JP2011114670A - 画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハレーション現象の発生や光量不足を防いで高質画像を安定的に得ることができる画像読取装置を提供すること。
【解決手段】複数のLED(発光素子)53を主走査方向に列状に配置して成る光源と、該光源からの出射光を原稿面に導くための導光板54を有する画像読取装置において、前記導光板54の出射面54A,54Bを、主走査方向の光は拡散させ、副走査方向の光は拡散させない楕円拡散面とするとともに、LED53間のピッチをP、LED53の半値角をθ、LED53からと導光板54の出射面(楕円拡散面)54A,54Bまでの距離をLとしたとき、
P<L・tanθ
を満たすようにする。
【選択図】図6

Description

本発明は、LED等の複数の発光素子を主走査方向に配列して成る光源からの出射光によって原稿画像を読み取る画像読取装置とこれを備えた複写機やプリンタ等の画像形成装置に関するものである。
電子写真方式によって用紙に画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置には原稿画像を光学的に読み取るための画像読取装置が備えられているが、この画像読取装置は、一般的には光源やミラー等を備えた光学系キャリッジを有しており、この光学系キャリッジを箱状構造体である光学フレーム内で副走査方向に移動させることによって、CCD等の撮像素子にて原稿画像を読み取るよう構成されている。
ところで、近年、斯かる画像読取装置の光源には、立ち上がり時間が短く、省エネルギ化と長寿命化が可能なLED(発光ダイオード)が採用されつつある。この場合、高い原稿面照度を確保するために複数のLEDがLED基板上に主走査方向に列状に実装される(例えば、特許文献1参照)。
点光源である複数のLEDをLED基板上に主走査方向に列状に実装して成る光源を使用する場合、主走査方向にLEDのピッチに相当するリップル状の照度ムラが現れる。又、書籍等の原稿を開いてコンタクトガラス面上に置いた状態で原稿面を光走査すると、原稿のコンタクトガラス面から浮いた綴じ代部分で正反射した光が直接CCD等の撮像素子に入射してハレーション現象が発生する。このハレーション現象の発生は、特に光沢度の高い原稿を読み取る場合に顕著である。このため、LED基板上のLEDの光出射方向前方に導光板を配置し、LEDから出射される光を導光板によって拡散して照度を主走査方向に均一化して照度ムラやハレーション現象の発生を抑える提案がなされている(例えば、特許文献2参照)。
特開2008−180841号公報 特開2008−124891号公報
しかしながら、光源から導光板の光拡散面までの距離が短いと実際にハレーション現象の発生を抑えることは困難であり、又、単純に光を拡散させるだけでは画像読取位置において副走査方向にも光が拡散されるため、原稿面への照射光量が不足して画像不良の発生を招くという問題が生じる。
本発明は上記問題に鑑みてなされたもので、その目的とする処は、ハレーション現象の発生や光量不足を防いで高質画像を安定的に得ることができる画像読取装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、複数の発光素子を主走査方向に列状に配置して成る光源と、該光源からの出射光を原稿面に導くための導光板を有する画像読取装置において、前記導光板の出射面を、主走査方向の光は拡散させ、副走査方向の光は拡散させない楕円拡散面とするとともに、発光素子間のピッチをP、発光素子の半値角をθ、発光素子と導光板の楕円拡散面までの距離をLとしたとき、
P<L・tanθ
を満たすことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記発光素子としてLEDを用いることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、前記導光板に、原稿面に対して直射光を出射する第1の出射面と、前記導光板に対向して配置された反射板に向けて光を出射する第2の出射面を設けたことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、前記導光板の出射面に楕円拡散シートを貼設したことを特徴とする。
請求項5記載の画像形成装置は、請求項1〜4の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする。
本発明によれば、導光板の出射面を、主走査方向の光は拡散させ、副走査方向の光は拡散させない楕円拡散面とするとともに、発光素子間のピッチPと発光素子の半値角θ及び発光素子から導光板の楕円拡散面までの距離Lの間に、
P<L・tanθ
なる関係が成立するようにしたため、導光板の出射面での主走査方向における照度ムラを10%以下に抑えることができ、書籍等の原稿を開いてコンタクトガラス面上に置いた状態で原稿面を読み取る場合のハレーション現象の発生を抑えることができる。
又、導光板の出射面は副走査方向の光を拡散させないため、原稿面を効率良く光照射して光量不足を防ぐことができ、高質画像を安定的に得ることができる。
本発明に係る画像形成装置(複合機)の縦断面図である。 本発明に係る画像読取装置の副走査方向断面図である。 本発明に係る画像読取装置の第1光学系ユニットの副走査方向断面図である。 (a)はLEDの光度分布図、(b)はLEDの指向特性図である。 LED単体の導光板出射面での照度分布図である。 本発明に係る画像読取装置におけるLED間のピッチPとLEDの半値角θ及びLEDと導光板から楕円拡散面までの距離Lとの関係を示す図である。 本発明に係る画像読取装置の導光板出射面での照度分布図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
[画像形成装置]
図1は本発明に係る画像形成装置の縦断面図であり、図示の画像形成装置1は、複写機能とプリンタ機能及びファクシミリ機能を兼備した複合機であって、用紙の両面に画像を形成することができる装置である。
画像形成装置1は、装置本体2とその上部に配された自動原稿搬送装置(ADF)3及び本発明に係る画像読取装置4を備えており、装置本体2の内部上方には、画像形成部5が配され、装置本体2内の下半部には用紙収納部6が配されている。又、装置本体2内の画像形成部5と用紙収納部6の間には転写搬送ユニット7と両面搬送ユニット8が配されており、転写搬送ユニット7には反転手段を構成する反転ローラ36と反転コロ37が備えられている。
上記画像読取装置4は、原稿画像を光学的に読み取るための装置であって、その構成の詳細は後述する。
前記画像形成部5は、電子写真方式によって画像を形成するものであって、回転可能に配された像担持体としての感光ドラム9と、その周囲に配された帯電器10、現像装置11、転写ローラ12及びクリーニング装置13の他、現像装置11に現像剤であるトナーを補給するためのトナーホッパー14を備えている。尚、画像形成部5の横には、走査光学手段であるレーザースキャナユニット(LSU)15が配置されている。
前記用紙収納部6は、複数枚の用紙が積層収容された着脱可能な4つの給紙カセット16,17,18,19を備えており、各給紙カセット16〜19の近傍には、各給紙カセット16〜19内の用紙を上位のものから順次取り出すピックローラ20と、取り出された用紙を1枚ずつ分離して送り出すフィードローラ21とリタードローラ22がそれぞれ配設されている。又、バイパストレイ23の近傍には、バイパス搬送手段としてのピックローラ20、フィードローラ21、リタードローラ22及び搬送ローラ24が設けられている。尚、図1において25,26,27は搬送ローラである。
前記転写搬送ユニット7は、用紙収納部6から送り出された用紙を適当なタイミングで画像形成部5へと搬送するとともに、画像形成部5において画像が形成された用紙を不図示の排紙トレイへと排出するものであって、用紙収納部6から画像形成部5に至る第1搬送経路S1に配置されたレジストローラ28、前記転写ローラ12、画像形成部5から排紙手段としての後述の排紙ローラ31に至る第2搬送経路S2に設けられた定着装置29と搬送ローラ30及び排紙ローラ31を備えている。ここて、定着装置29は、圧接状態で互いに回転する定着ローラ29aと加圧ローラ29bを備えている。
又、転写搬送ユニット7は画像形成装置本体2に対して着脱可能であって、該転写搬送ユニット7には、第2搬送経路S2から分岐して両面搬送ユニット8の反転ローラ36と反転コロ37に至る横U字状の第3搬送経路S3が設けられており、その途中には搬送ローラ32が設けられている。又、転写搬送ユニット7には前記第3搬送経路S3とは別に反転搬送経路S3’が第2搬送経路S2から分岐して下方に延びており、その途中には搬送ローラ33が設けられている。そして、第2搬送経路S2と第3搬送経路S3との分岐部には、用紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ34が回動可能に設けられている。
前記両面搬送ユニット8は、画像形成部5において画像が形成された用紙の表裏を反転させるものであって、前記第3搬送経路S3と反転搬送経路S3’に連なる中間トレイ35とその下方に配された第4搬送経路S4を備えており、中間トレイ35には、正逆転可能な反転ローラ36と、該反転ローラ36に対して圧接/離間する反転コロ37が設けられている。
