JP2011126578A - 梱包材 - Google Patents

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Abstract

【課題】多様なサイズの物品に対応可能であり且つ汎用的に利用できる梱包材を提供する。
【解決手段】パレット300或いは床面に載置された物品Wを搬送或いは保管する際に用いられる梱包材1に、物品Wの外周囲に配置され、パレット300或いは床面に立設されるL字板状になされた複数の支持部材10と、支持部材10の測面に設けられた挟持手段20とを設ける。そして、挟持手段20は、隣接する支持部材10の間に架け渡された面板材80の端部を挟持し、物品Wの外周囲を面板材80で覆って保護する。
【選択図】図1

Description

本発明は、梱包材に関し、例えば、物品を搬送・保管をする際に、その物品の汚れや外的ダメージを防止するために用いられる梱包材に関する。
従来から、物品を搬送或いは保管をする際、その物品の汚れを防止すると共に、多段積みを可能にするため、物品の外周側面をダンボールで形成されたスリーブ(側壁)により覆い、さらに、その物品の上面を蓋体で覆うことが行われている。
具体的には、図17に示すように、床面GL(或いは搬送用のパレット)の上に載置された物品Wの外周側面に、ダンボール等で形成された前後左右の4面を形成するスリーブ151を外嵌し、さらに、スリーブ151の上端に、ダンボール等で形成された蓋体153を載置して物品の上面を覆うことが行われている。
なお、図示するタイプのスリーブ151は、例えば、特許文献1に開示されている。
また、特許文献2には、リサイクルが可能で多様な製品に対応することのできる梱包装置の構成が提案されている。
具体的には、図18に示すように、梱包装置は、物品(製品)Wを載置する載置台であるパレット200と、パレット200の四隅に嵌合されて立設される4本の支柱203と、各支柱203の上部に装着される天板(上蓋)204と、各支柱203間に挟まれた面板207とを有している。
また、上記のパレット200は、フォークリフトのフォークを挿入するためのフォーク挿入孔200aが設けられていると共に、パレット外周部の四隅に、支柱203を装着するための嵌合部(嵌合穴)200cが設けられている。
また、支柱203は、略L字状断面の第1部材(上支柱)203aと、略L字状断面の第2部材(下支柱)203bとを有し、上支柱203aと下支柱203bとを重ね合わせて長さ調節ができるように構成されている。
また、上支柱203a及び下支柱203bの断面方向両側端部には、搭載する物品Wの側面を保護するための面板207を挿入して保持するための面板保持部(図示せず)がそれぞれ形成されている。
そして、パレット200の外周部の四隅に形成された嵌合穴200cに、4本の支柱203を挿入して立設させ、各支柱203間に面板207を挿入して保持させることにより、パレット200上に搭載した製品の側面、前面及び後面を面板207で保護するようになっている。
実開平7―21534号公報 特開2007−84151号公報
しかしながら、上述した従来技術(図17の梱包材及び図18の梱包装置)は、いずれも、搬送・保管の対象となる物品が、前記梱包材(或いは前記梱包装置)よりも大きい場合にサイズ調整ができず利用できないという技術的課題を有している。
具体的には、図17に示した梱包材は、搬送・保管の対象となる物品Wが、スリーブ151よりも大きい場合に利用できなかった。また、図18に示した梱包装置は、専用のパレット200よりも大きいサイズの物品Wに利用できなかった。
また、上述した従来技術(図17の梱包材及び図18の梱包装置)は、搬送・保管対象となる物品Wが前記梱包材(或いは梱包装置)より小さい場合、その内部に利用されない空間が発生するため輸送費用の無駄を発生させていた。
なお、搬送・保管対象となる物品Wが前記梱包材(或いは梱包装置)より小さい場合、一般的に、内部に緩衝材を詰めて物品Wを固定することが行われているが、梱包及び開梱作業の工数を増加させると共に、当該緩衝材自体の費用も加算されるため、コスト高の要因になっていた。
また、近年では、地球環境に考慮して、梱包材についてもリユースすることが期待されているが、上記の梱包材(スリーブ151や蓋体153)及び梱包装置は、想定外のサイズの物品Wに対応ができないため、効率的にリユースすることができなかった。
なお、搬送・保管の対象となる物品Wのサイズ毎に、当該物品Wに対応する大きさ寸法の梱包材(スリーブ151及び蓋体153)や梱包装置を準備することで、上記の課題に対応することができるが、この方法は、在庫管理に手間がかかりコストアップを招くという別の技術的課題を発生させる。特に、上記梱包装置は、部品点数(専用のパレット200と、4本の支柱203と、専用の天板(上蓋)204、面板207)が多く、且つ各部品が独立しているため、在庫管理が面倒であった。
さらに、上述した図18に示した梱包装置は、専用のパレット200の上に搭載された物品の保護はできるが、例えば、倉庫の床面に置かれている物品や、一般的な搬送用のパレットに搭載された物品の保護に利用することができず、汎用性が無かった。
本発明は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、多様なサイズの物品に対応可能であり且つ汎用的に利用できる梱包材を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明は、パレット或いは床面に載置された物品を搬送或いは保管する際に用いられる梱包材であって、前記物品の外周囲に配置され、前記パレット或いは床面に立設されるL字板状になされた複数の支持部材と、前記支持部材の測面に設けられた挟持手段とを備え、前記挟持手段は、隣接する支持部材の間に架け渡された面板材の端部を挟持し、前記物品の外周囲を当該面板材で覆って保護するようになされていることを特徴としている。
上記の構成によれば、隣接する支持部材の間に、適切な面板材を架け渡し、挟持手段により面板材の端部を挟持することで、物品のサイズに適応するスリーブを形成することができる。
また、本発明の梱包材を構成する支持部材は、パレット或いは床面に立設されるようになされているため、パレットの上に載置された物品の保護に利用できると共に、倉庫等の床面に直接載置された物品の保護にも利用することができる。
このように、本発明の梱包材は、多様なサイズの物品に対応できると共に、汎用的に利用できるため、効率的にリユースすることもできる。
また、前記挟持手段は、前記支持部材の外側面に設けられたレバーを備えたクリップ金具により構成されていることが望ましい。
このように、支持部材の外側面に挟持手段を設けることにより、隣接する支持部材の間に架け渡された面板材の端部を挟持する際の作業が行いやすく(作業性が良く)、梱包及び開梱作業の作業効率を向上させることができる。
また、挟持手段が、レバーを備えたクリップ金具により形成されているため、梱包部材への穴あけ等の加工が必要なく且つワンタッチのレバー操作により面板材の端部を挟持させることができる。
