JP2011131985A - 自動搬送装置およびそれを利用したメッキ処理装置、並びに搬送ロボット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】自動搬送装置は走行レール1と搬送ロボット2からなり、走行レールは、その側面にレール両端付近が無電部13となるよう給電線12が走行レールに沿って装着され、搬送ロボットは、上部ユニット21と下部ユニット22に分けて脱着可能にし、上位ユニットには給電線に加圧接触する受電子217と走行用モータ211と駆動車輪214からなる走行機構を、下部ユニットにはワークを上下に移動させる昇降機構を設け、走行機構及び昇降機構の駆動を制御する制御ユニット24は無線で制御機3と信号の授受を行うようにし、搬送ロボットが走行レールの端部から工具を使用しないで脱着できるようにした。
【選択図】図1
Description
このような軌条式搬送装置として、レールの両側から挟みこむ状態に相対して連結された側部プレートを有する車枠を走行可能に取り付け、車枠の走行方向の2箇所にレール上面を転接する駆動車輪と従動車輪を設け、車枠にはレールの下面へ所定の弾力で押し付けられて転接する保持ロールと、レールの垂直胴部の両側面へ押し付けられて転接する揺れ止めロールを設置して、横振れを有効に防止したものが知られている(特許文献1参照)。
この特許文献2には、処理槽に沿って設けられた環状の1本の走行レールと、この走行レール上を移動する1つの搬送機が記載されているだけであるが、一般には、異なる被処理物(ワーク)をメッキ処理する場合、処理ライン毎に走行レールと搬送機を有した自動搬送装置が使用される。
したがって搬送ロボットをある処理ラインの走行レールから脱して、別の処理ラインの走行レールに着け替えることにより、処理ラインの稼働率に合わせた搬送ロボットの配置が可能(例えば3つの処理ラインに対して1台の搬送ロボット設置)となり、最小限の設備費用で、自動搬送装置が実現できる。
以下、この発明の実施の形態1における自動搬送装置と、それを利用したメッキ処理装置、並びに自動搬送装置に使用される搬送ロボットについて、図1〜図13に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施の形態1における自動搬送装置とそれを利用したメッキ処理装置の全体構成図を示し、自動搬送装置は、走行レール1と、この走行レール1に沿って自走しながら前進または後進して被処理物(ワーク)を搬送すると共に、ワークを上下に移動させて昇降させる搬送ロボット2と、この搬送ロボット2の自走および昇降を制御する制御機3から構成されている。
3本の走行レール1の各走行レールに沿って、その下に複数のメッキ処理槽4が設けられている。搬送ロボット2は3本の走行レール1のうち手前の走行レール1のみに設けられているが、これは搬送ロボット2が走行レール1の端部から工具を使用しないで簡単に脱着できるようになっており、搬送ロボット2を異なるメッキ処理ライン間で共用できるようにされているからである。
走行レール1の一側面には、搬送ロボット2を駆動するための電力を供給する給電線12が絶縁物の給電線ホルダーを介して走行レール1に沿って装着され、給電線12は走行レール1の両端付近が無電部13となるようにその設置位置、すなわち給電線長さが規定されている。このように無電部13を設けて受電可能範囲を制限することにより、搬送ロボット2がこの位置に来たら、搬送ロボット2への給電を自動的に断ち、搬送ロボット2を物理的に停止させるためである。
したがってこの自動搬送装置においては、搬送ロボット2がオーバーランして走行レール1から脱落するのを防止するストッパは原則的には不要であり、走行レール1の端部から搬送ロボット2を簡単に脱着できる。
また給電線12は露出しているため、自動搬送装置をメッキ処理装置に利用する場合、メッキ処理液などで腐食し易くなる。そのため、給電線12にはニッケルメッキを施して、耐摩耗性と耐腐食性を向上させるようにしている。また給電線12は搬送ロボット2に設けた後述する受電子が加圧接触して電力を給電するため、接触面積を広くするよう矩形状のものがよい。
