JP2011107493A - 撮影システム、カメラおよび撮影用照明装置 - Google Patents

撮影システム、カメラおよび撮影用照明装置 Download PDF

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Abstract

【課題】モニタ発光およびその測光を適切に行う撮影システムを提供すること。
【解決手段】カメラ30、撮影用照明装置20A、カメラ30側に配される第1通信手段10、および撮影用照明装置20A側に配される第2通信手段10Aを有する撮影システムにおいて、カメラ側から撮影用照明装置側へ撮影時の本発光に先だつ予備発光を指示する第1信号を第1通信手段10から第2通信手段10Aへ無線送信し、予備発光の発光タイミング情報を含む信号であって、撮影用照明装置側からカメラ側へ第1信号を受信した旨を知らせる第2信号を第2通信手段10Aから第1通信手段10へ無線送信し、カメラ30は発光タイミング情報に基づいて予備発光時の測光処理を開始する。
【選択図】図1

Description

本発明は、撮影システム、カメラおよび撮影用照明装置に関する。
無線通信を介して接続されるカメラと電子閃光装置間で、電子閃光装置のモニタ発光タイミングとカメラの測光タイミングとの同期をとる技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1によれば、マスター電子閃光装置がリモート電子閃光装置に対してモニタ発光実行のコマンドを有するパケットを送信し、該パケットを受けたリモート電子閃光装置が該パケットが示すタイミングに基づいてモニタ発光を行う。
特開2008−32909号公報
従来技術では、カメラ側から電子閃光装置へモニタ発光実行のコマンドを有するパケット送信が失敗した(電子閃光装置側で受信できない)場合には、電子閃光装置がモニタ発光しないにもかかわらず、カメラ側が測光動作をしてしまうという問題があった。
本発明は、カメラ、撮影用照明装置、カメラ側に配される第1通信手段、および撮影用照明装置側に配される第2通信手段を有する撮影システムに適用される。そして、カメラ側から撮影用照明装置側へ撮影時の本発光に先だつ予備発光を指示する第1信号を第1通信手段から第2通信手段へ無線送信し、予備発光の発光タイミング情報を含む信号であって、撮影用照明装置側からカメラ側へ第1信号を受信した旨を知らせる第2信号を第2通信手段から第1通信手段へ無線送信し、カメラは発光タイミング情報に基づいて予備発光時の測光処理を開始することを特徴とする。
本発明によれば、モニタ発光およびその測光を適切に行う撮影システムを提供できる。
本発明の一実施の形態による撮影システムの構成を説明する図である。 カメラ、マスター無線アダプタ、リモート無線アダプタ、および電子閃光装置の構成を例示するブロック図である。 撮影システムが行う通信を説明する図である。 通信パケットを説明する図である。 本実施形態による通信パケットを例示する図である。 カメラのCPUが実行する処理の流れを説明するフローチャートである。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による撮影システムの構成を説明する図である。この撮影システムは、マスター無線アダプタ10を装着したカメラ30と、リモート無線アダプタ10Aを装着した電子閃光装置20Aとを有する。マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Aとは、無線LAN、Bluetooth(登録商標)、またはZigBee(登録商標)などの規格に従って無線通信を行う。
また、電子閃光装置20Aと別に、リモート無線アダプタ10Bを装着した電子閃光装置20Bと、リモート無線アダプタ10Cを装着した電子閃光装置20Cとを有する。マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10B、およびマスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Cは、それぞれ上記規格に従って無線通信を行う。
リモート無線アダプタ10Aは、リモート無線アダプタ10Bおよびリモート無線アダプタ10Cと同様に構成され、電子閃光装置20Aは、電子閃光装置20Bおよび電子閃光装置20Cと同様に構成されている。
マスター無線アダプタ10は、カメラ30のアクセサリシューと嵌合するカメラ取り付け脚を有し、該カメラ取り付け脚によってカメラ30に装着される。リモート無線アダプタ10Aは、電子閃光装置20Aのカメラ取り付け脚と嵌合するアクセサリシューを有し、該アクセサリシューによって電子閃光装置20Aに装着される。
電子閃光装置20Aがカメラ取り付け脚を有するのは、電子閃光装置20Aをカメラ30のアクセサリシューに直接装着して使用することも可能にするためである。電子閃光装置20Aをカメラ30に直接装着した場合は、該アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して電子閃光装置20Aおよびカメラ30間で有線通信するので、無線通信は行わない。
本実施形態は、電子閃光装置20Aとカメラ30との間で無線通信する使用態様に特徴を有するので、以降の説明は、電子閃光装置20Aにリモート無線アダプタ10Aが装着され、カメラ30にマスター無線アダプタ10が装着される場合を中心に行う。
なお、図1に例示したシステムは、1台のカメラ30と3台の電子閃光装置20A〜20Cで構成する増灯システムであるが、電子閃光装置の数は3台でなくてもよく、5台でも1台でもよい。
図2は、カメラ30、マスター無線アダプタ10、リモート無線アダプタ10A、および電子閃光装置20Aの構成を例示するブロック図である。マスター無線アダプタ10およびリモート無線アダプタ10Aは、その構成を同一にしたため、両無線アダプタ間で対応するブロックに対して同一符号を付与している。
また、図示を省略しているが、リモート無線アダプタ10Bおよび電子閃光装置20Bの構成と、リモート無線アダプタ10Cおよび電子閃光装置20Cの構成は、それぞれリモート無線アダプタ10Aおよび電子閃光装置20Aの構成と同様である。
図2において、電子閃光装置20Aは、キセノン管などの発光管201と、発光制御回路202と、CPU203とを含む。また、リモート無線アダプタ10Aおよびマスター無線アダプタ10は、それぞれ、アンテナ101と、周波数ダウンコンバータ102と、変調送信回路103と、復調回路104と、検出器105および109と、発振器106と、バッファメモリ107および110と、CPU108とを含む。
