JP2000353945A - デジタル信号出力回路 - Google Patents

デジタル信号出力回路

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JP2000353945A JP2000031299A JP2000031299A JP2000353945A JP 2000353945 A JP2000353945 A JP 2000353945A JP 2000031299 A JP2000031299 A JP 2000031299A JP 2000031299 A JP2000031299 A JP 2000031299A JP 2000353945 A JP2000353945 A JP 2000353945A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信号配線へ信号を出力する信号出力回路に関
して、高速信号伝送時に発生する波形歪みを抑止し、バ
スの動作速度を高めることを課題とする。 【解決手段】 出力信号状態変化検出部4が出力信号の
変化を検出し場合に、連続可変部3は、出力信号の変化
のタイミングに合わせて、出力インピーダンスを連続的
に変化させるように、出力バッファ1と信号線2の間に
設けられた出力インピーダンス可変部2を制御すること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、信号配線へ信号
を出力する信号出力回路に関わり、特に高速化により問
題となる信号線上での波形歪みを抑制するための信号出
力方式に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、図17は、特開平10−261
948号による出力インピーダンス自己補正回路付半導
体集積回路に関するものである。
【0003】図17の出力インピーダンス自己補正回路
付半導体集積回路では、半導体集積回路107の内部回
路105は、出力回路101と接続され、出力端子10
2は、ケーブルまたはプリント配線版などのインピーダ
ンスを有する伝送線路109を介して受信回路108と
接続されている。受信回路108の入力は、この従来技
術によると終端処理をする必要は無い。入力インピーダ
ンス無限大としている。
【0004】この従来技術では、半導体集積回路107
の電源を立ち上げた直後において、出力回路101の初
期状態を出力インピーダンスが最大、つまり駆動能力が
最小となるように設定しておき、出力インピーダンスの
調整シーケンスを開始する。
【0005】内部回路105は、出力端子102がLo
wレベル→Highレベル→Lowレベル→Highレ
ベル→Lowレベル→Highレベルを繰り返し出力す
るテストパターン信号を出力回路101へ送る。
【0006】出力がLowレベルからHighレベルに
遷移する時に特定のサンプリングタイミングで出力回路
101の出力の初期振幅電圧を出力電圧検出回路103
で検出する。検出した出力の初期振幅電圧が、出力振幅
最大値の1/2程度となる電圧、すなわち、出力インピ
ーダンスが伝送線路109のインピーダンスと等しくな
るまで出力回路101の出力インピーダンスをインピー
ダンス制御信号生成回路104で変化させながらテスト
を繰り返し、この時の値をインピーダンス制御信号生成
回路104内に保持させ、信号出力時には出力回路10
1の出力インピーダンスがその値になるように制御す
る。
【0007】図18は、この従来技術による信号波形を
示したものである。出力端子波形110は、図17の出
力端子102での信号波形を、受信回路入力波形111
は、受信回路108への入力端子(図示せず)での信号
波形を示したものである。
【0008】出力回路101から出力された信号は受信
回路108にて反射されるが、出力回路101の出力イ
ンピーダンスが伝送線路109の特性インピーダンスと
整合しているため出力端子102で再反射されることが
なく不要なリンギング等は発生しない。
【0009】従来の信号出力方式は以上のように構成さ
れているため、以下のような問題がある。図19は、一
般的なバス配線を示したもので、No.1デバイス20
1〜No.6デバイス206をバス配線207へ分岐配
線208を介して接続するものである。バス配線207
および分岐配線208は、すべて特性インピーダンス5
0Ωで、配線長を5cmとする。
【0010】図19において、各デバイスに前述のバッ
ファを適用すると、出力インピーダンスは50Ω程度に
自動調整される。図20は、No.1デバイス201か
ら200MHz(5nsec)周期でトグル状に変化さ
せた信号を出力した場合のNo.2デバイス202とN
o.6デバイス206の入力波形を回路シミュレータ
(SPICE)にてシミュレーションした結果である。
図中、実線で示した波形がNo.2デバイス202への
