JP3195625U - リュックサック - Google Patents
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Abstract
【課題】着用者の身体にしっかりフィットさせることが可能なリュックサックを提供する。【解決手段】リュックサック本体10と、リュックサック本体に設けられた一対の肩ベルト20とを備えてなるリュックサックにおいて、一対の肩ベルトの上端をリュックサック本体の上端に取り付け、肩ベルトの下端にアジャスターやリング部材21といった調整部材を設け、リュックサック本体の中央部両端に調整部材に挿通可能であると共に、中途にアジャスターを介在させた一対の連結紐30を取り付け、連結紐の下端をリュックサック本体の下端に着脱自在に取り付けて構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、肩ベルトが設けられたリュックサックに関するものであり、より詳しくはリュックサック本体の荷重を分散可能である共に、着用者の身体にしっかりフィットさせることが可能なリュックサックに関するものである。
従来、一般的なリュックサックとしては、例えば、図4に示すものが公知である。即ち、同図に示す如く、被収容物を収容可能なリュックサック本体1に二本の肩ベルト2が設けられてなり、前記肩ベルト2は、リュックサック本体1の上部に上端が逢着されたベルト本体3と、リュックサック本体1の下部に逢着された長さ調整可能な連結紐体4とが連結されて構成され、リュックサック本体1の上部から下部に掛け渡されてなるものである。
このようなリュックサックは、二本の肩ベルト2の内縁側から腕を通し、それぞれの左右の肩ベルト2を左右の肩に掛けることにより、リュックサック本体1に収容された被収容物の荷重を、肩全体で支持するものである。
身体にリュックサック本体をフィットさせることを目的としたリュックサックとして、特許文献1にはリュックサック本体の背当て部に縦ステーと、横ステーからなる背当てフレームを設け、縦ステーは緩やかなS字形状に形成し、横ステーは凹面形状に形成したリュックサックが開示されている。
特許文献2には肩ベルトとリュック本体の間に連結部材を介在させることで、背負う人の肩幅の広さ、首回りなどの体型にかかわらず、一定位置に荷重がかかるようにして、誰にもフィットしやすいリュックサックが開示されている。
特許文献3には肩ベルトのリュック本体への取り付け位置を可変とすることで、着用者へのフィット感を高めたリュックサックが開示されている。
本考案もまた、上記先行特許文献と同様に、着用者の身体にしっかりフィットさせることが可能なリュックサックを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成する本考案の構成は次の通りである。
(1) 請求項1に記載の考案は、リュックサック本体と、該リュックサック本体に設けられた一対の肩ベルトとを備えてなるリュックサックにおいて、一対の肩ベルトの上端をリュックサック本体の上端に取り付け、肩ベルトの下端にリング部材を設け、リュックサック本体の中央部両端にリング部材に挿通可能な一対の連結紐を取り付け、連結紐の下端をリュックサック本体の下端に取り付けて構成した。
(2) 請求項2に記載の考案は、請求項1に記載のリュックサックにおいて、リング部材に代えアジャスターを用いて構成した。
(3) 請求項3に記載の考案は、請求項1又は請求項2に記載のリュックサックにおいて、連結紐自体にアジャスターを介在させ連結紐を伸縮自在に構成した。
(4) 請求項4に記載の考案は、請求項1乃至請求項3いずれかに記載のリュックサックにおいて、連結紐の下端をリュックサック本体に対して着脱自在に設けて構成した。
上記のように構成される本考案が、如何に作用して課題を解決するかを図面を参照しながら概説する。
図1や図3に示されるように、本考案にかかるリュックサックは荷重を支持する肩ベルト20がリュックサック本体10に対して三箇所で支持されることになる。すなわち肩ベルト20の上端、連結紐30の基端部31及び連結紐30の下端32という三箇所で重量を分散して支持することから、リュックサックの身体へのフィット感が高まるものである。
また、請求項2に記載の考案においては、図3に示されるように肩ベルト20の下端にアジャスター22を取り付け、このアジャスター22に連結紐30を挿通してある。これにより連結紐30の長さを調整することで、肩ベルト20と連結紐30によって囲まれる空間Aの大きさを調整することが可能となる。空間Aの大きさを適宜に調整することで、肩ベルト20を脇下方向へ引っ張り、もってリュックを背負う者の肩幅が狭いような場合でも、リュック本体10がずれにくい安定感・フィット感のあるリュックサックの提供が可能となるのである。更には空間Aを小さくすれば肩が後方に引っ張られると共に背筋が伸び姿勢の矯正や、肩甲骨の矯正といった効果も期待できるものである。
請求項3に記載の考案においては、図3に示すように連結紐30自体にアジャスター33を介在させ連結紐30を伸縮自在に設けてある。これにより肩ベルト20を下方に引っ張ることが可能となり、リュック本体10がずれにくい安定感・フィット感のあるリュックサックの提供が可能となるのである。
請求項4に記載の考案では、連結紐30の下端をリュックサック本体10に対して着脱自在に設けてある。連結紐30の下端をリュックサック本体10から解放すれば、肩ベルト20の可動域が広がり、肩ベルト20に腕を通す動作の容易性が高まり、リュックサックを簡単に背負うことが可能となるものである。
以下、好ましい考案の一実施形態につき、図面を参照しながら概説する。なお、本考案の実施の形態は、下記の実施形態に何ら限定されることはなく、本考案の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。
図1、図3において、10は、リュックサック本体で、該リュックサック本体10は、図示されないスライドファスナーによって開閉自在に構成され、内部に荷物を収容可能なものである。
リュックサック本体10には肩ベルト20が一対取り付けられている。肩ベルト20の上端はリュックサック本体10に縫着されているが、下端はリュックサック本体10に取り付けられていない。
肩ベルト20は布体のみで構成してもよいし、あるいは緩衝材としての長尺状のスポンジをナイロン生地で覆うことによって構成してもよい。
請求項1に記載の考案においては、図2に示すように肩ベルト20の下端にリング部材21が取り付けられている。このリング部材21に連結紐30を挿通するものである。
請求項2に記載の考案においては、図3に示すようにリング部材21に代えアジャスター22を肩ベルト20の下端に取り付けてある。このアジャスター22には、連結紐30が挿通されており、アジャスター22と連結紐30の基端部31との距離を調整可能なものである。
リュックサック本体10に一対取り付けられる連結紐30は、基端部31がリュックサック本体10の中央部両端に縫着されている。下端部32はリュックサック本体10に縫着してもよいが、請求項4に記載の考案においては、着脱自在に取り付けられている。
着脱自在にする方法はバックル34による。図2に示すようにバックル34の凸部材34aを凹部材34bに挿脱することで着脱自在なものと構成される。
請求項3に記載の考案においては、図2や図3に示すように、連結紐30にアジャスター33を介在させることで連結紐30を伸縮自在に構成してある。
このアジャスター33には、連結紐30の一端部が挿通され、折り返して再び挿通されることにより、連結紐30の長さが調整可能になるものである。
10・・リュックサック本体
20・・肩ベルト
21・・リング部材
22・・アジャスター
30・・連結紐
33・・アジャスター
20・・肩ベルト
21・・リング部材
22・・アジャスター
30・・連結紐
33・・アジャスター
Claims (4)
- リュックサック本体(10)と、該リュックサック本体(10)に設けられた一対の肩ベルト(20)とを備えてなるリュックサックにおいて、
一対の肩ベルト(20)の上端をリュックサック本体(10)の上端に取り付けたこと、
肩ベルト(20)の下端にリング部材(21)を設けたこと、
リュックサック本体(10)の中央部両端にリング部材(21)に挿通可能な一対の連結紐(30)を取り付けたこと、
連結紐(30)の下端をリュックサック本体(10)の下端に取り付けたこと、
を特徴とするリュックサック。 - リング部材(21)に代えアジャスター(22)を備えた請求項1に記載のリュックサック。
- 連結紐(30)自体にアジャスター(33)を介在させ連結紐を伸縮自在にした請求項1又は請求項2に記載のリュックサック。
- 連結紐(30)の下端をリュックサック本体(10)に対して着脱自在に設けた請求項1乃至請求項3いずれかに記載のリュックサック。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2014005984U JP3195625U (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | リュックサック |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014005984U JP3195625U (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | リュックサック |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3195625U true JP3195625U (ja) | 2015-01-29 |
Family
ID=52685308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2014005984U Active JP3195625U (ja) | 2014-11-11 | 2014-11-11 | リュックサック |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195625U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018134390A (ja) * | 2016-12-21 | 2018-08-30 | アディダス アーゲー | バックパック |
CN109602146A (zh) * | 2019-01-23 | 2019-04-12 | 陈亦泰 | 一种背包 |
CN109602146B (zh) * | 2019-01-23 | 2024-06-04 | 陈亦泰 | 一种背包 |
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2014
- 2014-11-11 JP JP2014005984U patent/JP3195625U/ja active Active
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