JP2010167892A - 車両用シート - Google Patents

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Abstract

【課題】着座者の背凭れとなるシートバックにエアバック装置を備える車両用シートにおいて、エアバック装置をシートバックの背面パネルに直接取り付けることにより、エアバック装置の取付けに伴う重量、加工コストの軽減を図ること。
【解決手段】着座者の背凭れとなるシートバック30にエアバック装置60を備える車両用シートにおいて、前記シートバック30は、シートバック30の骨格となるバックフレーム32と、該バックフレーム32の背面側を覆い該バックフレーム32に結合される背面パネル40とを備えており、前記エアバック装置60は該背面パネル40に取り付けられていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、車両用シートに関する。詳しくは、着座者の背凭れとなるシートバックにエアバック装置を備える車両用シートに関する。
従来、車両に設置され乗員が着座する車両用シートにおいて、着座者の背凭れとなるシートバックにエアバック装置を備えたものが知られている。
このエアバック装置は、車両に取付けられた衝突検知センサからの出力に基いてイグナイタ(発火装置)を作動させ、インフレータ(ガス発生器)から発生するガスの圧力によってエアバックを瞬時に乗員と車体部分の間に膨張展開させるものであり、衝突時において乗員を適切に保護するための装置として従来から重要な役割を果たしているものである。
その中でも、車両の側面からの衝突による衝撃に対し、乗員の側部とこれに対面する車室内の側壁面との間にエアバックを膨張展開させて乗員を保護するものとして、例えば特許文献1が知られている。この特許文献1におけるエアバック装置の取付け構成は、シートバックの骨格を構成するバックフレームの側部に隣接してエアバック装置が取付けられて構成されたものである。これは、バックフレームの剛性を利用してエアバック装置を取付けた構成である。
また他の例として、図5に図示されているような車両用シートが知られている。
この車両用シート110は、2列目又は3列目の後部座席に配設される構成である。この2列目又は3列目の後部座席の構成においては、車両用シート110の側方部位に対応する車両側壁にはタイヤの上方を覆うカバーが車室内方に張り出したタイヤハウス180を有する構成となっている。
そのため、図5の図示上左側の車両用シート(シートバックの骨格のみを図示したもの)に示されているように、車両外方側に配設されるバックフレーム134は、このタイヤハウス180を回避するためにタイヤハウス180に対して車両内方側に配設されている。そして、シートバック130の形状は、タイヤハウス180を回避するために切り欠かれた部位と、背凭れ部を広く確保するためにバックフレーム134よりも車室側壁近傍まで延設された部位が形成されている。
このように車室内レイアウトの制約により骨格の幅を確保できない車両用シート110の構成についてエアバック装置160を取付ける場合、バックフレーム134の側部に隣接して取り付けるとエアバックの膨張展開が最適位置とならないおそれがある。そこで、エアバック装置160は、エアバックの膨張展開が最適となる最適取付位置へ配設するためにバックフレーム134から延設したブラケット135を介してエアバック装置最適取付位置へ取付ける構成が選択されている。
特開2008−30528号公報
しかしながら、バックフレームからエアバック装置の最適取付位置までの距離が大きいと、大きなブラケットを設定する必要があり、この大きなブラケットに伴い重量、加工コストが増大するといった問題があった。また、ブラケットをバックフレームに結合する加工作業が必要なため作業コストが増大するといった問題があった。
そこで、本発明者は鋭意検討の結果、車両用シートのバックフレームの背面側を覆い、バックフレームに結合される背面パネルに着目した。すなわち、この背面パネルを活用することで、エアバック装置を取付けるためのブラケットを無くし、バックフレームの位置にかかわらずエアバック装置を取付ける構造にすることができる。
而して、本発明は、このような点に鑑みて創案されたものであり、本発明が解決しようとする課題は、着座者の背凭れとなるシートバックにエアバック装置を備える車両用シートにおいて、エアバック装置をシートバックの背面パネルに直接取り付けることにより、エアバック装置の取付けに伴う重量、加工コストの軽減を図ることにある。
