JP2011114488A - 半導体集積回路およびその調整方法 - Google Patents

半導体集積回路およびその調整方法 Download PDF

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【課題】一対の信号線に差動の信号を出力する差動出力駆動回路を備える半導体集積回路において、立ち上がり時間と立ち下がり時間とをそれぞれ独立に調整できるようにする。
【解決手段】一対の信号線4a,4bのそれぞれとGNDとの間に出力容量Ca,Cbを備えるとともに、それぞれの信号線4a,4bに直列に第1の抵抗R1a,R1bを介在し、かつ前記信号線4a,4bを第2の抵抗R2a,R2bによって電源電位にプルアップする。そして、該半導体集積回路1を基板に実装した後に測定された立ち上がり時間と立ち下がり時間とに応じて、抵抗値調整回路Aa,Abが、前記抵抗R1a,R2a;R1b,R2bの抵抗値をそれぞれ調整する。したがって、立ち上がり時間と立ち下がり時間とをそれぞれ独立に調整できるようになり、それらの対称性を維持しなければならないような規格に対しても対応可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、半導体集積回路およびその調整方法に関し、特に前記半導体集積回路としては、一対の信号線に小振幅な差動の信号を出力するようにしたものに関する。
前記のような半導体集積回路の典型的な従来技術は、特許文献1で示されている。図4は、その特許文献1のブロック図であり、この従来技術は、USB(Universal Serial Bus)2.0規格に対応したものである。図4では、前記小振幅な差動の信号を出力する差動出力駆動回路101を内蔵する半導体集積回路102と、前記小振幅な差動の信号を受信する差動入力増幅回路103を内蔵する半導体集積回路104と、それらの間を接続し、一対の信号線105a,105bを有する転送線路105とが示されている。注目すべきは、この特許文献1では、差動出力駆動回路101の出力スルーレートを調整するために、一対の出力端子106,107間に、容量接続回路108が設けられていることである。
そして、一部の製品或いは全部の製品について、前記半導体集積回路102,104を基板に実装して、すなわち図4で示す回路を実際に構成して、前記転送線路105の特性などに応じて前記容量接続回路108の容量値Cを調整可能とすることで、出力抵抗109,110の抵抗値Rとの時定数CRを変化させ、立ち上がりおよび立ち下がりの出力スルーレートを調整している。これによって、差動出力駆動回路101の出力波形品質を改善するための出力スルーレートの調整が簡単になり、前記差動で小振幅なデータを送信する装置(差動出力駆動回路101)の設計期間を短縮し、所望の製品を比較的短期間で実現することが可能になっている。
特許第3828538号公報
しかしながら、上述の従来技術のように、容量接続回路108で容量値Cを調整することのみで出力スルーレートを調整した場合、立ち上がりと立ち下がりとの出力スルーレートが同じ様に変化してしまうという問題がある。一方、前記転送線路105における前記一対の信号線105a,105bは、シンメトリ(対称)に設計されるが、実際には基板のマイクロストリップラインの差などによってアシンメトリ(非対称)に形成されることがある。
ここで、イーサーネット(登録商標)の規格(IEEE Std 802.3-2005, clause 25)を基に、University of New Hampshire Inter Operability Laboratory(以下、UNH−IOL)が作成しているPhysical Medium Dependent (PMD) Test Suite Version 3.4にて定められている100BASE−TXの送信波形に関する規格(Test #25.1.2 - Rise and Fall Times)では、図5で示すように、立ち上がり時間t1および立ち下がり時間t2がそれぞれ4ns±1nsの範囲に規定されているだけではなく、立ち上がり時間t1と立ち下がり時間t2との差が500ps未満であることまで規定されている。
勿論、半導体集積回路の差動出力駆動回路の設計においては、立ち上がり時間と立ち下がり時間とが同じになる様に設計されているが、該半導体集積回路の次段に接続されるプリント基板上の線路インピーダンス値や外付け抵抗の抵抗値の固体ばらつきなどによって、半導体集積回路側から見た一対の差動ラインそれぞれのインピーダンス値が異なってしまい、結果的に、立ち上がり時間と立ち下がり時間との間にずれが生じる場合がある。
詳細に説明すると、出力信号のスルーレートSRは、
SR=V/t=Z・I/t
で表される。
ここで、半導体集積回路側から見た一対の差動ラインそれぞれのコモンモードインピーダンス(対グランド間のインピーダンス)をZ1,Z2とおき、電流Iと時間tとは一定と仮定した場合、前記コモンモードインピーダンスZ1,Z2の変動が、直接SRに影響する。
したがって、たとえばZ1=Z2のときの立ち上がり時のSR=立ち下がり時のSR=4nsと仮定し、半導体集積回路の外部の要因で、Z1が10%増加、Z2が10%減少した場合、立ち上がり時間が4.4ns、立ち下がり時間が3.6nsとなり、立ち上がり時間と立ち下がり時間との差が800psとなってしまい、前記規格から外れてしまう。このような場合、立ち上がり時間と立ち下がり時間とをそれぞれ独立に調整し、その差を500ps未満に調整する必要があるが、図4の従来例の回路では、独立に調整することができない。
本発明の目的は、一対の差動の信号線における立ち上り時間と立ち下り時間とをそれぞれ独立に調整可能な半導体集積回路およびその調整方法を提供することである。
本発明の半導体集積回路は、一対の信号線に差動の信号を出力する差動出力駆動回路と、前記一対の信号線にそれぞれ設けられ、抵抗値が調整可能であり、前記信号線に直列に介在される第1の抵抗および前記信号線を電源電位にプルアップする第2の抵抗と、前記第1および第2の抵抗の抵抗値の設定を受付ける受付け部とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、一対の信号線に差動の信号を出力する差動出力駆動回路を備える半導体集積回路において、前記一対の信号線にそれぞれ抵抗値が調整可能で、前記信号線に直列に介在される第1の抵抗と、前記信号線を電源電位にプルアップする第2の抵抗とを設ける。一方、該半導体集積回路を基板に実装した後に立ち上がり時間と立ち下がり時間とが測定され、その測定結果に対応した前記第1および第2の抵抗に対する抵抗値が受付け部で受付けられ、前記第1および第2の抵抗に設定される。
したがって、特に信号線を電源電位にプルアップする第2の抵抗を設けることで、立ち上がり時間と立ち下がり時間とをそれぞれ独立に調整できるようになり、100BASE−TXで定められている Rise and Fall Timesのように、対称性を維持しなければならないような規格に対しても対応可能となる。
また、本発明の半導体集積回路では、前記一対の信号線のそれぞれとGNDとの間に設けられる出力容量をさらに備え、前記受付け部は、前記出力容量の放電時に形成される前記第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち下がり時間となるような抵抗値に前記第1の抵抗を調整し、前記出力容量の充電時に形成される前記第2および第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち上がり時間となるような抵抗値に前記第1および第2の抵抗を調整する調整回路であることを特徴とする。
さらにまた、本発明の半導体集積回路の調整方法は、差動出力駆動回路を備え、その差動出力駆動回路から一対の信号線に差動の信号を出力するようにした半導体集積回路の調整方法において、前記一対の信号線のそれぞれとGNDとの間に出力容量を接続する工程と、前記一対の信号線のそれぞれに直列に第1の抵抗を介在する工程と、前記一対の信号線のそれぞれを電源電位にプルアップする第2の抵抗を接続する工程と、前記出力容量の放電時に形成される前記第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち下がり時間となるような抵抗値に前記第1の抵抗を調整する工程と、前記出力容量の充電時に形成される前記第2および第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち上がり時間となるような前記第1および第2の抵抗の抵抗値の加算値の範囲で、かつ前記第1の抵抗の抵抗値を減算した抵抗値に前記第2の抵抗を調整する工程とを含むことを特徴とする。
上記の構成によれば、前記一対の信号線のそれぞれとGNDとの間に設けられる出力容量と、前記第1および第2の抵抗とのCRの時定数によって前記立ち上がり時間と立ち下がり時間とを調整する。具体的には、前記受付け部としての調整回路は、前記出力容量の放電時(信号線に対して前記差動出力駆動回路の出力がHighからLow)に形成される前記第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち下がり時間となるような抵抗値に前記第1の抵抗を調整し、前記出力容量の充電時(信号線に対して前記差動出力駆動回路の出力がLowからHigh)に形成される前記第2および第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち上がり時間となるような前記第1および第2の抵抗の抵抗値の加算値の範囲で、かつ前記第1の抵抗の抵抗値を減算した抵抗値に前記第2の抵抗を調整する。
したがって、抵抗値の調整で、差動の信号線の立ち上がり時間と立ち下がり時間とを調整することができる。
本発明の半導体集積回路およびその調整方法は、以上のように、一対の信号線に差動の信号を出力する差動出力駆動回路を備える半導体集積回路において、前記一対の信号線にそれぞれ抵抗値が調整可能で、前記信号線に直列に介在される第1の抵抗と、前記信号線を電源電位にプルアップする第2の抵抗とを設ける一方、該半導体集積回路を基板に実装した後に測定された立ち上がり時間と立ち下がり時間とに応じた抵抗値を受付け部で受付けて、前記第1および第2の抵抗に設定する。
それゆえ、特に信号線を電源電位にプルアップする第2の抵抗を設けることで、立ち上がり時間と立ち下がり時間とをそれぞれ独立に調整できるようになり、100BASE−TXで定められている Rise and Fall Timesのように、対称性を維持しなければならないような規格に対しても対応可能となる。
本発明の実施の一形態に係る半導体集積回路のブロック図である。 図1で示す半導体集積回路における信号立ち上がり時の時定数の調整方法を説明するための図である。 図1で示す半導体集積回路における信号立ち下がり時の時定数の調整方法を説明するための図である。 典型的な従来技術の半導体集積回路を含む信号転送経路を説明するための図である。 イーサーネット(登録商標)の1規格(100BASE−TX)における差動信号の立ち上がり時間と立ち下がり時間との規定を説明するためのグラフである。
図1は、本発明の実施の一形態に係る半導体集積回路1のブロック図である。この半導体集積回路1は、前記イーサーネット(登録商標)における100BASE−TXの送信波形に関する規格(Test #25.1.2 - Rise and Fall Times)に適応するものである。そして、半導体集積回路1は、差動出力駆動回路2を備え、その差動出力駆動回路2は、該半導体集積回路1の一対の出力端子3a,3bにそれぞれ接続される信号線4a,4bから成る転送線路4へ、小振幅な差動の信号を出力する。前記転送線路4は前記図4で示す転送線路105と同様であり、図示していないけれども、前記信号を受信する負荷回路は、同様に前記図4で示し、差動入力増幅回路103を内蔵する半導体集積回路104と同様であり、ここではそれらの説明を省略する。
注目すべきは、前記半導体集積回路1は、前記一対の信号線4a,4bのそれぞれとGNDとの間に出力容量Ca,Cbを備えるとともに、それぞれの信号線4a,4bに直列に介在される第1の抵抗R1a,R1bと、前記信号線4a,4bを電源電位にプルアップする第2の抵抗R2a,R2bと、抵抗値が可変である前記抵抗R1a,R2a;R1b,R2bそれぞれの抵抗値の設定を受付ける受付け部となり、その受付けた抵抗値に調整する抵抗値調整回路Aa,Abとを備えて構成されることである。
図2および図3は、前記抵抗値調整回路Aa,Abによる前記抵抗R1a,R2a;R1b,R2bの抵抗値の調整方法を説明するための図である。説明の簡略化のために、図において、破線で囲む一方の信号線4aに関する部分、すなわち抵抗R1a,R2aの調整方法について説明する。
前記差動出力駆動回路2は、前記信号線4aへの出力端に出力トランジスタTraを備え、この出力トランジスタTraがONすると前記信号線4aはGNDレベル(ローレベル)となり、OFFすると、第2の抵抗R2aによるプルアップによって電源電位(ハイレベル)となる。そして、調整は、該半導体集積回路1が基板に実装された後に、測定された立ち上がり時間と立ち下がり時間とに応じて、前記出力容量Caと、第1および第2の抵抗R1a,R2aとのCRの時定数が、前記100BASE−TXで定められている Rise and Fall Timesに適合するように行われる。
具体的には、先ず図2で示すように、前記出力容量Caの充電時(信号線4aに対して前記差動出力駆動回路2の出力がLowからHigh(出力トランジスタTraがONからOFF))のときに形成される前記第2および第1の抵抗R2a,R1aと前記出力容量Caとの直列回路による時定数T1が、前記100BASE−TXで定められている Rise Time、すなわち4nsとなるような前記第1および第2の抵抗R1a,R2aの抵抗値の範囲が求められる。
すなわち、前記信号線4aの電圧をV、電源印加電圧をV0とすると、それらの関係は下式で表される。
V=V0{1−e−T1/(Ca(R1a+R2a))
したがって、上式をT1について解くと、
T1=−Ca(R1a+R2a)・loge(1+V/V0)
となる。
ここで、たとえば、V0=1V、V=0.9V(90%)の条件で、T1=4nsにしたい場合は、
T1=−Ca(R1a+R2a)・loge(1+V/V0)
=−Ca(R1a+R2a)×(−2.3)
となり、Ca=1pFとした場合、上式は、
4×10−9=(1×10−12)(R1a+R2a)×2.3
となり、
R1a+R2a=(4×10−9)/{(1×10−12)×2.3}=1739Ω
となる。
次に、図3で示すように、前記出力容量Caの放電時(信号線4aに対して前記差動出力駆動回路2の出力がHighからLow(出力トランジスタTraがOFFからON))のときに形成される前記第1の抵抗R1aと前記出力容量Caとの直列回路による時定数T2が、前記100BASE−TXで定められている Fall Time、すなわち4nsとなるような前記第1の抵抗R1aの抵抗値が求められる。
すなわち、前記信号線4aの電圧Vと電源印加電圧V0との関係は下式で表される。
V=V0・e−T2/(Ca・R1a)
したがって、上式をT2について解くと、
T2=−Ca・R1a・loge(V/V0)
となる。
ここで、たとえば、V0=1V、V=0.1V(10%)の条件で、T2=4nsにしたい場合は、
4×10−9=(1×10−12)・R1a×2.3
となり、
R1a=(4×10−9)/{(1×10−12)×2.3}=1739Ω
となる。
したがって、この場合は、前記抵抗値調整回路Aaが調整する抵抗R1a,R2aの抵抗値としては、たとえば初期値はR1a=1739Ω、R2a=0Ωに設定しておき、外部要因で時定数T1やT2の実測値が4nsにならなかった場合や、対称性が規格から外れていた場合は、これらの抵抗R1a,R2aの抵抗値を変更することで、前記時定数(立ち上がりおよび立ち下がり時間)T1,T2を調整することが可能になる。
前記抵抗R1a,R2aとしては、たとえば相互に直列または並列に配置された複数の抵抗素子と、前記直列の抵抗素子の端子間を短絡したり、抵抗素子を並列に挿入したりするスイッチ素子とを備えて構成され、前記抵抗値調整回路Aa,Abは、前記スイッチ素子のスイッチングの態様を切換えるレジスタなどで、実現することができる。
他方の信号線4bは、前述のように、前記信号線4aとシンメトリ(対称)に設計されているけれども、アシンメトリ(非対称)に形成されてしまうことがあり、該信号線4bに関する部分、すなわち抵抗R1b,R2bについても、上述の抵抗R1a,R2aと同様の調整が行われる。前記のような調整は、半導体集積回路1を実際に基板に実装した一部の製品のみについての立ち上がり時間(T1)および立ち下がり時間(T2)の測定結果に基づいて行われてもよく、或いは全部の製品の測定結果に基づいて、それぞれ行われてもよい。
以上のように構成および調整を行うことで、一対の信号線4a,4bに差動の信号を出力する半導体集積回路1において、前記信号の立ち上がり時間(T1)と立ち下がり時間(T2)とをそれぞれ独立に調整できるので、100BASE−TXの送信波形に定められている Rise and Fall Timesのように、対称性を維持しなければならないような規格に対しても対応可能となる。これによって、差動出力駆動回路2の出力波形品質を改善するための出力スルーレートの調整が簡単になり、前記差動で小振幅なデータを送信する該差動出力駆動回路1の設計期間を短縮し、所望の製品を比較的短期間で実現することが可能になる。
1 半導体集積回路
2 差動出力駆動回路
3a,3b 出力端子
4 転送線路
4a,4b 信号線
Ca,Cb 出力容量
R1a,R1b 第1の抵抗
R2a,R2b 第2の抵抗
Aa,Ab 抵抗値調整回路

Claims (3)

  1. 一対の信号線に差動の信号を出力する差動出力駆動回路と、
    前記一対の信号線にそれぞれ設けられ、抵抗値が調整可能であり、前記信号線に直列に介在される第1の抵抗および前記信号線を電源電位にプルアップする第2の抵抗と、
    前記第1および第2の抵抗の抵抗値の設定を受付ける受付け部とを含むことを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記一対の信号線のそれぞれとGNDとの間に設けられる出力容量をさらに備え、
    前記受付け部は、前記出力容量の放電時に形成される前記第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち下がり時間となるような抵抗値に前記第1の抵抗を調整し、前記出力容量の充電時に形成される前記第2および第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち上がり時間となるような抵抗値に前記第1および第2の抵抗を調整する調整回路であることを特徴とする請求項1記載の半導体集積回路。
  3. 差動出力駆動回路を備え、その差動出力駆動回路から一対の信号線に差動の信号を出力するようにした半導体集積回路の調整方法において、
    前記一対の信号線のそれぞれとGNDとの間に出力容量を接続する工程と、
    前記一対の信号線のそれぞれに直列に第1の抵抗を介在する工程と、
    前記一対の信号線のそれぞれを電源電位にプルアップする第2の抵抗を接続する工程と、
    前記出力容量の放電時に形成される前記第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち下がり時間となるような抵抗値に前記第1の抵抗を調整する工程と、
    前記出力容量の充電時に形成される前記第2および第1の抵抗と前記出力容量との直列回路による時定数が、予め定められる立ち上がり時間となるような前記第1および第2の抵抗の抵抗値の加算値の範囲で、かつ前記第1の抵抗の抵抗値を減算した抵抗値に前記第2の抵抗を調整する工程とを含むことを特徴とする半導体集積回路の調整方法。
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