JP2011129619A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体基板等を損傷することなく、結晶欠陥形成のために行われるイオン等の照射において用いる放射線遮蔽マスクを除去する。
【解決手段】 半導体装置の製造方法は、半導体を材料とする素子形成層と、素子形成層の下面側に設けられ、開口部を有するマスク層と、素子形成層とマスク層の間に設けられ、素子形成層およびマスク層と異なる材料によって形成されている境界層と、を有する材料ウェハを準備する材料ウェハ準備工程と、マスク層の下面側から、荷電粒子の照射を行って、素子形成層に結晶欠陥を形成する結晶欠陥形成工程と、境界層と反応し、かつ、素子形成層と反応しないエッチング材を用いて、境界層をエッチングによって除去するマスク層除去工程とを含む。半導体基板等を損傷することなく、結晶欠陥形成のために行われる荷電粒子の照射において用いる遮蔽マスクを除去することが可能となる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、半導体装置の製造方法に関する。
特許文献1には、結晶欠陥が選択的に形成されている半導体基板を備えた半導体装置が開示されている。この半導体装置では、半導体基板は、ダイオード領域とIGBT領域とを備えている。ダイオード領域にキャリアの再結合領域が形成されており、これによって、逆回復時にダイオードに流れる逆電流が低減される。キャリアの再結合領域は、結晶欠陥密度が比較的高い領域である。この半導体装置の製造方法では、素子構造が形成された半導体基板の下面もしくはその下面に形成されたコレクタ電極に、放射線遮蔽マスクを固着させて、下面側から半導体基板にイオン照射を行う。放射線遮蔽マスクは、ダイオード領域において開口しているため、半導体基板のダイオード領域に選択的に結晶欠陥密度の高い領域を形成することができる。
特開2007−103770号公報
特許文献1では、半導体基板もしくはコレクタ電極に放射線遮蔽マスクを固着させて再結合領域となる結晶欠陥を形成する。このマスクを除去するに際しては、研磨やドライエッチング、ウェットエッチングを用いてマスクを削り取って除去することになる。このため、マスクを除去することによって、マスクを固着させた半導体基板やコレクタ電極が損傷する。
本願は、半導体基板等を損傷することなく、結晶欠陥形成のための荷電粒子の照射において用いられる遮蔽マスクを除去できる半導体装置の製造方法を提供する。
本発明に係る半導体装置の製造方法は、材料ウェハ準備工程と、結晶欠陥形成工程と、マスク層除去工程とを含んでいる。材料ウェハ準備工程では、半導体を材料とする素子形成層と、素子形成層の下面側に設けられ、開口部を有するマスク層と、素子形成層とマスク層の間に設けられ、素子形成層およびマスク層と異なる材料によって形成されている境界層とを有する材料ウェハを準備する。結晶欠陥形成工程では、マスク層の下面側から材料ウェハに、荷電粒子の照射を行って、素子形成層に結晶欠陥を形成する。マスク層除去工程では、境界層と反応し、かつ、素子形成層と反応しないエッチング材を用いて、境界層をエッチングによって除去する。
上記の製造方法では、素子形成層とマスク層は、その間に設けられている境界層によって互いに固着される。マスク層除去工程では、境界層はエッチング材と反応して除去され、これによってマスク層が除去される一方で、素子形成層はエッチング材と反応しない、このため、素子形成層が損傷を受けない。
上記の製造方法では、半導体装置は、ダイオード領域とIGBT領域が同一の半導体基板に形成されている半導体装置であってもよい。この場合、材料ウェハ準備工程では、マスク層の開口部が、素子形成層のダイオード領域の下面に設けられている材料ウェハを準備し、結晶欠陥形成工程では、マスク層の下面側から材料ウェハに照射される荷電粒子を素子形成層のダイオード領域内で停止させてダイオード領域内の素子形成層に結晶欠陥密度のピークを形成することが好ましい。
境界層は、シリコン酸化物(SiO)であり、エッチング材は、フッ酸もしくはフッ素系ガスであることが好ましい。
本願によれば、半導体素子が形成された半導体層等を損傷することなく、結晶欠陥形成のための荷電粒子の照射において用いられる遮蔽マスクを除去できる。
