JP2011113146A - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】開示の情報処理装置は、複数の用紙を使用するジョブにおいても、用紙設定の作業を軽減させることができる。
【解決手段】開示する情報処理装置の一形態は、記録紙に関する複数の属性値の組み合わせを記憶する属性組み合わせ記憶手段と、複数の前記複数の属性値の組み合わせをグループとして記憶するグループ記憶手段と、前記グループ内で、画像形成装置が備える記録紙を収納するための記録紙収納手段毎に、該記録紙収納手段の仕様に合致する前記複数の属性値の組み合わせを割り当てる割当手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
【解決手段】開示する情報処理装置の一形態は、記録紙に関する複数の属性値の組み合わせを記憶する属性組み合わせ記憶手段と、複数の前記複数の属性値の組み合わせをグループとして記憶するグループ記憶手段と、前記グループ内で、画像形成装置が備える記録紙を収納するための記録紙収納手段毎に、該記録紙収納手段の仕様に合致する前記複数の属性値の組み合わせを割り当てる割当手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図2
Description
本発明は、入力された印字データを記録紙に印字し、この記録紙を出力するカラープリンタ等に代表される画像形成装置に関するものである。
画像形成装置でサポートできる用紙の属性(サイズ、種類、坪量)や用紙銘柄などの情報を持った用紙データベースに対して、ユーザがカスタム用紙データを登録することができるとともに、サポートできる用紙データの追加や、他の画像形成装置へのインポート、エクスポートが可能となっている。この用紙データベースを利用し膨大な用紙の設定を迅速に行なう画像形成装置の技術が既に知られている。
しかしながら、従来の用紙データベースを備えた画像形成装置では、リストでの選択やバーコードなどからの検索によって、必要な用紙データの個々の属性入力を省くことができるということだけであった。そのため、ジョブの中で複数の用紙を使用する状況では、トレイ毎の設定を行なう必要があるという問題があった。
そこで、本発明は、複数の用紙を使用するジョブにおいても、用紙設定の作業を軽減させる情報処理装置を提供することを目的とする。
開示する画像形成装置の一形態は、用紙を収納する複数の用紙収納手段と、用紙に関する複数の属性値の組み合わせを設定する属性組み合わせ設定手段と、用紙に関する複数の属性値の組み合わせを記憶する属性組み合わせ記憶手段と、複数の用紙属性組み合わせをグループとして設定するグループ設定手段と、複数の用紙属性組み合わせをグループとして記憶するグループ記憶手段と、用紙収納手段に用紙属性組み合わせを割り当てる属性組み合わせ割り当て手段とを有する画像形成装置において、記憶されたグループから、用紙格納手段への割り当てを決定することを特徴とする。
上記のように、用紙データのグルーピング情報を記憶しており、そのグルーピング情報を元に、トレイへの割り当てを行なうので、複数の用紙を使用するジョブにおいても、用紙設定の作業を軽減させることができる。
また、開示する画像形成装置の一形態は、上記画像形成装置において、属性組み合わせの属性値から、用紙格納手段への割り当てが不可と判断された場合、記憶されたグループ内の属性組み合わせの属性値から、用紙格納手段への割り当ての組み合わせを決定することを特徴とする。
上記のように、トレイ機構上の制約がある場合でも、グルーピング情報を元に、組み合わせの判断をしてトレイへの割り当てを行なうので、トレイ機構上の制約がある場合でも、グルーピング全体として最適なトレイ割り当てを行なうことができる。
また、開示する画像形成装置の一形態は、上記画像形成装置において、属性組み合わせの用紙種類の属性値から、用紙格納手段の積載量を判断し、用紙格納手段への割り当てをすることを特徴とする。
また、開示する画像形成装置の一形態は、上記画像形成装置において、属性組み合わせの用紙種類の属性値から、用紙格納手段の積載量を判断し、用紙属性組み合わせを複数の用紙格納手段への割り当てをすることを特徴とする。
