YES)、入力受付処理が行われる(S20)。
図8に示すように、入力受付処理では、検知された入力操作が保存操作に該当するか否かが判断される(S201)。この判断には、例えば、予めHDD310に記憶された保存操作データベース(図示略)を使用することができる。具体的には、保存操作データベースに、画像データの保存の指示をキーボード324から入力する際に押下されるキーや、画像データの保存の為に使用されるアプリケーション等を記憶しておけばよい。そして、該当するキーが押下されたか否か、該当するアプリケーションが起動されたか否か等に基づいて、保存操作が行われたか否かを判断することができる。
保存操作が行われたと判断された場合(S201)、さらに、保存操作の対象とされているのが、他の端末装置30から提供された共有資料の資料画像データであるか否かが判断される(S202)。例えば、端末装置32で処理が行われている場合、ウィンドウテーブル312(図4参照)において、テレビ会議用画面10(図2参照)で保存操作が行われた資料ウィンドウのウィンドウIDが、端末装置31の端末IDに対応付けられている場合には、保存操作の対象が、他の端末装置31から提供された共有資料の資料画像データであると判断できる(S202:YES)。
このような場合、その資料画像データの送信元の端末装置(以下、資料送信元端末という)30に対して、端末装置30の識別情報と共有資料の識別情報が付加された操作情報が送信される(S203)。先の例では、端末装置32から端末装置31に対して、端末装置32の識別情報と共有資料(例えばA1)の識別情報が付加された操作情報が送信される。保存操作の対象とされた資料画像データは、例えばHDD310に保存される(S204)。その後、資料送信元端末30から、禁止通知を受信したか否かが判断される(S205)。
前述したように、資料送信元端末30は、操作情報を受信し、保存操作の対象とされた資料画像データの保存が禁止されていると判断した場合、操作端末30に対して禁止通知を送信する(図7のS106参照)。端末装置30では、資料送信元端末30から送信された禁止通知を受信した場合(S205:YES)、ディスプレイ322に警告メッセージ(図示略)が表示される(S206)。例えば、「この資料の保存は禁止されています」という警告メッセージが、テレビ会議用画面10(図2参照)で保存操作が行われた資料ウィンドウに重ねて目立つように表示される。警告メッセージの表示後、図8に示す入力受付処理は終了し、図6に示す表示制御処理に戻る。
資料送信元端末30から所定時間内に禁止通知を受信しない場合には(S205:NO)、保存操作の対象とされた資料画像データの保存は許可されていることを意味するので、図8に示す入力受付処理は終了し、図6に示す表示制御処理に戻る。
一方、入力操作が保存操作に該当しないと判断された場合(S201:NO)、および保存操作の対象とされたのが、他の端末装置30から提供されたのではなく、端末装置30自身が他の端末装置30に提供している共有資料の資料画像データの場合は(S202:NO)、問題は生じない。よって、入力操作に応じた処理が行われ(S207)、図8に示す入力受付処理は終了し、図6に示す表示制御処理に戻る。
図6に示すように、入力受付処理(S20)の後、または入力操作がない場合(S11:NO)、会議終了の指示が入力されたか否かが判断される(S21)。会議終了が指示されない間は(S21:NO)、処理はステップS2に戻り、前述した処理が繰り返される。そして、会議終了の指示が入力されると(S21:YES)、図6に示す表示制御処理は終了する。
以上に説明したように、本実施形態の端末装置30によれば、例えば、端末装置31が、ネットワーク2を介して接続された他の端末装置32および33に共有資料A1およびA2の資料画像データを送信した場合、送信先の端末装置32、33のうちのいずれかで資料画像データの保存操作が行われると、保存操作が行われたことを示す操作情報が端末装置31に送信されてくる。端末装置31では、操作情報を受信した場合、操作情報の送信元の端末装置32、33のいずれかに対応するカメラ映像に関連付けて、保存操作が行われたことを示す情報が表示される。
端末装置31のユーザにとっては、保存操作が行われた端末装置32、33を識別する情報だけを見た場合、端末装置32、33で実際に操作している人物を思い浮かべるのは容易ではない。特に、テレビ会議の都度、その時に使用が可能な不特定の端末装置30を使用する場合には、そのユーザを特定するのは困難である。一方、本実施形態では、端末装置31のユーザは、そのカメラ映像を確認することで、資料画像データに対して、端末装置32、33のうちどちらで、どのような人物によって保存操作が行われたのかを容易に知ることができる。よって、端末装置31のユーザは、その人物に応じて、適切な措置を取ることが可能となる。
