JP2011102706A - トンネル切羽前方探査方法及び探査システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】先端に掘削用ビット(3)を設けた掘削ロッド(2)により切羽前方の領域(G)を削孔する掘削機械(1)を有し、掘削機械(1)による破壊エネルギー係数を演算するのに必要なパラメータを計測する計測装置(例えば、深度計5、フィード圧計6、打撃圧計7、トルク計8等)と、掘削用ビット(3)により削孔中の切羽前方の領域を打撃するための打撃装置(9)と、切羽(Gf)に設置されて弾性波を直接受振する受振器(10)と、制御装置(20)とを有している。
【選択図】図1
Description
しかし、「削孔検層」は、削孔の際に得られた「破壊エネルギー係数」が、同一の岩盤或いは地盤であっても、現場における各種条件、例えば使用する機材の仕様その他により、異なってしまう。そのため、安全に施工できる地質状態かを判断するための「破壊エネルギー係数のしきい値」は施工現場毎に設定しなければならない。
しかし、施工現場毎に「破壊エネルギー係数のしきい値」を求めることは、非常に煩雑であり、必ずしも正確に設定されるものではなかった。従って、削孔検層で求めた「破壊エネルギー係数」を「破壊エネルギー係数のしきい値」と比較して、切羽前方の岩盤や地盤の良し悪しを、的確に評価することは、従来技術では困難であった。
しかし「速度検層」は、油圧ジャンボによりボーリング孔を削孔し、一度油圧ジャンボを切羽から後退させ、削孔した孔に受振器を挿入して、速度検層を行わなくてはならない。すなわち、非常に手間がかかるという問題がある。
さらに、軟弱な地質条件の下では、油圧ジャンボで削孔した孔が崩壊してしまい、速度検層が実施できないという問題もあった。
しかし、係る従来技術(特許文献3)では、「速度検層」の結果から「破壊エネルギー係数のしきい値」を求めることは全く開示されておらず、「削孔検層」と「速度検層」から切羽前方の探査或いは評価の精度を向上させるための具体的な態様は開示されていない。
しかし、特許文献4では、反射波を用いた解析を行っており、トンネル切羽から反射部分(例えば、異なる地質の境界面)までの距離を算出することを目的しているので、弾性波が発生した地点から加速度計を設置した箇所の間において、領域毎に発生した弾性波(反射波)速度を解析するのが困難である。そのため、弾性波速度の分布は求められないという問題が存在する。
それに対して本発明によれば、施工現場による差異がない弾性波速度を相対的なデータである破壊エネルギー係数と関連付けて、トンネル切羽前方の領域(G)の地質状態に対応する弾性波速度のしきい値を用いて、施工現場毎の破壊エネルギー係数のしきい値を得ることができる。そして、その様な破壊エネルギー係数のしきい値と、削孔検層で演算された破壊エネルギー係数とを比較することにより、削孔検層が行われたトンネル切羽前方の領域(G)の岩盤や地盤の良し悪しを、迅速、正確、容易に判断することが出来る。
図1は、本発明の実施形態の概要を示している。
図1において、全体を符号100で示すトンネル切羽前方探査システムは、ロータリーパーカッションの様な掘削機械(例えば、油圧ジャンボ)1、深度計5、フィード圧計6、打撃圧計7、トルク計8、受振器10、記録装置M、制御装置20を有している。
記録装置Mは、削孔検層記録装置11と速度検層記録装置12を有している。
ここで、打撃装置9は、掘削ビット3により削孔中の切羽Gfの前方(図1では左方)の領域Gの岩盤を打撃するための、例えば、油圧ジャンボ1のパーカッション部9であり、掘削ロッド2の後端に接続されている。以下、打撃装置9をパーカッション部9と記載する。
明確には図示されていないが、図示の実施形態では、切羽Gfの前方の領域Gを一定距離、例えば3mだけ削孔した際に、掘削ロッド2を切り継ぎ(接続)している。
打撃圧計7を介装した油圧ラインLo2及びトルク計8を介装したラインLo3が、それぞれ、パーカッション部9の油圧源4側(図1では右側)の端部9b近傍と、油圧源4に連通している。
パーカッション部9には、油圧源4からラインLo1を介して油圧が送られ、パーカッション部9はその油圧によって、掘削ロッド2の軸方向(図1の左右方向)に衝撃を伴う往復運動を繰り返して、掘削ロッド2に連続して打撃を与えている。その打撃は掘削ロッド2を介して掘削ビット3に伝達される。
掘削ビット3は、係る打撃と、油圧ジャンボ1(パーカッション部9とは別の部位)から回転力とを伝達されて、削孔中の切羽Gf前方の領域Gにおける岩盤や地盤を掘削する。
