JP2009143260A - サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート - Google Patents

サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート Download PDF

Info

Publication number
JP2009143260A
JP2009143260A JP2007319592A JP2007319592A JP2009143260A JP 2009143260 A JP2009143260 A JP 2009143260A JP 2007319592 A JP2007319592 A JP 2007319592A JP 2007319592 A JP2007319592 A JP 2007319592A JP 2009143260 A JP2009143260 A JP 2009143260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
width direction
built
airbag device
reaction force
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007319592A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5036519B2 (ja
Inventor
Michinori Kagami
通記 各務
Shinya Ando
伸哉 安藤
Tomoyuki Takase
智之 高瀬
Yuichi Masuda
裕一 増田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Boshoku Corp, Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Boshoku Corp
Priority to JP2007319592A priority Critical patent/JP5036519B2/ja
Publication of JP2009143260A publication Critical patent/JP2009143260A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5036519B2 publication Critical patent/JP5036519B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Air Bags (AREA)

Abstract

【課題】部品点数を増加させることなく、サイドエアバッグを正規の展開方向へ膨張展開させると共にシート反力に影響を与え難くする。
【解決手段】シートバック14のドア側サイド部14Bにおけるシートバックフレーム側部22の基部22Aとサイドエアバッグ装置20との間に反力プレート50が設けられている。反力プレート50はシート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易くなっている。このため、膨張展開するエアバッグ18をシート表皮26のバーストラインH2の方向へ導くことができると共に、反力プレート50がシート反力に影響を与え難い。
【選択図】図1