上記課題を解決するために、本発明の車両用シートは次の手段をとる。
先ず、第1の発明は、着座者の背凭れとなるシートバックにエアバック装置を備える車両用シートにおいて、前記シートバックは、シートバックの骨格となるバックフレームと、該バックフレームの背面側を覆い該バックフレームに結合される背面パネルとを備えており、前記エアバック装置は該背面パネルに取り付けられていることを特徴とする。
この第1の発明によれば、エアバック装置は、バックフレームの背面側を覆い該バックフレームに結合される背面パネルに取り付けられている。そのため、バックフレームと一体に結合された背面パネルにエアバック装置を取付けることができるため、エアバックが膨張展開するときの荷重を背面パネルで支えることができる。よってシートバックに取付けるためのブラケットを無くすことができる。また、ブラケットに要するコスト、重量を抑制することができる。また、ブラケットをフレームに取付けるという加工作業が不要となり、作業コストも抑制することができる。また、エアバック装置の背面パネルへの結合は面結合となるため、エアバックが膨張展開するときの荷重を面で支える構成となり、剛性も確保できる。また、背面パネルの位置であれば、任意の位置に取り付けが可能となるため装着性が向上する。
次に、第2の発明は、上述した第1の発明において、前記背面パネルは、枠状に形成されて配設されている前記バックフレームに対して前記車両用シートの幅方向の外方側へ張り出した拡張部が形成されており、前記エアバック装置は、該拡張部に取付けられていることを特徴とする。
この第2の発明によれば、背面パネルが、枠状に形成されて配設されているバックフレームに対して車両用シートの幅方向の外方側へ張り出した拡張部が形成されている。そして、エアバック装置はこの拡張部に取付けられている。そのため、車両用シートのより外方側にエアバック装置を取付けることができるため、エアバック装置をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができる。ここで、車両用シートのバックフレームが車室内レイアウトの制約によって骨格の幅を確保できない場合でも、エアバック装置をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができる。
例えば、次のような構成の場合には、エアバック装置をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができるものである。
すなわち、2列目又は3列目の後部座席として配設される車両用シートの側方部位に対応する車両側壁には、タイヤの上方を覆うカバーが車室内方に張り出したタイヤハウスを有する構成とされており、車両外方側に配設されるバックフレームは、このタイヤハウスを回避するためにタイヤハウスに対して車両内方側に配設されており、シートバック形状は、タイヤハウスを回避するために切り欠かれた切り欠き部位と、背凭れ部を広く確保するためにバックフレームよりも車室側壁近傍まで延設された延設部位と、が形成されている構成であり、背面パネルは延設部位に対応して、「拡張部」が構成されており、エアバック装置はこの拡張部に取付けられている構成であれば、エアバック装置をより一層エアバックの膨張展開の最適位置にすることができる。
次に、第3の発明は、上述した第1の発明又は第2の発明のいずれかにおいて、前記シートバックは、着座者の背凭れとなるシートバック起立姿勢状態位置と、前倒しに倒伏してシートバックを格納するシートバック格納姿勢状態位置に起倒回動可能に軸支された構成であり、前記シートバックが倒伏してシートバック格納姿勢状態位置において前記背面パネルが荷物等の載置台となる構成であり、前記背面パネルにおける前記エアバック装置の取付は、締結具による剛結合の構成となっており、前記背面パネルの前記エアバック装置取付部位は、前記バックフレーム側へ凹形状としたボス部として形成されており、該ボス部に締結具が嵌合して前記エアバック装置を取付けることによって、前記背面パネルの前記載置台となる面側は前記締結具が突出しないことを特徴とする。
