JP2011131983A - ロープ巻掛け方法 - Google Patents

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Takehito Mizukami
岳人 水上
Yasushi Nakano
靖 仲野
Naohiro Takamura
尚宏 高村
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Abstract

【課題】エレベータのロープ巻掛け作業を容易にする。
【解決手段】ロープ巻掛け方法は、エレベータの複数本のロープ30をシーブ40に同時に巻き掛ける方法であって、ベルト掛回し工程、仮止め工程、連結工程、および、引抜き工程を有している。ベルト掛回し工程は、掛回しベルト50をシーブ40に掛け回す工程である。仮止め工程は、複数本のロープ30の一端を平面的に並列した状態で着脱可能に保持するロープ保持部64を備えた仮止め具60を用いて、複数本のロープ30の一端を平面的に並列した状態で保持する工程である。連結工程は、ベルト掛回し工程および仮止め工程後に、掛回しベルト50と仮止め具60とを連結する工程である。引抜き工程は、連結工程後に掛回しベルト50をシーブ40から引き抜いて複数本のロープ30をシーブ40に巻き掛ける工程である。
【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータの乗りかごと釣合いおもりとを繋ぐ複数本のロープをシーブに同時に巻き掛けるロープ巻掛け方法に関する。
エレベータは、図18に示したように、一端に乗りかご10が吊り下げられて、他端に釣合いおもり12が吊り下げられた複数本のロープ30がシーブ40に巻き掛けられて構成されている。乗りかご10および釣合いおもり12は、昇降路14内に昇降可能に設置されている。昇降路14の上部には、機械室16が設けられていて、機械室16内には、巻上機や制御盤22が設置されている(特許文献1を参照。)。
巻上機は、シーブ(溝車)40を備えていて、複数本のロープ30は、シーブ40に巻き掛けられている。巻上機が駆動してシーブ40が回転すると、シーブ40とロープ30との摩擦によって、ロープ40が移動して、乗りかご10および釣合いおもり12は、昇降路14内を昇降する。
ここで、エレベータの据え付け時、あるいは、ロープ30の交換時において、複数本のロープ30を1本ずつシーブ40に巻き掛けると、ロープ巻掛け作業を複数回繰り返さなければならず、ロープ巻掛け作業に長時間を要する。そこで、ロープ掛け装置を用いて、平面的に並列配置された複数本のロープ30の一端を狭持して、このロープ掛け装置をシーブ40に掛け回すことによって、複数本のロープ30を同時にシーブ40に巻き掛けることができる(特許文献2を参照)。
特開平10−194628号公報 特開2005−298084号公報
近年、省スペース化のため、機械室16が設けられていないエレベータ、若しくは、機械室16の狭いエレベータが多く設置されている。このようなエレベータでは、エレベータの据え付け時、あるいは、ロープ30の交換時に行われるロープ巻掛け作業において、十分な作業スペースが確保できないため、その作業が困難となってしまう。
その上、上述のように、ロープ掛け装置を用いて複数本のロープ30を同時にシーブ40に掛け回す場合には、その重量が大きいため、その作業はさらに困難となってしまう。
そこで、本発明は、上述の課題を解決するためになされたものであり、エレベータのロープ巻掛け作業を容易にすることを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るロープ巻掛け方法は、エレベータの乗りかごと釣合いおもりとを繋ぐ複数本のロープをシーブに同時に巻き掛けるロープ巻掛け方法であって、一端に第1連結手段を備えた掛回しベルトを前記シーブに掛け回すベルト掛回し工程と、前記第1連結手段に着脱可能に連結される第2連結手段および前記複数本のロープの一端を平面的に並列配置した状態で着脱可能に保持するロープ保持手段を備えた仮止め具を用いて前記複数本のロープの一端を平面的に並列配置した状態で保持する仮止め工程と、前記ベルト掛回し工程および前記仮止め工程後に、前記第1連結手段と前記第2連結手段とを連結する連結工程と、前記連結工程後に前記掛回しベルトを前記シーブから引き抜いて前記複数本のロープを前記シーブに巻き掛ける引抜き工程と、を具備したことを特徴とする。
本発明によれば、エレベータのロープ巻掛け作業を容易にすることができる。