Description

本発明は、サイドエアバッグ装置内蔵車両用シートに関し、特にサイドエアバッグがシートバックの側部から前方へ向かって膨張展開するサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートに関する。
従来、サイドエアバッグがシートバックの側部から前方へ向かって膨張展開するサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートが開示されている(特許文献1)。この技術では、シートバックフレームの側部前端側に回転軸回りに揺動可能とされた展開安定板が設けられており、この展開安定板は、車両用サイドエアバッグ装置のサイドエアバッグよりも車両前方側に位置して車両前後方向に延在されている。さらに、展開安定板の隣接位置にはストッパが配設されており、展開安定板がサイドエアバッグのバッグ膨張圧を受けた際に耐えられるようになっている。従って、サイドエアバッグが膨張してシートバックの表皮を開裂させる前までに、サイドエアバッグがシート内側へ膨張しようとするのを展開安定板によって規制することができる。また、展開安定板は回転軸回りに揺動可能とされているため、着座乗員によって、シートバックの中央側から側部側へ荷重が入っても展開安定板は回転軸回りに揺動するので、シート反力に違和感が生じない、というものである。
特開2006−137398号公報
しかしながら、上記した従来技術では、展開安定板が、シートバックフレームの外側面の前縁に対して上下方向に延びる回転軸周りに揺動可能に支持されている。このため、高圧となるエアバッグの膨張圧を考慮して展開安定板をシートバックフレームに強固に取り付けておく必要がある。この結果、部品点数が増加することで、コストアップ及び重量アップを招く。
本発明は、上記事実を考慮して、部品点数を増加させることなく、サイドエアバッグを正規の展開方向へ膨張展開させることができると共にシート反力に影響を与え難いサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートを得ることを目的とする。
請求項1に記載の本発明のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートは、シートバックの側部に内蔵され前記シートバックの側部から前方へ向かって膨張展開するエアバッグと、前記エアバッグの膨張圧によって破断する破断部が設けられたシート外装部材と、前記シートバックのフレームと前記エアバッグとの間に配設され、前記エアバッグの展開方向を前記シート外装部材の破断部の方向へ導くと共に、シート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易いガイド手段と、を有することを特徴とする。
従って、シートバックの側部に内蔵されたエアバッグがシートバックの内部で前方に向かって膨張展開する際に、シートバックのフレームとエアバッグとの間に配設されたガイド手段によって、エアバッグの展開方向をシート外装部材の破断部の方向へ導くことができる。このため、エアバッグの展開方向が安定し、破断部をエアバッグの膨張圧によって迅速に破断できる。一方、シートに着座した乗員がシートに対してシート幅方向外側へ相対移動した場合には、ガイド手段がシート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易いため、ガイド部材がシート幅方向外側へ容易に変形する。この結果、ガイド部材がシート反力に影響を与え難く、シート着座乗員を安全に保持できる。また、ガイド手段をシート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易くしたため、特別な部品を設けることなく上記作用を得ることが可能である。
請求項2に記載の本発明は、請求項1記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記ガイド手段は、その板面をシート前後方向に沿わせて配置した板部を備えるガイドプレートであることを特徴とする。
従って、ガイド手段を、板面がシート前後方向に沿わせて配置された板部を備えるガイドプレートとすることで構成が簡単になる。
請求項3に記載の本発明は、請求項2に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記ガイドプレートは、そのシート前後方向中間部にシート幅方向内側へ作用する荷重を前記フレームへ支持させる支持部を備え、該支持部よりシート後方側において前記フレームの外側壁部に固定されていることを特徴とする。
従って、ガイドプレートは、シート幅方向内側へ作用する荷重をシートバックのフレームへ支持させる支持部を備えており、この支持部よりシート後方側においてフレームの外側壁部に固定されている。このため、簡単な構成でシート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易い構成にできる。
請求項4に記載の本発明は、請求項2に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記ガイドプレートは、シート幅方向内側への曲げ剛性をシート幅方向外側の曲げ剛性よりも高くする剛性調整手段を有することを特徴とする。
従って、ガイドプレートに剛性調整手段を設けることで、シート幅方向内側への曲げ剛性をシート幅方向外側の曲げ剛性よりも高くするため、構成が簡単になる。
請求項5に記載の本発明は、請求項4に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記剛性調整手段は前記ガイドプレートの前方側先端部に形成され、シート幅方向外側前方に向かって傾斜した傾斜部であることを特徴とする。
従って、剛性調整手段がガイドプレートの前方側先端部に形成され、シート幅方向外側前方に向かって傾斜した傾斜部であるため、構成が簡単である。
請求項6に記載の本発明は、請求項4に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記剛性調整手段は前記ガイドプレートの前後方向中間部に形成され、シート幅方向外側に凸となる屈曲部であることを特徴とする。
従って、剛性調整手段がガイドプレートの前後方向中間部に形成され、シート幅方向外側に凸となる屈曲部である。このため、構成が簡単であると共に屈曲部を起点にしてガイドプレートがシート幅方向外側へ曲がり易くなる。
