JP2003221804A - 防水用シート及び道路の防水方法 - Google Patents
防水用シート及び道路の防水方法Info
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Abstract
スファルト舗装施工時、屋上及び屋根のトーチ工法にお
いて、アスファルト舗装層にフクレ(ブリスタリング)
の発生を防止し、アスコン骨材などによる防水層の割れ
や穴あきを防止しかつ下層への雨水侵入を防止し、生産
性の優れた、防水性能を加味した防水用シート及びそれ
を用いた道路の強化法、防水方法を提供することを目的
とするものである。 【解決手段】 シートが貫通力5kg以上であ
り、該シートが穴開け加工及び切り込み加工から選択さ
れる加工をされ、該シートの片面又は両面に改質アスフ
ァルト層を設けることを特徴とする防水用シートを提供
すること。
Description
びアスファルト道路舗装用防水用シート及びそれを用い
る道路の防水方法に関する。
合、コンクリート床版上の防水法として、ゴムや樹脂
系、ゴムアス系の液状物質等を塗布したり加熱溶融した
アスファルト系組成物を流す塗膜防水、織布や不織布
などにアスファルト系組成物を含浸・積層したシートや
未加硫ゴムのシートと塗膜を併用した工法、シート防
水工法などが用いられている。特に、下地亀裂追従性や
膜厚み管理などからシート防水系のものが使用されてい
る。
ァルト舗装を舗設するRCコンクリート橋梁のコンクリ
ート床版面および透水性(排水性)アスファルトコンク
リート舗装などに於いて、透水性舗装をコンクリート舗
装の基層の上に舗設する場合のコンクリート面に防水層
を形成する工法に関するものであり、施工が簡単な上、
管理が容易で防水層としての機能を充分に果たし、かつ
多機能を有することを特徴とする新たな防水工法および
該工法によって得られる舗装構造を提供することを目的
として、道路あるいは橋梁などに於けるアスファルトコ
ンクリート舗装の下面のコンクリート床版面に、アスフ
ァルトコンクリートの舗設時の熱によって溶融する熱可
塑性合成樹脂シートを敷設して、この上面にアスファル
トコンクリート舗装を施工することにより、舗設アスフ
ァルトコンクリートとコンクリート床版面との間に防水
層を形成させることを特徴とするアスファルトコンクリ
ート舗装下面の防水施工法が記載されている。
ファルト舗装表層面においておこるわだち掘れやひび割
れなどの損傷に対して優れ、かつ下層への雨水侵入を防
止し又、接合面において接着剤を用いずに通常の施工方
法にて下敷層と上敷層を一体化する事のできる防水用シ
ート及びその製造方法及び強化された舗装を提供するこ
とを目的として、一方向にほぼ均一に整列した長繊維を
強化繊維として30容積%以上85容積%以下含む繊維
強化熱可塑性樹脂シートを複数枚積層した積層体の片面
又は両面にアスファルト層を積層してなることを特徴と
する防水用シートが記載されている。
伸び10%以上の熱可塑性樹脂繊維の織編物の片面又は
両面に樹脂シートを有する積層体であって、該積層体の
片面又は両面にアスファルト層を有する補強用シートが
記載されている。
ファルト舗装施工時に、アスファルト表面層にフクレ
(ブリスタリング)が発生し、そのフクレ(ブリスタリ
ング)により、わだち掘れやひび割れなどの損傷が起こ
りやすくなる。フクレは下地であるコンクリート層に水
分が含まれている場合、アスファルト舗装施工時の熱に
よりコンクリート内の水分が蒸気となり防水層に圧力を
与えフクレにつながる。防水層がフィルム等の場合、バ
リアー層となり発生した水蒸気の逃げ場がなくフクレに
つながる。アスファルト舗装施工時などで、アスコン骨
材などが防水層を貫通し防水性が低減する場合がある。
舗装施工時、屋上及び屋根のトーチ工法において、アス
ファルト舗装層にフクレ(ブリスタリング)の発生を防
止し、アスコン骨材などによる防水層の割れや穴あきを
防止しかつ下層への雨水侵入を防止し、生産性の優れ
た、防水性能を加味した防水用シート及びそれを用いた
道路の強化法、防水方法を提供することを目的とするも
のである。
貫通力5kg以上であり、該シートが穴開け加工及び切
り込み加工から選択される加工をされ、該シートの片面
又は両面に改質アスファルト層を設けることを特徴とす
る防水用シートを提供することである。
ートの面積当たり、0.005〜0.05mm2/mm
2の範囲であり、切り込み加工の切り込み長さがシート
の面積当たり、0.004〜0.07mm/mm2の範
囲であることを特徴とする防水用シートを提供すること
である。
15kg以上であることを特徴とする防水用シートを提
供することである。
0mmの径で、穴間のピッチが5〜200mmの加工で
あり、切り込み加工が、0.5〜20mmの長さで、ス
リット間のピッチが5〜200mmの加工であることを
特徴とする防水用シートを提供することである。
ト又はアスファルトとの接着性を有する組成物を含浸又
は積層していることを特徴とする防水用シートを提供す
ることである。
ァルトの流し貼り工法、トーチ工法及び冷工法から選択
される工法に用いられることを特徴とする防水用シート
を提供することである。
ることを特徴とする防水用シートを提供することであ
る。
シートを、基層、路盤又はコンクリート床版の上に施
工、その上にアスファルト舗装層を設け、接着剤を使用
せずにアスファルト舗装を加熱転圧することにより、防
水用シートと基層、路盤若しくはコンクリート床版及び
/又は、防水用シートとアスファルト舗装層を一体化す
ることを特徴とする道路の防水方法を提供することであ
る。
の貫通力が5kg以上であり、該シートが穴開け加工及
び切り込み加工から選択される加工をされ、該シートの
片面又は両面に改質アスファルト層を設けることを特徴
とする防水用シートである。
面積に対して穴開け加工の穴の面積が、好ましくは0.
005〜0.05mm2/mm2の範囲、さらに好まし
くは0.007〜0.035mm2/mm2の範囲、特
に好ましくは0.01〜0.025mm2/mm2の範
囲が好ましく、シートの面積に対して切り込み加工の切
り込みの長さが、好ましくは0.004〜0.07mm
/mm2の範囲、さらに好ましくは0.006〜0.0
6mm/mm2の範囲、特に好ましくは0.008〜
0.05mm/mm2の範囲が好ましい。
切り込み加工より選択される加工を行われ、どちらか一
つの加工でもよく、穴開け加工及び切り込み加工の両加
工を行ったものでもよい。シートの穴開け加工は、穴の
形状にこだわることなく、穴の開いているものであれば
よく、例えば、穴の形状として円、楕円、三角、四角な
どを挙げることが出来る。シートの切り込み加工は、切
り込みの形状にこだわることなく、どのような切り込み
形状でもよい、例えば、切り込みの形状として直線、半
楕円、半ひし形、半方形などを挙げることが出来る。
通力は、5kg以上、好ましくは10kg以上、さらに
好ましくは15kg以上、より好ましくは16kg以
上、より好ましくは17kg以上、特に好ましくは18
kg以上が好ましい。
くは15kg以上、さらに好ましくは20kg以上、さ
らに好ましくは22kg以上、より好ましくは23kg
以上、特に好ましくは25kg以上が好ましい。
しくは2Kg/cm以上、さらに好ましくは3Kg/c
m以上、より好ましくは4Kg/cm以上、特に好まし
くは5Kg/cm以上が好ましい。
応力に耐えるもの及び施工温度で溶融しないものであれ
ばよい。シートは、折り曲げ可能なもの、ロール状のも
のが好ましい。シートは、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂
などの樹脂製シート、ガラスなどの無機物、熱可塑性樹
脂又は熱硬化性樹脂などの繊維からなる編織物や不織
布、熱可塑性樹脂又は熱硬化性樹脂などの樹脂製シー
ト、編織物及び不織布とから選択されるもの、それらを
組み合わせた物などを用いることが出来る。シートは、
不織布と編織物とを積層したシート、不織布と樹脂製シ
ートとを積層したシート、樹脂製シートと編織物とを積
層したシートなどを用いることが出来る。織編物は、平
織又は綾織の織物であることが好ましい。織編物は、織
布、ネット状であることが好ましい。熱可塑性樹脂とし
ては、融点が、110℃以上、さらに150℃以上、特
に160℃以上が好ましい。
イミド、ポリスルホン、ポリウレタン、ポリエチレンテ
レフタレート,ポリブチレンテレフタレート,ポリシク
ロヘキサンテレフタレート,ポリエチレン−2,6−ナ
フタレートなどのポリエステル、PTFEやETFEな
どフッ素樹脂などを挙げることができる。さらに好まし
くは、化学的に安定で耐久性が大きく、引張り強度等機
械的物性の優れた、ポリエチレンテレフタレートなどの
ポリエステルが好ましい。シートは、炭素繊維の編織物
や不織布を用いることが出来る。
ルトとの接着性を有する組成物を含浸又は積層させるこ
とができる。改質アスファルト又はアスファルトとの接
着性を有する組成物としては、ゴム及び/又は樹脂で改
質したアスファルト組成物などを用いることが出来る。
スファルト層を構成する材料としては、天然アスファル
ト、石油アスファルト、改質アスファルトなどを用いる
ことが出来る。石油アスファルトは、石油原油の精製過
程における蒸留残さ物から生産されたもので、ストレー
トアスファルト、ブローンアスファルトやの2種が主な
ものである。
ファルト100重量部に対し、ポリマー10〜40重量
部、及び無機充填剤0〜100重量部を120〜200
℃で1〜5時間加熱混合して調製したものが、下地との
接着力、防水・防湿性、伸縮性などに優れているので好
ましい。
ルトとしては、天然アスファルトやアスファルタイトな
ど天然に産するもの、ストレートアスファルト、ブロー
ンアスファルト、カットバックアスファルト等の石油ア
スファルト、又はこれらのアスファルトの混合物等が好
ましい。
としては、天然ゴム、合成ゴム、天然ゴムと合成ゴムと
の混合物、ポリエチレン、エチレン酢酸ビニル共重合
体、エチレン・アクリル共重合体、ポリプロピレン、ポ
リブテン−1、ポリ4−メチルペンテン−1、ポリスチ
レン、アクリロニトリル・スチレン共重合体、ABS樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル等を使用す
ることができる。特にSBSなどのゴム系が好適であ
る。
剤としては、炭酸カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケ
イ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、無水ケイ酸、ク
レー、カーボンブラック等の粒子状無機充填剤、石綿や
ガラス繊維などの繊維状無機充填剤を用いることができ
る。上記ポリマー改質アスファルトには、以上述べた添
加剤の他に、プロセスオイル、ワセリン、セレシン、石
油樹脂など、一般にゴム配合で用いられる有機配合剤を
添加してもよい。
示す。 ・不織布などのシートに穴開け加工及び切り込み加工か
ら選択される加工を行う。 ・上記加工済みシートの片面又は両面にナイフコーター
やロールコーターでアスファルト又はアスファルト組成
物を積層したり、ディピング(浸漬含浸)によりアスフ
ァルト又はアスファルト組成物を積層する。
の外側に、シリコン剥離剤などの剥離処理した剥離可能
なフィルムやクラフト紙、クラフト紙や樹脂製のフィル
ム又はシート、鉱物粉等などの鉱物粉層を積層して用い
ることが出来る。
コンクリート床版の上に施工後、接着剤を使用せずにア
スファルト舗装を加熱転圧することにより、防水用シー
トと一体化することにより道路を強化することができ
る。本発明の防水用シートは、建築分野などに用いる場
合、建築物の防水では加熱するだけで一体感のある防水
層が得られる。シート自体の柔軟性もありコーナー部な
どの施工がやりやすくシートの浮きもなく水密性の確保
が得やすいため好ましい。
コンクリート床版の上に施工、その上にアスファルト舗
装層を設け、接着剤を使用せずにアスファルト舗装を加
熱転圧することにより、防水用シートと基層、路盤若し
くはコンクリート床版及び/又は、防水用シートとアス
ファルト舗装層を一体化することを特徴とする道路の防
水方法に用いることが出来る。
スファルトの流し貼り工法、トーチ工法及び冷工法から
選択される工法に用いることができる。本発明の防水用
シートは、道路及び橋梁の防水用に用いることが出来
る。
プライマーを塗布し、加熱溶融したアスファルトで防水
用シートを流し貼りし、防水層を形成させる工法であ
る。トーチ工法は、下地にプライマーを塗布し、トーチ
バーナーで防水用シートの下面を炙り、アスファルト層
を溶融させ下地に防水用シートを貼合せ、防水層を形成
させる工法である。冷工法(自着タイプ)は、下地にプ
ライマーを塗布し、剥離紙を剥がしながら防水用シート
を下地に接着し、防水層を形成させる工法である。接着
工法は、下地にプライマーを塗布し、防水用シートを接
着剤を用いて下地に貼合せる工法である。
て、アスファルト温度が110〜140℃でロードロー
ラーによる初転圧を行い、70〜90℃でロードローラ
ー、振動ローラー又はタイヤローラーによる二次転圧を
行い、50℃以下でタイヤローラー又はロードローラー
による仕上げ転圧を行う。ロードローラーでは、好まし
くは速度2〜3km/hで、初転圧35kg/cm、二
次転圧55〜70kg/cmで行うことができる。タイ
ヤローラーでは、好ましくは速度6〜10km/h、接
地圧3〜6kg/cm2で行うことが出来る。
詳しく説明する。本発明は、これらの実施の形態のみに
限定されるものではない。
ート1の一部の断面図である。防水用シート1はアスフ
ァルト組成物含浸のシート2の片面に直接アスファルト
組成物3を積層し、アスファルト組成物3の外側に、剥
離可能な層4を張り合わせている。
用シート9の一部の断面図である。防水用シート9は、
アスファルト組成物含浸のシート2の両面に直接アスフ
ァルト組成物3及び5を積層し、さらにアスファルト5
の外側に鉱物粉層6を積層し、アスファルト組成物3の
外側に、剥離可能な層4を張り合わせている。
形状の一例を示す。切り込み15は千鳥状に切り込まれ
ている。図4は、シートの切り込み加工の別の切り込み
形状の一例を示す。切り込み20は半楕円状に切り込ま
れている。図5は、シートの切り込み加工の別の切り込
み形状の一例を示す。切り込み25は平行に切り込まれ
ている。
例を示す。穴30は千鳥状に穴があけられている。
す。図8Bは、器具の上面を示し、図8Aは、図8Bの
l−l線における断面を示す。貫通力は、図8に示す器
具を用いて、ASTM・D4833に準拠して行う。図
8に示すように、内径45mmφの管52に試験片50
を固定し、上部より8mmφのプローブ51を300m
m/分の速度で下降させ、試験片の中央部にプローブを
貫通させる。プローブ貫通に要する最大応力を測定し、
測定回数5の平均値を貫通力とする。測定は21℃で行
う。
a及び図9bに示す。フクレ評価は、図9a及び図9b
に示す試験体を用い、以下の順で行う。 30cm角で厚み3cmの1・3モルタル板(12)
にアスファルトプライマー(13)を300g/m2の
量になるよう塗布し、1日乾燥する。 1・3モルタル板(12)のアスファルトプライマー
塗布側に、防水用シート(15)を250℃に加熱の防
水工事用アスファルト(14)を用いて、流し張りしな
がら貼合せ、試験体(11)を作製する。試験体(1
1)は、1・3モルタル板(12)、アスファルトプラ
イマー(13)、防水工事用アスファルト(14)及び
防水用シート(15)の順に積層されている。 試験体(11)を、水中に1日浸漬し、試験体に水分
を含ませる。 試験体を乾燥させることなく、試験体の廻りをエポキ
シ樹脂(16)でシールし、図9bに示すようなシール
の試験体(17)を作成する。 シールの試験体(17)を160℃のオーブン中で1
時間加熱する。 加熱により、シールの試験体(17)の防水用シート
(15)がふくれる。手で防水用シートのフクレを押
え、フクレの解消状況を観察し、評価する。 ○:フクレが容易になくなる、 △:フクレが容易ではないがなくなる(○より少し時間
が必要)、 ×:フクレが容易になくならない。
工は、好ましくは0.5〜20mm、さらに好ましくは
0.5〜5mm、特に好ましくは0.5〜3mmの径
で、好ましくは5〜200mm、さらに好ましくは5〜
50mm、特に好ましくは5〜30mmの穴間のピッチ
が好ましい。
加工は、好ましくは0.5〜20mm、さらに好ましく
は1〜18mm、より好ましくは6〜18mm、特に好
ましくは10〜17mmの長さで、好ましくは5〜20
0mm、さらに好ましくは5〜100mm、より好まし
くは5〜70mm、特に好ましくは5〜50mmのスリ
ット間のピッチが好ましい。
ついて更に具体的に説明するが、これらは本発明を限定
するものではない。
m幅に切り出した短冊状試験片をつかみ間隔200mm
にセットし、引張試験機に取り付け、200mm/分の
速度で引張った。引張強さは、最大応力と試験片幅から
求めた。伸びは、最大応力時の伸びから求めた。
量140g/m2のスパンボンド不織布)(融点:25
5〜260℃)に図3に示す千鳥状の切り込み加工を行
ったシートを作成した。シート(内およびシート)の両
面に改質アスファルトを厚み2mmで積層し、防水用シ
ートを作製した。シートの貫通力、防水用シートの引張
特性評価、貫通力及びフクレ評価を行い、結果を表1に
示す。図3において、aは30mm、bは50mm、c
は15mmである。
工を行ったシートを用いる以外は、実施例1と同様の方
法で防水用シートを作製し、評価を行い、結果を表1に
示す。図5において、dは30mm、eは50mm、f
は15mmである。
み加工を行ったシートを用いる以外は、実施例1と同様
の方法で防水用シートを作製し、評価を行い、結果を表
1に示す。図4において、iは25mm、kは20m
m、mは5mm、nは5mmである。
工を行ったシートを用いる以外は、実施例1と同様の方
法で防水用シートを作製し、評価を行い、結果を表1に
示す。図6において、pは20mm、qは20mm、穴
30は2mmφの円形である。
不織布(目付量140g/m2のスパンボンド不織布)
(融点:255〜260℃)を用いる以外は、実施例1
と同様の方法で防水用シートを作製し、評価を行い、結
果を表1に示す。シートは切り込み加工及び穴開け加工
を行っていないものを用いた。
工を行ったシートを用いる以外は、実施例1と同様の方
法で防水用シートを作製し、評価を行い、結果を表1に
示す。図7において、aは30mm、bは50mm、c
は5mmである。
ファルト舗装表層面施工時、橋梁の表層面施工時に、表
面層にフクレ(ブリスタリング)の発生を防止し、かつ
下層への雨水侵入を防止し、生産性の優れた、防水性能
を加味した防水用シート及びそれを用いた屋上や屋根及
び道路の防水方法を提供することができる。
断面図である。
断面図である。
ある。
Claims (8)
- 【請求項1】シートが貫通力5kg以上であり、該シー
トが穴開け加工及び切り込み加工から選択される加工を
され、該シートの片面又は両面に改質アスファルト層を
設けることを特徴とする防水用シート。 - 【請求項2】穴開け加工の穴の面積がシートの面積当た
り、0.005〜0.05mm2/mm2の範囲であ
り、切り込み加工の切り込み長さがシートの面積当た
り、0.004〜0.07mm/mm2の範囲であるこ
とを特徴とする防水用シート。 - 【請求項3】防水用シートの貫通力が、15kg以上で
あることを特徴とする防水用シート。 - 【請求項4】穴開け加工が、0.5〜20mmの径で、
穴間のピッチが5〜200mmの加工であり、切り込み
加工が、0.5〜20mmの長さで、スリット間のピッ
チが5〜200mmの加工であることを特徴とする防水
用シート。 - 【請求項5】シートが、改質アスファルト又はアスファ
ルトとの接着性を有する組成物を含浸又は積層している
ことを特徴とする防水用シート。 - 【請求項6】防水用シートが、熱アスファルトの流し貼
り工法、トーチ工法及び冷工法から選択される工法に用
いられることを特徴とする防水用シート。 - 【請求項7】防水用シートが道路用であることを特徴と
する請求項1〜6に記載の防水用シート。 - 【請求項8】請求項1〜7に記載の防水用シートを、基
層、路盤又はコンクリート床版の上に施工、その上にア
スファルト舗装層を設け、接着剤を使用せずにアスファ
ルト舗装を加熱転圧することにより、防水用シートと基
層、路盤若しくはコンクリート床版及び/又は、防水用
シートとアスファルト舗装層を一体化することを特徴と
する道路の防水方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011080275A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Denki Kagaku Kogyo Kk | コンクリート床版の防水工法 |
JP2011106176A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート |
-
2002
- 2002-01-31 JP JP2002022649A patent/JP3870793B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2011080275A (ja) * | 2009-10-07 | 2011-04-21 | Denki Kagaku Kogyo Kk | コンクリート床版の防水工法 |
JP2011106176A (ja) * | 2009-11-18 | 2011-06-02 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | コンクリート床版上面の防水工法、防水構造および繊維プレート |
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