実施形態に係る半導体装置の製造方法によって製造する半導体装置。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例1に係る半導体装置のレイアウトの一例を示す図である。 実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。 実施例2に係る半導体装置の製造方法を説明する図である。
実施形態に係る半導体装置の製造方法を、図面を参照して説明する。まず、実施形態に係る半導体装置の製造方法によって製造する半導体装置の一例について説明する。
(半導体装置の構造)
図1に示すように、半導体装置10は、半導体基板12と、半導体基板12の上面及び下面に形成されている金属層及び絶縁層等を備えている。半導体基板12には、ダイオード領域20とIGBT領域40が形成されている。ダイオード領域20とIGBT領域40との間には、分離領域80が形成されている。
ダイオード領域20内の半導体基板12の上面には、アノード電極22が形成されている。IGBT領域40内の半導体基板12の上面には、エミッタ電極42が形成されている。半導体基板12の下面には、共通電極60が形成されている。
ダイオード領域20には、アノード層26、ダイオードドリフト層28、カソード層30が形成されている。
アノード層26は、p型である。アノード層26は、アノードコンタクト領域26aと低濃度アノード層26bを備えている。アノードコンタクト領域26aは、半導体基板12の上面に露出する範囲に、島状に形成されている。アノードコンタクト領域26aは、不純物濃度が高い。アノードコンタクト領域26aは、アノード電極22に対してオーミック接続されている。低濃度アノード層26bは、アノードコンタクト領域26aの下側及び側方に形成されており、アノードコンタクト領域26aを覆っている。低濃度アノード層26bの不純物濃度は、アノードコンタクト領域26aより低い。
ダイオードドリフト層28は、アノード層26の下側に形成されている。ダイオードドリフト層28は、n型であり、不純物濃度が低い。
カソード層30は、ダイオードドリフト層28の下側に形成されている。カソード層30は、半導体基板12の下面に露出する範囲に形成されている。カソード層30は、n型であり、不純物濃度が高い。カソード層30は、共通電極60に対してオーミック接続されている。
アノード層26、ダイオードドリフト層28、及び、カソード層30によってダイオードが形成されている。
IGBT領域40には、エミッタ領域44、ボディ層48、IGBTドリフト層50、コレクタ層52、及び、ゲート電極54等が形成されている。
IGBT領域40内の半導体基板12の上面には、複数のトレンチが形成されている。各トレンチの内面には、ゲート絶縁膜56が形成されている。各トレンチの内部に、ゲート電極54が形成されている。ゲート電極54の上面は絶縁膜58により覆われている。ゲート電極54は、エミッタ電極42から絶縁されている。
エミッタ領域44は、半導体基板12の上面に露出する範囲に、島状に形成されている。エミッタ領域44は、ゲート絶縁膜56に接する範囲に形成されている。エミッタ領域44は、n型であり、不純物濃度が高い。エミッタ領域44は、エミッタ電極42に対してオーミック接続されている。
ボディ層48は、p型である。ボディ層48は、ボディコンタクト領域48aと低濃度ボディ層48bを備えている。ボディコンタクト領域48aは、半導体基板12の上面に露出する範囲に、島状に形成されている。ボディコンタクト領域48aは、2つのエミッタ領域44の間に形成されている。ボディコンタクト領域48aは、不純物濃度が高い。ボディコンタクト領域48aは、エミッタ電極42に対してオーミック接続されている。低濃度ボディ層48bは、エミッタ領域44及びボディコンタクト領域48aの下側に形成されている。低濃度ボディ層48bは、ゲート電極54の下端より浅い範囲に形成されている。低濃度ボディ層48bの不純物濃度は、ボディコンタクト領域48aよりも低い。低濃度ボディ層48bによって、エミッタ領域44がIGBTドリフト層50から分離されている。ゲート電極54は、エミッタ領域44とIGBTドリフト層50を分離している範囲の低濃度ボディ層48bにゲート絶縁膜56を介して対向している。