また、前記クリップ金具は、挟持可能な厚みの範囲が広いため、その範囲内の厚さの面板材であれば挟持することができる。すなわち、本発明の梱包材は、厚みが異なる種々の面板材を使用できるため、例えば、物流現場で発生する面板状の廃材等を梱包材料として効率的に利用することができる。
なお、物品のサイズに対応させるために、面板材の加工が必要なときにも、例えば、ダンボール製の廃材を面板材として利用すれば、簡単な加工作業(カッター等でダンボールを切断する加工作業)により、物品のサイズに対応させた面板材を作成することができる。
また、前記支持部材は、前記パレット或いは床面に立設される第1アングル部材と、前記第1アングル部材の内周側面に摺動可能に係止される第2アングル部材とを有し、前記第2アングル部材の係止位置により、その高さ寸法を調節できるようになされていることが望ましい。
このように構成することにより、搬送・保管対象となる物品の高さ寸法に対応させたスリーブを提供することができる。
また、前記L字板状になされた支持部材の一方面の上端部に、その一端部が回動自在に支持された第1アームと、該支持部材の他方面の上端部に、その一端部が回動自在に支持された第2アームと、前記第1アームの他端部に回動自在に支持された第3アームとを有する上面補強部を備え、前記第1アームは、前記上端部を支点に回動させることにより、その長手方向を前記一方面に直交する第1方向に配置できるようになされ、前記第2アームは、前記上端部を支点に回動させることにより、その長手方向を前記他方面に直交する第2方向に配置できるようになされ、前記上面補強部は、前記第1アームが第1方向に配置され、前記第2アームが第2方向に配置されている際に、前記第3アームを回動させて、その先端部を第2アームに係止することにより、前記支持部材の上端部で三角形状を形成できるようになされていることが望ましい。
このように構成することにより、梱包材の上面側の強度を高めることができる。
そのため、本発明の梱包材を利用すれば、当該梱包材により梱包した物品の上面に、他の物品(例えば、パレットに搭載された物品等)を搭載する多段積みが可能になり、収納空間の有効活用を図ることができる。
また、本発明の梱包材によれば、上述した従来技術のように、梱包材の大きさに対応させた蓋体を準備しておく必要がないため、梱包材の部品点数を減少させることができる。
また、前記支持部材の下端部には、前記パレットに対して、当該支持部材を固定する固定手段が装着されていることが望ましい。
このように構成することにより、本発明の梱包材を、一般的な二方差しパレットや四方差しパレット上に載置された物品の梱包に利用する際、パレット上の物品をしっかりと固定できるため、物品のズレや荷崩れを防止することができる。
また、上記課題を解決するためになされた本発明は、パレット或いは床面に載置された物品を搬送或いは保管する際に用いられる梱包材であって、L字板状になされたベース部と、前記ベース部の一方面側に設けられ且つL型アングルの上端或いは下端に着脱自在に係止可能なクリップ部材と、前記ベース部の他方面側に設けられ且つ面板材の端部を挟持可能になされた挟持手段とを備えたことを特徴としている。
ここで、前記クリップ部材は、例えば、ベース部の一方面の端部から屈曲して延びる板状に形成され、板状の一方面が、ベース部の一方面側と相対向するようになされていると共に、バネ性を有しており、当該板状の一方面と、ベース部の一方面との間に挿入されたL型アングルの側面を、ベース部に向けて付勢できるようになされている。この構成により、クリップ部材は、市販のL型アングルの厚みに対して汎用的に対応できる。また、前記クリップ部材の構成により多様な幅のL型アングルに対応可能である。
上記の構成によれば、L型アングルの上下両端部に梱包材を取り付けることができるため、例えば、上下両端部に梱包材を取り付けたL型アングルを複数本準備し、物品の外周囲に、そのL型アングルを配置して、隣接するL型アングルの間に面板材を架け渡し、挟持手段で面板材の端部を挟持することにより、物品の外周囲を面板材で覆って保護するスリーブを形成することができる。
また、前記ベース部には、ねじれ防止機構が設けられ、前記ねじれ防止機構は、前記ベース部に、その一端部が回転自在に支持されているガイドアームと、前記ガイドアームに出し入れ自在に支持されているスライドアームと、前記スライドアームの先端部に取り付けられ且つ前記L型アングルの長手方向側の測端を保持可能になされた保持部とを有し、前記梱包材が、前記クリップ部材により前記L型アングルの上端或いは下端に取り付けられた場合に、前記ガイドアームから前記スライドアームを引出し、前記保持部で該L型アングルの長手方向の側端を保持することにより、前記L型アングルの側面部に沿って、前記ガイドアーム及び前記スライドアームを斜めに架け渡たすことができるようになされていることが望ましい。
また、前記挟持手段は、レバーを備えたクリップ金具により構成されていることが望ましい。
このように、本発明によれば、上記のねじれ防止機構により、L型アングルの側面部にガイドアーム及びスライドアームを斜めに架け渡たすことができるため、L型アングルのねじれの発生を防止することができる。
本発明によれば、多様なサイズの物品に対応可能であり且つ汎用的に利用できる梱包材を提供することができる。
本発明の第1実施形態の梱包材の全体構成を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の梱包材の上端側の外側面を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の梱包材の上端側の内側面を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態の梱包材の側面を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の梱包材の上面補強部の構成を説明するための斜視図である。 本発明の第1実施形態の梱包材の上面補強部の構成を説明するための斜視図である。 本発明の第1実施形態の梱包材の固定金具の斜視図である。 本発明の第1実施形態の梱包材を用いた物品の梱包手順を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の梱包材による面板材の挟持手順を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の梱包材により梱包した物品の上面側に、他の物品を搭載する多段積みの例を示した模式図である。 本発明の第1実施形態の梱包材により梱包した物品の上面側に、他の物品を搭載する多段積みの例を示した模式図である。 本発明の第2実施形態の梱包材の模式図である。 本発明の第2実施形態の梱包材にL型アングルを装着するための手順を示した模式図である。 本発明の第3実施形態の梱包材の模式図である。 本発明の第3実施形態のねじれ防止機構の使用例を説明するための模式図である。 本発明の実施形態の挟持手段の変形例を示した模式図である。 従来技術の梱包材を示した模式図である。 従来技術の梱包装置の構成を示した模式図である。
以下、本発明の実施形態の梱包材について図面に基づいて説明する。
先ず、本発明の第1実施形態の梱包材の概略構成について図1を用いて説明する。