又、両面搬送ユニット8には大径の再給紙ローラ38が回転可能に設けられており、この再給紙ローラ38の外周には小径のローラ39,40が回転可能に当接している。尚、再給紙ローラ38には不図示の一方向クラッチが設けられている。そして、反転手段を構成する前記反転ローラ36と反転コロ37からは第4搬送経路S4が延びており、この第4搬送経路S4は前記第1搬送経路S1に合流している。
上記第4搬送経路S4には、互いに当接する搬送ローラ42と搬送コロ41が用紙搬送方向に沿って3組設けられている。又、再給紙ローラ38の近傍には、中間トレイ35に一旦引き込まれた用紙の搬送方向を切り換えるためのフラッパ43が回動可能に設けられている。尚、本実施の形態では、両面搬送ユニット8の第4搬送経路S4には、2枚以上の用紙を保留可能な2つ以上の用紙保留位置が備えられている。
[画像読取装置]
ここで、本発明に係る前記画像読取装置4の構成を図2及び図3に基づいて説明する。
図2は本発明に係る画像読取装置の副走査方向断面図、図3は同画像読取装置の第1光学系ユニットの副走査方向断面図であり、図2に示すように、画像読取装置4は、筐体を構成する箱状構造体である光学フレーム44を備えており、この光学フレーム44の上面にはコンタクトガラス4aが設けられている。
又、光学フレーム44の内部には、コンタクトガラス4a上に載置された原稿Gに向けて光を照射して該原稿Gを照明する照明部45と、原稿Gにて反射した照射光を90°方向に反射させる第1反射ミラー46とで構成される第1光学系ユニット47と、第1反射ミラー46にて反射した反射光を90°方向に反射させる第2反射ミラー48と、該第2反射ミラー48にて反射した反射光を更に90°方向に反射させる第3反射ミラー49とで構成される第2光学系ユニット50が不図示のガイドレールに沿って副走査方向(図2の左右方向)に移動可能に収容されている。
更に、光学フレーム44の内部には結像レンズ51と撮像素子であるCCD52が収容されており、前記第3反射ミラー49にて反射した原稿Gからの反射光は、結像レンズ51によって収束した後にCCD52に入射し、該CCD52上に結像される。
ところで、前記照明部45は、光源として主走査方向に列状(アレイ状)に配設された発光素子である複数のLED53を使用するものであって、LED53の光出射方向前方(図3の左方)には副走査方向(図3の紙面垂直方向)に長い導光板54が配置されている。尚、導光板54は透明樹脂又はガラスによって構成されている。
又、上記導光板54に対向する位置には、副走査方向(図3の紙面垂直方向)に長い凹曲面状の反射板55が斜めに取り付けられて配置されている。尚、この反射板55は、図2及び図3に矢印にて示すようにLED53から導光板54を通って出射した光L1を反射させてコンタクトガラス4a上の原稿Gを照射するためのものである。又、導光板54から反射板55を通って出射した光L2は、コンタクトガラス4a上の原稿Gに向けて照射され、原稿Gにて反射した光L3は鉛直下方に向かい第1反射ミラー46によって90°方向に反射される。
ところで、導光板54には、原稿Gに対して直射光L1を出射する第1の出射面54Aと、前記反射板55に向けて光L2を出射する第2の出射面54Bが設けられており、反射板55で反射した光(間接光)L2は原稿Gに向けて照射される。
而して、本実施の形態では、導光板54の第1及び第2の出射面54A,54Bは、その表面に不図示の楕円拡散シートが貼設されることによって楕円拡散面として構成され、主走査方向の光は拡散させ、副走査方向の光は拡散させない機能を果たす。
ここで、図4(a)に各LED53の光度分布を示し、図4(b)に各LED53の指向特性を示すが、図4(a)に示す照度分布は図4(b)に示す光軸X上の光度を100%としたときに角度α方向から見える光度の割合を示すものであり、その割合が50%となる角度θを半値角とする。
又、図5にLED53単体の導光板54の出射面54A,54Bでの主走査方向の照度分布を示す。ここで、図5において、横軸はLED53の光軸上の位置を基準とし、その基準位置からの主走査方向の距離(主走査位置(mm))を示し、縦軸は照度(lux)を示す。
図5に示すように、LED53単体では光軸X上の照度が最も高く、光軸Xから主走査方向に遠ざかるに従って照度が放物線を描いて低下する。
而して、本実施の形態では、図6に示すように、LED53間のピッチをP、LED53の半値角をθ、LEDから導光板54の第1及び第2の出射面(楕円拡散面)までの距離をLとしたとき、
P<L・tanθ … (1)
なる関係を満足するようピッチPと距離Lが設定されている。
本実施の形態に係る画像読取装置4において、前記式(1)が満足される場合の導光板54の出射面54A,54Bでの照度分布を図7に示すが、同図から明らかなように導光板54の出射面54A,54Bでの主走査方向における照度ムラを10%以下に抑えることができる。
[画像形成動作]
次に、以上のように構成された図1に示す画像形成装置1の画像形成動作について説明する。
