JP2013138767A - 肩傘 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の中軸を備えた傘を用いることなく、肩枠と各種骨を備えた傘を上半身に装着することにより両手を自由にできるようにした傘を提供する。
【解決手段】 肩枠上辺に左右それぞれ固定式親骨12と、複数の可動式小骨13及び可動式肩骨14とを備え、小骨13は親骨12を中心に扇状に開閉し、各骨は傘体(生地)21を直接支え、可動式肩骨14も左右肩枠の外側に開閉して傘体を支えるとともに、左右の肩枠は上部肩枠10と下部肩枠11の2つに分かれた折りたたみ可能な傘に構成される。傘を着用する際、2つに折りたたんだ肩枠の下部肩枠11を左右それぞれ外側に180°開いて左右の肩枠を肩幅まで広げる時、前後開傘ゴム紐19及び左右開傘ゴム紐20により傘が自動的に開傘し、左右の肩枠に腕を通して両肩に掛け前部装着ベルト及び後部装着ベルトで固定することにより、使用者の肩を主体とする上半身に装着して使用可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、従来の中軸を備えた傘を用いることなく、肩枠と各種骨を備えた傘を使用者の上半身に装着することにより両手を自由にできるようにした傘に関する。
傘をさしながら自転車に乗りたいときや、両手を同時に使用して作業等をする際に手が拘束される不便を解消するため、装着器具を用いて従来の傘を身体に装着するものが各種提案されている。例えば、特開2005−73980号公報には、ベルトで肩部と腹部を締め着けて着用し、傘を保持できるようにした傘支持用具が紹介されている。
また、傘自体の構造に工夫を加えて、両手を開けることができるようにした傘も提案されている。例えば、特開2007−54105号公報には、支持骨(第2の親骨)、固定帯及び連結帯を備え、使用者の両肩に装着できるようにした傘が紹介されている。また、特開2003−310320号公報には並立した2本の軸(中棒)を備え、使用者の両肩及び腰部に装着できるようにした傘が紹介されている。更に、特開2000−139533号公報には、二股状に開くことのできる中軸(中棒)を有し、身体に装着できるようにした傘が紹介されている。
特開2005−73980号公報 特開2007−54105号公報 特開2003−310320号公報 特開2000−139533号公報
しかしながら、以上の技術によれば、特許文献1の傘支持用具は一般的な傘をそのまま使用できるという利点はあるが、常に傘支持具を携行しなければならないという問題がある。また、特許文献2、特許文献3及び特許文献4に記載の傘は傘自体に支持機能を有するが、従来の傘に支持機能を備えたがために傘の構造が複雑で部品点数が多く、重量的にも重くコストも高くなる。更に、従来の中軸(シャフト)を備えた傘を用いることで装着時の安定性や快適性に欠けるとともに、傘を携行する際は小さく折りたたむ機能がなく持ち運びにも不便であるという問題がある。
以上の課題を解決するため、従来の中軸を備えた傘を用いることなく、第1発明は左右の肩枠上辺にそれぞれ固定式親骨と、骨の下部を支点とした複数の可動式小骨及び可動式肩骨とを備え、小骨は親骨を中心に扇状に開閉し、各骨は傘体(生地)を直接的に支え、可動式肩骨も左右肩枠の外側に開閉して傘体を支えるとともに、肩枠は上部と下部の2つに分かれた折りたたみ式であることを特徴とする傘が提供される。
また、第2発明は左右の肩枠に腕を通して両肩にかけ、前方装着ベルト及び後方装着ベルトにより固定し、使用者の両肩を主体とする上半身に装着することで開傘時の中軸(シャフト)機能は使用者の上半身(背骨)がその役割を果たすことを特徴とする傘が提供される。
更に、第3発明は傘を小さく折りたたんだ状態から開傘して使用する際、2つに折りたたんだ肩枠の下部肩骨を左右それぞれ外側に180°開き、また左右の肩枠を使用者の肩幅まで広げる時、前後開傘ゴム紐及び左右開傘ゴム紐により、傘が自動的に開傘して使用者の上半身へ簡単に装着を可能にすることを特徴とする傘が提供される。
本発明によれば、従来の傘では必須部品とされた中軸(シャフト)、上下ろくろ、受骨や支持骨又は支持用具等を備えることなく、肩枠と骨を基本とした単純な構造により、製作も簡単でコスト削減を図り、経済性、及び利便性に優れた手を使用することなく傘を支持できる傘が得られる。
特に、左右2つの肩枠を基盤として、親骨を中心に複数の小骨は扇状に傘体を直接支える構造で強度もあり、また中軸(シャフト)が無いことで傘自体の重心や風圧中心も低く、装着時の安定性及び安全性を高めている。更に、左右の肩枠を両肩に掛け、前方装着ベルト及び後方装着ベルトにより固定し、使用者の両肩を主体とする上半身に装着するので傘と身体との一体感を実現し、長時間の装着や連続的な動作にも身体的負担が少なく快適に使用でき、従来の傘をさす感覚ではなく傘を着る感覚で装着できる傘が得られる。
本発明の実施形態に係る傘の使用状態を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る開傘時の側面図である。 本発明の実施形態に係る開傘時の正面図である。 本発明の実施形態に係る傘の折りたたみ状態を示した斜視図である。
本発明を実施するための形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は使用状態を示した斜視図であり、図2及び図3は開傘時の状態を表した側面図及び正面図であり、図4は折りたたみ状態を示した斜視図である。図2及び図3参照すると、本発明の実施形態に係る傘は、上部肩枠10と、下部肩枠11と、親骨12と、小骨13と、肩骨14と、キャップ15と、蝶番16と、前部装着ベルト17と、後部装着ベルト18と、前後開傘ゴム紐19と、左右開傘ゴム紐20と、傘体(生地)21とから構成されている。
本発明の核心である左右の肩枠は、上部肩枠10及び下部肩枠11から成り、2枚の蝶番により連結され左右それぞれ外側に180°回転することにより折りたたみが可能となっている。また、上部肩枠10の上辺中央には固定式の親骨12が1本と、その前後に骨の下部を支点とした可動式の小骨13が複数本と取り付けてあり、下部肩枠11には腕を通して肩に掛ける空間と、前部装着ベルト17と、後部装着ベルト18と、可動式の肩骨14とから構成されている。
本実施形態では、上部肩枠10の上辺に配置された可動式小骨13は図2に表されたように6本取り付けられており、固定式親骨12を中心として扇状に前後3本ずつ等間隔に開かれる構成となっている。また、中空筒状の軽金属を用いた親骨12及び小骨13は先端にキャップを取り付けて傘体(生地)を縫着するとともに、小骨13a及び小骨13bと下部肩枠11との間を前後開閉ゴム紐19で前後それぞれ連結し自動開傘機構を備えた構成になっている。
本実施形態では、左右の下部肩枠11には図3に表されたように二股状に取り付けられたベルトに雄雌一対のバックルを有する前部装着ベルト17及び雄雌一対のバックルを有する後部装着ベルト18により肩枠を肩に掛けた状態で身体との確実な固定及び着脱を迅速簡単にする機構を有するとともにベルトの長さ調節機構を備えた構成となっている。
また同様に、下部肩枠11の上部には中空筒状の軽金属を用いた可動式肩骨14が取り付けてあり、その先端部分に傘体(生地)を巻きつけて縫着するとともに、下部肩枠11との間を左右開閉ゴム紐20で左右それぞれ連結し自動開傘機構を備えた構成になっている。
続いて、本実施形態に係る傘の動作及び装着について説明する。折りたたんだ状態では図4に表されたように肩枠は上部肩枠10と下部肩枠11の2つに折りたたまれ、上部肩枠10に取り付けられた可動式小骨13も親骨12を中心として垂直方向にたたまれるとともに、下部肩枠11の肩骨14も同様に垂直方向にたたまれ、更に左右の肩枠を相互に合わせた状態で傘の折りたたみ状態となっている。また、前部装着ベルト17及び後部装着ベルト18のバックルも雄雌が外された状態となっている。
折りたたんだ状態から装着するため、先ず肩枠の下部肩枠11を左右それぞれ180°外側に開き、上部肩枠10と下部肩枠11を1枚の肩枠にし、これにより前後及び左右の開傘ゴム紐が作動し自動的に小骨及び肩骨がそれぞれ開かれ概ね開傘状態となる。次いで後部装着ベルトの雄バックルと雌バックルを締結し、左右の腕を片方ずつ肩枠に入れて肩に掛け、前部装着ベルトの雄バックルと雌バックルを締結して上半身に固定することにより傘は完全に開き傘の装着が完成する。必要に応じ、装着ベルトの長さを調整して開傘状態又は装着状態を修正する。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明の技術的範囲は上記した実施形態に限定されるものではなく、肩枠、親骨、複数の小骨及び肩骨を備えて傘体を支え、その肩枠を両肩に掛けて前後の装着ベルトで固定し上半身に装着するという本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各種の変形や置換えをなしうることが可能であることは言うまでもない。
例えば、上記実施形態では1つの肩枠に6本の小骨及び1本の肩骨を有する傘を例示して説明したが、小骨及び肩骨の本数を増加することにより傘の強度を更に向上させ、また小骨の中間にロック機能を有するヒンジを備えることにより、更に小さく折りたたむことが可能である。
また、身体への装着を確実にして傘を完全な開傘にするめ、使用者の体形、特に肩幅に応じた各種サイズの傘を提供するとともに、自転車、運動、作業、その他の使用目的に応じて形やサイズの変更が可能である
また、傘体に使用する一般的な傘生地の他、透明なビニール生地を必要な部分に一部使用し、傘着用時の視界を向上させ更に安全性を高めることも可能となる。加えて、使用目的に応じた傘体のディザインにより、傘の活用場面を大きく広げることも可能となる。
10 上部肩枠
11 下部肩枠
12 親骨
13 小骨
13a 前方小骨
13b 後方小骨
14 肩骨
15 キャップ
16 蝶番
17 前部装着ベルト
18 後部装着ベルト
19 前後開傘ゴム紐
20 左右開傘ゴム紐
21 傘体(生地)

Claims (3)

  1. 左右の肩枠上辺にそれぞれ固定式親骨と、骨の下部を支点とした複数の可動式小骨及び可動式肩骨とを備え、小骨は親骨を中心に扇状に開閉し、各骨は傘体(生地)を直接的に支え、可動式肩骨も左右肩枠の外側に開閉して傘体を支えるとともに、肩枠は上部と下部の2つに分かれた折りたたみ式であることを特徴とする傘。
  2. 左右の肩枠に腕を通して両肩に掛け、前方装着ベルト及び後方装着ベルトにより固定し、使用者の両肩を主体とする上半身に装着することで開傘時の中軸(シャフト)機能は使用者の上半身(背骨)がその役割を果たすことを特徴とする傘。
  3. 傘を小さく折りたたんだ状態から開傘して装着する際、2つに折りたたんだ肩枠の下部肩枠を左右それぞれ外側に180°開き、また左右の肩枠を使用者の肩幅まで広げる時、前後開傘ゴム紐及び左右開傘ゴム紐により、傘が自動的に開傘して使用者の両肩を主体とする上半身へ簡単に装着を可能にすることを特徴とする傘。
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