図1は、本発明の第1実施形態の梱包材の全体構成を示した模式図であり、当該梱包材を利用して、パレットの上に載置された物品を梱包した状態を示したものである。
なお、図中では、梱包材1が、パレット300の上に載置された物品Wの外周側面を覆うスリーブとして利用されている場合の例を示しているが、あくまでもこれは一例である。第1実施形態の梱包材1は、床面の上に直接載置された物品Wに対しても同様に利用することができる。また、以下の説明では、梱包する対象の物品Wが直方体である場合を例にするが特にこれに限定されるものではない。
また、図示するパレット300は、一般的な二方差しのパレットであるが、第1実施形態の梱包材1は、どのような搬送用のパレット(例えば、4方差しのパレット)にも対応することができる。
図1に示すように、第1実施形態の梱包材1は、搬送用のパレット300上の物品Wの外周囲(外周部の4角)に配置され、且つパレット300に立設されるL字板状になされた4本の支持部材10を備えている。
この支持部材10は、略矩形長板状の第1面と、当該第1面から略直角に折れ曲がった略矩形長板状の第2面とを備えたL字板状になされている。また、L字板状になされた支持部材10の外側面(第1面及び第2面の外周面)に、その長手方向に沿って、面板材80を挟んで保持できる挟持手段20が設けられている。
そして、前記挟持手段20が、パレット300の上に載置された隣接する支持部材10の間に架け渡された面板材80の端部を挟持することにより、物品Wの外周囲を面板材80で覆って保護するスリーブが形成される。
なお、第1実施形態では、梱包する対象の物品Wが直方体に形成されているため、支持部材10の数を4本としているが、物品Wの形状に合わせて、その数は適宜設定される。
このように、第1実施形態によれば、物品Wのサイズに対応する面板材80を準備し、隣接する支持部材10の間に、その面板材80を架け渡し、挟持手段20で面板材80の端部を挟持することで、物品Wのサイズに適応するスリーブを形成することができる。
そのため、第1実施形態の梱包材1は、多様なサイズの物品Wに対応して利用することができる。
なお、面板材80は、挟持手段20で挟持できるものであればよく、その具体的な構成について特に限定されるものではない。そのため、例えば、面板材80に、物流現場で発生する面板状の廃材等を利用することができ、資源の有効活用を図ることができる。
また、上述した支持部材10は、パレット300(或いは床面)に立設されるL字板状の第1アングル(L型のアングル部材)11と、第1アングル11の内側面に摺動可能に係止されるL字板状の第2アングル12(L型のアングル部材)とを有し、第2アングル12の係止位置により、その高さ寸法を調節できるようになっている。
このように支持部材10を構成することにより、搬送・保管対象となる物品Wの高さ寸法に対応させたスリーブを形成することができる。
また、支持部材10を構成する第2アングル12は、その上端部に、三角形状に形成可能な上面補強部30が設けられている。
この構成により、例えば、上面補強部30の上に、余っている面板状の廃材を載置することにより、梱包材1により梱包された物品Wの上面を保護することができる。また、この上面補強部30の構成により、当該梱包材1により梱包された物品Wの上面側に、他の物品(例えば、パレットに搭載された物品等)を搭載する多段積みが可能になる。
また、支持部材10の下端部には、パレット300に対して、当該支持部材10を固定するための固定金具(固定手段)50が設けられている。
上記の固定金具50により、パレット300上の物品Wをしっかりと固定できるため、物品Wのズレや荷崩れを防止することができる。
以下、第1実施形態の梱包材1を各構成について、詳細に説明していく。
先ず、第1実施形態の梱包材1の支持部材10の構成について、上述した図1と、図2乃至図4とを用いて説明する。
なお、図2は、本発明の第1実施形態の梱包材の上端側の外側面を示した斜視図である。また、図3は、本発明の第1実施形態の梱包材の上端側の内側面を示した斜視図である。
また、図4は、本発明の第1実施形態の梱包材の側面を示した模式図である。
具体的には、支持部材10は、第1アングル(L型のアングル部材)11と、第2アングル(L型のアングル部材)12とを備えている。
なお、第1アングル11及び第2アングル12は、どのような材料で形成されていてもよいが、例えば、鉄、アルミ、ステンレス等の金属、合成樹脂、ダンボール等により形成される。
また、図2に示すように、第1アングル11は、その外側面(両方の外側面)の上端部に、その基端が回転自在に支持された舌片状の係止片11aが設けられている。
また、図3に示すように、第1アングル11は、その内側面の自由端において、L字状に折れ曲がったガイドレール11bが長手方向に沿って形成されている。
また、第2アングル12は、L字板状の本体部12aと、当該本体部12aの内側面に取り付けられ且つ本体部12aから下方に向けて延設されるL字板状の固定部12bとを備えている。また、固定部12bは、その両側面に、長手方向に沿って、複数の係止穴12b1が形成されている。
また、第2アングル12は、第1アングル11の内側面に形成されたガイドレール11bに、固定部12bが摺動自在に挿入され、固定部12bに形成された係止穴12b1に、第1アングル11の係止片11aを挿入することにより、第1アングル11に固定できるようになっている。
そして、上記構成により、図4に示すように、支持部材10の長手方向(Z方向)に沿って、第2アングル12を移動させ、支持部材10が所望する高さ寸法になるように、第1アングル11の上端部に、最適な係止孔12b1を配置し、当該係止穴12b1に係止片11aを挿入することにより、支持部材10の高さ寸法の調節ができるようになっている。
次に、第1実施形態の梱包材1の挟持手段20の構成について、上述した図1、図2及び図4を用いて説明する。
図1に示すように、支持部材10を構成する第1アングル11の各外側面には、それぞれ、2個の挟持手段20が設けられ、第2アングル12の各外側面には、1個の挟持手段20が設けられている。
なお、第1アングル11の上端側の挟持手段20は、長手方向の長さ寸法が、第1アングル11の下端側の挟持手段20(及び第2アングル側の挟持手段20)よりも長くなされているが、説明の便宜上、同じ符号を付している。
また、本実施形態の支持部材10に設けられた挟持手段20の「個数」及び「長手方向の長さ寸法」はあくまでも例示であり、適宜設計されるものとする。
また、挟持手段20は、板状になされた面板材80の端部を挟み保持することができれば、どのような構成でもよいが、第1実施形態では、挟持手段20に、レバーを備えたクリップ金具(所謂「Z式金具」)が用いられている。
具体的には、図2に示すように、挟持手段20を構成するクリップ金具の基本構成は、周知なものであって、垂直な側壁と水平な底板とにより構成されるL型形状のベース部21と、ベース部21と共に面板材80を挟持する押さえ板22と、ユーザからの操作を受け付けるレバー23と、押さえ板22を付勢するコイルバネ24と、ベース部21と押さえ板22とを接続するアーム25と、レバー23を回動自在に支持するピン部材(図示せず)とを備えている。
