JPH11212147A - ストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置 - Google Patents
ストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置Info
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- JPH11212147A JPH11212147A JP10009541A JP954198A JPH11212147A JP H11212147 A JPH11212147 A JP H11212147A JP 10009541 A JP10009541 A JP 10009541A JP 954198 A JP954198 A JP 954198A JP H11212147 A JPH11212147 A JP H11212147A
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- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B15/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B15/02—Illuminating scene
- G03B15/03—Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
- G03B15/05—Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
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- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
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- G03B2215/00—Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
- G03B2215/05—Combinations of cameras with electronic flash units
- G03B2215/0514—Separate unit
- G03B2215/0557—Multiple units, e.g. slave-unit
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stroboscope Apparatuses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、ストロボ内蔵カメラおよびストロ
ボ装置に関し、スレーブストロボを自由な位置に配置す
ることができるストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 ストロボ内蔵カメラ1において、発光素
子を覆うストロボケーシング2が、赤外光を透過する材
料で構成されていることを特徴とする。
ボ装置に関し、スレーブストロボを自由な位置に配置す
ることができるストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置
を提供することを目的とする。 【解決手段】 ストロボ内蔵カメラ1において、発光素
子を覆うストロボケーシング2が、赤外光を透過する材
料で構成されていることを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストロボ内蔵カメ
ラおよびストロボ装置に関し、特に、赤外光を透過する
ストロボケーシングを有するストロボ内蔵カメラおよび
ストロボ装置に関する。
ラおよびストロボ装置に関し、特に、赤外光を透過する
ストロボケーシングを有するストロボ内蔵カメラおよび
ストロボ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】外付けの専用ストロボを装着せずにスト
ロボ撮影が簡単に行えるストロボ内蔵カメラが一般に広
く普及している。しかしながら、ストロボ内蔵カメラの
内蔵ストロボだけでは、遠方に位置する被写体を撮影す
るときに十分な露光量が得られない、また、内蔵ストロ
ボで1方向から照明すると、被写体の後側に影ができて
しまい、撮影者の意図する写真が得られないという欠点
があった。
ロボ撮影が簡単に行えるストロボ内蔵カメラが一般に広
く普及している。しかしながら、ストロボ内蔵カメラの
内蔵ストロボだけでは、遠方に位置する被写体を撮影す
るときに十分な露光量が得られない、また、内蔵ストロ
ボで1方向から照明すると、被写体の後側に影ができて
しまい、撮影者の意図する写真が得られないという欠点
があった。
【0003】そこで、複数のストロボを調光制御して撮
影する方法が提案されている。これは、マスターストロ
ボとスレーブストロボとを用意し、スレーブストロボの
発光停止をマスターストロボの発光停止に同期させて調
光するものである。例えば、特開昭57ー88437号
公報では、2つのストロボ間を光ガイドで接続して調光
制御している。また、別の例としてストロボ間をケーブ
ルや専用コネクタで接続するものもある。しかしなが
ら、上記の方法では、装置として構成が複雑になり、ま
たストロボ間の接続作業が煩雑で手間がかかるという問
題点があった。
影する方法が提案されている。これは、マスターストロ