カメラ30は、撮影レンズ301と、シャッタ302と、撮像素子303と、測光センサ304と、シャッタ駆動装置305と、CPU306と、操作部材(レリーズスイッチ含む)307とを備える。
以下、図3を参照して上述した撮影システムが行う通信について説明する。
−有線通信1−
図3において左側の有線通信1は、カメラ30がマスター無線アダプタ10との間で行う有線通信を表し、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して行われる。この有線通信1は、カメラ30が必要に応じて適宜行う。
カメラ30とマスター無線アダプタ10との間の通信は、通常、カメラ30がマスター無線アダプタ10へコマンド(たとえば、モニタ発光コマンド、発光ゲインコマンド、本発光コマンド等)およびデータを送信し、これを受信したマスター無線アダプタ10がカメラ30へ返信(ack)する。コマンドには、電子閃光装置20Aに対するもの、電子閃光装置20Bに対するもの、電子閃光装置20Cに対するものが含まれる。
−無線通信−
図3において中央の無線通信は、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A(リモート無線アダプタ10B、またはリモート無線アダプタ10C)との間で行う無線通信を表す。この無線通信は、マスター無線アダプタ10とカメラ30との有線通信1の後、直ちに行う。
ここで、リモート無線アダプタ1台当たりの無線通信の発生頻度は有線通信1の発生頻度と同じである。すなわち、有線通信1の後、遅滞なく各リモート無線アダプタとの間で無線通信が行われる。
マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)との間の通信は、通常、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へ上記コマンドおよびデータを送信し、これを受信したリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)がマスター無線アダプタ10へ返信(ack)する。コマンドには、通信相手のリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対するものが含まれる。
−有線通信2−
図3において右側の有線通信2は、各リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)が電子閃光装置20A(20Bまたは20C)との間で行う有線通信を表し、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して行われる。この有線通信2は、マスター無線アダプタ10との無線通信の後、直ちに行う。
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)と電子閃光装置20A(20Bまたは20C)との間の通信は、通常、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)が対応する電子閃光装置20A(20Bまたは20C)へ上記コマンドおよびデータを送信し、これを受信した電子閃光装置20A(20Bまたは20C)がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へ返信(ack)する。コマンドには、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対するものが含まれる。
<発光制御>
本実施の形態で行う発光制御例を説明する。発光制御は、モニタ発光時の電子閃光装置20A(20Bまたは20C)の発光タイミングと測光センサ304による測光タイミングとを同期させたり、本発光時の電子閃光装置20A〜20Cの発光タイミングと撮像素子303による撮像タイミングとを同期させたりするために行う。
ここで、「同期」とは、複数の処理の実行タイミングについて時間軸上の基準点を揃えることであり、複数の処理を常に所定時間差を設けて行う場合や、複数の処理を常に同時に行う場合を含む。
−本発光時の制御−
本発光時は、電子閃光装置20A〜20Cで行う本発光タイミングと、カメラ30で行う撮像タイミングとの同期をとる。このため、マスター無線アダプタ10のCPU108は、カメラ30のCPU306からの本発光指示信号に基づいて、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)へ本発光の指示を出す。このとき、本発光タイミングの同期をとるための信号(同期データ)や制御の内容を示す制御情報を含んだデジタル通信のフォーマットに則った通信パケットを生成する。CPU108は、たとえば、図4に示すようなフォーマットの通信パケットを生成する。図4において、preamble4aは、通信の最初に送信する助走部分のようなデータであり、4バイト程度のpreamble4aの送信が義務付けられている。preamble4aは、例えば0,0,0,0・・・のような固定ビットパターンが設定される。
SFD(Start of Frame Delimiter)4bは、preamble4aに続いてパケットの先頭部分に付加される同期用データである。Flame length4cは、通信データ容量(バイト数)を示すデータである。その後、規格上は2バイトのFCF(Frame Control Field)4dおよび1バイトのData Sequence Number4eが続いて付加される。しかしながら、規格に完全準拠しなくとも通信自体は実用化できることから、本実施の形態では、これらのFCF4dおよびData Sequence Number4eを省略し、図5に示すように、代わりにシステムで固有に定義した1バイトのコマンド4f、1バイトの相手先ID4g、および種々の情報を含むデータ4hとを付加する。
SFD4bは、本来は通信方式に固有の固定データであって、他の通信と混信した場合に誤動作を防止する働きがある。すなわち、受信側では、あらかじめ設定されているSFDとデータのパターンが一致しないSFDを含む通信パケットを受信した場合には、そのパケットは自分自身が受信すべきパケットではないと判断する。
本実施の形態では、カメラ30のCPU306と、マスター無線アダプタ10のCPU108と、リモート無線アダプタ10AのCPU108と、リモート無線アダプタ10BのCPU108と、リモート無線アダプタ10CのCPU108と、電子閃光装置20AのCPU203と、電子閃光装置20BのCPU203と、電子閃光装置20CのCPU203とが、それぞれSFD4bをこのような混信時の誤動作防止を目的として使用した上で、さらに上述したように電子閃光装置20Aの本発光タイミング、電子閃光装置20Bの本発光タイミング、電子閃光装置20Cの本発光タイミング、およびカメラ30のシャッタ302を開くタイミングの同期を取るための同期データとして使用する。
