JP2014218161A - サイドエアバッグ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率よく膨張展開ができるだけでなく、乗員に与え得る負荷も減らすことのできるサイドエアバッグ装置
【解決手段】エアバッグは、乗員の側方へ膨張展開するクッション部、クッション部をシートバックフレーム106に設置するアウタプレート114を備える。アウタプレート114は、車両上下前後方向へ広がる底板部、底板部の外縁から突出しているフランジ部、底板部とフランジ部とにわたる任意の領域を切り抜いた第1切抜部124aおよび第2切抜部124bを含む。底板部は、シートバックフレーム106に固定されている固定領域130、シートバックフレーム106よりも車両前方に突出している緩衝領域132、第1切抜部124aと第2切抜部124bとを結ぶ経路上に設けられ、荷重がかかった緩衝領域132を屈曲可能な屈曲領域W1を有する。
【選択図】図4
【解決手段】エアバッグは、乗員の側方へ膨張展開するクッション部、クッション部をシートバックフレーム106に設置するアウタプレート114を備える。アウタプレート114は、車両上下前後方向へ広がる底板部、底板部の外縁から突出しているフランジ部、底板部とフランジ部とにわたる任意の領域を切り抜いた第1切抜部124aおよび第2切抜部124bを含む。底板部は、シートバックフレーム106に固定されている固定領域130、シートバックフレーム106よりも車両前方に突出している緩衝領域132、第1切抜部124aと第2切抜部124bとを結ぶ経路上に設けられ、荷重がかかった緩衝領域132を屈曲可能な屈曲領域W1を有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、車両に衝撃が生じた場合などに、乗員と車室内の側壁部等との間に膨張展開して乗員を拘束するサイドエアバッグ装置に関するものである。
近年の車両にはエアバッグがほぼ標準装備されている。エアバッグは、車両衝突などの緊急時に作動する安全装置であって、ガス圧で膨張展開して乗員を受け止めて保護する。エアバッグには、設置箇所や用途に応じて様々な種類がある。例えば、前後方向からの衝突から運転者を守るために、ステアリングの中央にはフロントエアバッグが設けられている。また、側面衝突やそれに続いて起こるロールオーバ(横転)から乗員を守るために、壁部の天井付近にはサイドウィンドウに沿って膨張展開するカーテンエアバッグが設けられている。
側面衝突などの横方向からの衝撃には、カーテンエアバッグのほか、サイドエアバッグも有効である。例えば特許文献1に記載されているように、サイドエアバッグは、シートバック(背もたれ)の側部などから乗員の側方へと膨張展開する。このようなサイドエアバッグによれば、乗員の車幅方向の移動を防ぎ、これによって乗員を車室内の他の物体への衝突から守ることが可能になるため、上記各種エアバッグと共に広く普及している。
従来から、サイドエアバッグを含めた各エアバッグでは、乗員の拘束力の向上が図られてきた。例えば特許文献1では、シートバック内に設けられたプレート状のブラケットで、サイドエアバッグ(特にそのクッション部)を車幅方向の車外側から支えている。しかしながら、現在では、乗員を迅速に拘束できるだけでなく、乗員に負荷を与えることのないより安全に配慮した構成も望まれている。
本発明は、このような課題に鑑み、効率よく膨張展開ができるだけでなく、乗員に与え得る負荷も減らすことのできるサイドエアバッグ装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかるサイドエアバッグ装置の代表的な構成は、車両座席のシートバックフレームの側部から車両座席に着座した乗員の側方へ膨張展開するクッション部と、クッション部をシートバックフレームの側部に設置するアウタプレートと、を備え、アウタプレートは、クッション部とシートバックフレームとの間にて車両上下前後方向へ広がっている底板部と、底板部の外縁に設けられ、底板部からクッション部側へ向かって突出しているフランジ部と、底板部とフランジ部とにわたる任意の少なくとも2箇所の領域をそれぞれ切り抜いて設けられた第1切抜部および第2切抜部と、を含み、底板部は、シートバックフレームに固定されている固定領域と、少なくとも一部がシートバックフレームよりも車両前方に突出している緩衝領域と、第1切抜部と第2切抜部とを結ぶ経路上に設けられ、緩衝領域に乗員からの荷重がかかることで緩衝領域をシートバックフレームから離れる方向へ屈曲可能な屈曲領域と、を有することを特徴とする。
上記のアウタプレートは、膨張展開時にクッション部を支えて反力を与えることが本来の機能であるが、仮に乗員が接触した場合には屈曲して衝撃を逃がすことが可能になっている。したがって上記構成であれば、効率のよい膨張展開と、乗員に与え得る負荷の低減との両立が可能である。
上記の第1切抜部および第2切抜部は、底板部のうち車幅方向から見てシートバックフレームに重なっている範囲内に設けられ、緩衝領域は、車幅方向から見て少なくとも一部がシートバックフレームに重なっていて、シートバックフレームが干渉することで乗員側には屈曲不能であるとよい。この構成によると、緩衝領域はクッション部から荷重を受けてもシートバックフレーム側には屈曲しない。したがって緩衝領域は、膨張展開するクッション部を好適に支えることができる。
