JP2011127689A - 弾性ブッシュ - Google Patents

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Abstract

【課題】車両の前後方向の入力に対して、ゴムの疲労劣化を生じさせることなしに、車両の幅方向の入力に対しては、内周ゴムへの応力集中を有効に抑制して、それらの両方向の所望のバネ特性を長期間にわたって十分に発揮させることができる、耐久性にすぐれた弾性ブッシュを提供する。
【解決手段】外筒2と内筒3と、外筒2と内筒3との間で、該内筒3を挟んで互いに対向させて配置した一対の中間板4と、内筒3と一対の中間板4とを連結する内周ゴム5および、一対の中間板4と外筒2とを連結する外周ゴム6と、外筒2および内筒3の周方向で、該内周ゴム5および外周ゴム6の相互の間のそれぞれに形成した空所7と具えてなる弾性ブッシュにおいて、前記中間板4の幅中央域を外筒2および内筒3と同心の円弧状となるように湾曲させ、両中間板4の幅方向両側部を、前記同心円弧状とは逆向きに反らせて、該両側部をそれぞれの空所7側に迫出させる。
【選択図】図1

Description

この発明は、外筒と、該外筒の内側に同心配置した内筒と、外筒と内筒との間で、該内筒を挟んで互いに対向させて配置した一対の中間板と、内筒と一対の中間板とを連結する内周ゴムおよび、一対の中間板と外筒とを連結する外周ゴムと、外内筒の周方向で、該内周ゴムおよび外周ゴムの相互間に形成した空所と具えてなる弾性ブッシュの改良に関するものであり、とくには、弾性ブッシュの耐久性能を向上させる技術を提案するものである。
この種の弾性ブッシュは、たとえば、車両のサスペンションに組み込んで用いて好適なものであり、その場合には、車両の操縦安定性能および乗り心地性能を高めるために、弾性ブッシュのバネ定数を、車両の幅方向では大きくする一方で、車両の前後方向および上下方向では小さくすることが望ましい。
かかる要望下で、従来は、図4(a)に、中心軸に直交する平面内での断面図で例示するように、たとえば、金属その他の剛性材料からなる外筒52と、その外筒52の内部に、外筒52と同心に配置した、これもたとえば剛性材料からなる内筒53との間に一対の中間板54を配置するとともに、外筒52と一対の中間板54との間に外周ゴム55を、そして、一対の中間板54と内筒53との間に内周ゴム56をそれぞれ配設し、外筒52の周方向で、外周ゴム55と内周ゴム56との間の、直径方向に対抗するそれぞれの領域に空所57を形成してなる弾性ブッシュ51において、中間板54の形状を、外筒52および内筒53と同心の円弧形状としたものが広く用いられている。
このような弾性ブッシュ51によれば、図にY−Y線で示す車両の幅方向では、外周ゴム55と内周ゴム56との間に、一対の中間板54を配置したことによって、車両の幅方向のバネ定数を高めて、車両の旋回時の操縦安定性能を向上させることができ、一方、図にX−X線で示す車両の前後方向では、内筒53の両側に空所57を形成したことにより、主には、内筒53と中間板54との間の内周ゴム56の剪断変形をもって、車両の前後方向の振動を抑制することになるので、車両の前後方向のバネ定数が低くなって、乗り心地性能が向上する。
ところで、近年では、弾性ブッシュ自体の軽量化を図るために、中間板54の、空所57に臨む側面の半径方向内側に隣接する内周ゴム56と、空所57との境界面56aおよび、半径方向の外側に隣接する外周ゴム55と、空所57との境界面55aのそれぞれを、図4に示すように、内周ゴム56側および外周ゴム55側に窪ませた曲面とし、それらの曲面を円弧状に形成して、弾性ブッシュのゴム体積を減少させることが行われている。
しかるにこの場合は、弾性ブッシュ51に車両の前後方向(X−X方向)の入力が作用すると、同心円弧状の両中間板54が、図4(b)に示すように、略「ハ」の字状に変位することになって、入力方向の後方側で、内周ゴム56に、半径方向内側に向かう変形を生じることになるため、中間板54の半径方向外側に隣接する外周ゴム55と、空所57との境界面55aに生じる引張歪が大きくなり、これがため、弾性ブッシュ51の使用に伴って、その境界面55aおよびその近傍に位置するゴム部分に疲労劣化が生じ、所望のバネ定数が発揮されなくなるという問題があった。
