JP2011095495A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成手段を被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対の板金フレームを樹脂フレームで下方から支持した画像形成装置において、大型化を抑制しつつ上記画像形成手段よりも上記左右方向に長い他のユニットを配置可能とすること。
【解決手段】画像形成手段は一対の板金フレームに210L,210Rよって支持され、その一対の板金フレーム210L,210Rは、樹脂フレーム250L,250Rによって下方から支持されている。上記一対の板金フレーム210L,210Rには、互いに対向する位置に切欠部216がそれぞれ形成され(図2では板金フレーム210R側のみ図示)、その一対の切欠部216の間には、上記一対の板金フレーム210L,210Rの間隔よりも左右方向に長い電源ユニット400が配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置に関し、詳しくは、上記画像形成手段を支持するフレームをそのフレームとは別体のフレームによって下方から支持した画像形成装置に関する。
従来より、この種の画像形成装置では、感光体,スキャナユニット等の画像形成手段を支持するフレームをそのフレームとは別体のフレームによって下方から支持することが考えられている。例えば、画像形成手段としてのトナー像形成装置を支持するトナー像形成装置支持フレームを、そのトナー像形成装置支持フレームとは別体の下部フレームによって下方から支持することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
この場合、画像形成装置の設置面が平らでない場合にも、その設置面の凹凸によって生じる下部フレームの歪がトナー像形成装置支持フレームに伝達されるのを抑制することができる。このため、トナー像形成装置を構成する各部の位置関係を正確に維持して、用紙等の被記録媒体に正確な画像を形成することができる。
特開2000−330351号公報
ところが、上記特許文献に記載の画像形成装置では、トナー像形成装置支持フレームを下部フレーム上に3点で支持しているため、トナー像形成装置支持フレームの設置状態が不安定となる可能性がある。また、トナー像形成装置支持フレームを下部フレーム上に3点で支持するためには、トナー像形成装置支持フレームの下面に底板を設ける必要があり、構成が複雑化して製造コストが上昇してしまう。
そこで、本願出願人は、画像形成手段を被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対の板金フレームと、該一対の板金フレームを上記左右方向に連結するフレーム連結手段と、上記各板金フレームの下端を下方から支持する樹脂フレームと、を備えた画像形成装置を提案している(例えば、特願2008−186072号参照)。
しかしながら、画像形成手段よりも左右方向に長い他のユニットを、上記一対の板金フレームの間に上記画像形成手段と同様に配置すると、上記一対の板金フレームの間隔が当該他のユニットを設けたことによって広がり、延いては、画像形成装置が全体として大型化してしまう。
そこで、本発明は、画像形成手段を被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対の板金フレームを樹脂フレームで下方から支持した画像形成装置において、大型化を抑制しつつ上記画像形成手段よりも上記左右方向に長い他のユニットを配置可能とすることを目的としてなされた。
上記目的を達するためになされた本発明の画像形成装置は、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、該画像形成手段を上記被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対の板金フレームと、該一対の板金フレームを上記左右方向に連結するフレーム連結手段と、上記各板金フレームの下端を下方から支持する樹脂フレームと、を備え、上記一対の板金フレームには、互いに対向する位置に切欠部がそれぞれ形成され、上記一対の切欠部の間には、上記一対の板金フレームの間隔よりも上記左右方向に長く、上記画像形成手段の動作を補助する他のユニットが配置されたことを特徴としている。
このように構成された本発明では、被記録媒体に画像を形成する画像形成手段は、被記録媒体搬送方向の左右両側から一対の板金フレームによって支持され、その一対の板金フレームは、フレーム連結手段を介して左右方向に互いに連結されている。また、各板金フレームは、下端を樹脂フレームによって下方から支持されている。このように、画像形成手段を支持する板金フレームを、その板金フレームとは別体の樹脂フレームによって支持することにより、画像形成装置の設置面に凹凸がある場合でも、樹脂フレームが歪んで凹凸を吸収することにより、板金フレームに支持された画像形成手段が変形することを抑制することができる。従って、本発明では、画像形成手段の各部の位置関係を正確に維持して、被記録媒体に正確な画像を形成することができる。
また、本発明では、上記一対の板金フレームには、互いに対向する位置に切欠部がそれぞれ形成され、上記一対の切欠部の間には、上記一対の板金フレームの間隔よりも上記左右方向に長く、上記画像形成手段の動作を補助する他のユニットが配置されている。このため、上記他のユニットが画像形成手段よりも上記左右方向に長い場合でも、上記一対の板金フレームにそれぞれ形成された切欠部に上記他のユニットの両端が配置されることにより、装置の大型化を抑制することができる。
