JP2011131755A - サイドエアバッグ取付構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】インフレータ52から放出されるガスによって乗員の側方に膨張するエアバッグ本体51を取付ブラケット6を介して車両のシートバックフレーム31に取り付けるサイドエアバッグ取付構造であって、取付ブラケット6のうち乗員Mの胸部領域M1と略同じ高さに位置する部分が、シートバックフレーム31の前側の端部31aよりも後側に位置していることを特徴とする。
【選択図】図3
Description
このエアバッグユニットは、乗員の肩部から腰部に亘る範囲に対応して配置されており、シートバックのフレーム部材に取付ブラケットを介して取り付けられている。
なお、「シートバックフレームの前側の端部よりも後側に位置している」とは、シートバックフレームの前側の端部よりも前側に突出していないことを意味し、シートバックフレームの前側の端部と取付ブラケットの前側の端部とが一致している状態も含むものとする。
なお、本実施形態では、シートに着席した乗員の前後左右上下を基準にして方向を説明する。
図1に示すように、車両用シート1は、いわゆる右ハンドル車の助手席であり、車室内にスライド自在に設置されたシートクッション2と、シートクッション2の後部に傾動可能に設けられたシートバック3と、シートバック3の上部に設置されたヘッドレスト4と、シートバック3に内蔵されたサイドエアバッグ装置5と、を主に備えている。
図2乃至図4に示すように、シートバックフレーム31は、円筒状のパイプ部材34と、板状のフレーム部材35とを結合して構成されている。パイプ部材34は、略門型に形成されている。フレーム部材35は、パイプ部材34と略同じ幅に形成された上側の結合部35aと、結合部35aに連続して下方に向かうほど幅広に形成された基部35bと、を有している。フレーム部材35の結合部35aは、パイプ部材34の下端部34aに重ねられて溶接接合されている。基部35bは、たとえばシートクッション2の後部に設けられた傾動機構に固定されている。
ケース部材7は、シートバックフレーム31に沿って垂直に設けられた底壁71と、底壁71の周囲から略水平に延出する周壁72と、周壁72の車外側の開口部を閉塞する蓋部73と、を有している。
上側及び前側の周壁72の縁部には、蓋部73を係止するためのクリップ72aが複数設けられている。
蓋部73は、後側の周壁72の先端部に樹脂ヒンジ73aを介して一体に成形されている。蓋部73の上側及び前側の周縁には、周壁72のクリップ72aに係止する係止部73bが複数設けられている。
これにより、ケース部材7の底壁71が、シートバックフレーム31と取付ブラケット6に挟持されることとなる。
なお、乗員Mの胸部領域M1とは、主に肋骨に覆われている部分である。
具体的には、取付ブラケット6の中間部63は、側面視でシートバックフレーム31と重なり合うように配置されており、中間部63の前側の端部63aは、シートバックフレーム31の前側の端部31aと略同じ位置に延在している。
図5、図6に示すように、通常時において、エアバッグ本体51は、ケース部材7に収容されており、ケース部材7の前側の周壁72と蓋部73とは閉じられた状態になっている。
一方、乗員Mは、慣性力によってドアD側(車外側)に残ろうとするため、ドアDと乗員Mとの距離が近くなり、乗員Mの体側にサポート部33が強く押し当てられることとなる。
このとき、ケース部材7の底壁71には、シートバックフレーム31の前側の端部31aに沿ってヒンジ部71cが設けられているので、底壁71が変形し易くなっている。そのため、乗員Mの胸部領域M1が底壁71を押圧した際に、底壁71がヒンジ部71cに沿って折れ曲がるので、乗員Mの胸部領域M1にかかる荷重が軽減されることとなる。
2 シートクッション
3 シートバック
31 シートバックフレーム
31a 前側の端部
34 パイプ部材
35 フレーム部材
36 フレーム側ブラケット
4 ヘッドレスト
5 サイドエアバッグ装置
51 エアバッグ本体
52 インフレータ
53 インフレータ用ブラケット
6 取付ブラケット
61 上側取付部
62 下側取付部
63 中間部
7 ケース部材
Claims (6)
- インフレータから放出されるガスによって乗員の側方に膨張するエアバッグを取付ブラケットを介して車両のシートバックフレームに取り付けるサイドエアバッグ取付構造であって、
前記取付ブラケットのうち前記乗員の胸部領域と略同じ高さに位置する部分が、前記シートバックフレームの前側の端部よりも後側に位置していることを特徴とするサイドエアバッグ取付構造。 - 前記取付ブラケットは、前記乗員の胸部領域よりも上側で前記シートバックフレームに取り付けられる上側取付部と、前記乗員の胸部領域よりも下側で前記シートバックフレームに取り付けられる下側取付部と、を有し、
前記取付ブラケットのうち前記上側取付部と前記下側取付部の間の部分は、前記シートバックフレームの前側の端部よりも後側に位置していることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ取付構造。 - 前記シートバックフレームは、パイプ部材と、前記パイプ部材の下部に結合された板状のフレーム部材と、を備えて成り、
前記取付ブラケットのうち前記上側取付部と前記下側取付部の間の部分は、前記パイプ部材と略重畳する形状に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のサイドエアバッグ取付構造。 - 前記取付ブラケットの上側取付部は、前記パイプ部材と別体に構成され、前記乗員の胸部領域よりも上方において前記パイプ部材に結合されたフレーム側ブラケットに取り付けられていることを特徴とする請求項3に記載のサイドエアバッグ構造。
- 前記取付ブラケットの下側取付部は、前記フレーム部材のうち、前記パイプ部材に結合されている部分の近傍に取り付けられていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載のサイドエアバッグ取付構造。
- 前記エアバッグは、前記インフレータと前記取付ブラケットとともに、ケース部材に収容されており、
前記ケース部材は、前記シートバックフレームと前記取付ブラケットに挟持され、
前記ケース部材の前記シートバックフレーム側の側面には、前記シートバックフレームの前側の端部の形状に沿ったヒンジ部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ取付構造。
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2009
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