JP2011116515A - 乗客コンベアのステップ異常検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ステップの踏板がステップ本体からの浮き上がりを生じていることを確実に検出できる乗客コンベアのステップ異常検出装置。
【解決手段】ステップ1の移動方向と直交する左右方向に配置されるステップ本体1a上の一対のデマケーションクリート5部分の上にそれぞれ載置される回転体10と、左右方向に延設されて回転体のそれぞれに保持され、回転体のそれぞれと互いに回動または回転自在に接続される軸11と、回転体のそれぞれのステップの移動方向に対する動きを規制する一対の吸盤13と一対の紐14とから成る規制手段と、踏板2に形成される凹凸部のうちの凸部2aに対して所定寸法をもって対向して配置され、軸11と一体に設けられる検出片12とを備えた。ステップ1の組立誤差や前輪ローラ、後輪ローラの摩耗による検出誤差の影響を受けることなく、ステップ1の踏板2がステップ本体1aからの浮き上がりを生じていることを確実に検出できる。
【選択図】図4
【解決手段】ステップ1の移動方向と直交する左右方向に配置されるステップ本体1a上の一対のデマケーションクリート5部分の上にそれぞれ載置される回転体10と、左右方向に延設されて回転体のそれぞれに保持され、回転体のそれぞれと互いに回動または回転自在に接続される軸11と、回転体のそれぞれのステップの移動方向に対する動きを規制する一対の吸盤13と一対の紐14とから成る規制手段と、踏板2に形成される凹凸部のうちの凸部2aに対して所定寸法をもって対向して配置され、軸11と一体に設けられる検出片12とを備えた。ステップ1の組立誤差や前輪ローラ、後輪ローラの摩耗による検出誤差の影響を受けることなく、ステップ1の踏板2がステップ本体1aからの浮き上がりを生じていることを確実に検出できる。
【選択図】図4
Description
本発明は、乗客コンベアのステップに備えられる踏板のステップ本体からの浮き上がりを検出する乗客コンベアのステップ異常検出装置に関する。
この種のステップ異常検出装置として、エスカレータのステップの踏板を固定するねじの緩みを検出する特許文献1に示されるものがある。この特許文献1に記載された従来技術は、ステップの両側部に立設される欄干の間に架設される支持棒と、この支持棒に支持されるとともに、下端部が踏板のクリート内に挿入され、クリートの底部に螺着されているねじが緩んで底部から突出しているときに、ねじが当接することにより変位する検出片とを備えた構成となっている。
また別の従来技術として、特許文献2に示されるものがある。この特許文献2に記載された従来技術は、ステップの踏板に形成される凹凸部に従って上下動する追従手段と、この追従手段がステップの踏板の欠損部分に落ち込んだ際に切り替えられるスイッチ手段と、このスイッチ手段が切り替えられることにより動作してステップの踏板に異常が生じていることを知らせる異常告知手段とを備えた構成となっている。
上述した特許文献1に記載される従来技術は、欄干にステップ異常検出装置を固定した際に、検出片の位置決めを任意の1つのステップによって行なうようになっていることから、他のステップにおける検出片による検出に際して、ステップ本体の組立誤差、ステップに取り付けられる前輪ローラ、後輪ローラの摩耗等による誤差の影響を受け、これにより検出結果に誤りを生じる懸念がある。すなわち、検出精度が低下する懸念がある。
なお通常、ステップの踏板のステップ本体からの浮き上がりを検出する場合、その検出値は1±0.5mmの精度が必要とされている。このような現状にあって、上述した特許文献2に記載される従来技術の追従手段は、隣接するステップ間の隙間における上下動が大きくなる。したがって、そのような大きな上下動をした直後に踏板の浮き上がりに伴って追従手段が上下動した場合には、その踏板の浮き上がりを正しく検出することが難しくなりやすい。