この第3の発明によれば、背面パネルが荷物等の載置台となる構成において、背面パネルにバックフレーム側へ凹形状としたボス部が形成されているため、エアバック装置を取付けるための締結具が突出しない。そのため、載置台の表面を平坦にすることができ、載置台としての機能が損なうことがない。
本発明は上記各発明の手段をとることにより次の効果を得ることができる。
先ず、上記第1の発明の車両用シートによれば、バックフレームと一体に結合された背面パネルにエアバック装置を取付けることができるため、エアバックが膨張展開するときの荷重を背面パネルで支えることができる。よってシートバックに取付けるためのブラケットを無くすことができる。また、ブラケットに要するコスト、重量を抑制することができる。また、ブラケットをフレームに取付けるという加工作業が不要となり、作業コストも抑制することができる。また、エアバック装置の背面パネルへの結合は面結合となるため、エアバックが膨張展開するときの荷重を面で支える構成となり、剛性も確保できる。また、背面パネルの位置であれば、任意の位置に取り付けが可能となるため装着性が向上する。
次に、上記第2の発明の車両用シートによれば、車両用シートのより外方側にエアバック装置を取付けることができるため、エアバック装置をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができる。
次に、上記第3の発明の車両用シートによれば、背面パネルが荷物等の載置台となる構成において、背面パネルにバックフレーム側へ凹形状としたボス部が形成されているため、エアバック装置を取付けるための締結具が突出しない。そのため、載置台の表面を平坦にすることができ、載置台としての機能が損なうことがない。
実施例1に係る車両用シートにおけるエアバック装置の取り付け状態を示した分解斜視図である。 実施例1に係る車両用シートにエアバック装置が取り付いた構成を示した斜視図である。 図2の矢視III-III線の拡大断面図である。 実施例1に係る車両用シートのシートバックを前倒しにして、シートバック背面側を荷室床面として使用する状態を示した斜視図である。 従来の車両用シートにおけるエアバック装置の取り付け状態を示した分解斜視図である。
以下に、本発明を実施するための形態の実施例について図面を用いて説明する。
始めに、実施例1の車両用シートの構成について、図1〜図4を用いて説明する。
図1は、実施例1に係る車両用シートにおけるエアバック装置の取り付け状態を示した分解斜視図である。図2は、実施例1に係る車両用シートにエアバック装置が取り付いた構成を示した斜視図である。図3は、図2の矢視III-III線の拡大断面図である。図4は、実施例1に係る車両用シートのシートバックを前倒しにして、シートバック背面側を荷室床面として使用する状態を示した斜視図である。なお、本実施例の車両用シートにおいては、シートバックに対するエアバック装置の取付け構成に特徴を有している。その他の部分については特に変更を要しないのでその説明は省略することがある。図1は、図示上右側のシートは、シートの全体図を示し、図示上左側のシートは、エアバック装置の取付け構成を明確にするためにヘッドレスト、シートクッション、シートバックのパッド部材および表皮の構成については、図示を省略している。図2および図4についても、図1と同様の構成について図示を省略している。また、各図において、矢印で示すFWD、UPRは車両用シート10の前方、上方を示している。
本実施例の車両用シート10は、車両の2列目や3列目に配設される後部座席の何れにおいても採用されるものである。なお、本実施例の車両用シート10は、車両の2列目に配設される後部座席における構成を示したものである。
図1に図示されるように、車両用シート10は、主に着座者の着座部となるシートクッション20と、着座者の背凭れとなるシートバック30と、着座者の頭もたれとなるヘッドレスト70から構成されている。
そして、図2に図示されるように、この車両用シート10は、シートバック30の側部にエアバック装置60を備えている。このエアバック装置60は、車両の側面からの衝突による衝撃に対し、衝突検知センサ(図示省略)からの出力に基いて作動して、乗員の側部とこれに対面する車室内の側壁面との間にエアバック(図示省略)を瞬時に膨張展開させて、衝突時に乗員を保護する働きをなす。
また、図4に図示されるように、この車両用シート10が不使用時のときには、車両用シート10をコンパクトな姿勢状態として格納することにより、車両用シート10の設置されていたスペースを空けて荷室スペースLとして利用できるような構成となっている。この車両用シート10の格納させる動作は、シートクッション20及びシートバック30を車体フロアFに対して連結しているダブルフォールディング機構12の動作にしたがって行われる。このダブルフォールディング機構12は、図4に図示されるように、概略シートクッション20と車体フロアFとのシートクッション連結構造14、シートバック30と車体フロアFとのシートバック連結構造16の二つの連結構造によって構成されている。そして、シートクッション20が車体フロアFに対して倒伏した姿勢で着座者が着座するシートクッション着座姿勢状態位置20X(図1参照)から、車両前方FWDに向けて起こし上げられて、車体フロアFに対して起立した姿勢でシートクッション20を格納するシートクッション格納姿勢状態位置20Zに起倒回動される。
そして、これと同時にシートバック30は、シートバック30が車体フロアFに対して起立した姿勢で着座者の背凭れとなるシートバック起立姿勢状態位置30X(仮想線)からシートクッション20を起こし上げる前の設置スペースP内に倒し込まれた姿勢でシートバック30を格納するシートバック格納姿勢状態位置30Zに倒伏するように構成されている。
次にシートクッション20について説明する。
図1に図示されるように、シートクッション20は、概略、シートクッションフレーム(図示省略)、パッド部材24、表皮26から構成されている。
図示を省略するが、シートクッションフレームは、管状のワイヤー構造で形成されておりシートクッション20のパッド部材24及び表皮26を支えるようにシートクッション20の下面部に沿う形で形成されている。そして、パッド部材24は、発泡ウレタン等の弾性材料で形成されている。パッド部材24はシートクッションフレームに被せ付けられており、また、パッド部材24の表面はシートクッション20の表面(着座面)の外形形状として形成されており、表皮26で被覆されている。
次に、ダブルフォールディング機構12のシートクッション連結構造14について説明する。
図4に図示されるように、このシートクッション20には、シートクッション20がシートクッション着座姿勢状態位置20X(図1参照)からシートクッション格納姿勢状態位置20Zに起倒回動なシートクッション連結構造14が構成されている。
このシートクッション連結構造14は、概略、車体フロアFに配設された車体フロア側部材(図示省略)と上記したシートクッションフレームの間を回動機構として構成される連結リンク部材28が連結されることにより構成されている。この連結構成は、シートクッション20の下面部に、連結リンク部材28の一端がシートクッション20を車両の前後方向に回動移動可能な構成で連結されている。そして、他端がシートクッション20の前端下方部に対応する車体フロアFの位置に回動可能に連結されている。
また、図示を省略するが、シートクッション20には、シートクッション20をシートクッション着座姿勢状態位置20Xに保持するために車体フロアFと固定保持する保持機構が備えられている。この保持機構を解除して、シートクッション20を手動で車両前方FWD方向に起立回動させることによってシートクッション格納姿勢状態位置20Zにすることができる。
以上の構成により、シートクッション20がシートクッション着座姿勢状態位置20Xからシートクッション格納姿勢状態位置20Zに起倒回動できる構成となっている。
ヘッドレスト70について説明する。
図1に図示されるように、ヘッドレスト70は、着座者の頭もたれとして構成されるものであり、シートバック30に対して上下にスライド移動するようにシートバック30の上部に装着されるものである。なお、このヘッドレスト70の構成は、従来と同様の構成であるため詳細な説明は省略する。
シートバック30について説明する。
図1に図示されるように、シートバック30は、着座者の背凭れ部として構成されるものであり、概略、バックフレーム32、背面パネル40、パッド部材42、表皮44を備えて構成されている。
ここで、この車両用シート10に対応する車室内の側壁は、タイヤの上方を覆うカバーが車室内方に張り出したタイヤハウス80を有する構成とされている。そのため、シートバック30の側部の車両外方側の形状は、タイヤハウス80を回避するためにシートバック30の側部下方を切り欠いた切り欠き部位30bと、背凭れ部を広く確保するためにバックフレーム32よりも車室側壁近傍まで延設された延設部位30aと、が形成されている。