上記の底板部は、車両上下方向に沿って長辺を有する長方形であって、緩衝領域は、長方形の底板部の車両前側上部付近に設けられ、第1切抜部および第2切抜部は、長方形の底板部の上側短辺における車両後方側の位置、および底板部の前側長辺の車両下方側の位置のそれぞれに設けられるとよい。このような構成によっても、クッション部の膨張展開を支え、また、乗員に与え得る負荷を低減することが可能になる。
当該サイドエアバッグ装置はさらに、底板部の固定領域に設置され、クッション部にガスを供給するインフレータを備えるとよい。固定領域であれば、ガスの噴出時にインフレータに生じうる荷重も好適に支えることができる。
当該サイドエアバッグ装置はさらに、アウタプレートのフランジ部に連結してクッション部を覆うカバーを備え、カバーは、緩衝領域が屈曲する時に変形可能またはフランジ部との連結が解除可能であるとよい。このような構成のカバーであれば、アウタプレートの機能を妨げることなくクッション部を収納することが可能である。
本発明によれば、効率よく膨張展開ができるだけでなく、乗員に与え得る負荷も減らすことのできるサイドエアバッグ装置を提供することができる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施形態にかかるサイドエアバッグ装置(エアバッグ100)を例示した図である。以下、図1(a)に例示するように、本実施形態では、本発明にかかるエアバッグ100を、車両左側座席(以下、シート102)の車幅方向の車外側である左側部から膨張展開する構成として実施している。
図1(a)は、通常時におけるエアバッグ100を例示している。エアバッグ100は、小型のユニットになっていて、シートバック104のシートカバーの内部にてシートバックフレーム106に取り付けられる。そして緊急時において、車両に衝撃等が発生すると、不図示の加速度センサ等から衝撃の検知信号が送信され、それに起因してエアバッグ100に装備されたインフレータ110(ガス発生装置)からガスが瞬時に供給され、図1(b)のようにクッション部108がシートに着座した乗員の側方へ膨張展開する。
図1(b)に例示するクッション部108は、乗員を受け止める扁平な袋状の部位であって、膨張展開する際の圧力でシートカバーを開裂させ、乗員とサイドドアとの間に膨張展開する。クッション部108は、例えばOPW(One-Piece Woven)を用いての紡織や、表面を構成する複数の基布を重ねて縫製したり接着したりすることで形成されている。
図2は、図1のサイドエアバッグ装置の分解図である。クッション部108は、巻回または折り畳まれて収納される。クッション部108の袋状の内部には、ガス発生装置としてシリンダ型のインフレータ110が備えられている。インフレータ110には2本のスタッドボルト112が設けられていて、後述するアウタプレート114を通してシートバックフレーム106へと締結して取り付けられる。一般のインフレータには、ガス発生剤が充填されていてこれを燃焼させてガスを発生させるタイプや、圧縮ガスが充填されていて熱を発生させることなくガスを供給するタイプ、または燃焼ガスと圧縮ガスとを両方利用するハイブリッドタイプのものなどがあるが、インフレータ110としてはいずれのタイプのものも利用可能である。
アウタプレート114およびカバー116は、クッション部108のハウジングを構成する部材であって、互いに組み付いてクッション部108を収容する。アウタプレート114は、クッション部108をシートバックフレーム106に設置するための部材である。アウタプレート114は、材質に金属等が用いられていて、シートバックフレーム106にボルト等が適宜使用されて取り付けられる。このアウタプレート114は、クッション部108とシートバックフレーム106との間にて、膨張展開時のクッション部108を支える機能を有している。クッション部108は、このアウタプレート114から反力を得ることで、目的の位置へと効率よく膨張展開することが可能になる。
カバー116は、樹脂製等のケースである。カバー116は、その側部に複数の孔118を有して、この孔118にてアウタプレート114のフランジ部128のツメ120に組み付いき、クッション部108を覆う。カバー116は、例えばその内側等に開裂を起こしやすくする開裂ラインL1等が設けられていて、クッション部108の膨圧によって開裂可能に構成されている。これら本実施形態では、クッション部108をアウタプレート114およびカバー116に収納し、さらに布製等の表面カバー122で覆って全体としてユニット化することができ、これによって取付け時の作業性や運搬のしやすさなどの製品製等が向上している。
アウタプレート114は、クッション部108を効率よく膨張展開させることだけでなく、乗員に与え得る負荷を減らすことについても配慮がなされている。図3は、図2のアウタプレート114を車両後側の下方から見た斜視図である。図3に例示するように、アウタプレート114は、任意の少なくとも2箇所の領域が切り抜かれ、第1切抜部124aおよび第2切抜部124bが設けられている。これら第1切抜部124aおよび第2切抜部124bは、アウタプレート114の底板部126の一部部分を屈曲可能にするために設けられている。
アウタプレート114の構成を具体的に説明する。大きく分けて、アウタプレート114は、平面状の底板部126と、この底板部126の外縁に設けられたフランジ部128とで構成されている。図2に例示しているように、底板部126はクッション部108とシートバックフレーム106との間にて車両上下前後方向へ広がっている。フランジ部128は、この底板部126からクッション部108側へ向かって突出するよう設けられている。そして、第1切抜部124aおよび第2切抜部124bは、それぞれの箇所にて底板部126とフランジ部128とにわたる所定の領域を切り抜いて設けられている。
図4は、図2のアウタプレート114をシートバックフレーム106に取り付けた状態で例示した図である。この図4では、アウタプレート114を車幅方向の車外側から見て図示を行っている図4に例示するように、底板部126は長方形であって、車両上下方向に沿って長辺を有している。そして、第1切抜部124aは、長方形の底板部126の上側短辺h1における車両後方側の位置に設けられている。また、第2切欠部124bは、長方形の底板部126の前側長辺h2における車両下方側の位置に設けられている。
シートバックフレーム106に取り付けたアウタプレート114は、シートバックフレーム106に固定されている固定領域130と、少なくとも一部がシートバックフレーム106よりも車両前方に突出している緩衝領域132とに大きく分けられる。緩衝領域132は、長方形の底板部126の車両前側上部付近に設けられていて、乗員から荷重を受けた場合に折れ曲がるようにして屈曲する。これら緩衝領域132と固定領域130との境目には屈曲領域136が設けられている。屈曲領域136は、第1切抜部124aと第2切抜部124bとを結ぶ経路上に設けられた領域であって、緩衝領域132に乗員からの荷重がかかると折れ目W1が生じる。
図2に例示したインフレータ110は、図4の固定領域130に設置される。そのため、固定領域130には、インフレータ110のスタッドボルト112を通す孔部134が設けられている。この固定領域130はシートバックフレーム106に固定されているため、固定領域130であればガスの噴出時にインフレータ110に生じうる荷重も好適に支えることが可能である。
図5を参照して、緩衝領域132の動作について説明する。図5は、図4の緩衝領域132の屈曲する過程を例示した図である。この図5は、図4のアウタプレート114を車両上方から見て例示している。なお、図5(a)中および図5(b)中にはクッション部108を仮想線で例示する。また、図2のカバー116はクッション部108の膨張展開時には開裂するため、アウタプレート114へのカバー116の組み付きは解除されているものとする。
まず、図5(a)は、クッション部108の通常の膨張展開時を例示している。緊急時において車両に衝撃が発生すると、図5(a)中に例示するようにクッション部108が膨張展開する。このクッション部108によって、乗員は車幅方向への移動が防がれ、乗員のサイドドア等との接触が防がれる。
クッション部108は底板部126から反力を得て膨張展開するため、緩衝領域132にも車外側(図中上側)のクッション部108から荷重R1がかかる。ここで、図4に例示したように、第1切抜部124aおよび第2切抜部124bは、底板部126のうち車幅方向から見てシートバックフレーム106に重なっている範囲内に設けられている。そのため、緩衝領域132もその一部がシートバックフレーム106に重なっている。したがって図5(a)において、緩衝領域132はクッション部108から荷重R1を受けても、シートバックフレーム106が干渉するためにこのシートバックフレーム106側へは屈曲しない。このようにして、緩衝領域132を含めた底板部126は、膨張展開するクッション部108を広く支えることが可能になっている。
上記のようにして底板部126はクッション部108を広く支えるが、緩衝領域132はシートバックフレーム106よりも前方に突出しているため、シートカバー等に内蔵されているとはいえ、乗員が車内側(図中下側)から緩衝領域132の付近に接触すると乗員に負荷を与えてしまう場合がある。
そこで本実施形態では、図5(b)に例示するように緩衝領域132が車内側の乗員から荷重R2を受けると、第1切抜部124aおよび第2切抜部124b(図4参照)を結ぶ屈曲領域136に折れ目W1が生じ、緩衝領域132はシートバックフレーム106から離れる方向へと屈曲する構成になっている。この動作によって底板部126は、仮に乗員が接触したとしても接触時の衝撃を逃がし、乗員に与える負荷を減らすことが可能になっている。なお、図4中では折れ目W1を直線的な破線で例示しているが、折れ目W1は荷重のかかり具合によって湾曲して形成されたり複雑に屈曲して形成されたりする。そのような様々な折れ目が許容できるよう、屈曲領域136は第1切抜部124aと第2切抜部124bとをつなぐある程度の幅を持った領域として設定されている。
以上のように、アウタプレート114は、膨張展開時にクッション部108を広く支えて反力を与えることに加え、仮に乗員が接触したとしても屈曲して衝撃を逃がすことが可能になっている。このようにして、当該エアバッグ100は、効率のよい膨張展開と、乗員に与え得る負荷の低減との両立を図っている。なお緩衝領域132が屈曲する際、図2のカバー116は変形するか、フランジ部128との連結を解除することが可能になっていて、カバー116が緩衝領域の動作を妨げることはない。また、本実施形態では、切抜部として2つの第1切抜部124aと第2切抜部124bを設けているが、さらなる切抜部を設けることもできる。切抜部を複数設けることで、複数方向に延びる屈曲領域を設定することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
また、上記実施形態においては本発明にかかるエアバッグ100を自動車に適用した例を説明したが、自動車以外にも航空機や船舶などに適用することも可能であり、同様の作用効果を得ることができる。
本発明は、車両に衝撃が生じた場合などに、乗員と車室内の側壁部等との間に膨張展開して乗員を拘束するエアバッグ装置に利用することができる。
L1 …開裂ライン、h1 …上側短辺、h2 …前側長辺、W1 …折れ目、R1 …クッション部からの荷重、R2 …乗員からの荷重、100 …エアバッグ、102 …シート、104 …シートバック、106 …シートバックフレーム、108 …クッション部、110 …インフレータ、112 …スタッドボルト、114 …アウタプレート、116 …カバー、118 …カバーの孔、120 …ツメ、122 …表面カバー、124a …第1切抜部、124b …第2切抜部、126 …底板部、128 …フランジ部、130 …固定領域、132 …緩衝領域、134 …スタッドボルト用の孔部、136 …屈曲領域
Claims (5)
- 車両座席のシートバックフレームの側部から該車両座席に着座した乗員の側方へ膨張展開するクッション部と、
前記クッション部を前記シートバックフレームの側部に設置するアウタプレートと、
を備え、
前記アウタプレートは、
前記クッション部と前記シートバックフレームとの間にて車両上下前後方向へ広がっている底板部と、
前記底板部の外縁に設けられ、該底板部から前記クッション部側へ向かって突出しているフランジ部と、
前記底板部と前記フランジ部とにわたる任意の少なくとも2箇所の領域をそれぞれ切り抜いて設けられた第1切抜部および第2切抜部と、
を含み、
前記底板部は、
前記シートバックフレームに固定されている固定領域と、
少なくとも一部が前記シートバックフレームよりも車両前方に突出している緩衝領域と、
前記第1切抜部と第2切抜部とを結ぶ経路上に設けられ、前記緩衝領域に乗員からの荷重がかかることで該緩衝領域を前記シートバックフレームから離れる方向へ屈曲可能な屈曲領域と、
を有することを特徴とするサイドエアバッグ装置。 - 前記第1切抜部および第2切抜部は、前記底板部のうち車幅方向から見て前記シートバックフレームに重なっている範囲内に設けられ、
前記緩衝領域は、車幅方向から見て少なくとも一部が前記シートバックフレームに重なっていて、該シートバックフレームが干渉することで前記乗員側には屈曲不能であることを特徴とする請求項1に記載のサイドエアバッグ装置。 - 前記底板部は、車両上下方向に沿って長辺を有する長方形であって、
前記緩衝領域は、前記長方形の底板部の車両前側上部付近に設けられ、
前記第1切抜部および第2切抜部は、前記長方形の底板部の上側短辺における車両後方側の位置、および該底板部の前側長辺の車両下方側の位置のそれぞれに設けられることを特徴とする請求項1または2に記載のサイドエアバッグ装置。 - 当該サイドエアバッグ装置はさらに、前記底板部の固定領域に設置され、前記クッション部にガスを供給するインフレータを備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
- 当該サイドエアバッグ装置はさらに、前記アウタプレートのフランジ部に連結して前記クッション部を覆うカバーを備え、
前記カバーは、前記緩衝領域が屈曲する時に変形可能または前記フランジ部との連結が解除可能であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のサイドエアバッグ装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112009418A (zh) * | 2019-05-30 | 2020-12-01 | 奥托立夫开发公司 | 侧面安全气囊装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009143260A (ja) * | 2007-12-11 | 2009-07-02 | Toyota Motor Corp | サイドエアバッグ装置内蔵車両用シート |
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2013
- 2013-05-08 JP JP2013098690A patent/JP2014218161A/ja active Pending
Patent Citations (1)
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