JP2011104500A - 料金式自動精米設備 - Google Patents

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Tsutomu Takahashi
努 高橋
Yoshihiro Kamo
吉博 加茂
Taiichi Mori
泰一 森
Hideomi Kawabata
英臣 川端
Teruhisa Ochi
輝久 越智
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Abstract

【課題】
料金式自動精米設備において、精米機の玄米タンクの照明を合理化し、残留玄米の確認を容易にする。
【解決手段】
料金式自動精米設備において、操作室(2)と機械室(3)とを仕切る仕切り壁(4)に確認窓(37)を設け、確認窓(37)と玄米タンク(14)に形成したタンク側窓部(14b)との間に確認用通路(38)を設け、タンク側窓部(14b)に明かりを照射する照明装置(36)を設け、利用料金投入部(16)への利用料金投入に関連して照明装置(36)を点灯するコントローラを設ける。
【選択図】図14

Description

本発明は、料金式自動精米設備の玄米タンク照明装置に関する。
自動精米設備において、玄米タンクの客室寄りの面に設けられている透明板が取り付けられたタンク側窓部と、客室と機械室とを仕切る箇所に穿設された残量確認窓と、機械室において残量確認窓からタンク側窓部に向けて延設された確認用通路とを備え、確認用通路を玄米タンクの中心線よりも左右いずれかに偏った位置に配置したものは、公知である(特許文献1)。
特開2001−198477号公報
本発明は、料金式自動精米設備において、玄米タンクの照明を合理化し、タンク内の玄米を容易に確認できるようにしようとするものである。
請求項1の発明は、建屋(1)に操作室(2)と機械室(3)とを備え、操作室(2)には原料投入ホッパ(5)、操作盤(8)及び白米取出タンク(7)を設け、機械室(3)には玄米タンク(14)、精米機(15)等の作業部を備えている料金式自動精米設備において、前記操作室(2)と前記機械室(3)とを仕切る仕切り壁(4)に確認窓(37)を設け、該確認窓(37)と玄米タンク(14)に形成したタンク側窓部(14b)との間に確認用通路(38)を設け、タンク側窓部(14b)に明かりを照射する照明装置(36)を設け、利用料金投入部(16)への利用料金投入後に前記照明装置(36)を点灯するコントローラを設けたことを特徴とする料金式精米設備とする。
請求項2の発明は、建屋(1)に操作室(2)と機械室(3)とを備え、操作室(2)には原料投入ホッパ(5)、操作盤(8)及び白米取出タンク(7)を設け、機械室(3)には玄米タンク(14)、精米機(15)等の作業部を備えている料金式自動精米設備において、前記操作室(2)と前記機械室(3)とを仕切る仕切り壁(4)に確認窓(37)を設け、該確認窓(37)と玄米タンク(14)に形成したタンク側窓部(14b)との間に確認用通路(38)を設け、タンク側窓部(14b)に明かりを照射する照明装置(36)を設け、前記精米機(15)の精米白度選択手段(8c,8d,8e,8f)の白度選択後に前記照明装置(36)を点灯するコントローラを設けたことを特徴とする料金式精米設備とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明又は請求項2の発明において、精米作業終了後において利用者検出センサの利用者不在検出に関連して前記照明装置(36)の消灯をするコントローラを設けたことを特徴とする料金式精米設備とする。
請求項1の発明は、利用料金投入部(16)へ利用料金を投入すると照明装置(36)を点灯し、タンク側窓部(14b)を照明するので、仕切り壁(4)の確認窓(37)の存在を利用者に気付かせながら、精米作業の開始前に玄米タンク(14)の玄米残量を確認することができる。
請求項2の発明は、精米白度選択手段(8c,8d,8e,8f)の白度選択をして精米作業を開始すると照明装置(36)を点灯し、タンク側窓部(14b)を照明するので、仕切り壁(4)の確認窓(37)の存在を利用者に気付かせながら、精米作業中に玄米タンク(14)の玄米を確認することができる。