バックフレーム32について説明する。
図1に図示されるように、バックフレーム32は、シートバック30の骨組みを構成するものであって、全体が門形状の枠状に構成されている。このバックフレーム32は、金属板部材及び金属パイプが適宜に折曲加工されて形成されるものである。具体的に、バックフレーム32は、金属パイプが略四角状に折曲加工されたパイプフレーム34と、金属板部材の上方を絞り加工されたサイドフレーム36とを備え、これらパイプフレーム34とサイドフレーム36とを適宜のスポット溶接により接続して構成される。
パイプフレーム34の上辺のパイプフレーム上辺部位34aは、シートバック30の肩部の剛性を担い、パイプフレーム34の下辺のパイプフレーム下辺部位34bは、サイドフレーム36を架け渡して接続していることによりシートバック30の下端部の剛性を担っている。また、シートバック30の延設部位30aの剛性を確保するために、パイプフレーム34の上辺は、四角形状からパイプの端部が車両側壁に向かって突き出したパイプフレーム突出部位34cが形成されている。
また、図4に図示されるように、シートバック30は、上記したタイヤハウス80と干渉しないでシートバック起立姿勢状態位置30X(仮想線)からシートバック格納姿勢状態位置30Zに倒伏するように起倒回動する必要がある。そのため、図1に示す車両外方側におけるサイドフレーム36は、タイヤハウス80に対して車室内方側に配設されている。
次に、パッド部材42及び表皮44について説明する。
図示は省略されているが、パッド部材42は、発泡ウレタン等の弾性材料で形成されている。パッド部材42はバックフレーム32に被せ付けられており、また、パッド部材42の表面はシートバック30の表面(背凭れ面)の外形形状として形成されており、表皮44で被覆されている。
次に、背面パネル40について説明する。
図1から図4に図示されるように、この背面パネル40は、シートバック30の骨格の一部を担うと共に、背面側の剛性を確保することで背面側からの衝撃が着座者に伝達されないように構成されている。また、この背面パネル40は剛性を有すと共に平坦な面形状に形成されている。これは、シートバック30を前倒しに倒伏してシートバック30を格納するシートバック格納姿勢状態位置30Zに位置するときに背面パネル40の背面側の面を荷物等の載置台40bとして活用できるようにするためである。
また、この背面パネル40は、インフレータ(ガス発生器)の衝撃に耐えうる剛性を有した材質による板状部材で構成されている。また、背面パネル40は、バックフレーム32の背面側を覆う事ができる形状であり、且つ、略平坦な面形状に形成されている。そして、バックフレーム32と一体に結合されて構成されている。
また、本実施例1の背面パネル40において、車両外方側の形状はバックフレーム32に対して前記車両用シート10の幅方向の外方側へ張り出した拡張部40aが形成されている。すなわち、本実施例1の車両用シート10は、2列目又は3列目の後部座席として配設されるものである。そして、車両用シート10の側方部位に対応する車室内の側壁には、タイヤの上方を覆うカバーが車室内方に張り出したタイヤハウス80を有する構成とされている。そのため、車両外方側に配設されるバックフレーム32は、このタイヤハウス80を回避するためにタイヤハウス80に対して車両内方側に配設されている。また、シートバック30の形状は、タイヤハウス80を回避するために切り欠かれた切り欠き部位30bと、背凭れ部を広く確保するためにバックフレーム32よりも車室側壁近傍まで延設された延設部位30aと、が形成されている構成である。
そして、背面パネル40はこの延設部位30aに対応して、バックフレーム32よりも車室側壁近傍まで延設した拡張部40aが形成されている。
そして、エアバック装置60はこの拡張部40aに取付けられる構成である。
次に、ダブルフォールディング機構12のシートバック連結構造16について説明する。
図1及び図4に図示されるように、このシートバック30には、シートバック30がシートバック起立姿勢状態位置30Xからシートバック格納姿勢状態位置30Zに起倒回動なシートバック連結構造16が構成されている。このシートバック連結構造16は、概略、シートバック30のバックフレーム32の下端部の両側部位が、車体フロア側部材50に軸支されて構成されたものである。