IGBTドリフト層50は、ボディ層48の下側に形成されている。IGBTドリフト層50は、n型である。IGBTドリフト層50は、ドリフト層50aとバッファ層50bを備えている。ドリフト層50aは、ボディ層48の下側に形成されている。ドリフト層50aは、不純物濃度が低い。ドリフト層50aは、ダイオードドリフト層28と略同じ不純物濃度を有しており、ダイオードドリフト層28と連続する層である。バッファ層50bは、ドリフト層50aの下側に形成されている。バッファ層50bは、ドリフト層50aよりも不純物濃度が高い。
コレクタ層52は、IGBTドリフト層50の下側に形成されている。コレクタ層52は、半導体基板12の下面に露出する範囲に形成されている。コレクタ層52は、p型であり、不純物濃度が高い。コレクタ層52は、共通電極60に対してオーミック接続されている。
エミッタ領域44、ボディ層48、IGBTドリフト層50、コレクタ層52、及び、ゲート電極54によってIGBTが形成されている。
分離領域80には、p型の拡散領域70が形成されている。拡散領域70は、半導体基板12の上面からアノード層26の下端及びボディ層48の下端より深い深さまでの範囲に形成されている。より詳細には、拡散領域70は、半導体基板12の上面からゲート電極54の下端より深い深さまでの範囲に形成されている。拡散領域70は、アノード層26及びボディ層48に接している。拡散領域70の不純物濃度は、低濃度アノード層26b及び低濃度ボディ層48bより高い。拡散領域70の底面は、平坦である。拡散領域70は、アノード層26とボディ層48の間において電界が集中することを抑制する。特に、拡散領域70がゲート電極54の下端よりも深い位置まで形成されているので、拡散領域70近傍のゲート電極54に電界が集中することが抑制される。
拡散領域70の下側では、ダイオードドリフト層28とドリフト層50aが連続している。ダイオード領域20のカソード層30は、拡散領域70の下側まで延出されており、IGBT領域40のコレクタ層52は、拡散領域70の下側まで延出されている。カソード層30は、拡散領域70の下側で、コレクタ層52と接している。すなわち、カソード層30とコレクタ層52の境界72が、拡散領域70の下側に位置している。より詳細には、境界72は、拡散領域70の底面(平坦部分)の下側に位置している。図1に示す境界部分の構造は、ダイオード領域20とIGBT領域40の間に沿って延設されている。すなわち、ダイオード領域20とIGBT領域40の間において、境界72は拡散領域70に沿って伸びている。
ダイオードドリフト層28内には、キャリアライフタイム制御領域39が形成されている。キャリアライフタイム制御領域39は、半導体基板12に荷電粒子を打ち込むことによって形成することができる。キャリアライフタイム制御領域39内には、結晶欠陥密度のピークが含まれている。キャリアライフタイム制御領域39は、その周囲のダイオードドリフト層28に比べて結晶欠陥の密度が極めて高い。キャリアライフタイム制御領域39は、アノード層26の近傍の深さであり、拡散領域70の下端より深い深さに形成されている。参照番号39aは、キャリアライフタイム制御領域39のIGBT領域40側の端部を示している。キャリアライフタイム制御領域39の端部39aは、拡散領域70の下側に位置している。より詳細には、端部39aは、拡散領域70の底面(平坦部分)の下側に位置している。すなわち、ダイオード領域20とIGBT領域40の間において、キャリアライフタイム制御領域39の端部39aが、拡散領域70に沿って伸びている。
ドリフト層50a内には、キャリアライフタイム制御領域59が形成されている。キャリアライフタイム制御領域59内には、半導体基板12に荷電粒子を打ち込むことによって形成された結晶欠陥が存在している。キャリアライフタイム制御領域59内には、結晶欠陥密度のピークが含まれている。キャリアライフタイム制御領域59内の結晶欠陥密度は、その周囲のドリフト層50aに比べて極めて高い。キャリアライフタイム制御領域59は、バッファ層50bの近傍の深さに形成されている。参照番号59aは、キャリアライフタイム制御領域59のダイオード領域20側の端部を示している。キャリアライフタイム制御領域59の端部59aは、拡散領域70の下側に位置している。より詳細には、端部59aは、拡散領域70の底面(平坦部分)の下側に位置している。すなわち、ダイオード領域20とIGBT領域40の間において、キャリアライフタイム制御領域59の端部59aが、拡散領域70に沿って伸びている。