なお、本発明は以下の構成に限定されるものではないが、上記他のユニットは、上記一対の板金フレームに対してそれぞれ固定され、上記樹脂フレームに対しては一定の制限の下に変位可能に接続されてもよい。この場合、上記他のユニットは、上記画像形成手段との位置関係を正確に規定できる上記一対の板金フレームに固定されるため、一層良好に画像を形成することができる。また、上記他のユニットは、上記樹脂フレームに対しては一定の制限の下に変位可能に接続されているので、上記設置面の凹凸等によって生じる樹脂フレームの歪が上記他のユニットに伝達されるのも抑制することができる。
また、本発明において、上記他のユニットに上記各板金フレームから上下方向に加わる力の作用点と、上記他のユニットに上記樹脂フレームから上下方向に加わる力の作用点とが、水平方向に互いに変位して配設されてもよい。この場合、上記樹脂フレームに加わった衝撃力が上記他のユニットを介して上記一対の板金フレームに直接伝達されてしまうのを一層良好に抑制することができる。
また、上記他のユニットとしても、種々の形態が考えられる。例えば、上記他のユニットは、上記画像形成手段を駆動するための基板を内蔵し、その基板を冷却するためのダクトであってもよく、上記一対の板金フレームを覆う開閉可能なカバーの支点が上記他のユニットにあってもよい。
また、本発明において、上記他のユニットは、上記一対の板金フレームにそれぞれ固定された樹脂製の一対の取付部に取り付けられてもよい。樹脂製の取付部は、上記板金フレームを加工する場合に比べて比較的自由な形状に成形することができる。従って、このように、上記他のユニットが樹脂製の一対の取付部を介して上記一対の板金フレームに取りつけられた場合、上記切欠部の間に配置可能な上記他のユニットの形状の自由度を向上させることができる。
また、本発明において、上記樹脂フレームは、上記各板金フレームの下端にそれぞれ複数設定された被支持部を下方から支持し、上記他のユニットは、上記一対の板金フレームの上記各支持部の外側に配置されているとよい。この場合、上記一対の板金フレームが少なくとも4点で上記樹脂フレームに支持されるので安定して倒れ難くなり、一層安定性が向上する。しかも、上記他のユニットは上記一対の板金フレームの上記各支持部の外側に配置されているので、樹脂フレームの上に板金フレームを支持するように組み立てた後からでも上記他のユニットを取り付けることができる。更に、このように各板金フレームの下端に被支持部を設定してその部分を樹脂フレームで支持すれば、板金フレームの間に底板を設ける必要もなく構成が簡略化して製造コストを低減することもできる。
本発明が適用されたレーザプリンタの構成を概略的に表す模式図である。 そのレーザプリンタの、ドラムサブユニット及びスキャナユニットを取り外した状態の本体フレームの構成を右後上方から表す斜視図である。 その図2におけるA−A線断面図である。 図3の一部を拡大して表す断面図である。 図2の状態から更に電源ユニットを取り外した状態を表す斜視図である。 上記電源ユニットと板金フレームとの固定状態を表す平面図,断面図,斜視図である。 上記固定状態を取付部を省略して表す右側面図である。 上記電源ユニットと上記板金フレーム及び樹脂フレームとの接続状態を表す背面図,断面図である。 図5の状態から更に上記取付部を取り外した状態を表す斜視図である。 上記樹脂フレームと上記板金フレームとの接続を示す要部断面図である。
[レーザプリンタの全体構成]
次に、本発明の実施の形態を図面と共に説明する。図1は、本発明が適用された画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の構成を模式的に表す説明図である。図1に示すように、このレーザプリンタ1は、直接転写タンデム方式のカラープリンタであって、下部には、被記録媒体の一例としての用紙Pを収容する給紙トレイ2が前方へ引き出し可能に装着されている。給紙トレイ2の前端上方位置には、用紙Pを搬送する給紙ローラ3が設けられ、後述の搬送ローラ8,8に向けて用紙Pを1枚ずつ搬送可能に構成されている。一対の搬送ローラ8,8は、レジストローラ9,9に向けて用紙Pを搬送し、レジストローラ9,9は、給紙ローラ3から搬送ローラ8,8を介して送られた用紙Pを、所定のタイミングで次のようなベルトユニット10へ送り出す。
すなわち、レーザプリンタ1は、駆動ローラ11と従動ローラ12との間に無端ベルトの一例としての搬送ベルト(転写ベルト)13を架設してなるベルトユニット10を備えている。このベルトユニット10の上には、ブラック(K),イエロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各色に対応した4つのプロセスユニット20(画像形成手段の一例)が設けられ、4つのプロセスユニット20は、レーザプリンタの前面側(図1における左側)からブラック,イエロー,マゼンタ,シアンの順で前後方向に並んで配置されている。
各プロセスユニット20は、静電潜像担持体の一例としての感光体ドラム21と、帯電器22と、現像カートリッジ24とを備えて構成されている。感光体ドラム21は、接地された金属製のドラム本体を備え、その表層を正帯電性の感光層で被覆することにより構成されている。