−モニタ発光時の制御−
一方、モニタ発光時は、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)で行うモニタ発光タイミングと、カメラ30で行う測光タイミングとの同期をとる。このため、マスター無線アダプタ10のCPU108は、カメラ30のCPU306からのモニタ発光指示信号に基づいて、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)へモニタ発光の指示を出す。この指示を受けたリモート無線アダプタ10A(10B、10C)は、マスター無線アダプタ10に対する返信(ack)として、SFD4bを含んだデジタル通信のフォーマットに則った通信パケットを生成する。返信時の通信パケットにおいても、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のモニタ発光のタイミングと、カメラ30の測光センサ304による測光タイミングとの同期を取るための同期データとしてSFD4bが使用される。
コマンド4fは、処理を起動するための制御コマンドを表すデータである。たとえば、上述した本発光の実行を指示する通信パケット(本発光起動パケット)には、コマンド4fとして本発光起動コマンドを表すデータが付加される。また、上述したモニタ発光の実行を指示する通信パケット(モニタ発光起動パケット)には、コマンド4fとしてモニタ発光起動コマンドを表すデータが付加される。相手先ID4gは、コマンド4fで定義した制御コマンドの実行対象となる電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のIDが含まれる。すなわち、相手先ID4gに指定した電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対して、コマンド4fで定義した制御コマンドの実行を指示する。
ここで、各電子閃光装置20A〜20Cには個別にID(個別ID)が付加されており、この個別IDによって各電子閃光装置20A〜20Cを一意に識別することができる。よって、相手先ID4gには、この個別IDを指定して、コマンド4fの実行対象を指定することができる。
また、この個別IDに代えて、全ての電子閃光装置20A〜20Cをコマンド4fの実行対象として指定するためのID(全装置ID)を指定することもできる。たとえば、図1に示した3台の電子閃光装置20A〜20Cの個別IDがそれぞれ1〜3である場合に、これらをまとめて指定する場合の全装置IDとして0を指定することができる。
これによって、全ての電子閃光装置20A〜20Cに同じコマンド4fを実行させたい場合(本発光起動など)には、相手先ID4gに全装置IDを指定することで、全ての電子閃光装置20A〜20Cに対して一括してコマンド4fで定義した制御コマンドの実行を指示することができる。一方、電子閃光装置20A〜20Cに個別にコマンド4fを実行させたい場合(モニタ発光起動など)には、相手先ID4gに個別IDを指定することで、各電子閃光装置20A〜20Cに対して個々にコマンド4fで定義した制御コマンドの実行を指示することができる。このように、通信パケットを受信した電子閃光装置20A〜20Cにおいては、相手先ID4gに自分自身の個別IDが含まれている場合、または全装置IDが含まれている場合に、コマンド4fで定義した制御コマンドの実行対象が自分自身であることを認識する。
データ4hの種類としては、モード情報、時間情報、およびチェックデータ等が含まれる。モード情報は、本発光、モニタ発光を示す発光モードなどの動作モードを示す情報である。時間情報は、同期信号が出力されてから処理開始までの所定時間に関する情報である。チェックデータは、誤動作防止のためのチェックサムやCRC等のエラーチェック用のデータである。
<モニタ発光時のカメラおよびマスター無線アダプタ側の処理>
図2を参照して、モニタ発光時にカメラ30およびマスター無線アダプタ10が上記通信パケットを用いて行う処理を説明する。通信パケット(この場合はモニタ発光起動パケット)は、各電子閃光装置20A〜20Cへ個別に送信される。カメラ30のCPU306は、使用者によるレリーズスイッチ307の押下操作(撮影指示)を検出して撮影シーケンスへ入った後、マスター無線アダプタ10へモニタ発光コマンドを送出する(有線通信1)。マスター通信アダプタ10のCPU108は、カメラ30からの信号(モニタ発光コマンド)に基づいて、リモート無線アダプタ10A〜10Cへモニタ発光の指示を出す(無線通信)。このとき、モニタ発光のタイミングの同期をとるために通信パケットを生成する。
マスター通信アダプタ10のCPU108で生成された通信パケットは、マスター無線アダプタ10内のバッファメモリ110へ一時的に格納された後、検出器109に出力される。検出器109は、入力されるパケットを先頭から読み込んで解析する。そして、検出器109は、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、同期信号をCPU108へ出力する。すなわち、検出器109は、通信パケットを送信完了する前に同期データを検出する。検出器109は、この同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピン(割り込み端子)に出力する。そして、CPU108は、同期割り込み信号をカメラ30のCPU306へ出力する。
マスター無線アダプタ10のCPU108およびカメラ30のCPU306は、それぞれが同期信号の割り込みを検出した場合に計時を開始する。そして、マスター無線アダプタ10のCPU108は、生成した通信パケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)およびカメラ30が処理開始の同期をとる必要があるか否かを判断する。具体例として、コマンド4fがモニタ発光コマンドを表すデータである場合について説明する。
上述したように、モニタ発光タイミングはカメラ30による測光タイミングと同期をとる。したがって、コマンド4fがモニタ発光コマンドを表す場合は、上記同期をとる場合に該当するので、CPU108は、処理開始の同期をとる必要があると判断する。