打撃圧計7は、パーカッション部9で掘削ロッド2に伝達される打撃の圧力(衝撃力)を計測している。
トルク計8は、油圧ジャンボ1が掘削ロッド2に回転力を作用させる際のトルクを計測している。
フィード圧計6、打撃圧計7、トルク計8の計測結果は、制御装置20において破壊エネルギー係数を演算する(削孔検層)のに用いられる。
受振器10で弾性波を受振した結果は、制御装置20において弾性波速度を演算する(速度検層)のに用いられる。
図示の実施形態における速度検層では、一定の削孔深度或いは掘削距離(例えば3m)を掘削ロッド2で掘削して、掘削ロッド2の切り継ぎを行なう際に、掘削ビット3の先端で岩盤を打撃し、弾性波を発生させるとともに、掘削ロッド2に設置した図示しないトリガースイッチにより、弾性波の発生時刻を記録する。弾性波の受振は切羽Gfに設置した受振器10で行い、速度検層記録装置12で受振波形を記録する。そして、この受振波形を解析することにより、深度毎(3m毎)の弾性波速度を求めることが出来る(図6参照)。
図示の実施形態では、速度検層を行なう際に、掘削ロッド2を切羽Gf前方の地盤或いは岩盤から抜き取って、掘削ロッド2で掘削された孔内に受振器を配置することは行わない。
フィード圧計6と削孔検層記録装置11とは、信号ラインSi2により接続されている。
打撃圧計7と削孔検層記録装置11とは、信号ラインSi3により接続されている。
トルク計8と削孔検層記録装置11とは、信号ラインSi4により接続されている。
受振器10と速度検層記録装置12とは信号ラインSi5によって接続されている。
削孔検層記録装置11は、信号ラインLaを介して、制御装置20の後述する破壊エネルギー係数演算ユニット21に接続されている。
そして速度検層記録装置12は、信号ラインLbを介して、制御装置20の後述する弾性波速度演算ユニット22に接続されている。
図示の実施形態では、削孔検層記録装置11で記憶された計測データと、速度検層記録装置12で記憶された受振データは、制御装置20に送られて、演算、解析に使用される。
そして、メモリカードMCを、図1で示す制御装置20ではなく、例えば、施工現場から離れた管理事務所まで搬送して、当該管理事務所の情報処理機械(各種コンピュータ)によって、削孔検層及び速度検層と切羽Gf前方の地盤探査の解析処理を行うことが可能である。
図2において、制御装置20は、破壊エネルギー係数演算ユニット21、弾性波速度演算ユニット22、削孔検層データ区画ユニット23、削孔検層データ平均化ユニット24、特性図作成ユニット25、特性決定ユニット26、削孔検層のしきい値決定ユニット27、データベース28、比較ユニット29、モニタ30(表示手段)を備えている。
弾性波速度演算ユニット22は、ラインL22により削孔検層データ区画ユニット23と接続され、ラインL23により削孔検層データ平均化ユニット24と接続されていると共に、ラインL24−1により特性図作成ユニット25と接続されている。
削孔検層データ区画ユニット23は、ラインL24により削孔検層データ平均化ユニット24と接続されている。
特性図作成ユニット25は、ラインL26により特性決定ユニット26と接続されている。
特性決定ユニット26は、ラインL27により削孔検層のしきい値決定ユニット27と接続されている。
削孔検層のしきい値決定ユニット27は、ラインL28によりデータベース28と接続されていると共に、ラインL29により比較ユニット29と接続されている。
比較ユニット29は、ラインL30によりモニタ30と接続されている。
ここで、破壊エネルギー係数Ev(J/cm3)は、下式を用いて求める。
Ev=(Es×Ns)/(Vd×Ar)
ここで、「Es」は1打撃当たりの油圧ドリルの仕事量(J)、「Ns」は単位時間当たりのピストン打撃回数(1/sec)、「Vd」は掘進速度(cm/sec)、「Ar」は掘削ビット3による削孔断面積(cm2)である。
演算された破壊エネルギー係数は、ラインL21を経由して、削孔検層データ区画ユニット23に送られる。
弾性波速度は、ラインL22を経由して削孔検層データ区画ユニット23に送られ、ラインL33を経由して削孔検層データ平均化ユニット24に送られると共に、ラインL24−1を経由して特性図作成ユニット25に送られる。
図5の縦軸には、破壊エネルギー係数(J/cm3)が目盛られ、横軸には切羽Gfからの距離(すなわち深度)、或いは、掘削ロッド2を切羽Gfよりも前方に送り出してからの経過時間が目盛られている。
ここで、破壊エネルギー係数は、地盤、岩盤が同一であっても、施工現場における各種条件によって数値が異なり、言わば相対的なデータである。