上記のとおり、実施形態に係る半導体装置10では、半導体基板12の結晶欠陥密度の分布が、ダイオード領域20とIGBT領域40で相違している。ダイオード領域20では、半導体基板12のより上面側に結晶欠陥密度のピークを含むキャリアライフタイム制御領域39が形成され、IGBT領域40では、半導体基板12のより下面側に結晶欠陥密度のピークを含むキャリアライフタイム制御領域59が形成されている。半導体装置10では、半導体基板12の結晶欠陥密度が選択的に変更されている
(半導体装置の製造方法)
実施形態に係る半導体装置の製造方法は、材料ウェハ準備工程と、結晶欠陥形成工程と、マスク層除去工程とを含んでいる。
材料ウェハ準備工程では、半導体を材料とする素子形成層と、素子形成層の下面側に設けられ、ダイオード領域が形成される部分に開口部を有するマスク層と、素子形成層とマスク層の間に設けられ、素子形成層およびマスク層と異なる材料によって形成されている境界層と、を有する材料ウェハを準備する。
材料ウェハ準備工程では、シリコン基板と表面シリコン層との間に絶縁層を挿入したSOI(Silicon On Insulator)ウェハを用いることができる。この場合、表面シリコン層(活性層)を素子形成層とし、シリコン基板(ハンドル層)をマスク層とし、絶縁層(Box層)を境界層とすることができる。そして、ダイオード領域が形成される部分のシリコン基板(マスク層)に開口部を形成することによって、材料ウェハを準備してもよい。
また、表面に境界層が形成されており、ダイオード領域が形成される部分に開口部を有するマスク材を、境界層が半導体ウェハに接するように接着することによって、材料ウェハを準備してもよい。あるいは、半導体ウェハの表面に境界層を形成し、その境界層上にダイオード領域が形成される部分に開口部を有するマスク材を貼り付けてもよい。
境界層の材料は、素子形成層と反応しないエッチング材によって除去できるものであればよい。例えば、酸化膜のほかに、レジストなどの接着材等を用いることができ、シリコン酸化膜(SiO)を好適に用いることができる。
マスク層の材料は、ドライエッチング等によってパターニングが可能なものであればよく、シリコン(Si)等を好適に用いることができる。マスク層の材料は、素子形成層と同一の材料であってもよい。
結晶欠陥形成工程では、マスク層の下面側から、荷電粒子(イオン、中性子、電子線等)の照射を行って、素子形成層に結晶欠陥を形成する。イオン照射は、半導体プロセスにおいて一般に用いられている方法によって行うことができ、例えば、不純物イオン(H、He、C、O、F、Ne、Si、Cl、Ar、Ge、Br、Kr等)を照射することによって素子形成層に結晶欠陥を形成することが可能である。必要に応じて、アルミニウム等を材料とするエネルギー吸収材を介してイオン照射等を行ってもよい。
この際、ダイオード領域に照射された荷電粒子が半導体ウェハの所望の位置(キャリアライフタイム制御領域39を形成する位置)に停止するように、荷電粒子の照射エネルギーを調整する。荷電粒子は、停止する直前に集中して結晶欠陥を形成するという特性(Braggの特性)を有する。このため、半導体ウェハのダイオード領域内の所望の位置(キャリアライフタイム制御領域39を形成する位置)に結晶欠陥密度のピークが形成される。この結晶欠陥密度のピークが存在することによって、ダイオード領域内では、キャリアのライフタイムが効果的に低減される。
一方、IGBT領域に照射された荷電粒子が停止する位置は、マスク層の厚さによって調整される。実施形態に係る半導体装置の製造方法では、IGBT領域に照射された荷電粒子が半導体ウェハの所望の位置(キャリアライフタイム制御領域59を形成する位置)に停止するように、材料ウェハ準備工程において、材料ウェハのマスク層の厚さが調整されている。
マスク層除去工程では、境界層と反応し、かつ、素子形成層と反応しないエッチング材を用いて、境界層をエッチングによって除去する。