本実施形態では、端末装置31が資料画像データを提供する共有資料A1およびA2に対して保存可否情報が設定され、HDD310の提供資料テーブル311に記憶される。つまり、端末装置31のユーザは、資料の内容に応じて、保存可否情報を自由に設定することができる。端末装置31が操作情報を受信した場合、この保存可否情報を参照して、保存が禁止されている資料画像データが保存されたこと、および、保存が許可されている資料画像データが保存されたことを簡便に判断することができる。
さらに、端末装置31は、端末装置32、33に対応する端末ウィンドウ101、102の表示を変更することで、保存が禁止されている資料画像データの保存操作が行われたこと、および、保存が許可されている資料画像データの保存操作が行われたことをユーザに通知することができる。よって、端末装置31のユーザは、保存されたくない資料画像データの保存操作が他の端末装置32で行われた場合に、端末ウィンドウ101のカメラ映像により、端末装置32で保存操作を行った人物を確実に知ることができる。また、保存されてもよい資料画像データの保存操作が他の端末装置33で行われた場合に、端末ウィンドウ102のカメラ映像により、端末装置33で保存が許可されている共有資料の資料画像データの保存操作を行った人物も容易に知ることができる。
また、例えば、端末装置32で、保存が禁止されている資料画像データに対して繰り返し保存操作が行われた場合は、保存操作が所定回数を超えた時点で、端末装置32への資料画像データの送信が中止される。このように、端末装置31では、端末装置32に対する資料画像データの送信条件を変更することで、禁止された保存操作を行った端末装置32のユーザに対して警告を発することができる。
本実施形態において、HDD310は、本発明の「記憶手段」および「保存可否情報記憶手段」に相当する。ディスプレイ322は、「表示手段」に相当する。カメラ352は、「撮像手段」に相当する。図6のステップS2で、他の端末装置30に映像データを送信するCPU300は、「映像送信手段」に相当する。ステップS5で、他の端末装置30に資料画像データを送信するCPU300は、「資料画像送信手段」に相当する。ステップS3で、テレビ会議用画面10のカメラ映像領域151にカメラ映像を表示させるCPU300は、「映像表示制御手段」に相当する。ステップS7で、テレビ会議用画面10の資料ウィンドウに共有資料の画像を表示させるCPU300は、「資料表示制御手段」に相当する。
図8のステップ201で、保存操作が行われたか否かを判断するCPU300は、「操作判断手段」に相当する。ステップS203で資料送信元端末30に操作情報を送信するCPU300は、「操作情報送信手段」に相当する。図7のステップS103またはS107で、テレビ会議用画面10の操作端末30に対応する端末ウィンドウ内のカメラ映像に対応付けて、警告メッセージ181または保存通知メッセージ182を表示させるCPU300は、「通知情報表示制御手段」に相当する。ステップS102で、資料画像データの保存が禁止されているか否か判断するCPU300は、「保存判断手段」に相当する。ステップS105で資料画像データの送信を中止するCPU300は、「送信条件変更手段」に相当する。
以下、図6、図10および図11を参照して、本発明の別の実施形態について説明する。なお、本実施形態は表示制御処理の内容が前述の実施形態と異なるのみであり、テレビ会議システム1および端末装置30の構成自体は、前述の実施形態と同一であるため説明を省略する。以下では、前述の実施形態と異なる処理の内容について主に説明し、同様の処理内容については、ステップ番号も同じステップ番号を付して、説明を簡略化または省略する。
前述の実施形態では、端末装置30が他の端末装置30(資料送信元端末30)から共有資料の資料画像データを受信した場合、保存が許可されているか禁止されているかにかかわらず、どの資料画像データに対して保存操作が行われても、資料送信元端末30に一律で操作情報を送信する。本実施形態は、保存が禁止されている資料画像データの保存操作が行われた場合にのみ、資料送信元端末30に操作情報を送信する例である。
本実施形態の表示制御処理全体の流れは前述の実施形態の処理とほぼ同様である。前述の実施形態と異なるのは、図6のステップS5の資料画像データの送信処理である。具体的には、本実施形態の処理では、資料画像データは、端末装置30の識別情報と共有資料の識別情報に加え、保存可否情報が付加された状態で、他の端末装置30に送信される。ここで付加される保存可否情報は、図3に示す提供資料テーブル311において、送信される資料画像データに対応する共有資料に設定されている情報である。
これにより、資料画像データを受信した端末装置30で、その資料画像データの保存が許可されているか禁止されているかを判断して、保存が禁止されている資料画像データの保存操作が行われた場合にのみ、資料送信元端末30に操作情報を送信することが可能となる。一方、資料画像データを送信した端末装置30(資料送信元端末30)では、操作情報を受信した場合、保存操作の対象とされた資料画像データの保存が禁止されているか否かの判断は不要となる。そこで、本実施形態では、ステップS10のウィンドウ更新処理と、ステップS20の入力受付処理では、それぞれ、図10および図11に示すような処理が行われる。