破壊エネルギー係数が大きいほど、地盤或いは岩盤の破壊に要する時間が長いことを意味している。すなわち、破壊エネルギー係数が大きいほど、トンネル掘削には良好な地盤或いは岩盤である。
図6の縦軸には、弾性波の速度(P波速度:m/sec)が目盛られ、横軸には切羽Gfからの距離(すなわち深度)が目盛られている。
弾性波速度は、同一の地盤或いは岩盤であれば、施工現場が異なっても同一の数値となり、施工現場における各種条件により、弾性波速度が変動することはない。換言すれば、弾性波速度は、言わば絶対的なデータである。
図示の実施形態では、係る弾性波速度のしきい値は、データベース28に予め記憶されている。
削孔検層データ平均化ユニット24は、所定の削孔範囲ごとに区画された横軸の区画毎に、破壊エネルギー係数を平均化する。平均化の手法としては、従来公知の手法(算術平均、移動平均、その他)の何れであっても良い。
横軸の区画毎に平均された破壊エネルギー係数のデータは、ラインL25を経由して、特性図作成ユニット25に送られる。
特性図作成ユニット25で作成された特性図(例えば、図7で示す様な特性図)のデータは、ラインL26を介して特性決定ユニット26に送られる。
係る特性Yから、弾性波速度「x」と破壊エネルギー係数「y」との関係を決定する関係式y=F(x)を決定する。特性Yから関係式y=F(x)を決定するに際しても、従来、公知の手法が適用可能である。
決定された関係式y=F(x)は、ラインL27を経由して、削孔検層のしきい値決定ユニット27に伝達される。
そして、ラインL29を経由して、破壊エネルギー係数のしきい値yCを比較ユニット29に送る。
ここで、各掘削地点の破壊エネルギー係数yが、しきい値ycを下回る場合には、当該地点は「トンネル掘削に良好な岩盤ではない」と判断する。そして、当該地点をトンネル掘削するに際しては、トンネル掘削に良好ではない地盤、岩盤を掘削するための措置を講じる。
一方、各掘削地点の破壊エネルギー係数yが、しきい値yc以上であれば、当該地点は「トンネル掘削に良好な岩盤である」と判断する。
図3において、ステップS1では、掘削ロッド2が切羽Gf前方の地盤或いは岩盤を掘削して進行する距離(掘削距離)Lと、掘削ロッド2の切り継ぎ回数tを、ともに0にセットする。
そして、掘削ロッド2の先端の掘削ビット3により、切羽Gfから前方(図1の左方)に向かって削孔を行う(ステップS2)。
ステップS2の削孔に際しては、深度計5と、フィード圧計6と、打撃圧計7と、トルク計8による計測を行い、制御装置20で破壊エネルギー係数を演算する(削孔検層)。
そして、ステップS3に進む。
掘削距離Lが所定距離3mに達していなければ、掘削ロッド2による削孔を続行する(ステップS3がNOのループ)。掘削ロッド2による掘削距離Lが所定距離(3m)に達したなら(ステップS3がYES)、ステップS4に進む。
発生した弾性波Pは切羽Gf側に直接伝播して、受振器10によって受振される。そして、受振器10の受振結果により、制御装置20で弾性波速度が演算される(速度検層)。
その後、掘削ロッド2の切り継ぎを行って、ステップS5に進む。
切り継ぎ回数tが所定回数に達していないなら(ステップS5がNO)、ステップS9に進み、切り継ぎ回数tを増加する。そして、ステップS2の削孔検層以降を繰り返す。
切り継ぎ回数tが所定回数に達したなら(ステップS5がYES)、ステップS7に進む。
図4のステップS21では、削孔検層データ区画ユニット23により、削孔検層で得た破壊エネルギー係数の結果(図5参照)を、速度検層で得た弾性波速度を示す図6で示すのと同様に、所定の削孔範囲(例えば3m)に分ける。
より具体的には、図5で示す様な破壊エネルギー係数の演算結果を示す図の横軸を、図6で示すのと同様に、所定の削孔範囲(例えば3m)毎に区画(分割)する。
平均化の手法については、従来、公知の手法(算術平均、移動平均、その他)の何れかが適用される。
そして、ステップS23に進む。
換言すれば、同一の所定削孔範囲における平均化された破壊エネルギー係数及び弾性波速度を対比するのである。
そして、ステップS24に進む。
繰り返し述べると、図7の特性図において、縦軸は破壊エネルギー係数の平均値(ステップS22で算出した「y」)であり、横軸は弾性波速度である。
図7で示す様な特性図を作成したならば、ステップS25に進む。
y=F(x) を決定する。
そして、ステップS26において、データベース28に記憶された弾性波速度のしきい値「xc」を、ステップS25で求めた特性式の y=F(x) に代入して、削孔検層を行った領域における破壊エネルギー係数のしきい値「yc」を求める。
そして、図3のステップS8に戻る。