入力波形、点線で示した波形がNo.6デバイス206
への入力波形である。No.2デバイス202の様に出
力ドライバ(この場合は、No.1デバイス201)に
近い位置に接続されるデバイスほど、出力端から離れた
位置に接続されるデバイスよりも、反射の影響により信
号の立ち上がりが遅れ、図に示した例ではセットアップ
タイムが700psec程度しか確保されていない。こ
れは、図17にも示した従来技術の原理に基づくもので
あり高速化の妨げとなるとともに、配線設計の自由度を
著しく狭めるものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな問題点を解消するためになされたもので、信号出力
時に出力インピーダンスをダイナミックに制御して低イ
ンピーダンスから高インピーダンス、または、高インピ
ーダンスから低インピーダンスへ変化させることによ
り、高速信号伝送時に発生する波形歪みを抑制し、バス
の動作速度を高めることができること、および、配線設
計時の自由度も損なうことのないこと、および、信号出
力時に出力インピーダンスを高インピーダンスにするこ
とにより出力電流を抑えることができることを実現する
信号出力方式を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るデジタル
信号出力回路は、出力バッファを介して、出力信号を信
号線に出力するデジタル信号出力回路であって、以下の
要素を有することを特徴とする。 (1)出力バッファと、信号線との間に接続され、出力
インピーダンスを変化させる出力インピーダンス可変
部、(2)出力信号の変化を検出する出力信号状態変化
検出部、(3)出力信号状態変化検出部により出力信号
の変化を検出した場合に、出力信号の変化のタイミング
に合わせて、出力インピーダンスを連続的に変化させる
ように出力インピーダンス可変部を制御する連続可変
部。
【0013】また、連続可変部は、出力信号状態変化検
出部により出力信号の変化を検出した場合に、出力信号
の変化のタイミングに合わせて、出力インピーダンスを
低インピーダンスから高インピーダンスへ連続的に変化
させるように出力インピーダンス可変部を制御すること
を特徴とする。
【0014】また、連続可変部は、出力信号の変化のタ
イミングに合わせて、出力インピーダンスを低インピー
ダンスから高インピーダンスへ連続的に変化させ、その
後低インピーダンスに戻すように出力インピーダンス可
変部を制御することを特徴とする。
【0015】また、連続可変部は、出力信号状態変化検
出部により出力信号の変化を検出した場合に、出力信号
の変化のタイミングに合わせて、出力インピーダンスを
高インピーダンスから低インピーダンスへ連続的に変化
させるように出力インピーダンス可変部を制御すること
を特徴とする。
【0016】また、連続可変部は、出力信号の変化のタ
イミングに合わせて、出力インピーダンスを高インピー
ダンスから低インピーダンスへ連続的に変化させ、その
後高インピーダンスに戻すように出力インピーダンス可
変部を制御することを特徴とする。
【0017】また、出力バッファは、出力制御信号を入
力し、出力制御信号が有意の場合に、出力信号を信号線
に出力し、出力信号状態変化検出部は、次サイクルに出
力バッファが信号線に出力する信号である次出力信号
と、現サイクルの信号線の信号である現信号と、出力制
御信号を検出し、連続可変部は、出力制御信号が有意で
あって、次出力信号と現信号が異なる場合に、出力信号
の変化のタイミングに合わせて、出力インピーダンスを
連続的に変化させるように出力インピーダンス可変部を
制御することを特徴とする。
【0018】また、出力インピーダンス可変部は、PM
OSトランジスタと、NMOSトランジスタとを組み合
わせた回路を有し、連続可変部は、NMOSトランジス
タに出力する信号と逆位相の信号を、PMOSトランジ
スタに出力することを特徴とする。
【0019】また、連続可変部は、抵抗と、コンデンサ
とを有する積分回路を有することを特徴とする。
【0020】また、積分回路は、更に、アンプを有する
ことを特徴とする。
【0021】また、出力インピーダンス可変部は、PM
OSトランジスタと、NMOSトランジスタとを組み合
わせた組み合わせ回路を複数有し、連続可変部は、各組
み合わせ回路について、NMOSトランジスタに出力す
る信号と逆位相の信号を、PMOSトランジスタに出力
し、各組み合わせ回路を異なる信号によって制御するこ
とを特徴とする。
【0022】また、連続可変部は、出力インピーダンス
の上限値を、信号線のインピーダンスと等しい値に合わ
せるように出力インピーダンス可変部を制御することを
特徴とする。
【0023】また、連続可変部は、出力インピーダンス
の上限値を、保持させるように出力インピーダンス可変
部を制御することを特徴とする。
【0024】また、デジタル信号出力回路は、出力イン