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、ステップの組立誤差や前輪ローラ、後輪ローラの摩耗による検出誤差の影響を受けることなく、ステップの踏板がステップ本体からの浮き上がりを生じていることを確実に検出できる乗客コンベアのステップ異常検出装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る乗客コンベアのステップ異常検出装置は、乗客コンベアのステップに備えられる踏板のステップ本体からの浮き上がりを検出する乗客コンベアのステップ異常検出装置において、上記ステップの移動方向と直交する左右方向に配置される上記ステップ本体上の一対のデマケーションクリート部分の上にそれぞれ載置される回転体と、上記左右方向に延設されて上記回転体のそれぞれに保持され、上記回転体のそれぞれと互いに回動または回転自在に接続される軸と、上記回転体のそれぞれの上記ステップの上記移動方向に対する動きを規制する規制手段と、上記踏板に形成される凹凸部のうちの凸部に対して所定寸法の間隙をもって対向して配置され、上記軸と一体に設けられる検出片とを備えたことを特徴としている。
このように構成した本発明は、ステップの移動に伴ってステップ本体からの浮き上がりを生じている踏板が検出片に衝合すると、検出片が揺動し、同時に検出片と一体に設けられた軸が回転体のそれぞれに対して回動する。すなわち、検出片の揺動を目視確認することによって、ステップ本体からの踏板の浮き上がりを確実に検出することができる。
このようにして踏板の浮き上がりを検出する本発明は、検出片が一体に設けられる軸が保持される一対の回転体のそれぞれは、ステップの移動方向と直交する左右方向に配置される一対のデマケーションクリート部分の上に載置されることから、すなわち個々のステップのステップ本体上に形成されるデマケーションクリート部分の上に回転体が載置されることから、上述した検出片の揺動の有無を目視確認するに際して、ステップの組立誤差による影響を受けることがない。また、前輪ローラ、後輪ローラの摩耗による検出誤差の影響を受けることがない。すなわち、本発明は、ステップの組立誤差や前輪ローラ、後輪ローラの摩耗による検出誤差の影響を受けることなく、ステップの踏板がステップ本体からの浮き上がりを生じていることを確実に検出できる。
また、本発明に係る乗客コンベアのステップ異常検出装置は、上記発明において、上記規制手段は、上記ステップの両側に立設される欄干のそれぞれに吸着される一対の吸着材と、これらの吸着材に上端を連結され、下端が上記軸に連結される一対の紐とから成ることを特徴としている。
このように構成した本発明は、ステップの移動に伴って回転体及び軸を介して紐に張力が与えられるが、この紐の張力が所定値となったときにデマケーションクリート部分の上に載置された回転体が回転を始める。すなわち、回転体は紐の張力によってステップの移動方向に対して動かないように規制される。これにより浮き上がりを生じた踏板と検出片とが衝合した際に、検出片を確実に揺動させることができる。また、規制手段を、欄干に吸着される吸着材と紐とによって簡単に構成することができる。
また、本発明に係る乗客コンベアのステップ異常検出装置は、上記発明において、上記軸と上記回転体とをベアリングを介して接続したことを特徴としている。
このように構成した本発明は、回転体が回転した際でも、ベアリングを介して軸及び検出片を安定に保つことができる。また、浮き上がりを生じた踏板に検出片が衝合した際には、ベアリングを介して回転体に対して軸を滑らかに回転させて検出片を確実に揺動させることができる。
また、本発明に係る乗客コンベアのステップ異常検出装置は、上記発明において、上記回転体の少なくとも一方は、上記デマケーションクリート部分の溝に挿入される突起部を有することを特徴としている。
このように構成した本発明は、ステップの移動方向と直交する左右方向の回転体の動きを、この回転体の突起部とデマケーションクリート部分の溝との係合によって規制できる。すなわち、回転体に接続される軸に一体に設けられる検出片の上述した左右方向の動きを規制できる。これにより、検出片が踏板に形成される凸部に正しく対向する状態を維持できる。
本発明は、踏板を有するステップの移動方向と直交する左右方向に配置され、ステップ本体上の一対のデマケーションクリート部分の上にそれぞれ載置される回転体と、左右方向に延設されて回転体のそれぞれに保持され、回転体のそれぞれと互いに回動または回転自在に接続される軸と、回転体のそれぞれのステップの移動方向に対する動きを規制する規制手段と、踏板に形成される凹凸部のうちの凸部に対して所定寸法の間隙をもって対向して配置され、軸と一体に設けられる検出片とを備え、上記検出片と上記踏板との衝合に伴って上記検出片が揺動することを目視確認することにより上記踏板の上記ステップ本体からの浮き上がりを検出するようにしてあることから、踏板に浮き上がりを生じて、その踏板と検出片とが衝合し検出片が揺動した際には、その検出片の揺動を目視確認することによって、ステップの組立誤差や前輪ローラ、後輪ローラの摩耗による検出誤差の影響を受けることなく、ステップの踏板がステップ本体からの浮き上がりを生じていることを確実に検出できる。これにより、従来に比べて高い精度で、ステップ本体からの踏板の浮き上がりによる異常を検出することができる。
以下、本発明に係る乗客コンベアのステップ異常検出装置の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本発明に係るステップ異常検出装置が適用される乗客コンベアの一例として挙げたエスカレータの要部側面図である。
本発明に係るステップ異常検出装置が適用されるエスカレータは、図1に示すように、無端状に連結されて循環移動する複数台のステップ1を備えている。このステップ1は、ステップ本体1aと、このステップ本体1a上に設けられ、上部表面に凹凸部を有する踏板2と、ステップ本体1aの下方に取り付けられ、図示しない案内レール上を走行する一対の後輪ローラ3と、前輪軸を介して取り付けられ、図示しない案内レール上を走行する一対の前輪ローラ4とを備えている。エスカレータの乗客は、循環するステップ1の踏板2上に乗ることによって各階を移動可能になっている。
図2は、図1に示すエスカレータに備えられる正常時のステップの状態を示す要部正面図、図3は、図1に示すエスカレータに備えられる異常時のステップの状態を示す要部正面図である。
これらの図2,3に示すように、ステップ本体1aのステップ1の移動方向と直交する左右方向には、一対のデマケーションクリート5部分が配置されている。これらのデマケーションクリート5部分は、複数箇所でステップ本体1aとねじによって固定されている。また、図2に示すように、踏板2は、矢印7で示す複数箇所でスポット溶接によって固定されている。これらの溶接部は、踏板2上に長期間にわって乗客が繰り返し乗り降りすることにより、一部が剥がれることがある。このように一部が剥がれた踏板2に、さらに乗客が繰り返し乗り降りすると、溶接の剥がれた箇所が増加し、図3に示すように踏板2がステップ本体1aから浮き上がる現象を生じる。その浮き上がり量が5mm以上になると、踏板2は図1に示す乗降口のくし板6と衝合し、最悪の場合には踏板2を固定している溶接が全て剥がれ、踏板2がステップ1から脱落することもある。本発明に係るステップ異常検出装置は、このような不具合の発生を未然に防止するために、ステップ1に備えられる踏板2が浮き上がりを生じているかどうか検出するものである。
図4は、本発明に係るステップ異常検出装置の第1実施形態を示す正面図である。
この図4に示すように、第1実施形態に係るステップ異常検出装置は、ステップ1の移動方向と直交する左右方向に配置されるステップ本体1a上の一対のデマケーションクリート5部分の上にそれぞれ載置される一対の回転体10を備えている。また、上述した左右方向に延設されて両端のそれぞれが回転体10に保持され、回転体10のそれぞれと互いに回動または回転自在に接続される軸11を備えている。図示しないが軸11と回転体10とは、例えばベアリングを介して接続してある。
また、この第1実施形態は、回転体10のそれぞれのステップ1の移動方向に対する動きを規制する規制手段を備えている。この規制手段は、ステップ1の両側に立設される欄干8のそれぞれに吸着される一対の吸着材、例えば吸盤13と、この吸盤13に上端を連結され、下端が軸11に連結される一対の紐14とから成っている。
さらに、この第1実施形態は、踏板2に形成される凹凸部のうちの例えば図2の矢印7で示した溶接部の付近に位置する凸部2aに対して所定寸法、例えば1mmの間隙をもって対向して配置され、軸11と一体に設けられる複数、例えば2つの検出片12を備えている。
このように構成される第1実施形態に係るステップ異常検出装置によって踏板2の浮き上がりを検出する際には、図4に示すように、例えば予め組立てられたこの第1実施形態の一対の回転体10のそれぞれを、検出対象の踏板2が備えられるエスカレータにおけるステップ1のデマケーションクリート5部分のそれぞれの上に載置し、一対の紐14のそれぞれを鉛直方向に張設した状態で、一対の吸盤13のそれぞれを互いに対向する欄干8の該当するものに吸着させる。これにより上述した図4に示す状態となる。
このように第1実施形態に係るステップ異常検出装置を取り付けた状態で、例えばステップ1を下階に向けて自動循環させる。このときステップ1の移動に伴って回転体10も同じ方向に移動しようとするが、これらの回転体10は軸11を介して紐14のそれぞれに連結されていることから、このとき紐14に張力が生じる。この紐14の張力が所定値となったときにデマケーションクリート5部分の上に載置された回転体10が回転を始める。すなわち、回転体10は紐14の張力によってステップ1の移動方向に対して動かないように規制される。このようにステップ1が移動し、回転体10が回転している状態にあって、図3に示すようにステップ1の踏板2に高さ1mmを超える浮き上がりを生じていると、踏板2が検出片12に衝合する。この衝合によって検出片12が揺動し、同時に検出片12と一体に設けられた軸11が回転体10のそれぞれに対して回動する。すなわち、検出片12の揺動を目視確認することによって、ステップ本体1aからの踏板2の浮き上がりを確実に検出することができる。
このように構成した第1実施形態によれば、検出片12が一体に設けられる軸11が保持される一対の回転体10のそれぞれは、ステップ1の移動方向と直交する左右方向に配置される一対のデマケーションクリート5部分の上に載置されることから、すなわち個々のステップのステップ本体1a上に形成されるデマケーションクリート5部分の上に回転体10が載置されることから、検出片12の揺動の有無を目視確認するに際して、ステップ1の組立誤差による影響を受けることがない。また、前輪ローラ3、後輪ローラ4の摩耗による検出誤差の影響を受けることがない。すなわち、この第1実施形態によれば、ステップ1の組立誤差や前輪ローラ3、後輪ローラ4の摩耗による検出誤差の影響を受けることなく、ステップ1の踏板2がステップ本体1aから浮き上がりを生じていることを確実に検出できる。これにより、高い精度でステップ本体1aからの踏板2の浮き上がりによる異常を検出することができる。
また、回転体10は紐14の張力によってステップ1の移動方向に対して動かないように規制されるので、浮き上がりを生じた踏板2と検出片12とが衝合した際に、検出片12を確実に揺動させることができ、安定した検出性能が得られ、信頼性の高いステップ異常検出装置を実現できる。また、回転体10の動きを規制する規制手段を、欄干8に吸着される吸盤13と紐14とによって簡単に構成することができ実用性に富む。
また、軸11と回転体10との間にベアリングを介在させてあるので、回転体10が回転した際でも、ベアリングを介して軸11及び検出片12を安定に保つことができる。また、浮き上がりを生じた踏板2に検出片12が衝合した際には、ベアリングを介して回転体10に対して軸11を滑らかに回転させて検出片12を確実に揺動させることができる。これらによっても、安定した検出性能が得られ、信頼性の高いステップ異常検出装置を実現できる。
図5は、本発明の第2実施形態を示す要部正面図である。
この図5に要部を示す第2実施形態は、回転体10の少なくとも一方に、例えば双方にデマケーションクリート5の溝5aに挿入される複数の突起部10aを有する構成にしてある。突起部10aのそれぞれの外形形状は例えば円形に形成されている。その他の構成は上述した第1実施形態と同等である。
このように構成した第2実施形態も、基本構成が第1実施形態と同じであることから、第1実施形態と同等の作用効果が得られる。またさらに、ステップ1の移動方向と直交する左右方向の回転体10の動きを、この回転体10の突起部10aとデマケーションクリート5部分の溝5aとの係合によって規制できる。すなわち、回転体10に接続される軸11と一体に設けられる検出片12の上述した左右方向の動きを規制できる。これにより、検出片12が踏板2に形成される凸部2aに正しく対向する状態を維持できる。したがって、より安定した検出性能が得られ、信頼性の高いステップ異常検出装置を実現できる。
なお、上記各実施形態は、検出片12と踏板2の凸部2aとの間隙を1mmに設定してあるが、1mmよりも大きい寸法に設定してもよい。
また上記では、軸11に一体に設けられる検出片12を2つ設けたが、1つ、あるいは3つ以上設けるようにしてもよい。
また上記では、回転体10と軸11との間にベアリングを介在させたが、回転体10と軸11とを互いに円滑に回動あるいは回転可能に接続するように軸11と接続される回転体10の内周面、及び回転体10と接続される軸11の端部外周面が形成されている場合には、ベアリングを省略することもできる。
また、上記各実施形態において、検出片12を、浮き上がりを生じている踏板2と衝合した際に塗料を出す構成にしてもよい。このように構成したものでは、浮き上がりを生じている踏板2が検出片12に衝合した際に出る塗料が、踏板2に付着するので、踏板2の浮き上がりを生じている箇所を、該当する踏板2が当該ステップ異常検出装置を通過した後であっても容易に確認することができる。
また、上記各実施形態では、規制手段が紐14を含む構成になっているが、紐14に代えて例えば上端が吸盤13に連結され、下端が軸11の両端に連結される軽量の一対の帯板等を設ける構成にしてもよい。このように構成する場合、帯板等と軸11との連結部分に、帯板等の長手方向に沿って形成され軸11の相対的な移動を許容させる長穴を設けると、回転体10をデマケーションクリート5部分の上に載置する作業が容易となる。
1 ステップ
1a ステップ本体
2 踏板
2a 凸部
3 前輪ローラ
4 後輪ローラ
5 デマケーションクリート
5a 溝
6 くし板
7 矢印
8 欄干
10 回転体
10a 突起部
11 軸
12 検出片
13 吸盤(吸着材)[規制手段]
14 紐[規制手段]
1a ステップ本体
2 踏板
2a 凸部
3 前輪ローラ
4 後輪ローラ
5 デマケーションクリート
5a 溝
6 くし板
7 矢印
8 欄干
10 回転体
10a 突起部
11 軸
12 検出片
13 吸盤(吸着材)[規制手段]
14 紐[規制手段]
Claims (4)
- 乗客コンベアのステップに備えられる踏板のステップ本体からの浮き上がりを検出する乗客コンベアのステップ異常検出装置において、
上記ステップの移動方向と直交する左右方向に配置される上記ステップ本体上の一対のデマケーションクリート部分の上にそれぞれ載置される回転体と、上記左右方向に延設されて上記回転体のそれぞれに保持され、上記回転体のそれぞれと互いに回動または回転自在に接続される軸と、上記回転体のそれぞれの上記ステップの上記移動方向に対する動きを規制する規制手段と、上記踏板に形成される凹凸部のうちの凸部に対して所定寸法の間隙をもって対向して配置され、上記軸と一体に設けられる検出片とを備えたことを特徴とする乗客コンベアのステップ異常検出装置。 - 請求項1に記載の乗客コンベアのステップ異常検出装置において、
上記規制手段は、上記ステップの両側に立設される欄干のそれぞれに吸着される一対の吸着材と、これらの吸着材に上端を連結され、下端が上記軸に連結される一対の紐とから成ることを特徴とする乗客コンベアのステップ異常検出装置。 - 請求項1に記載の乗客コンベアのステップ異常検出装置において、
上記軸と上記回転体とをベアリングを介して接続したことを特徴とする乗客コンベアのステップ異常検出装置。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の乗客コンベアのステップ異常検出装置において、
上記回転体の少なくとも一方は、上記デマケーションクリート部分の溝に挿入される突起部を有することを特徴とする乗客コンベアのステップ異常検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276487A JP2011116515A (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 乗客コンベアのステップ異常検出装置 |
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JP2009276487A JP2011116515A (ja) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | 乗客コンベアのステップ異常検出装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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Country Status (1)
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-
2009
- 2009-12-04 JP JP2009276487A patent/JP2011116515A/ja active Pending
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