JP2011106176A - コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート - Google Patents
コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011106176A JP2011106176A JP2009262826A JP2009262826A JP2011106176A JP 2011106176 A JP2011106176 A JP 2011106176A JP 2009262826 A JP2009262826 A JP 2009262826A JP 2009262826 A JP2009262826 A JP 2009262826A JP 2011106176 A JP2011106176 A JP 2011106176A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- resin
- layer
- plate
- fiber plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】コンクリート床版1の施工部分の上に配置された樹脂接着用プライマー層2と、樹脂接着用プライマー層の上に配置された接着用樹脂層3と、繊維基材を内部に浸漬させて硬化した柔軟性樹脂薄板で形成され、接着用樹脂層の上面に配置された繊維プレート層であって、柔軟性樹脂薄板の全面に設けられた貫通孔内に下層の接着用樹脂が溢れ出して硬化している繊維プレート層4と、繊維プレート層の上に配置された、アスファルトと親和する塗膜系接着剤層6と、塗膜系接着剤層の上に形成されたアスファルト舗装層7とを含む。
【選択図】図1
Description
ゴム溶剤型では、クロロプレンゴムなどの合成ゴムを揮発性溶剤に溶かした防水材を刷毛などで床版に数回に分けて重ね塗りして床版防水層を構成する。舗設時に床版防水層を傷つけやすいので注意が必要である。
シート系床版防水層の防水シートは、ポリエステル系やガラス繊維などの不織布や織布等で形成される基材に改質アスファルトを含浸させ積層したもので、厚さは1.0mmから3.5mm程度のものが多い。シート系床版防水層は、防水の確実性、床版や舗装との接着性、床版のひび割れに対する追従性などに優れ、使用実績が多い。
加熱溶着型には、防水シートを電気ヒータで加熱して粘着力を高めて、プライマーを塗布した床版に接着させ、床版防水層を構成する方法と、トーチバーナーなどで加熱して防水シートの下層のアスファルトを溶融接着させ、床版防水層を構成する方法がある。
常温粘着型は、プライマーを塗布した床版に、常温で高い粘着力があるアスファルトで製造された防水シートを直接貼り付けて床版防水層を構成するものである。常温粘着型は、特殊な施工機械を必要とせず施工性に優れる。また、ブリスタリングの発生も比較的少ない。
特許文献2に開示された道路橋の構造によれば、コンクリート床版の一部と言える樹脂モルタル層に繊維補強層が介装されるため、耐荷力の向上と軽量化が達成され、耐用年数を長期化することができる。ただし、施工における工程数が多く、繊維補強層の配置などに困難があるので、施工性や経済性は必ずしも良好とは言えない。
図11は、図10に例示したコンクリート床版防水工の基本的な層構造を示す図面である。
防水工Bは、改良された塗膜系防水工の代表として、特許文献1に開示された防水工を示したものである。層構成は、コンクリート床版−プライマー−塗膜系ウレタン防水層−ウレタン接合用接着層−アスファルト接合用接着層−アスファルト舗装体となる。アスファルト系防水層の代わりに、高温で強度を維持し低温で弾性を維持するウレタンを使った防水層を採用したものである。
また、防水工Dは、常温粘着型のシート系床版防水工である。
さらに、防水工Eは、シート系防水工の改良技術として特許文献2に開示された防水工を示したものである。コンクリート床版に樹脂モルタル層を重ねて、樹脂モルタル層の上にシート防水層を備え、ゴム系接着層を介してアスファルト舗装層を設けたもので、樹脂モルタル層中に繊維補強層を有する。
図10に示した表の中の性能欄において、30年耐久性は、30年の使用に耐えられるかを総合的に評価したものである。従来技術の防水工A,C,Dについては、実績評価に基づいて30年耐久性を有しないと判定されている。一方、文献記載の防水工B,Eと本発明に係る防水工については、30年耐久性を有すると推定されている。
耐ブリスタリング性は、内部の水分が水蒸気なってアスファルト表面に膨れや浮きなどのブリスタリングを生じさせたりし易いか否かを評価したものである。シート系の加熱型防水工Cはブリスタリングの発生が多く問題であるが、他の防水工はブリスタリング発生量が許容水準である。