図10に示すように、ウィンドウ更新処理では、他の端末装置(操作端末)30から受信した操作情報に基づいて操作情報テーブル315(図5参照)を更新し(S111)、操作端末30に対応する端末ウィンドウの表示を警告通知表示に変更する(S112)処理のみが行われる。なお、本実施形態では、保存が許可されている共有資料の資料画像に対する保存操作については操作情報を取得しないため、端末ウィンドウの表示が保存通知表示に変更されることはない。
また、前述の実施形態では、図7に示すように、保存が禁止された資料画像データの保存操作に対しては、操作端末30に禁止通知を送信したり(S106)、保存操作が所定回数を超えた場合に資料画像データの送信を中止したりしているが(S105)、図10に示すように、これらの処理を行わなくてもよい。この場合、操作情報テーブル315(図5参照)には、回数Nは記憶されない。
図11に示すように、入力受付処理では、入力操作が保存操作に該当すると判断され(S211:YES)、且つ、保存操作の対象が他の端末装置30から受信した資料画像データであると判断された場合(S212:YES)、その資料画像データは保存が禁止されているものであるか否かが判断される(S213)。前述のように、本実施形態では、端末装置30が他の端末装置30から受信する資料画像データには、保存可否情報が付加されている。よって、保存操作の対象とされた資料画像データに付加されている保存可否情報が、保存が許可されていることを示す「0」であるか、禁止されていることを示す「1」であるかを確認するだけで、簡便に判断を行うことができる。
保存操作の対象とされた資料画像データの保存が許可されていると判断された場合は(S213:NO)、そのまま資料画像データが保存され(S215)、入力受付処理は終了する。保存操作の対象とされた資料画像データの保存が禁止されていると判断された場合は(S213:YES)、資料送信元端末30に対して操作情報が送信された後(S214)、資料画像データが保存され(S215)、入力受付処理は終了する。
以上に説明したように、本実施形態では、端末装置30のユーザは、保存が禁止されている共有資料の資料画像データに対して送信先の他の端末装置30で保存操作が行われた場合に、どの端末装置30でどのような人物によって保存操作が行われたのかを容易に知ることができる。端末装置30のユーザが保存されたくない資料画像データに対して送信先の他の端末装置30で保存操作が行われた場合にのみ、端末ウィンドウの表示が警告通知表示に変更されるので、効率よく処理を行うことができる。
本実施形態において、図6のステップS5で、資料画像データに保存可否情報を付加して送信するCPU300は、「資料画像送信手段」に相当する。図11のステップS213で、資料画像データに付加された保存可否情報に基づき、その保存が禁止されているか否か判断するCPU300は、「資料画像判断手段」に相当する。ステップS214で、資料送信元端末30に操作情報を送信するCPU300は、「操作情報送信手段」に相当する。図10のステップS112で、操作端末30に対応する端末ウィンドウ内のカメラ映像に対応付けて、警告メッセージ181を表示させるCPU300は、「通知情報表示制御手段」に相当する。
本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、前述の実施形態のように共有資料毎に保存可否設定を行わず、共有資料はすべて保存が禁止された資料として処理してもよい。この場合、例えば、図6に示す表示制御処理のステップS10のウィンドウ更新処理では、図10の処理が行われ、ステップS入力受付処理では、図8に示すステップS201〜204の処理が行われればよい。
警告通知表示が行われる場合、警告メッセージを表示せず、カメラ映像の点滅や、アイコンの点滅のみで保存操作が行われたことを通知してもよい。また、警告通知表示および保存通知表示のいずれについても、端末ウィンドウ、カメラ映像、アイコンの表示方法は変更せず、警告メッセージ181、保存通知メッセージ182のみを表示してユーザに知らせてもよい。
前述の実施形態では、端末装置30は汎用のパーソナルコンピュータであり、複数の端末装置30間の接続はSIPに則って行われる例を挙げたが、端末装置30はH.323の機能をサポートする専用のテレビ会議用端末であってもよく、複数の端末装置30間は多地点接続制御装置を介して接続してもよい。
30 端末装置
300 CPU
310 HDD
322 ディスプレイ
351 カメラ

Claims (9)

  1. ネットワークに接続可能な端末装置であって、