請求項7に記載の本発明は、請求項2に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記ガイドプレートは、その前方側部に形成されシート幅方向内側への変形を抑制する変形抑制手段を有することを特徴とする。
従って、ガイドプレートの前方側部に形成された変形抑制手段でシート幅方向内側への変形を抑制するため、構成が簡単である。
請求項8に記載の本発明は、請求項7に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートにおいて、前記変形抑制手段は前記ガイドプレートがシート幅方向内側へ作用する荷重を受けた状態で前記フレームに当接しシート幅方向内側への変形を抑制する突出部であることを特徴とする。
従って、ガイドプレートがシート幅方向内側へ作用する荷重を受けた状態で突出部がフレームに当接することで、ガイドプレートにシート幅方向内側へ作用する荷重をフレームで受けることができる。このため、構成が簡単であると共にシート幅方向内側へ大きな荷重が作用しても突出部でガイドプレートの変形を抑制できる。
請求項1〜7に記載の本発明は、部品点数を増加させることなく、サイドエアバッグを正規の展開方向へ膨張展開させることができると共にシート反力に影響を与え難い。
以下、図1〜図4を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートの第1実施形態について説明する。なお、これらの図において適宜示される矢印FRは車両前方側を示しており、矢印UPは車両上方側を示しており、矢印INは車両幅方向内側を示している。
図3には、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートのサイドエアバッグ展開状態の概略全体側面図が示されており、図4には、本実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートのシートバックフレームの斜視図が示されている。また、図1には、図3の1−1断面線に沿った部位におけるサイドエアバッグ格納状態の拡大断面図が示されており、図2には、サイドエアバッグ展開初期状態を示す図1に対応する断面図が示されている。
図3に示すように、サイドエアバッグ装置内蔵車両用シートとしての車両用シート10は、乗員19が着座するシートクッション12と、このシートクッション12の後端部に傾倒可能に支持されて乗員19の背もたれとして利用されるシートバック14と、このシートバック14の上端部に上下動可能に支持されて乗員19の頭部を支持するヘッドレスト16と、を含んで構成されている。
図1に示すように、シートバック14は、シート幅方向中央部に配置され乗員の背中を直接支持する中央部14Aと、この中央部14Aの車両幅方向外側の端部に一体的に設けられたドア側サイド部14Bと、中央部14Aの車両幅方向内側の端部に一体的に設けられたトンネル側(内側)サイド部(図示省略)とを備えている。なお、ドア側サイド部14B及びトンネル側サイド部は、いずれも車両前方側へ隆起した形状になっている。
図3に示すように、シートバック14におけるドア側サイド部14Bの高さ方向中間部には、サイドエアバッグ装置20が内設されている。このサイドエアバッグ装置20は側面衝突時に折り畳み状態で格納されていたサイドエアバッグ18をサイドドア17(図1参照)の内側に沿ってシート前方側へ膨張展開させるようになっている。
図4に示すように、シートバック14の骨格を構成するシートバックフレーム21の下部には、プレス成形によって断面形状が略コ字状に形成された左右一対のシートバックフレーム側部22が、シートバック高さ方向に沿って配設されている。また、シートバックフレーム21の上部には、パイプ材によって正面視で下方が開放された形状に屈曲されたシートバックフレーム上部23が配設されており、シートバックフレーム上部23の左右一対の下端部23Aは左右一対のシートバックフレーム側部22の上端部にそれぞれ連結されている。
なお、シートバックフレーム21は車両後突時のモーメントを抑制するため、下部の荷重に比べて上部の荷重を低減している。この結果、シートバックフレーム側部22は下方から上方に向かって前後幅Wが徐々に狭くなっていると共に、シートバックフレーム上部23もシートバックフレーム側部22の上部の前後幅W1に対応した小径のパイプ材とされている。
図1に示すように、シートバックフレーム側部22は、シート前後方向に沿って延在する平板状の基部22Aと、基部22Aの前端から、車両幅方向内側前方となるシート幅方向内側前方へ向かって屈曲された前側壁部22Bと、基部22Aの後端から車両幅方向内側となるシート幅方向内側後方へ向かって屈曲された後側壁部22Cと、を備えている。また、前側壁部22Bの先端部には、シート幅方向内側後方へ向かってフランジ22Dが形成されており、後側壁部22Cの先端部には、シート幅方向内側前方へ向かってフランジ22Eが形成されている。
シート外装部材としてのシートバックパッド24のシート幅方向中央部24Aからはシート幅方向外側に向かって側部24Bが形成されており、シートバックパッド24の側部24Bはシートバックフレーム側部22のシート幅方向外側の周囲に平断面形状が略C字状に形成されている。なお、シートバックパッド24は所定硬度のウレタンフオーム等によって構成されている。
さらに、シートバックパッド24の外周をシート外装部材としてのシート表皮26が覆っている。また、サイドエアバッグ装置20のエアバッグ18及びインフレータ32は、シートバックパッド24の側部24Bに内蔵されている(組み込まれている)。
なお、インフレータ32は、図示を省略した衝撃感知センサーからの信号によって作動し、それによってエアバッグ18が膨張展開するようになっている。
また、シートバックパッド24の側部24Bには、サイドエアバッグ装置20が収納されている空間部34が形成されている。この空間部34のシート幅方向外側からはシート前方へ向かって破断部破断促進部34Aが形成されており、この破断促進部34Aの前方の部位が、エアバッグ18の膨張圧によって発生するシートバックパッド24の側部24Bの破断部(ティア部)となる。