ボとスレーブストロボとを用意し、スレーブストロボの
発光停止をマスターストロボの発光停止に同期させて調
光するものである。例えば、特開昭57ー88437号
公報では、2つのストロボ間を光ガイドで接続して調光
制御している。また、別の例としてストロボ間をケーブ
ルや専用コネクタで接続するものもある。しかしなが
ら、上記の方法では、装置として構成が複雑になり、ま
たストロボ間の接続作業が煩雑で手間がかかるという問
題点があった。
【0004】そこで、上記の問題点を解決する方法とし
て、ワイヤレスに複数のストロボを調光制御して撮影す
るワイヤレスストロボ増灯システムがある。このシステ
ムは、マスターストロボとスレーブストロボとの間で、
所定の露光量が得られるようにワイヤレス(例えば、
光、電波を用いる)に調光制御を行うシステムである。
このシステムについて、図7を参照して説明する。
て、ワイヤレスに複数のストロボを調光制御して撮影す
るワイヤレスストロボ増灯システムがある。このシステ
ムは、マスターストロボとスレーブストロボとの間で、
所定の露光量が得られるようにワイヤレス(例えば、
光、電波を用いる)に調光制御を行うシステムである。
このシステムについて、図7を参照して説明する。
【0005】図7において、カメラ本体51上部には、
ストロボ保持ケーシング52が設けられている。ストロ
ボ保持ケーシング52の内部には内蔵ストロボ53(マ
スターストロボ)が配置されている。カメラ本体51下
部には、ブラケット金具57が取り付けられており、ブ
ラケット金具57を介して増灯用の外付けストロボ58
(スレーブストロボ)がカメラ本体51と一体的に取り
付けられている。このとき、外付けストロボ58に設け
られた受光窓59に、内蔵ストロボ53のストロボ光が
入射するように、外付けストロボ58を傾けて配置す
る。
ストロボ保持ケーシング52が設けられている。ストロ
ボ保持ケーシング52の内部には内蔵ストロボ53(マ
スターストロボ)が配置されている。カメラ本体51下
部には、ブラケット金具57が取り付けられており、ブ
ラケット金具57を介して増灯用の外付けストロボ58
(スレーブストロボ)がカメラ本体51と一体的に取り
付けられている。このとき、外付けストロボ58に設け
られた受光窓59に、内蔵ストロボ53のストロボ光が
入射するように、外付けストロボ58を傾けて配置す
る。
【0006】この状態で内蔵ストロボ53が発光する
と、外付けストロボ58は、受光窓59を介して内蔵ス
トロボ53のストロボ光を受光し、内蔵ストロボ53の
発光開始に同期して発光を開始する。カメラ本体51
は、被写体からの反射光を受光する受光部を有してお
り、所定の受光量(露光量)に達すると、内蔵ストロボ
53のストロボ発光を停止する。
と、外付けストロボ58は、受光窓59を介して内蔵ス
トロボ53のストロボ光を受光し、内蔵ストロボ53の
発光開始に同期して発光を開始する。カメラ本体51
は、被写体からの反射光を受光する受光部を有してお
り、所定の受光量(露光量)に達すると、内蔵ストロボ
53のストロボ発光を停止する。
【0007】一方、外付けストロボ58は、内蔵ストロ
ボ53のストロボ発光が停止したか否かに関わらず、所
定量発光するとストロボ発光を停止する。これは、外付
けストロボ58が発光を開始すると、被写体からの自身
の反射光が受光窓59に入射し、内蔵ストロボ53から
の光を覆い隠してしまうため、内蔵ストロボ53の発光
の停止に同期させることができないからである。
ボ53のストロボ発光が停止したか否かに関わらず、所
定量発光するとストロボ発光を停止する。これは、外付
けストロボ58が発光を開始すると、被写体からの自身
の反射光が受光窓59に入射し、内蔵ストロボ53から
の光を覆い隠してしまうため、内蔵ストロボ53の発光
の停止に同期させることができないからである。
【0008】また、別のワイヤレスストロボ増灯システ
ムを、図8を参照して説明する。図8において、カメラ
本体51の上部には、ストロボ保持ケーシング52が設
けられており、このストロボ保持ケーシング52の内部
に内蔵ストロボ53が配置されている。カメラ本体51
は、被写体に向けられており、内蔵ストロボ53(マス
ターストロボ)から発光するストロボ光は被写体方向に
射出する。
ムを、図8を参照して説明する。図8において、カメラ
本体51の上部には、ストロボ保持ケーシング52が設
けられており、このストロボ保持ケーシング52の内部
に内蔵ストロボ53が配置されている。カメラ本体51
は、被写体に向けられており、内蔵ストロボ53(マス
ターストロボ)から発光するストロボ光は被写体方向に
射出する。
【0009】スレーブストロボ54は、受信制御装置5
5と接続されており、受信制御装置55には受光窓56
が設けられている。受信制御装置55は、内蔵ストロボ
53のストロボ光が照射される位置に、受光窓56を内
蔵ストロボ53方向に向けて配置されている。この状態
で、内蔵ストロボ53からストロボ光が発光すると、受
信制御装置55は、受光窓56を介してストロボ光を受
光し、スレーブストロボ54は、内蔵ストロボ53のス
トロボ発光開始に同期してスレーブストロボの発光を開
始する。
5と接続されており、受信制御装置55には受光窓56
が設けられている。受信制御装置55は、内蔵ストロボ
53のストロボ光が照射される位置に、受光窓56を内
蔵ストロボ53方向に向けて配置されている。この状態
で、内蔵ストロボ53からストロボ光が発光すると、受
信制御装置55は、受光窓56を介してストロボ光を受
光し、スレーブストロボ54は、内蔵ストロボ53のス
トロボ発光開始に同期してスレーブストロボの発光を開
始する。
【0010】カメラ本体51は、被写体からの反射光を
受光する受光部を有しており、所定の受光量に達すると
内蔵ストロボ53のストロボ発光を停止する。内蔵スト
ロボ53のストロボ発光が停止すると、受信制御装置5
5は受光窓56を介して内蔵ストロボ53の発光停止を
検出し、スレーブストロボ54は、内蔵ストロボ53の
ストロボ発光の停止に同期して、スレーブストロボ54
の発光を停止する。
受光する受光部を有しており、所定の受光量に達すると
内蔵ストロボ53のストロボ発光を停止する。内蔵スト
ロボ53のストロボ発光が停止すると、受信制御装置5
5は受光窓56を介して内蔵ストロボ53の発光停止を
検出し、スレーブストロボ54は、内蔵ストロボ53の
ストロボ発光の停止に同期して、スレーブストロボ54
の発光を停止する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図7お
よび図8に示した従来のワイヤレスストロボ増灯システ
ムでは、スレーブストロボが、マスターストロボのスト
ロボ光を受光することで、スレーブストロボの発光停止
を、マスターストロボの発光停止に同期させていた。こ
のため、スレーブストロボは、マスターストロボのスト
ロボ光が照射される範囲(すなわち、マスターストロボ
の前方)に配置しなければならない制約があった。した
がって、例えば人物の影を消したいときにスレーブスト
ロボをマスターストロボの側方に設置する、または後方
に設置するなどの自由な位置に配置することができず、
撮影者の撮影意図を十分に反映させることができなかっ
た。
よび図8に示した従来のワイヤレスストロボ増灯システ
ムでは、スレーブストロボが、マスターストロボのスト
ロボ光を受光することで、スレーブストロボの発光停止
を、マスターストロボの発光停止に同期させていた。こ
のため、スレーブストロボは、マスターストロボのスト
ロボ光が照射される範囲(すなわち、マスターストロボ
の前方)に配置しなければならない制約があった。した
がって、例えば人物の影を消したいときにスレーブスト
ロボをマスターストロボの側方に設置する、または後方
に設置するなどの自由な位置に配置することができず、
撮影者の撮影意図を十分に反映させることができなかっ
た。
【0012】また、このシステムでは、上述したように
スレーブストロボをマスターストロボより前側に設置す
る必要があるため、撮影レンズに広角レンズを使用する
場合には、広角レンズの画角がスレーブストロボによっ
てけられるという問題点もあった。そこで、請求項1、
2に記載の発明は、上述の問題点を解決するために、ス
レーブストロボの設置位置が前方に限定されず、側方、
後方など自由な位置に配置することができるストロボ内
蔵カメラを提供することを目的とする。
スレーブストロボをマスターストロボより前側に設置す
る必要があるため、撮影レンズに広角レンズを使用する
場合には、広角レンズの画角がスレーブストロボによっ
てけられるという問題点もあった。そこで、請求項1、
2に記載の発明は、上述の問題点を解決するために、ス
レーブストロボの設置位置が前方に限定されず、側方、
後方など自由な位置に配置することができるストロボ内
蔵カメラを提供することを目的とする。
【0013】また、請求項3、4に記載の発明は、スレ
ーブストロボを自由な位置に配置することができるスト
ロボ装置を提供することを目的とする。
ーブストロボを自由な位置に配置することができるスト
ロボ装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、ストロボ内蔵カメラにおいて、発光素子を覆うスト
ロボケーシングが、赤外光を透過する材料で構成されて
いることを特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載のストロボ内蔵カメラにおいて、ストロボケ
ーシングは、可視光を遮光することを特徴とする。
は、ストロボ内蔵カメラにおいて、発光素子を覆うスト
ロボケーシングが、赤外光を透過する材料で構成されて
いることを特徴とする。請求項2に記載の発明は、請求
項1に記載のストロボ内蔵カメラにおいて、ストロボケ
ーシングは、可視光を遮光することを特徴とする。
【0015】請求項3に記載の発明は、発光素子と、発
光素子を覆うストロボケーシングとを備えたストロボ装
置において、ストロボケーシングは、赤外光を透過する
材料で構成されていることを特徴とする。請求項4に記
載の発明は、請求項3に記載のストロボ装置において、
ストロボケーシングは、可視光を遮光することを特徴と
する。
光素子を覆うストロボケーシングとを備えたストロボ装
置において、ストロボケーシングは、赤外光を透過する
材料で構成されていることを特徴とする。請求項4に記
載の発明は、請求項3に記載のストロボ装置において、
ストロボケーシングは、可視光を遮光することを特徴と
する。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明のストロボ内蔵カメ
ラの全体構成図である。なお、第1の実施形態は、請求
項1、2に記載の発明に対応する。
形態を説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明のストロボ内蔵カメ
ラの全体構成図である。なお、第1の実施形態は、請求
項1、2に記載の発明に対応する。
【0017】図1において、カメラ本体1の上部には、
ストロボ保持ケーシング2(請求項1、2に記載の「ス