処理開始の同期が必要と判断したマスター無線アダプタ10のCPU108は、検出器109からの同期信号の割り込みを検出してからあらかじめ設定された所定時間後にコマンド4fに基づいて必要な処理を開始する。たとえば、コマンド4fがモニタ発光コマンドを表すデータである場合には、CPU108は、上記同期信号の割り込みを検出してから第1所定時間経過後にリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に対して、装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)によるモニタ発光の開始を指示する通信パケットを送る(無線通信におけるモニタ発光コマンド)。
通信パケットは、マスター無線アダプタ10の検出器109から変調送信回路103へ出力され、変調送信回路103にて通信パケットを所定の周波数の無線伝送可能な信号に変調された後、搬送波の形でアンテナ101を介してリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)へ送信される。この所定の周波数は発振器106により決められる。
一方、同期割り込み信号をマスター無線アダプタ10から受けたカメラ30のCPU306は、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)からの返信パケットを待つ。そして、該返信パケットを受信したマスター無線アダプタ10の検出器105から出力され、マスター無線アダプタ10のCPU108を介してカメラ30へ入力される同期信号の割り込みを検出してから第2所定時間経過後に測光センサ304から測光データを取得する。これによって、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)およびカメラ30間での処理タイミングの同期を精度高くとることができる。第2所定時間の元になる時間情報は、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)がマスター無線アダプタ10へ返す返信(ack)する通信パケットに含まれる(データ4h)。
<モニタ発光時のリモート無線アダプタおよび電子閃光装置側の処理>
モニタ発光時にリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)および電子閃光装置20A(20Bまたは20C)が上記通信パケットを用いて行う処理を説明する。リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)は、アンテナ101を介して搬送波の形で通信パケットを受信する。受信した搬送波は、まず周波数ダウンコンバータ102に入力される。周波数ダウンコンバータ102は、受信したパケットを所定の低周波数のデータにダウンコンバートした後、復調回路104へ出力する。この所定の周波数は発振器106により決められる。復調回路104では、入力された信号をデジタル通信パケットに復調して検出器105へ出力する。
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)の検出器105は、上述したマスター無線アダプタ10における検出器109と同様に、入力されるパケットを先頭から読み込んで解析し、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、上記同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピンに出力する。このとき、検出器105は、読み込んだSFD4bが、あらかじめ設定されているデータ列と一致した場合のみ、同期信号を出力する。これによって、他の通信と混信した場合に誤動作を防止することができる。
また、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)の検出器105は、読み込んだ通信パケットをバッファメモリ107へ出力して記録する。リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108は、バッファメモリ107に記憶されたパケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)へモニタ発光の開始を指示する信号を出力する(有線通信2におけるモニタ発光コマンド)とともに、マスター無線アダプタ10へ返信パケットを送信する。
返信パケットの送信は以下の通りである。リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108は、モニタ発光のタイミングの同期をとるために返信パケットを生成する。リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108で生成された返信パケットは、バッファメモリ110へ一時的に格納された後、検出器109に出力される。検出器109は、入力されるパケットを先頭から読み込んで解析する。そして、検出器109は、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、同期信号をCPU108へ出力する。すなわち、検出器109は、返信パケットを送信完了する前に同期データを検出する。検出器109は、この同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピン(割り込み端子)に出力する。そして、CPU108は、同期割り込み信号を電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のCPU203へ出力する。
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108および電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のCPU203は、それぞれが同期信号の割り込みを検出した場合に計時を開始する。そして、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108は、生成した返信パケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)およびカメラ30が処理開始の同期をとる必要があると判断する。
処理開始の同期が必要と判断したCPU108は、検出器109からの同期信号の割り込みを検出してからあらかじめ設定された所定時間後にコマンド4fに基づいて必要な処理を開始する。コマンド4fがモニタ発光コマンドを表すデータであるので、CPU108は、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のCPU203に対してモニタ発光の開始を指示するとともに、検出器109からの同期信号の割り込みを検出してから第5所定時間経過後に返信パケットの送信を指示する。