従来工法によるシート系防水工C,Dは、30年耐久性を考えた場合に、耐すべり性と耐はがれ性のいずれも水準が低く問題であるが、他の防水工は許容水準以上である。
従来工法の塗膜系防水工Aと防水工Dを含むシート系は、コンクリート床版のひび割れに伴って防水工にもひび割れが生じるなど、破損しやすく問題である。他の防水工は、加熱型のシート系防水工Cを含めて、ひび割れに対して追従性が高く、問題が少ない。
耐凹凸性(鉛直せん断強度)は、コンクリート床版の劣化が進行して凹凸が激しい箇所ができたときなどに防水工が破壊し易いか否かを評価するもので、防水材を折り曲げた際の破損状況を調べるひび割れ追従性試験(低温可撓性試験)により評価できる。耐凹凸性が高ければ床版面に凹凸があっても、防水工は良く結合していて破断しにくい。
従来工法の塗膜系防水工Aと加熱型シートを使ったシート系防水工Cは、耐凹凸性が低く、比較的簡単に破壊する。
ここで、樹脂の硬化速度は樹脂の種類や温度、硬化剤の添加量により調整できる。よって、硬化速度を早めたい場合、硬化剤添加量を増やすなどすれば良いが、そうすると、樹脂に硬化剤を混ぜた後、樹脂を施工面上に敷設(施工)する時間(これを可使時間という)も同時に短くなってしまう。
そのため、フィルム状のシートを樹脂上に敷設する場合など、皺やヨレの発生を防げない従来技術では、樹脂の種類や硬化剤添加量を調整して可使時間に余裕を持たせる必要があり、必然的に養生時間も長くなる。
経済性は、材料費、施工費、施工時間などを総合的に勘案して経済性を評価したものである。経済的には、防水工Aが最もよく、特許文献1,2に記載の防水工B,Eが悪い。
繊維プレートは、繊維基材を内部に浸漬させた未重合の柔軟性樹脂を重合反応により硬化させて形成した薄板として構成される。
このように、本発明の防水工法では、敷設作業性の良い樹脂プレートのおかげで可使時間を短くでき、結果として養生時間も短くできる。さらに、養生時間が短ければ、広い面積もすばやく施工できる。夜間の交通規制を伴う補修工事であればなおさらで、施工コストの圧縮にもつながる。
さらに、繊維プレートの全面に貫通孔が設けられているため、下面に空気が残らないようにすることができる上、接着用樹脂が貫通孔を介して繊維プレートに含浸するので、結合性が向上し、また、接着用樹脂が硬化したときに繊維プレートがすべり難くなる。
なお、継手部分ではプレートが2枚または3枚重なることから、継手部分と繊維プレートの中央部分とで接着剤の浸透状態を同等にするため、繊維プレートが重なる端縁部における貫通孔の開口密度を、たとえば2倍などに増大させることが好ましい。ここで、貫通孔の開口密度とは、貫通孔が存在する部分における繊維プレート面積に対して存在する貫通孔全てを加えた孔面積の割合をいう。
なお、接着用樹脂層に使用される樹脂と繊維プレート層に使用される柔軟性樹脂は同じ合成樹脂であっても良い。
本発明のコンクリート床版の防水構造では、繊維プレートに多数の貫通孔が形成されているので施工時に繊維プレートの下に余分な空気を残留させたり、ブリスタリングの問題を生じたりすることがない。
また、繊維プレートの中に埋め込まれた繊維基材が、繊維方向における変形に対して強い抵抗力を持つので、コンクリート床版にひび割れが発生してもひび割れを制御して大きなひび割れの発生を抑制し細かいひび割れを生成させて、ひび割れ幅の拡大を防止して重大な破損が生じず、コンクリート床版全体の健全性を保持することができる。
本発明の繊維プレートに埋め込まれた繊維基材は、主たる繊維の方向が、1方向あるいは互いに直交する2方向になるように配置されているものであってもよい。主たる繊維とは、繊維基材の中で大きな強度を持った繊維をいう。たとえば、硬い繊維に細い糸を絡めてすだれのような形にする場合など、硬い繊維が主たる繊維に当たり、細い糸は主たる繊維とならない。
図1は本発明の1実施例に係るコンクリート床版防水工の構造を示す層構成図、図2は本実施例の防水工法の手順を示す工程図、図3は本実施例の防水工に使用される繊維プレートを示す平面図(図3(a))及び側面断面図(図3(b))である。
第1工程では、施工対象となるコンクリート床版面に、床版と床版防水層との接着性を劣化させる有害物を除去すると共に、床版を十分乾燥させて、散布機やローラーバケを使った公知の方法で樹脂接着用プライマーを施工する(S01)。樹脂接着用プライマーは、床版と防水層を付着させ一体化させる接着層として設ける。なお、床版の乾燥が十分でないと、床版中に滞留している水分が床版防水層の下面に到達し、床版との接着力を低下させる場合がある。また、プライマーの養生が十分でなく溶剤が残っていると、施工時や道路橋供用後のブリスタリングの原因になる。
繊維プレート11は、防水面全体を覆うように敷き詰められる。
特に柔軟性樹脂と接着用樹脂が同じ樹脂である場合は、高温のアスファルトを舗設するときに、繊維プレート11の表面と接着用樹脂が融合し一体となって硬化するので、防水工における接合力は極めて高くなる。両者が異なる樹脂であっても、相互の接着性が高ければ、同様に両者が強固に一体化する。