請求項3の発明は、請求項1の発明又は請求項2の発明の前記効果に加えて、精米作業を終了すると照明装置(36)を消灯することができ、省エネ運営を図ることができる。
料金式精米設備の工程図。 料金式精米設備の平面図。 料金式精米設備の側面図。 料金式精米設備の操作室側から見た正面図。 フローチャート。 原料投入ホッパの斜視図 操作盤の操作部分の正面図。 表示画面の正面図。 表示画面の正面図。 精米機及び白米取出タンクの側面図。 原料投入ホッパの側面図。 原料投入ホッパの側面図。 フローチャート。 玄米タンクの側面図。 玄米タンクの側面図。 玄米タンクの側面図。 白米取出タンクのシャッタ弁の側面図、正面図。 操作盤のコインメック部の正面図。
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず、図1〜図4に基づき本発明を備えた料金式自動精米設備の全体構成について説明する。
料金式自動精米設備は、図2に示すように、建屋1内を操作室2と機械室3とに仕切り壁4により仕切り、操作室2側に面して原料投入ホッパ5、操作盤8及び白米取出タンク7を設けている。また、機械室3側には、第1昇降機11、石抜き機12、第2昇降機13、玄米タンク14及び精米機15等を設けている。そして、操作盤8に内蔵しているコントローラ(図示省略)の指令により、原料投入ホッパ5に投入された玄米を順次繰り出し移送しながら石抜き機12でら石抜きし、精米機15で精米処理し、白米取出タンク7に白米を取り出す自動精米をするように構成している。
なお、図6に示すように、原料投入ホッパ5の上方には、自動精米設備が正常な運転可能状態のときには、「営業中」と点灯表示し、故障のときには、「故障中」と表示するようにしている。また、図7(A)に示すように、操作盤8の料金投入部8aに「料金投入」と表示し、コインメック16を設け、紙幣投入口16a、返却レバー16b、コイン投入口16c、料金表示部16d、釣銭切れランプ16eを設けている。また、図7(B)に示すように、操作盤8の白度選択部8bには、精米コース選択設定用の上白ボタン8c、標準ボタン8d、8分ボタン8e、無洗米コースの無洗米ボタン8f、白度取消ボタン8gを設けている。
精米機15の上部には玄米検出センサ14a付きの玄米タンク14を設ける。
精米機15の内部には図示は省略するが、搗精室内に搗精ロールを配設し、搗精室の排出口には精白度調節用の圧迫板を設け、搗精室の搗精網から漏過した糠を糠排出ファンにより糠処理部に送るように構成している。また、搗精ロールを精米モータで駆動し、圧迫板を圧迫板調節モータで調節するように構成している。
次に、図5に基づき料金式自動精米設備の精米制御内容について説明する。
利用者がコインメック16に利用料金を投入すると(ステップS1)、原料投入ホッパ5の照明が点灯し(ステップS2)、利用者は原料投入ホッパ5に玄米を投入し(ステップS3)、白度ボタンを押し白度を選択する(ステップS4)。すると、繰出バルブ9が駆動を開始し原料投入ホッパ5の玄米が取り込まれ(ステップS5)、自動精米設備の駆動各部が起動され、精米作業を開始する(ステップS6)。次いで、精米作業の進行に従って操作盤8の液晶表示画面21に精米残時間が減算しながら順次表示される(ステップS7)。
次いで、利用料金に対応した全精米時間が経過したか否かを判定し(ステップS8)、全精米時間が終了すると、前記利用時間の減算表示を終了し(ステップS9)、繰出バルブ9の駆動を停止し(ステップS10)、自動精米設備の駆動各部を停止し精米作業を終了する(ステップS11)。そして、操作室2に利用者のいないことを検出すると(ステップS12)、原料投入ホッパ5の照明を消灯し(ステップS13)、自動精米作業を終了する。
次に、図8及び図9に基づき精米残時間の減算表示について説明する。
操作盤8には液晶表示画面21を設け、利用者が白度選択を行い自動精米システムを起動すると、液晶表示画面21には投入料金に応じてコントローラの指令により、図8に示すように、例えば、次のような表示がなされる。すなわち、「白から黒に順次変色している横線21a上をマークが往復移動しながら利用者の注意を喚起し、例えば、「上白で精米中です」と表示し、時間表示線21bを順次短縮表示しながら利用可能時間は☆秒」と表示する。
そして、コインメック16の課金制御部のセンサがOFFすると、精米終了作動に移行する。すると、液晶表示画面21の表示が例えば図9に示すようになされる。すなわち、「白から黒に順次変色している横線21a上をマークが往復移動しながら利用者の注意を喚起し、上白で精米中です。終了作動に移行しなした。お米の追加投入はできません。」と表示し、運転残時間表示をしないようにする。
また、無洗米精米の残時間表示は次のとおりである。無洗米精米の利用料金は、玄米重量に対する利用料金と、無洗米の特別料金を加算した料金体系としている。そして、無洗米精米の精米残時間を表示画面21に表示するにあたり、玄米重量に対する全利用料金に対応した精米残時間を減算しながら順次表示し、無洗米の特別料金を除外している。しかして、無洗米精米の場合にも実際の精米残時間を表示することができる。
操作盤8の液晶表示画面21に、運転時間表示が残ったままの状態であると、利用者はまだ玄米の投入が可能と思いやすく、少しずつ玄米を投入することがあり、終了動作への移行の判定が困難となったり、終了動作への移行後に玄米が投入されると、投入玄米が精米できないというトラブルが発生する。
しかし、前記構成によると、利用者に対し投入料金に応じた運転残時間を表示するので、利用者は精米運転状態を把握しながら安心した利用が可能となる。また、終了動作への移行後は残時間表示の表示を停止し、玄米投入のできないことを表示するので、利用者の誤った玄米投入を未然に防止することができる。
次に、図10に基づき精米機15の白米排出口部の構成について説明する。
精米機15を白米取出側を下り傾斜状に配置し、精米機15の排出口15aには精白度調節用の圧迫板23を設け、圧迫板23を圧迫板調節モータ(図示省略)により移動調節可能に構成し、排出口15aの下方には白米取出タンク7を設けている。また、精米機15の排出口15aの下方には、排出口15aの大小に調節する圧迫板23を設け、圧迫板23を開閉調節モータ25により開閉調節可能に構成している。この圧迫板23をコントローラの指令により、精米機15の排出口15aに圧迫板23が密着している精米作業中には、排出口15aを大きく開口するように調節し、また、精米開始から初期精米までの間、精米作業終了時の白米排出時には、排出口15aを小さく開口するようにしている。
操作室2側より利用者が精米機15の排出口15aに手を入れ、精米機15の回転部に接触し、怪我をする怖れがある。怪我を防止するために精米機15の排出口15aを小さくすると、糠の付着が多くなり、メンテナンスが必要となる。しかし、前記構成によると、このような不具合を解決し、利用者の安全を図ることができる。
次に、図11について説明する。
自動精米施設の原料投入ホッパ5の米投入開口部5aを上下方向移動しながら開閉する開閉扉21を設け、開閉モータ(図示省略)により開閉扉26を開閉するようにしている。原料投入ホッパ5の中間部には袋載置網28を設け、原料投入ホッパ5の内部には持ち帰りボタン27を設け、持ち帰りボタン27をONすると、コントローラの指令により、精米機15から排出された米が第2昇降機13を経て還元流路29を経て原料投入ホッパ5に還元されると共に、開閉扉26が開調節される構成である。
原料投入ホッパ5内に子供がいると、精米作業が終了し開閉扉26が閉鎖されると、子供が中に閉じ込められてしまう不具合が発生する。前記構成によると、原料投入ホッパ5内に子供が閉じ込められても、持ち帰りボタン27を押すことにより、開閉扉26を開放し、子供を外へ出すことができて安全である。
次に、図12について説明する。
自動精米施設の原料投入ホッパ5の米投入開口部5aを上下方向移動しながら開閉する開閉扉21を設け、開閉モータ(図示省略)により開閉扉26を開閉するようにしている。原料投入ホッパ5の中間部に設けている袋載置網28の例えば前側部を軸28aで軸支し、袋載置網28上に穀粒袋などを置くと、バネ28bに抗して袋載置網28の後側部が重さにより下方に回動し、検出スイッチ31をONするように構成している。検出スイッチ31のON情報がコントローラに入力されると、開閉扉26の閉鎖出力が停止し、開調節するように構成している。
前記構成によると、原料投入ホッパ5に米以外のものが置かれていると、開閉扉26を開放状態が維持されるので、利用者の忘れ物を防止することができる。
次に、図13について説明する。
自動精米施設の操作盤8にはコントローラを内蔵し、投入料金を返金可能なコインメック16を搭載している。利用者がコインメック16に利用料金を投入すると、開閉扉26を開放し、白度ボタンにより白度を設定し、精米利用を開始すると、初めて投入利用料金の返金が可能となり、利用者が返却レバー16bを操作すると、釣銭が返却できるようにしている。また、精米開始後に利用者が所定時間以上にわたり持ち帰りボタン27を操作した場合には、コントローラの指令によりコインメック16から返金できるようにしている。
図13に示すように、料金投入すると(ステップS21)、開閉扉26が開放され(ステップS22)、次いで、利用者が精米利用を開始したか否かを判定する(ステップS23)。精米利用を開始すると、返金可能状態となる(ステップS24)。また、利用開始するまでは返金が禁止される(ステップS25)。また、利用料金の返金禁止状態では、持ち帰りボタン27が所定時間ONされたか否かを判定し(ステップS26)、Yesであると、返金可能状態になり(ステップS24)、Noであると、前記ステップS23に戻る。
前記構成によると、原料投入ホッパ5への異物混入や、いたずらの抑制をすることができる。また、白米や籾の誤って投入した場合には、利用料金の返金が可能となり、利用者に損をさせないシステムを構築できる。
次に、自動精米施設におけ原料投入ホッパ5の玄米繰出制御について説明する。
原料投入ホッパ5の底部には定量排出用の繰出バルブ9を設けると共に、玄米の有無を出用の玄米有無検出センサを設け、コントローラの指令により、繰出バルブ9を単位利用料金毎に対応した単位繰出時間毎に駆動し、その後に玄米有無検出センサのON、OFFに関係なく、終了動作に移行しない繰出停止時間を設けている。
例えば、玄米の最初の精米利用単位例えば10kgを所定繰出時間で繰り出し、次いで、90秒の停止時間を設け、その後に精米終了動作に移行する。終了動作に移行しない場合には、次の精米利用単位10kgを所定繰出時間にわたり繰り出し、次いで、60秒の停止時間を設ける。次いで、次の精米利用単位10kgを所定繰出時間にわたり繰り出し、次いで、40秒の停止時間を設け、停止時間を経過した後に玄米なしの場合に初めて精米作業の終了工程に移行する。
利用者の玄米投入の遅れや、玄米を途切れ途切れに投入した場合には、玄米の繰出時間終了後にすぐ精米終了動作に移行すると、全投入利用料金に対応する利用時間が終了していなし場合にも、精米作業を終了し、原料投入ホッパ5に投入玄米が残るという不具合があった。しかし、前記構成によると、利用者の待ち時間を少なくしながらこのような不具合を解消することができる。
次に、図14に基づき精米機15の玄米タンク14の照明構成について説明する。
精米機15の上部に設けた玄米タンク14の内部に照明装置36を設け、タンク内の玄米を照らすようにしている。玄米タンク14内上部の操作室2側に偏位した部位に照明装置36を配設し、玄米流下通路14aから流下した玄米がタンク内に溜る際に、安息角の傾斜上面の上方に位置させ、滞積玄米により照明装置36が埋まらないようにしている。
そして、操作室2と機械室3とを仕切る仕切り壁4に確認窓37を設け、玄米タンク14下部の操作室2に近い側にタンク側窓部14bを形成している。この確認窓37と玄米タンク14のタンク側窓部14bとの間に確認用通路38を設け、操作室2から確認窓37、確認用通路38、タンク側窓部14bを通して玄米タンク14内の玄米を見えるようにしている。
従来構成は、機械室3に蛍光灯を設け、その光を玄米タンク14の上面の透過可能なアクリル板を通してタンク内に取込み、玄米の有無を確認していた。精米設備の使用を継続すると、アクリル板の上面に埃や糠が付着し、蛍光灯の光がタンク内に透過せず、タンク内の残留米が操作室2から見えなくなり、その都度メンテナンスをする必要であった。しかし、前記構成によると、玄米タンク14のメンテナンスを必要とせず、玄米タンク14内に溜った玄米を操作室2から容易に確認することができ、利用者は安心して精米終了の確認をすることができる。
また、照明装置36の点灯するタイミングはいくつかの方法がある。すなわち、コントローラの指令により、操作室2内への利用者の入室を利用者検出センサ(図示省略)により検出すると、照明装置36を点灯させたり、あるいは、利用者がコインメック16に利用料金を投入したときに、点灯させたり、あるいは、利用者が利用料金を投入し、白度ボタン8c,8d,8e,8fを選択し、機械室3の各装置を起動したときに点灯させたりするよう構成することができる。また、照明装置36を消灯するタイミングもいくつかの方法がある。すなわち、精米作業が終了して機械室3の各装置を停止したとき、又は機械室3の各装置を停止した後に利用者が操作室2から出たことを利用者検出センサが検出すると消灯するよう構成することができる。
このように構成すると、玄米タンク14内の照明装置36を必要な時に適時に点灯させることができ、自動精米設備の省エネ運転及びメンテナンス工数の削減を図ることができる。
また、玄米タンク14の内部に照明装置36を設けるにあたり、図15に示すように構成してもよい。玄米タンク14の上部の操作室2から遠い側に、玄米流下通路14aの下端部を臨ませ、玄米タンク14内の操作室2から近い側の上部に照明装置36を配置する。
しかして、玄米タンク14の玄米流下位置から離れた位置に照明装置36を配置することができ、玄米が多量に溜っても照明装置36の埋没を防止し、利用者は玄米タンク14内の玄米の確認を確実に行なうことができる。
また、玄米タンク14の内部を照明するにあたり、図16のように構成してもよい。仕切り壁4に確認窓37を設け、玄米タンク14下部の操作室2に近い側にタンク側窓部14bを設ける。この確認窓37とタンク側窓部14bとの間を確認用通路38で連通する。玄米タンク14の下部外側における操作室2から近い位置に照明装置36を配置し、ブラケット38を介して照明装置36を玄米タンク14に取り付けている。
前記構成によると、玄米タンク14のタンク透明窓部14bの近くに照明装置36を設けたので、安価な照度の低い照明装置36でも、玄米タンク14内の玄米残留状態を正確に確認することができる。また、玄米タンク14内の穀物の糠や塵埃の影響を受けないので、安定した照明を行なうことができる。
次に、図17に基づき白米取出タンク7の白米シャッタ弁41について説明する。
白米取出タンク5の下部取出口には、白米シャッタ弁41を左右方向の軸回りに回動自在に軸支し、白米シャッタ弁41の左右両側を左右囲い板42,42で覆っている。白米シャッタ弁41を、上部にシャッタ軸が通る左右板体41a,41aと、左右板体41a,41aの下端部に取り付けている円弧状閉鎖板体41bとで構成し、円弧状閉鎖板体41bが白米取出タンク7の左右開口幅よりも広くしている。また、円弧状閉鎖板体41bの左右両側に左右囲い板42,42を設け、左右囲い板42,42の上下両端部を内側に屈折する上下屈折部42a,…で囲い込んでいる。
前記構成によると、左右板体41a,41aよりも円弧状閉鎖板体41bを幅広に構成したので、左右板体41a,41aの左右外側から円弧状閉鎖板体41bを溶接して固着することができ、開閉時に溶接の肉盛り部分が白米取出タンク7に干渉せず安定して開閉できる。また、白米シャッタ弁41と左右囲い板42,42の間隙が小さくなり、手の入る怖れもなく安全である。
次に、精米機15の白度調整構成について説明する。
起動から初期精米開始までの間に白度設定の可能な精米機15を備えた自動精米設備において、どの精米白度を選択しても、精米作業の終了後に所定の白度位置[例えば、白度の弱側から強側に所定時間(例えば8.7秒)移動させた中間白度位置]で圧迫板23を待機させるようにする。そして、精米機15が起動されると、前記待機位置から指定白度位置へ圧迫板23を移動させるように構成している。
白度調節モータで圧迫板23を強調節側と弱調節側に調節した状態では、圧迫板23のスプリングが伸縮する。そして、所定時間運転すると、圧迫板23の移動調節距離が少し変化する。白度ボタンの押し換えを何度も実施すると、初期精米の白度位置がずれてしまう不具合が発生する。
しかし、前記構成によると、精米機15の精米作業が終了後は圧迫板23を白度中間位置に戻し、次回精米の初期精米段階まで圧迫板23が中間白度位置で待機しているので、圧迫板23のスプリングを所定の伸縮状態に保持し、圧迫板23の白度ずれを少なくすることができる。
次に、精米機15の白度調整構成について具体的に説明する。
指定白度の上げ下げ調節を白度ボタンと白度強弱調節スナップスイッチの操作で行なうようにしている。無洗米ボタン8f、標準ボタン8d、8分ボタン8e、上白ボタン8cを押して白度調節範囲を設定し、圧迫板23が指定白度の上限調節状態あるいは下限調節状態にある場合には、前記白度強弱調節スナップスイッチを強側あるいは弱側に操作しても、コントローラの指令により、当該選択白度外への白度調節を停止するようにしている。
また、例えば、上白ボタン8cの白度を上げ調節する場合には、上白ボタン8cをONして白度調整範囲を上白範囲に設定し、次いで、白度強弱スナップスイッチを強側に操作すると、操作回数に応じて強側に1段階ずつ調整される。また、白度強弱スナップスイッチを弱側に操作すると、同様に弱側に段階的に調整される。また、白度ボタンを押して白度調整範囲を指定すると、操作板6の表示画面に現在の白度の強弱調節段階が表示され、白度強弱スナップスイッチで強弱の調整をすると、変更調整状態が順次表示される構成である。
白度調節モータは回転数が非常に速いため調整作業が難しいが、前記構成によると、白度調整を段階的に容易正確に行なうことができる。
次に、図18について説明する。操作盤8のコインメック16の側方にはパイロットランプ44を設け、操作室2への利用者の入室を検出すると、パイロットランプ44を所定時間点滅させ、自動精米設備が玄米を受入れ可能な場合には、パイロットランプ44を点灯させ、受入れ禁止状態の場合には、消灯させる構成である。前記構成によると、利用者はパイロットランプ44の点滅により、最初の操作部位を知ることができ、利用操作を円滑にすることができる。
1 建屋
2 操作室
3 機械室
4 仕切り壁
5 原料投入ホッパ
8 操作盤
7 白米取出タンク
14 玄米タンク
14b タンク側窓部
15 精米機
21 表示画面
36 照明装置
37 確認窓
38 確認用通路

Claims (3)

  1. 建屋(1)に操作室(2)と機械室(3)とを備え、操作室(2)には原料投入ホッパ(5)、操作盤(8)及び白米取出タンク(7)を設け、機械室(3)には玄米タンク(14)、精米機(15)等の作業部を備えている料金式自動精米設備において、前記操作室(2)と前記機械室(3)とを仕切る仕切り壁(4)に確認窓(37)を設け、該確認窓(37)と玄米タンク(14)に形成したタンク側窓部(14b)との間に確認用通路(38)を設け、タンク側窓部(14b)に明かりを照射する照明装置(36)を設け、利用料金投入部(16)への利用料金投入後に前記照明装置(36)を点灯するコントローラを設けたことを特徴とする料金式精米設備。
  2. 建屋(1)に操作室(2)と機械室(3)とを備え、操作室(2)には原料投入ホッパ(5)、操作盤(8)及び白米取出タンク(7)を設け、機械室(3)には玄米タンク(14)、精米機(15)等の作業部を備えている料金式自動精米設備において、前記操作室(2)と前記機械室(3)とを仕切る仕切り壁(4)に確認窓(37)を設け、該確認窓(37)と玄米タンク(14)に形成したタンク側窓部(14b)との間に確認用通路(38)を設け、タンク側窓部(14b)に明かりを照射する照明装置(36)を設け、前記精米機(15)の精米白度選択手段(8c,8d,8e,8f)の白度選択後に前記照明装置(36)を点灯するコントローラを設けたことを特徴とする料金式精米設備。
  3. 請求項1の発明又は請求項2の発明において、精米作業終了後に前記照明装置(36)の消灯をするコントローラを設けたことを特徴とする料金式精米設備。
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