トロボケーシング」に対応する)が設けられており、ス
トロボ保持ケーシング2の内部には、内蔵ストロボ3が
配置されている。ストロボ保持ケーシング2は、アクリ
ルまたはポリカーボネートなどの光透過なプラスチック
材料に、可視光非透過・赤外光透過の染料を混合して製
作され、外見上は黒色である。染料としては例えば、ア
ンスラキノン系(RED)、アンスラキノン系(GRE
EN)、ペリレン系(YELLOW)の3種類の赤外光
透過染料を使用する。
ストロボ保持ケーシング2(請求項1、2に記載の「ス
トロボケーシング」に対応する)が設けられており、ス
トロボ保持ケーシング2の内部には、内蔵ストロボ3が
配置されている。ストロボ保持ケーシング2は、アクリ
ルまたはポリカーボネートなどの光透過なプラスチック
材料に、可視光非透過・赤外光透過の染料を混合して製
作され、外見上は黒色である。染料としては例えば、ア
ンスラキノン系(RED)、アンスラキノン系(GRE
EN)、ペリレン系(YELLOW)の3種類の赤外光
透過染料を使用する。
【0018】カメラ本体1上部には、操作モード切替ダ
イヤル4、シャッタボタン5、操作ボタン6が配置され
ている。操作モード切替ダイヤル4は、シャッタスピー
ドと絞りの設定を行うためのボタンであり、操作ボタン
6は、フィルム感度や測光モード等の設定を行うための
ボタンである。カメラ本体1正面には、撮影レンズ7が
装着され、その横にレンズ着脱ボタン8が配置されてい
る。
イヤル4、シャッタボタン5、操作ボタン6が配置され
ている。操作モード切替ダイヤル4は、シャッタスピー
ドと絞りの設定を行うためのボタンであり、操作ボタン
6は、フィルム感度や測光モード等の設定を行うための
ボタンである。カメラ本体1正面には、撮影レンズ7が
装着され、その横にレンズ着脱ボタン8が配置されてい
る。
【0019】図2は、本発明のストロボ内蔵カメラのス
トロボ部分を示す概略図である。(1)はストロボ部分
を上から見た図であり、(2)はストロボ部分を横から
見た図である。図2において、ストロボ保持ケーシング
2内部にはキセノン管11(請求項1に記載の「発光素
子」に対応する)が配置され、その周りを囲むように半
円筒形の反射傘12が配置される。ストロボ保持ケーシ
ング2の開口部分には、拡散板13が配置される。
トロボ部分を示す概略図である。(1)はストロボ部分
を上から見た図であり、(2)はストロボ部分を横から
見た図である。図2において、ストロボ保持ケーシング
2内部にはキセノン管11(請求項1に記載の「発光素
子」に対応する)が配置され、その周りを囲むように半
円筒形の反射傘12が配置される。ストロボ保持ケーシ
ング2の開口部分には、拡散板13が配置される。
【0020】このような構成において、キセノン管11
が発光すると、大半のストロボ光は反射傘12で反射
し、拡散板13を介して前方(A方向)に射出する。し
かしながら、一部のストロボ光に含まれる赤外光は、ス
トロボ保持ケーシング2を透過して、側方(B方向)お
よび後方(C方向)に射出する。図3は、本発明のスト
ロボ内蔵カメラを利用したワイヤレスストロボ増灯撮影
を説明する図である。図3において、カメラ本体1は、
被写体18に向けてセットされている。このとき、内蔵
ストロボ3のみでは、被写体18の後方に影ができてし
まい撮影者の意図する写真が撮れない。そこで、スレー
ブストロボ14をカメラ本体1の側方にセットし、被写
体18の影を消すように配置する。
が発光すると、大半のストロボ光は反射傘12で反射
し、拡散板13を介して前方(A方向)に射出する。し
かしながら、一部のストロボ光に含まれる赤外光は、ス
トロボ保持ケーシング2を透過して、側方(B方向)お
よび後方(C方向)に射出する。図3は、本発明のスト
ロボ内蔵カメラを利用したワイヤレスストロボ増灯撮影
を説明する図である。図3において、カメラ本体1は、
被写体18に向けてセットされている。このとき、内蔵
ストロボ3のみでは、被写体18の後方に影ができてし
まい撮影者の意図する写真が撮れない。そこで、スレー
ブストロボ14をカメラ本体1の側方にセットし、被写
体18の影を消すように配置する。
【0021】スレーブストロボ14には、ホットシュー
を介して受信制御装置15が接続されており、受信制御
装置15には受光窓16、17が設けられている。撮影
者が、シャッタボタン5を押すと内蔵ストロボ3が発光
を開始する。ストロボ光の大半は、前方(A方向)に射
出する。しかしながら、一部ストロボ光のうち赤外光
は、赤外光透過材料で構成されるストロボ保持ケーシン
グ2を透過して側方(B方向)や後方に射出する。受信
制御装置15は、受光窓16、17を介してこの赤外光
を受光する。受信制御装置15の受光窓16、17の内
部には、赤外光を検出するための受光素子が設置されて
おり、受光素子が赤外光を検出すると、受信制御装置1
5は、スレーブストロボ14にストロボ発光開始の信号
を伝達する。スレーブストロボ14は、この信号に基づ
いて発光を開始する。
を介して受信制御装置15が接続されており、受信制御
装置15には受光窓16、17が設けられている。撮影
者が、シャッタボタン5を押すと内蔵ストロボ3が発光
を開始する。ストロボ光の大半は、前方(A方向)に射
出する。しかしながら、一部ストロボ光のうち赤外光
は、赤外光透過材料で構成されるストロボ保持ケーシン
グ2を透過して側方(B方向)や後方に射出する。受信
制御装置15は、受光窓16、17を介してこの赤外光
を受光する。受信制御装置15の受光窓16、17の内
部には、赤外光を検出するための受光素子が設置されて
おり、受光素子が赤外光を検出すると、受信制御装置1
5は、スレーブストロボ14にストロボ発光開始の信号
を伝達する。スレーブストロボ14は、この信号に基づ
いて発光を開始する。
【0022】また、内蔵ストロボ3の発光が停止する
と、受光素子に赤外光が照射されなくなる。このタイミ
ングで、受信制御装置15は、スレーブストロボ14に
発光停止信号を伝達する。この信号に基づき、スレーブ
ストロボ14は発光を停止する。以上の内蔵ストロボ3
(マスターストロボ)とスレーブストロボ14の調光動
作を図4、図5を参照して以下に詳細に説明する。
と、受光素子に赤外光が照射されなくなる。このタイミ
ングで、受信制御装置15は、スレーブストロボ14に
発光停止信号を伝達する。この信号に基づき、スレーブ
ストロボ14は発光を停止する。以上の内蔵ストロボ3
(マスターストロボ)とスレーブストロボ14の調光動
作を図4、図5を参照して以下に詳細に説明する。
【0023】図4は、受信制御装置15の回路図であ
る。図中の受光素子PD1は、図3の受光窓16、17
の奥に設置されている受光素子に対応する。受光素子P
D1のカソードには、電源Vccが接続され、受光素子P
D1のアノードには、ダイオードD1のカソード、トラ
ンジスタQ1のコレクタおよび電圧増幅器21が接続さ
れる。トランジスタQ1のエミッタはグランドに接地さ
れ、抵抗R2の一方の端子は、電源Vccと接続される。
また、抵抗R2の他方の端子は、ダイオードD1のアノ
ードおよび抵抗R3の一方の端子と接続され、抵抗R3
の他方の端子は、トランジスタQ1のベースおよびコン
デンサC1の一方の端子と接続される。コンデンサC1
の他方の端子はグランドに接地される。
る。図中の受光素子PD1は、図3の受光窓16、17
の奥に設置されている受光素子に対応する。受光素子P
D1のカソードには、電源Vccが接続され、受光素子P
D1のアノードには、ダイオードD1のカソード、トラ
ンジスタQ1のコレクタおよび電圧増幅器21が接続さ
れる。トランジスタQ1のエミッタはグランドに接地さ
れ、抵抗R2の一方の端子は、電源Vccと接続される。
また、抵抗R2の他方の端子は、ダイオードD1のアノ
ードおよび抵抗R3の一方の端子と接続され、抵抗R3
の他方の端子は、トランジスタQ1のベースおよびコン
デンサC1の一方の端子と接続される。コンデンサC1
の他方の端子はグランドに接地される。
【0024】抵抗R2、R3、ダイオードD1およびト
ランジスタQ1は、AGC(AutoGain control)回路を
構成し、トランジスタQ1のコレクタ電圧(Vce)は、
AGC回路の出力になる。電圧増幅器21の出力端子
は、微分回路22を介して発光開始検出回路23と発光
停止検出回路24との入力端子に接続される。発光開始
検出回路23の出力端子は、ホットシュー25の接点端
子aに接続され、発光停止検出回路24の出力端子は、
ホットシュー25の接点端子bに接続される。
ランジスタQ1は、AGC(AutoGain control)回路を
構成し、トランジスタQ1のコレクタ電圧(Vce)は、
AGC回路の出力になる。電圧増幅器21の出力端子
は、微分回路22を介して発光開始検出回路23と発光
停止検出回路24との入力端子に接続される。発光開始
検出回路23の出力端子は、ホットシュー25の接点端
子aに接続され、発光停止検出回路24の出力端子は、
ホットシュー25の接点端子bに接続される。
【0025】以上の構成において、マスターストロボの
発光が無い状態(受光素子PD1の光電流がない、ある
いは非常に小さい状態)では、電源Vccからの電流は、
抵抗R2、ダイオードD1を通ってトランジスタQ1の
コレクタに流れ込む。また、そのコレクタ電流を駆動す
るためのベース電流は、抵抗R2、R3を通ってトラン
ジスタQ1のべースに流れ込む。このとき、べース電流
はコレクタ電流のおよそ1/hfe(電流増幅率)の関係
となる。その結果、トランジスタQ1のコレクタ電圧
(Vce)はおよそ0.1Vの一定となる。
発光が無い状態(受光素子PD1の光電流がない、ある
いは非常に小さい状態)では、電源Vccからの電流は、
抵抗R2、ダイオードD1を通ってトランジスタQ1の
コレクタに流れ込む。また、そのコレクタ電流を駆動す
るためのベース電流は、抵抗R2、R3を通ってトラン
ジスタQ1のべースに流れ込む。このとき、べース電流
はコレクタ電流のおよそ1/hfe(電流増幅率)の関係
となる。その結果、トランジスタQ1のコレクタ電圧
(Vce)はおよそ0.1Vの一定となる。
【0026】次に、受光素子PD1がマスターストロボ
からの赤外光を受光して、トランジスタQ1のコレクタ
に、光電流を出力した場合について説明する。図5
(1)にマスターストロボの発光波形を示す。
からの赤外光を受光して、トランジスタQ1のコレクタ
に、光電流を出力した場合について説明する。図5
(1)にマスターストロボの発光波形を示す。
【0027】トランジスタQ1のコレクタに光電流が流
入した結果、コレクタ電圧(Vce)が上昇する。それに
伴ってダイオードD1のアノード側の電圧が上昇し、抵
抗R3に流れる電流が増加する。このとき、コンデンサ
C1はトランジスタQ1のべースに対して遅延要素とな
っており、トランジスタQ1のべース電圧(Vbe)は、
コンデンサC1が充電に要する時間遅延してから上昇す
る。コンデンサC1の充電完了後、トランジスタQ1の
ベース電流が増加し、トランジスタQ1は、流入するコ
レクタ電流(光電流)を駆動することができ、AGCと
して機能する。すなわち、AGC回路の出力(コレクタ
電圧Vce)は、コンデンサC1が充電されている間は、
光電流の流入により上昇する。そして、コンデンサC1
の充電が終了すると、ベース電流が増加し、トランジス
タQ1が、流入する光電流をエミッタに引き込むことで
AGCが機能し、一定電圧になる。図5(2)に示すよ
うに、AGC回路の出力(コレクタ電圧Vce)は急激に
上昇した後、一定電圧(1V〜2V程度)の状態にな
る。
入した結果、コレクタ電圧(Vce)が上昇する。それに
伴ってダイオードD1のアノード側の電圧が上昇し、抵
抗R3に流れる電流が増加する。このとき、コンデンサ
C1はトランジスタQ1のべースに対して遅延要素とな
っており、トランジスタQ1のべース電圧(Vbe)は、
コンデンサC1が充電に要する時間遅延してから上昇す
る。コンデンサC1の充電完了後、トランジスタQ1の
ベース電流が増加し、トランジスタQ1は、流入するコ
レクタ電流(光電流)を駆動することができ、AGCと
して機能する。すなわち、AGC回路の出力(コレクタ
電圧Vce)は、コンデンサC1が充電されている間は、
光電流の流入により上昇する。そして、コンデンサC1
の充電が終了すると、ベース電流が増加し、トランジス
タQ1が、流入する光電流をエミッタに引き込むことで
AGCが機能し、一定電圧になる。図5(2)に示すよ
うに、AGC回路の出力(コレクタ電圧Vce)は急激に
上昇した後、一定電圧(1V〜2V程度)の状態にな
る。
【0028】AGC回路の出力電圧は、電圧増幅器21
に入力され電圧増幅される。増幅電圧は、微分回路22
に伝達され、微分回路22において、マスターストロボ
の発光の立ち上がりには正の微分パルスが生成され、発
光の立ち下がりには負の微分パルスが生成される。この
波形を図5(3)に示す。微分パルスは、発光開始検知
回路23および発光停止検出回路24に入力される。発
光開始検知回路23は、正の微分パルスが入力される
と、図5(4)に示すように、出力がHレベルからLレ
ベルに変化する。スレーブストロボ14は、このタイミ
ングでスレーブストロボ発光を開始する。
に入力され電圧増幅される。増幅電圧は、微分回路22
に伝達され、微分回路22において、マスターストロボ
の発光の立ち上がりには正の微分パルスが生成され、発
光の立ち下がりには負の微分パルスが生成される。この
波形を図5(3)に示す。微分パルスは、発光開始検知
回路23および発光停止検出回路24に入力される。発
光開始検知回路23は、正の微分パルスが入力される
と、図5(4)に示すように、出力がHレベルからLレ
ベルに変化する。スレーブストロボ14は、このタイミ
ングでスレーブストロボ発光を開始する。
【0029】マスターストロボ(内蔵ストロボ3)とス
レーブストロボ14とのストロボ光で照明された被写体
が適正露光されると、カメラ内の不図示のTTL調光回
路によってマスターストロボの発光が停止する。する
と、微分回路22により負の微分パルスが生成され、発
光停止検出回路24に入力される。図5(5)に示すよ
うに、負の微分パルスが入力されると、発光停止検出回
路24の出力は、HレベルからLレベルに変化する。ス
レーブストロボ14は、このタイミングで発光を停止す
る。図5(6)に、スレーブストロボ14の発光波形を
示す。
レーブストロボ14とのストロボ光で照明された被写体
が適正露光されると、カメラ内の不図示のTTL調光回
路によってマスターストロボの発光が停止する。する
と、微分回路22により負の微分パルスが生成され、発
光停止検出回路24に入力される。図5(5)に示すよ
うに、負の微分パルスが入力されると、発光停止検出回
路24の出力は、HレベルからLレベルに変化する。ス
レーブストロボ14は、このタイミングで発光を停止す
る。図5(6)に、スレーブストロボ14の発光波形を
示す。
【0030】以上のように本カメラはTTLカメラであ
り、被写体からの反射光を撮影レンズを通して測光し、
所定の適正露光でマスターストロボの発光を停止させる
ものである。したがって、カメラの調光回路は、マスタ
ーストロボ(内蔵ストロボ3)のストロボ光とスレーブ
ストロボ14のストロボ光とを区別することなく、両者
の閃光で照明された被写体が適正露光となった時点で両
者の発光を停止する。
り、被写体からの反射光を撮影レンズを通して測光し、
所定の適正露光でマスターストロボの発光を停止させる
ものである。したがって、カメラの調光回路は、マスタ
ーストロボ(内蔵ストロボ3)のストロボ光とスレーブ
ストロボ14のストロボ光とを区別することなく、両者
の閃光で照明された被写体が適正露光となった時点で両
者の発光を停止する。
【0031】(第1の実施形態の効果)このように、第
1の実施形態のストロボ内蔵カメラでは、ストロボ保持
ケーシング2が、ストロボ光に含まれる赤外光を透過す
るため、この赤外光を利用してスレーブストロボ14の
発光停止の制御を行うことができる。したがって、スレ
ーブストロボ14の設置位置は、カメラ前方に限定され
るものではなく、カメラ側方、後方など、マスタースト
ロボ光に含まれる赤外光が届く範囲に、自由に配置する
ことができる。また、ストロボ保持ケーシング2は可視
光を透過しないので、ストロボ発光しても撮影者に眩し
い光が当たることはない。
1の実施形態のストロボ内蔵カメラでは、ストロボ保持
ケーシング2が、ストロボ光に含まれる赤外光を透過す
るため、この赤外光を利用してスレーブストロボ14の
発光停止の制御を行うことができる。したがって、スレ
ーブストロボ14の設置位置は、カメラ前方に限定され
るものではなく、カメラ側方、後方など、マスタースト
ロボ光に含まれる赤外光が届く範囲に、自由に配置する
ことができる。また、ストロボ保持ケーシング2は可視
光を透過しないので、ストロボ発光しても撮影者に眩し
い光が当たることはない。
【0032】(第2の実施形態)図6は、第2の実施形
態のストロボ装置の外観図である。なお、第2の実施形
態は、請求項3、4に記載の発明に対応する。図6にお
いて、ストロボ装置内には、キセノン管27(請求項3
に記載の「発光素子」に対応する)が配置され、その後
方には半円筒形の反射傘28が配置される。また、キセ
ノン管27の前方には、拡散板29が配置される。キセ
ノン管27および反射傘28を囲むようにストロボケー
シング26(請求項3、4に記載の「ストロボケーシン
グ」に対応する)が配置される。ストロボケーシング2
6は、アクリルまたはポリカーボネートなどの光透過な
プラスチック材料に、可視光非透過・赤外光透過の染料
(アンスラキノン系(RED)、アンスラキノン系(G
REEN)、ペリレン系(YELLOW)の3種類の染
料)を混合して製作され、外見上は黒色である。
態のストロボ装置の外観図である。なお、第2の実施形
態は、請求項3、4に記載の発明に対応する。図6にお
いて、ストロボ装置内には、キセノン管27(請求項3
に記載の「発光素子」に対応する)が配置され、その後
方には半円筒形の反射傘28が配置される。また、キセ
ノン管27の前方には、拡散板29が配置される。キセ
ノン管27および反射傘28を囲むようにストロボケー
シング26(請求項3、4に記載の「ストロボケーシン
グ」に対応する)が配置される。ストロボケーシング2
6は、アクリルまたはポリカーボネートなどの光透過な
プラスチック材料に、可視光非透過・赤外光透過の染料
(アンスラキノン系(RED)、アンスラキノン系(G
REEN)、ペリレン系(YELLOW)の3種類の染
料)を混合して製作され、外見上は黒色である。
【0033】この構成において、ストロボ装置正面から
はストロボ光が射出し、装置側方、後方からはストロボ
光に含まれる赤外光のみが射出する。そして、この赤外
光を利用してスレーブストロボの発光停止の制御を行う
ことができる。なお、マスターストロボとスレーブスト
ロボとの調光動作の詳細については、第1の実施形態で
説明しているため、ここでは省略する。また、第2の実
施形態の効果は、第1の実施形態と同様の効果を有す
る。
はストロボ光が射出し、装置側方、後方からはストロボ
光に含まれる赤外光のみが射出する。そして、この赤外
光を利用してスレーブストロボの発光停止の制御を行う
ことができる。なお、マスターストロボとスレーブスト
ロボとの調光動作の詳細については、第1の実施形態で
説明しているため、ここでは省略する。また、第2の実
施形態の効果は、第1の実施形態と同様の効果を有す
る。
【0034】
【発明の効果】請求項1に記載のストロボ内蔵カメラお
よび請求項3に記載のストロボ装置では、ストロボケー
シングが赤外光を透過する。そして、この赤外光を利用
して、スレーブストロボの発光停止の制御が行われる。
したがって、撮影者は、スレーブストロボを、カメラの
前方に限らず、カメラ側方、後方など赤外光の届く範囲
の自由な位置に配置することができる。例えば、撮影レ
ンズに広角レンズを使用する際にも、広角レンズの画角
をけることがない位置にスレーブストロボを配置するこ
とが可能となる。
よび請求項3に記載のストロボ装置では、ストロボケー
シングが赤外光を透過する。そして、この赤外光を利用
して、スレーブストロボの発光停止の制御が行われる。
したがって、撮影者は、スレーブストロボを、カメラの
前方に限らず、カメラ側方、後方など赤外光の届く範囲
の自由な位置に配置することができる。例えば、撮影レ
ンズに広角レンズを使用する際にも、広角レンズの画角
をけることがない位置にスレーブストロボを配置するこ
とが可能となる。
【0035】請求項2に記載のストロボ内蔵カメラおよ
び請求項4に記載のストロボ装置では、ストロボケーシ
ングは、可視光を透過しないため、ストロボを発光して
も撮影者が眩しくなることはない。このように本発明を
適用すれば、スレーブストロボの配置に制限が無くな
り、撮影者の撮影意図を十分に反映させた写真を撮るこ
とができる。
び請求項4に記載のストロボ装置では、ストロボケーシ
ングは、可視光を透過しないため、ストロボを発光して
も撮影者が眩しくなることはない。このように本発明を
適用すれば、スレーブストロボの配置に制限が無くな
り、撮影者の撮影意図を十分に反映させた写真を撮るこ
とができる。
【図1】本発明のストロボ内蔵カメラの全体構成図であ
る。
る。
【図2】本発明のストロボ内蔵カメラのストロボ部分を
示す概略図である。
示す概略図である。
【図3】本発明のストロボ内蔵カメラを利用したワイヤ
レスストロボ増灯撮影を説明する図である。
レスストロボ増灯撮影を説明する図である。
【図4】受信制御装置の回路図である。
【図5】調光動作について説明する図である。
【図6】第2の実施形態のストロボ装置の外観図であ
る。
る。
【図7】従来のワイヤレスストロボ増灯システムを説明
する図である。
する図である。
【図8】別のワイヤレスストロボ増灯システムを説明す
る図である。
る図である。
1 カメラ本体 2 ストロボ保持ケーシング 3 内蔵ストロボ 4 操作モード切替ダイヤル 5 シャッタボタン 6 操作ボタン 7 撮影レンズ 8 レンズ着脱ボタン 11、27 キセノン管 12、28 反射傘 13、29 拡散板 14 スレーブストロボ 15 受信制御装置 16、17 受光窓 18 被写体 21 電圧増幅器 22 微分回路 23 発光開始検出回路 24 発光停止検出回路 25 ホットシュー 26 ストロボケーシング