帯電器22は、感光体ドラム21の後側斜め上方において、感光体ドラム21と接触しないように所定間隔を隔てて、感光体ドラム21と対向配置されている。この帯電器22は、帯電用ワイヤからコロナ放電を発生させるスコロトロン型帯電器であり、感光体ドラム21の表面を一様に正極性に帯電させる。現像カートリッジ24は、内部にトナー収容室25が設けられ、その中に収容されたブラック,イエロー,マゼンタ,またはシアンの正帯電性非磁性1成分トナー(現像剤の一例:以下単にトナーという)を正に摩擦帯電させた上で現像手段の一例としての現像ローラ26を介して感光体ドラム21に供給する。
更に、ベルトユニット10は、搬送ベルト13を挟んで各感光体ドラム21と対向する位置にそれぞれ設けられた4つの転写ローラ14を備えている。搬送ベルト13は、駆動ローラ11の図1における時計方向の回転によって、同方向に回転駆動される。搬送ベルト13の表面には、前述のレジストローラ9,9から用紙Pが供給され、その用紙Pは各感光体ドラム21との対向部を通ってレーザプリンタ1の後方へ搬送される。
また、各プロセスユニット20の上方には、スキャナユニット30が設けられている。スキャナユニット30は、各色の画像データに対応するレーザ光Lk,Ly,Lm,Lcを発生する半導体レーザやそのレーザ光Lを偏向するポリゴンミラー(いずれも図示省略)を備え、各感光体ドラム21を走査露光する周知のものである。
このため、各感光体ドラム21の表面は、その回転時、先ず帯電器22により一様に正帯電される。その後、スキャナユニット30からのレーザ光Lの高速走査により露光されて、用紙Pに形成すべき画像に対応した静電潜像が形成される。次いで、現像ローラ26の回転により、現像ローラ26上に担持され正帯電されているトナーが、感光体ドラム21に対向して接触するときに、感光体ドラム21の表面上に形成されている静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム21の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム21の表面には、露光部分にのみトナーが付着したトナー像が担持される。
その後、各感光体ドラム21の表面上に担持されたトナー像は、搬送ベルト13によって搬送される用紙Pが感光体ドラム21と転写ローラ14との間を通るときに、転写ローラ14に定電流制御で印加される負極性の転写バイアスによって、用紙Pに順次転写される。こうしてトナー像が転写された用紙Pは、次いで、ベルトユニット10の後方に配設された定着手段の一例としての定着器40に搬送される。
定着器40は、ハロゲンランプ等の熱源を備えて回転駆動される加熱ローラ41と、加熱ローラ41の下方において、加熱ローラ41を押圧するように対向配置され従動回転される加圧ローラ42とを備えている。この定着器40では、4色のトナー像を担持した用紙Pを、加熱ローラ41と加圧ローラ42とによって狭持搬送しながら加熱することにより、トナー像を用紙Pに熱定着させる。そして、トナー像が熱定着された用紙Pは、排紙ローラ43により、レーザプリンタ1の上面に設けられた排紙トレイ(図示省略)に排出される。
また、定着器40と排紙ローラ43との間には、フラッパ44が揺動可能に設けられている。このフラッパ44は、用紙Pの搬送経路を、定着器40から排紙ローラ43へ向かう経路と、排紙ローラ43から再搬送ローラ47へ向かう経路とに切り換えるものである。再搬送ローラ47は、給紙トレイ2の下方に複数対設けられており、用紙Pを前述のレジストローラ9,9に向けて搬送するものである。
用紙Pの両面に画像を形成する場合には、先ず、フラッパ44が、用紙Pを排紙ローラ43に向かわせる方向に切り換えられ、正転する排紙ローラ43によって図1における上方に向かって用紙Pが搬送される。続いて、用紙Pの後端がフラッパ44を通過したタイミングで、排紙ローラ43が逆転されると共に、フラッパ44が用紙Pを再搬送ローラ47へ向かわせる方向に切り換えられる。
その結果、用紙Pは後端側から再搬送ローラ47によって搬送され、レジストローラ9,9を介して表裏が反転された状態で搬送ベルト13の表面に供給される。続いて、用紙Pは、その裏面に前述のようにトナー像が転写された後、定着器40にてトナー像が定着され、両面に画像が形成された状態で排紙ローラ43を介して排紙される。また、レーザプリンタ1の後面には、カバーの一例としてのリアカバー50が支点の一例としてのヒンジ51を中心に開閉可能に設けられている。このリアカバー50は、図1に示すようにヒンジ51から略鉛直に立ち上がる閉鎖位置に配設されることで、フラッパ44から排紙ローラ43に至る用紙Pの搬送経路と、排紙ローラ43からフラッパ44を経て再搬送ローラ47に至る用紙Pの搬送経路とを、後側から規定する。
また、各プロセスユニット20は、ドラムサブユニット100に設けられた4つの収納部(図示省略)に、個々に着脱可能に保持され、そのドラムサブユニット100は、略箱型に構成された本体フレーム200に引き出し可能に構成されている。
[本体フレームの構成]
次に、本体フレーム200の構成について説明する。図2は、ドラムサブユニット100及びスキャナユニット30を取り外した状態の本体フレーム200の構成を右後上方から表す斜視図である。なお、図示省略したが、本体フレーム200の外面には、樹脂製の外装カバーが覆い付けられている。図2に示すように、本体フレーム200は、ドラムサブユニット100及び前述のスキャナユニット30を支持する左右一対の板金フレーム210L,210Rと、各板金フレーム210L,210Rをそれぞれ下方から支持する一対の樹脂フレーム250L,250Rとを備えている。なお、樹脂フレーム250L,250Rは左右一体であってもよい。また、樹脂フレーム250L,250Rの間には前述の給紙トレイ2と再搬送ローラ47とが配設される。