車体フロア側部材50について説明する。
この車体フロア側部材50は、シートバック30を車体フロアFと連結するために構成されたものである。
図1及び図4に図示されるように、この車体フロア側部材50は、金属製の板状部材が断面略L字状に折り曲げ形成されており、シートバック30のバックフレーム32の下端部の両側部位に対応して左右一対に構成されている。そして、L字状の一面が車体フロア結合面50aとして構成されて、車体フロアFに剛結合されている。そして、もう一方の面がシートバック結合面50bとして構成されており、この面には貫通孔50cが形成されている。そして、車体フロア側部材50は、バックフレーム32の両脚部分の両側部から挟み込むように配設されている。そして、シートバック30は、車体フロア側部材50の貫通孔50cに軸支されている。
また、図示を省略するが、シートバック30には、シートバック30をシートバック起立姿勢状態位置30Xに保持するために車体側壁部分と固定保持する保持機構が備えられている。この保持機構を解除して、シートバック30を手動で車両前方FWD方向に倒し込むことによってシートクッション格納姿勢状態位置20Zにすることができる。
以上の構成により、シートバック30がシートバック起立姿勢状態位置30Xからシートバック格納姿勢状態位置30Zに起倒回動できる構成となっている。
次に、エアバック装置60について説明する。
このエアバック装置60は、車両に取付けられた衝突検知センサからの出力に基いてイグナイタ(発火装置)を作動させ、インフレータ(ガス発生器)から発生するガスの圧力によってエアバック(図示省略)を瞬時に乗員と車体部分の間に膨張展開させるものであり、衝突時において乗員を適切に保護するための装置である。
図示を省略するがエアバック装置60の内部構成は、ケース62内にイグナイタ(発火装置)、インフレータ(ガス発生器)、エアバックが内装されており、この衝突検知センサからの衝撃時の出力信号をエアバック装置60に伝達する配線64が構成されている。
また、ケース62の側壁に開孔部(図示省略)が設けてあり、ケース62内方側から外方側に向けてエアバック装置60を締結固定するためのボルト66が突き出している。
次に、エアバック装置60の取付け構成について説明する。
図1から図3に図示されるように、このエアバック装置60の取り付けは、背面パネル40の拡張部40aの位置においてエアバック装置60に備えられたボルト66とナット68による締結固定によって取り付けられる。
図1及び図3に図示されるように、この背面パネル40の拡張部40aのエアバック装置60の取付部位には、バックフレーム32側へ凹形状としたボス部40cが形成されている。そして、エアバック装置60は、シートバック30の内方側から背面パネル40に対して、ボルト66をボス部40cに差込み、背面パネル40の載置台40b側からナット68を嵌めこんで締結固定する。このボルト66、ナット68は締結状態において、背面パネル40の凹部に嵌め込まれた状態である。そのため、背面パネル40の載置台40b側の面側はボルト66、ナット68が突出しない構成となっている。
このように、本実施例の車両用シート10によれば、エアバック装置60は、バックフレーム32の背面側を覆い該バックフレーム32に結合される背面パネル40に取り付けられている。そのため、バックフレーム32と一体に結合された背面パネル40にエアバック装置60を取付けることができるため、エアバックが膨張展開するときの荷重を背面パネル40で支えることができる。よってシートバック30に取付けるためのブラケットを無くすことができる。また、ブラケットに要するコスト、重量を抑制することができる。また、ブラケットをバックフレーム32に取付けるという加工作業が不要となり、作業コストも抑制することができる。また、エアバック装置60の背面パネル40への結合は面結合となるため、エアバックが膨張展開するときの荷重を面で支える構成となり、剛性も確保できる。また、背面パネル40の位置であれば、任意の位置に取り付けが可能となるため装着性が向上する。