次に、実施形態に係る半導体装置10の製造方法について、実施例を挙げて具体的に説明する。実施例においては、図1に係る半導体装置10の素子構造を、半導体ウェハに複数形成した後で、ダイシング等によって、それぞれの半導体装置を切り離すことによって、半導体装置の製造を行う。
(材料ウェハ準備工程)
図2は、材料ウェハ300の断面図である。材料ウェハ300は、SOIウェハであって、シリコンからなる活性層とハンドル層との間に、絶縁層であるBox層が形成されている。本実施例では、活性層を素子形成層312とし、ハンドル層をマスク層810とし、Box層を境界層820として用いる。
素子形成層312は、n層328と、p層326とを備えている。素子形成層312は、ダイオード領域320と、IGBT領域340と、周辺耐圧領域385とを備えている。図1と同様に、ダイオード領域320とIGBT領域340との境界には、分離領域が形成されているが、図2〜図10においては図示を省略している。また、素子形成層312には、図1に示す半導体装置10の半導体基板12の上面側(ボディ層48、アノード層26の近傍)に形成されている素子構造が複数形成されているが、図2〜図10においては図示を省略している。n層328は、図1に示す半導体装置10のダイオードドリフト層28およびIGBT領域40のドリフト層50aに対応し、p層326は、図1に示す半導体装置10の低濃度アノード層26bおよび低濃度ボディ層48bに対応する。
この材料ウェハに対して、ダイオード領域が形成される部分のマスク層810に開口部を形成する。まず、図3に示すように、マスク層810の表面にパターニングされた酸化膜812を形成する。酸化膜812は、開口部を形成しない部分のマスク層810の下面を覆うように形成される。酸化膜812は、例えば、シリコンを材料とするマスク層810を熱酸化することによって成膜でき、レジスト等を用いてエッチングすること等によってパターニングすることができる。酸化膜812は、IGBT領域340及び周辺耐圧領域385のマスク層810を被覆しており、その一部が分離領域(図示していない)にまで延びている。
次に、マスク層810のみを選択的に除去するエッチング材を用いてドライエッチングを行う。これによって、図4に示すように、ダイオード領域320のマスク層810が除去され、開口部814が形成される。図4に示す開口部814の深さd1は、マスク層810の厚さに等しい。尚、本実施例によれば、マスク層810に対して中空のパターニング(すなわち、マスク層の周囲が開口部によって囲まれているようなパターニング)を容易に行うことができる。このため、例えば図11に示すように、半導体基板312を平面視した場合に、IGBT領域340の周囲がダイオード領域320によって囲まれている場合にも、ダイオード領域320に開口部を有するマスク層を容易に形成することができる。
(境界層開口工程)
次に、境界層820のみを選択的に除去するエッチング材を用いてウェットエッチングを行う。これによって、図5に示すように、開口部814が形成されることによって露出する部分の境界層820が除去され、開口部814では、素子形成層312の下面が露出した状態となる。この後、さらに、酸化膜812を除去する。尚、境界層開口工程は、後述するn型のイオン注入工程の前にダイオード領域320の下面を露出させることを目的とする工程である。このため、n型のイオン注入工程の前に行えばよく、例えば、次に説明する結晶欠陥工程の後に行ってもよい。
(結晶欠陥形成工程)
本実施例では、図6に示すように、材料ウェハ300の下面側(マスク層810が形成されている側)にアルミニウム製のエネルギー吸収材816を配置し、エネルギー吸収材816を介して、材料ウェハ300の下面側からヘリウム3イオン(He2+)の照射を行う。これによって、素子形成層312に結晶欠陥密度のピーク(図6〜図10においては、×印で示している)を含む領域339、359を形成する。領域339がキャリアライフタイム制御領域39となり、領域359がキャリアライフタイム制御領域59となる。
図5に示す素子形成層312の下面側からイオン照射を行うと、図6に示すように、ダイオード領域320では、素子形成層312のp層326近傍のn層328に結晶欠陥密度のピークが形成される。すなわち、ダイオード領域320では、領域339は、素子形成層312の下面から距離d2の位置に形成される。距離d2は、エネルギー吸収材816の厚み等を調整することによって制御できる。