上記の問題を解決するため、特許文献1には、「同心的に配置された内筒と外筒とが両者間に介設された弾性体により結合され、前記内筒を挟む1方向の両側位置には軸方向に貫通する空所が設けられ、前記1方向と直交する方向で内筒を挟む両側位置の弾性体内には径方向中間位置に相対向する一対の中間板が埋設されてなる弾性ブッシュであって、前記一対の中間板は、幅方向中央部において内筒軸心を中心とする円弧より小さい半径の円弧を持って相対向側に向かって屈曲し、曲げ角度が20°の断面くの字形をなし、前記中間板の板厚が一定に設定され、前記中間板の円弧状屈曲部から連続する両側部分が接線方向に延設されている弾性ブッシュ」が提案されており、この弾性ブッシュによれば、「X方向(車両前後方向)とY方向(車両幅方向)のバネ定数比を大きく設定できて、乗り心地および操縦安定性が良好で、しかも荷重負荷時の変形および引張歪が小さくて応力集中が生じ難くて、弾性体の分子構造及びバネ定数の劣化が少なく、車両旋回時等の操縦安定性をさらに高めることができ、竪置きタイプのブッシュとして好適に使用できる。」としている。
特許第3942037号公報
しかしながら、特許文献1に記載された弾性ブッシュでは、「一対の中間板は、幅方向中央部において内筒軸心を中心とする円弧より小さい半径の円弧を持って相対向側に向かって屈曲し、曲げ角度が20°の断面くの字形」をなすものとしていることにより、内筒と、一対の中間板との間に位置するゴム部分の、内筒の周方向での厚みが不均一となり、これがため、弾性ブッシュに、車両の幅方向の入力が作用した場合に、内筒と一対の中間板との間のゴム部分、とくに、中間板の各両側部の半径方向内側に隣接する薄肉のゴム部分に応力集中が生じることになって、そのゴム部分に疲労劣化が生じ易く、バネ定数の変化のおそれがあった。
そこで、この発明は、従来技術が抱えるこのような問題を解決することを課題とするものであり、それの目的とするところは、車両の前後方向の入力に対して、ゴムの疲労劣化を生じさせることなしに、車両の幅方向の入力に対しては、内周ゴムへの応力集中を有効に抑制して、それらの両方向の所望のバネ特性を長期間にわたって十分に発揮させることができる、耐久性にすぐれた弾性ブッシュを提供することにある。
この発明の弾性ブッシュは、外筒と、該外筒の内側に同心配置した内筒と、外筒と内筒との間で、該内筒を挟んで互いに対向させて配置した一対の中間板と、内筒と一対の中間板とを連結する内周ゴムおよび、一対の中間板と外筒とを連結する外周ゴムと、外筒および内筒の周方向で、該内周ゴムおよび外周ゴムの相互の間のそれぞれに形成した空所と具え、前記中間板の、空所に臨む側面の、半径方向の内側に隣接する内周ゴムと、空所との境界面および、半径方向の外側に隣接する外周ゴムと、空所との境界面のそれぞれを、該内周ゴム側および該外周ゴム側に窪ませた曲面とするとともに、それらの両曲面をともに、外筒の中心軸に直交する断面内で円弧状に形成してなるものであって、前記中間板の幅中央域を、前記中心軸と直交する断面内で、外筒および内筒と同心の円弧状となるように湾曲させ、両中間板の幅方向両側部を、前記同心円弧状とは逆向きに反らせて、該両側部のそれぞれをそれぞれの空所側に迫出させてなるものである。
ここで好ましくは、前記両中間板の幅方向の両側部をともに平坦形状とし、両中間板の、空所に臨む側面の、半径方向の内側に隣接する内周ゴムと、空所との前記境界面の円弧状曲線と、半径方向の外側に隣接する外周ゴムと、空所との前記境界面の円弧状曲線とを結ぶ共通接線を、各中間板の、幅方向両側部での厚み中心線に直交させる。
さらに好ましくは、中間板の一側部側の前記共通接線と、中間板の他側部側の前記共通接線とが平行になるように、内周ゴムおよび外周ゴムを配設する。
この発明の弾性ブッシュによれば、中間板の幅中央域を、外筒の中心軸と直交する断面内で、外筒および内筒と同心の円弧状となるように湾曲させ、両中間板の幅方向両側部を、同心円弧状とは逆向きに反らせて、該両側部のそれぞれをそれぞれの空所側に迫出させたことによって、中間板の幅方向両側部の半径方向内側に隣接する内周ゴムと空所との境界面の曲面の曲率半径と、半径方向外側に隣接する外周ゴムと空所との境界面の曲面の曲率半径とを等しいものとすることができるので、車両の前後方向の入力の作用時に、それらの境界面のいずれか一方への応力集中の発生を抑制でき、その結果として、外周ゴムおよび内周ゴムの疲労劣化を有効に防止することができる。
また、中間板の幅中央域を、外筒の中心軸と直交する断面内で、外筒および内筒と同心の円弧状となるように湾曲させたことによって、内筒と、一対の中間板との間に位置する内周ゴム部分の、内筒の周方向での厚みが均一なものとなるので、車両の幅方向の入力が作用した場合の、内周ゴムへの応力集中が抑制されることになる。
以上のことから、この発明の弾性ブッシュを長期間にわたって使用しても、耐久性能の低下の問題なしに、車両の前後方向および幅方向のいずれの方向に対しても、所期したとおりのバネ特性を発揮させることができる。
ここで、両中間板の幅方向の両側部をともに平坦形状とし、両中間板の、空所に臨む側面の、半径方向の内側に隣接する内周ゴムと、空所との境界面の円弧状曲線と、半径方向の外側に隣接する外周ゴムと、空所との境界面の円弧状曲線とを結ぶ共通接線を、各中間板の、幅方向両側部での厚み中心線に直交させたときは、中間板の、空所に臨む側面の半径方向内側に隣接する内周ゴムと空所との境界面の曲面の曲率半径と、半径方向外側に隣接する外周ゴムと空所との境界面の曲面の曲率半径とを等しいものとして、これらの曲面を形成することが容易となるので、車両の前後方向の入力の作用時に、中間板の、空所に臨む側面の半径方向内外に隣接するそれらの境界面に生じる応力集中を抑制する効果が高まる。
またここで、中間板の一側部側の前記共通接線と、中間板の他側部側の前記共通接線とが平行になるように、内周ゴムおよび外周ゴムを配設したときは、車両の前後方向および幅方向のいずれに作用する入力に対しても、中間板の、空所に臨む側面の半径方向内側に隣接する内周ゴムの変形態様と、半径方向外側に隣接する外周ゴムの変形態様とが均一化されることになるので、内周ゴムおよび外周ゴムに応力集中を生じさせることなく、車両の前後方向および幅方向の所望のバネ特性を長期間にわたって十分に発揮させることができる。
この発明の弾性ブッシュの、中心軸に直交する平面内での断面図である。 図1の弾性ブッシュを、要部について示す部分拡大断面図である。 図1の弾性ブッシュを、要部について示す同様の部分拡大断面図である。 従来の弾性ブッシュの、中心軸に直交する平面内での断面図である。
以下に図面を参照しながら、この発明の弾性ブッシュの実施の形態について説明する。
図1に、中心軸と直交する平面内での断面図で示す弾性ブッシュ1は、たとえば金属などの剛性材料からなる円筒状の外筒2と、この外筒2の内部に、外筒1と同心に配置されて、これもまた剛性材料からなる円筒状の内筒3と、外筒2と内筒3との間で、内筒3の中心軸を中心に互いに対向させて配置した一対の中間板4と、内筒3の外周面および、一対の中間板4の半径方向内側の側面のそれぞれに固着されて、これらの部材を連結する内周ゴム5と、外筒2の内周面および、一対の中間板4の半径方向外側の側面のそれぞれに固着されて、これらの部材を連結する外周ゴム6とを具える。
そして、外筒2および内筒3の周方向で、内周ゴム5および外周ゴム6の相互間のそれぞれに、外筒2の軸線方向に貫通する空所7を形成し、また、図に示すところでは、X−X線で示す車両の前後方向からの入力に対する内筒3の余剰の変位を規制するため、外周ゴム6から半径方向の内側に向けて、略台形断面を有する一対のストッパ6aを、空所7側へ突出させて設ける。
なおここでは、これらのストッパ6aと内筒3との、内周ゴム5を介した当接時の衝撃を緩和するため、ストッパ6aの半径方向内側の表面を、図示の断面内で、内筒3と同心の円弧状の曲面としている。
そしてまた、弾性ブッシュ1自体の軽量化を目的として、中間板4の、空所7に臨む側面の半径方向の内側に隣接する内周ゴム5と、空所7との境界面5bを、内周ゴム5側に窪ませた曲面とするとともに、中間板4の、空所7に臨む側面の半径方向の外側に隣接する外周ゴム6と、空所7との境界面6bを、外周ゴム6側に窪ませた曲面とし、これらの両曲面をともに、図に示す断面内で円弧状に形成する。
ここにおいて、外筒2と内筒3との間の一対の中間板4はいずれも、それの幅中央域を、図示の断面内で外筒2および内筒3と同心の円弧状となるように湾曲させるとともに、それの幅方向両側部を、前記同心円弧状部分とは逆向きに反らせて、両側部のそれぞれを、それぞれの空所7側に迫出させる。
このように、剛性材料からなる一対の中間板4を配置し、また、空所7を形成したことによって、車両の幅方向(Y−Y線方向)の入力に対してはバネ定数が大きくなる一方で、車両の前後方向(X−X線方向)の入力に対しては、内筒3の、ストッパ6aに当接するまでの範囲内でバネ定数が小さくなって、車両の旋回時の操縦安定性能および乗り心地性能をともに向上させることができる。
また、中間板4を上述したような形状としたことから、中間板4と内筒3との間に位置する内周ゴム部分の、内筒3の周方向の厚みが均一となるので、車両の幅方向(Y−Y線方向)の入力の作用時に、その内周ゴム部分に応力集中が生じ難くなり、また、内周ゴム5と空所7との境界面5bの曲面の曲率半径と、外周ゴム6と空所7との境界面6bの曲面の曲率半径とを簡単に等しくすることができるため、車両の前後方向(X−X線方向)の入力の作用時に、それらの境界面5b、6bへの応力集中を抑制できるので、弾性ブッシュ1の耐久性能が高まることになる。
なおここで、図2に片側の中間板4を拡大断面図で示すように、一の中間板4の、外筒2および内筒3と同心の円弧状とは逆向きに反らせた位置4aの相互を結んだ直線(図に仮想線で示す)の長さL、すなわち、中間板4の、同心円弧状に湾曲させた幅中央域4bの弦の長さLは、内周ゴム5と空所7との境界面5bの曲面の曲率半径と、外周ゴム6と空所7との境界面6bの曲面の曲率半径とを等しいものに形成することができる範囲の長さとすることが好ましい。
ここで、内周ゴム5と空所7との境界面5bの曲面の曲率半径と、外周ゴム6と空所7との境界面6bの曲面の曲率半径とが相互に等しくなるように境界面5b、6bを形成するためには、図3に拡大断面図で示すように、両中間板4の幅方向の両側部4cをともに平坦形状とするとともに、両中間板4の、空所7に臨む側面の、半径方向の内側に隣接する内周ゴム5と、空所7との境界面5bの円弧状曲線と、半径方向の外側に隣接する外周ゴム6と、空所7との境界面6bの円弧状曲線とを結ぶ共通接線TLを、各中間板4の、幅方向両側部4cでの厚み中心線CLに直交させることが好ましい。
この場合において、中間板4の一側部側の共通接線TL1と、中間板4の他側部側の共通接線TL2とが平行となるように、内周ゴム5および外周ゴム6を配設することが好ましい。
1 弾性ブッシュ
2 外筒
3 内筒
4 中間板
4a 中間板の、逆向きに反らせた位置
4b 中間板の幅中央域
4c 中間板の側部
5 内周ゴム
5b 内周ゴムと空所との境界面
6 外周ゴム
6a ストッパ
6b 外周ゴムと空所との境界面
7 空所
X−X 車両の前後方向
Y−Y 車両の幅方向
CL 中間板側部の厚み中心線
TL1、TL2 共通接線
L 逆向きに反らせた位置の相互を結んだ直線の長さ

Claims (3)

  1. 外筒と、該外筒の内側に同心配置した内筒と、外筒と内筒との間で、該内筒を挟んで互いに対向させて配置した一対の中間板と、内筒と一対の中間板とを連結する内周ゴムおよび、一対の中間板と外筒とを連結する外周ゴムと、外筒および内筒の周方向で、該内周ゴムおよび外周ゴムの相互の間のそれぞれに形成した空所と具え、
    前記中間板の、空所に臨む側面の半径方向の内側に隣接する内周ゴムと、空所との境界面および、半径方向の外側に隣接する外周ゴムと、空所との境界面のそれぞれを、該内周ゴム側および該外周ゴム側に窪ませた曲面とするとともに、該両曲面をともに、外筒の中心軸に直交する断面内で円弧状に形成してなる弾性ブッシュにおいて、
    前記中間板の幅中央域を、前記中心軸と直交する断面内で、外筒および内筒と同心の円弧状となるように湾曲させ、両中間板の幅方向両側部を、前記同心円弧状とは逆向きに反らせて、該両側部のそれぞれをそれぞれの空所側に迫出させてなる弾性ブッシュ。
  2. 前記両中間板の幅方向の両側部をともに平坦形状とし、
    両中間板の、空所に臨む側面の、半径方向の内側に隣接する内周ゴムと、空所との前記境界面の円弧状曲線と、半径方向の外側に隣接する外周ゴムと、空所との前記境界面の円弧状曲線とを結ぶ共通接線を、各中間板の、幅方向両側部での厚み中心線に直交させてなる請求項1に記載の弾性ブッシュ。
  3. 中間板の一側部側の前記共通接線と、中間板の他側部側の前記共通接線とが平行になるように、内周ゴムおよび外周ゴムを配設してなる請求項2に記載の弾性ブッシュ。
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