また、シート表皮26は皮等によって構成され意匠面を構成する第1層26Aと、発泡材等によって構成された第2層26Bとの2層構造となっている。シート表皮26は、前面部36(天板)と、前面部36のシート幅方向両端部に位置する前面サイド部38(天板サイド)と、両前面サイド部38に続く側面部40(カマチ)と、後面部(背面部)41で構成されている。また、シート表皮26の前面部36の両縁部36Aと前面サイド部38の一方の縁部38Aとが縫合糸S1によって縫製ラインH1で縫合されており、前面部36と両前面サイド部38とによってシートバック14の背もたれ側のシート表皮が構成されている。
一方、シート表皮26のシート幅方向外側の前面サイド部38の他方の縁部38Bには、シート幅方向外側の側面部40の一方の縁部40Aが縫合糸S2によって破断部としてのバーストライン(縫製ライン)H2で縫合されている。さらに、シート表皮26の側面部40の他方の縁部40Bは後面部41の縁部41Aに縫合糸S3によって縫製ラインH3で縫合されている。
なお、サイドエアバッグ装置20を備えたシートバック14のシート表皮26においては、破断が予定されている縫製ラインH2を一般にバーストラインと称している。また、シート表皮26の前面部36(天板)の両側に位置する前面サイド部38(天板サイド)もシート表皮26の前面を構成している。このため、前面部は前面サイド部(天板サイド)も含めた概念とする。
バーストラインH2は、シートバックパッド24の破断促進部34Aと対応する位置に設けられており、バーストラインH2には他の縫製ラインに使用される縫い糸よりも破断しやすい番手や強度の縫い糸が使用されている。
図3に示すように、シートバック14のドア側サイド部14Bにおけるシートバックフレーム側部22の基部22Aの上部及びその上方近傍と、サイドエアバッグ装置20の上部とその上方近傍と、の間には、ガイド手段及びガイドプレートとしての反力プレート50が設けられている。
図1に示すように、サイドエアバッグ装置20はその外郭を構成するケース27を備えており、そのケース27が反力プレート50及びシートバックフレーム側部22に図示を省略した取付部材によって取付けられている。但し、サイドエアバッグ装置20にケース27は必ずしも必須ではなく、ケースレスタイプであってもよい。また、図1の符号33はシートバック14の一部を構成するワイヤを示している。
図4に示すように、反力プレート50は、その板面をシート前後方向に沿わせて配置した板部を備えた板材で構成されている。なお、本実施形態では、反力プレート50全体が板面をシート前後方向に沿わせて配置した板部となっている。また、反力プレート50は、上下方向を長手方向とする略矩形状とされており、シートバックフレーム側部22の上部からシートバックフレーム上部23の下端部23Aにわたって取付けられている。さらに、反力プレート50の前後幅W2は、シートバックフレーム側部22の基部22Aの上部の前後幅W1に比べて大きく設定されており、反力プレート50の前後幅W2はシートバックフレーム側部22の基部22Aの下部の前後幅W3と略等しくなっている。
より具体的に説明すると、反力プレート50は後半部50Aがシートバックフレーム側部22の基部22Aの車両幅方向外側面(シート幅方向外側面)となる外側壁部に当接しており、反力プレート50の後端部50Bが、シートバックフレーム側部22の基部22Aの外側壁部における後端部に溶接によって固定されている(固定部P1)。
なお、反力プレート50の後端部50Bは、シートバックフレーム側部22の基部22Aの外側壁部における後端部に接着剤で接着してもよいし、ボルト等の固定部材によって固定してもよい。
図1に示すように、反力プレート50の前部50Cは、シートバックフレーム側部22の基部22Aに対してシート前方へ向かって突出しており、シートバックフレーム側部22の前側壁部22Bから離間している。また、反力プレート50は、材質(例えば鉄、アルミ等の金属)とその板厚によって所定の剛性が確保されており、図2に示すように、エアバッグ18がシート内部で膨張展開する際に、膨張展開するエアバッグ18から受けるシート幅方向内側(図2の矢印B方向)への荷重によって変形せず、この荷重を受け止めることができるようになっている。このため、反力プレート50によってエアバッグ18をバーストラインH2の方向(図2の矢印A方向)へ導くことができる。
なお、反力プレート50を設けていないシートバックフレーム側部22の下部においては、シートバックフレーム側部22の下部の前後幅W3が上部の前後幅W1に比べて車両前方へ延設されている。このため、反力プレート50に代えてシートバックフレーム側部22によって、エアバッグ18をバーストラインH2の方向へ導くことができるようになっている。
一方、車両の側面衝突時にエアバッグ18が膨張展開した後、車両用シート10に着座したシート着座乗員19が車両用シート10に対して車両幅方向外側となるシート幅方向外側(図1の矢印C方向)へ相対移動した場合には、シート着座乗員19からの荷重によって、反力プレート50は後端部50Bの固定部P1を起点にして、2点鎖線で示すように車両幅方向外側となるシート幅方向外側(図1の矢印D方向)へ容易に変形(塑性変形または弾性変形)するようになっている。
即ち、反力プレート50はシート幅方向内側へ作用する荷重に対しては、シートバックフレーム側部22の基部22Aの先端位置(支持部P2)を基点に変形し、シート幅方向外側へ作用する荷重に対しては、支持部P2よりシート後方となる、反力プレート50の後端部50Bの固定部P1を基点に変形する。このため、シート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易くなっている。この結果、反力プレート50はサイドエアバッグ18をシート内部で正規の展開方向へ膨張展開させることができると共にシート反力に影響を与え難いようになっている。
図3に示すように、インフレータ32の車両前方側に配置されるサイドエアバッグ18は、シートバック14の車両幅方向方向外側の側部において上下方向のほぼ全域にわたって膨張展開するようになっている。このため、サイドエアバッグ18は、シート着座乗員19の少なくとも腰部19Aから胸部19Bの範囲を拘束する位置に上下方向にわたって膨張展開する側面視で縦長かつ大型のバッグとされている。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