一方、IGBT領域340では、結晶欠陥密度のピークが形成される位置(ヘリウム3イオンが停止する位置)は、ダイオード領域320よりもマスク層810の厚さ分d1だけ下面側となる。図6に示すように、IGBT領域340では、n層328の下方に領域359が形成される。
マスク層810の厚さを調整することによってd1を調整し、エネルギー吸収材によってd2を調整することによって、図6に示すように、ダイオード領域320では、素子形成層312のp層326近傍のn層328に結晶欠陥密度のピークを形成し、IGBT領域340では、n層328の下方に結晶欠陥密度のピークを形成することが可能となる。
(n型のイオン注入工程)
次に、図7に示すように、素子形成層312の下面からn型のドーパントをイオン注入する。これによって、マスク層810に覆われていないダイオード領域320の下面側にはn層330が形成される。n層330は、図1に示す半導体装置10のカソード層30に相当する。本実施例では、マスク層810をイオン注入工程におけるマスクとしても利用することができる。
(マスク層除去工程)
本実施例では、エッチング材としてフッ酸(例えば緩衝フッ酸液(バッファードフッ酸))を用いて、ウェットエッチングを行う。これによって、境界層820がエッチングによって除去され、図8に示すように、素子形成層312からマスク層810を除去する。
フッ酸は、シリコン酸化膜を材料とする境界層820と反応する一方、シリコンを材料とする素子形成層312およびマスク810とは反応しない。このため、境界層820のみをエッチングによって選択的に除去することができる一方、素子形成層312およびマスク810はエッチングによって損傷されない。尚、フッ酸のほかに、SFプラズマやXeFガス等のフッ素系ガスをエッチング材として用いても、境界層820のみをエッチングによって選択的に除去することができる。
(p型のイオン注入工程、電極形成工程)
次に、素子形成層312の下面から素子形成層312の下面全体にp型のドーパントをイオン注入する。これによって、図9に示すように、IGBT領域340の下面側にはp層352とn層350bが形成される。p層352は、図1に示す半導体装置10のコレクタ層52に相当し、n層350bは、バッファ層50bに相当する。尚、本実施例では、n層330のn型の不純物濃度が十分に高いため、素子形成層312の下面からp型のドーパントをイオン注入しても、ダイオード領域320の下面側はn層の状態を維持できる。ただし、素子形成層312のダイオード領域320の下面にマスク層を形成した後で、素子形成層312の下面からp型のドーパントをIGBT領域340にのみイオン注入してもよい。
さらに、図10に示すように、素子形成層312の上面に電極322、342を形成し、下面に電極360を形成する。電極322は、図1に示す半導体装置10のアノード電極22に相当し、電極342はエミッタ電極42に相当し、電極360は共通電極60に相当する。この後、ダイシング等によって、それぞれの半導体装置を切り離すことによって、図1に示す半導体装置10を得ることができる。
(材料ウェハ準備工程)
図12は、素子形成層512である半導体ウェハの断面である。素子形成層512は、ダイオード領域520とIGBT領域540と、周辺耐圧領域585とを備えている。図1と同様に、ダイオード領域520とIGBT領域540との境界には分離領域が形成されているが、図12〜図16においては、図示を省略している。図12に示すように、素子形成層512である半導体ウェハは、n層528と、p層526とを備えており、IGBT領域540のn層528の下面側にはp層552とn層550bが設けられ、ダイオード領域520のn層528の下面側にはn層530が設けられている。素子形成層512には、図1に示す半導体装置10の半導体基板12の上面側に形成されている素子構造が複数形成されているが、図12〜図16においては図示を省略している。n層528は、図1に示す半導体装置10のダイオードドリフト層28およびIGBT領域40のドリフト層50aに対応し、p層526は、図1に示す半導体装置10の低濃度アノード層26bおよび低濃度ボディ層48に対応する。p層552は、図1に示す半導体装置10のコレクタ層52に相当し、n層550bは、バッファ層50bに相当し、n層530は、カソード層30に対応する。