また、背面パネル40が、枠状に形成されて配設されているバックフレーム32に対して車両用シート10の幅方向の外方側へ張り出した拡張部40aが形成されている。そして、エアバック装置60はこの拡張部に取付けられている。そのため、車両用シート10のより外方側にエアバック装置60を取付けることができるため、エアバック装置60をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができる。ここで、車両用シート10のバックフレーム32が車室内レイアウトの制約によって骨格の幅を確保できない場合でも、エアバック装置60をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができる。
例えば、次のような構成の場合には、エアバック装置60をより一層エアバックの膨張展開の最適位置に取付けることができるものである。
すなわち、2列目又は3列目の後部座席として配設される車両用シート10の側方部位に対応する車両側壁には、タイヤの上方を覆うカバーが車室内方に張り出したタイヤハウス80を有する構成とされており、車両外方側に配設されるバックフレーム32は、このタイヤハウス80を回避するためにタイヤハウス80に対して車両内方側に配設されており、シートバック30の形状は、タイヤハウス80を回避するために切り欠かれた切り欠き部位と、背凭れ部を広く確保するためにバックフレーム32よりも車室側壁近傍まで延設された延設部位30aと、が形成されている構成であり、背面パネル40は延設部位30aに対応して、拡張部40aが構成されており、エアバック装置60はこの拡張部40aに取付けられている構成であれば、エアバック装置60をより一層エアバックの膨張展開の最適位置にすることができる。
また、背面パネル40が荷物等の載置台40bとなる構成において、背面パネル40にバックフレーム32側へ凹形状としたボス部40cが形成されているため、エアバック装置60を取付けるためのボルト66、ナット68が突出しない。そのため、載置台40bの表面を平坦にすることができ、載置台40bとしての機能が損なうことがない。
以上、本発明の実施形態を一つの実施例を用いて説明したが、本発明は上記実施例のほか各種の形態で実施できるものである。
例えば、本実施例1においては、背面パネルへのエアバック取付け構成において、背面パネルには、バックフレーム側へ凹形状としたボス部が形成されたものについて示した。しかしながら、これに限定されるものでなく、エアバック取付部位はボス部を有さない構成であってもよい。
また、本実施例1においては、シートバックは、着座者の背凭れとなるシートバック起立姿勢状態位置と、前倒しに倒伏してシートバックを格納するシートバック格納姿勢状態位置に起倒回動可能に軸支された構成について示した。しかしながら、これに限定されるものでなく、シートバックは、起倒回動しない構成のものでもよい。
また、本実施例1においては、背面パネルへのエアバック装置の取付け構成において、バックフレームに対して車両用シートの幅方向の外方側へ張り出した拡張部に取付けられる構成について示した。しかしながら、これに限定されることなく、エアバック装置の取付け位置は、背面パネルであれば任意の位置に取り付け可能である。
また、本実施例1においては、ダブルフォールディング機構12の構成として、シートクッション連結構造14には、シートクッション20をシートクッション着座姿勢状態位置20Xに保持するために車体フロアFと固定保持する保持機構が備えられており、この保持機構を解除して、シートクッション20を手動で車両前方FWD方向に倒し込むことによってシートクッション格納姿勢状態位置20Zにする構成について示した。しかしながら、これに限定されることなく、シートクッション20がシートクッション着座姿勢状態位置20Xからシートクッション格納姿勢状態位置20Zに起倒回動する構成であれば、種々の機構を選択できるものである。
例えば、シートクッション20の構成に、車体フロアFから跳ね上げ付勢させるためのトーションスプリングと、このトーションスプリングの付勢力に抗してシートクッション20をシートクッション着座姿勢状態位置20Xに保持させるための保持機構と、この保持機構が解除されたときにシートクッション20をシートクッション格納姿勢状態位置20Zへ回動移動させる付勢手段とを構成して、保持機構の解除と同時にシートクッション20が付勢手段の付勢力によって自動的にシートクッション格納姿勢状態位置20Zへ回動移動する機械的構成のものでもよい。