車両が側面衝突時になると、図示しないエアバッグセンサによって側面衝突状態が検知され、その信号がエアバッグECUに入力される。エアバッグECUでは、車両用サイドエアバッグ装置20を作動させるべきか否かを入力信号に基づいて判断し、サイドエアバッグ作動と判断すると、インフレータ32に所定の電流が通電される。これにより、インフレータ32が作動してガスが発生し、ガス噴出部のガス噴出孔からガスが噴出される。その結果、シートバック14のドア側サイド部14B内に折り畳み状態で格納されていたサイドエアバッグ18がシート内部で膨張展開し、シートバックパッド24とともにシート表皮26のバーストラインH2を破断しようとする。
ここで、本実施形態では、シートバック14のドア側サイド部14Bにおいて、シートバックフレーム側部22の基部22Aの上部及びその上方近傍と、サイドエアバッグ装置20の上部とその上方近傍と、の間に反力プレート50を設けている。このため、シートバックフレーム側部22の上部及びその上方近傍においては、反力プレート50によって、シート内部で膨張展開するエアバッグ18からシート幅方向内側へ作用する荷重を受け止めることができる。
即ち、反力プレート50によって、サイドエアバッグ18が膨張し始めた初期(バーストラインH2が破断する前の段階)に、図2に2点鎖線で示すように、サイドエアバッグ18の一部18Aがシートバックフレーム側部22の前側壁部22Bに沿ってシート幅方向内側(図2の矢印B方向)へ入り込むのを防止できる。この結果、サイドエアバッグ18は反力プレート50にガイドされ、前方(図2の矢印A方向側)へ向かって膨張展開し、エアバッグ18の展開方向が安定する。このため、エアバッグ18の膨張圧によって、シートバックパッド24と、シート表皮26のバーストラインH2とを迅速に破断できる。
なお、シート表皮26のバーストラインH2を破断し、シート外部に膨張展開したサイドエアバッグ18は、シート着座乗員19とサイドドア17との間に介在し、シート着座乗員19を保護する。また、サイドエアバッグ18が展開するに際しては、インフレータ32のガス噴出部に近い方に位置するエアバッグ18の下部が先に膨張し、その後に上部が膨張される。
また、反力プレート50はシート幅方向内側へ作用する荷重に対してはシートバックフレーム側部22の基部22Aの先端位置(支持部P2)を基点に変形し、シート幅方向外側へ作用する荷重に対しては反力プレート50の後端部50Bの固定部P1を基点に変形する。このため、シート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易くなっている。
従って、車両の側面衝突時にエアバッグ18が膨張展開した後、車両用シート10に着座したシート着座乗員19が車両用シート10に対して車両幅方向外側となるシート幅方向外側(図1の矢印C方向)へ相対移動した場合には、シート着座乗員19からの荷重によって、反力プレート50は後端部50Bの固定部P1を起点にして、2点鎖線で示すように車両幅方向外側となるシート幅方向外側(図1の矢印D方向)へ容易に変形する。この結果、反力プレート50がシート反力に影響を与え難いため、シート着座乗員19を安全に保持できる。
また、本実施形態では、反力プレート50の後端部50Bとシートバックフレーム側部22の基部22Aとの固定部P1と、固定部P1よりシート前方の支持部P2とを起点として、反力プレート50がシート幅方向外側またはシート幅方向内側へ変形する構成とすることで、反力プレート50をシート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易くしている。このため、反力プレート50の移動を制御するための特別な部品を設ける必要もない。その結果、本実施形態によれば、部品点数が増えないので、重量増加及びコストアップといった不利も生じない。
なお、反力プレート50とシートバックフレーム側部22の基部22Aとの固定部P1は、支持部P2よりもシート後方であれば、他の位置としてもよい。
また、固定部P1と支持部P2との間の部位においては、反力プレート50とシートバックフレーム側部22とを離間させてもよい。
また、固定部P1を除く部位において、反力プレート50の後半部50Aとシートバックフレーム側部22の基部22Aの車両幅方向外側面とを離間させ、シート幅方向内側への荷重が作用した場合に、反力プレート50とシートバックフレーム側部22の基部22Aとが支持部P2で当接する構成としてもよい。
以下、図5を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートの第2実施形態について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図5に示すように、この第2実施形態では、ガイド手段としての反力プレート50の前端部に車両幅方向外側前方となるシート幅方向外側前方へ向かって傾斜した剛性調整手段としての傾斜部50Dが形成されている。
従って、本実施形態では、第1実施形態の作用効果に加えて、図5に2点鎖線で示すように、エアバッグ展開膨張時に、反力プレート50が車両幅方向内側へ若干変形した場合にも、傾斜部50Dに沿ってエアバッグ18を縫製ラインH2の方向へ向かって膨張展開させることができる。
一方、シート着座乗員19が車両用シート10に対してシート幅方向外側(図5の矢印C方向)へ相対移動した場合には、作用する荷重を傾斜部50Dに沿って車両幅方向外側(図5の矢印E方向)へ逃がすことができる。
さらに、本実施形態では、反力プレート50の前端部に車両幅方向外側前方へ向かって屈曲した傾斜部50Dが形成されているため、車両正面衝突時に車体前方(図5の矢印F方向)から荷重が作用した場合にも、反力プレート50の傾斜部50Dに荷重が作用することで、反力プレート50が車両幅方向外側となるシート幅方向外側へ向って変形し易くなる。この結果、反力プレート50がシート反力に影響を与え難いため、シート着座乗員19を安全に保持できる。なお、傾斜部50Dは円弧状に湾曲した形状としてもよい。
以下、図6を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートの第3実施形態について説明する。なお、前述した第1、2実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図6に示すように、この第3実施形態では、ガイド手段としての反力プレート50の前後方向中間部となる部位、即ち、後半部50Aにおける後端部50B(シートバックフレーム側部22の基部22Aへの固定部P1)より前方となる位置に剛性調整手段としての屈曲部50Eが形成されている。また、屈曲部50Eは車両幅方向外側となるシート幅方向外側へ凸となる屈曲部であり、U字状に屈曲されている。