本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、ロープの交換中のエレベータの構成を示した概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、巻上機のシーブにロープが巻き掛けられた状態を示した概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトを示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトをシーブに掛け回した状態を示した概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、分解した状態の仮止め具を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、仮止め具により複数本のロープの一端を保持した状態を示した斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトと仮止め具とを連結した状態を示した概略図である。 本発明の第1の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトを引き抜いた状態を示した概略図である。 本発明の第2の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトを示した斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトをシーブに掛け回した状態を示した概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトを示した概略図である。 本発明の第3の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、分解した状態の仮止め具を示した斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、仮止め具により複数本のロープの一端を保持した状態を示した斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、仮止め具を示した斜視図である。 本発明の第5の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、仮止め具を示した斜視図である。 本発明の第6の実施形態に係るロープ巻掛け方法を説明するための図であって、掛回しベルトと仮止め具とを連結した状態を示した斜視図である。 エレベータの構成を示した概略図である。
[第1の実施形態]
本発明に係るロープ巻掛け方法の第1の実施形態について、図1ないし図9を用いて説明する。本実施形態に係るロープ巻掛け方法は、エレベータの乗りかご10と釣合いおもり12とを連結する複数本のロープ30をシーブ40に同時に巻き掛ける方法である。
まず、エレベータの構成について、図1および図2を用いて説明する。図1は、ロープの交換中のエレベータの構成を示した概略図である。図2は、巻上機のシーブにロープが巻き掛けられた状態を示した概略図である(2本のロープのみを図示した。)。
エレベータは、一端に乗りかご10が吊り下げられて、他端に釣合いおもり12が吊り下げられた複数本のロープ30がシーブ40に巻き掛けられて構成されている。乗りかご10および釣合いおもり12は、昇降路14内に昇降可能に設置されている。本実施形態で説明するエレベータには、機械室が設けられておらず、昇降路14の上部に巻上機18が設置されている。省スペース化のため、巻上機18と昇降路14の天井14aとの隙間は、最小限に抑えられている。なお、制御盤22は、昇降路14の外部に設けられている。
巻上機18は、シーブ40を備えていて、シーブ40には、幅方向に配列されて周方向に沿って延びた、複数本(例えば、6本)のガイド溝42が形成されている。複数本(例えば、6本)のロープ30は、それぞれシーブ40の複数本のガイド溝42に嵌め合った状態で巻き掛けられている。巻上機18のモータ20が駆動してシーブ40が回転すると、シーブ40とロープ30との摩擦によって、ロープ40が移動して、乗りかご10および釣合いおもり12は、昇降路14内を昇降する。
次に、エレベータのロープ30の交換手順について、図1を用いて簡単に説明する。