返信パケットは、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)の検出器109から変調送信回路103へ出力され、変調送信回路103にて返信パケットを所定の周波数の無線伝送可能な信号に変調された後、搬送波の形でアンテナ101を介してマスター無線アダプタ10へ送信される。この所定の周波数は発振器106により決められる。
図3において、モニタ発光の開始タイミングを「予定発光時刻」とすると、第2所定時間が「T1」に相当する。カメラ30のCPU306は、「予定発光時刻」に合わせて測光データを取得するように、同期信号の割り込みを検出してから測光データを取得するまでの上記第2所定時間を計時する。なお、時間「T1」は、有線通信2後に無線通信が行われるまでの遅延時間、および無線通信後に有線通信1が行われるまでの遅延時間を加味した値が上記返信(ack)の通信パケットに含まれる(データ4h)。
<本発光時のカメラおよびマスター無線アダプタ側の処理>
本発光時にカメラ30およびマスター無線アダプタ10が上記通信パケットを用いて行う処理を説明する。通信パケット(この場合は本発光起動パケット)は、各電子閃光装置20A〜20Cへ一括送信される。マスター通信アダプタ10のCPU108は、カメラ30からの信号(いわゆるXオン信号)に基づいて、リモート無線アダプタ10A〜10Cへ本発光の指示を出す。このとき、本発光のタイミングの同期をとるために通信パケットを生成する。通信パケットの構成および機能は、上述したモニタ発光の場合と同様である。
上述したように、本発光タイミングはカメラ30がシャッタ302を開くタイミングと同期をとる。したがって、コマンド4fが本発光コマンドを表す場合は、上記同期をとる場合に該当するので、CPU108は、処理開始の同期をとる必要があると判断する。
処理開始の同期が必要と判断したCPU108は、検出器109からの同期信号の割り込みを検出してからあらかじめ設定された所定時間後にコマンド4fに基づいて必要な処理を開始する。たとえば、コマンド4fが本発光コマンドを表すデータである場合には、CPU108は、上記同期信号の割り込みを検出してから第3所定時間経過後にリモート無線アダプタ10A〜10Cに対して、装着されている電子閃光装置20A〜20Cによる本発光の開始を指示する通信パケットを送る(無線通信における本発光コマンド)。
一方、カメラ30のCPU306は、上記Xオン信号を送出する時点より第4所定時間前にシャッタ駆動装置305に対してシャッタ302を開くように指示(先幕走行開始)をする。これによって、電子閃光装置20A〜20Cおよびカメラ30間での処理タイミングの同期を精度高くとることができる。なお、カメラ30が備えるシャッタ302は、機械式シャッタでなく、撮像素子303の電子シャッタであってもよい。
<本発光時のリモート無線アダプタおよび電子閃光装置側の処理>
本発光時にリモート無線アダプタ10A〜10Cおよび電子閃光装置20A〜20Cが上記通信パケットを用いて行う処理を説明する。リモート無線アダプタ10A〜10Cは、マスター無線アダプタ10から送信された通信パケットを受信する。リモート無線アダプタ10A〜10Cの検出器105は、モニタ発光時と同様に、それぞれ入力されるパケットを先頭から読み込んで解析し、同期データとしてのSFD4bの読み込みが完了したことを検出したときに、同期信号を割り込み信号としてCPU108の同期タイミング用ピンに出力する。読み込んだSFD4bが、あらかじめ設定されているデータ列と一致した場合のみ、同期信号を出力する点もモニタ発光の場合と同様である。
また、リモート無線アダプタ10A〜10Cの検出器105は、読み込んだ通信パケットをバッファメモリ107へ出力して記録する。リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、それぞれバッファメモリ107に記憶されたパケットに含まれるコマンド4fに基づいて、電子閃光装置20A〜20Cへ本発光の開始を指示する信号を出力する(有線通信2における直接Xオン出力)。
以上のように、本発光時においては、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A〜10Cへ通信パケットを一括送信するタイミングと、カメラ30がシャッタ302を開くタイミングとを同期させるとともに、マスター無線アダプタ10からの通信パケットを受信したリモート無線アダプタ10A〜10Cは、受信した通信パケットに基づいて電子閃光装置20A〜20Cへそれぞれ本発光の開始を指示する信号を出力する。全装置IDを指定しておくことで、電子閃光装置20A〜20Cは一斉に本発光を開始するので、カメラ30がシャッタ302を開くタイミングと、電子閃光装置20A〜20Cの本発光タイミングとの同期をとることができる。
図3における本発光の開始タイミングを「予定発光時刻」とすると、カメラ30のCPU306からの信号(本発光指示コマンド=Xオン信号)送出時から「予定発光時刻」までの時間が発光遅延時間「Tdx」に該当する。カメラ30のCPU306は、「予定発光時刻」に合わせてシャッタ302を開くように、シャッタ302の先幕スタートを指示してから第4所定時間後にXオン信号を送出する。なお、発光遅延時間「Tdx」は、有線通信1後に無線通信が行われるまでの遅延時間、および無線通信後に有線通信2が行われるまでの遅延時間、および有線通信2後電子閃光装置20A(20Bおよび20C)が本発光するまでの動作時間を含むように、固定値としてあらかじめ設定されている。
以上の説明において、通信パケット(返信パケット)を受信する側においては、送信する側と比べてデコード時間などの遅延時間(受信遅延時間)が発生するため、受信する側におけるSFD4bの受信完了タイミングAは、送信する側におけるSFD4bの送信完了Bタイミングよりも遅れ、両者は完全には一致しない可能性がある。しかしながら、この遅延時間は、電子閃光装置20A〜20Cの発光時間に比べると極めて微小な時間であるため無視しても問題ない。また、無視できないほどの遅延時間が発生する場合でも、この遅延時間はほぼ一定の時間であることから、固定値としてあらかじめ設定しておき、この遅延時間を考慮してコマンド4fに定義されているコマンドの実行タイミングを調整することによって、送信する側と受信する側の処理のタイミングを一致させる。