従って、本実施形態では、第1、2実施形態の作用効果に加えて、シート着座乗員19が車両用シート10に対してシート幅方向外側(図6の矢印C方向)へ相対移動した場合には、図6に2点鎖線で示すように、反力プレート50における屈曲部50Eより前方側の部位が屈曲部50Eを起点に車両幅方向外側となるシート幅方向外側(図6の矢印D方向)へ容易に変形する。このため、反力プレート50がシート反力に影響を与え難い。この結果、シート着座乗員19を安全に保持できる。
また、エアバッグ展開膨張時には、反力プレート50がシート幅方向内側へ作用する荷重に対して、支持部P2を基点に変形しようとするため、屈曲部50Eの影響を受け難く変形し難い。
なお、屈曲部50Eの形状はU字状に限定されず、V字状等の他の形状としてもい。また、反力プレート50を樹脂材料で構成する場合には、屈曲部に代えてV溝等の溝部を設けてもよい。さらに、傾斜部50Dは設けない構成としてもよい。
以下、図7を用いて、本発明に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートの第4実施形態について説明する。なお、前述した第1、2実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
図7に示すように、この第4実施形態では、ガイド手段としての反力プレート50が樹脂材料によって構成されており、前部50Cにシートバックフレーム側部22の前側壁部22Bへ向かって三角形状の変形抑制手段及び突出部としてのリブ50Fが一体形成されている。
従って、本実施形態では、第1、2実施形態の作用効果に加えて、エアバッグ展開膨張時に、反力プレート50が車両幅方向内側(図7の矢印B方向)へ変形した場合には、リブ50Fがシートバックフレーム側部22の前側壁部22Bに当接する。このため、反力プレート50に作用するシート幅方向内側への変形荷重をシートバックフレーム側部22の前側壁部22Bで受けることができるので、シート幅方向内側へ大きな荷重が作用しても反力プレート50のシート幅方向内側への変形を抑制できる。こ結果、エアバッグ18を縫製ラインH2の方向(図7の矢印A方向)へ向かって膨張展開させることができる。
一方、シート着座乗員19が車両用シート10に対してシート幅方向外側(図7の矢印C方向)へ相対移動した場合には、リブ50Fがシートバックフレーム側部22の前側壁部22Bから離間する方向へ移動することで、反力プレート50が後端部50Bの固定部P1を基点にシート幅方向内側(図7の矢印D方向)へ容易に変形する。このため、反力プレート50がシート反力に影響を与え難い。この結果、シート着座乗員19を安全に保持できる。
なお、本実施形態では、反力プレート50の後半部50Aの全域がシートバックフレーム側部22の基部22Aの車両幅方向外側面に結合されていてもよい。また、反力プレート50を金属製とし、スペーサ等の他の変形抑制手段を後付けしてもよい。また、傾斜部50Dは設けない構成としてもよい。
以上に於いては、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記各実施形態を適宜組み合わせた構成としてもよい。
また、上記各実施形態では、シート表皮26を皮等によって構成され意匠面を構成する第1層26Aと、発泡材等によって構成された第2層26Bとの2層構造としたが、シート表皮26は2層構造に限定されず、1層構造、3層構造等の他の構造としてもよい。
また、上記各実施形態では、側面衝突することによりサイドエアバッグ装置20が作動する構成となっていたが、これに限らず、プリクラッシュセンサを搭載して、側面衝突予測(予知)時にもサイドエアバッグ装置20が作動する構成にしてもよい。
また、上記各実施形態では、シート着座乗員19の少なくとも腰部19Aから胸部19Bの範囲を拘束する位置に上下方向にわたって膨張展開する側面視で縦長かつ大型のサイドエアバッグ18を備えたサイドエアバッグ装置20に対して本発明を適用したが、これに限らず、シート着座乗員19の胸部19Bのみ保護する小型のサイドエアバッグを備えたサイドエアバッグ装置等に対して本発明を適用してもよい。
また、上記各実施形態と異なる構成によって、ガイド手段をシート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易い構成としてもよい。
図3の1−1断面線に沿った拡大断面図である。 図1に示されるサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートのエアバッグ展開初期状態を示す図1に対応する断面図である。 本発明の第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートを示す概略側面図である。 本発明の第1実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートのシートバックフレームを示す斜め前方から見た斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートを示す図1に対応する断面図である。 本発明の第3実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートを示す図1に対応する断面図である。 本発明の第4実施形態に係るサイドエアバッグ装置内蔵車両用シートを示す図1に対応する断面図である。
符号の説明
10 車両用シート
12 シートクッション
14 シートバック
18 サイドエアバッグ
20 サイドエアバッグ装置
21 シートバックフレーム
22 シートバックフレーム側部
22A シートバックフレーム側部の基部
24 シートバックパッド(シート外装部材)
26 シート表皮(シート外装部材)
32 インフレータ
50 反力プレート(ガイド手段、ガイドプレート)
50A 後半部
50B 後端部
50C 前部
50D 傾斜部(剛性調整手段)
50E 屈曲部(剛性調整手段)
50F リブ(変形抑制手段、突出部)
H2 バーストライン

