JP2013171127A - 無線通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】通信パケットでイベント起動情報を無線送信する場合のタイミング遅れを抑制する無線通信システムを提供すること。
【解決手段】無線通信システムは、プリアンブル31、同期情報32、サイズ情報33、およびヘッダ情報35を時系列に含む通信パケットを無線送信し、通信パケットにより所定のイベント起動を指示する際、通信パケット内でヘッダ情報35の前にコマンド情報34を配する。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システムに関する。
無線通信を介して接続されるカメラと電子閃光装置間で、電子閃光装置の発光タイミングを伝送する技術が知られている(特許文献1参照)。従来技術では、カメラが電子閃光装置の存在を認識し、撮影時にレリーズシーケンスに入った後、発光タイミングより前からカメラおよび電子閃光装置間で通信を開始する。カメラ内のメカスイッチで発光タイミング(いわゆるXオン信号)を検出すると、カメラが通信パケットにより送信するデータパターンを変更し、該データパターンの変更を検出した電子閃光装置が発光起動する。
特開2008−102337号公報
従来技術では、通信パケットが送信されてから、該パケットを受信してデータパターンの変更を検出するまでのタイミング遅れをどのように抑えるかが問題であった。
本発明は、プリアンブル、同期情報、サイズ情報、およびヘッダ情報を時系列に含む通信パケットを無線送信する無線通信システムに適用され、通信パケットにより所定のイベント起動を指示する際、通信パケット内でヘッダ情報の前にコマンド情報を配することを特徴とする。
本発明による無線通信システムでは、通信パケットでイベント起動情報を無線送信する場合のタイミング遅れを抑制できる。
本発明の一実施の形態による撮影システムの構成を説明する図である。 カメラ、マスター無線アダプタ、リモート無線アダプタ、および電子閃光装置の構成を例示するブロック図である。 撮影システムが行う通信を説明する図である。 通信パケットを説明する図である。 本実施形態による通信パケットを例示する図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。図1は、本発明の一実施の形態による撮影システムの構成を説明する図である。この撮影システムは、マスター無線アダプタ10を装着したカメラ30と、リモート無線アダプタ10Aを装着した電子閃光装置20Aとを有する。マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Aとは、無線LANなどの規格に従って無線通信を行う。
また、電子閃光装置20Aと別に、リモート無線アダプタ10Bを装着した電子閃光装置20Bと、リモート無線アダプタ10Cを装着した電子閃光装置20Cとを有する。マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10B、およびマスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Cは、それぞれ上記無線通信を行う。
リモート無線アダプタ10Aは、リモート無線アダプタ10Bおよびリモート無線アダプタ10Cと同様に構成され、電子閃光装置20Aは、電子閃光装置20Bおよび電子閃光装置20Cと同様に構成されている。
マスター無線アダプタ10は、カメラ30のアクセサリシューと嵌合するカメラ取り付け脚を有し、該カメラ取り付け脚によってカメラ30に装着される。カメラ30に直接装着されたマスター無線アダプタ10は、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介してカメラ30との間で有線通信する。
リモート無線アダプタ10Aは、電子閃光装置20Aのカメラ取り付け脚と嵌合するアクセサリシューを有し、該アクセサリシューによって電子閃光装置20Aに装着される。リモート無線アダプタ10Aと電子閃光装置20Aとは、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して有線通信する。リモート無線アダプタ10Bと電子閃光装置20Bとは、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して有線通信する。リモート無線アダプタ10Cと電子閃光装置20Cとは、アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して有線通信する。
電子閃光装置20Aがカメラ取り付け脚を有するのは、電子閃光装置20Aをカメラ30のアクセサリシューに直接装着して使用することも可能にするためである。電子閃光装置20Aをカメラ30に直接装着した場合は、該アクセサリシューに備えられる不図示の端子を介して電子閃光装置20Aおよびカメラ30間で有線通信するので、無線通信は行わない。
なお、図1に例示したシステムは、1台のカメラ30と3台の電子閃光装置20A〜20Cで構成する増灯システムであるが、電子閃光装置の数は3台でなくてもよく、5台でも1台でもよい。