ピーダンス可変部が変化させる出力インピーダンスの範
囲を、デジタル信号出力回路の外部から入力し、設定す
る可変範囲設定入力部を有し、出力インピーダンス可変
部は、設定された範囲で出力インピーダンスを変化させ
ることを特徴とする。
【0025】また、デジタル信号出力回路は、出力イン
ピーダンス可変部と並列に設けられる出力インピーダン
ス調整部と、出力インピーダンス可変部と出力インピー
ダンス調整部との間の接続を切り替える出力インピーダ
ンス調整スイッチとを有することを特徴とする。
【0026】また、連続可変部は、出力インピーダンス
の上限値を、信号線のインピーダンスの半分の値に合わ
せるように出力インピーダンス可変部を制御することを
特徴とする。
【0027】また、デジタル信号出力回路は、出力負荷
を自動的に検出する出力負荷検出部と、検出した出力負
荷に基づいて、出力インピーダンス可変部が変化させる
出力インピーダンスの範囲を設定する可変範囲設定入力
部とを有し、出力インピーダンス可変部は、設定された
範囲で出力インピーダンスを変化させることを特徴とす
る。
【0028】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、実施の形
態1における回路構造を示す図である。図において、1
は信号を出力する出力バッファ、2はインピーダンスを
可変制御可能な出力インピーダンス可変部、5は信号
線、3は前記出力インピーダンス可変部2を制御する連
続可変部、4は前記出力バッファ1への入力を監視し前
記連続可変部3を制御する出力信号状態変化検出部であ
る。
【0029】図2は、実施の形態1における出力インピ
ーダンスと出力信号波形の関係を示す波形図である。6
は信号線5へ入力される出力信号、7は出力インピーダ
ンス可変部2の制御されたインピーダンス値を示す出力
インピーダンスである。
【0030】出力信号状態変化検出部4は、出力バッフ
ァ1への入力を監視し、次サイクルに出力する信号値が
前サイクルの信号値から変化することを検知すると、連
続可変部3へ出力インピーダンスを変化させる必要があ
ることを通知する。連続可変部3は、出力信号状態変化
検出部4から通知を受けると出力インピーダンス可変部
2のインピーダンス値を連続的に変化させるための制御
信号を生成し、出力インピーダンス可変部2を制御す
る。この連続的な制御信号は、出力信号が変化開始する
時点(時刻t1)では出力インピーダンス可変部2のイ
ンピーダンス値が低く設定するために、出力バッファ1
は信号線5へ十分に電流を供給でき、信号の立ち上がり
は早くなる。その後、徐々に出力インピーダンス可変部
2のインピーダンス値が高くなるように制御することに
より、出力バッファ1から信号線5へ供給できる電流値
が徐々に減少し、出力波形は図2の出力信号6のような
波形となる。
【0031】なお、図2に点線で示した波形6aは、出
力インピーダンス固定時の出力信号波形で、例えば、図
1において、出力インピーダンス可変部2が無く、出力
バッファ1が信号線5に直結されたような場合の時の信
号波形で、波形のエッジが鋭く非常に高い周波数成分を
含み、信号線5の先に接続されるデバイスや信号線の分
岐などのインピーダンスの不連続点があった場合に、大
きな信号反射が発生し、波形を歪ませ正常な信号伝送を
妨げる要因となり得る。
【0032】本発明による出力信号6では出力インピー
ダンスを制御することにより図2に示したように波形を
整形し、信号に含まれる高い周波数成分を大幅に減少で
きるため信号反射を小さく抑えることができる。
【0033】実施の形態2.本実施の形態では、例えば
クロック信号などのように一方方向にのみ信号を出力す
る場合について説明する。図3は、実施の形態2におけ
る出力インピーダンスと出力信号波形の関係を示す波形
図である。図2と同様に、6は出力バッファ1から出力
される出力信号、7は出力インピーダンス可変部2の制
御されたインピーダンス値を示す出力インピーダンスで
ある。
【0034】図3に示したように、信号が変化を開始す
る時点(図3中にt1で示した時刻)には低インピーダ
ンス値とし、信号が変化を終了する時点(図3にt2で
示した時刻)には高インピーダンス値となるように、出
力インピーダンス可変部2のインピーダンス値を連続的
に変化させる。
【0035】実施の形態3.本実施の形態では、双方向
バッファへ適用する形態について説明する。図4は、実
施の形態3における回路構成を示す図である。図4にお
いて、8は出力イネーブル/ディスエーブル制御機能を
有した出力バッファ、9は入力バッファ、10は前記出
力バッファ8へ入力する出力データ、出力制御信号(出
力イネーブル/ディスエーブル制御信号)、および入力
バッファ9が出力する入力信号を監視し、連続可変部3
を制御する出力信号状態変化検出部である。出力インピ