    映像を撮像する撮像手段と、
    前記ネットワークを介して接続中の複数の他の端末装置の各々に対して、前記撮像手段によって撮像された前記映像の映像データを送信する映像送信手段と、
    前記複数の他の端末装置と共通に表示される資料である共有資料がある場合に、前記共有資料の画像データである資料画像データを前記複数の他の端末装置の各々に送信する資料画像送信手段と、
    前記複数の他の端末装置の各々から前記映像データを受信した場合に、受信した前記映像データに基づき、前記複数の他の端末装置の各々に対応する受信映像を表示手段に表示させる映像表示制御手段と、
    前記複数の他の端末装置のうちいずれかから前記資料画像データを受信した場合に、受信した前記資料画像データに基づき、前記共有資料の画像を前記表示手段に表示させる資料表示制御手段と、
    前記共有資料の前記画像が前記表示手段に表示されている間に、前記共有資料に対応する前記資料画像データを記憶手段に保存するための操作である保存操作が行われたか否かを判断する操作判断手段と、
    前記操作判断手段によって前記保存操作が行われたと判断された場合に、前記資料画像データの送信元である資料送信元端末に、前記保存操作が行われたことを示す情報である操作情報を送信する操作情報送信手段と、
    前記資料画像送信手段によって前記資料画像データが送信された後、前記複数の他の端末装置のいずれかから前記操作情報を受信した場合に、前記操作情報の送信元である操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記操作端末で前記保存操作が行われたことを通知する情報である通知情報を前記表示手段に表示させる通知情報表示制御手段を備えた端末装置。
  2. 前記映像表示制御手段は、前記複数の他の端末装置のうち、前記操作端末に対応する前記受信映像の表示方法を、前記操作端末以外の端末装置に対応する前記受信映像とは異なる方法に変更することを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記共有資料には、前記保存操作に応じて前記資料画像データを前記記憶手段へ保存することを許可するか否かを示す保存可否情報が設定されており、
    前記通知情報表示制御手段は、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されていないことを示す前記保存可否情報が設定されている場合に、前記操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記通知情報を表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の端末装置。
  4. 前記操作端末から前記操作情報を受信した場合に、前記共有資料に設定された前記保存可否情報を記憶する保存可否記憶手段を参照して、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されているか否かを判断する保存判断手段をさらに備え、
    前記通知情報表示制御手段は、前記保存判断手段によって前記資料画像データの保存が許可されていないと判断された場合に、前記通知情報として、保存が許可されていない前記資料画像データの前記保存操作が前記操作端末で行われたことを示す情報を表示させることを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記通知情報表示制御手段は、前記保存判断手段によって前記資料画像データの保存が許可されていると判断された場合に、前記通知情報として、保存が許可されている前記資料画像データの前記保存操作が前記操作端末で行われたことを示す情報を表示させることを特徴とする請求項4に記載の端末装置。
  6. 前記資料画像送信手段は、前記保存可否情報が付加された前記資料画像データを送信し、
    表示中の前記共有資料の前記画像に対応する前記資料画像データに付加された前記保存可否情報が、保存を許可することを示すか否かを判断する資料画像判断手段とをさらに備え、
    前記操作情報送信手段は、前記操作判断手段によって前記保存操作が行われたと判断され、且つ、前記資料画像判断手段によって、前記資料画像データに付加された前記保存可否情報が保存を許可しないことを示すと判断された場合に、前記操作情報を送信することを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  7. 前記操作端末から前記操作情報を受信した場合に、前記共有資料に設定された前記保存可否情報を記憶する保存可否記憶手段を参照して、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されているか否かを判断する保存判断手段と、