ドラムサブユニット100は、本体フレーム200の前方から一対の板金フレーム210L,210Rの間に挿入される。図1に模式的に示したように、ドラムサブユニット100の後端下部には、後方から前方に向かって切欠かれた切欠部102が形成されている。この切欠部102は、ドラムサブユニット100の本体フレーム200への装着時には、一対の板金フレーム210L,210Rの間に架け渡された本体基準軸220(図2参照)に係合することによって、ドラムサブユニット100の後端を上下方向及び前後方向に位置決めする。また、ドラムサブユニット100の前端には左右方向外側に軸(図示せず)が突出されており、左右一対の板金フレーム210L,210Rにはその軸を受け入れる穴部211(図2に板金フレーム210R側のみ図示)が形成されている。
また、図2に示すように、スキャナユニット30を下方から支持する板金製のスキャナプレート270には、各色に対応するレーザ光Lを透過する4つのスリット271(図2では3つのみ図示)が形成されている。スキャナプレート270の左右両側の端縁272は、上方に直角に屈曲されて、左右一対の板金フレーム210L,210Rの上部にそれぞれ、前,後,中央の3箇所でビス273を介して固定されている。これによって、スキャナプレート270は一対の板金フレーム210L,210Rの間に水平に支持される。
また、左側の板金フレーム210Lには、感光体ドラム21を駆動するための駆動カップリング(図示省略)が挿通される丸穴212や、現像ローラ26を駆動するための駆動カップリング(図示省略)が挿通される丸穴213も穿設されている。更に、左側の板金フレーム210Lの外側には、上記各駆動カップリングをモータによって駆動する駆動系(図示省略)が固定される。なお、このような駆動系の構成は、例えば特開2008−9262号公報等により公知であるので詳細な説明は省略する。
また、一対の板金フレーム210L,210Rの上端縁は外側に直角に屈曲され、スキャナユニット30の上方中央及び上方前方に架設された金属製のアッパビーム241,フロントビーム242がビス固定されることによって互いに連結されている。このアッパビーム241,フロントビーム242が固定されたことによって、板金フレーム210L,210Rのスキャナユニット30の近傍の剛性が向上する。更に、一対の板金フレーム210L,210Rの前方下部は金属製のアンダービーム244がビス固定されることによって互いに連結されている。なお、スキャナプレート270,アッパビーム241,フロントビーム242,アンダービーム244がフレーム連結手段の一例に相当する。
また、一対の板金フレーム210L,210Rの後方下部には、他のユニットの一例としての電源ユニット400が取り付けられている。図3は図2のA−A線断面図であり、図4はその電源ユニット400の近傍を拡大して表す断面図である。なお、図3,図4では、図2で図示省略した前述のリアカバー50も図示している。図4に示すように、電源ユニット400は、左右方向に延びる筒状に樹脂にて成形されたダクト401を備えており、そのダクト401の下面に、上記モータ等を駆動するための電力を供給する低電圧基板403(基板の一例に相当)が取り付けられている。なお、図3,図4では、低電圧基板403に実装された電源部品等の図示を省略している。また、図2に示すように、電源ユニット400の右端には、ダクト401内の空気をレーザプリンタ1の外部へ排気することによって低電圧基板403を冷却するファン404が設けられている。
更に、電源ユニット400の後端下部には、リアカバー50のヒンジ51を回動可能かつ上下方向に移動可能に支持する軸受け部405がダクト401と一体成形されている。また、電源ユニット400の上方には、搬送ベルト13から定着器40に向けて用紙Pを案内する図1では図示省略したガイド408と、加圧ローラ42に付着したトナーを除去するためのクリーナローラ407とが設けられている。クリーナローラ407は、用紙Pの幅方向(左右方向)に間隔を置いて設けられた複数の剥離爪に対応して、その各々が加圧ローラ42と接触して回転するように複数個配設されている。また、電源ユニット400の後部背面には、図2に示すように、フラッパ44から再搬送ローラ47に至る用紙Pの搬送経路の一部に沿って、用紙Pの搬送を円滑にするための複数のガイドリブ500が上下方向に一体に突設されている。
なお、リアカバー50には、ヒンジ51の傍らに円弧状の案内溝が形成されており、電源ユニット400の軸受け部405の傍らに設けられた円柱状のピン(コロであってもよい)が嵌められている。これによって、例えば、リアカバー50が開放される際には、円柱状のピンが円弧状の案内溝の中を相対的に移動することにより、リアカバー50のヒンジ51が軸受け部405の上端側に向かって上昇しながら開放される。また、逆に、リアカバー50が閉じられる際には、同様にして、円柱状のピンが円弧状の案内溝の中を相対的に移動することにより、リアカバー50のヒンジ51が軸受け部405の下端側に向かって下降しながら閉じられる。このため、用紙Pの両面に画像を形成する場合において、フラッパ44から再搬送ローラ47に至る搬送経路で紙詰まり(ジャム)が発生したとき、リアカバー50の開放に伴って、その下端部分が上記搬送経路を開放する向きに変位することとなり、紙詰まり(ジャム)した用紙Pを容易に取り除くことができる。
また、用紙Pの片面に画像を形成する場合において、いわゆるフェイスアップ排紙(ストレート排紙)を行うために、リアカバー50を開放し、その上面をフェイスアップ排紙トレイとして利用する場合においては、後方側に向かってストレートに排出される用紙Pに対して、リアカバー50を高さ方向により接近した位置に配置することができ、用紙Pの積載性(用紙Pを整列して積載できる能力)を向上させることができる効果もある。