Claims (8)

  1. シートバックの側部に内蔵され前記シートバックの側部から前方へ向かって膨張展開するエアバッグと、
    前記エアバッグの膨張圧によって破断する破断部が設けられたシート外装部材と、
    前記シートバックのフレームと前記エアバッグとの間に配設され、前記エアバッグの展開方向を前記シート外装部材の破断部の方向へ導くと共に、シート幅方向内側へ作用する荷重よりもシート幅方向外側へ作用する荷重に対して変形し易いガイド手段と、
    を有することを特徴とするサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  2. 前記ガイド手段は、その板面をシート前後方向に沿わせて配置した板部を備えるガイドプレートであることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  3. 前記ガイドプレートは、そのシート前後方向中間部にシート幅方向内側へ作用する荷重を前記フレームへ支持させる支持部を備え、該支持部よりシート後方側において前記フレームの外側壁部に固定されていることを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  4. 前記ガイドプレートは、シート幅方向内側への曲げ剛性をシート幅方向外側の曲げ剛性よりも高くする剛性調整手段を有することを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  5. 前記剛性調整手段は前記ガイドプレートの前方側先端部に形成され、シート幅方向外側前方に向かって傾斜した傾斜部であることを特徴とする請求項4に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  6. 前記剛性調整手段は前記ガイドプレートの前後方向中間部に形成され、シート幅方向外側に凸となる屈曲部であることを特徴とする請求項4に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  7. 前記ガイドプレートは、その前方側部に形成されシート幅方向内側への変形を抑制する変形抑制手段を有することを特徴とする請求項2に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
  8. 前記変形抑制手段は前記ガイドプレートがシート幅方向内側へ作用する荷重を受けた状態で前記フレームに当接しシート幅方向内側への変形を抑制する突出部であることを特徴とする請求項7に記載のサイドエアバッグ装置内蔵車両用シート。
JP2007319592A 2007-12-11 2007-12-11 サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート Expired - Fee Related JP5036519B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007319592A JP5036519B2 (ja) 2007-12-11 2007-12-11 サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007319592A JP5036519B2 (ja) 2007-12-11 2007-12-11 サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009143260A true JP2009143260A (ja) 2009-07-02
JP5036519B2 JP5036519B2 (ja) 2012-09-26