例えば、自動原稿搬送装置3の原稿トレイ3aにセットされた原稿Gが原稿読取部であるコンタクトガラス4a上に自動的に搬送され、その原稿Gの画像が画像読取装置4によって光学的に読み取られる。即ち、第1光学系ユニット47と第2光学系ユニット50が不図示のガイドレールに沿って副走査方向(図1の左右方向)に移動しながらコンタクトガラス4a上に載置された原稿Gを走査すると、第1光学系ユニット47のLED53から導光板54を通過して第1の出射面54Aから出射して原稿Gに向かう光L1と、第2の出射面54Bから出射して反射板55にて反射した後に原稿Gに向かう光L2によって原稿Gが照射され、原稿Gにて反射した反射光L3は第1光学系ユニット47の第1反射ミラー46にて90°方向に反射する。そして、この光L3は、第2光学系ユニット50の第2反射ミラー48と第3反射ミラー49にて90°方向にそれぞれ反射し、結像レンズ51によって収束した後にCCD52に入射し、該CCD52によって読み取られて電気信号に変換される。
上述のようにして原稿Gの画像が画像読取装置4によって光学的に読み取られると、画像形成部5においては、感光ドラム9が不図示の駆動手段によって図1の矢印方向(時計方向)に回転駆動され、その表面が帯電器10によって所定の電位に一様に帯電される。そして、画像読取装置4から送信される電気信号に基づくレーザー光がレーザースキャナユニット15から出力されて感光ドラム9上に照射されると、該感光ドラム9上に静電潜像が形成される。そして、この感光ドラム9上に形成された静電潜像は、現像装置11によってトナーを用いて現像されてトナー像として可視像化される。
ところで、カセット給紙を行う場合、用紙収納部6の例えば給紙カセット16内に収容された用紙は、ピックローラ20によって最上位のものからピックアップされ、フィードローラ21とリタードローラ22によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ25,26によって第1搬送経路路S1をレジストローラ28へと搬送される。そして、レジストローラ28においては、用紙は、一時待機状態とされた後、感光ドラム9上のトナー像に同期する所定のタイミングで画像形成部5へと供給される。
画像形成部5においては、感光ドラム9と転写ローラ12との間の転写ニップへと供給された用紙は、転写ローラ12によって感光ドラム9に押し付けられながら搬送されることによって、その表面(第1面)に感光ドラム9上のトナー像が転写される。そして、トナー像が転写された用紙は、定着装置29へと搬送され、この定着装置29の定着ローラ29aと加圧ローラ29b間の定着ニップを通過する過程で加熱及び加圧されてトナー像の定着を受ける。尚、用紙へのトナー像の転写後に感光ドラム9の表面に残留するトナー(転写残トナー)はクリーニング装置13によって除去され、表面が清掃された感光ドラム9は次の画像形成動作に備えられる。
而して、定着装置29にて表面にトナー像が定着された用紙は、フェースアップ排紙(FU排紙)が選択されている場合には、フラッパ34によってその搬送方向が決定され、用紙は第2搬送経路S2をそのまま排紙ローラ31に向かって搬送され、排紙ローラ31によって画像面を上にして不図示の排紙トレイへと排出される。
一方、フェースダウン排紙(FD排紙)又は両面画像モードが選択された場合には、フラッパ34が動作して用紙の搬送方向が切り換えられ、定着装置29を通過した用紙は横U字状の第3搬送経路S3を通って両面搬送ユニット8へと搬送される。
両面搬送ユニット8においては、反転コロ37は反転ローラ36から離間した状態で待機しており、用紙が両面搬送ユニット8に或る一定以上送られると、反転コロ37は反転ローラ36に圧接される。このように反転コロ37が反転ローラ36に圧接されると、反転ローラ36が正転されて用紙が送られてきた方向に引き込まれ、用紙が或る一定以上引き込まれると反転ローラ36が逆転されて用紙がスイッチバックされて反転搬送経路S3又は第4搬送経路S4へと送られる。即ち、フェースダウン排紙が選択されている場合には、フラッパ43によって用紙の搬送方向が反転搬送経路S3へと切り換えられ、用紙は画像面を下にした状態で排紙ローラ31によって不図示の排紙トレイへと排出される。
又、両面画像モードが選択されている場合には、フラッパ43によって用紙の搬送方向が第4面搬送経路S4の方向に切り換えられ、用紙は、再給紙ローラ38と反転コロ41及び搬送ローラ42によって第4搬送経路S4を画像面を上にして搬送され、第4搬送経路S4から第1搬送経路S1へと受け渡されることによって表裏が反転されて画像面を下にした状態でレジストローラ28へと送られる。そして、以後は前述と同様のプロセスを経て用紙の反対面(第2面)にトナー像が形成され、このトナー像が形成された用紙は、定着装置29によってトナー像の定着を受けた後に排紙ローラ対31によって不図示の排紙トレイへと排出され、該用紙の両面に画像が形成される。