次に、素子形成層512である半導体ウェハの下面側に、マスク層830を固着させる。マスク層830の表面には、境界層840が形成されており、ダイオード領域が形成される部分に開口部834が設けられている。境界層840は、シリコン酸化膜であって、例えば、境界層840の表面を素子形成層512である半導体ウェハの下面側に接触させて加熱することによって、素子形成層512である半導体ウェハの下面側に、マスク層830を固着させることができる。これによって、図13に示すように、半導体ウェハからなる素子形成層512と、マスク層830と、素子形成層512とマスク層830との間に設けられた境界層840とを有する材料ウェハ500を得ることができる。マスク層830は、素子形成層512のダイオード領域520に開口部834を有しており、IGBT領域540および周辺耐圧領域585を被覆している。図13に示す開口部834の深さd3は、マスク層830の厚さに等しい。尚、境界層840としては、シリコン酸化膜に代えて、レジスト等を用いることもできる。
(結晶欠陥形成工程)
実施例1と同様に、図13に示すように、アルミニウム製のエネルギー吸収材816を用いて、材料ウェハ500の下面側(マスク層830が形成されている側)からヘリウム3イオン(He2+)の照射を行うことによって素子形成層512に結晶欠陥を形成する。図13に示す素子形成層512の下面側からイオン照射を行うと、図14に示すように、n層528のダイオード領域520では、素子形成層512のp層526近傍のn層528に結晶欠陥密度のピーク(図14〜図16において、×印で示している)が形成される。すなわち、ダイオード領域520では、結晶欠陥密度のピークを含む領域539は、素子形成層512の下面から距離d4の位置に形成される。距離d4は、アルミホイル等のエネルギー吸収材をマスク層810の下面側に設置することによって制御できる。領域539は、キャリアライフタイム制御領域39となる。
一方で、IGBT領域540では、結晶欠陥密度のピークを含む領域559が形成される位置(ヘリウム3イオンが停止する位置)は、ダイオード領域520よりもマスク層830の厚さ分d3だけ素子形成層512の下面側となる。図14に示すように、IGBT領域540では、n層528の下方に領域559が形成される。領域559はキャリアライフタイム制御領域59となる。
マスク層830の厚さを調整することによってd3を調整し、エネルギー吸収材によってd4を調整することによって、図14に示すように、ダイオード領域520では、素子形成層512のp層526近傍のn層528に結晶欠陥密度のピークを形成し、IGBT領域540では、n層528の下方に結晶欠陥密度のピークを形成することが可能となる。
(マスク層除去工程)
実施例1と同様に、エッチング材としてフッ酸(例えば緩衝フッ酸液)を用いてウェットエッチングを行い、境界層840をエッチングによって除去することによって、図15に示すように、素子形成層512からマスク層830を除去する。これによって、境界層840のみをエッチングによって選択的に除去することができる一方、素子形成層512およびマスク830はエッチングによって損傷されない。尚、実施例1と同様に、フッ酸のほかに、フッ素系ガスをエッチング材として用いてもよい。
(電極形成工程)
さらに、図16に示すように、素子形成層512の上面に電極522、542を形成し、下面に電極560を形成する。電極522は、図1に示す半導体装置10のアノード電極22に相当し、電極542は、エミッタ電極42に相当し、電極560は、共通電極60に相当する。この後、ダイシング等によって、それぞれの半導体装置を切り離すことによって、図1に示す半導体装置10を得ることができる。
上記のとおり、実施形態に係る製造方法によれば、ダイオード領域に開口部を有し、IGBT領域を被覆するマスクを用いてイオン等の照射を行うことによって、一度のイオン等の照射によって、ダイオード領域では、半導体基板の上方側(アノード層側)に結晶欠陥密度のピークを形成し、IGBT領域では、半導体基板の下方側(コレクタ層側)に結晶欠陥密度のピークを形成することが可能となる。さらに、イオン等の照射において用いたマスクは、境界層を介して素子形成層に固着されており、境界層のみをエッチングによって除去することが可能であるから、半導体基板等を損傷することなくマスクを除去することができる。