ーダンス可変部2、連続可変部3、信号線5は、図1と
同様である。
【0036】図5は、実施の形態3における出力インピ
ーダンスと出力信号波形の関係を示す波形図である。1
1は同期動作させるためのクロック信号、12は出力バ
ッファ8の出力イネーブル/ディスエーブルを制御する
出力制御信号、13は出力バッファ8から出力される出
力信号、14は出力インピーダンス可変部2の制御され
た出力インピーダンスである。
【0037】前述の実施の形態とは異なり、本実施の形
態では、双方向バッファに適用しているため、出力信号
状態変化検出部10が監視する信号が増える。具体的に
は、前サイクルのバス状態として入力バッファが出力す
る入力信号と、出力バッファ8へ入力する出力データ
と、出力制御信号を監視する。次サイクルで出力バッフ
ァ8が信号出力することを出力制御信号より検知し(出
力イネーブル/ディスエーブル制御信号12が有意にな
っていること、図5中では“Low”)、かつ、出力バ
ッファ8へ入力する出力データより次サイクルの信号値
を検出し(図5には図示せず)、その検出した次サイク
ルの信号値が入力バッファ9から検出した入力信号の信
号値(現サイクルのバスの信号値)と異なる時にのみ、
出力インピーダンス可変部2への制御を行なう。例え
ば、現在のサイクルでのバスの信号レベルが“Hig
h”で次サイクルに出力バッファ8が出力する信号レベ
ルも“High”であった場合、現サイクルと次サイク
ルとでバスの信号レベルが“High”→“High”
で変化しないため、出力インピーダンスの制御は不要と
なる。従って、このような条件下で各素子を動作させる
ことは無駄な消費電力を発生させることになるため、上
記条件下では出力インピーダンス制御を抑制して無駄な
電力消費を防止する。
【0038】実施の形態4.本実施の形態では、実施の
形態1から実施の形態3で用いた出力インピーダンス可
変部2について説明する。図6は、実施の形態4におけ
る出力インピーダンス可変部の構成を含む回路構成を示
す図である。15はPMOSトランジスタ、16はNM
OSトランジスタ、17は連続可変部である。
【0039】出力インピーダンス可変部2は、図6に示
すように構成されている。連続可変部17は、PMOS
トランジスタ15およびNMOSトランジスタ16のゲ
ート電圧を制御して、PMOSトランジスタ15および
NMOSトランジスタ16のソース−ドレイン間のイン
ピーダンス値を制御する。それぞれのゲートを制御する
信号は逆位相の信号とする。
【0040】実施の形態5.本実施の形態では、実施の
形態1から実施の形態3で用いた連続可変部3,17に
ついて説明する。図7は、実施の形態5における連続可
変部の構成と制御信号生成用信号と制御信号を示す図で
ある。19は抵抗、20はコンデンサ、18は制御信号
を生成するために連続可変部3,17に入力する制御信
号生成用信号、21は連続可変部により生成された制御
信号である。
【0041】連続可変部3,17は、図7に示すよう
に、抵抗19およびコンデンサ20により積分回路を形
成するように構成されている。これにより、図17に示
す制御信号生成用信号18から同図に示す制御信号21
を生成するように動作する。
【0042】実施の形態6.本実施の形態では、実施の
形態1から実施の形態3で用いた連続可変部3,17に
ついて実施の形態5とは異なるような形態を説明する。
図8は、実施の形態6における連続可変部の構成と制御
信号生成用信号と制御信号を示す図である。22は抵
抗、23はコンデンサ、24はアンプである。18は図
7と同様に制御信号生成用信号であり、25は図7の制
御信号21と同様に制御信号である。
【0043】連続可変部3,17は、図8に示すよう
に、抵抗22、コンデンサ23、アンプ24により積分
回路を形成するように構成されている。これにより、制
御信号生成用信号18から同図に示す制御信号25を生
成するように動作する。
【0044】実施の形態7.本実施の形態は、実施の形
態4で説明した出力インピーダンス可変部を改良した出
力インピーダンス可変部について説明する。図9は、実
施の形態7における出力インピーダンス可変部の構成を
含む回路構成を示す図である。26,27,28はPM
OSトランジスタ、29,30,31はNMOSトラン
ジスタである。
【0045】出力インピーダンス可変部は、図9に示す
ように、複数のPMOSトランジスタ26,27,28
とNMOSトランジスタ29,30,31を並列に配置
している。各トランジスタの大きさは、全て同一サイズ
でも、或いは、全て異なるサイズでも良い。
【0046】PMOSトランジスタとNMOSトランジ
スタの組み合わせ回路を個別に制御することによって、
詳細な出力インピーダンス制御を実現する。例えば、図
10に示すような複雑な制御が必要な場合、図6に示し
たような一組の出力インピーダンス可変部では、複雑な
制御信号波形を生成し、制御する必要がある。しかし、
本実施の形態の出力インピーダンス可変部では、個別に
それぞれのトランジスタを単純な制御信号で時間差を付
けて制御することによってトランジスタ群による合成出
力インピーダンスとして図10に示すような複雑な制御
を行うことができる。従って、複雑な制御信号波形生成
手段が不要となる。
【0047】また、別の効果として、非常に速い速度で
出力インピーダンスを高インピーダンスから低インピー
ダンス(又はその逆)へ変化させる場合、大型のトラン
ジスタ1つで構成していると、応答速度が遅くなり、所
望の特性を得るのが困難な場合があるが、小型のトラン
ジスタ群を並列に接続している方では応答速度が速くで
き、所望の特性を得やすい場合がある。
【0048】実施の形態8.本実施の形態では、出力イ
ンピーダンス可変部2の可変範囲の上限を信号線5の特
性インピーダンスZ0 とする形態について説明する。図
11は、実施の形態8における出力インピーダンス可変
部と信号線を示す図である。図12,図13は、実施の
形態8において、出力インピーダンス可変部2を制御し
た結果のインピーダンス値を示した波形の図である。
【0049】図6中のトランジスタのソース−ドレイン
間のON抵抗を利用して、ゲートに印加する電圧を調整
することによって可変範囲の上限をZ0 とする。
【0050】図12の例では、時刻t2に出力インピー
ダンスがZ0 になっている。図12の場合の効果は、例
えば、特定の出力バッファから数サイクル連続してバス
へ信号出力を行う場合には、次サイクル出力までに出力
インピーダンスを低インピーダンス状態に戻しておく必
要がある。しかし、図12のように、徐々に戻さずに、
時間t2ですぐに低インピーダンス状態に戻すと、バス
内のインピーダンス不整合により発生した反射波がバス
と出力バッファの接続点で再度大きく反射し、信号波形
に大きな波形歪みを生じさせ、正常な信号伝送の妨げと
なる。そこで、図12のように、徐々に低インピーダン
スに戻すと、バス側からの反射波がバスと出力バッファ
の接続点に戻ってきた時点では、まだ出力インピーダン
スがバスインピーダンスZ0 に近いインピーダンスを持
っているため、大きな反射波を防止し、大きな波形歪み
を抑制することができる。また、図12のような三角波
上の信号は、図7や図8のような簡単な回路で生成する
ことができるため、簡単、かつ、安価に実現することが
できる。
【0051】図13の例では、時刻t2から継続して出
力インピーダンスがZ0 になっている。図13に示した
ような波形になるように出力インピーダンス可変部2を
制御すれば、信号線5の先に接続される配線やデバイス
等の負荷によって反射波が発生して戻ってきても、信号
の送信端である出力インピーダンス可変部2にて信号線
5と整合がとられることになるため、信号の再反射を防
止し、信号波形の歪みを更に小さく抑えることが可能と
なる。
【0052】実施の形態9.本実施の形態では、出力イ
ンピーダンス可変部の可変範囲の設定について説明す
る。図14は、実施の形態9における出力インピーダン
ス可変部の可変範囲を設定する構成を示す図である。3
2は出力インピーダンス可変部2の可変範囲を制御する
可変範囲設定入力部である。例えば、本発明による回路
が搭載されるLSI等の外部からピンプログラマブルに
可変範囲を設定するように構成されている。可変範囲設
定入力部32に、可変範囲設定情報を入力することによ
って、出力インピーダンス可変部2の可変範囲を制御す
るように動作する。
【0053】なお、出力負荷をパワーオン起動時などに
自動的に検出し、その結果に基づき、可変範囲を設定す
る構成も考えられる。
【0054】実施の形態10.本実施の形態では、出力
インピーダンスの変化範囲の上限をSW(スイッチ)に
よって切り換える形態について説明する。図15は、実
施の形態10における出力インピーダンス可変部の構成
を示す図である。33は主出力インピーダンス可変部、
34は出力インピーダンス調整部、35は前記出力イン
ピーダンス調整部34の有効/無効を制御する出力イン
ピーダンス調整SWである。
【0055】次に、動作について説明する。例えば、図
19に示したようなバス構成の場合、バスの端ではなく
中間に接続されるNo.3デバイス203やNo.4デ
バイス204については、これらのデバイスから送信を
行なう際に、負荷のインピーダンスが配線のインピーダ
ンスの半分程度に低下する。従って、バスの中間に接続
されるデバイスについては、出力インピーダンスの変化
範囲の上限を負荷のインピーダンスに合致するように調
整する。具体的には、出力インピーダンス調整SW35
を有効にして出力インピーダンス調整部34を主出力イ
ンピーダンス可変部33に並列に接続するようにする。
これによって、出力インピーダンスの上限が低くなるよ
うに動作する。
【0056】図19のNo.3デバイス203やNo.
