JP2011106062A - 多機能帽子用留め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 任意の帽子に利用可能であり、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止するだけでなく、帽子が脱げてしまうことも防止する。
【解決手段】 第1紐状部材2および第2紐状部材3と、2つ折りの状態の前記両紐状部材2、3を束ねて両紐状部材2、3の保持位置を移動可能に保持することにより、一端側に両紐状部材2、3の輪状部分7がそれぞれ配置され、他端側に両紐状部材2、3の両端部分がそれぞれ配置される中間束部材としてのコードストッパ5と、両紐部材における輪状部分7において第1紐状部材2および第2紐状部材3の保持位置を移動可能に保持する2つの輪状部束部材としての環状部材と、両紐部材における両端部分のうち少なくとも1本の紐状部材に取り付けられる保持部材としてのクリップを有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、帽子が脱げてしまったり遠くに吹き飛んでしまうことを防止する多機能帽子用留め具に関する。
従来より、頭部に装着した帽子が、運動時や風等により頭部から脱げてしまったり、遠くに吹き飛んでしまうことを防止するため、様々な帽子や器具が考えられている。
頭部から脱げてしまうことを防止する帽子としては、従来より、帽子の内部における左右の側面部に顎紐が掛け渡された帽子が多用されている。この帽子によれば、装着時にこの顎紐を下顎にかけることにより脱げてしまうことを防止することができるその他、例えば、特許文献1に示すような、顎紐の両端部がそれぞれ帽子の内部における左右側面の中心位置よりも後方に取り付けられた帽子が考えられている。この特許文献1に記載の発明に係る帽子によれば、この顎紐を後頭部に掛けることにより脱げてしまうことを防止することができる。
また、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止する帽子および器具としては、従来より、紐の両端部にそれぞれクリップが取り付けられた器具が多用されている。この器具によれば、一方のクリップにより洋服の襟等を挟持し、他方のクリップにより帽子の縁部を挟持することにより、帽子が頭部から脱げてしまった場合であっても、遠くに吹き飛んでしまうことを防止することができる。その他、例えば特許文献2に示すような、連結紐の一端が帽子のサイドクラウンに固定され、他端にクリップが取り付けられた帽子が考えられている。この帽子は、前記連結紐がサイドクラウンに形成されたベルトの内側に収納され、ブリムまたはサイドクラウンに形成された紐通し孔を介して帽子下面へ引き出し可能とされており、この帽子によれば、クリップによって襟等を挟持することにより、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止することができる。さらに、特許文献3に示すような、一端に引き輪が取り付けられ他端に丸カンが取り付けられたネックレスと、一端に丸カンが取り付けられ他端にクリップが取り付けられてネックレスの一端に接続される支持体と、一端に引き輪が取り付けられ他端にクリップが取り付けられてネックレスの他端に接続される支持体とを備えたネックレス兼用の多機能帽子用留め具が考えられている。この留め具によれば、ネックレスを首に掛け、両クリップによって帽子を挟持することにより、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止することができる。
特開2007−204898号公報 特開2002−302823号公報 実用新案登録第3098083号公報
しかし、前述の顎紐が掛け渡された帽子や、特許文献1および特許文献2に記載された両発明に係る帽子によれば、顎紐や連結紐は帽子に一体に取り付けられており、このため、前記顎紐や連結紐が取り付けられていない帽子には利用することができないという問題を有していた。
また、前述の紐の両端部にそれぞれクリップが取り付けられた器具や、特許文献3に記載された発明に係る留め具によれば、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止することはできても、帽子が脱げてしまうことを防止することができないという問題を有していた。