その結果、トンネル切羽前方の領域Gを探査する労力、コスト、作業時間を、全体として節約することが出来る。
それに対して図示の実施形態によれば、同一の地盤或いは岩盤であれば、施工現場によって差異がない弾性波速度を、相対的なデータである破壊エネルギー係数と関連付け、以って、公知の弾性波速度のしきい値を用いて、施工現場毎の破壊エネルギー係数のしきい値を得ることができる。そして、その様な破壊エネルギー係数のしきい値と、削孔検層で演算された破壊エネルギー係数とを比較することにより、削孔検層が行われたトンネル切羽前方の領域Gが、トンネル削孔に良好な地盤であるか否かを、迅速、正確、容易に判断することが出来る。
2・・・掘削ロッド
3・・・掘削用ビット
4・・・油圧源
5・・・深度計
6・・・フィード圧計
7・・・打撃圧計
8・・・トルク計
9・・・パーカッション部
10・・・受振装置
11・・・削孔検層記録装置
12・・・速度検層記録装置
20・・・制御装置
21・・・破壊エネルギー係数演算ユニット
22・・・弾性波速度演算ユニット
23・・・削孔検層データ区画ユニット
24・・・削孔検層データ平均化ユニット
25・・・特性図作成ユニット
26・・・特性決定ユニット
27・・・削孔検層のしきい値決定ユニット
28・・・データベース
29・・・比較ユニット
30・・・モニタ
Claims (4)
- 先端に掘削用ビットを設けたロッドにより切羽前方の領域を削孔し、削孔の際に所定間隔毎に得たデータにより破壊エネルギー係数を演算する削孔検層工程と、切羽前方の領域を一定距離だけ削孔した際に削孔中の切羽前方の領域を掘削用ビットにより打撃して弾性波を発生し、発生した弾性波を切羽に設置した受振器で直接受振して、弾性波速度を求める速度検層工程と、切羽から予め定められた距離だけ削孔が行われた後、削孔検層工程で得た破壊エネルギー係数と速度検層工程で得た弾性波速度から破壊エネルギー係数のしきい値を決定するしきい値決定工程と、削孔検層工程で得た破壊エネルギー係数と決定されたしきい値を比較し、以って、切羽から予め定められた距離だけ削孔された領域を前記所定の間隔毎に評価する評価工程とを有することを特徴とするトンネル切羽前方探査方法。
- 前記しきい値決定工程は、所定間隔毎に得られた破壊エネルギー係数を速度検層工程の一定距離毎に対応して区画する破壊エネルギー係数区画工程と、区画毎の破壊エネルギー係数を平均化する平均化工程と、平均化された破壊エネルギー係数を対応する一定距離の弾性波速度と対比する対比工程と、対応する破壊エネルギー係数と弾性波速度との特性図を作成する特性図作成工程と、作成された特性図から破壊エネルギー係数と弾性波速度の関係式を決定する関係式決定工程と、前記関係式に弾性波速度のしきい値を代入して破壊エネルギー係数のしきい値を演算する演算工程とを備えている請求項1のトンネル切羽前方探査方法。
- 先端に掘削用ビットを設けたロッドにより切羽前方の領域を削孔する掘削機械を有し、掘削機械による破壊エネルギー係数を演算するのに必要なパラメータを計測する計測装置と、掘削用ビットにより削孔中の切羽前方の領域を打撃するための打撃装置と、切羽に設置されて弾性波を直接受振する受振器と、制御装置とを有し、制御装置は、前記計測装置により計測されたパラメータに基づいて破壊エネルギー係数を演算する破壊エネルギー係数演算ユニットと、前記受振器により受振された弾性波に基づいて弾性波速度を演算する弾性波速度演算ユニットとを備え、破壊エネルギー係数と弾性波速度から破壊エネルギー係数のしきい値を決定する機能と、削孔検層で演算した破壊エネルギー係数と破壊エネルギー係数のしきい値とを比較して評価する機能とを有することを特徴とするトンネル切羽前方探査システム。
- 前記制御装置は、前記所定間隔毎に得られた破壊エネルギー係数を掘削用ビットにより打撃して弾性波速度を求めた地点間の距離に対応して区画するユニットと、当該区画毎の破壊エネルギー係数を平均化する平均化ユニットと、平均化された破壊エネルギー係数を対応する一定距離の弾性波速度と対比して対応する破壊エネルギー係数と弾性波速度との特性図を作成する特性図作成ユニットと、作成された特性図から破壊エネルギー係数と弾性波速度の関係式を決定する関係式決定ユニットと、前記関係式に弾性波速度のしきい値を代入して破壊エネルギー係数のしきい値を演算する演算ユニットと、前記所定間隔毎に得られた破壊エネルギー係数を前記しきい値と比較する比較ユニットを備えている請求項3のトンネル切羽前方探査システム。
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