Family

ID=40914437

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007319592A Expired - Fee Related JP5036519B2 (ja) 2007-12-11 2007-12-11 サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5036519B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298378A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2011131755A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Honda Motor Co Ltd サイドエアバッグ取付構造
WO2012101809A1 (ja) * 2011-01-27 2012-08-02 トヨタ自動車株式会社 サイドエアバッグ装置を搭載した自動車用シート
WO2014017210A1 (ja) * 2012-07-23 2014-01-30 トヨタ自動車株式会社 車両用サイドエアバッグ装置
JP2014172550A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Autoliv Development Ab サイドエアバッグ装置
JP2014218161A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
US20180162248A1 (en) * 2014-02-28 2018-06-14 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
WO2019087698A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09240338A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Toyota Motor Corp 側突用エアバッグ装置を備えたシート構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09240338A (ja) * 1996-03-07 1997-09-16 Toyota Motor Corp 側突用エアバッグ装置を備えたシート構造

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009298378A (ja) * 2008-06-17 2009-12-24 Toyoda Gosei Co Ltd サイドエアバッグ装置
JP2011131755A (ja) * 2009-12-25 2011-07-07 Honda Motor Co Ltd サイドエアバッグ取付構造
US8814204B2 (en) 2011-01-27 2014-08-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Automobile seat in which side airbag device is installed
WO2012101809A1 (ja) * 2011-01-27 2012-08-02 トヨタ自動車株式会社 サイドエアバッグ装置を搭載した自動車用シート
JP5413523B2 (ja) * 2011-01-27 2014-02-12 トヨタ自動車株式会社 サイドエアバッグ装置を搭載した自動車用シート
CN104487294A (zh) * 2012-07-23 2015-04-01 丰田自动车株式会社 车辆用侧面安全气囊装置
WO2014017210A1 (ja) * 2012-07-23 2014-01-30 トヨタ自動車株式会社 車両用サイドエアバッグ装置
JP2014172550A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 Autoliv Development Ab サイドエアバッグ装置
JP2014218161A (ja) * 2013-05-08 2014-11-20 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
US20180162248A1 (en) * 2014-02-28 2018-06-14 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
US10814755B2 (en) * 2014-02-28 2020-10-27 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
US11161440B2 (en) 2014-02-28 2021-11-02 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
US11932144B2 (en) 2014-02-28 2024-03-19 Ts Tech Co., Ltd. Vehicle seat
WO2019087698A1 (ja) * 2017-11-02 2019-05-09 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
CN111201163A (zh) * 2017-11-02 2020-05-26 奥托立夫开发公司 侧面安全气囊装置
JPWO2019087698A1 (ja) * 2017-11-02 2020-10-08 オートリブ ディベロップメント エービー サイドエアバッグ装置
US11214223B2 (en) 2017-11-02 2022-01-04 Autoliv Development Ab Side airbag device

Also Published As

Publication number Publication date
JP5036519B2 (ja) 2012-09-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11390234B2 (en) Vehicle seat airbag system and vehicle seat
JP6183342B2 (ja) 車両用乗員保護装置
JP4760533B2 (ja) エアバッグ装置
KR102004535B1 (ko) 승차인 보호 장치
JP5036519B2 (ja) サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート
JP4434193B2 (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
JP4907175B2 (ja) 座席シート装置
JP5572348B2 (ja) 車両用ルーフエアバッグ装置
JP2009298378A (ja) サイドエアバッグ装置
JP2011056979A (ja) 車両のシート構造
EP2613966B1 (en) Vehicle seat
JP2011068198A (ja) エアバッグ装置を備えた車両用シート
JP5330758B2 (ja) シートバック構造
JP2008189023A (ja) リヤウインドエアバッグ装置
JP4640325B2 (ja) 車両用サイドエアバッグ装置
JP5365433B2 (ja) 助手席用エアバッグ装置
JP2011068199A (ja) エアバッグ装置を備えた車両用シート
JP5056375B2 (ja) 車両用シート
JP2009101739A (ja) サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート
JP6464689B2 (ja) 車両の乗員保護構造
JP2009241630A (ja) サイドエアバッグ装置
JP2017144781A (ja) シートクッションエアバッグ構造
JP2010036831A (ja) カーテンエアバッグを備えた車両の内装構造
JP2007216859A (ja) 車両用シート
JP2011031821A (ja) エアバッグ装置付きステアリングホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100518

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120403

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120509

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120703

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150713

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees