JP2011131983A - ロープ巻掛け方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロープ巻掛け方法は、エレベータの複数本のロープ30をシーブ40に同時に巻き掛ける方法であって、ベルト掛回し工程、仮止め工程、連結工程、および、引抜き工程を有している。ベルト掛回し工程は、掛回しベルト50をシーブ40に掛け回す工程である。仮止め工程は、複数本のロープ30の一端を平面的に並列した状態で着脱可能に保持するロープ保持部64を備えた仮止め具60を用いて、複数本のロープ30の一端を平面的に並列した状態で保持する工程である。連結工程は、ベルト掛回し工程および仮止め工程後に、掛回しベルト50と仮止め具60とを連結する工程である。引抜き工程は、連結工程後に掛回しベルト50をシーブ40から引き抜いて複数本のロープ30をシーブ40に巻き掛ける工程である。
【選択図】図3
Description
本発明に係るロープ巻掛け方法の第1の実施形態について、図1ないし図9を用いて説明する。本実施形態に係るロープ巻掛け方法は、エレベータの乗りかご10と釣合いおもり12とを連結する複数本のロープ30をシーブ40に同時に巻き掛ける方法である。
ベルト掛回し工程(S1)について、図4および図5を用いて説明する。図4は、掛回しベルトを示した斜視図である。図5は、掛回しベルトをシーブに掛け回した状態を示した概略図である。ベルト掛回し工程(S1)は、掛回しベルト50をシーブ40に掛け回す工程である。
仮止め工程(S2)について、図6および図7を用いて説明する。図6は、分解した状態の仮止め具を示した斜視図である。図7は、仮止め具により複数本のロープの一端を保持した状態を示した斜視図である。仮止め工程(S2)は、仮止め具60を用いて複数本のロープ30の一端を平面的に並列配置した状態で保持する工程である。
連結工程(S3)について、図8を用いて説明する。図8は、掛回しベルトと仮止め具とを連結した状態を示した概略図である。連結工程(S3)は、第1連結部54と第2連結部62とを連結する工程である。
引抜き工程(S4)について、図9を用いて説明する。図9は、掛回しベルトを引き抜いた状態を示した概略図である。引抜き工程(S4)は、掛回しベルト50をシーブ40から引き抜いて、複数本のロープ30をシーブ40に巻き掛ける工程である。
引抜き工程(S4)により、複数本のロープ30を所定の位置まで引き抜いた後、第1連結部54と第2連結部62との連結を解除する(S5)。その後、複数本のロープ30の一端から仮止め具60を取り外す(S6)。
本発明に係るロープ巻掛け方法の第2の実施形態について、図10および図11を用いて説明する。図10は、掛回しベルトを示した斜視図である。図11は、掛回しベルトがシーブに掛け回された状態を示した概略図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本発明に係るロープ巻掛け方法の第3の実施形態について、図12ないし図14を用いて説明する。図12は、掛回しベルトを示した概略図である。図13は、分解した状態の仮止め具を示した斜視図である。図14は、仮止め具により複数本のロープの一端を保持した状態を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本発明に係るロープ巻掛け方法の第4の実施形態について、図15を用いて説明する。図15は、仮止め具を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本発明に係るロープ巻掛け方法の第4の実施形態について、図16を用いて説明する。図16は、仮止め具を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第4の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本発明に係るロープ巻掛け方法の第6の実施形態について、図17を用いて説明する。図17は、掛回しベルトと仮止め具とを連結した状態を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
第1の実施形態および第2の実施形態は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
Claims (10)
- エレベータの乗りかごと釣合いおもりとを繋ぐ複数本のロープをシーブに同時に巻き掛けるロープ巻掛け方法であって、
一端に第1連結手段を備えた掛回しベルトを前記シーブに掛け回すベルト掛回し工程と、
前記第1連結手段に着脱可能に連結される第2連結手段および前記複数本のロープの一端を平面的に並列配置した状態で着脱可能に保持するロープ保持手段を備えた仮止め具を用いて前記複数本のロープの一端を平面的に並列配置した状態で保持する仮止め工程と、
前記ベルト掛回し工程および前記仮止め工程の後に、前記第1連結手段と前記第2連結手段とを連結する連結工程と、
前記連結工程後に前記掛回しベルトを前記シーブから引き抜いて前記複数本のロープを前記シーブに巻き掛ける引抜き工程と、
を具備したことを特徴とするロープ巻掛け方法。 - 前記引抜き工程後に前記第1連結手段と前記第2連結手段との連結を解除する連結解除工程と、
前記引抜き工程後に前記複数本のロープの一端から前記仮止め具を取り外す取外し工程と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載のロープ巻掛け方法。 - 前記掛回しベルトは、前記第1連結手段とは反対側の一端に前記第1連結手段に着脱可能に連結される第3連結手段を備えていて、前記ベルト掛回し工程において、前記掛回しベルトを前記シーブに掛け回した後に前記第1連結手段と前記第3連結手段とを連結することを特徴とする請求項1または2に記載のロープ巻掛け方法。
- 前記仮止め具は、各前記ロープの一端を着脱可能に取り付けられる複数のロープ端取付部同士が平面的に並列配置された状態で結合されることにより構成されていて、
前記仮止め工程は、
前記各ロープの一端に前記ロープ端取付部に取り付ける取付け工程と、
前記複数のロープ端取付部同士を平面的に並列配置された状態で結合させる結合工程と、
を具備したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。 - 前記シーブには平面的に並列した前記複数本のロープに対応した複数本のガイド溝が形成されていて、前記掛回しベルトには前記複数本のガイド溝の少なくとも1つに対応して延びた隆起部が形成されていて、前記掛回し工程において前記隆起部が前記ガイド溝にガイドされるように前記掛回しベルトを前記シーブに掛け回すことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
- 前記第1連結手段と前記第2連結手段とは、フックが嵌合孔に引っ掛かることにより着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
- 前記第1連結手段と前記第2連結手段とは、ダブテール部がダブテール溝に嵌め合うことにより着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
- 前記ロープ保持手段は、ロープ載置部およびロープ押さえ部を備えていて、前記ロープ載置部と前記ロープ押さえ部とにより前記複数本のロープを狭持することにより前記複数本のロープの一端を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
- 前記ロープ保持手段には、平面的に並列配置された複数のロープ保持孔が形成されていて、前記ロープ保持手段は、前記複数本のロープが前記複数のロープ保持孔に挿入されることにより前記複数本のロープの一端を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
- 前記ロープ保持手段は、平面的に並列配置された複数のロープ保持円筒を備えていて、前記ロープ保持円筒の筒内に挿入された前記複数本のロープを締め付けることにより前記複数本のロープの一端を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
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