なお、本実施の形態では、SFD4bの送受信完了タイミングAおよびBに基づいて送信する側と受信する側の処理のタイミングを一致させる方法について説明するが、Flame length4cの送受信完了タイミングに基づいて送信する側と受信する側の処理開始のタイミングを一致させるようにしてもよい。
カメラ30のCPU306が実行する処理の流れについて、図6に例示するフローチャートを参照して説明する。CPU306は、外部の電子閃光装置20A(20B、20C)を用いる撮影において、撮影指示が行われると図6による処理を起動させる。
図6のステップS101において、CPU306は、マスター無線アダプタ10へモニタ発光コマンドを送信してステップS102へ進む。モニタ発光コマンドは、各リモート無線アダプタ10A(10B,10C)に対するコマンドを順番に送る。ステップS102において、CPU306は、タイムアウトが生じているか否かを判定する。CPU306は、通信に失敗した旨のデータ(後述するタイムアウト処理で得られる情報)をマスター無線アダプタ10から受信した場合にステップS102を肯定判定してステップS118へ進む。CPU306は、通信に失敗した旨のデータがマスター無線アダプタ10から受信されていない場合には、ステップS102を否定判定してステップS103へ進む。
ステップS103において、CPU306は、マスター無線アダプタ10からの返信(ack)を受信したか否かを判定する。CPU306は、マスター無線アダプタ10から返信(ack)を受信した場合にステップS103を肯定判定してステップS104へ進む。CPU306は、マスター無線アダプタ10から返信(ack)を受信していない場合にはステップS103を否定判定し、ステップS102へ戻る。ステップS102へ戻る場合は、マスター無線アダプタ10からの返信(ack)を待つ。
ステップS104において、CPU306は、所定時間(上記第2所定時間)の経過を待ってステップS105へ進む。ステップS105において、CPU306はモニタ発光時の測光を行ってステップS106へ進む。具体的には、測光センサ304から測光データを取得して所定の演算を行う。モニタ発光時の測光は、各電子閃光装置20A〜20Cを順番にモニタ発光させながら行う。
ステップS106において、CPU306は、上記測光結果に基づいて本発光ゲインを算出してステップS107へ進む。ステップS107において、CPU306は、マスター無線アダプタ10へ本発光ゲインを送信してステップS108へ進む。各電子閃光装置20Aから20Cに対する本発光ゲインを順番に送る。
ステップS108において、CPU306は、タイムアウトが生じているか否かを判定する。CPU306は、通信に失敗した旨のデータ(後述するタイムアウト処理で得られる情報)をマスター無線アダプタ10から受信した場合にステップS108を肯定判定してステップS118へ進む。CPU306は、通信に失敗した旨のデータがマスター無線アダプタ10から受信されていない場合には、ステップS108を否定判定してステップS109へ進む。
ステップS109において、CPU306は、マスター無線アダプタ10からの返信(ack)を受信したか否かを判定する。CPU306は、マスター無線アダプタ10から返信(ack)を受信した場合にステップS109を肯定判定してステップS110へ進む。CPU306は、マスター無線アダプタ10から返信(ack)を受信していない場合にはステップS109を否定判定し、ステップS108へ戻る。ステップS108へ戻る場合は、マスター無線アダプタ10からの返信(ack)を待つ。
ステップS110において、CPU306は、露光シーケンス処理を開始させてステップS111へ進む。これにより、シャッタ駆動装置305がシャッター羽根(先幕および後幕)に対する公知の走行駆動を行い、撮像素子303が蓄積動作を開始する。ステップS111において、CPU306はXオン信号の検出待ちを行い、Xオン信号を検出すると、ステップS112においてマスター無線アダプタ10へ本発光コマンドを送信してステップS113へ進む。Xオン信号は、シャッタ302の全開タイミングを示す信号であり、たとえば不図示のシーケンス装置から出力される。
ステップS113において、CPU306は、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)が本発光コマンドを送信したか否かを判定する。CPU306は、各リモート無線アダプタ10A(10B、10C)が対応する電子閃光装置20A(20B、20C)へ本発光コマンドを送信した旨のデータを受信した場合にステップS113を肯定判定してステップS114へ進む。CPU306は、少なくとも1つのリモート無線アダプタについて本発光コマンドを送信した旨のデータを受信しない場合には、ステップS113を否定判定してステップS120へ進む。
ステップS114において、CPU306は、本発光実行問合わせを行ってステップS115へ進む。本発光実行問い合わせは、実際に本発光を行ったことを示すデータを各電子閃光装置に要求することに相当する。各電子閃光装置20A〜20Cは、実際の発光量を示すデータをリモート無線アダプタ10A(10B、10C)およびマスター無線アダプタ10を介して返信する。
ステップS115において、CPU306は、電子閃光装置20A〜20Cのそれぞれから順に送信されるデータ(応答)を待ってステップS116へ進む。ステップS116において、CPU306は、少なくとも1つの電子閃光装置からの受信データが本発光をしていないことを示す、または少なくとも1つの電子閃光装置からのデータが受信されていない場合に、ステップS116を肯定判定してステップS120へ進む。CPU306は、全ての電子閃光装置20A〜20Cからのデータが受信され、かつ全ての電子閃光装置20A〜20Cが本発光をしたことを示す場合に、ステップS116を否定判定してステップS117へ進む。
ステップS117において、CPU306は、フル発光(最大光量で発光)した電子閃光装置が存在するか否かを判定する。CPU306は、少なくとも1つの電子閃光装置からの受信データがフル発光を示す場合にステップS117を肯定判定してステップS121へ進む。CPU306は、フル発光した電子閃光装置が存在しない場合には、ステップS117を否定判定して図6による処理を終了する。
上述したタイムアウト判定(ステップS102、S108)によって進むステップS118において、CPU306は、非発光制御に切り替えてステップS119へ進む。この場合は、電子閃光装置20A〜20Cを発光させないで撮影を行うので、ISO感度を高めて光量不足を補うようにする。CPU306は、ステップS119において、露光シーケンス処理を開始させて図6による処理を終了する。