Claims (4)
- 【請求項1】 ストロボ内蔵カメラにおいて、発光素子
を覆うストロボケーシングが、赤外光を透過する材料で
構成されていることを特徴とするストロボ内蔵カメラ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のストロボ内蔵カメラに
おいて、 前記ストロボケーシングは、可視光を遮光することを特
徴とするストロボ内蔵カメラ。 - 【請求項3】 発光素子と、 前記発光素子を覆うストロボケーシングとを備えたスト
ロボ装置において、 前記ストロボケーシングは、赤外光を透過する材料で構
成されていることを特徴とするストロボ装置。 - 【請求項4】 請求項3に記載のストロボ装置におい
て、 前記ストロボケーシングは、可視光を遮光することを特
徴とするストロボ装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009541A JPH11212147A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | ストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置 |
US09/234,601 US6088542A (en) | 1998-01-21 | 1999-01-21 | Housing for camera flash control components and circuitry |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10009541A JPH11212147A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | ストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11212147A true JPH11212147A (ja) | 1999-08-06 |
Family
ID=11723141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10009541A Pending JPH11212147A (ja) | 1998-01-21 | 1998-01-21 | ストロボ内蔵カメラおよびストロボ装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6088542A (ja) |
JP (1) | JPH11212147A (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2005181438A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Nikon Corp | 閃光装置 |
JP2007114644A (ja) * | 2005-10-24 | 2007-05-10 | Nikon Corp | 照明システム |
CN100388116C (zh) * | 2003-03-10 | 2008-05-14 | 京瓷株式会社 | 闪光组件、摄影装置及便携终端 |
JP2016053602A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-14 | キヤノン株式会社 | 撮影装置及び照明装置 |
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JP2002049084A (ja) * | 2000-08-07 | 2002-02-15 | Nikon Corp | 電子閃光装置 |
JP4027608B2 (ja) * | 2000-09-19 | 2007-12-26 | ペンタックス株式会社 | フラッシュ撮影システム |
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US7775575B2 (en) * | 2007-05-29 | 2010-08-17 | Lab Partners Associates, Inc. | Power management system and method for photographic wireless communication |
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-
1998
- 1998-01-21 JP JP10009541A patent/JPH11212147A/ja active Pending
-
1999
- 1999-01-21 US US09/234,601 patent/US6088542A/en not_active Expired - Lifetime
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JP2016053602A (ja) * | 2014-09-02 | 2016-04-14 | キヤノン株式会社 | 撮影装置及び照明装置 |
Also Published As
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---|---|
US6088542A (en) | 2000-07-11 |
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