尚、以上はカセット給紙を行う場合について説明したが、手差し給紙を行う場合には、バイパストレイ23上にセットされた用紙は、ピックローラ20によって最上位のものから1枚ずつピックアップされ、フィードローラ21とリタードローラ22によって1枚ずつ分離されて搬送ローラ24によって第1搬送経路S1をレジストローラ28へと搬送され、以後は前記と同様のプロセスを経て該用紙に画像が形成される。
而して、以上のプロセスを経て用紙に画像を形成する画像形成装置1に設けられた本発明に係る画像読取装置4においては、導光板54の第1及び第2の出射面54A,54Bを、主走査方向の光は拡散させ、副走査方向の光は拡散させない楕円拡散面とするとともに、LED53のピッチPとLED53の半値角θ及びLED53から導光板54の出射面(楕円拡散面)54A,54Bまでの距離Lの間に前記(1)式の関係が成立するようにしたため、前述のように導光板54の出射面54A,54Bでの主走査方向における照度ムラを10%以下に抑えることができ、書籍等の原稿Gを開いてコンタクトガラス4a上に置いた状態で原稿Gを読み取る場合のハレーション現象の発生を抑えることができる。
又、導光板54の出射面54A,54Bは副走査方向の光を拡散させないため、原稿Dを効率良く光照射して光量不足を防ぐことができ、高質画像を安定的に得ることができる。
尚、本実施の形態では、本発明を複合機及びこれに備えられた画像読取装置に対して適用した例について説明したが、本発明は、単体としての複写機、プリンタ、ファクシミリ等の他の任意の画像形成装置及びこれに備えられた画像読取装置に対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 画像形成装置
2 画像形成装置本体
3 自動原稿搬送装置
3a 原稿トレイ
4 画像読取装置
4a コンタクトガラス
5 画像形成部
6 用紙収納部
7 転写搬送ユニット
8 両面搬送ユニット
9 感光ドラム
10 帯電器
11 現像装置
12 転写ローラ
13 クリーニング装置
14 トナーホッパー
15 レーザースキャナユニット(LSU)
16〜19 給紙カセット
20 ピックローラ
21 フィードローラ
22 リタードローラ
23 バイパストレイ
24〜27 搬送ローラ
28 レジストローラ
29 定着装置
29a 定着ローラ
29b 加圧ローラ
30 搬送ローラ
31 排紙ローラ
32,33 搬送ローラ
34 フラッパ
35 中間トレイ
36 反転ローラ
37 反転コロ
38 再給紙ローラ
39,40 ローラ
41 搬送コロ
42 搬送ローラ
43 フラッパ
44 光学フレーム
45 照明部
46 第1反射ミラー
47 第1光学系ユニット
48 第2反射ミラー
49 第3反射ミラー
50 第2光学系ユニット
51 結像レンズ
52 CCD
53 LED(光学素子)
54 導光板
54A 導光板の第1の出射面
54B 導光板の第2の出射面
55 反射板
G 原稿
L LEDから導光板の楕円拡散面までの距離
L1〜L3 光
P LED間のピッチ
S1 第1搬送経路
S2 第2搬送経路
S3 第3搬送経路
S3’ 反転搬送経路
S4 第4搬送経路
X 光軸
θ LEDの半値角

Claims (5)

  1. 複数の発光素子を主走査方向に列状に配置して成る光源と、該光源からの出射光を原稿面に導くための導光板を有する画像読取装置において、
    前記導光板の出射面を、主走査方向の光は拡散させ、副走査方向の光は拡散させない楕円拡散面とするとともに、発光素子間のピッチをP、発光素子の半値角をθ、発光素子から導光板の楕円拡散面までの距離をLとしたとき、
    P<L・tanθ
    を満たすことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記発光素子としてLEDを用いることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記導光板に、原稿面に対して直射光を出射する第1の出射面と、前記導光板に対向して配置された反射板に向けて光を出射する第2の出射面を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の画像読取装置。
  4. 前記導光板の出射面に楕円拡散シートを貼設したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像読取装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の画像読取装置を備えることを特徴とする画像形成装置。

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