上記のように、用紙属性の用途によりトレイ使用量の違いがある場合でも、トレイ使用量を判断し、トレイ割り当てを行なうので、用紙属性の用途によりトレイ使用量の違いがある場合でも、用紙用途によって最適なトレイ割り当てを行なうことができる。
また、開示する画像形成装置の一形態は、上記画像形成装置において、記憶されている属性組み合わせが、削除された際に、関連するグループの記憶も削除することを特徴とする。
上記のように、用紙データが削除された場合に、関連するグルーピング情報も削除を実施するので、用紙データが削除された場合でも、グルーピング情報の不整合を防ぐことができる。
また、開示する画像形成装置の一形態は、上記画像形成装置において、記憶されている属性組み合わせが、変更された際に、関連するグループの記憶への変更要否を問い合わせることを特徴とする。
上記のように、用紙データが変更された場合に、関連するグルーピング情報への反映可否の指示を受け付けて処理するので、用紙データが変更された場合でも、グルーピング情報への反映の妥当性保証することができる。
また、開示する画像形成装置の一形態は、用紙収納手段に用紙属性組み合わせの割り当てを設定する属性組み合わせ割り当て設定手段と、設定された属性組み合わせ割り当てを記憶する属性組み合わせ割り当て設定記憶手段とを有する上記画像形成装置において、記憶されたグループから、用紙格納手段への割り当てをする際に、属性組み合わせ割り当て設定記憶手段を用いて決定することを特徴とする。
上記のように、トレイ割り当てを修正した場合に、トレイ割り当て設定を記憶していて、グルーピング情報呼び出し時にトレイ割り当て設定を使用するので、トレイ割り当てを修正した場合に、修正したグルーピング情報を再現することができる。
開示の情報処理装置は、複数の用紙を使用するジョブにおいても、用紙設定の作業を軽減させることができる。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。図1を用いて、本実施の形態に係る画像形成装置300の構成について説明する。図1は、画像形成装置の構成図である。
自動原稿送り装置(以下、ADFという。)1にある、原稿台2に原稿の画像面を上にして置かれた原稿束は、操作部70上のスタートキー74が押下されると、一番下の原稿から給送ローラ3、給送ベルト4によってコンタクトガラス6上の所定の位置に給送される。一枚の原稿を給送完了により原稿枚数をカウントアップするカウント機能を有している。
給送された原稿は読み取りユニット50によってコンタクトガラス6上の原稿の画像データを読み取り後、読み取りが終了した原稿は、給送ベルト4及び排送ローラ5によって排出される。さらに、原稿セット検知7にて原稿台2に次の原稿が有ることを検知した場合、前原稿と同様にコンタクトガラス6上に給送される。給送ローラ3、給送ベルト4、排送ローラ5は搬送モータ26によって駆動される。
第1トレイ8、第2トレイ9、第3トレイ10に積載された転写紙は、各々第1給紙装置11、第2給紙装置12、第3給紙装置13によって給紙され、縦搬送ユニット14によって感光体15に当接する位置まで搬送される。読み取りユニット50にて読み込まれた画像データは、書き込みユニット57からのレーザーによって感光体15に書き込まれ、現像ユニット27を通過することによってトナー像が形成される。そして、転写紙は感光体15の回転と等速で搬送ベルト16によって搬送されながら、感光体15上のトナー像が転写される。その後、定着ユニット17にて画像を定着させ、排紙ユニット18によって後処理装置のフィニシャ100に排出される。
後処理装置のフィニシャ100は、本体の排紙ローラ19によって搬送された転写紙を、通常排紙ローラ102方向と、ステープル処理部方向に導く事ができる。切り替え板101を上に切り替える事により、搬送ローラ103を経由して通常排紙トレイ104側に排紙する事ができる。また、切り替え板101を下方向に切り替える事で、搬送ローラ105、107を経由して、ステープル台108に搬送する事ができる。
ステープル台108に積載された転写紙は、一枚排紙去れるごとに紙揃え用のジョガー109によって、紙端面が揃えられ、一部のコピー完了と共にステープラ106によって綴じられる。ステープラ106で綴じられた転写紙群は自重によって、ステープル完了排紙トレイに収納される。
また、中綴じステープルを行う場合は、搬送ローラ115、116、117、118、122を経由して転写紙が搬送され、中綴じステープラ121によって中綴じステープルが実施される。中綴じステープラ121で閉じられた転写紙群は、搬送ローラ122によって断裁機123に搬送され、断裁処理が実施される。断裁機123で断裁された転写紙群は、中綴じステープル・断裁完了排紙トレイ110に排出される。
一方、通常の排紙トレイ104は前後に移動可能な排紙トレイである。前後に移動可能な排紙トレイ部104は、原稿毎、あるいは、画像メモリによってソーティングされたコピー部毎に、前後に移動し、簡易的に排出されてくるコピー紙を仕分けるものである。
転写紙の両面に画像を作像する場合は、各給紙トレイ8〜10から給紙され作像された転写紙を排紙トレイ104側に導かないで、経路切り替えの為の分岐爪112を上側にセットする事で、一旦両面給紙ユニット111にストックする。その後、両面給紙ユニット111にストックされた転写紙は再び感光体15に作像されたトナー画像を転写するために、両面給紙ユニット111から再給紙され、経路切り替えの為の分岐爪112を下側にセットし、排紙トレイ104に導く。この様に転写紙の両面に画像を作成する場合に両面給紙ユニット111は使用される。感光体15、搬送ベルト16、定着ユニット17、排紙ユニット18、現像ユニット27はメインモータ25によって駆動され、各給紙装置11〜13はメインモータ25の駆動を各々給紙クラッチ22〜24によって伝達駆動される。縦搬送ユニット14はメインモータ25の駆動を中間クラッチ21によって伝達駆動される。
図2を用いて、画像形成装置300の動作原理について説明する。図2は、画像形成装置300におけるデータの流れを示したブロック構成図である。用紙に関するデータを取り扱う構成要素としては、属性組み合わせ設定手段200、属性組み合わせ割り当て手段201、用紙属性記憶手段202、グループ設定手段203、グループ記憶手段204が存在する。
属性組み合わせ設定手段200は、用紙に関わる複数の設定項目の属性と、各属性の設定値となる属性値の組み合わせをユーザ定義紙として設定するもので、主に操作部画面からの設定として行なわれる(図5乃至8参照)。属性組み合わせ割り当て手段201は、ユーザ定義紙をトレイへ割り当て設定を行なうものである。これらの各設定は、用紙属性記憶手段202に記憶されるものとする。装置の電源が切られた後でも保存された設定データを読み出すためにはハードディスク等の不揮発の記憶装置であることが望ましい。
グループ設定手段203は、1つのジョブで使用する複数のユーザ定義紙をグループ化設定をするもので、主に操作部画面からの設定として行なわれる(図9乃至11参照)。グループ記憶手段204は、ユーザ定義紙のグループ設定を記憶している。装置の電源が切られた後でも保存された用紙属性を読み出すためにはハードディスク等の不揮発の記憶装置であることが望ましい。グループ記憶手段204のグループ設定情報により、属性組み合わせ割り当て手段201は、1つのジョブで複数のユーザ定義紙を使用する場合でも、トレイのへの割り当てが可能となる。
属性組み合わせ割り当て手段201では、任意にトレイの割り当てをすることが可能であり、主に操作部画面からの設定として行なわれる(図14、15参照)。また、トレイ割り当て設定を記憶している。装置の電源が切られた後でも保存された用紙属性を読み出すためにはハードディスク等の不揮発の記憶装置であることが望ましい。
図3は、操作部を示した図である。操作部70には、液晶タッチパネル71、テンキー72、クリア/ストップキー73、プリントキー74、予熱キー75、リセットキー76があり、液晶タッチパネル71には、機能キー、部数、及び画像形成装置の状態を示すメッセージなどが表示される。
初期設定キー77を押下することで、機械の初期状態を任意にカスタマイズする事が可能である。機械が収納している用紙サイズを設定したり、コピー機能のモードクリアキーを押したときに設定される状態を任意に設定可能である。また、一定時間操作が無いときに優先して選択されるアプリケーション等も選択するとか、国際エネルギースター計画に従った低電力への移行時間の設定や、オートオフ/スリープモードへの移行する時間を設定する事が可能である。