上述したステップS113およびS116から進むステップS120において、CPU306は、通信エラー警告を行って図6による処理を終了する。通信エラー警告は、不図示の表示器に通信不能を示す表示をさせたり、不図示のスピーカから警告音を発生させて行う。
上述したステップS117から進むステップS121において、CPU306は、フル発光警告を行って図6による処理を終了する。フル発光警告は、不図示の表示器に光量不足の可能性を示す表示をさせたり、不図示のスピーカから警告音を発生させて行う。
<タイムアウト処理>
本実施形態による上記有線通信1および有線通信2は、アクセサリシューを介して直接接続された機器間で行われるため、通常の使用態様において通信障害は生じない。これに対し、上記無線通信においては、たとえば、リモート無線アダプタ10A(電子閃光装置20A)がカメラ30(マスター無線アダプタ10)との通信可能範囲の外へ離されてしまった場合や、他の機器が発した電波(ノイズ)の影響を受けた場合には、リモート無線アダプタ10Aがカメラ30(マスター無線アダプタ10)からのコマンドを受信できなかったり、カメラ30(マスター無線アダプタ10)がリモート無線アダプタ10Aからの返信を受信できなかったりすることがある。
そこで、本実施の形態においては、以下のようなタイムアウト処理を行う。すなわち、マスター無線アダプタ10は、モニタ発光コマンドの送信先であるリモート無線アダプタ10A(10B、10C)からの返信が所定時間(たとえば、30msec)経過しても受信できない場合に、当該通信は失敗したとして再度モニタ発光コマンド、または本発光ゲインをリモート無線アダプタ10A(10Bおよび10C)へ送信する。
このような再度の送信(リトライ)は、所定回数(たとえば、2回)行い、所定回数のリトライを行ってもリモート無線アダプタ10A(10B、10C)からの返信を受信できない場合は、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)との通信は不能と判断してリトライを終了する。マスター無線アダプタ10が通信不能を判断した場合は、カメラ30から当該リモート無線アダプタ(電子閃光装置)に関するデータを要求された場合、通信に失敗した旨を含むデータをマスター無線アダプタ10がカメラ30へ送る。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)カメラ30、電子閃光装置20A、カメラ30側に配されるマスター無線アダプタ10、および電子閃光装置20Aに配されるリモート無線アダプタ10Aを有する撮影システムにおいて、カメラ30側から電子閃光装置20A側へ撮影時の本発光に先だつ予備発光を指示するモニタ発光コマンドをマスター無線アダプタ10からリモート無線アダプタ10Aへ無線送信し、予備発光の発光タイミング情報を含む信号であって、電子閃光装置20A側からカメラ30側へモニタ発光コマンドを受信した旨を知らせる返信(ack)をリモート無線アダプタ10Aからマスター無線アダプタ10へ無線送信し、カメラ30は発光タイミング情報に基づいて予備発光時の測光処理を開始するようにした。これにより、モニタ発光と測光とのタイミングが合わせられるので、モニタ発光およびその測光を適切に行うことができる。
(2)発光タイミング情報は、返信(ack)における同期信号から予備発光が開始されるまでの時間差情報を含むようにしたので、上記モニタ発光のタイミングを知らせることができる。
(3)発光タイミング情報は、返信(ack)における同期信号から予備発光が開始されるまでの時間差情報、および該予備発光の発光期間の情報を含むようにしたので、上記モニタ発光のタイミングおよび期間を知らせることができる。
(4)モニタ発光コマンドを無線送信後に所定時間待ってもマスター無線アダプタ10で返信(ack)が受信されない場合、再度のモニタ発光コマンドを無線送信するようにしたので、1度の通信失敗でやめてしまう場合と異なり、次の処理へ進む可能性を高めることができる。
(5)再度のモニタ発光コマンドの無線送信は所定回数に制限するようにしたので、無制限に続ける場合に比べて無駄な通信を避けることができる。
(6)カメラ30側から電子閃光装置20A側へ撮影時の本発光を指示する本発光コマンドをマスター無線アダプタ10からリモート無線アダプタ10Aへ無線送信するところ、再度のモニタ発光コマンドの無線送信にもかかわらずマスター無線アダプタ10で返信(ack)が受信されない場合には本発光コマンドの無線送信を止めるようにしたので、通信失敗の可能性がある状態で無駄な通信を避けることができる。
(7)マスター無線アダプタ10で返信(ack)が受信されない旨、および本発光をしない旨の少なくとも一方を知らせるようにしたので、使用者が気づかずに操作を続けてしまうことを防止できる。
(8)モニタ発光コマンドを無線送信後に返信が受信されない電子閃光装置およびリモート無線アダプタの組が存在する場合、カメラ30は、当該組の電子閃光装置を除く他の電子閃光装置による撮影補助光を用いて撮影する、または複数組の全ての電子閃光装置による撮影補助光を用いずに撮影するようにした。これにより、通信失敗によって発光されない可能性がある電子閃光装置を除外して撮影を行えるから、予期せぬ失敗撮影を避けることができる。
(変形例1)
上記実施形態では、カメラ30とマスター無線アダプタ10とをアクセサリシューを介して接続し、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)と電子閃光装置20A(20B、20C)とをそれぞれアクセサリシューを介して接続する例を説明した。この代わりに、マスター無線アダプタ10の構成をカメラ30内に内蔵して一体化構成にしてもよい。この場合の有線通信1はカメラ30内の内部処理として扱うので、有線通信1に相当する返信は省略してもよい。同様に、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)の構成を電子閃光装置20A(20B、20C)内にそれぞれ内蔵して各電子閃光装置として一体化構成にしてもよい。この場合の有線通信2は各電子閃光装置内の内部処理として扱うので、有線通信2に相当する返信は省略してもよい。
(変形例2)
上述した説明では、タイムアウト処理のリトライ回数を2回に制限したが、制限回数は1回でも5回でもよい。また、0回(リトライを許可しない)にしてもよい。
(変形例3)
所定回数のリトライをしても返信がない場合は、カメラ30において警告表示を行ったり、警告音を発生させたりしてもよい。この場合のカメラ30のCPU306は、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)から通信に失敗した旨を含むデータを受けた場合に、不図示の表示器に通信不能を示す表示をさせたり、不図示のスピーカから警告音を発生させる。