まず、乗りかご10を最上階へ移動させて、おもり支持木材24を介して、釣合いおもり12をピット床14b上に載置する。その後、チェーンブロック26を用いて、乗りかご10を吊り上げ、ロープ30に掛かる負荷を取り除く(図1に示した状態)。この状態で、複数本のロープ30を乗りかご10および釣合いおもり12から切り離して、シーブ40から取り外す。
古いロープ30を取り外した後、新しい複数本のロープ30をシーブ40に巻き掛け、その後、ロープ30の一端には、乗りかご10を接続して、ロープ30の他端には、釣合いおもり12を接続する。この作業によって、ロープ30の交換が行われる。
次に、ロープ巻掛け方法について、図3ないし図9を用いて説明する。図3は、本実施形態に係るロープ巻掛け方法のフローチャートである。
本実施形態に係るロープ巻掛け方法は、上述したロープ30の交換手順の中の新しい複数本のロープ30をシーブ40に巻き掛ける方法である。ロープ巻掛け方法は、図3に示したように、ベルト掛回し工程(S1)、仮止め工程(S2)、連結工程(S3)、引抜き工程(S4)、連結解除工程(S5)、および、取外し工程(S6)を有している。
(ベルト掛回し工程(S1))
ベルト掛回し工程(S1)について、図4および図5を用いて説明する。図4は、掛回しベルトを示した斜視図である。図5は、掛回しベルトをシーブに掛け回した状態を示した概略図である。ベルト掛回し工程(S1)は、掛回しベルト50をシーブ40に掛け回す工程である。
掛回しベルト50は、図4に示したように、ベルト部52、第1連結部54(第1連結手段の一例)、および、引抜き部56を有している。
ベルト部52は、シーブ40に掛け回される部分であり、例えば、帯状に成型された可撓性の樹脂からなる。ベルト部52の一方の表面には、シーブ40のガイド溝42に対応して延びた隆起部52aが形成されている。
第1連結部54は、後述する仮止め具60の第2連結部62に対して着脱可能に連結される部分である。第1連結部54は、例えば、樹脂からなり、ベルト部52の一端に設けられている。第1連結部54には、例えば、フック54aが形成されている。
引抜き部56は、作業者がシーブ40から掛回しベルト50を引き抜く際に把持する部分である。引抜き部56は、例えば、樹脂からなり、ベルト部52の他端(第1連結部54とは反対側の端部)に設けられている。引抜き部56には、取っ手56aが設けられている。
ベルト掛回し工程(S1)では、作業者は、図5に示したように、掛回しベルト50をシーブ40に掛け回す。この際、ベルト部52の隆起部52aがシーブ40のガイド溝42にガイドされるように掛け回す。
(仮止め工程(S2))
仮止め工程(S2)について、図6および図7を用いて説明する。図6は、分解した状態の仮止め具を示した斜視図である。図7は、仮止め具により複数本のロープの一端を保持した状態を示した斜視図である。仮止め工程(S2)は、仮止め具60を用いて複数本のロープ30の一端を平面的に並列配置した状態で保持する工程である。
仮止め具60は、図6に示したように、第2連結部62(第2連結手段の一例)およびロープ保持部64(ロープ保持手段の一例)を有している。
第2連結部62は、掛回しベルト50の第1連結部52に対して着脱可能に連結される部分である。第2連結部62は、例えば、樹脂からなる。第2連結部62には、連結口62aが形成されていて、この連結口62aに第1連結部52が挿嵌されて、第1連結部52と第2連結部62とが連結される。第2連結部62には、第1連結部54のフック54aが引っ掛かる嵌合孔62bが形成されている。
ロープ保持部64は、複数本のロープ30の一端を平面的に並列配置した状態で着脱可能に保持する部分である。本実施形態においては、ロープ保持部64は、ロープ載置部66とロープ押さえ部68とが互いに重なり合って構成されている。
ロープ載置部66の対向面およびロープ押さえ部68の対向面には、それぞれ対応した位置に並列配置された複数本(例えば、6本)のロープ狭持溝66a,68aが形成されている。複数本のロープ狭持溝66a,68aは、シーブ40に形成された複数本のガイド溝42に対応した位置に形成されている。
また、ロープ載置部66およびロープ押さえ部68には、それぞれ対応した位置に締結孔66b,68bが形成されている。
仮止め工程(S2)では、作業者は、複数本のロープ30の一端をロープ載置部66のロープ狭持溝66aに沿って載せる。そうすると、複数本のロープ30の一端は、平面的に並列配置される。その後、ロープ載置部66上にロープ押さえ部68を重ねて、締結孔66b,68bにボルト70を挿入して、ロープ載置部66とロープ押さえ部68とを締結する。この作業によって、複数本のロープ30の一端は、図7に示したように、平面的に並列配置した状態で狭持される。
(連結工程(S3))
連結工程(S3)について、図8を用いて説明する。図8は、掛回しベルトと仮止め具とを連結した状態を示した概略図である。連結工程(S3)は、第1連結部54と第2連結部62とを連結する工程である。
上述したとおり、第1連結部54および第2連結部62は、互いに着脱可能に連結されるように構成されている。作業者は、ベルト掛回し工程(S1)および仮止め工程(S2)後に、図8に示したように、シーブ40に掛け回された掛回しベルト50の第1連結部54に対して、仮止め具60の第2連結部62を連結する。
(引抜き工程(S4))
引抜き工程(S4)について、図9を用いて説明する。図9は、掛回しベルトを引き抜いた状態を示した概略図である。引抜き工程(S4)は、掛回しベルト50をシーブ40から引き抜いて、複数本のロープ30をシーブ40に巻き掛ける工程である。
作業者は、連結工程(S3)後に、掛回しベルト50の取っ手56aを把持して、掛回しベルト50を引き抜く。そうすると、図9に示したように、掛回しベルト50に代わって、複数本のロープ30が掛回しベルト50に巻き掛けられる。
なお、ベルト部52の隆起部52aがシーブ40のガイド溝42にガイドされているため、掛回しベルト50をシーブ40に周方向に沿って真っ直ぐに引き抜くことできる。その結果、複数本のロープ30を対応する複数本のガイド溝42に嵌め合わせることができる。
(連結解除工程(S5)および取外し工程(S6))
引抜き工程(S4)により、複数本のロープ30を所定の位置まで引き抜いた後、第1連結部54と第2連結部62との連結を解除する(S5)。その後、複数本のロープ30の一端から仮止め具60を取り外す(S6)。
本実施形態に係るロープ巻掛け方法の効果について説明する。
本実施形態では、仮止め具60を用いることによって、複数本のロープ30を同時にシーブ40に巻き掛けることができる。その上、仮止め具60により、複数本のロープ30の一端を平面的に並列配置した状態で保持するため、ロープ巻掛け作業中に、複数本のロープ30が互いに交差することを抑制できる。そのため、エレベータのロープ巻掛け作業が容易になる。
また、予めシーブ40に掛け回された掛回しベルト50に対して、複数本のロープ30の一端を保持した仮止め具60を連結して、掛回しベルト50をシーブ40から引き抜くため、ロープ巻掛け作業が容易になる。エレベータの省スペース化のために、巻上機18と昇降路14の天井14aとの隙間が狭い場合において、重量の大きい複数本のロープ30の一端をシーブ40に掛け回す作業は、従来は重労働となっていたが、本実施形態では、重量の小さい掛回しベルト50を予めシーブ40に掛け回すため、ロープ巻掛け作業が容易になる。
[第2の実施形態]
本発明に係るロープ巻掛け方法の第2の実施形態について、図10および図11を用いて説明する。図10は、掛回しベルトを示した斜視図である。図11は、掛回しベルトがシーブに掛け回された状態を示した概略図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本実施形態で用いる掛回しベルト50について説明する。掛回しベルト50は、図10に示したように、ベルト部52、第1連結部54(第1連結手段の一例)、および、第3連結部58(第3連結手段の一例)を有している。
第3連結部58は、第1連結部54に対して着脱可能に連結される部分である。第3連結部58は、仮止め具60の第2連結部62と同様の構成となっていて、ベルト部52の端部(第1連結部54とは反対側の端部)に設けられている。第3連結部58には、連結口58aが形成されていて、この連結口58aに第1連結部52が挿嵌されて、第1連結部52と第3連結部58とが連結される。第3連結部58には、第1連結部54のフック54aが引っ掛かる嵌合孔58bが形成されている。
ベルト掛回し工程(S1)では、作業者は、掛回しベルト50をシーブ40に掛け回した後、図11に示したように、第1連結部54と第3連結部58とを連結する。その後、連結工程(S3)にて、第1連結部54と第3連結部58との連結を解除した後、第1連結部54と第2連結部62とを連結する。
本実施形態によれば、連結工程(S3)の前に掛回しベルト50がシーブ40から抜け落ちてしまうことがなく、ロープ掛回し作業を円滑に進めることができる。なお、本実施形態に係るロープ巻掛け方法をエレベータの据え付け時に用いる場合には、シーブ40を巻上機18に取り付ける前に、予め掛回しベルト50をシーブ40に掛け回して、第1連結部54と第3連結部58とを連結しておいても良い。
[第3の実施形態]
本発明に係るロープ巻掛け方法の第3の実施形態について、図12ないし図14を用いて説明する。図12は、掛回しベルトを示した概略図である。図13は、分解した状態の仮止め具を示した斜視図である。図14は、仮止め具により複数本のロープの一端を保持した状態を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第1の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
まず、本実施形態で用いる掛回しベルト50および仮止め具60について、図12ないし図14を用いて説明する。
第1連結部54は、図12に示したように、第1の実施形態において説明した仮止め具60の第2連結部62と同様の構成となっている。第1連結部54には、連結口54bおよび嵌合孔54cが形成されている。ベルト部52、第1連結部54(第1連結手段の一例)、および、引抜き部56を有している。
仮止め具60は、シーブ40に巻き掛けるロープ30と同数(例えば、6個)のロープ端取付部72が並列配置した状態で結合されることにより構成されている。
各ロープ端取付部72には、ダブテール部72aおよびダブテール溝72bが形成されている。図14に示したように、複数個のロープ端取付部72を平面的に並列配置して、ロープ端取付部72のダブテール溝72bに隣接するロープ端取付部72のダブテール部72aを嵌め合わせて、ロープ端取付部72同士を結合させると、複数本のロープ30の一端が平面的に並列配置される。
両端のロープ端取付部72には、それぞれフック72cが形成されていて、このフック72cが第1連結部54の嵌合孔54cに引っ掛かって、掛回しベルト50と仮止め具60とが着脱可能に連結される。すなわち、仮止め具60は、第1の実施形態で説明した第2連結部62(第2連結手段)の機能を有している。
各ロープ端取付部72には、ロープ保持穴72dが形成されている。ロープ端取付部72は、ロープ30がロープ保持穴72dに挿入されると、ロープ30を並列配置した状態で着脱可能に保持する。すなわち、仮止め具60は、第1の実施形態で説明したロープ保持部64(ロープ保持手段)の機能を有している。
なお、ロープ30を保持するために、例えば、ロープ保持穴72dの内周面には、リング状のゴムが取り付けられている。あるいは、ロープ保持穴72dの内周面は、ロープ30が容易に抜けないように、金属線が編み込まれて形成されている。
次に、本実施形態に係るロープ巻掛け方法について説明する。
本実施形態では、仮止め工程(S2)は、取付け工程および結合工程を有している。取付け工程では、作業者は、各ロープ30の一端を各ロープ端取付部72のロープ保持穴72cに挿入して、各ロープ30の一端に各ロープ端取付部72を取り付ける。取付け後、結合工程において、複数個のロープ端取付部72同士を平面的に並列配置した状態で結合させる。その後、シーブ40に掛け回された掛回しベルト50と仮止め具60とを連結する(S3)。
次に、本実施形態に係るロープ巻掛け方法の効果について説明する。
本実施形態によれば、ロープ端取付部72に対してロープ30を1本ずつ取り付けた後、複数個のロープ端取付部72を結合するため、仮止め工程(S2)の作業が容易になる。また、シーブ40に巻き掛けるロープ30の本数、あるいは、シーブ40のガイド溝42の本数によって、複数の種類の仮止め具60を用意する必要がなく、使用するロープ端取付部72の個数を変更するだけで足りる。
[第4の実施形態]
本発明に係るロープ巻掛け方法の第4の実施形態について、図15を用いて説明する。図15は、仮止め具を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本実施形態で用いる仮止め具60について説明する。仮止め具60は、図15に示したように、第2連結部62(第2連結手段の一例)、および、ロープ保持部64(ロープ保持手段の一例)を有している。
第2連結部62には、第3の実施形態と同様に、フック76が形成されていて、このフック776が掛回しベルト50の嵌合孔54cに引っ掛かって、第1連結部54と第2連結部62とが着脱可能に連結される。
ロープ保持部64は、例えば、可撓性の樹脂を円筒形状に成型した複数本(例えば、6本)のロープ保持円筒74が平面的に並列配置されて構成されている。ロープ保持円筒74の内径は、ロープ30の外径より小さく形成されていて、ロープ保持円筒74には、断面がC字状になるようにスリット74aが形成されている。
仮止め工程(S2)において、作業者は、ロープ30をスリット74aからロープ保持円筒74の筒内に挿入する。そうすると、ロープ30は、ロープ保持円筒74に締め付けられて保持される。本実施形態によれば、仮止め工程(S2)の作業が容易になる。
[第5の実施形態]
本発明に係るロープ巻掛け方法の第4の実施形態について、図16を用いて説明する。図16は、仮止め具を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第4の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本実施形態で用いる仮止め具60について説明する。各ロープ保持円筒74には、2枚のガイド板74bが取り付けられている。2枚のガイド板74bは、例えば、金属板からなり、それぞれスリット74aの2つの縁からロープ保持円筒74の半径方向の外方に向かって広がっている。2枚のガイド板74b間の幅は、半径方向の外方に向かうにつれて大きくなっている。
仮止め工程(S2)において、作業者は、ロープ30を2枚のガイド板74b間を通して、スリット74aからロープ保持円筒74の筒内に挿入する。本実施形態によれば、2枚のガイド板74b間の幅は、半径方向の外方に向かうにつれて大きくなっているため、第4の実施形態に比べて、ロープ30をロープ保持円筒74に挿入しやすい。
[第6の実施形態]
本発明に係るロープ巻掛け方法の第6の実施形態について、図17を用いて説明する。図17は、掛回しベルトと仮止め具とを連結した状態を示した斜視図である。なお、本実施形態は、第3の実施形態の変形例であるため、重複部分には同一符号を付してその部分の構成の説明を省略する。
本実施形態で用いる掛回しベルト50および仮止め具60について説明する。本実施形態では、仮止め具60には、ダブテール部72eが形成されていて、掛回しベルト50の第1結合部54には、ダブテール部72eが嵌合するダブテール溝54dが形成されている。すなわち、ダブテール部72eおよびダブテール溝54dが、それぞれ第1連結手段および第2連結手段の機能を果たしている。
本実施形態では、連結工程(S3)において、作業者は、ダブテール部72eをダブテール溝54dに嵌合させることによって、シーブ40に掛け回された掛回しベルト50に対して仮止め具60を連結する。
[他の実施形態]
第1の実施形態および第2の実施形態は単なる例示であって、本発明はこれらに限定されるものではない。
上記の実施形態では、巻上機18に取り付けられたシーブ40に複数本のロープ30を巻き掛ける場合を例にして説明したが、本発明に係るロープ巻掛け方法は、例えば、そらせシーブや乗りかご10に取り付けられたシーブに複数本のロープ30を巻き掛ける場合にも用いることができる。
また、第1の実施形態においては、ベルト掛回し工程(S1)後に仮止め工程(S2)を行っているが、仮止め工程(S2)後にベルト掛回し工程(S1)を行っても良い。また、第1の実施形態においては、連結解除工程(S5)後に取外し工程(S6)を行っているが、取外し工程(S6)後に連結解除工程(S5)を行っても良い。
また、第1連結手段、第2連結手段、第3連結手段、および、ロープ保持手段は、上記の実施形態に限定されるものではない。例えば、第1連結手段、第2連結手段、および、第3連結手段として、磁石を用いても良い。
10…乗りかご、12…釣合いおもり、14…昇降路、14a…昇降路の天井、14b…ピット床、16…機械室、18…巻上機、20…モータ、22…制御盤、24…おもり支持木材、26…チェーンブロック、30…ロープ、40…シーブ、42…ガイド溝、50…掛回しベルト、52…ベルト部、52a…隆起部、54…第1連結部、54a…第1連結部のフック、54b…第1連結部の連結口、54c…第1連結部の嵌合孔、54d…第1連結部のダブテール溝、56…引抜き部、56a…取っ手、58…第3連結部、58a…第3連結部の連結口、58b…第3連結部の嵌合孔、60…仮止め具、62…第2連結部、62a…第2連結部の連結口、62b…第2連結部の嵌合孔、62c…第2連結部のフック、64…ロープ保持部、66…ロープ載置部、66a…ロープ載置部のロープ狭持溝、66b…ロープ載置部の締結孔、68…ロープ押さえ部、68a…ロープ押さえ部のロープ狭持溝、68b…ロープ押さえ部の締結孔、70…ボルト、72…ロープ端取付部、72a…ロープ端取付部のダブテール部、72b…ロープ端取付部のダブテール溝、72c…ロープ端取付部のフック、72d…ロープ端取付部のロープ保持穴、72e…ロープ端取付部のダブテール部、74…ロープ保持円筒、74a…ロープ保持円筒のスリット、74b…ガイド板、76…フック

Claims (10)

  1. エレベータの乗りかごと釣合いおもりとを繋ぐ複数本のロープをシーブに同時に巻き掛けるロープ巻掛け方法であって、
    一端に第1連結手段を備えた掛回しベルトを前記シーブに掛け回すベルト掛回し工程と、
    前記第1連結手段に着脱可能に連結される第2連結手段および前記複数本のロープの一端を平面的に並列配置した状態で着脱可能に保持するロープ保持手段を備えた仮止め具を用いて前記複数本のロープの一端を平面的に並列配置した状態で保持する仮止め工程と、
    前記ベルト掛回し工程および前記仮止め工程の後に、前記第1連結手段と前記第2連結手段とを連結する連結工程と、
    前記連結工程後に前記掛回しベルトを前記シーブから引き抜いて前記複数本のロープを前記シーブに巻き掛ける引抜き工程と、
    を具備したことを特徴とするロープ巻掛け方法。
  2. 前記引抜き工程後に前記第1連結手段と前記第2連結手段との連結を解除する連結解除工程と、
    前記引抜き工程後に前記複数本のロープの一端から前記仮止め具を取り外す取外し工程と、
    を具備したことを特徴とする請求項1に記載のロープ巻掛け方法。
  3. 前記掛回しベルトは、前記第1連結手段とは反対側の一端に前記第1連結手段に着脱可能に連結される第3連結手段を備えていて、前記ベルト掛回し工程において、前記掛回しベルトを前記シーブに掛け回した後に前記第1連結手段と前記第3連結手段とを連結することを特徴とする請求項1または2に記載のロープ巻掛け方法。
  4. 前記仮止め具は、各前記ロープの一端を着脱可能に取り付けられる複数のロープ端取付部同士が平面的に並列配置された状態で結合されることにより構成されていて、
    前記仮止め工程は、
    前記各ロープの一端に前記ロープ端取付部に取り付ける取付け工程と、
    前記複数のロープ端取付部同士を平面的に並列配置された状態で結合させる結合工程と、
    を具備したことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
  5. 前記シーブには平面的に並列した前記複数本のロープに対応した複数本のガイド溝が形成されていて、前記掛回しベルトには前記複数本のガイド溝の少なくとも1つに対応して延びた隆起部が形成されていて、前記掛回し工程において前記隆起部が前記ガイド溝にガイドされるように前記掛回しベルトを前記シーブに掛け回すことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
  6. 前記第1連結手段と前記第2連結手段とは、フックが嵌合孔に引っ掛かることにより着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
  7. 前記第1連結手段と前記第2連結手段とは、ダブテール部がダブテール溝に嵌め合うことにより着脱可能に連結されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
  8. 前記ロープ保持手段は、ロープ載置部およびロープ押さえ部を備えていて、前記ロープ載置部と前記ロープ押さえ部とにより前記複数本のロープを狭持することにより前記複数本のロープの一端を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
  9. 前記ロープ保持手段には、平面的に並列配置された複数のロープ保持孔が形成されていて、前記ロープ保持手段は、前記複数本のロープが前記複数のロープ保持孔に挿入されることにより前記複数本のロープの一端を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
  10. 前記ロープ保持手段は、平面的に並列配置された複数のロープ保持円筒を備えていて、前記ロープ保持円筒の筒内に挿入された前記複数本のロープを締め付けることにより前記複数本のロープの一端を着脱可能に保持することを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のロープ巻掛け方法。
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