[本体フレームにおける電源ユニット支持構造]
次に、この電源ユニット400の支持構造について、詳細に説明する。図5は、図2の状態から更に電源ユニット400を取り外した状態の本体フレーム200の構成を右後上方から表す斜視図である。図2及び図5に示すように、電源ユニット400は、板金フレーム210L,210Rの内側面にそれぞれ固定された樹脂製の一対の取付部290L,290Rを介して板金フレーム210L,210Rに固定されている。すなわち、電源ユニット400の左右両端近傍には、図6(A)の平面図に示すようなピン410が設けられており、各取付部290L,290Rには、そのピン410を上下方向に位置決めする一対の水平板291が突設されている。各水平板291は、取付部290L,290Rの内側に水平方向に突出した平板状に構成され、上下で対をなす水平板291の間には、ピン410が後側から水平方向に挿入可能となっている。なお、図6(A)では、取付部290Lに突設された上側の水平板291を一部切り欠いて図示している。
図6(B)は、図6(A)におけるB−B線断面図であり(上記切り欠かれた水平板291も図示)、図6(C)は図6(A)の状態からピン410が抜けた状態を表す平面図、図6(D)はその状態を表す斜視図である。図6の各図に示すように、左側の取付部290Lに突設された水平板291は、上方の水平板291よりも下方の水平板291の方が幅広に構成されており、その下方の水平板291の後端面には、矩形の切欠部292が形成されている。また、ピン410の後側下方には、上記切欠部292に嵌合する矩形平板状の嵌合部411が一体成形されている。このため、左側のピン410を、取付部290Lに突設された一対の水平板291の間に挿入したとき、切欠部292に嵌合部411が嵌合することでそのピン410が左右方向及び前方向に位置決めされる。
図7は、図2におけるファン404の近傍の右側面を、取付部290Rを省略して描いた側面図である。なお、図7には、取付部290Rに突設された一対の水平板291を仮想線で示した。図7に示すように、右側の取付部290Rに突設された一対の水平板291の前側端部は、連接部296によって側面視コの字形に連接され、ピン410はこの連接部296に当接することによって前方向に位置決めされる。
また、このようなピン410は電源ユニット400の他の箇所にも形成されている。そして、図5に示すように、板金フレーム210L,210Rの後端は外側に直角に屈曲され、その屈曲部には、上記他の箇所に形成されたピン410を受け入れる穴部214がそれぞれ形成されている(図7参照)。更に、板金フレーム210L,210Rの後端の上記屈曲された部分には、電源ユニット400をビス421(図2参照)を介して固定するためのビス穴215が穿設されている。また、樹脂フレーム250L,250Rの後端面には、電源ユニット400をタッピングネジ422(図2参照)を介して固定するためのボス259が突設されている。
また、板金フレーム210L,210Rの後端の、穴部214,ビス穴215よりも下方の部分には、互いに対向する位置に鉤状の切欠部216がそれぞれ形成され、その切欠部216に電源ユニット400の左右両端部が配設される。なお、切欠部216の詳細な構成については、図5の状態から更に上記一対の取付部290L,290Rを取り外した状態の本体フレーム200の構成を表す図9を参照されたい。
次に、図8(A)は、ビス421,タッピングネジ422による電源ユニット400の接続状態を模式的に表す背面図である。図8(A)に示すように、電源ユニット400の上端部には、板金フレーム210Lのビス穴215との対向位置に長穴431が、板金フレーム210Rのビス穴215との対向位置に長穴432が、それぞれ形成されている。長穴431,432は、左右方向に長く形成されており、図8(A)及びそのF−F線断面図としての図8(B)に示すように、長穴431,432はビス421のネジ部よりも上下左右方向に大きく形成されている。このため、ビス421による板金フレーム210L,210Rと電源ユニット400との接続は、上下左右方向に自由度を有しており、特に左右方向に大きい自由度を有している。
また、前述の切欠部292に嵌合部411が嵌合し、かつ、連接部296に右側のピン410が当接するまでビス421が締め付けられた場合でも、図8(B)に例示するように、板金フレーム210L,210Rと電源ユニット400との間には隙間ができるように設計されている。このため、電源ユニット400の前後方向の位置は、前述の切欠部292と連接部296によって正確に規定される。なお、電源ユニット400の左側の取付部290Lに対する前方向の位置決めは、右側の取付部290Rと同じように、上下一対の水平板291を上下方向に連接する連接部分に対して左側のピン410を当接させることにより行うようにしてもよい。この場合、矩形の切欠部292と嵌合部411とは、電源ユニット400の左右方向の位置決めのみを行うことになる。