(変形例4)
上記の説明において、タイムアウトが生じている場合は電子閃光装置20A〜20Cをいずれも発光させないで撮影処理へ進むようにした(S118、S119)。この代わりに、タイムアウトが生じた通信に対応する電子閃光装置のみを発光させないで撮影処理へ進めたり、代表の電子閃光装置(たとえば20A)のみを発光させるようにして撮影処理へ進めるようにしてもよい。タイムアウトが生じた通信に対応する電子閃光装置のみを発光させない撮影処理へ進む場合は、タイムアウトが生じていない他の電子閃光装置を発光させるようにして撮影を行う。この場合、本発光時に他の電子装置の発光量を上げるなどして(またはISO感度を高める)、発光させない電子閃光装置の分を補う。一方、代表の電子閃光装置(たとえば20A)のみを発光させるようにして撮影処理へ進む場合は、代表電子閃光装置を除く他の電子閃光装置を発光させないようにして撮影を行う。この場合、本発光時に代表電子装置の発光量を上げるなどして(またはISO感度を高める)、発光させない電子閃光装置の分を補う。
(変形例5)
上述の返信時の通信パケットにおいて、データ4hの時間情報に時間「T1」を含める例を説明したが、モニタ発光期間(時間)を示す情報を含めてもよい。この場合のカメラ30は、少なくともモニタ発光期間(時間)を含むように測光時間を制御する。変形例5によれば、電子閃光装置20A(20B、20C)によってモニタ発光期間が異なる場合でも、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)からモニタ発光期間情報を受け取り、測光処理における測光時間を該発光期間に応じて適切に制御できる。
撮影用照明光源として電子閃光装置を用いる例を説明したが、LED光源を用いる構成にしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
10…マスター無線アダプタ
10A〜10C…リモート無線アダプタ
20A〜20C…電子閃光装置
30…カメラ
101…アンテナ
102…周波数ダウンコンバータ
103…変調送信回路
104…復調回路
105,109…検出器
107,110…バッファメモリ
108,306…CPU
302…シャッタ
303…撮像素子
304…測光センサ
305…シャッタ駆動装置
307…操作部材

Claims (10)

  1. カメラ、撮影用照明装置、前記カメラ側に配される第1通信手段、および前記撮影用照明装置側に配される第2通信手段を有する撮影システムにおいて、
    前記カメラ側から前記撮影用照明装置側へ撮影時の本発光に先だつ予備発光を指示する第1信号を前記第1通信手段から前記第2通信手段へ無線送信し、
    前記予備発光の発光タイミング情報を含む信号であって、前記撮影用照明装置側から前記カメラ側へ前記第1信号を受信した旨を知らせる第2信号を前記第2通信手段から前記第1通信手段へ無線送信し、
    前記カメラは前記発光タイミング情報に基づいて前記予備発光時の測光処理を開始することを特徴とする撮影システム。
  2. 請求項1に記載の撮影システムにおいて、
    前記発光タイミング情報は、前記第2信号における基準信号から前記予備発光が開始されるまでの時間差情報を含むことを特徴とする撮影システム。
  3. 請求項1に記載の撮影システムにおいて、
    前記発光タイミング情報は、前記第2信号における基準信号から前記予備発光が開始されるまでの時間差情報、および該予備発光の発光期間の情報を含むことを特徴とする撮影システム。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の撮影システムにおいて、
    前記第1信号を無線送信後に所定時間待っても前記第1通信手段で前記第2信号が受信されない場合、再度前記第1信号を無線送信することを特徴とする撮影システム。
  5. 請求項4に記載の撮影システムにおいて、
    前記再度の第1信号の無線送信は所定回数に制限することを特徴とする撮影システム。
  6. 請求項5に記載の撮影システムにおいて、
    前記カメラ側から前記撮影用照明装置側へ前記撮影時の本発光を指示する第3信号を前記第1通信手段から前記第2通信手段へ無線送信するところ、前記再度の第1信号の無線送信にもかかわらず前記第1通信手段で前記第2信号が受信されない場合には前記第3信号の無線送信を止めることを特徴とする撮影システム。
  7. 請求項6に記載の撮影システムにおいて、
    前記第1通信手段で前記第2信号が受信されない旨、および前記本発光をしない旨の少なくとも一方を知らせることを特徴とする撮影システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の撮影システムにおいて、
    前記撮影用照明装置および前記第2通信手段を複数組有し、
    前記第1通信手段は前記複数の第2通信手段へそれぞれ前記第1信号を無線送信し、
    前記第1信号を無線送信後に前記第2信号が受信されない前記撮影用照明装置および前記第2通信手段の組が存在する場合、前記カメラは、当該組の撮影用照明装置を除く他の撮影用照明装置による撮影補助光を用いて撮影する、または前記複数組の全ての撮影用照明装置による撮影補助光を用いずに撮影することを特徴とする撮影システム。
  9. カメラ、撮影用照明装置、前記カメラ側に配される第1通信手段、および前記撮影用照明装置側に配される第2通信手段を有する撮影システムを構成するカメラであって、
    撮影時の本発光に先だつ予備発光を指示する第1信号を前記第1通信手段から前記第2通信手段へ無線送信させ、
    前記予備発光の発光タイミング情報を含む信号であって、前記第1信号を受信した旨を知らせる前記第2通信手段からの第2信号が前記第1通信手段で受信されると、前記発光タイミング情報に基づいて前記予備発光時の測光処理を開始することを特徴とするカメラ。
  10. カメラ、撮影用照明装置、前記カメラ側に配される第1通信手段、および前記撮影用照明装置側に配される第2通信手段を有する撮影システムを構成する撮影用照明装置であって、
    撮影時の本発光に先だつ予備発光を指示する前記第1通信手段からの第1信号が前記第2通信手段で受信されると、前記予備発光の発光タイミング情報を含む信号であって、前記第1信号を受信した旨を知らせる第2信号を前記第2通信手段から前記第1通信手段へ無線送信させることを特徴とする撮影用照明装置。
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