JP2011104180A - 足指サポーター - Google Patents

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Tomihiro Meya
富裕 女屋
Hiroyuki Terauchi
弘之 寺内
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TERAUCHI KK
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TERAUCHI KK
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Abstract

【課題】
従来、足指を独立させたニット地によるサポーターの製造に於いては、5本指をそれぞれ独立させて生産できる特殊な機械によるか、一般的な編み機によって生産した生地に縫製等の二次加工を加えるかの方法しかなく、コスト高になってしまうため市場性が得られなかった。
【解決手段】
袋編みの技術を応用する事により、また特殊な素材を使用する事により、一般的な編み機に於いて、それぞれの指を独立させて製造する方法を考えた。
結果、製品の製造に対して大幅なコストダウンを実現した。
【選択図】 図2

Description

本発明は横編み機によって図1に示すような足指サポーターを製造する技術に関する。
従来、足指のムレや臭いを軽減するために5本指ソックスがあり、作業労働者等の多くの人々に使用されて来た。だが、ソックスと指の部分が一体となっているため、カカトや足裏部分が破損しやすく耐久性について問題があった。
そこで、5本指ソックスの機能を持ち、耐久性にも優れた足指サポーターが開発されてきた。
特開2000−24027号公報 特開平11−244353号公報 特開平11−152606号公報
このうち、ムレ・臭い軽減のほか、足の中3本指をまとめて親指と小指を自由に動かせるようにし、歩行時に拇指球で蹴るという「正しい歩行」をサポートするため、特開平11−244353と同形の足指サポーターが望ましい。
しかし、従来の物では仕切りに縫製によるステッチを施す方法しかなく、コスト高になってしまうため、市場性が得られなかった。
そこで3本の指がくっついた状態で仕切られている足指サポーターを低コストで生産する技術の開発が必要となった。
横編み機により編み上げた後、各指部を仕切るために必要な縫製等の二次加工のコストを低減する。
編み始め部と編み終わり部のほつれ防止の縫製やリンキング等に掛かるコストを低減する。
本発明は段落番号0005および0006の問題を解決しようとする目的で、足指サポーターを横編み機のみで編み上げ、ほつれ処理も同時に施し生産性を高めるための技術である。
まず、足指の仕切り部は、従来ならば縫製にてステッチを入れ、足指の入る部分を独立させていたが袋編みの技術を応用し、それぞれの部分を分離独立させた。
また、編み地における編み始め部と編み終わり部は、このままでは編み糸がほつれてしまう為、熱溶解糸を使用し固めてしまう事で、ほつれを防止した。
上記の課題解決手段による作用は次の通りである
従来、編みあげ後に足指の仕切り部分や編み始め部及び編み終わり部のほつれ防止に要した縫製等の二次加工を不要とし、横編み機の使用のみで編み上げることが可能となる。
上述したように本発明の足指サポーターを製造する技術は、編み上げ後の二次加工を不要としたことで従来と比べ大幅なコストダウンを計り生産性を向上させた。
足指サポーターの斜視図 足指に装着した足指サポーター 下段部から上段部までの編み立てを示した図 編み立て順序 1コース目 編み立て順序 2コース目 1コース目と2コース目を重ねた図
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図4〜6は工業用横編み機をベッドの真上から見た様子を図に表したものであり、図3は編み立てた生地を真横から見た様子を図に表したものである。図4において1コース目の編み立てが行われ、図5において2コース目の編み立てが行われた様子を表している。図6は図4、図5を重ねて表しているが、これによって1段分の編み立てが完了する。
図4中のF1〜F10は、前ベッド上の針1番から10番を表している。
B1〜B10は、後ベッド上の針1番から10番を表している。
編み立てに際しては、糸を前ベッドのF1、F2、F3と編み立てて行き、続いて後ろベッドのB4、B5、B6と編み立てる。更に前ベッドに戻りF7、F8、F9と編んで1コースを終了する。続いて編み立て進行方向が逆になり、後ベッドのB9、B8、B7と編み立てて行き、続いてF6、F5、F4と編み立てた後、後ベッドのB3、B2、B1と編んで製品の1段分の編み立てが完了する。
このような行程を連続して繰り返すことにより、本発明における足指サポーターが編み上げられる。この時、点6及び点7において糸が交差され図6における8、9、10の部分が、それぞれ縫製することなく仕切られ、足指の入る筒状のサポーターを形成することができる。これによって、従来は指1本ずつ作って縫い合わせるか、大きな筒に縫製を加えて指の入る筒状部分を作るしかなかった足指サポーターを本発明による編み立て生産方法により、横編み機の機能を使い袋編みの技術を応用して編み立て行程のみで製造することが可能になった。
また、図3における下段部と上段部の部分に熱溶解糸を用いて編み立て、最後に熔解温度を加える事により上下がほつれない足指サポーターが完成される。
このことにより、従来はリンキング若しくは縫製を加えなければ、ほつれてしまった足指サポーター上部、下部のほつれを防止することができるようになった。
そして使用時、足指にフィットするように数コース間隔でゴム糸による編み立てを加えることにより、ストレッチ性の向上を計った。
以上の説明は一例であり、この技術により足指の本数及び大きさは自由に変えることが可能である。
編み糸に絹糸を採用することで通気性、吸湿性も向上させ、抗菌消臭効果も得られる。
また、保温性にも優れ冷え症対策にも有効である。
編み糸及び熱溶解糸にカラフルな色をつけることで嗜好性を高め、足先のファションとしても有効である。
当然の事ながら編み糸に絹以外の機能性繊維を使用した足指サポーターの生産も可能である。
1 編み始め部、編み終わり部に使用した熱溶解糸
2 各足指の仕切り部
3 足指サポーター
4 後ベッド
5 前ベッド
6 交差部
7 交差部
8 空間
9 空間
10 空間
11 1コース目
12 2コース目

Claims (4)

  1. 前後にベッドのある工業用横編み機を使用し、1段の中に前ベッド、後ベッドを一定間隔で交互に編むことにより、相互に連続した筒状の中空部分をもつ足指サポーターの製造方法。
  2. 編み始め及び編み終わりに熱溶解糸を使用する事により、ほつれない足指サポーターを作る製造方法。
  3. ゴム糸を編み込む事によりストレッチ性のある足指サポーターを作る製造方法。
  4. 抗菌、消臭性のある糸を使用する事により、足指を清潔に保つことができる足指サポーターの製造方法。
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