ところで、板金フレーム210L,210Rにそれぞれ固定された樹脂製の一対の取付部290L,210Rは、電源ユニット400を取り付けるために利用されるものであるが、その主たる目的は、定着器40を板金フレーム210L,210Rに位置決めして取り付けるために利用されるものである。すなわち、1つのユニットとして構成された定着器40は、後方側より一対の取付部290L,210Rに対して着脱自在に構成されているが、その着脱に際して、電源ユニット400が定着器40の着脱を邪魔しないような配置関係となっている。しかも、一対の取付部290L,210Rは、ベルトユニット10の後端側(駆動ローラ11側)を位置決めする目的のためにも利用されており、定着器40と電源ユニット400、更には、ベルトユニット10との三者が1つの部材で位置決めされることとなるため、定着器40の各ローラ41,42、電源ユニット400のガイド408及びクリーナローラ407、更には、ベルトユニット10の搬送ベルト13との三者の位置関係を容易かつ正確に確保することができる。
電源ユニット400の下端には、矩形の一対の取付片435,436が突設され、樹脂フレーム250Lのボス259に対する取付片435の対向位置には長穴437が、樹脂フレーム250Rのボス259に対する取付片436の対向位置には長穴438が、それぞれ形成されている。長穴437,438は、上下方向に長く形成されており、図8(A)及びそのG−G線断面図としての図8(C)に示すように、長穴437,438はボス259よりも上下左右方向に大きく形成され、かつタッピングネジ422の鍔よりも左右方向に狭く形成されている。
また、ビス421が前述のように締め付けられた場合、樹脂フレーム250L,250Rと取付片435,436との間に隙間ができ、かつ、ボス259の中心のビス穴に締め付けられたタッピングネジ422の鍔と取付片435,436との間にも隙間ができるように設計されている。このため、タッピングネジ422による樹脂フレーム250L,250Rと電源ユニット400との接続は、前後上下左右の各方向に自由度を有し、タッピングネジ422の鍔によって取付片435,436がボス259から完全に抜けてしまうのを抑制している。
このように、電源ユニット400は板金フレーム210L,210Rを基準として固定され、その板金フレーム210L,210Rは以下に説明するように樹脂フレーム250L,250Rに支持されている。すなわち、電源ユニット400は樹脂フレーム250L,250Rに直接位置決めされている訳ではないが、図8(A)に示すように、電源ユニット400の下端面には、樹脂フレーム250L,250Rの上端面に向かって一対の半球状の突起440が突設されている。このため、強い衝撃等により、電源ユニット400が樹脂フレーム250L,250Rに近接したときは、一対の突起440が樹脂フレーム250L,250Rに当接することによって衝撃を緩和する。しかも、この一対の突起440は、一対のビス穴215の位置よりも左右方向内側に配設されている。
すなわち、電源ユニット400に各板金フレーム210L,210Rから上下方向に加わる力の作用点と、電源ユニット400に上記樹脂フレーム250L,250Rから上下方向に加わる力の作用点とが、水平方向に互いに変位して配設されているので、樹脂フレーム250L,250Rに加わった衝撃力が電源ユニット400を介して板金フレーム210L,210Rに直接伝達されてしまうのを良好に抑制することができる。
[本体フレームにおける板金フレーム支持構造]
次に、一対の板金フレーム210L,210Rの支持構造について、詳細に説明する。図3,図9に示すように、一対の板金フレーム210L,210Rの下端縁は一部を残して内側に屈曲され、その屈曲されずに残った部分の一部は、樹脂フレーム250L,250Rによって支持される被支持部の一例としての突出片217となっている。すなわち、図3,図9に示すように、突出片217は各板金フレーム210L,210Rの下方に矩形に突出して、樹脂フレーム250L,250Rの上面に直方体状に突出した台部255によって支持される。なお、図3,図9では板金フレーム210L側のみ図示したが、板金フレーム210R側もほぼ同様に構成されている。また、一対の樹脂フレーム250L,250Rの下面は、前後に配設されたフロントビーム252,リアビーム253がビス固定されることによって互いに連結されている。
なお、板金フレーム210L,210Rと樹脂フレーム250L,250Rとは、ビス251(図10参照)によっても固定されているが、そのビスによる固定は比較的緩やかで、樹脂フレーム250L,250Rへの突出片217の当接位置が台部255上に規定され、かつ、樹脂フレーム250L,250Rの歪が板金フレーム210L,210Rにそのまま伝達されない程度とされている。更に、板金フレーム210L,210Rの前端近傍の下端縁には、円弧部を上にしたU字状の切欠部219が形成され、樹脂フレーム250L,250Rの上記切欠部219との対向位置には、断面が円弧部を上にしたU字状の突起258が形成されている。このため、突出片217と台部255との当接によって板金フレーム210L,210Rの樹脂フレーム250L,250Rに対する高さ方向の位置が規定され、各切欠部219と突起258との係合によって板金フレーム210L,210Rの樹脂フレーム250L,250Rに対する前後方向の位置が規定される。
なお、樹脂フレーム250と板金フレーム210とが緩やかに接続される具体的な構成としては、例えば、図10に示すようなものが推奨されるが、同様の効果ができる構成であれば、他の構成であってもよい。
図10は、樹脂フレーム250と板金フレーム210とのビス251による固定構造を水平断面によって表す説明図である。図10に示すように、ビス251は、いわゆる段付きネジとして構成され、その段部の径よりも、樹脂フレーム250のビス穴257の前後方向の長さが充分に大きく形成されており、ビス251の先端のネジ部が、板金フレーム210のビス穴218に螺合している。
これにより、樹脂フレーム250と板金フレーム210とは、ビス251によって、それら両者が相対的に移動できない程、堅く接続されていないため、樹脂フレーム250の歪みがそのまま板金フレーム210に伝達される虞れがない。また、樹脂フレーム250と板金フレーム210との線膨張率が異なったとしても、温度変化による寸法差を吸収することができるため、樹脂フレーム250や板金フレーム210が反ったりする虞れもない。
ビス251は、いわゆる段付きネジとして構成されたものに限らず、例えば、一般的なビスを用いて、段部に相当するワッシャ等を介在させてネジ止めするようにしても、同様の効果ができる。
なお、一対の樹脂フレーム250L,250Rの下面には、長手方向の前後両端近傍にそれぞれ、レーザプリンタ1の設置面に接する支持脚600(図3)が下方に突出するように設けられている。これらの各支持脚600は、各板金フレーム210L,210Rにおける前後両端の2つの突出片217よりも前後方向外側に距離LAをおいて位置する。換言すると、一対の樹脂フレーム250L,250Rは、各突出片217よりも前後方向外側へ延在していることになり、その延在部分を、突出片217の下方部分をほぼ中心として上方へ弾性変形可能にしている。
そして、図3から明らかなように、電源ユニット400は、各板金フレーム210L,210Rにおける前後両端の2つの突出片217よりも外側の位置、より具体的には、後側の突出片217よりも後方の位置に配置されている。このため、一対の樹脂フレーム250L,250Rの上に板金フレーム210L,210Rを支持するようにして組み立てた後であっても、電源ユニット400を板金フレーム210L,210Rに対して取り付けることができる。
[本実施の形態の効果及び変形例]
このように構成された本実施の形態のレーザプリンタ1では、ドラムサブユニット100及びスキャナユニット30を用紙Pの搬送方向左右両側から支持する一対の板金フレーム210L,210Rは、スキャナプレート270,アッパビーム241,フロントビーム242,アンダービーム244を介して互いに連結されている。このため、スキャナユニット30と各感光体ドラム21との相対位置を正確に保持して、色ずれ等の少ない正確な画像を形成することができる。
しかも、レーザプリンタ1では、上記一対の板金フレーム210L,210Rをそれとは別体に構成された樹脂フレーム250L,250Rによって支持しており、ビス251による固定も緩やかである。このため、レーザプリンタ1の設置面に凹凸がある場合でも、樹脂フレーム250L,250Rが歪んで凹凸を吸収することにより、板金フレーム210L,210Rに支持された画像形成手段(スキャナユニット30やプロセスユニット20等)が変形することを抑制することができる。
すなわち、本実施の形態の装置では、一対の板金フレーム210L,210Rを含む上部ユニットの重量は、突出片217を介して樹脂フレーム250L,250Rの台部255の上面に作用している。樹脂フレーム250L,250Rに設けた複数の支持脚600は、各板金フレーム210L,210Rにおける前後両端の2つの突出片217よりも前後方向外側に位置している。このため、前記重量は、前後2つの支持脚600間において樹脂フレーム250L,250Rの弾性により受けられる。
板金フレーム210L,210Rに上方から衝撃が加わったり、あるいは任意の1つの支持脚600が設置面の凹凸などにより持ち上げられたとき、樹脂フレーム250L,250Rの、突出片217よりも前後方向外側へ延在している部分が、支持脚600をほぼ中心として上方へ弾性変形する。このとき、その樹脂フレーム250L,250Rの延在部分の上面と、板金フレーム210L,210Rの下端との間には、隙間が存在するので、樹脂フレーム250L,250Rに作用した捩りモーメントなどの影響は、板金フレーム210L,210R、及び、その板金フレーム210L,210Rに取付部290L,290Rを介して取り付けられている電源ユニット400に対しては、極めて小さくなる。また、前記衝撃が過大になるなどして樹脂フレーム250L,250Rの変形量が隙間の高さを超える場合、樹脂フレーム250L,250Rの延在部分の上面がそれと対向する板金フレーム210L,210R、あるいは、電源ユニット400下端(突起440)と当接し、その変形を抑え、樹脂フレーム250L,250Rの塑性変形あるいは破壊を防止することができる。
もし、板金フレーム210L,210Rに、樹脂フレーム250L,250Rから撓みや捩りモーメントなどが作用したとしても、それは、板金フレーム210L,210Rには上下方向つまりその面方向に沿って作用する。板金フレーム210L,210Rは面方向には、樹脂フレーム250L,250Rの延在部分の上下方向の剛性よりも高い剛性を有しているので、画像形成手段の各部、特にスキャナユニット30とプロセスユニット20との間の位置精度を良好に保つことができ、色ずれなどの少ない正確な画像を形成することができる。また、板金フレーム210L,210Rは、スキャナフレート270、アッパビーム241、フロントビーム242、アンダービーム244によって連結され、全体として枠状体をなすように構成されているので、他の方向にも高い剛性をもち、画像形成手段の各部の位置精度を一層良好に保つことができる。
更に、上記一対の板金フレーム210L,210Rは、各々に2つずつ設けられた突出片217を介して4点で樹脂フレーム250L,250Rに支持されるので安定して倒れ難くなり、一層安定性が向上する。また更に、本実施の形態では、各板金フレーム210L,210Rの下端に突出片217を設けてその部分を樹脂フレーム250L,250Rで支持しているので、前述の特許文献1のように底板を設ける必要もなく構成が簡略化して製造コストを低減することもできる。
また、レーザプリンタ1では、一対の板金フレーム210L,210Rの切欠部216の間に、上記一対の板金フレーム210L,210Rの間隔よりも左右方向に長い電源ユニット400が配置されている。このため、上記のように左右方向に長い電源ユニット400を使用したにも拘わらず、装置の大型化を抑制することができる。しかも、電源ユニット400は、板金フレーム210L,210Rに対してはそれぞれ固定され、樹脂フレーム250L,250Rに対しては一定の制限の下に変位可能に接続されている。このため、電源ユニット400は、ドラムサブユニット100との位置関係が正確に規定され、一層良好に画像を形成することができる。
また、電源ユニット400は、樹脂フレーム250L,250Rに対しては一定の制限の下に変位可能に接続されているので、上記設置面の凹凸等によって生じる樹脂フレーム250L,250Rの歪が電源ユニット400に伝達されるのも抑制することができる。更に、電源ユニット400は樹脂製の一対の取付部290L,290Rを介して上記一対の板金フレームに取りつけられているので、板金フレーム210L,210Rの切欠部216の間に配置可能な電源ユニット400の形状の自由度も向上させることができる。
なお、本発明は上記実施の形態になんら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施することができる。例えば、板金フレーム210L,210Rは樹脂フレーム250L,250Rに載せるだけであってもよい。但し、上記実施の形態のように、樹脂フレーム250L,250Rと板金フレーム210L,210Rとがビス251等によって接続された場合、突出片217の樹脂フレーム250L,250Rに対する当接位置が台部255上に規定される。従って、その場合、板金フレーム210L,210Rを樹脂フレーム250L,250R上に一層安定して支持することができる。また、被支持部の数は複数であればいくつであってもよく、その形状も上記実施の形態の突出片217に限定されるものではない。更に、本発明はモノクロのレーザプリンタやファクシミリ装置,コピー機等の各種画像形成装置にも同様に適用することができる。
1…レーザプリンタ 20…プロセスユニット 30…スキャナユニット
40…定着器 50…リアカバー 51…ヒンジ
100…ドラムサブユニット 102…切欠部 200…本体フレーム
210…板金フレーム 214…穴部 215,218,257…ビス穴
216…切欠部 217…突出片 220…本体基準軸
241…アッパビーム 242…フロントビーム 244…アンダービーム
250…樹脂フレーム 251,273,421…ビス 255…台部
259…ボス 270…スキャナプレート 290…取付部
291…水平板 292…切欠部 296…連接部
400…電源ユニット 401…ダクト 403…低電圧基板
404…ファン 405…軸受け部 410…ピン
411…嵌合部 422…タッピングネジ
431,432,437,438…長穴 435,436…取付片 440…突起
P…用紙

Claims (7)

  1. 被記録媒体に画像を形成する画像形成手段と、
    該画像形成手段を上記被記録媒体の搬送方向左右両側から支持する一対の板金フレームと、
    該一対の板金フレームを上記左右方向に連結するフレーム連結手段と、
    上記各板金フレームの下端を下方から支持する樹脂フレームと、
    を備え、
    上記一対の板金フレームには、互いに対向する位置に切欠部がそれぞれ形成され、
    上記一対の切欠部の間には、上記一対の板金フレームの間隔よりも上記左右方向に長く、上記画像形成手段の動作を補助する他のユニットが配置されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 上記他のユニットは、上記一対の板金フレームに対してそれぞれ固定され、上記樹脂フレームに対しては一定の制限の下に変位可能に接続されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 上記他のユニットに上記各板金フレームから上下方向に加わる力の作用点と、上記他のユニットに上記樹脂フレームから上下方向に加わる力の作用点とが、水平方向に互いに変位して配設されたことを特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 上記他のユニットは、上記画像形成手段を駆動するための基板を内蔵し、その基板を冷却するためのダクトであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 上記一対の板金フレームを覆う開閉可能なカバーの支点が上記他のユニットにあることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 上記他のユニットは、上記一対の板金フレームにそれぞれ固定された樹脂製の一対の取付部に取り付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 上記樹脂フレームは、上記各板金フレームの下端にそれぞれ複数設定された被支持部を下方から支持し、
    上記他のユニットは、上記一対の板金フレームの上記各支持部の外側に配置されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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