図2は、カメラ30、マスター無線アダプタ10、リモート無線アダプタ10A、および電子閃光装置20Aの構成を例示するブロック図である。マスター無線アダプタ10およびリモート無線アダプタ10Aは、その構成を同一にしたため、両無線アダプタ間で対応するブロックに対して同一符号を付与して説明する。
また、図示を省略しているが、リモート無線アダプタ10Bおよび電子閃光装置20Bの構成と、リモート無線アダプタ10Cおよび電子閃光装置20Cの構成は、それぞれリモート無線アダプタ10Aおよび電子閃光装置20Aの構成と同様である。
図2において、カメラ30は、撮影レンズ301と、シャッタ302と、撮像素子303と、測光センサ304と、シャッタ駆動装置305と、CPU306と、操作部材(レリーズスイッチ含む)307とを備える。
マスター無線アダプタ10(リモート無線アダプタ10A)は、アンテナ101と、周波数ダウンコンバータ102と、変調送信回路103と、復調回路104と、発振器106と、CPU108とを含む。電子閃光装置20Aは、キセノン管などの発光管201と、発光制御回路202と、CPU203とを含む。
−有線通信1−
上述したように、撮影システムを構成するカメラ30のCPU306と、マスター無線アダプタ10のCPU108との間の通信は有線通信である。この有線通信は、カメラ30側のCPU306が主導して必要に応じて適宜行う。
CPU306とマスター無線アダプタ10側のCPU108との間の通信は、通常、CPU306がCPU108へコマンド(たとえば、発光ゲインコマンド、発光コマンド等)およびデータを送信する。コマンドには、電子閃光装置20Aに対するもの、電子閃光装置20Bに対するもの、電子閃光装置20Cに対するものが含まれる。
−無線通信−
上述したように、マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10A、マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10B、およびマスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10Cとの間の通信は無線通信である。
リモート無線アダプタ1台当たりの無線通信の発生頻度は、カメラ30のCPU306とマスター無線アダプタ10のCPU108との間の通信の発生頻度と同じである。すなわち、カメラ30とマスター無線アダプタ10との間の有線通信の後、遅滞なく各リモート無線アダプタとの間で無線通信が行われる。
マスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)との間の通信は、通常、マスター無線アダプタ10側のCPU108がリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)側のCPU108へ上記コマンドおよびデータを送信する。コマンドには、通信相手のリモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対するものが含まれる。
−有線通信2−
さらに、各リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)側のCPU108と、電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のCPU203との間の通信は、上述したように有線通信である。この有線通信は、各リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)がマスター無線アダプタ10との無線通信の後、直ちに行う。
リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108と電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のCPU203との間の通信は、通常、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)のCPU108が対応する電子閃光装置20A(20Bまたは20C)のCPU203へ上記コマンドおよびデータを送信する。コマンドには、リモート無線アダプタ10A(10Bまたは10C)に装着されている電子閃光装置20A(20Bまたは20C)に対するものが含まれる。
本実施形態は、上記撮影システムにおけるマスター無線アダプタ10とリモート無線アダプタ10A〜10Cとの間の無線通信に特徴を有するため、以降の説明は上記無線通信を中心に行う。
マスター無線アダプタ10のCPU108は、カメラ30のCPU306からのイベント指示信号(たとえば、発光指示)に基づいて、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)へ発光指示を送信する。このとき、マスター無線アダプタ10のCPU108は、発光指示のための制御情報を含んだデジタル通信のフォーマットに則った通信パケットを生成する。図3は、パケットの一例を説明する図である。
図3において、「プリアンブル」31は、パケットの先頭部分に前置する助走部分のようなデータであり、たとえば、0,0,0,0・・・のような4バイト程度の固定ビットパターンで構成される。同期用データである「SYNC」32は、パケットの開始を検出するためのパターンであり、本実施形態では1バイトとする。通信方式によってあらかじめ標準となる「SYNC」32が定められているので、所定の受信期間内に受信側の機器が受信デコードした信号が当該標準の「SYNC」32と一致する場合にのみ、受信側の機器において以降の受信が有効になる。
長さデータである「Length」33は、通信データ容量(パケットサイズを示すバイト数)を示すデータであり、それ以後に続くパケットの情報量を意味する。本実施形態では「Length」33を1バイトとする。受信側の機器は、同期用データを検出後に「Length」33で示されたデータ数をデコードして1回の受信を終了する。
「CMD」34は、上記制御情報を示すデータ(たとえば、発光の強さ(ゲイン)、発光の長さ、発光タイミングなど)によって構成される。本実施形態では1バイトとする。「Header」35は、発信元(自己機器)と送信先(通信相手)を示すID、およびパケットの通し番号等を示すデータによって構成される。
「Check Data」36は、パケットの最後に位置するチェック用データである。たとえば、CRCによる誤り検出データ生成アルゴリズムで生成された2バイトのデータによって構成される。受信側の機器は、チェックデータに基づいてエラー判定を行う。
上記エラー判定によってエラーを判定した場合や、上記「Header」35内の送信先(通信相手)を示すIDが自己のIDと一致しない場合には、受信側の機器は所定の誤動作報知を行う。誤動作報知は、不図示の表示器に表示をさせたり、不図示のスピーカから警告音を発生させたりする。
次に、カメラ30、マスター無線アダプタ10、リモート無線アダプタ10A、および電子閃光装置20Aがそれぞれ行う処理について説明する。
<カメラおよびマスター無線アダプタにおける処理>
カメラ30のCPU306は、撮影者によるレリーズスイッチ307の押下操作(撮影指示)を検出して撮影シーケンスへ入る。そして、マスター無線アダプタ10へ発光指示を送出する(有線通信1)。なお、撮影指示に先立って、リモート無線アダプタ10A〜10C(すなわち電子閃光装置20A〜20C)のうち発光対象のリモート無線アダプタ(電子閃光装置)が、撮影者による操作部材307の操作によって指定されている。指定は、個別指定の他、全指定も可能に構成される。
マスター通信アダプタ10のCPU108は、カメラ30からの信号(いわゆるXオン信号)に基づいて、指定されているリモート無線アダプタ(たとえば10A〜10Cの全てとする)へ指示を出す(無線通信)。このとき、マスター通信アダプタ10のCPU108は、上述したパケットを生成する。マスター通信アダプタ10のCPU108で生成された通信パケットは、マスター無線アダプタ10内のバッファメモリ110へ一時的に格納された後、検出器109に出力される。
通信パケットは、マスター無線アダプタ10の検出器109から変調送信回路103へ出力される。変調送信回路103は、通信パケットを所定の周波数の無線伝送可能な信号に変調した後、搬送波の形でアンテナ101を介してリモート無線アダプタ10A〜10Cへ送信する。この所定の周波数は発振器106により決められる。
一方、カメラ30のCPU306は、上記Xオン信号を送出する時点より所定時間前にシャッタ駆動装置305に対してシャッタ302を開くように指示をする。これによって、電子閃光装置20A〜20Cの発光およびカメラ30の露光タイミングを精度よく合わせることができる。
<リモート無線アダプタおよび電子閃光装置側の処理>
リモート無線アダプタ10A〜10Cは、マスター無線アダプタ10から送信された通信パケットを受信する。リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、アンテナ101を介して搬送波の形でパケットを受信する。受信した搬送波は、まず周波数ダウンコンバータ102に入力される。周波数ダウンコンバータ102は、受信したパケットを所定の低周波数のデータにダウンコンバートした後、復調回路104へ出力する。この所定の周波数は発振器106により決められる。
復調回路104は、入力された信号をデジタル通信パケットに復調して検出器105へ出力する。検出器105は、読み込んだ通信パケットをバッファメモリ107へ出力して記録する。リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、バッファメモリ107に記憶されたパケットに含まれるコマンドデータ(上記「CMD」34に相当)に基づいて、電子閃光装置20A〜20Cへ発光処理の起動を指示する信号を出力する(有線通信2)。
本実施形態では、送信される通信パケットにおいて「Length」33の直後に制御情報であるコマンドデータ「CMD」34が配置されている(図3)。本実施形態のリモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、通信パケットを受信デコードした信号が本撮影システムが標準とする「SYNC」32と一致する場合に、1バイト分のデータを受信するごとにその内容を判断する。そして、「Length」33が示すデータ数が所定値であって、かつ、「CMD」34のデータが発光コマンドである場合に、当該コマンドデータから発光の強さ(ゲイン)、発光の長さ、発光タイミングを判断して発光起動のための有線通信2を行う。無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、通信パケットを受信デコードした信号が上記「SYNC」32と一致しない場合には、当該パケットに応じた処理をしない。
電子閃光装置20A〜20CのCPU203は、発光起動指示に応じて発光起動を行う。具体的には、発光タイミングに応じて発光制御回路202へ指示を送り、発光管201を所定ゲインで所定時間発光させる。
リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、上記有線通信2によって電子閃光装置20A〜20Cを発光起動させた後で、「Header」35内の送信先(通信相手)を示すIDと自己のIDとを比較する。CPU108はさらに、「Check Data」36によるエラー判定を行う。CPU108は、IDの不一致を判定した場合や、エラー判定した場合に上記誤動作報知をする。
以上のように、発光時においては、マスター無線アダプタ10がリモート無線アダプタ10A〜10Cへ通信パケットを送信するタイミングと、カメラ30がシャッタ302を開くタイミングとを合わせるとともに、マスター無線アダプタ10からの通信パケットを受信したリモート無線アダプタ10A〜10Cは、受信した通信パケットに基づいて電子閃光装置20A〜20Cへ発光起動を指示する信号を出力する。
なお、マスター無線アダプタ10のCPU108は、カメラ30のCPU306からのイベント指示信号が発光指示以外の他の指示の場合には、図3に例示したパケットと異なるパケットを生成する。図4は、発光指示と異なる指示のパケットを例示する図である。図4において、「プリアンブル」31、「SYNC」32、「Length」33、「Header」35、および「Check Data」36は図3の場合と同様であり、「CMD」34が省略される点、データ37が付加される点が図3と異なる。
マスター無線アダプタ10のCPU108は、「Length」33が示すデータ数を発光指示の場合と異ならせ、パケット全体のデータ数を「Length」33が示すデータ数に合わせる。リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、通信パケットを受信デコードした信号が撮影システムが標準とする「SYNC」32と一致する場合に、1バイト分のデータを受信するごとにその内容を判断するが、「Length」33が示すデータ数が発光指示の場合と異なる値であれば、そのパケットは発光指示でないと判断する。
そして、リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、「Length」33の直後に「Header」35が配置され、それ以降のデータ37に配されるコマンドデータに応じて、電子閃光装置20A〜20CのCPU203へ所定の処理起動を指示する信号を出力する。
以上説明した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。
(1)撮影システムが有する無線通信システムは、「プリアンブル」31、「SYNC」32、「Length」33、および「Header」35を時系列に含む通信パケットを無線送信する。そして、通信パケットにより所定のイベント起動を指示(たとえば発光指示)する際、通信パケット内で「Header」35の前に「CMD」34を配するようにした。これにより、通常の通信パケットを用いてイベント起動を指示する場合のタイミング遅れを抑制できる。この理由は、上記「CMD」34を、通信パケット内で上記「Header」35より前に配置することから、「Header」35以降にコマンドデータを配置する場合に比べて早い段階でコマンドデータを判断できるからである。
また、「SYNC」32、「Length」33、「CMD」34をそれぞれ1バイトで構成したので、3バイトをチェックするだけでコマンドデータを判断できるから、安全性にも配慮できる。
撮影システムを構成するグループ単位で通信パケット内における上記「SYNC」32を取り決めておけば、マスター無線アダプタ10のCPU108がパケット内の「SYNC」32を替えるだけで、グループ別にイベント起動の指示を送信することができる。
(2)上記(1)の無線通信システムにおいて、所定のイベント以外の他のイベント起動を指示する際、通信パケット内で上記「Header」35以後にコマンド情報を配するので、起動を早めたい所定のイベントと、通常起動でよいイベントとを分けることができる。
(3)マスター無線アダプタ10およびリモート無線アダプタ10Aを有し、マスター無線アダプタ10は、通信パケットを送信し、リモート無線アダプタ10Aは、マスター無線アダプタ10から送信された通信パケット内の上記「SYNC」32が本撮影システムにいおいて標準とする「SYNC」32と一致する場合に上記「Length」33が第1サイズか否かの判定を行う。「SYNC」32と一致しない場合にはサイズ判定をしないことで、以降の無駄な処理を省略することができる。
(4)マスター無線アダプタ10はカメラ側に配され、リモート無線アダプタ10Aは電子閃光装置20A側に配され、所定のイベント起動は、マスター無線アダプタ10からリモート無線アダプタ10Aへ送信する発光指示とした。これにより、撮影補助光の発光タイミング遅れを抑制できる。
(変形例1)
上記実施形態では、カメラ30とマスター無線アダプタ10とをアクセサリシューを介して接続し、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)と電子閃光装置20A(20B、20C)とをそれぞれアクセサリシューを介して接続する例を説明した。この代わりに、マスター無線アダプタ10の構成をカメラ30内に内蔵して一体化構成にしてもよい。この場合の有線通信1はカメラ30内の内部処理として扱う。同様に、リモート無線アダプタ10A(10B、10C)の構成を電子閃光装置20A(20B、20C)内にそれぞれ内蔵して各電子閃光装置として一体化構成にしてもよい。この場合の有線通信2は各電子閃光装置内の内部処理として扱う。
(変形例2)
図3に例示したパケットの構成に代えて、図5に例示するパケットを用いてもよい。図5において、「プリアンブル」31、「SYNC」32、「Length」33、「Header」35、および「Check Data」36は図3の場合と同様であり、「CMD」34が省略される点が図3と異なる。
変形例2の場合は、送信される通信パケットにおいて「SYNC」32の次に配置する「Length」33が示すデータ数自体に、「発光起動指示」という意味を関連づける。変形例2のリモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、通信パケットを受信デコードした信号が本撮影システムが標準とする「SYNC」32と一致する場合であって、かつ、「Length」33が示すデータ数が所定値である場合に、発光起動のための有線通信2を行う。この場合の発光の強さ(ゲイン)、発光の長さ、発光タイミングは、あらかじめ定めた所定の強さ、長さ、およびタイミングを用いる。電子閃光装置20A〜20CのCPU203は、発光起動指示に応じて発光起動を行う。
リモート無線アダプタ10A〜10CのCPU108は、上記有線通信2によって電子閃光装置20A〜20Cを発光起動させた後で、「Header」35内の送信先(通信相手)を示すIDと自己のIDとを比較する。CPU108はさらに、「Check Data」36によるエラー判定を行う。CPU108は、IDの不一致を判定した場合や、エラー判定した場合に上記誤動作報知をする。変形例2によれば、上記実施形態に比べて発光起動タイミングをさらに早めることができる。
(変形例3)
撮影用照明光源として電子閃光装置を用いる例を説明したが、LED光源を用いる構成にしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
10…マスター無線アダプタ
10A〜10C…リモート無線アダプタ
20A〜20C…電子閃光装置
30…カメラ
31…プリアンブル
32…SYNC
33…Length
34…CMD
35…Header
101…アンテナ
102…周波数ダウンコンバータ
103…変調送信回路
104…復調回路
105,109…検出器
107,110…バッファメモリ
108,306…CPU
302…シャッタ
303…撮像素子
304…測光センサ
305…シャッタ駆動装置
307…操作部材

Claims (5)

  1. プリアンブル、同期情報、サイズ情報、およびヘッダ情報を時系列に含む通信パケットを無線送信する無線通信システムにおいて、
    前記通信パケットにより所定のイベント起動を指示する際、前記通信パケット内で前記ヘッダ情報の前にコマンド情報を配することを特徴とする無線通信システム。
  2. 請求項1に記載の無線通信システムにおいて、
    前記所定のイベント以外の他のイベント起動を指示する際、前記通信パケット内で前記ヘッダ情報以後にコマンド情報を配することを特徴とする無線通信システム。
  3. 請求項2に記載の無線通信システムにおいて、
    前記所定のイベント起動を指示する場合の前記通信パケットを第1サイズとし、前記他のイベント起動を指示する場合の前記通信パケットのサイズを第2サイズとし、
    前記ヘッダ情報の前に配するコマンド情報は、前記第1サイズを示すサイズ情報であることを特徴とする無線通信システム。
  4. 請求項3に記載の無線通信システムにおいて、
    第1通信手段および第2通信手段を有し、
    前記第1通信手段は、前記通信パケットを送信し、
    前記第2通信手段は、前記第1通信手段から送信された通信パケット内の前記同期情報があらかじめ定めた同期情報と合致する場合に前記サイズ情報が前記第1サイズか否かの判定を行うことを特徴とする無線通信システム。
  5. 請求項4に記載の無線通信システムにおいて、
    前記第1通信手段はカメラ側に配され、前記第2通信手段は撮影用照明装置側に配され、
    前記所定のイベント起動は、前記第1通信手段から前記第2通信手段へ送信する発光指示であることを特徴とする無線通信システム。
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