    前記操作端末から前記操作情報を受信した場合に、当該操作端末について、前記保存判断手段によって、前記保存操作の対象とされた前記資料画像データの保存が許可されていないと判断された回数が所定回数以上であるか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、前記所定回数以上と判断された場合に、前記操作端末に対する前記資料画像送信手段による前記資料画像データの送信を実行する必要があるか否かを示す送信条件を必要から不要に変更する送信条件変更手段をさらに備え
    前記資料画像送信手段は、所定の複数のタイミングの各々で、前記複数の他の端末装置のうち、前記送信条件が前記必要である端末装置に対して前記資料画像データを送信する処理を実行し、前記送信条件が前記不要である端末装置に対しては前記資料画像データを送信する処理を実行しないことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  8. ネットワークに接続可能な端末装置において行われる表示制御方法であって、
    撮像手段によって映像を撮像する撮像ステップと、
    前記ネットワークを介して接続中の複数の他の端末装置の各々に対して、前記撮像ステップで撮像された前記映像の映像データを送信する映像送信ステップと、
    前記複数の他の端末装置と共通に表示される資料である共有資料がある場合に、前記共有資料の画像データである資料画像データを前記複数の他の端末装置の各々に送信する資料画像送信ステップと、
    前記複数の他の端末装置の各々から前記映像データを受信した場合に、受信した前記映像データに基づき、前記複数の他の端末装置の各々に対応する受信映像を表示手段に表示させる映像表示制御ステップと、
    前記複数の他の端末装置のうちいずれかから前記資料画像データを受信した場合に、受信した前記資料画像データに基づき、前記共有資料の画像を前記表示手段に表示させる資料表示制御ステップと、
    前記共有資料の前記画像が前記表示手段に表示されている間に、前記共有資料に対応する前記資料画像データを記憶手段に保存するための操作である保存操作が行われたか否かを判断する操作判断ステップと、
    前記操作判断ステップで前記保存操作が行われたと判断された場合に、前記資料画像データの送信元である資料送信元端末に、前記保存操作が行われたことを示す情報である操作情報を送信する操作情報送信ステップと、
    前記資料画像送信ステップで前記資料画像データが送信された後、前記複数の他の端末装置のいずれかから前記操作情報を受信した場合に、前記操作情報の送信元である操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記操作端末で前記保存操作が行われたことを通知する情報である通知情報を前記表示手段に表示させる通知情報表示制御ステップを備えたことを特徴とする表示制御方法。
  9. ネットワークに接続可能な端末装置用の表示制御プログラムであって、
    撮像手段によって映像を撮像する撮像ステップと、
    前記ネットワークを介して接続中の複数の他の端末装置の各々に対して、前記撮像ステップで撮像された前記映像の映像データを送信する映像送信ステップと、
    前記複数の他の端末装置と共通に表示される資料である共有資料がある場合に、前記共有資料の画像データである資料画像データを前記複数の他の端末装置の各々に送信する資料画像送信ステップと、
    前記複数の他の端末装置の各々から前記映像データを受信した場合に、受信した前記映像データに基づき、前記複数の他の端末装置の各々に対応する受信映像を表示手段に表示させる映像表示制御ステップと、
    前記複数の他の端末装置のうちいずれかから前記資料画像データを受信した場合に、受信した前記資料画像データに基づき、前記共有資料の画像を前記表示手段に表示させる資料表示制御ステップと、
    前記共有資料の前記画像が前記表示手段に表示されている間に、前記共有資料に対応する前記資料画像データを記憶手段に保存するための操作である保存操作が行われたか否かを判断する操作判断ステップと、
    前記操作判断ステップで前記保存操作が行われたと判断された場合に、前記資料画像データの送信元である資料送信元端末に、前記保存操作が行われたことを示す情報である操作情報を送信する操作情報送信ステップと、
    前記資料画像送信ステップで前記資料画像データが送信された後、前記複数の他の端末装置のいずれかから前記操作情報を受信した場合に、前記操作情報の送信元である操作端末に対応する前記受信映像に関連付けて、前記操作端末で前記保存操作が行われたことを通知する情報である通知情報を前記表示手段に表示させる通知情報表示制御ステップを前記端末装置のコントローラに実行させるための指示を含むことを特徴とする表示制御プログラム。
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