また、ベース部21の底板には、当該底板を切出して該底板に対してそれぞれ垂直方向に折り曲げられた複数のタブ21aが立設している。
また、前記ピン部材は、前記側壁に固定されると共に、当該側壁に相対向するタブ(図示せず)に形成された孔を介して当該タブに固定されている。また、アーム部25は、底板に形成されたタブ21aの孔に挿通され、さらに、その一端が前記側壁に固定されると共に、その他端が押さえ板22に接続されている。
また、コイルバネ24は、上記ピン部材に外嵌され、その一端がレバー23の底面部に取り付けられ、その他端が押さえ板22に接続されている。また、レバー23は、その先端部が、ベース部21の側壁に着脱自在に係止できるようになっている。
上記のように構成された挟持手段(クリップ金具)20は、ベース部21と押さえ板22との間に、面板材80を挟み込み、レバー23をコイルばね24の力に抗して回動させてベース部21に係止することで、面板材80を挟み込み保持することができる。
また、挟持手段20を構成するクリップ金具は、挟持可能な厚みの範囲が広いため、その範囲内の厚さの面板材80であれば挟持することができる。
そのため、本実施形態の梱包材1を用いることにより、物流現場において発生する面板状の廃材を面板材80として利用することがき、資源の有効活用を図ることができる。
なお、第1実施形態の挟持手段20であるクリップ金具は、「ベース部21の底板」及び「押さえ板22」の横幅方向(図4に示すX方向)の長さ寸法が、周知なものと比べて、大きくなされている。
このように、面板材80を挟む部位を広く形成することで、面板材80をしっかりと挟持することができると共に、面板材80の横幅方向の寸法誤差を吸収することが可能になる。
次に、第1実施形態を構成する梱包材1の上面補強部30の構成について、上述した図1乃至図3と、図5及び図6とを用いて説明する。
なお、図5及び図6は、本発明の第1実施形態の梱包材の上面補強部30の構成を説明するための斜視図である。
図2に示すように、上面補強部30は、支持部材10の上端部に取り付けられたヒンジ(蝶番)31a、31bと、ヒンジ31aに回動自在に支持された第1アーム30aと、ヒンジ31bに回動自在に支持された第2アーム30bと、第1アーム30aの先端部に回動自在に支持された第3アーム30cとを備えている。
具体的には、第1アーム30aは、長板状に形成され、支持部材10を構成する第2アングル12の上端部(L字状になされた2面のうちの一方面の上端部)に取り付けられたヒンジ31aに、その一端部が回動自在に支持されている。
そして、第1アーム30aは、ヒンジ31aを支点にして回動させることにより、支持部材10の上端において、その長手方向を前記一方面の面方向(一方面と直交する方向(第1方向))に向けて配置できるようになされている(図5、図6参照)。
また、第2アーム30bは、長板状に形成され、支持部材10を構成する第2アングル12の上端部(L字状になされた2面のうちの他方面の上端部)に取り付けられたヒンジ31bに、その一端部が回動自在に支持されていると共に、その他端部(先端部)に突起部30b1(図6参照)が形成されている。
そして、第2アーム30bは、ヒンジ31bを支点にして回動させることにより、その長手方向を前記他方面の面方向(他方面と直交する方向(第2方向))に向けて配置できるようになされている(図5、図6参照)。
また、図6に示すように、第3アーム30cは、長板状に形成され、一端側に長孔状のガイド孔30c1が形成され、他端部に切欠部30c2が形成されている。
また、第3アーム30cは、ガイド孔30c1に摺動自在に挿通され且つ第1アームの先端部に固定されているピン部材30a1により、第1アーム30aに回転自在に支持されている。
また、第1アーム30aの長手方向に対して、第3アーム30cを移動させることにより(ガイド孔30c1に沿ってピン部材30a1の位置を移動させることにより)、第3アーム30cを第1アーム30aの上に重ねて配置させたり、第1アーム30aの先端側から引き出して配置させたりできるようになっている。
そして、図6に示すように、支持部材10の上端側に、第1アーム30aが前記第1方向に配置され、第2アーム30bが前記第2方向に配置されている際に、第1アーム30aの先端に支持された第3アーム30cを回動させ、第3アーム30cの先端部に形成された切欠部30c2を、第2アーム30bの先端部に形成された突起部30b1に係止させることにより、支持部材10の上端部に、三角形状の上面補強部30を形成することができる。
この上面補強部30により、後述するように、当該梱包材1により梱包された物品Wの上面側に、他の物品を搭載する多段積みが可能になる。
また、図5に示すように、上面補強部30を構成する第1アーム30aの裏面側には、保持金具33が取り付けられている。この保持金具33は、支持部材10の上端側に第1アーム30aが配置された際に、挟持手段20に挟持されている面板材80の上端部を保持できるようになされ、これにより、面板材80に第1アーム30aを固定できるようになっている。
なお、保持金具33は、挟持手段20に挟持されている面板材80の上端部を保持できるものであれば良く、その具体的な構成について限定されるものではない。
例えば、保持金具33は、図5に示すように、底面部33a1及び当該底面部33a1の両端から折れ曲がって延びる1対の側壁部33a2を備えた断面視コの字状のベース部33aと、一方の側壁部33a2に形成されたネジ穴に挿通されたボルト部33bとを有する構成に形成されていてもよい。
この場合、ベース部33aの底面部33a1が、第1アーム30aの裏面に取り付けられる。そして、ボルト部33bを回転させることにより、ボルト部33bの先端部と、他方の側壁部33a2とにより、面板材80の上端部を挟んで保持できるようになっている。
なお、上面補強部30を構成する第2アーム30bの裏面側にも、上述した保持金具33と同様の構成の保持金具34が取り付けられ、挟持手段20に挟持されている面板材80の上端部を保持できるようになされている(これにより、面板材80に第2アーム30bを固定できるようになっている)。
このように上面補強部30を構成することにより、支持部材10の挟持手段20に挟持された面板材80の上端に、第1アーム30a及び第2アーム30bを載置して固定することができる。その結果、物品Wを梱包した梱包材1の上面補強部30に他の物品を載置した場合に(図10、図11参照)、他の物品からの荷重を支持部材10だけではなく、上面補強部30を介して面板材80でも受けることができる。
すなわち、上面補強部30の構成により、物品Wを梱包した梱包材1に他の物品を多段積みする際、他の物品からの荷重を分散して支持できるため、安定した多段積みが可能になる。
次に、第1実施形態を構成する梱包材1の固定金具50の構成について、上述した図1と、図7とを用いて説明する。
なお、図7は、本発明の第1実施形態の梱包材1の固定金具の斜視図である。
図1及び図7に示すように、梱包材1を構成する支持部材10は、その下端部に、パレット300に対して、当該支持部材10を固定するための固定金具50が設けられている。
具体的には、図7に示すように、固定金具50は、支持部材10の下端部の側面に取り付けられたヒンジ51と、ヒンジ51に回転自在に支持された支持板52と、支持板52に接続され且つ長手方向に沿って長孔状の貫通孔53aが形成された押さえ板53と、押さえ板53の一端部に形成されたフック部54と、押さえ板53の他端部に取り付けられた挟持部55とを備えている。この挟持部55が、パレット300の天井部材300aを挟持できるようになっている。
具体的には、ヒンジ51は、軸51aを中心に回動する羽根板51b、51cを有し、支持部材10(第1アングル11)の下端側の側面に、羽根板51bが固定されている。なお、羽根板51cには、スライド孔51c1が形成されている。
また、支持板52は、矩形状になされており、その長手方向に沿って長孔状の貫通孔52aが形成されている。
そして、支持板52は、一端側が羽根板51cの上に載置され、且つ前記貫通孔52a及びスライド孔51c1に摺動自在に挿通されたボルト52bにより支持される。
この構成により、支持板52は、ボルト52bを締めることにより、ヒンジ51の羽根板51cに固定される。また、支持板52は、ボルト52bを緩めることにより、羽根板51cのスライド孔51c1に沿って(図7に示すX方向に沿って)、移動させることができる。
また、支持板52は、他端側が押さえ板53の上に載置され、且つ前記貫通孔52a及び貫通孔53aに挿通されたボルト52cにより、押さえ板53を摺動自在に支持している。
また、フック部54は、押さえ板53の先端部から略直角方向に折れ曲がって延設され、パレット300の天井部材300aの側面部に係止できるようになっている。
また、挟持部55は、押さえ板53の一端部に取り付けられたベース部55aと、ベース部55aに挿通されたボルト55cと、ボルト55cに螺合され支持されている断面視L字状の挟持金具55bとを備え、挟持金具55bが、ボルト55cを回転にしたがい、ボルト55cの軸心方向に沿って上下動できるように形成されている。これにより、ベース部55aと、挟持金具55bの底面部との間隔を可変できるようになっている。
そして、ボルト55cを回転させて、挟持金具55bの位置を調節することにより、ベース部55aと挟持金具55bとの間に、天井部材300aの側面部を挟持することができる。
上記の構成により、パレット300の一片側の天井部材300aの側面部にフック部54を引っかけ、さらに、ベース部55aと挟持金具55bの間に、パレット300の他片側の天井部材300aを挿通し、ボルト55cを締めて挟持させることにより、支持部材10をパレット300に固定することができる(図7参照)。
また、パレット300の上に載置される梱包対象の物品Wの大きさ寸法により、支持部材10の載置される位置が変わるが、第1実施形態の固定金具50は、押さえ板53の位置を調節できる(図7に示すX―Y方向に調節できる)ようになされているため、支持部材10の載置される位置に関係なく、パレット300に固定することができる。
次に、第1実施形態の梱包材1を利用した物品Wの梱包手順について、上述した図5及び図6と、図8及び図9とを用いて説明する。
図8は、本発明の第1実施形態の梱包材を利用した物品の梱包手順を示した模式図であり、図8(a)は、物品の外周囲に梱包材を配置した状態を示した模式図であり、図8(b)は、隣接して配置された梱包材に、面板材を配置して架け渡している状態を示した模式図であり、図8(c)は、梱包材により物品を梱包した状態を示した模式図である。
また、図9は、本発明の第1実施形態の梱包材による面板材の挟持手順を示した模式図であり、図9(a)は、挟持手段に面板材を挿入する状態を示した模式図であり、図9(b)は、挟持手段により面板材が挟持された状態を示した模式図である。
なお、以下の説明では、床面GLの上に直接載置されている物品Wを梱包する場合を例にする。
先ず、図8(a)に示すように、床面GLに載置された物品Wの外周囲(外周部の4角)に、4本の支持部材10を配置し、床面GL上に当該配置した支持部材10を立設させる。
次に、図8(b)に示すように、物品Wの前後・左右の各側面を覆う面板材80(4枚の面板材80)を準備し、物品Wの各側面に、準備した面板材80を配置する。
なお、面板材80にダンボールを利用すれば、簡単な加工作業(カッター等でダンボールを切断する加工作業)により、物品Wのサイズに対応させた面板材80を作成することができる。
次に、隣接する支持部材10の間に、前記配置した面板材80を架け渡たし、支持部材10に形成された挟持手段20により、その架け渡たされた各面板材80の端部を挟持する。
具体的には、図9に示すように、挟持手段20のレバー23を操作し、ベース部21と押さえ板22との間を拡げて、そのベース部21と押さえ板22と間に、面板材80の端部を挿入する。
そして、レバー23をコイルばね24の力に抗して回動させてベース部21に係止させることにより、ベース部21と押さえ板22とにより面板材80の端部を挟持する(図9(b)参照)。これにより、床面GLに載置された物品Wの前後・左右の各側面が面板材80により覆われる。
次に、図5及び図6において示した手順により、上面補強部30を形成する第1アーム30a及び第2アーム30bを回動させて、第1アーム30a及び第2アーム30bをそれぞれ、物品Wの外周囲に配置された面板材80の上端面に載置する。
次に、第1アーム30aの裏面側の保持金具33(図5参照)により、面板材80の上端面を挟んで、面板材80に第1アーム30aを固定する。また、第2アーム30bの裏面側の保持金具34(図5参照)により、面板材80の上端面を挟んで、面板材80に第2アーム30bを固定する。
さらに、第1アーム30aの先端に支持された第3アーム30cを回動させて、第3アーム30cの先端部に形成された切欠部30c2を、第2アーム30bの先端部に形成された突起部30b1に係止させ、支持部材10の上端部に、三角形状を形成する。
これにより、図8(c)に示すように、床面GLに載置された物品Wの前後・左右の各側面が面板材80により覆われて保護されると共に、その上面側の4角が、上面補強部30により覆われる。
なお、パレット300の上に載置された物品Wを梱包する場合には、固定金具50により、支持部材10をパレット300に固定することができる。
このように、第1実施形態の梱包材1を利用すれば、4枚の面板材80を準備することで、物品Wの外周囲を覆うスリーブが形成され、当該スリーブにより、物品Wの汚れや外的ダメージの発生が防止される。
また、本実施形態の梱包材1は、挟持手段20にクリップ金具(所謂「Z式金具」)を採用しているため、簡単なレバー操作により(ワンタッチ操作により)、隣接する支持部材10の間に架け渡された面板材80の端部を挟持し、物品Wの外周囲を覆うスリーブを形成することが可能になる。
また、第1実施形態によれば、物品Wの上面側の4角に、支持部材10に支持されている上面補強部30を配置することができるため、例えば、図10に示すように、梱包材1により梱包した物品Wの上面側に、他の物品W(例えば、パレットに搭載された物品)を搭載した多段積みが可能になり、収納空間の有効活用を図ることができる。
また、第1実施形態によれば、上述した図17及び図18に示した従来技術のように、物品に対応する蓋材が必要なく、梱包材の部品点数を削減することができる。
また、上面補強部30の構成により、図11に示すように、梱包材1により形成されたスリーブよりもサイズが小さい物品W´であっても、上面補強部30を構成する第3アーム30cで物品W´を支持できる。
すなわち、第1実施形態によれば、蓋体を準備しておかなくても、異なるサイズの物品W´の多段積みが可能になる。
以上説明したように、第1実施形態によれば、床面GLやパレット300の上に載置された物品Wの外周囲に、4本の支持部材10を配置し、隣接する支持部材10の間に、面板材80を架け渡し、挟持手段20により面板材80の端部を挟持することにより、物品Wの外周囲を覆うスリーブを形成することができる。
すなわち、第1実施形態の梱包材1を利用することにより、物品Wのサイズに合わせたスリーブを形成することができる。
また、第1実施形態の梱包材1を構成する支持部材10は、パレット300だけでなく床面GLに立設可能であるため、パレット300の上に載置された物品Wに対しても、倉庫等の床面に直接載置された物品Wに対しても利用することができる。
このように、第1実施形態の梱包材1は、多様なサイズの物品Wに対応させて利用できると共に、汎用的に利用できるため、効率的にリユースすることが可能になる。
また、第1実施形態の梱包材1によれば、物流工程で数多く発生する廃材(例えば、ダンボール材)を面板材80として利用することができると共に、その廃材を繰り返し使用できるため、資源の有効活用を図ることができる。
また、第1実施形態の梱包材1は、支持部材10に、挟持手段20、上面補強部30及び固定金具50を一体的に設けた構成を採用しているため、図18に示した梱包装置と比べ、在庫管理の手間が軽減されると共に、効率的にリユースすることが可能である。
続いて、本発明の第2実施形態の梱包材について、図12及び図13を用いて説明する。
図12は、本発明の第2実施形態の梱包材の模式図であり、図12(a)は、梱包材100の外側面を示した模式図であり、図12(b)は、梱包材100の内側面を示した模式図である。
また、図13は、本発明の第2実施形態の梱包材にL型アングルを装着するための手順を示した模式図である。
なお、第2実施形態では、第1実施形態と同様の構成については、第1実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
第2実施形態の梱包材100は、上述した第1実施形態と同様の挟持手段20を備え、多様なサイズの物品Wに対応できると共に、汎用的に利用できるようになっている。
具体的には、図示するように、梱包材100は、略矩形板状の第1面と、当該第1面から直角に折れ曲がった略矩形板状の第2面とを備えたL字板状になされたベース部101と、ベース部101の外側面(第1面及び第2面の外周面)に形成された挟持手段20(図12(a)参照)とを備えている。
また、図12(b)及び図13に示すように、ベース部101の内側面(第1面及び第2面の内周面)の一端側には、L型アングル90の端部に着脱自在に係止可能なクリップ102が設けられ、ベース部材101の内側面に沿って挿通されるL型アングル90の端部を挟持できるようになっている。
具体的には、クリップ102は、ベース部101の内側面の一端部(図中では下端部)から屈曲して延びる板状に形成され、その一方面が、ベース部101の内側面と相対向するようになっている。
また、クリップ102は、バネ性を有しており、前記一方面と、ベース部101の内側面との間に挿入されたL型アングル90の側面を、ベース部101の内側面に向けて付勢できるようになされている。
この構成により、ベース部の101内側面と、クリップ102の一方面との間に、L型アングル90を挿入した場合に、ベース部101とクリップ102とによりL型アングル90を挟持することができる。また、クリップ102は、バネ性を有しているため、市販のL型アングルの厚みに対して汎用的に対応することができる(すなわち、様々な厚みのL型アングル90を挟持できる)。また、ベース部101とクリップ102とによりL型アングル90を挟持するようになされているため、様々な幅寸法のL型アングル90に対応することができる。
そして、複数個(例えば、8個)の梱包材100と、複数のL型アングル90及び面板材80(図11及び図12には示さず)とにより、物品Wの外周囲を覆うスリーブを形成することができるようになっている。
なお、クリップ102は、L型アングル90の端部に着脱自在に係止可能になされていればどのようなものでもよく特にこれに限定されるものではない。また、図示する例では、クリップ102は、ベース部101と一体に構成されているが、別部品として構成され、ベース部の101内側面に取り付けられていてもよい。
次に、第2実施形態の梱包材100を用いた物品Wの梱包方法について説明する。
なお、以下では、梱包対象となる物品Wが直方体形状であるものとし、8個の梱包材100と、4本のL型アングル90と、4枚の面板材80とを用いる場合を例にする。
具体的には、先ず、4本のL型アングル90のそれぞれに対して、その上端部の外側面に、梱包材100のベース部101の内側面を当接させ、当該内側面に形成されたクリップ102に、上端部を挿入して挟持させる。また、L型アングル90の下端部についても、同様の手順により、他の梱包材100のベース部101の内側面に形成されたクリップ102に、下端部を挿入し挟持させる。
これにより、上下両端部に、梱包材100が装着されたL型アングル90が4本形成される。
次に、床面GL或いはパレット300の上に載置された物品Wの外周囲(外周部の4角)に、梱包材100が装着された、4本のL型アングル90を配置して立設させる。
次に、上述した第1実施形態と同様、物品Wの前後・左右の各側面を覆う面板材80(4枚の面板材80)を準備し、隣接するL型アングル(梱包材100が装着されたL型アングル)90の間に、前記面板材80を架け渡たし、梱包材100に形成された挟持手段20により、その架け渡たされた面板材80の端部を挟持する。
これにより、床面GL或いはパレット300の上に載置された物品Wの前後・左右の各側面が面板材80により覆われる。
このように、第2実施形態によれば、8個の梱包材100と、4枚の面板材80と、4本のL型アングル90とにより、物品Wの外周囲を覆うスリーブが形成され、当該スリーブにより、物品Wの汚れや外的ダメージの発生を防止することができる。
なお、面板材80及びL型アングル90にダンボール製のものを用いるようにすれば、物品Wのサイズに対応させるため面板材80及びL型アングル90の加工が簡単であるため、大きな作業負担をかけることなく、多様なサイズの物品に対応でき且つ汎用的に利用できるスリーブを形成することができる。
以上、説明したように、本発明の第2実施形態においても、上述した第1実施形態と同様、多様なサイズの物品に対応可能であり且つ汎用的に利用できる梱包材100を提供することができる。
次に、本発明の第3実施形態について、図14及び図15を用いて説明する。
ここで、図14は、本発明の第3実施形態の模式図である。
また、図15は、本発明の第3実施形態のねじれ防止機構の使用例を説明するための模式図であり、図15(a)は、第3実施形態の梱包材をL型アングルに装着した状態を示した模式図であり、図15(b)は、第3実施形態のねじれ防止機構の保持部を拡大して示した模式図である。
なお、第3実施形態は、第2実施形態の梱包材100のベース部101の外側面に、L型アングル90のねじれを防止するねじれ防止機構を付加したものであり、ねじれ防止機構以外の構成は、第2実施形態と同じである。そのため、第2実施形態と同じ構成には同じ符号を付してその構成の説明を省略する。
図14に示すように、第3実施形態の梱包材110は、ベース部101と、ベース部101の外側面(第1面及び第2面の外周面)に形成された挟持手段20とを備えている。また、梱包材110は、そのベース部101の一端側(第1面及び第2面のそれぞれの上端側)に支持片101aが設けられ、この支持片101aに、ねじれ防止機構103が回転自在に支持されている。
また、ベース部101の内側面(第1面及び第2面の内周面)には、第2実施形態と同様、クリップ102(図14及び図15には示さず)が形成されている。
具体的には、ねじれ防止機構103は、ベース部101の支持片101aに、ピン部材103dを介して、その一端部が回動自在に支持されているガイドアーム103aと、ガイドアーム103aに出し入れ自在に支持されているスライドアーム103bと、スライドアーム103bの先端部に取り付けられた保持部103cとを備えている。
ここで、ガイドアーム103aの両端部には、長手方向に沿ってガイドレールが形成されている。また、スライドアーム103bは、その両端部に前記ガイドレールにスライド自在に嵌合されるガイド部が形成されている。
そして、スライドアーム103bは、前記ガイドレールに沿ってスライドすることにより、ガイドアーム103aから引き出したり、ガイドアーム103aに収納したり(ガイドアーム103aの上に重ねたり)できるようになっている。
また、図15(b)に示すように保持部103cは、第1面103c1と、当該第1面103c1に相対向する第2面103c2とを備えた断面視略V字状に形成され、第2面103c2に、ネジ103c3が挿通されている。
そして、第1面103c1と第2面103c2との間に、L型アングル90の側端部(長手方向の自由端部)を挿入し、ネジ103c3を締めることにより、L型アングル90の測端部に保持部103cが固定できるようになっている。
次に、上記ねじれ防止機構103の使用方法を説明する。
具体的には、梱包材110を利用しないときには、図14の実線に示すように、ガイドアーム103aをベース部101上に重ねた位置に配置すると共に、スライドアーム103bをガイドアーム103aの中に収納し、ガイドアーム103a及びスライドアーム103bを挟持手段20により挟んで固定する。
このように、第3実施形態は、ねじれ防止機構103をコンパクトな状態に形成できるため、小さい収納スペースに在庫しておくことが可能になる。
また、梱包材110を利用するときには、先ず、上述した第2実施形態と同様の手順にしたがい、L型アングル90の上下両端部に、梱包材110を取り付ける。
次に、挟持手段20による、ガイドアーム103a及びスライドアーム103bの固定を解除し、さらに、図14の実線で示す状態からガイドアーム103aを回動(略180度回転)させ、図14の破線で示す状態にする。
次に、図15(a)に示すように、ガイドアーム103aの中に収納されているスライドアーム103bを引き出す。さらに、スライドアーム103bの先端に取り付けられている保持部103cの第1面103c1と第2面103c2との間に、L型アングル90の側端部を挿入し、ネジ103c3を締めることにより、L型アングル90に保持部103cを固定する。
これにより、L型アングル90の側面部に沿って、ガイドアーム103a及びスライドアーム103bが斜めに(L型アングル90の長手方向を基準にして斜め方向に)架け渡たされる。
このように第3実施形態の梱包材110によれば、ねじれ防止機構103を構成するガイドアーム103a及びスライドアーム103bを、L型アングル90の側面部に架け渡たすことができるため、L型アングル90のねじれの発生を抑制することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態(第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態)に限定されるものではなく、その要旨の範囲内において種々の変形が可能である。
例えば、上述した実施形態では、挟持手段20としてレバーを備えたクリップ金具(所謂「Z式金具」)を用いるようにしているが、特にこれに限定されるものではない。
隣接する支持部材10の間に架け渡される面板材80の端部を挟持できるものであれば、どのような構成でもよい。
また、例えば、図16に示すように、上述した第1実施形態の挟持手段20に代えて、支持部材10の外周部に取り付けられたベース部120と、当該ベース部120に取り付けられたボルト121と、ボルト121に支持され且つ支持部材10の外側面に相対向して配置された押さえ板122とを備えた挟持手段を用いるようにしてもよい。
この挟持手段は、支持部材10と押さえ板122との間に、面板材80を挿入し、ボルト121を締めることにより、支持部材10と押さえ板122との間に、面板材80を挟んで保持できるようになっている。
この構成においても、上述した実施形態と同様、多様なサイズの物品に対応可能であり且つ汎用的に利用できる梱包材を提供することができる。
また、上述した実施形態(第1実施形態、第2実施形態、第3実施形態)では、挟持手段20が、支持部材10(或いはベース部101)の外側面に設けられていたが、特にこれに限定されるものではない。挟持手段20が、支持部材10(或いはベース部101)の内側面に設けられていてもよい。この場合、物品Wの外周に支持部材10(或いは、ベース部101を装着したL型アングル90)を載置する前に、隣接して配置させる支持部材10(ベース部101を装着したL型アングル90)の間に、面板材80を架け渡し、挟持手段20により、該面板材80を挟持させてスリーブを形成する。そして、物品Wに、前記形成したスリーブを外嵌する。
また、上述した第2実施形態及び第3実施形態において、挟持手段20が内側面に取り付けられている場合に、クリップ102が外側面に取り付けられていてもよい。
また、上述した第2実施形態及び第3実施形態において、第1実施形態の上面補強部30の構成が形成されていてもよいし、固定金具50の構成が形成されていてもよい。
また、例えば、上述した第1実施形態では、4個の梱包材1と、4枚の平板状の面板材80とを用いて、物品Wの外周側面を覆うスリーブを形成しているが特にこれに限定されるものではない。
例えば、直方体状の物品Wの対角線状に、2個の梱包材1を配置して、2個の梱包材1の間に、断面L字状になされた一対の面板材(2枚の面板材)を架け渡し、挟持手段20により当該面板材の端部を挟むようにしても、物品Wの外周側面を覆うスリーブを形成することが可能である。
また、上述した第2実施形態では、梱包材100は、L字板状になされたベース部101と、ベース部101の外側面(第1面及び第2面の外周面)に形成された挟持手段20(図12(a)参照)と、ベース部101の内側面(第1面及び第2面の内周面)に形成されたクリップ102とを備えた構成を採用しているが特にこれに限定されるものではない。
例えば、挟持手段20を構成するクリップ金具のベース部21が、L字板状になされたベース部101と一体に構成されていてもよい(第3実施形態も同様である)。このように構成することにより、梱包材100(或いは梱包材110)の部品点数を減少させることができる。
また、上述した第2実施形態及び第3実施形態において、ベース部101の側面(例えば、第1面及び第2面)に、当該側面を貫通するネジ(タッピンネジ等)を設けるようにしてもよい。この構成により、L型アングル90に梱包材100(又は梱包材110)を取り付けた際、前記ネジにより、梱包材100とL型アングル90とを固定することができる。
また、例えば、複数枚の使用済みのダンボール材を重畳し接着剤で面接着させた面板材を用いるようにしてもよい。
このように構成することにより、物品Wの外周側面を覆うスリーブの剛性を高めることができるため、物品Wの外的ダメージを効果的に防止できる。また、上記構成により、多段積みを行う場合の強度を十分に確保することができる。
また、ダンボール材を利用するため加工が容易であると共に、木製や樹脂製の面板材を利用する場合に比べて、コストを抑制することができる。
1 梱包材
10 支持部材(梱包材1)
11 第1アングル(支持部材(梱包材1))
11b ガイドレール(第1アングル(支持部材(梱包材1)))
12 第2アングル(支持部材(梱包材1))
12a 本体部(第2アングル(支持部材(梱包材1)))
12b 固定部(第2アングル(支持部材(梱包材1)))
12b1 係止穴(第2アングル(支持部材(梱包材1)))
20 挟持手段(梱包材1)
21 ベース部(挟持手段(梱包材1))
22 押さえ板(挟持手段(梱包材1)
23 レバー(挟持手段(梱包材1)
24 コイルバネ(挟持手段(梱包材1))
25 アーム(挟持手段(梱包材1))
30 上面補強部(梱包材1)
30a 第1アーム(上面補強部(梱包材1))
30a1 ピン部材(第1アーム(上面補強部(梱包材1)))
30b 第2アーム(上面補強部(梱包材1))
30b1 突起部(第2アーム(上面補強部(梱包材1)))
30c 第3アーム(上面補強部(梱包材1))
30c1 ガイド孔(第3アーム(上面補強部(梱包材1)))
31a、31b ヒンジ(上面補強部(梱包材1))
50 固定金具(梱包材1)
51 ヒンジ(固定金具(梱包材1))
52 支持板(固定金具(梱包材1))
53 押さえ板(固定金具(梱包材1))
53a 貫通孔(固定金具(梱包材1))
54 フック部(固定金具(梱包材1))
55 挟持部(固定金具(梱包材1))
80 面板材
90 L型アングル
100 梱包材
101 ベース部(梱包材100)
102 クリップ(梱包材100)
110 梱包材
103 ねじれ防止機構(梱包材110)
103a ガイドアーム(ねじれ防止機構(梱包材110)
103b スライドアーム(ねじれ防止機構(梱包材110)
103c 保持部(ねじれ防止機構(梱包材110)
120 ベース部
121 ボルト
122 押さえ板
300 パレット

Claims (8)

  1. パレット或いは床面に載置された物品を搬送或いは保管する際に用いられる梱包材であって、
    前記物品の外周囲に配置され、前記パレット或いは床面に立設されるL字板状になされた複数の支持部材と、
    前記支持部材の測面に設けられた挟持手段とを備え、
    前記挟持手段は、隣接する支持部材の間に架け渡された面板材の端部を挟持し、前記物品の外周囲を当該面板材で覆って保護するようになされていることを特徴とする梱包材。
  2. 前記挟持手段は、前記支持部材の外側面に設けられたレバーを備えたクリップ金具により構成されていることを特徴とする請求項1に記載の梱包材。
  3. 前記支持部材は、前記パレット或いは床面に立設される第1アングル部材と、前記第1アングル部材の内周側面に摺動可能に係止される第2アングル部材とを有し、前記第2アングル部材の係止位置により、その高さ寸法を調節できるようになされていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の梱包材。
  4. 前記L字板状になされた支持部材の一方面の上端部に、その一端部が回動自在に支持された第1アームと、該支持部材の他方面の上端部に、その一端部が回動自在に支持された第2アームと、前記第1アームの他端部に回動自在に支持された第3アームとを有する上面補強部を備え、
    前記第1アームは、前記上端部を支点に回動させることにより、その長手方向を前記一方面に直交する第1方向に配置できるようになされ、
    前記第2アームは、前記上端部を支点に回動させることにより、その長手方向を前記他方面に直交する第2方向に配置できるようになされ、
    前記上面補強部は、前記第1アームが第1方向に配置され、前記第2アームが第2方向に配置されている際に、前記第3アームを回動させて、その先端部を第2アームに係止することにより、前記支持部材の上端部で三角形状を形成できるようになされていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の梱包材。
  5. 前記支持部材の下端部には、前記パレットに対して、当該支持部材を固定する固定手段が装着されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の梱包材。
  6. パレット或いは床面に載置された物品を搬送或いは保管する際に用いられる梱包材であって、
    L字板状になされたベース部と、
    前記ベース部の一方面側に設けられ且つL型アングルの上端或いは下端に着脱自在に係止可能なクリップ部材と、
    前記ベース部の他方面側に設けられ且つ面板材の端部を挟持可能になされた挟持手段とを備えたことを特徴とする梱包材。
  7. 前記ベース部には、ねじれ防止機構が設けられ、
    前記ねじれ防止機構は、
    前記ベース部に、その一端部が回転自在に支持されているガイドアームと、
    前記ガイドアームに出し入れ自在に支持されているスライドアームと、
    前記スライドアームの先端部に取り付けられ且つ前記L型アングルの長手方向側の測端を保持可能になされた保持部とを有し、
    前記梱包材が、前記クリップ部材により前記L型アングルの上端或いは下端に取り付けられた場合に、前記ガイドアームから前記スライドアームを引出し、前記保持部で該L型アングルの長手方向の側端を保持することにより、前記L型アングルの側面部に沿って、前記ガイドアーム及び前記スライドアームを斜めに架け渡たすことができるようになされていることを特徴とする請求項6に記載の梱包材。
  8. 前記挟持手段は、レバーを備えたクリップ金具により構成されていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の梱包材。
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