上記においては、IGBT領域とダイオード領域との間に分離領域が設けられている半導体装置を例示して説明したが、分離領域が設けられていない半導体装置においても、上記に説明した製造方法を適用することが可能であることは明らかである。また、図1に示す半導体装置では、IGBT領域はトレンチゲート型であるが、プレーナゲート型であってもよい。また、上記においては、ダイオード領域およびIGBT領域に結晶欠陥密度のピークが形成される場合を例示して説明したが、荷電粒子の飛行距離よりもマスク層の厚さを大きくしてIGBT領域に照射した荷電粒子が素子形成層に到達しないようにし、IGBT領域には結晶欠陥が形成されないようにしてもよい。
また、上記においては、IGBT領域とダイオード領域が同一の半導体基板に形成されている半導体装置を例示的して説明したが、半導体基板の結晶欠陥密度が選択的に変更されている半導体装置の一例に過ぎず、本発明に係る製造方法を限定するものではない。本発明に係る製造方法を用いて製造する半導体装置は、結晶欠陥密度が選択的に変更されているものであればよい。
以上、本発明の実施例について詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。
本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10 半導体装置
12 半導体基板
20、320、520 ダイオード領域
22 アノード電極
26 アノード層
26a アノードコンタクト領域
26b 低濃度アノード層
28 ダイオードドリフト層
30 カソード層
39 キャリアライフタイム制御領域
39a 端部
40、340、540 IGBT領域
42 エミッタ電極
44 エミッタ領域
48 ボディ層
48a ボディコンタクト領域
48b 低濃度ボディ層
50 IGBTドリフト層
50a ドリフト層
50b バッファ層
52 コレクタ層
54 ゲート電極
56 ゲート絶縁膜
58 絶縁膜
59 キャリアライフタイム制御領域
59a 端部
60 共通電極
70 拡散領域
72 境界
80 分離領域
300、500 材料ウェハ
312、512 素子形成層
810、830 マスク層
812 酸化膜
814、834 開口部
816 エネルギー吸収材
820、840 境界層
322、342、360、522、542、560 電極
326、526 p層
328、528 n
330、530 n
350b、550b n層
352、552 p
339、359、539、559 領域

Claims (3)

  1. 半導体を材料とする素子形成層と、素子形成層の下面側に設けられ、開口部を有するマスク層と、素子形成層とマスク層の間に設けられ、素子形成層およびマスク層と異なる材料によって形成されている境界層とを有する材料ウェハを準備する材料ウェハ準備工程と、
    マスク層の下面側から材料ウェハに、荷電粒子の照射を行って、素子形成層に結晶欠陥を形成する結晶欠陥形成工程と、
    境界層と反応し、かつ、素子形成層と反応しないエッチング材を用いて、境界層をエッチングによって除去するマスク層除去工程と、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体装置は、ダイオード領域とIGBT領域が同一の半導体基板に形成されている半導体装置であって、
    材料ウェハ準備工程では、マスク層の開口部が、素子形成層のダイオード領域の下面に設けられている材料ウェハを準備し、
    結晶欠陥形成工程では、マスク層の下面側から材料ウェハに照射される荷電粒子を素子形成層のダイオード領域内で停止させて、ダイオード領域内の素子形成層に結晶欠陥密度のピークを形成することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 境界層は、シリコン酸化物(SiO)であり、
    エッチング材は、フッ酸もしくはフッ素系ガスであることを特徴とする請求項1または2に記載の半導体装置の製造方法。
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