図4乃至17を用いて、画像形成装置300におけるユーザの操作を説明する。図4乃至17で、画像形成装置300における操作画面の一例を示す。図4は、コピーの印刷モードの設定画面である。この画面では、メッセージ表示部に「コピーできます」等の状態を表示するとともに、画面上に表示されているボタンを押下することによって、印刷モードの設定を行う。画面例では、両面印刷ボタン、ソートボタン、後処理装置が接続された時に有効になるステープルボタンなどが示されている。プリントキー74を押下することにより、指定された印刷モード設定でのジョブが開始されるものとする。
図5は、ユーザ定義紙の一覧画面である。初期設定では、ユーザ定義紙の登録、変更、削除をすることが可能であり、この画面では、機器で登録できるユーザ定義紙の数のボタンが一覧で表示されており、登録されたユーザ定義紙の名称が表示されている。登録タブではユーザ定義紙の登録、変更を行える。削除タブではユーザ定義紙の削除を行うことができる。関連するグループの記憶も削除することができる。
図6は、ユーザ定義紙の設定画面である。図5の一覧画面のユーザ定義紙の各ボタンを押下した時の画面で、名称、用紙種類、用紙サイズ等の設定を行なうことが可能である。図7は、ユーザ定義紙の用紙種類の設定画面である。図6の設定画面の用紙種類ボタンを押下した時の画面で、設定可能な用紙種類と用紙厚さのボタンが表示されている。また、両面や自動用紙選択、リミットレス時の対象とするかも設定できるものとする。
図8は、ユーザ定義紙の用紙詳細の設定画面である。図6のユーザ定義紙設定画面の詳細設定ボタンを押下した時の画面で、用紙に関わる詳細設定を指示することが可能である。図9は、ユーザ定義紙のグループ設定画面である。初期設定では、ユーザ定義紙のグループ設定をすることが可能であり、この画面では、グループの一覧が表示されており、グループの登録、編集、トレイ割当てを行うことができる。図10は、グループの用紙種類登録画面である。図9の未登録グループの登録ボタンを押下した時の画面で、用紙種類の設定を行う事が可能である。
図11は、グループの用紙種類変更画面である。図9の登録済みグループの編集ボタンを押下した時の画面で、用紙種類の変更を行う事が可能である。図12は、グループのトレイ割当て方法を選択する画面である。図9の登録済みグループのトレイ割当てボタンを押下した時の画面で、トレイ割当ての方法を、手動、自動から選択することが可能である。図13は、グループのトレイ割当ての設定画面である。図12の自動ボタンを押下した時の画面で、図10で設定したユーザ定義紙を、自動でトレイ割当てを行なった結果が表示されている。
図14は、グループのトレイ割当ての設定画面である。図12の手動ボタンを押下した時の画面で、トレイ割当ての設定ボタンが表示されている。図15は、グループのトレイ割当ての用紙選択プルダウンメニューの画面である。図14の「▼ボタン」を押下した時の画面で、図10で設定したユーザ定義紙の一覧が表示されている。図16は、ユーザ定義紙の変更を確認する画面である。図5に登録されているユーザ定義紙のボタンを押下した時の画面で、変更するユーザ定義紙がグループに設定されている時に確認のポップアップを表示する。
図17は、ユーザ定義紙の削除を確認する画面である。図5に登録されているユーザ定義紙のボタンを押下した時の画面で、削除するユーザ定義紙がグループに設定されている時に確認のポップアップを表示する。
次に、画像形成装置300で取扱データについて説明する。図18は、用紙属性のデータ構造を示した図である。画像形成装置300で取り扱うユーザ定義紙の用紙属性のデータ構造を示したもので、管理用の用紙IDが定義され、「名称」「サイズ」「用紙種類」「用紙厚さ」などの用紙情報をデータとして保持している。
図19は、グループと用紙属性のデータ構造を示した図である。ジョブで使用するユーザ定義紙をグループ化設定した際のデータ構造を示したもので、グループを判別するためのグループIDと、そのグループに属するユーザ定義紙を特定するための用紙IDから構成される。
図20は、トレイ割り当て例を示した図である。グループ情報と用紙属性情報を元に、ユーザ定義紙をトレイに割り当てる。用紙属性が割り当てられたトレイに合うかの判定を行なう。判定結果で合わないものがあれば、その情報を元に再度トレイへの割り当てを実施する。図21は、機能紙について積載量を元にトレイ割り当てした例を示した図である。グループ情報と用紙属性情報を元に、ユーザ定義紙をトレイに割り当てる。ここでは、用紙種類が機能紙であるため、用紙の使用方法が推測できる。そのため、トレイ情報から各トレイの積載量を参照し、本文とユーザ定義紙をトレイに割り当てる。
図22は、機能紙について積載量を元にトレイ割り当てをし、複数トレイを確保した例を示した図である。グループ情報と用紙属性情報を元に、ユーザ定義紙をトレイに割り当てる。ここでは、用紙種類が機能紙であるため、用紙の使用方法が推測できる。そのため、トレイ情報から各トレイの積載量を参照し、本文とユーザ定義紙をトレイに割り当てる。割り当てた本文用トレイの積載量が少ない場合は、割り当てられていないトレイを本文用トレイとして確保する。
図23は、グルーピング情報によってトレイ割り当てをする「自動トレイ割り当て処理(1)」のフローチャートである。自動トレイ割り当て用変数nとmを1に初期化する(S1−1)。自動トレイ割り当てを行うグループのn番目の用紙属性をトレイmに割り当てる(S1−2)。n番目以降の用紙属性があるか調べ、存在する場合はS1−4を行う。逆に存在しない場合、すなわち、全ての用紙属性の割り当てが完了したときは処理を終了する(S1−3)。自動トレイ割り当て用変数nとmとにそれぞれ1を加算し、トレイ割り当て処理S1−2へ遷移する(S1−4)。
図24は、トレイ制約がある場合でもグループ全体で最適なトレイ割り当てをする「自動トレイ割り当て処理(2)」のフローチャートである。グルーピング情報によってトレイ割り当てをする「自動トレイ割り当て処理(1)」を行う(S2−1)。自動トレイ割り当て用変数xを1に初期化する(S2−2)。x番目の用紙属性がトレイにセット可能か否かを調べる(S2−3)。セット不可能な場合は、入れ替え可能トレイを検索する。具体的には、x番目の用紙属性がセット可能であり、他の用紙属性が割り当てられていないトレイ又は既に割り当てられている用紙属性が入れ替えようとしているトレイにセット可能なトレイを検索する(S2−4)。S2−4で検索されたトレイを入れ替える(S2−5)。x番目以降の用紙属性があるか否かを調べ(S2−6)、存在する場合は変数xに1を加算し(S2−7)、S2−3を行う。逆に存在しない場合、すなわち、全ての用紙属性の割り当てが完了したときは処理を終了する。
図25は、機能紙属性によりトレイ積載量を判断しトレイ割り当てをする「自動トレイ割り当て処理(3)」のフローチャートである。グループに機能紙が含まれているか否かを調べ(S3−1)、機能紙が含まれていない場合、グルーピング情報によってトレイ割り当てを行う「自動トレイ割り当て処理(1)」を行って処理を終了する(S3−2)。この例では、機能紙は「表紙」と「章区切り紙」が該当する。
機能紙が含まれている場合は、グループに非機能紙が含まれているか否かを調べ(S3−3)、非機能紙が含まれていない場合、グループの印刷属性に「本文用」を追加する(S3−4)。この例では、非機能紙は「表紙」と「章区切り紙」以外が該当する。自動トレイ割り当て用変数nを1に初期化する(S3−5)。n番目の用紙属性が機能紙であるか否かを調べる(S3−6)。S3−6の結果が機能紙の場合、トレイの積載量が大きいか否かを調べる。トレイの積載量が大きいか否かは、全トレイの積載量の平均値より大きいか否かを調べても良いし、予めトレイ情報として積載量が大であることを記憶していても良い(S3−7)。トレイの積載量が大の場合、機能紙の入れ替え可能トレイを検索する。具体的には、トレイの積載量が小のトレイの中から、用紙属性が割り当てられていないトレイ又は既に割り当てられている用紙属性が非機能紙であるトレイを検索する(S3−8)。S3−8で検索されたトレイを入れ替える(S3−9)。
S3−6の結果が非機能紙の場合、トレイの積載量が小さいか否かを調べる。トレイの積載量が小さいか否かは、全トレイの積載量の平均値より小さいか否かを調べても良いし、予めトレイ情報として積載量が小であることを記憶していても良い(S3−10)。トレイの積載量が小の場合、非機能紙の入れ替え可能トレイを検索する。具体的には、トレイの積載量が大のトレイのなかから、用紙属性が割り当てられていないトレイ又は既に割り当てられている用紙属性が機能紙であるトレイを検索する(S3−11)。S3−11で検索されたトレイを入れ替える(S3−12)。n番目以降の用紙属性があるか否かを調べ(S3−13)、存在する場合は変数nに1を加算し(S3−14)、S3−6を行う。逆に存在しない場合、すなわち、全ての用紙属性の割り当てが完了したときは処理を終了する。
図26は、機能紙属性によりトレイ積載量を判断し、複数トレイへの割り当てをする「自動トレイ割り当て処理(4)」のフローチャートである。機能紙属性によりトレイ積載量を判断しトレイ割り当てをする「自動トレイ割り当て処理(4)」を行う(S4−1)。変数Sumnkに用紙属性が非機能紙のトレイの積載量の合計を代入する(S4−2)。Sumnkが機能紙の積載量以下か否かを調べる。この例では表紙トレイと章区切りトレイとの比較を行っている(S4−3、S4−4)。S4−3又はS4−4の結果、Sumnkが機能紙の積載量未満の場合、用紙属性が割り当てられていないトレイを本文トレイとして追加する(S4−5)。
図27は、トレイ割り当て設定を記憶し、グループ呼び出し時に割り当てを再現する処理のフローチャートである。グループのトレイ割当て方法を選択する画面(図12)で、トレイ割当ての方法に自動を選択したかを調べる(S5−1)。属性組み合わせ割り当て記憶手段206に選択されたグループの属性組み合わせ割り当て設定が記憶されているか否かを調べる(S5−2)。S5−2の結果、記憶有りの場合は、属性組み合わせ割り当て設定に記憶されている内容からトレイの割り当てを行う(S5−3)。
S5−2の結果、記憶無しの場合は、「自動トレイ割り当て処理(1)」〜「自動トレイ割り当て処理(4)」の何れかでトレイの割り当てを行う(S5−4)。グループのトレイ割当ての設定画面(図13)でS5−3又はS5−4の結果の表示を行い、ユーザは必要に応じて割り当てトレイの変更を行い、設定を完了させる(S5−5)。S5−5で設定された属性組み合わせ割り当て設定を属性組み合わせ割り当て記憶手段206に記憶する(S5−6)。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
200 属性組み合わせ設定手段
201 属性組み合わせ割当手段
202 用紙属性記憶手段
203 グループ設定手段
204 グループ記憶手段
300 画像形成装置
201 属性組み合わせ割当手段
202 用紙属性記憶手段
203 グループ設定手段
204 グループ記憶手段
300 画像形成装置
Claims (6)
- 記録紙に関する複数の属性値の組み合わせを記憶する属性組み合わせ記憶手段と、
複数の前記複数の属性値の組み合わせをグループとして記憶するグループ記憶手段と、
前記グループ内で、画像形成装置が備える記録紙を収納するための記録紙収納手段毎に、該記録紙収納手段の仕様に合致する前記複数の属性値の組み合わせを割り当てる割当手段と、を有することを特徴とする情報処理装置。 - 前記割当手段は、前記複数の属性値の組み合わせが所定の前記属性値を含む場合、前記記録紙収納手段の最大積載可能枚数を考慮して、該複数の属性値の組み合わせを割り当てることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記割当手段は、前記複数の属性値の組み合わせについて、複数の前記記録紙収納手段を割り当てることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
- 記録紙に関する複数の属性値の組み合わせを記憶する属性組み合わせ記憶手段と、複数の前記複数の属性値の組み合わせをグループとして記憶するグループ記憶手段と、を備える情報処理装置における情報処理方法であって、
画像形成装置が、記録紙を収納する複数の記録紙収納手段を備える場合、
割当手段が、前記グループ内で、前記記録紙収納手段毎に、該記録紙収納手段の仕様に合致する前記複数の属性値の組み合わせを割り当てるステップを備えることを特徴とする情報処理方法。 - 前記割当手段は、前記複数の属性値の組み合わせが所定の前記属性値を含む場合、前記記録紙収納手段の最大積載可能枚数を考慮して、該複数の属性値の組み合わせを割り当てることを特徴とする請求項4に記載の情報処理方法。
- 前記割当手段は、前記複数の属性値の組み合わせについて、複数の前記記録紙収納手段を割り当てることを特徴とする請求項5に記載の情報処理方法。
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