また、本実施例1においては、また、ダブルフォールディング機構12の構成として、シートバック連結構造16には、シートバック30をシートバック起立姿勢状態位置30Xに保持するために車体側壁部分と固定保持する保持機構が備えられており、この保持機構を解除して、シートバック30を手動で車両前方FWD方向に倒し込むことによってシートクッション格納姿勢状態位置20Zにする構成について示した。しかしながら、これに限定されることなく、シートバック30がシートバック起立姿勢状態位置30X(仮想線)からシートバック格納姿勢状態位置30Zに起倒回動する構成であれば、、種々の機構を選択できるものである。
例えば、シートバック30を着座者の所望の角度に調整操作するリクライニング機構と、シートバック30を車両前方FWD方向に倒し込むように回動附勢する捩りばね部材と、リクライニング機構の作動状態を同期させるために両リクライニング機構の間に架け渡された連結軸とを有する構成によって、リクライニング機構を作動させてシートバック30が捩りばね部材の付勢力によって自動的にシートバック起立姿勢状態位置30Xに回動移動する機械的構成のものでもよい。
また、本実施例1においては、シートクッション20及びシートバック30は、車体フロアFに連結される構成について示した。すなわち、本実施例1における車両用シート10は、車両前後方向へスライド移動しない構成のものである。しかしながら、これに限定されることなく、シートクッション20のシートクッション連結構造14及び、シートバック30のシートバック連結構造16について、スライドレールとの連結構成することによってスライド移動可能な構成にも適用できるものである。
10 車両用シート
12 ダブルフォールディング機構
14 シートクッション連結構造
16 シートバック連結構造
20 シートクッション
20X シートクッション着座姿勢状態位置
20Z シートクッション格納姿勢状態位置
24 パッド部材
26 表皮
28 リンク部材
30 シートバック
30a 延設部位
30b 切り欠き部位
30X シートバック起立姿勢状態位置
30Z シートバック格納姿勢状態位置
32 バックフレーム
34 パイプフレーム
34a パイプフレーム上辺部位
34b パイプフレーム下辺部位
34c パイプフレーム突出部位
36 サイドフレーム
40 背面パネル
40a 拡張部
40b 載置台
40c ボス部
42 パッド部材
44 表皮
50 車体フロア側部材
50a 車体フロア結合面
50b シートバック結合面
50c 貫通孔
60 エアバック装置
62 ケース
64 配線
66 ボルト
68 ナット
70 ヘッドレスト
80 タイヤハウス
F 車体フロア
L 荷室スペース
P 設置スペース
FWD 車両前方
UPR 車両上方

Claims (3)

  1. 着座者の背凭れとなるシートバックにエアバック装置を備える車両用シートにおいて、
    前記シートバックは、シートバックの骨格となるバックフレームと、該バックフレームの背面側を覆い該バックフレームに結合される背面パネルとを備えており、
    前記エアバック装置は該背面パネルに取り付けられていることを特徴とする車両用シート。
  2. 請求項1に記載の車両用シートであって、
    前記背面パネルは、枠状に形成されて配設されている前記バックフレームに対して前記車両用シートの幅方向の外方側へ張り出した拡張部が形成されており、
    前記エアバック装置は、該拡張部に取付けられていることを特徴とする車両用シート。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の車両用シートであって、
    前記シートバックは、着座者の背凭れとなるシートバック起立姿勢状態位置と、前倒しに倒伏してシートバックを格納するシートバック格納姿勢状態位置に起倒回動可能に軸支された構成であり、前記シートバックが倒伏してシートバック格納姿勢状態位置において前記背面パネルが荷物等の載置台となる構成であり、
    前記背面パネルにおける前記エアバック装置の取付は、締結具による剛結合の構成となっており、
    前記背面パネルの前記エアバック装置取付部位は、前記バックフレーム側へ凹形状としたボス部として形成されており、
    該ボス部に締結具が嵌合して前記エアバック装置を取付けることによって、前記背面パネルの前記載置台となる面側は前記締結具が突出しないことを特徴とする車両用シート。
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