4デバイス204などの位置のように、バス配線の端で
はなく、中間からバスをドライブしようとした場合、見
かけ上その位置からは特性インピーダンスZ0 の配線が
2本並列に出ていることになり、その位置から見た特性
インピーダンスはZ0 /2に低下する。従って、その位
置に接続されるドライバは、本来想定される特性インピ
ーダンスZ0 よりも重い負荷(Z0 /2)をドライブせ
ねばならず、バス端に接続された場合と同等のスピード
で信号を変化させようとすると、バス端に接続された場
合よりも大きなドライブ能力を要求されることになる。
ところが、前述の実施の形態のように、出力インピーダ
ンス可変部2を出力信号変化時にバスの特性インピーダ
ンスと同じZ0 まで上げてしまうと、出力バッファのド
ライブ電流を制限することと等価となるため、結果的に
信号の変化スピードを低下させ、高速化の妨げとなる。
そこで、本実施の形態では、出力インピーダンス可変部
2の上限をZ0 /2に制限し、バス配線の中間に接続さ
れた場合に最適なドライブ能力を発揮させ、バス端に接
続された場合と同等の信号変化スピードを維持し、高速
化を実現することができる。
【0057】実施の形態11.図16は、実施の形態1
1における出力インピーダンス可変部の構成と出力イン
ピーダンス可変部の可変範囲を設定する構成を示す図で
ある。36は出力インピーダンス可変部2の可変範囲を
制御する可変範囲設定入力部である。例えば、本発明に
よる回路が搭載されるLSI等の外部からピンプログラ
マブルに可変範囲を設定可能とするものである。
【0058】なお、図21は、本発明による信号出力方
式を用いた場合に、図18と同一条件でシミュレーショ
ンした結果で、従来技術による方法よりも早く信号が変
化し、セットアップタイムが2nsec程度確保されて
おり、信号速度の高速化に適していることがわかる。な
お、図19に示した回路構成で、図19中のNo.1デ
バイス201から出力する信号として、図3に示した出
力信号6を用い、No.1デバイス201の可変出力イ
ンピーダンスが図3に示した出力インピーダンス7の状
態になるように設定した。
【0059】実施の形態12.図22、23、24、2
5は実施の形態1、2、3の変形例を説明する図であ
り、前記実施の形態1,2,3において、出力インピー
ダンス可変部2のインピーダンス値を、信号出力時に低
インピーダンスから高インピーダンスに変化させる替わ
りに、高インピーダンスから低インピーダンスに変化さ
せるようにしたものである。
【0060】バスの形態によっては本実施の形態による
方が、反射歪による出力信号波形の歪を低減する効果が
高い場合がある。
【0061】図25は、本実施の形態による方式を用い
た場合のシミュレーション結果で、セットアップタイム
が2nsec以上確保されていることがわかる。
【0062】
【発明の効果】本発明による出力信号6では出力インピ
ーダンスを制御することにより図2に示したように波形
を整形し、信号に含まれる高い周波数成分を大幅に減少
できるため信号反射を小さく抑えることができる。
【0063】また、この発明によれば、不要な出力イン
ピーダンスの制御を抑制し、無駄な電力消費を防止する
ことができる。
【0064】また、この発明によれば、連続可変信号群
は、並列に接続したトランジスタ群による出力インピー
ダンス可変手段を個別に制御することにより、複雑な出
力インピーダンスの制御を実現することができる。
【0065】また、この発明によれば、信号線5の先に
接続される配線やデバイス等の負荷によって反射波が発
生して戻ってきても、信号の送信端である出力インピー
ダンス可変部2にて信号線5と整合がとられることにな
るため、信号の再反射を防止し、信号波形の歪みを更に
小さく抑えることが可能となる。
【0066】また、この発明によれば、変化させる出力
インピーダンスの範囲を外部から入力し設定することに
よって、調整を容易にすることができる。
【0067】また、この発明によれば、出力インピーダ
ンス調整SWを切り換えることによって、出力インピー
ダンスの上限を低くし、バスの中間に接続されるデバイ
スについて、負荷のインピーダンスに合致するように調
整することができる。
【0068】また、この発明によれば、バスの形態に応
じて、反射歪による出力信号波形の歪を低減することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1における回路構造を示す図であ
る。
【図2】 実施の形態1における出力インピーダンスと
出力信号波形の関係を示す波形図である。
【図3】 実施の形態2における出力インピーダンスと
出力信号波形の関係を示す波形図である。
【図4】 実施の形態3における回路構成を示す図であ
る。
【図5】 実施の形態3における出力インピーダンスと
出力信号波形の関係を示す波形図である。
【図6】 実施の形態4における出力インピーダンス可
変部の構成を含む回路構成を示す図である。
【図7】 実施の形態5における連続可変部の構成と制
御信号生成用信号と制御信号を示す図である。
【図8】 実施の形態6における連続可変部の構成と制
御信号生成用信号と制御信号を示す図である。
【図9】 実施の形態7における出力インピーダンス可
変部の構成を含む回路構成を示す図である。
【図10】 実施の形態7における複雑な出力インピー
ダンス特性を示す図である。
【図11】 実施の形態8における出力インピーダンス
可変部と信号線を示す図である。
【図12】 実施の形態8において出力インピーダンス
可変部を制御した結果のインピーダンス値を示した波形
の図である。
【図13】 実施の形態8において出力インピーダンス
可変部を制御した結果のインピーダンス値を示した波形
の図である。
【図14】 実施の形態9における出力インピーダンス
可変部の可変範囲を設定する構成を示す図である。
【図15】 実施の形態10における出力インピーダン
ス可変部の構成を示す図である。
【図16】 実施の形態11における出力インピーダン
ス可変部の構成と出力インピーダンス可変部の可変範囲
を設定する構成を示す図である。
【図17】 出力インピーダンス自己補正回路付半導体
集積回路の図である。
【図18】 従来技術による信号波形を示した図であ
る。
【図19】 一般的なバス配線を示した図である。
【図20】 従来技術における回路を回路シミュレータ
にてシミュレーションした結果の図である。
【図21】 本発明における回路を回路シミュレータに
てシミュレーションした結果の図である。
【図22】 実施の形態12における出力インピーダン
スと出力信号波形の関係を示す波形図である。
【図23】 実施の形態12における出力インピーダン
スと出力信号波形の関係を示す波形図である。
【図24】 実施の形態12における出力インピーダン
スと出力信号波形の関係を示す波形図である。
【図25】 本発明における回路を回路シミュレータに
てシミュレーションした結果の図である。
【符号の説明】
1 出力バッファ、2 出力インピーダンス可変部、3
連続可変部、4 出力信号状態変化検出部、5 信号
線、6 出力信号、7 出力インピーダンス、6a 出
力インピーダンス固定時の出力信号波形、8 出力バッ
ファ、9 入力バッファ、10 出力信号状態変化検出
部、11 クロック信号、12 出力制御信号、13
出力信号、14 出力インピーダンス、15 PMOS
トランジスタ、16 NMOSトランジスタ、17 連
続可変部、18 制御信号生成用信号、19 抵抗、2
0 コンデンサ、21 制御信号、22 抵抗、23
コンデンサ、24 アンプ、25 制御信号、26 P
MOSトランジスタ、27PMOSトランジスタ、28
PMOSトランジスタ、29 NMOSトランジス
タ、30 NMOSトランジスタ、31 NMOSトラ
ンジスタ、32 可変範囲設定入力、33 主出力イン
ピーダンス可変部、34 出力インピーダンス調整部、
35 出力インピーダンス調整SW、36 可変範囲設
定入力、101 出力回路、102 出力端子、103
出力電圧検出回路、104 インピーダンス制御信号
生成回路、105 内部回路、106 クロック端子、
107半導体集積回路、108 受信回路、109 伝
送線路、110 出力端子波形、112 受信回路入力
波形、201 No.1デバイス、202 No.2デ
バイス、203 No.3デバイス、204 No.4
デバイス、205 No.5デバイス、206 No.
6デバイス、207 バス配線、208 分岐配線。

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 出力バッファを介して、出力信号を信号
    線に出力するデジタル信号出力回路であって、以下の要
    素を有することを特徴とするデジタル信号出力回路 (1)出力バッファと、信号線との間に接続され、出力
    インピーダンスを変化させる出力インピーダンス可変
    部、(2)出力信号の変化を検出する出力信号状態変化
    検出部、(3)出力信号状態変化検出部により出力信号
    の変化を検出した場合に、出力信号の変化のタイミング
    に合わせて、出力インピーダンスを連続的に変化させる
    ように出力インピーダンス可変部を制御する連続可変
    部。
  2. 【請求項2】 連続可変部は、出力信号状態変化検出部
    により出力信号の変化を検出した場合に、出力信号の変
    化のタイミングに合わせて、出力インピーダンスを低イ
    ンピーダンスから高インピーダンスへ連続的に変化させ
    るように出力インピーダンス可変部を制御することを特
    徴とする請求項1記載のデジタル信号出力回路。
  3. 【請求項3】 連続可変部は、出力信号の変化のタイミ
    ングに合わせて、出力インピーダンスを低インピーダン
    スから高インピーダンスへ連続的に変化させ、その後低
    インピーダンスに戻すように出力インピーダンス可変部
    を制御することを特徴とする請求項2記載のデジタル信
    号出力回路。
  4. 【請求項4】 連続可変部は、出力信号状態変化検出部
    により出力信号の変化を検出した場合に、出力信号の変
    化のタイミングに合わせて、出力インピーダンスを高イ
    ンピーダンスから低インピーダンスへ連続的に変化させ
    るように出力インピーダンス可変部を制御することを特
    徴とする請求項1記載のデジタル信号出力回路。
  5. 【請求項5】 連続可変部は、出力信号の変化のタイミ
    ングに合わせて、出力インピーダンスを高インピーダン
    スから低インピーダンスへ連続的に変化させ、その後高
    インピーダンスに戻すように出力インピーダンス可変部
    を制御することを特徴とする請求項2記載のデジタル信
    号出力回路。
  6. 【請求項6】 出力バッファは、出力制御信号を入力
    し、出力制御信号が有意の場合に、出力信号を信号線に
    出力し、 出力信号状態変化検出部は、次サイクルに出力バッファ
    が信号線に出力する信号である次出力信号と、現サイク
    ルの信号線の信号である現信号と、出力制御信号を検出
    し、 連続可変部は、出力制御信号が有意であって、次出力信
    号と現信号が異なる場合に、出力信号の変化のタイミン
    グに合わせて、出力インピーダンスを連続的に変化させ
    るように出力インピーダンス可変部を制御することを特
    徴とする請求項1記載のデジタル信号出力回路。
  7. 【請求項7】 出力インピーダンス可変部は、PMOS
    トランジスタと、NMOSトランジスタとを組み合わせ
    た回路を有し、 連続可変部は、NMOSトランジスタに出力する信号と
    逆位相の信号を、PMOSトランジスタに出力すること
    を特徴とする請求項1記載のデジタル信号出力回路。
  8. 【請求項8】 連続可変部は、抵抗と、コンデンサとを
    有する積分回路を有することを特徴とする請求項1記載
    のデジタル信号出力回路。
  9. 【請求項9】 積分回路は、更に、アンプを有すること
    を特徴とする請求項8記載のデジタル信号出力回路。
  10. 【請求項10】 出力インピーダンス可変部は、PMO
    Sトランジスタと、NMOSトランジスタとを組み合わ
    せた組み合わせ回路を複数有し、 連続可変部は、各組み合わせ回路について、NMOSト
    ランジスタに出力する信号と逆位相の信号を、PMOS
    トランジスタに出力し、各組み合わせ回路を異なる信号
    によって制御することを特徴とする請求項1記載のデジ
    タル信号出力回路。
  11. 【請求項11】 連続可変部は、出力インピーダンスの
    上限値を、信号線のインピーダンスと等しい値に合わせ
    るように出力インピーダンス可変部を制御することを特
    徴とする請求項1記載のデジタル信号出力回路。
  12. 【請求項12】 連続可変部は、出力インピーダンスの
    上限値を、保持させるように出力インピーダンス可変部
    を制御することを特徴とする請求項11記載のデジタル
    信号出力回路。
  13. 【請求項13】 デジタル信号出力回路は、出力インピ
    ーダンス可変部が変化させる出力インピーダンスの範囲
    を、デジタル信号出力回路の外部から入力し、設定する
    可変範囲設定入力部を有し、 出力インピーダンス可変部は、設定された範囲で出力イ
    ンピーダンスを変化させることを特徴とする請求項1記
    載のデジタル信号出力回路。
  14. 【請求項14】 デジタル信号出力回路は、出力インピ
    ーダンス可変部と並列に設けられる出力インピーダンス
    調整部と、 出力インピーダンス可変部と出力インピーダンス調整部
    との間の接続を切り替える出力インピーダンス調整スイ
    ッチとを有することを特徴とする請求項1記載のデジタ
    ル信号出力回路。
  15. 【請求項15】 連続可変部は、出力インピーダンスの
    上限値を、信号線のインピーダンスの半分の値に合わせ
    るように出力インピーダンス可変部を制御することを特
    徴とする請求項1記載のデジタル信号出力回路。
  16. 【請求項16】 デジタル信号出力回路は、出力負荷を
    自動的に検出する出力負荷検出部と、 検出した出力負荷に基づいて、出力インピーダンス可変
    部が変化させる出力インピーダンスの範囲を設定する可
    変範囲設定入力部とを有し、 出力インピーダンス可変部は、設定された範囲で出力イ
    ンピーダンスを変化させることを特徴とする請求項1記
    載のデジタル信号出力回路。
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