なお、本実施例において、コンクリート床版層1とアスファルト舗装層7の間に形成された、繊維プレート層4とこれを挟んで硬化した接着用樹脂層3と5、およびこれらをコンクリート床版層1とアスファルト舗装層7に結合するプライマー層2と塗膜系接着剤層6の5層によって、防水層を形成する。繊維プレート層4とこれを挟んだ接着用樹脂層3と5は、一体化して繊維強化樹脂板を形成する。繊維プレート層4と接着用樹脂層3と5でできた層は一体性が高く気密性がよいので、上面に水が溜まっても水が層を透過して下面に流れることはない。
図4の(a)に示すように、この主たる繊維17が1方向に配列され、繊維方向が繊維プレート11の端縁16に垂直になるように配置されたものを使用することができる。この場合は、防水層において、繊維プレート11の端縁16に垂直の方向に力が掛かったときに、防水層の変位を抑制して破損を防止するものとなる。
さらに、図4の(c)に示すように、2方向に配置された主たる繊維17が、繊維方向がそれぞれ端縁16に対して角度をもって配置されるようにしたものがある。図4(c)に表した繊維プレート11は、応力方向が端縁16に対して平行あるいは垂直のいずれでもない場合にも、防水層の変形を抑制する効果を有する。
また、繊維プレート11は、たとえば、厚さ1mmから3mmで、幅900mm、長さ1800mm、あるいは幅2.5m、長さ8mなど、適宜な大きさの長方形の薄板であって、繊維プレート11の全面に貫通孔18が形成されている。
なお、繊維プレート11は、長方形に限らず、適用する場所に対応して、扇形、三角形など、適宜の形状を選択することができる。
繊維プレート11の中央部12における貫通孔18は、口径dが1mmから5mm程度までの範囲にあり、貫通孔18同士の間隔iがたとえば20mmから50mm程度であって、開口密度が0.01%から5%程度になるように配置されることが好ましい。繊維プレート11に形成される貫通孔18は、口径が小さすぎれば下層の接着用樹脂が貫通孔18を通って上層に流通し難くなり、開口密度が大きすぎれば繊維プレート11の強度が部分的に低下することになる。
隣接する繊維プレート11との重なり幅は、通常5cmから10cm程度である。
本実施例では、端縁部13同士を重ねる方法として、隣り合う繊維プレート11の端縁部同士を重ね合わせる重ね継手と、繊維プレート11の端縁部13同士を突き合わせて形成した突き合わせ継手を用いている。
したがって、上下の接着用樹脂層3,5に繊維プレート層4が挟み込まれるように配置された防水構造が構成されたときには、重ね継手を含む部分は、図7(a)に示すように、繊維プレート層4の中で2枚の繊維プレート11が端縁部13を重ねるようにして接続することになる。
突き合わせ継手は、図6(b)に示すように、接着用樹脂層3の上に、向かい合った2つの端縁部13が互いに先端を突き合わすように繊維プレート11を配置して、隣接した端縁部13を覆うようにカバープレート21を掛けて、上からローラで接着用樹脂層3の中に押し付けて、未硬化の接着用樹脂が貫通孔から溢れて接着用樹脂層5を形成するようにする。その後、樹脂を硬化させることにより2枚の繊維プレート11を継ぐものである。
繊維プレート11は、防水構造を形成する部分を覆うように敷き詰められる。
繊維プレート11は、硬化した柔軟性樹脂で形成されるため、作業者が扱うときにも形状を保持し、作業者の手作業によって簡単に計画した位置に配列することができる。また、フィルム状の防水シートのように皺の発生や気泡の残留が問題にならず、非熟練者でも簡単に品質の高い繊維プレート配列作業をすることができる。
なお、継手部分では繊維プレート11やカバープレート21が2枚または3枚重なることから、プレートが重なる繊維プレート11の端縁部13およびカバープレート21における貫通孔の開口密度を、たとえば中央部12と比較して2倍などに増大させることにより、継手部分と繊維プレート11の中央部分とで接着剤の浸透状態を同等にすることができる。
図9は、本実施例の防水工における繊維プレート11の繊維基材14の作用を説明する概念図である。図9(a)は、従来型の防水構造におけるひび割れ抵抗性を説明する図面、図9(b)は、本実施例の防水工におけるひび割れ抵抗性を説明する図面である。
また、コンクリート床版1中のひび割れ23は、細かいものが多発するとしても大きく成長するものが少なく、コンクリート床版1の寿命が長くなる。
さらに、防水シートを用いた従来工法の防水工では、防水工面で滑ったり剥がれたりするが、本実施例の防水工では、繊維プレートが接着用樹脂層と強く結合する上、貫通孔に浸入した樹脂により滑りが抑制されるので、防水工面における滑りや剥がれが少ない。
このように、本実施例のコンクリート床版防水構造は、近年の過酷になった要求に対しても十分対応することができ、30年耐久性も満たすと推定される。
本発明のコンクリート床版防水構造の性能は、図10の性能評価表の最下段に記載した通りである。
2 プライマー層
3 接着用樹脂層
4 繊維プレート層
5 接着用樹脂層
6 塗膜系接着剤層
7 アスファルト舗装(層)
8 防水層
11 繊維プレート
12 中央部
13 端縁部
14 繊維基材
15 柔軟性樹脂
16 端縁
17 主たる繊維
18,19 貫通孔
21 カバープレート
23,24 ひび割れ
Claims (12)
- コンクリート床版の施工部分の上面に樹脂接着用プライマーを塗布する工程と、
該樹脂接着用プライマーの上に接着用樹脂を塗布する工程と、
繊維基材を内部に浸漬させた柔軟性樹脂を硬化させて形成した薄板であってかつ該薄板の全面に貫通孔を備える繊維プレートを、前記接着用樹脂の上面に敷く工程と、
該繊維プレートを上面から押し付けて前記接着用樹脂が該繊維プレートの前記貫通孔内に溢れるようにする工程と、
該繊維プレートの上面もしくは前記貫通孔から溢れた前記接着用樹脂の上面にアスファルトと親和する塗膜系接着剤を塗布する工程と、
該塗膜系接着剤を塗布した面の上にアスファルト舗装する工程と、
を含むコンクリート床版の防水工法。 - 前記繊維プレートを前記接着用樹脂の上面に敷く工程は、隣り合う前記繊維プレートの端縁部同士を突き合わせた突き合わせ継手を部分的に用いるものであって、該突き合わせた端縁部の部分を、貫通孔を設けたカバープレートで覆う作業を含む、請求項1記載のコンクリート床版の防水工法。
- 前記繊維プレートを形成する前記柔軟性樹脂と前記接着用樹脂とは、同じ合成樹脂である請求項1または2記載のコンクリート床版の防水工法。
- 繊維基材と、該繊維基材を内部に浸漬させた状態で硬化させた柔軟性樹脂と、で形成された柔軟性を有する薄板であって、該薄板の全面に貫通孔を有する、コンクリート床版の防水工に使用される繊維プレート。
- 前記繊維基材は、炭素繊維、金属繊維、アラミド繊維、ガラス繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエステル繊維およびビニロン繊維のいずれかを含んだ繊維が単独であるいは複数種混合して形成された織物、編物、不織布、組布およびネットのいずれかである、請求項4記載の繊維プレート。
- 前記貫通孔の直径は、1mmから5mmの範囲にある、請求項4または5記載の繊維プレート。
- 前記貫通孔は、前記繊維プレートの端縁部において中央部より高い開口密度を持つように形成されることを特徴とする請求項4から6のいずれか1項に記載の繊維プレート。
- 前記繊維基材の主たる繊維方向が、1方向になるように配されている、請求項4から7のいずれか1項に記載の繊維プレート。
- 前記繊維基材の主たる繊維方向が、互いに直交する2方向になるように配されている、請求項4から7のいずれか1項に記載の繊維プレート。
- 前記繊維基材の主たる繊維方向が、前記繊維プレートの端縁に対して傾いている、請求項9記載の繊維プレート。
- 前記接着用樹脂は、柔軟性を持たせた、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステル樹脂のいずれかである、請求項4から10のいずれか1項に記載の繊維プレート。
- コンクリート床版の施工部分の上に配置された樹脂接着用プライマー層と、
該樹脂接着用プライマー層の上に配置された接着用樹脂層と、
前記接着用樹脂層の上面に配置され、繊維基材を内部に浸漬させて硬化した柔軟性樹脂薄板で形成された繊維プレート層であって、前記柔軟性樹脂薄板の全面に設けられた貫通孔内に前記接着用樹脂が溢れ出して硬化している繊維プレート層と、
該繊維プレートの上に配置された、アスファルトと親和する塗膜系接着剤層と、
該塗膜系接着剤層の上に形成されたアスファルト舗装層と、
を含むコンクリート床版の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009262826A JP5496615B2 (ja) | 2009-11-18 | 2009-11-18 | コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009262826A JP5496615B2 (ja) | 2009-11-18 | 2009-11-18 | コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011106176A true JP2011106176A (ja) | 2011-06-02 |
JP5496615B2 JP5496615B2 (ja) | 2014-05-21 |
Family
ID=44229947
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009262826A Expired - Fee Related JP5496615B2 (ja) | 2009-11-18 | 2009-11-18 | コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5496615B2 (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN102720129A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-10-10 | 天津大学 | 预制环氧沥青铺装层的钢桥面板 |
KR101189549B1 (ko) * | 2012-05-18 | 2012-10-11 | 주식회사 에이씨이테크 | 아스팔트 포장 균열 방지용 부직포 및 그 제조방법, 이를 이용한 아스팔트 포장 및 교량 방수 포장 방법 |
CN103114526A (zh) * | 2013-03-07 | 2013-05-22 | 江苏省交通科学研究院股份有限公司 | 一种钢桥面铺装冷拌养护材料及其制备方法 |
KR101328518B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2013-11-13 | 두타건설주식회사 | 탈기형 복합방수공법 |
CN105937205A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-09-14 | 湖南中路华程桥梁科技股份有限公司 | 一种活性粉末混凝土表面与磨耗层之间的抗滑移结构及其施工方法 |
CN105951591A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-09-21 | 成都格瑞思文化传播有限公司 | 桥面板结构 |
CN106638293A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-10 | 北京特希达交通勘察设计院有限公司 | 一种适用于城市桥梁快速施工的桥面防水结构及施工方法 |
CN107435425A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-05 | 曹颖 | 一种卫生间树脂胶湿贴施工方法 |
KR102606659B1 (ko) * | 2022-11-01 | 2023-11-29 | 주식회사 씨앤에스테크 | 교면 방수포장 공법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003221804A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Ube Ind Ltd | 防水用シート及び道路の防水方法 |
-
2009
- 2009-11-18 JP JP2009262826A patent/JP5496615B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003221804A (ja) * | 2002-01-31 | 2003-08-08 | Ube Ind Ltd | 防水用シート及び道路の防水方法 |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101189549B1 (ko) * | 2012-05-18 | 2012-10-11 | 주식회사 에이씨이테크 | 아스팔트 포장 균열 방지용 부직포 및 그 제조방법, 이를 이용한 아스팔트 포장 및 교량 방수 포장 방법 |
CN102720129A (zh) * | 2012-06-26 | 2012-10-10 | 天津大学 | 预制环氧沥青铺装层的钢桥面板 |
KR101328518B1 (ko) * | 2012-12-27 | 2013-11-13 | 두타건설주식회사 | 탈기형 복합방수공법 |
CN103114526A (zh) * | 2013-03-07 | 2013-05-22 | 江苏省交通科学研究院股份有限公司 | 一种钢桥面铺装冷拌养护材料及其制备方法 |
CN103114526B (zh) * | 2013-03-07 | 2015-03-25 | 江苏省交通科学研究院股份有限公司 | 一种钢桥面铺装冷拌养护材料及其制备方法 |
CN105951591A (zh) * | 2016-06-01 | 2016-09-21 | 成都格瑞思文化传播有限公司 | 桥面板结构 |
CN105937205A (zh) * | 2016-06-06 | 2016-09-14 | 湖南中路华程桥梁科技股份有限公司 | 一种活性粉末混凝土表面与磨耗层之间的抗滑移结构及其施工方法 |
CN106638293A (zh) * | 2016-12-13 | 2017-05-10 | 北京特希达交通勘察设计院有限公司 | 一种适用于城市桥梁快速施工的桥面防水结构及施工方法 |
CN107435425A (zh) * | 2017-07-31 | 2017-12-05 | 曹颖 | 一种卫生间树脂胶湿贴施工方法 |
KR102606659B1 (ko) * | 2022-11-01 | 2023-11-29 | 주식회사 씨앤에스테크 | 교면 방수포장 공법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5496615B2 (ja) | 2014-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5496615B2 (ja) | コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート | |
US20040172908A1 (en) | Cap sheet, roofing installation, and method | |
US20130156501A1 (en) | Reinforced fiber mats for use in paved surfaces | |
JP2012021315A (ja) | 複合防水シート、床版防水構造、及び床版防水構造の施工方法 | |
JP2010535959A (ja) | アスファルト舗装用の補強材、舗装方法、およびアスファルト舗装用コーティングを有するグリッドの製造方法 | |
JP2010535654A (ja) | アスファルト舗装用の複合タックフィルム、舗装方法、およびアスファルト舗装用複合タックフィルムの製造方法 | |
JP5535440B2 (ja) | ひび割れを抑止した複合鋼床版 | |
JP2010535960A (ja) | アスファルト舗装用のタックフィルムを有する複合材、舗装方法、およびアスファルト舗装用のタックフィルムを有する複合材の製造方法 | |
JP2010095849A (ja) | 鋼床版の補強方法 | |
KR100941747B1 (ko) | 교면용 방수재 및 그의 시공방법 | |
JP6050144B2 (ja) | 床版用防水部材、床版防水構造、及び床版防水構造の施工方法 | |
KR20060043935A (ko) | 매트형 방수시트 및 이의 제조방법과 시공방법 | |
JP5113003B2 (ja) | 舗装構造及び舗装体の形成方法 | |
CA2331497C (en) | Water-resistant mastic membrane | |
JP2013238024A (ja) | 構造物補強工法と補強構造および不陸吸収材 | |
JP7166537B2 (ja) | 橋梁用防水工法と防水層の構造 | |
KR100638990B1 (ko) | 시트방수 구조 및 방수공법 | |
JP2008069269A (ja) | 接着剤含浸基材を用いた部材接合工法と、それに使用される接合用部材と、部材接合構造 | |
KR102286256B1 (ko) | 접합홀을 구비한 교면방수시트 및 그 시공방법 | |
JP4188505B2 (ja) | アスファルトシート | |
JP4247071B2 (ja) | 床版の防水施工方法およびそれに用いるタックシート材 | |
KR100337443B1 (ko) | 도막과 시트의 복합 방수재와 그 방수재를 이용한 방수방법 | |
JP2015036470A (ja) | 床版防水構造補修用シート、床版防水構造補修用シートの製造方法および床版防水構造の補修方法 | |
JP6446522B1 (ja) | 床版防水層の施工方法 | |
KR102199561B1 (ko) | Ldpe 및 부직포를 이용한 도막식 교면방수구조 및 교면방수공법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130709 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130821 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140304 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140305 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5496615 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |