JP5982998B2 - 料金式の穀粒調製設備 - Google Patents

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Description

本発明は、色彩選別機を備えた料金式の穀粒調製設備に関する。
料金式の籾摺精米設備において、籾摺機、石抜き機、精米機及び色彩選別機を備え、精米機で精白された白米が不良品であるか否かの色彩選別をし不良品を良品白米から分離し、良品白米だけを集積タンクに取り出すようにしたものは、公知である(特許文献1)。
また、色彩選別機において、穀粒流下樋の下方にヒータを設け、穀粒流下樋に塵埃や糠の付着を防止し、穀粒を正常に流下するようにし選別精度を高めるものは、公知である(特許文献2)。
特開2004−130183号公報 特開昭62−31605号公報
特許文献2の色彩選別機は、穀粒流下樋の下方にヒータを設け、このヒータを常時加温し所定温度を保持するようにしたものであり、料金式の穀粒調製設備に実施すると、ヒータを加温する電気代が高くなり、また、料金式の穀粒調製設備は無人のためヒータを常時高温に保持するのは安全上も望ましくないという問題点がある。
本発明は、料金式の穀粒調製設備において色彩選別機のヒータを色彩選別作業をするときに必要な温度に保温することにより、前記問題点を解決しようとするものである。
本発明は前記課題を解決するために次のような技術的手段を講じた。
請求項1の発明は、
玄米を精米処理する精米機(14)と、穀粒を流下させながら不良穀粒を除去する色彩選別機(5)を設け、
色彩選別機(5)の穀粒流下樋(5c)を加温する加温手段(18)と、該色彩選別機(5)で選別した良品穀粒を取り出す仕上げ穀粒取出ホッパ(7)と、料金投入口(34)を備えたコインメック(27)と、精米機(14)を運転する精米スイッチ(SW1)と、前記色彩選別機機(5)を作動する色彩選別作動スイッチ(SW1)とを備え、前記コインメック(27)には投入利用料金を検出するコインセンサ(SE1)を設け、
精米機(14)を収納する精米設備収納庫(21b)と、色彩選別機(5)を収納する色彩選別収納庫(21c)を設け、
色彩選別収納庫(21c)には、玄米投入ホッパ(1)と、玄米投入ホッパ(1)に投入した玄米を色彩選別機(5)に供給する玄米昇降機(3)と、白米投入ホッパ(2)と、白米投入ホッパ(2)に投入した白米を色彩選別機(5)に供給する白米昇降機(4)を設け、
玄米投入ホッパ(1)には玄米投入有無センサ(SE2)を設け、白米投入ホッパ(2)には白米投入有無センサ(SE3)を設け、
前記コインセンサ(SE1)による利用料金の投入検出又は前記色彩選別作動スイッチ(SW1)のONの検出、又は投入ホッパに穀粒が投入されたことの検出により、加温手段(18)を加温作動する構成とし、
精米機(14)で精米処理した精白米を白米昇降機(4)に供給する白米転送流路(30)を設け、
色彩選別機(5)は白米と不良穀粒を判別するモードと、玄米と不良穀粒を判別するモードを設け、
白米投入ホッパ(2)に白米を投入したことを白米投入有無センサ(SE3)が検出すると、色彩選別機(5)は、白米と不良穀粒を判別するモードで運転し、
玄米投入ホッパ(1)に玄米を投入したことを玄米投入有無センサ(SE2)が検出すると、色彩選別機(5)は、玄米と不良穀粒を判別するモードで運転することを特徴とする料金式の穀粒調製設備とする。
請求項1の発明によると、前記コインセンサ(SE1)による利用料金の投入検出又は前記色彩選別作動スイッチ(SW1)のONの検出、又は投入ホッパに穀粒が投入されたことの検出により、加温手段(18)を加温作動することで、色彩選別機(5)の選別作業時に穀粒流下樋(5c)を必要な温度に加温し上昇させることができ、穀粒流下樋(5c)への塵埃や糠などの付着を抑制することができる。また、稼働コストを低減しながら色彩選別機(5)の性能低下を防止することができる。
また、玄米を精米処理した白米を色彩選別機(5)で選別処理できる。
また、玄米又は白米を色彩選別機(5)で選別処理できる。
また、利用者は白米と不良穀粒を判別するモードと玄米と不良穀粒を判別するモードをスイッチ等で選択する必要が無く、操作性が良くまた誤ったモードで色彩選別作業を行うことを防止できる。
料金式穀粒調製設備の工程図。 色彩選別機の斜視図、側面図。 料金式穀粒調製設備の工程図。 料金式穀粒調製設備の斜視図。 料金式穀粒調製設備の正面図。 料金式穀粒調製設備の一部省略した側面図。 料金式穀粒調製設備の一部省略した平面図。 制御ブロック図。
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
まず、図1の作業工程図に基づき本発明の実施例である色彩選別機を搭載する料金式の穀粒調製設備について説明する。
料金式の穀粒調製設備は、玄米投入ホッパ1と、白米投入ホッパ2と、玄米昇降機3と、白米昇降機4と、色彩選別機5と、色彩選別された良品穀粒を揚穀する選別穀粒昇降機6と、良品穀粒を取り出す仕上げ穀粒取出ホッパ7と、色彩選別された不良穀粒を収納する不良品収納箱8とで構成されている。
図4に示す自動販売機型の箱体の正面側に、玄米投入ホッパ1、白米投入ホッパ2を並列配置し、利用者が持参した玄米又は白米をそれぞれ投入可能に構成している。また、仕上げ穀粒取出ホッパ7を箱体の正面側に一部突出構成し、シャッタ等の穀粒取出手段(図示省略)によりホッパを開閉可能に構成し、ホッパに貯溜されている仕上げ穀粒を取り出し可能に構成している。また、玄米昇降機3、白米昇降機4、色彩選別機5、選別穀粒昇降機6及び不良品収納箱8を箱体の内部、すなわち機械室に配設している。
しかして、玄米投入ホッパ1に投入された玄米は繰出バルブ1aで玄米昇降機3に送られて揚穀されホッパ5aを経て色彩選別機5に供給される。色彩選別機5で色彩選別された良品穀粒は選別穀粒昇降機6で揚穀され、仕上げ穀粒取出ホッパ7に取り出される。また、色彩選別された不良穀粒は不良品収納箱8に収納される。また、白米投入ホッパ2に投入された白米は繰出バルブ2aにより白米昇降機4に送られて揚穀され、ホッパ5aを経て色彩選別機5に供給され選別処理され、前記同様に処理される。
前記色彩選別機5は図2に示すように構成されている。
色彩選別機5は、上部に設けたホッパ5aと、ホッパ5aの底部に設けている穀粒繰出手段5bと、穀粒が複数条に分かれて流下する複数の穀粒流下樋5cと、複数の穀粒流下樋5cの下方にそれぞれ設けている色彩検出手段5dと、不良穀粒除去手段5eと、良品穀粒流下樋5fと、不良穀粒流下樋5gなどで構成されている。
前記構成によると、ホッパ5aに貯溜された穀粒は穀粒繰出手段5bがモータにより回転駆動され、左右方向複数の穀粒が所定タイミングで複数条の穀粒流下樋5cに分かれて供給されて流下する。次いで、コントローラ41の検出指令により色彩検出手段5dの発光素子から検出光が各条の流下穀粒に照射され、各検出穀粒を透過した透過光量が受光素子により検出され、コントローラ41に入力され透過光量と判定基準値とを比較し良品穀粒か不良穀粒に判定される。不良穀粒と判定されたものはコントローラ41の不良穀粒除去指令により空気式の不良穀粒除去手段5eから所定のタイミングで空気が噴出し、不良穀粒は吹き飛ばされ不良穀粒流下樋5gに除去される。また、良品穀粒に対しては不良穀粒除去手段5eが作動されずそのまま流下し良品穀粒流下樋5fに入り、良品だけが取り出される。
また、色彩選別機5の穀粒流下樋5cの底面には例えば電気式のヒータ18aで構成されている加温手段18を配設し、穀粒流下樋5cの溝部底部を所定温度に加温可能に構成し、塵埃の堆積を抑制するように構成している。そして、色彩選別機5の利用料金の投入をコインセンサSE1が検出すると、あるいは、色彩選別作動スイッチSW1がONすると、あるいは、玄米投入ホッパ1(あるいは白米投入ホッパ2)の投入穀粒を玄米投入有無センサSE2(あるいは白米投入有無センサSE3)が検出し、色彩選別作業開始信号がコントローラ41に入力されると、コントローラ41の色彩選別指令によりまず加温手段18のヒータ18aに通電し加温し、次いで、色彩選別機5が選別作動するように構成している。
前記構成によると、白米又は玄米が色彩選別機5に到達するまでに穀粒流下樋5cを必要な温度に上昇させることができ、穀粒流下樋5cに塵埃や糠などの付着を抑制することができ、また、稼働コストを低減しながら色彩選別機5の性能低下を防止することができる。
また、前記加温手段18の電気式のヒータ18aを加温するにあたり、例えば100ボルトの比較的に低電圧電流と例えば200ボルトの比較的に高電圧電流を選択通電して加温可能に構成し、コントローラ41の加温指令により色彩選別機5の非選別時には低電圧電流を通電し所定の低温状態に加温し、また、色彩選別機5の選別開始操作である例えば利用料金投入の検出、あるいは、色彩選別作動スイッチSW1のON、あるいは、玄米投入ホッパ1(あるいは白米投入ホッパ2)の投入穀粒の検出により、高電圧電流の通電状態に切り替えるようにしてもよい。
前記構成によると、色彩選別機5のヒータ18aを非選別作業時には所定の低温状態に保持することにより、無人式の穀粒調製設備の安全を確保することができる。また、色彩選別機5の非選別作業時にもヒータ18aに低電圧電流を通電し所定の低温状態を保持し、色彩選別機5の選別作業開始時にヒータ18aを高電圧電流の通電に切り換えることにより、白米又は玄米が色彩選別機5に到達するまでに迅速に必要な温度まで上昇させることができ、外気温度が低い場合にも色彩選別機5の選別精度を高めることができる。
色彩検出手段5dは、白米と不良穀粒を判別するモードと玄米と不良穀粒を判別するモードを備えており、白米投入ホッパ2に白米を投入して白米投入有無センサSE3が穀粒有りと判別すると色彩検出手段5dは白米と不良穀粒を判別するモードで色彩選別作業を行う。また、同様に玄米投入ホッパ1に玄米を投入して玄米投入有無センサがSE2が穀粒有りと判別すると色彩検出手段5dは玄米と不良穀粒を判別するモードで色彩選別作業を行う。この構成により、利用者は白米と不良穀粒を判別するモードと玄米と不良穀粒を判別するモードをスイッチ等で選択する必要が無く、操作性が良くまた誤ったモードで色彩選別作業を行うことを防止できる。
次に、料金式の穀粒調製設備の実施例として色彩選別機に精米設備を併用した構成を説明する。
この穀粒調製設備は、精米用の玄米投入ホッパ20と、石抜き機12と、昇降機13と、精米機14と、精白米取出ホッパ15と、精米機14の糠を除去する糠吸引ファン23などで構成されている。そして、投入された玄米を繰出バルブ1aにより石抜き機12に供給されるように構成している。また、精白米取出ホッパ15の一部を同様に突出構成し、利用者が取出口を開閉操作し白米を取出できるように構成している。
前記構成によると、精米用の玄米投入ホッパ1に投入された玄米は、繰出バルブ1aにより繰り出され石抜き機12に供給される。石抜き機12に供給された玄米は揺動選別板12aで選別され、石などの大きな異物は上部取出口12bから取り出され、異物収納箱12cに収納される。また、石などの異物の除去された玄米は後続の網選別板12dに送られ、玄米は漏過選別され昇降機13の下部に送られ、また、大きな藁屑類は網選別板12d上を流下し、ゴミ箱12eに収納される。なお、揺動選別板12aで選別中の玄米が上部に流動し上部取出口12bから取り出されると、排出切換弁12fを開調節することにより、残米流路12gを経由して昇降機13の下部に供給される。
また、昇降機13で揚穀された玄米は精米機14の精米ホッパ14aに供給され、繰出バルブ14bで繰り出されて精米機14に供給され精米され、精白された白米は精白米取出ホッパ15に取り出される。精白米取出ホッパ15の白米は利用者が取出口を開閉操作し取り出される。なお、精米機14の糠は糠吸引ファン23により除去されて糠収納袋(図示省略)に収納される。
次に、図4乃至図7に基づき料金式の穀粒調製設備のレイアウトについて説明する。
料金式の穀粒調製設備は精米設備収納庫21bと色彩選別収納庫21cとに分割構成されていて、精米設備収納庫21bには、作業工程に従って玄米投入ホッパ1と、石抜き機12と、玄米昇降機3と、精米機14と、精白米タンク15などを配設している。
しかして、精米用の玄米投入ホッパ20に投入された玄米は玄米繰出バルブ1aで石抜き機12に供給されて石などの異物が除去される。次いで、選別玄米は玄米昇降機3に送られて揚穀され精米機14に供給され、精米機14で精米された白米は精白米タンク15に取り出さる。
また、色彩選別収納庫21cには、玄米投入ホッパ1と、白米投入ホッパ2と、玄米昇降機3と、白米昇降機4と、色彩選別機5と、選別穀粒昇降機28と、良品穀粒を取り出す仕上げ穀粒取出ホッパ7と、色彩選別された不良穀粒を収納する不良品収納箱8などを配設している。
しかして、玄米投入ホッパ1に投入された玄米は玄米繰出バルブ1aで繰り出され玄米昇降機3で揚穀されて色彩選別機5に送られ、色彩選別された玄米は選別穀粒昇降機28に流入して揚穀され、仕上げ穀粒取出ホッパ7に取り出される。
また、白米投入ホッパ2に投入された白米は白米繰出バルブ2aで繰り出され白米昇降機4で揚穀されて色彩選別機5に供給される。色彩選別機5で色彩選別された白米は選別穀粒昇降機28に流入して揚穀され、仕上げ穀粒取出ホッパ7に取り出される。なお、色彩選別機5で色彩選別された不良穀粒は不良品収納箱(図示省略)に収納される。
また、精米設備収納庫21bの精米機14の白米取出部14bには切換弁29を設け、白米取出部14bの下手側には白米タンク23と白米転送流路30を並設している。そして、切換弁29を機外取出状態に切り換えると白米は白米タンク2に取り出され、また、切換弁29を色彩選別機5への転送状態に切り換えると、白米は白米転送流路30に取り出され、色彩選別収納庫21cの白米昇降機4を経由して色彩選別機5に送られる。
また、図4に示すように精米設備収納庫21bの前側壁には操作盤32を設けている。操作盤32の上方には精米色彩選別作業手順表示部33を設け、操作順序である(1)「お金を入れる」、(2)「玄米、白米を入れる」、(3)「操作ボタンを押す」、(4)「白米を取り出す」と表示している。
次に、図4に基づき操作盤32について説明する。
操作盤32には、料金投入口34、色彩選別作業スイッチSW1、精白度を例えば3種類に選択できる精米スイッチSW2を設けている。操作盤32の下方にはコインセンサSE1付きのコインメック27を設け、料金投入口34から流下した投入料金をコインセンサSE1により検出し、投入コインの金額及び枚数を表示するようにしている。
次に、図8に基づき制御ブロック構成について説明する。
コントローラ41の入力側には、各種スイッチ及びセンサを接続している。すなわち、色彩選別作業スイッチSW1、精米スイッチSW2、及び、コインセンサSE1、玄米投入有無センサSE2、白米投入有無センサSE3を入力インターフェイスを経由で接続している。
また、コントローラ41の出力側には、駆動回路、駆動手段を経由して玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、白米投入ホッパ2の繰出バルブ2a、玄米昇降機3、白米昇降機4、色彩選別機5、石抜き機12、精米機14、糠吸引ファン15、加温手段18(ヒータ18a)、選別穀粒昇降機28、切換弁29を接続している。
次に、コントローラ41の作業制御内容について説明する。
コインメック27の料金投入口34への精米作業料金及び色彩選別作業料金の投入をコインセンサSE1が検出したり、あるいは、精米設備収納庫21bの玄米投入ホッパ1への玄米投入を玄米投入有無センサSE2が検出したり、あるいは、精米スイッチSW2及び色彩選別作業スイッチSW1のON操作がなされると、コントローラ41の精米及び色彩選別作業指令に基づき、まずヒータ18aに通電されて加温され、次いで、投入された精米色彩選別料金に応じた運転時間で各作業部が駆動され作業を開始する。即ち、玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、玄米昇降機3、精米機14、色彩選別機5及び選別穀粒昇降機28の運転が開始されると共に、精米機14の白米取出部14bの切換弁29が色彩選別機5側への白米転送状態に切り換えられ、運転時間の減算処理がされながら精米色彩選別運転が実行される。
次いで、玄米投入有無センサSE2が玄米なしを検出すると、精米色彩選別作業の終了動作工程に移行し、まず、ヒータ18aの通電を停止し、次いで、所定時間にわたり玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、玄米昇降機3、精米機14、色彩選別機5及び選別穀粒昇降機28を駆動し、これらの残留穀粒を下手側に移送する。そして、所定時間が経過すると、これらの駆動を停止し、作業終了動作工程を終了する。
なお、前記精米色彩選別作業運転制御において、コントローラ41の精米及び色彩選別作業指令に基づき、まず、ヒータ18aに通電し加温すると共に、所定時間にわたり玄米昇降機3、精米機14、色彩選別機5及び選別穀粒昇降機28の空運転を実行し、前回利用者の穀粒を機外に取り出す。次いで、投入された精米色彩選別料金に応じた運転時間で各作業部を駆動するように構成してもよい。
このように構成すると、今回の利用者の穀粒と前回利用者の穀粒の混合を防止しながら、色彩選別機5の選別作業時のヒータ18aの温度を上昇させ選別精度を高めることができる。
また、精米作業料金だけが投入され、精米設備収納庫21bの玄米投入ホッパ1への玄米投入が玄米投入有無センサSE2で検出され、精米スイッチSW2がON操作された場合には、コントローラ41の精米作業指令に基づき投入された精米料金に応じた運転時間で各作業部が駆動される。即ち、玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、玄米昇降機3、精米機14の運転が開始されると共に、精米機14の白米取出部14bの切換弁29が白米タンク23側への白米取出状態に切り換えられ、運転時間の減算処理がされながら精米作業運転が実行される。
次いで、玄米投入有無センサSE2が玄米なしを検出すると、精米作業の終了動作工程に移行し、所定時間にわたり玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、玄米昇降機3、精米機14を駆動し、これらの残留穀粒を下手側に移送し、所定時間が経過するとこれらの駆動を停止し、作業終了動作工程を終了する。利用者は白米ホッパ2から白米を取り出す。
また、色彩選別作業料金だけが投入され、色彩選別収納庫21cの玄米投入ホッパ1への玄米投入が玄米投入有無センサSE2で検出され、色彩選別作業スイッチSW1だけがON操作された場合には、コントローラ41の色彩選別作業指令に基づき、ヒータ18aが通電されて加温されると共に、投入された色彩選別料金に応じた運転時間で各作業部が駆動される。即ち、玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、玄米昇降機3、色彩選別機5及び選別穀粒昇降機28の運転が開始され、色彩選別運転時間の減算処理がなされながら色彩選別運転が実行される。
次いで、玄米投入有無センサSE2が玄米なしを検出すると、色彩選別作業の終了動作工程に移行し、ヒータ18aの通電を停止すると共に所定時間にわたり玄米投入ホッパ1の繰出バルブ1a、玄米昇降機3、色彩選別機5を駆動し、これらの残留穀粒を下手側に移送し、所定時間が経過するとこれらの駆動を停止し作業終了動作工程を終了する。利用者は仕上米ホッパ31から着色粒の除去された選別玄米を取り出す。
また、色彩選別作業料金だけが投入され、色彩選別収納庫21cの白米投入ホッパ2への精米済み白米の投入が白米投入有無センサSE3で検出され、色彩選別作業スイッチSW1だけがON操作された場合には、コントローラ41の色彩選別作業指令に基づき、ヒータ18aが通電され加温され、投入された色彩選別料金に応じた運転時間で各作業部が駆動される。即ち、白米投入ホッパ2の繰出バルブ2a、白米昇降機4、色彩選別機5及び選別穀粒昇降機28の運転が開始され、色彩選別運転時間の減算処理がされながら色彩選別作業運転が実行される。
次いで、白米投入有無センサSE3が白米なしを検出すると、色彩選別作業の終了動作工程に移行し、ヒータ18aの通電を停止し、所定時間にわたり白米投入ホッパ2の繰出バルブ2a、白米昇降機4、色彩選別機5を駆動し、これらの残留穀粒を下手側に移送し、所定時間が経過すると、これらの駆動を停止し、作業終了動作工程を終了する。利用者は仕上米ホッパ31から選別白米を取り出す。
なお、前述のコントローラ41の色彩選別作業指令に基づき、ヒータ18aが通電されて加温されるは、コントローラ41の色彩選別作業指令に基づき、100ボルトの電圧電流を200ボルトの電圧電流に切り換えると置き換えても良い。また、前述のヒータ18aの通電を停止し、200ボルトの電圧電流を100ボルトの電圧電流に切り換えると置き換えても良い。すなわち、本実施の形態の料金式の穀粒調製設備は200ボルト電源と100ボルト電源の双方を接続しており、装置に応じて適宜使い分けているものである。
1 玄米投入ホッパ
5 色彩選別機
5c 穀粒流下樋
7 穀粒取出ホッパ
18 加温手段
18a ヒータ
27 コインメック
34 料金投入口
41 コントローラ
SW1 色彩選別作動スイッチ
SE2 穀粒投入有無センサ

Claims (1)

  1. 玄米を精米処理する精米機(14)と、穀粒を流下させながら不良穀粒を除去する色彩選別機(5)を設け、
    色彩選別機(5)の穀粒流下樋(5c)を加温する加温手段(18)と、該色彩選別機(5)で選別した良品穀粒を取り出す仕上げ穀粒取出ホッパ(7)と、料金投入口(34)を備えたコインメック(27)と、精米機(14)を運転する精米スイッチ(SW1)と、前記色彩選別機機(5)を作動する色彩選別作動スイッチ(SW1)とを備え、前記コインメック(27)には投入利用料金を検出するコインセンサ(SE1)を設け、
    精米機(14)を収納する精米設備収納庫(21b)と、色彩選別機(5)を収納する色彩選別収納庫(21c)を設け、
    色彩選別収納庫(21c)には、玄米投入ホッパ(1)と、玄米投入ホッパ(1)に投入した玄米を色彩選別機(5)に供給する玄米昇降機(3)と、白米投入ホッパ(2)と、白米投入ホッパ(2)に投入した白米を色彩選別機(5)に供給する白米昇降機(4)を設け、
    玄米投入ホッパ(1)には玄米投入有無センサ(SE2)を設け、白米投入ホッパ(2)には白米投入有無センサ(SE3)を設け、
    前記コインセンサ(SE1)による利用料金の投入検出又は前記色彩選別作動スイッチ(SW1)のONの検出、又は投入ホッパに穀粒が投入されたことの検出により、加温手段(18)を加温作動する構成とし、
    精米機(14)で精米処理した精白米を白米昇降機(4)に供給する白米転送流路(30)を設け、
    色彩選別機(5)は白米と不良穀粒を判別するモードと、玄米と不良穀粒を判別するモードを設け、
    白米投入ホッパ(2)に白米を投入したことを白米投入有無センサ(SE3)が検出すると、色彩選別機(5)は、白米と不良穀粒を判別するモードで運転し、
    玄米投入ホッパ(1)に玄米を投入したことを玄米投入有無センサ(SE2)が検出すると、色彩選別機(5)は、玄米と不良穀粒を判別するモードで運転することを特徴とする料金式の穀粒調製設備。
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