本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、任意の帽子に利用可能であり、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止するだけでなく、帽子が脱げてしまうことも防止することが可能な多機能帽子用留め具を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明に係る多機能帽子用留め具の特徴は、第1紐状部材および第2紐状部材と、2つ折りの状態の前記両紐状部材を束ねて前記両紐状部材の長手方向における保持位置を移動可能に保持することにより、一端側に前記両紐状部材の輪状部分がそれぞれ配置され、他端側に前記両紐状部材の両端部分がそれぞれ配置される中間束部材と、前記両紐部材における前記輪状部分において前記第1紐状部材および前記第2紐状部材の長手方向における保持位置を移動可能に保持する2つの輪状部束部材と、前記両紐部材における前記両端部分のうち少なくとも1本の紐状部材に取り付けられる保持部材とを有する点にある。
本発明によれば、両輪状部束部材を移動させて両輪状部束部材の間の輪の大きさを調整したり、中間束部材を移動させて両紐状部材の輪状部分の大きさを調整して、両輪状部束部材の間の輪や両紐状部材の輪状部分を帽子のクラウンに嵌めることにより、任意の帽子に装着することができるとともに、首に掛けたりすることができる。また、保持部材によって任意の帽子のクラウン、つば、バックベルト、さらには服の襟等や、その他任意のものを挟持することができる。
また、本発明に係る多機能帽子用留め具の他の特徴は、前記保持部材を第1保持部材とし、前記両紐部材における前記輪状部分のうちの1本の紐状部材に取り付けられる第2保持部材を有する点にある。
このような構成を採用することにより、第1保持部材および第2保持部材のいずれか一方によって、帽子のクラウン等を挟持し、他方によってネームプレート等の任意のものを挟持することができ、多機能帽子用留め具としての機能のほか、ホルダとしての機能を発揮することもできる。
また、前記第2保持部材を、前記輪状部分のうちの1本の紐状部材における中央部に固定して取り付けてもよい。これにより、例えば、第1保持部材によって任意のものを挟持し第2保持部材によって帽子を挟持する際の第2保持部材の位置決めの容易化を図ることができる。
さらに、前記第2保持部材を、取り外し可能に取り付けてもよい。これにより、第2保持部材を利用しない場合には取り外して多機能帽子用留め具を使用することができる。
以上述べたように、本発明に係る多機能帽子用留め具は、大きさや形状等が異なる種々の任意の帽子に利用することができ、帽子が遠くに吹き飛んでしまうことを防止することができるとともに、両輪状部束部材の間の輪や両紐状部材の輪状部分を帽子のクラウンに嵌めて使用することにより、帽子が脱げてしまうことも防止することができる。さらに、帽子用留め具としてのみならず、ホルダ等の他の用途に用いることも可能である。
本発明に係る多機能帽子用留め具の一実施形態を示す斜視図 図1に示す多機能帽子用留め具の使用態様の一例を示す概説図 図1に示す多機能帽子用留め具の使用態様の他の例を示す概説図 図1に示す多機能帽子用留め具の使用態様のさらに他の例を示す概説図 図1に示す多機能帽子用留め具の使用態様のさらに他の例を示す概説図 図1に示す多機能帽子用留め具の両端部分に眼鏡のつるを掛けた状態を示す概説図 本発明に係る多機能帽子用留め具の他の実施形態を示す斜視図 図7に示す多機能帽子用留め具の使用態様の一例を示す概説図 図7に示す多機能帽子用留め具の使用態様の他の例を示す概説図 図7に示す多機能帽子用留め具の使用態様のさらに他の例を示す概説図 図7に示す多機能帽子用留め具の使用態様のさらに他の例を示す概説図
以下、本発明に係る多機能帽子用留め具の一実施形態を図1乃至図8を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係る多機能帽子用留め具の一実施形態を示す斜視図であり、図1に示すように、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1は、それぞれ1本の紐からなる第1紐状部材2および第2紐状部材3を有している。なお、本実施形態においては、第1紐状部材2および第2紐状部材3がそれぞれ1本の紐により構成されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、第1紐状部材2および第2紐状部材3を、それぞれの一端部が連結された1本の紐により構成してもよい。
両紐状部材2、3は、ともに2つ折りの状態とされており、2つ折り状態の両紐状部材2、3の中間部分は、中間束部材としてのコードストッパ5の孔5aに挿通されている。これにより、コードストッパ5には、4本の紐が挿通されることとなり、コードストッパ5は、2つ折り状態の両紐状部材2、3を束ねて保持するようになっている。そして、コードストッパ5の一端側には、両紐状部材2、3の輪状部分7がそれぞれ配置され、コードストッパ5の他端側には、両紐状部材2、3の両端部分8がそれぞれ配置されることとなる。
コードストッパ5には、固定解除ボタン5bが設けられており、固定解除ボタン5bが押圧されていない状態では、コードストッパ5における両紐状部材2、3の保持位置は固定され、固定解除ボタン5bを押圧した状態では、コードストッパ5における両紐状部材2、3の保持位置が両紐状部材2、3の長手方向に移動可能とされており、これにより、コードストッパ5は、両紐状部材2、3の保持位置を移動可能に保持している。なお、本実施形態においては中間束部材としてコードストッパ5を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、両紐状部材2、3の保持位置を移動可能に保持する部材であればよい。
輪状部分7の第1紐状部材2および第2紐状部材3は、輪状部束部材としての2つの環状部材10の孔10aに挿通されている。これにより、両環状部材10には、2本の紐がそれぞれ挿通されることとなり、両環状部材10は、輪状部分7の第1紐状部材2および第2紐状部材3を束ねて両紐状部材2、3の保持位置を保持するようになっている。また、両紐状部材2、3の輪状部分7における両環状部材10の間は、第1紐状部材2および第2紐状部材3を離して配置させることにより、第1紐状部材2および第2紐状部材3によって輪が構成されるようになっている。なお、本実施形態においては、輪状部側部材として環状部材を用いているが、本発明はこれに限定されるものではなく、両紐状部材2、3の保持位置を移動可能に保持する部材であればよい。
両環状部材10の孔10aは、2本の紐状部材が少しの余裕をもって挿通される大きさとされており、これにより、両環状部材10は、輪状部分7における第1紐状部材2および第2紐状部材3の保持位置を両紐状部材2、3の長手方向に移動可能に保持するようになっている。
両紐状部材2、3の両端部分8には、保持部材として例えば帽子HのクラウンHa、つばHb、バックベルト(図示せず)、また服の襟N等を挟持可能なクリップ13が取り付けられている。クリップ13は、取付用孔13aを備えており、取付用孔13aには、両紐状部材2、3の両端部分8、すなわち4本の紐が挿通されており、これにより、クリップ13は両紐状部材2、3の両端部分8をまとめて束ねるように取り付けられている。なお、本発明に係る多機能帽子用留め具1におけるクリップ13の取り付け方は本実施形態に限定されるものではなく、クリップ13は、両紐状部材2、3のうち少なくとも1本の紐状部材2、3に取り付けられていればよい。
また、両紐状部材2、3の両端部分8には、第1紐状部材2および第2紐状部材3の一端部をまとめて保持する端部束部材12、および第1紐状部材2および第2紐状部材3の他端部をまとめて保持する端部束部材12がそれぞれ取り付けられている。これらの端部束部材12により、両紐状部材2、3の両端部分8からコードストッパ5やクリップ13が外れてしまうことを防止することができる。なお、本発明に係る多機能帽子用留め具1において端部束部材12を取り付ける際の第1紐状部材2および第2紐状部材3のまとめ方は本実施形態に限定されるものではなく、例えば、第1紐状部材2および第2紐状部材3の両端部、すなわち4本の紐をまとめて保持するように取り付けてもよく、また、4本の紐の各端部にそれぞれ取り付けてもよい。また、クリップ13を端部束部材として機能するように取り付けてもよい。
続いて、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1の使用態様について、図2乃至図5を用いて説明する。
図2は、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1の第1の使用態様を示す概説図である。図2に示すように、多機能帽子用留め具1の両紐状部材2、3における両環状部材10の間に第1紐状部材2および第2紐状部材3によって形成される輪が、帽子HのサイドクラウンHaにおいて円周方向に沿って嵌るように、両環状部材10を移動させながら両環状部材10の保持位置を決定する。続いて、帽子Hを頭部に装着した状態で、両紐状部材2、3における両環状部材10とコードストッパ5との間の部分が顔の側面に位置し、コードストッパ5が下顎に接するようにコードストッパ5を移動させながらコードストッパ5の保持位置を決定する。本実施形態に係る多機能帽子用留め具1を第1の使用態様のように用いることにより、例えば強風の時であっても、帽子Hが頭部から脱げてしまうことを防止することができる。なお、図2においては、クラウンHaの外周縁の全周につばHbが形成されたハットに用いているが、つばHbを備えた帽子Hであれば、例えば、つばHbがクラウンHaの外周縁の前面のみに形成されたキャップ等にも用いることができる。
図3は、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1の第2の使用態様を示す概説図である。図3に示すように、両紐状部材2、3の両端部分8が後方に位置するように両紐状部材2、3の輪状部分7を首に掛け、クリップ13によって帽子HのつばHbの端縁や、例えばキャップ等に用いる場合にはサイドクラウンHaの端縁等を挟持する。例えば弱風の時に、この第2の使用態様のように使用することにより、多機能帽子用留め具1は、帽子Hが遠くに吹き飛ばされることを防止することができる。また、本第2の使用態様において、両紐状部材2、3の輪状部分7における両環状部材10の間の第1紐状部材2と第2紐状部材3との間に眼鏡のつるの一方を通し、両環状部材10を移動させてこれら両環状部材10によってこの眼鏡のつるを挟持して眼鏡を保持することもできる。
図4は、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1の第3の使用態様を示す概説図である。図4に示すように、両紐状部材2、3における輪状部分7が、帽子HのサイドクラウンHaにおいて円周方向に沿って嵌るように、コードストッパ5を移動させながらコードストッパ5の保持位置を決定し、クリップ13によって帽子HのつばHbの端縁等を挟持する。この第3の使用態様のように用いることにより、無風状態の時には、多機能帽子用留め具1を帽子Hの飾りとして利用することも可能である。さらに、両紐状部材2、3の寸法が長い場合には、クリップ13によって襟N等を挟持することができる。このように使用することにより、両紐状部材2、3の輪状部分によって帽子HサイドクラウンHaが保持されているので、弱風の時に、帽子Hが遠くに吹き飛ばされることを防止することができる。
さらに、図5は、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1の第4の使用態様を示す概説図であり、図5に示すように、両紐状部材2、3の両端部分8が前方に位置するように両紐状部材2、3の輪状部分7を首に掛け、クリップ13によりネームプレート等の任意のものを挟持することができる。このクリップ13によってネームプレート等を確実挟持するため、クリップ13の挟持部には滑り止めが施されていてもよい。このようなこの第4の使用態様のように用いることにより、無風状態の時には、本多機能帽子用留め具1をホルダとして用いることも可能である。
また、図6に示すように、前述の第1および第4の使用態様において、両紐状部材2、3の両端部分8におけるコードストッパ5とクリップ13間の両紐状部材2、3の一端部と他端部との間に、例えば、眼鏡のつるの一方を通し、コードストッパ5を移動させてコードストッパ5とクリップ13とによってこの眼鏡のつるを挟持して眼鏡を保持することもできる。また、眼鏡の他、携帯電話に装着されたストラップや時計等任意のものを両紐状部材2、3の両端部分8におけるコードストッパ5とクリップ13間の両紐状部材2、3の一端部と他端部との間に通し、コードストッパ5とクリップ13によって挟持することができる。
本実施形態によれば、両環状部材10を移動させて両環状部材10の間の輪の大きさを調整することにより、任意の帽子Hに装着することができる。また、コードストッパ5を移動させて両紐状部材2、3の輪状部分7の大きさを調整することにより、コードストッパ5が下顎に接するように位置させたり、輪状部分7を首に掛けたり、任意の帽子Hに装着することができる。さらに、クリップ13によって任意の帽子HのクラウンHa等を挟持することができる。
したがって、本実施形態に係る多機能帽子用留め具1は、大きさや形状等が異なる種々の任意の帽子Hに利用可能であり、かつ、前述の第2の使用態様のように用いることにより帽子Hが遠くに吹き飛んでしまうことを防止するだけでなく、第1の使用態様のように用いることにより、強風の時であっても帽子Hが脱げてしまうことも防止することができる。さらに、前述の第4の使用態様のように、多機能帽子用留め具1としての機能のみではなく、ホルダとして用いたり、さらには、例えば、コードストッパ5を移動させて両紐状部材2、3の輪状部分7の大きさを調整することにより、止血止めとして用いたり、さらには、コードストッパ5を装飾してループタイとして用いる等、種々の用途に利用することが可能である。
続いて、本発明における第2の実施形態について図7乃至図10を用いて説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成については詳説を省略し、同一の符号を用いて説明する。
図7に示すように、第2の実施形態に係る多機能帽子用留め具1においては、第1の実施形態における保持部材としてのクリップ13を、第1保持部材としての第1クリップ13とし、両紐状部材2、3における輪状部分7のうち1本の紐状部材には、第2保持部材として服の襟N等を挟持する第2クリップ15が取り付けられている。本実施形態において、第2クリップ15は、両紐状部材2、3の輪状部分7のうち1本の紐状部材における中央部に、取り外し可能に固定して取り付けられている。なお、本発明における第2保持部材の取り付け方は、本実施形態に限定されるものではなく、例えば、第2クリップ15の孔に輪状部分7における1本の紐状部材を挿通させることにより移動可能に取り付けてもよい。
続いて、第2の実施形態に係る多機能帽子用留め具1の使用態様について、図8および図10を用いて説明する。
図8に示すように、両紐状部材2、3の両端部分8が前方に位置するように両紐部材の両端部分8を首に掛け、第2クリップ15によってサイドクラウンHa等を挟持することにより、弱風の時に、帽子Hが遠くに吹き飛ばされてしまうことを防止する留め具として用いることができる。さらに、第1クリップ13によってネームプレート等を挟持することにより、多機能帽子用留め具1を、同時にホルダとして用いることができる。
さらにまた、図8に示すような使用状態において、強風になったときには、図9に示すように、両環状部材10を第2クリップ15から離間するように移動させ、両紐状部材2、3における両環状部材10の間に第1紐状部材および第2紐状部材3によって形成される輪をサイドクラウンHaにおける円周方向に嵌めて、両環状部材10を移動させながら両環状部材の保持位置を決定する。続いて、帽子Hを頭部に装着した状態で、両紐状部材2、3における両環状部材10とコードストッパ5との間の部分が顔の側面に位置し、コードストッパ5が下顎に接するようにコードストッパ5を移動させながらコードストッパ5の保持位置を決定する。これにより、強風の時であっても帽子Hが脱げてしまうことを防止することができる。
さらに、図10に示すように、両クリップ13、15のうち任意の一方のクリップ13、15(本実施形態においては第1クリップ13)によって、サイドクラウンHa等、また、例えばハット等の場合にはつばHbの端縁を挟持し、両クリップ13、15のうち他方のクリップ13、15(本実施形態においては第2クリップ15)によって服の襟N等を挟持することにより、弱風の場合に帽子Hが遠くに吹き飛んでしまうことを防止することができる。
さらに、図11に示すように、両クリップ13、15のうち一方のクリップ13、15(本実施形態においては第2クリップ15)によって、鞄Bの開口端縁を挟持し、他方のクリップ13、15(本実施形態においては第1クリップ13)によって例えば携帯電話Pに装着されたストラップS等を挟持する。または、両紐状部材2、3の両端部分8におけるコードストッパ5とクリップ13間の両紐状部材2、3の一端部と他端部との間にストラップSを通し、コードストッパ5を移動させてコードストッパ5とクリップ13とによってストラップSを挟持する。これにより、携帯電話P等が鞄Bの奥に入り込んで見つからない場合であっても、携帯電話Pは多機能帽子用留め具1に挟持されているので、多機能帽子用留め具1を手繰ることによって容易に鞄Bの中の携帯電話Pを探し出すことができる。
第2の実施形態によっても、大きさや形状等が異なる種々の任意の帽子Hに利用可能であり、帽子Hが遠くに吹き飛んでしまうことを防止することができるとともに、強風の時であっても、帽子Hが脱げてしまうことも防止でき、かつ、ホルダとして用いることもできる。
また、第2クリップ15を輪状部分7における1本の紐状部材の中央部に固定して取り付けることにより、図8乃至図11のように使用する場合において第2クリップ15の位置決めの容易化を図ることができる。
さらに、第2クリップ15を取り外し可能に取り付けることにより、第2クリップ15を使用しないときには第2クリップ15を取り外して多機能帽子用留め具1を使用することができる。
なお、本発明は前記各実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
例えば、第1紐状部材2および第2紐状部材3の長さを、小型のアジャスターバックル等を用いて調節することができるようにしてもよい。
1 多機能帽子用留め具
2 第1紐状部材
3 第2紐状部材
5 コードストッパ
7 輪状部分
8 両端部分
10 環状部材
12 端部束部材
13 クリップ

Claims (4)

  1. 第1紐状部材および第2紐状部材と、
    2つ折りの状態の前記両紐状部材を束ねて前記両紐状部材の長手方向における保持位置を移動可能に保持することにより、一端側に前記両紐状部材の輪状部分がそれぞれ配置され、他端側に前記両紐状部材の両端部分がそれぞれ配置される中間束部材と、
    前記両紐部材における前記輪状部分において前記第1紐状部材および前記第2紐状部材の長手方向における保持位置を移動可能に保持する2つの輪状部束部材と、
    前記両紐部材における前記両端部分のうち少なくとも1本の紐状部材に取り付けられる保持部材とを有することを特徴とする多機能帽子用留め具。
  2. 前記保持部材を第1保持部材とし、
    前記両紐部材における前記輪状部分のうちの1本の紐状部材に取り付けられる第2保持部材を有することを特徴とする請求項1に記載の多機能帽子用留め具。
  3. 前記第2保持部材を、前記輪状部分のうちの1本の紐状部材における中央部に固定して取り付けることを特徴とする請求項2に記載の多機能帽子用留め具。
  4. 前記第2保持部材を、取り外し可能に取り付けることを特徴とする請求項3に記載の多機能帽子用留め具。
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