ストッパ14は、走行レール1に設けた穴15に差し込んでいるだけであり、工具を使用することなく手だけで穴15から簡単に引き抜くことができ、穴15に抜き差し可能なものである。したがってストッパ14を設けたとしても、搬送ロボット2を走行レール1の端部から簡単に脱着できる。
また、走行レール1の他側面(給電線12の装着面とは反対側の側面)には、搬送ロボット2を各メッキ処理槽4の中央位置に停止するための停止位置確認板やスタート点となる原点検出板が取り付けられている。なお、搬送ロボット2を停止する位置はメッキ処理槽4の中央に限らず、中央から少しずれた位置など任意の位置にする場合もある。この停止位置確認板や原点検出板についても後で詳しく説明する。
表示部34は処理プログラムを設定変更する際の画面や、搬送ロボット2の動作状態が表示されるようになっている。
また自動搬送装置を腐食性ガス雰囲気を有するメッキ工場などで使用する場合、配線設備の不要または簡素化は、電線や電線の接続部の腐食による接触不良の低減にもつながり、設備の信頼性の向上に効果的であり、保守費用の削減にもなる。
このように搬送ロボット2を二分割にする目的は、下部ユニット22は用途に応じて付け替えるようにし、メッキ処理用に限らず、多用途化を図るためで、例えば下部ユニットに搬送用のバスケットを装着すれば、搬送用ロボットとして使用することが可能となるなどの拡張性を有する。
下部押さえローラ25と駆動車輪214および従動車輪216とで走行レール1を挟持するようにして、搬送ロボット2が下方から外力を受けたときに各車輪が浮上して走行レール1から脱線するのを防止し、また搬送ロボット2の横振れおよび縦振れも防いでいる。下部押さえローラ25は図示では走行レール1の中央下面に設けられているが、駆動車輪214と従動車輪216に対応する走行レール1の下にそれぞれ設けても良い。
また、昇降機構は、所定間隔で平行に配置された2つの軸222a、222bの両端にそれぞれ設けられた巻上げローラ224a、224bと、上下移動用モータのトルクを軽減し巻上げベルトの摩擦抵抗を低減する各4個の水平ローラ227と、2本のU字状の第1および第2の巻上げベルト228、229の合計4本の巻上げベルトとで、被処理物(ワーク)を上下移動させるようにしているから、ワーク吊りフック226は水平維持が保たれ、処理かご5の揺れも軽減される。
搬送ロボットの昇降機構を下降した時の図を図2に、搬送ロボットの昇降機構を上昇した時の図を図3に示している。
搬送ロボットの下部ユニット(昇降機構)22の全体的なイメージとして、図7に示すように、その一部を概略斜視図で表している。
なお、搬送ロボット2を停止する位置はメッキ処理槽4の中央に限らず、中央から少しずれた位置など任意の位置にしてもよい。
図8(a)(b)は自動搬送装置の走行レール1の他側面(給電線12の装着面とは反対側の側面)に設けられる位置確認板16の取り付け状況を示す正面図と下面図で、図9は位置確認板16の斜視図である。図10は走行レール1に設けられた位置確認板16と搬送ロボット2に設けられたセンサの関係を示す拡大断面図である。
この位置確認板16は、図8に示すように、走行レール1に沿って設けられた断面コ字状の位置確認板保持金具17にスライドできるようにされており、処理ラインの処理槽の配置変更に対して容易に取付け位置が変更できるようになっている。位置確認板16は、例えば処理槽の中央に対応する位置に取付けられるようにされ、位置確認板16の取付け位置が決まれば、位置確認板保持金具17にネジで固定される。
原点検出リミットスイッチ218cが原点検出板18を検出したら、制御機3および制御ユニット24における信号をリセットする。
図11において、固定取手219は、図13に示すように、搬送ロボット2の第1の取付板213aに固定されているものであり、ストッパ14は、図12に示すように、走行レール1の上面に設けられた穴15に抜き差し可能なストッパ兼持ち運び取手で、コ字状の形をしている。
このように搬送ロボット2の脱着は、人手により可能であるが、図示しない脱着用の専用台車を組み合わせて使用すれば、さらに容易ですばやく脱着を行なうことが可能である。
まず、搬送ロボット2を走行レール1の端部より挿入して、駆動車輪214と従動車輪216を走行レール1の上に乗せ、下部押さえローラ25のバネ付勢を手で解放して走行レール1の下面に挿入する。次に、搬送ロボット2の受電子217が給電線12に接触する位置まで手で移動し、ワーク吊りフック226の引っ掛け吊部226aに被処理物(ワーク)を乗せた処理かご5を吊るす。
次に、制御ユニット24は受信した制御信号の処理プログラムに従い、上下移動用モータ221を駆動してワーク吊りフック226を下降させ、被処理物(ワーク)を乗せた処理かご5をメッキ処理槽4に浸漬する。この下降速度および浸漬時間も処理プログラムによって決められている。
なお、搬送ロボット2は走行レール1上を前進のみでなく、前進と後進を繰り返してメッキ処理することもある。
次に、この発明の実施の形態2における自動搬送装置について図14により説明する。実施の形態1の発明では制御機3に予め処理プログラムを設定しておいて、搬送ロボット2の動作を制御していたが、実施の形態2の発明はICタグを用いて処理プログラムを制御機3に送信し、それに基づいて搬送ロボット2の動作を制御するようにしたものである。
図14において、処理ラインに対応する走行レール1の原点位置(プログラムの開始位置)付近に当該ライン特有の処理プログラムが予め書き込まれているICタグ7をそれぞれ装着している。また搬送ロボット2側には、処理スタート前に、ICタグ7からの処理プログラムを読み取るICタグリードライタなどの読み取り装置8を設け、その読み取ったプログラム情報を無線で制御機3に送信する。制御機3はその処理プログラムに基づいて実施の形態1と同じように搬送ロボット2の動作を制御する。その他の構成は実施の形態1の図1と同じであり、同じまたは相当する符号を付して説明を省略する。
また切り替え前の処理ラインの処理プログラムは搬送ロボット2を走行レール1から外す際に、搬送ロボット2の電源が断となることで、消去するようにしている。
次に、この発明の実施の形態3における自動搬送装置について説明する。実施の形態2の発明ではICタグ7を用いて制御機3に処理プログラムを読み込ませるようにしたが、実施の形態3の発明は制御機3を廃止し、搬送ロボット2の制御ユニット24に処理プログラムを読み込ませるようにしたものである。
即ち、実施の形態2のように、処理ラインに対応する走行レール1の原点位置(プログラムの開始位置)付近に当該ライン特有の処理プログラムが予め書き込まれているICタグ7を装着し、また搬送ロボット2側にはICタグ7からの処理プログラムを読み取るICタグリードライタなどの読み取り装置8を設け、その読み取ったプログラム情報を搬送ロボット2の制御ユニット24に書き込む。制御ユニット24はその処理プログラムに基づいて実施の形態1と同じように搬送ロボット2の動作を制御する。
3:制御機 4:メッキ処理槽
5:処理かご
7:ICタグ 8:読み取り装置
11:支持材 12:給電線
13:無電部 14:ストッパ(兼持ち運び取手)
15:レールの穴 16:位置確認板
17:位置確認板保持金具 18:原点検出板
21:上部ユニット 22:下部ユニット(昇降機構)
23:結合部材 24:制御ユニット
25:下部押さえローラ
210:上部ユニット支持板 211:走行用モータ
212:軸変換部 213a、213b:取付板
214:駆動車輪 215:チェーン
216:従動車輪 217:受電子
218a:減速センサ 218b:停止センサ
218c:原点検出リミットスイッチ 219:固定取手
220:下部ユニット支持板 221:上下移動用モータ
222a、222b:水平軸 223:変換部
224a、224b:巻上げローラ 225a、225b:支持板
226:ワーク吊りフック 226b:冶具固定用の穴
227:水平ローラ 228、229:巻上げベルト
31:電気コード 32:制御箱
33:制御機側無線機 34:表示部
35:電源スイッチ 36:操作ボタン
37:選択ボタン。
Claims (17)
- 走行レールとこの走行レールに沿って自走する搬送ロボットからなり、前記走行レールには、その側面に給電線が前記走行レールに沿って装着され、前記給電線は前記走行レールの両端付近が無電部となるようにその長さが規定されており、前記搬送ロボットには、前記給電線に加圧接触する受電子と、この受電子を介して前記給電線から受電することにより駆動される走行用モータと、この走行用モータにより前記走行レール上を走行する駆動車輪と、前記走行用モータの駆動を制御する制御ユニットとを設け、前記搬送ロボットは前記走行レールの端部から工具を使用しないで脱着できるようにした自動搬送装置。
- 前記搬送ロボットは、上部ユニットとこの上部ユニットの下部に結合部材で脱着可能な下部ユニットに分け、前記上部ユニットには、前記受電子と走行用モータと駆動車輪を有して前記走行レール上を走行する走行機構を設け、前記下部ユニットにはワークを上下に移動させる昇降機構を設けた請求項1に記載の自動搬送装置。
- 前記搬送ロボットの下部ユニットに設けた昇降機構は、上下移動用モータと、この上下移動用モータの回転を2つの軸の回転に変換する変換部と、前記2つの軸の両端にそれぞれ設けられた巻上げローラと、ワークを吊るすワーク吊りフックの両端部にそれぞれ設けられた4個の水平ローラと、前記ワーク吊りフックの一端に設けられた4個の水平ローラを介して前記2つの軸の一端に設けられた2つの巻上げローラと固定端との間に張架された第1の巻上げベルトと、前記ワーク吊りフックの他端に設けられた4個の水平ローラを介して前記2つの軸の他端に設けられた2つの巻上げローラと固定端との間に張架された第2の巻上げベルトとを備えた請求項2に記載の自動搬送装置。
- 前記搬送ロボットの下部ユニットに、ワークを吊るすワーク吊りフックを設け、このワーク吊りフックに多様なワークに対応する複数の冶具固定用の穴を設けた請求項2または請求項3に記載の自動搬送装置。
- 前記走行レールに装着された給電線の無電部に対応する端部側の走行レール上に穴を設け、この穴に抜き差し可能なストッパを設けることにより、前記搬送ロボットが前記走行レールから脱落するのを防止するようにした請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動搬送装置。
- 前記ストッパは、前記走行レールの穴から抜いて前記搬送ロボットに設けた穴に差し込むことにより、前記搬送ロボットを持ち運びするための取手として使用できるようにした請求項5に記載の自動搬送装置。
- 前記走行レールの側面に前記搬送ロボットを減速および停止する位置確認板を設け、前記位置確認板は前記走行レールに沿って移動できるようスライド式にし、前記搬送ロボットに設けたセンサにより前記位置確認板を検知して、前記走行用モータを制御するようにした請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動搬送装置。
- 前記搬送ロボットに近接して制御機を設け、この制御機と前記搬送ロボットに設けた制御ユニットとの間を無線で信号の送受を行い、前記走行用モータまたは上下移動用モータの駆動を制御するようにした請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動搬送装置。
- 前記走行レールの端部に相当する原点位置に、当該ライン特有の処理プログラムが書き込まれたICタグを装着し、前記搬送ロボットには、前記ICタグを読み取る読み取り装置を設け、前記読み取り装置で読み取った処理プログラムを前記制御機に無線で送信し、前記制御機と前記搬送ロボットに設けた制御ユニットとの間を無線で信号の送受を行い、前記走行用モータまたは上下移動用モータの駆動を制御するようにした請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動搬送装置。
- 前記走行レールの端部に相当する原点位置に、当該ライン特有の処理プログラムが書き込まれたICタグを装着し、前記搬送ロボットには、前記ICタグを読み取る読み取り装置を設け、前記読み取り装置で読み取った処理プログラムを前記搬送ロボットに設けた制御ユニットに送り、前記制御ユニットにより前記走行用モータまたは上下移動用モータの駆動を制御するようにした請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の自動搬送装置。
- 請求項1乃至請求項10のいずれか1項に記載の自動搬送装置と、前記自動搬送装置の走行レールの下に前記走行レールに沿って設けた複数のメッキ処理槽を備えたメッキ処理装置。
- 複数本の走行レールと、前記複数本の走行レールの各走行レールに沿って設けた複数のメッキ処理槽と、前記複数本の走行レールのうち1本の走行レールに設けた搬送ロボットとを備え、前記搬送ロボットを異なるライン間で共用できるようにした請求項11に記載のメッキ処理装置。
- 上部ユニットと前記上部ユニットの下部に結合部材で脱着可能な下部ユニットを備え、前記上部ユニットには、走行レールの側面に設けられた給電線に加圧接触して受電する受電子と、この受電子を介して前記給電線から受電することにより駆動される走行用モータと、この走行用モータにより前記走行レール上を走行する駆動車輪と、前記走行レールの側面に設けられた位置確認板を検知するセンサを設け、前記下部ユニットには、前記受電子を介して前記給電線から受電することによりワークを上下に移動させる昇降機構を設け、前記上部ユニットまたは下部ユニットの少なくともどちらか一方には前記走行用モータおよび前記昇降機構の駆動を制御する制御ユニットを設けた搬送ロボット。
- 前記下部ユニットに設けた昇降機構は、上下移動用モータと、この上下移動用モータの回転を2つの軸の回転に変換する変換部と、前記2つの軸の両端にそれぞれ設けられた巻上げローラと、ワークを吊るすワーク吊りフックの両端部にそれぞれ設けられた4個の水平ローラと、前記ワーク吊りフックの一端に設けられた4個の水平ローラを介して前記2つの軸の一端に設けられた2つの巻上げローラと固定端との間に張架された第1の巻上げベルトと、前記ワーク吊りフックの他端に設けられた4個の水平ローラを介して前記2つの軸の他端に設けられた2つの巻上げローラと固定端との間に張架された第2の巻上げベルトとを備えた請求項13に記載の搬送ロボット。
- 前記制御ユニットは、前記センサにより前記位置確認板を検知して、近接配置された制御機に無線で位置信号を送信し、前記制御機に予め設定された処理プログラムの制御信号を無線で受信して、前記走行用モータおよび上下移動用モータを制御するようにした請求項13または請求項14に記載の搬送ロボット。
- 前記走行レールの端部に装着された当該ライン特有の処理プログラムが書き込まれたICタグを読み取る読み取り装置を設け、前記読み取り装置で読み取った処理プログラムを近接配置された制御機に無線で送信し、前記制御ユニットは、前記センサにより前記位置確認板を検知して前記制御機に無線で位置信号を送信すると共に、前記制御機から無線で送信される処理プログラムの制御信号を受信して、前記走行用モータまたは上下移動用モータの駆動を制御するようにした請求項13または請求項14に記載の搬送ロボット。
- 前記走行レールの端部に装着された当該ライン特有の処理プログラムが書き込まれたICタグを読み取る読み取り装置を設け、前記読み取り装置で読み取った処理プログラムを前記制御ユニットに送り、前記制御ユニットにより前記走行用モータまたは上下移動用モータの駆動を制御するようにした請求項13または請求項14に記載の搬送ロボット。
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