JP2011170183A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1フレームおよび第2フレームに設けられた部材の位置ずれを防止することができながら、製造コストの低減を図ることができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】金属製のメインフレーム21には、第1フレーム23および第2フレーム24が取り付けられている。第1フレーム23および第2フレーム24は、メインフレーム21よりも線膨張率の高い樹脂からなる。第1フレーム23および第2フレーム24は、第2ボス33および長孔36により、上下方向において互いに相対的に位置決めされる。
【選択図】図4

Description

本発明は、レーザプリンタなどの画像形成装置に関する。
画像形成装置の一例であるカラーレーザプリンタにおいて、本体フレームの幅方向に対向する各側壁を、板金フレームと樹脂フレームとで構成したものがある。幅方向において、板金フレームは、相対的に外側に配置され、樹脂フレームは、相対的に内側に配置されている。
幅方向に対向する樹脂フレームの間には、用紙を搬送するためのベルトユニットが配置されている。ベルトユニットの上方には、4つの感光ドラムがベルトユニットによる用紙の搬送方向に沿って並列に配置されている。各感光ドラムの表面に形成される各色のトナーがベルトユニットにより搬送される用紙に重ねて転写されることにより、その各色トナー像の重ね合わせによるカラー画像が用紙に形成される。
特開2007−148142号公報
樹脂フレームの材料には、線膨張率の低い樹脂が採用されている。しかしながら、線膨張率が低い樹脂は、一般的に、線膨張率が高い樹脂に比べて高価である。そのため、カラーレーザプリンタのコストが高いという問題がある。
樹脂フレームの材料として、線膨張率が高い安価な樹脂材料を採用すれば、当然、カラーレーザプリンタのコストを低減することができる。しかし、板金フレームと樹脂フレームとの間の線膨張率の差が大きくなり、熱変化に伴って、板金フレームに保持された部材と樹脂フレームに保持されたベルトユニットとの間で相対的な位置ずれが生じる。このような相対的な位置ずれが生じると、カラーレーザプリンタの動作に影響を生じるおそれがある。
本発明の目的は、コストの低減を図ることができながら、第1フレームに保持された部材と第2フレームに保持された部材との相対的な位置ずれを防止することができる、画像形成装置を提供することにある。
前記の目的を達成するため、本発明は、画像形成装置であって、金属製のメインフレームと、前記メインフレームよりも線膨張率が高い樹脂からなり、前記メインフレームに取り付けられる第1フレームと、少なくとも前記第1フレームに保持され、現像剤像が転写されるシートを搬送する搬送機構と、前記メインフレームよりも線膨張率が高い樹脂からなり、前記メインフレームに取り付けられる第2フレームと、前記第1フレームおよび前記第2フレームを、前記搬送機構による前記シートの搬送面と直交する方向において互いに位置決めするための相対位置決め手段とを備えていることを特徴としている。
本発明によれば、金属製のメインフレームには、線膨張率の高い樹脂からなる第1フレームおよび第2フレームが取り付けられている。
また、第1フレームおよび第2フレームは、相対位置決め手段により、搬送機構によるシートの搬送面と直交する方向において互いに位置決めされる。これにより、シートの搬送面と直交する方向において、第1フレームに保持される搬送機構と第2フレームに保持される部材との相対的な位置ずれを防止することができる。つまり、第1フレームおよび第2フレームに線膨張率の高い安価な材料を用いても、位置ずれ防止が可能になる。
図1は、本発明の一実施形態に係るカラープリンタの側断面図である。 図2は、本体ケーシングの内部の構造を示す斜視図である。 図3は、図2に示すメインフレーム、第1フレームおよび第2フレームの左右方向内側からみた側面図である。 図4は、図2に示す第1フレームおよび第2フレームを左右方向外側から見た側面図である。 図5は、本体ケーシングの内部の構造を示す平面図である。 図6は、図5に示す切断線VI-VIにおける第1フレーム、第2フレームおよびベルトユニットの断面図である。
以下では、本発明の実施形態について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。
1.プリンタの全体構成
画像形成装置の一例としてのプリンタ1は、タンデム型のカラープリンタである。図1に示すように、プリンタ1の装置本体の一例としての本体ケーシング2内には、ドラムユニット3が装着されている。このドラムユニット3は、本体ケーシング2の一方側壁に設けられたフロントカバー4を開けて、本体ケーシング2に対して着脱可能となっている。
なお、以下の説明において、フロントカバー4が設けられる側(図1における左側)を前側(正面側)とし、その反対側(図1における右側)を後側(背面側)とする。また、プリンタ1を前側から見たときを左右の基準とする。
ドラムユニット3には、4つの感光ドラム5が備えられている。4つの感光ドラム5は、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色に対応して設けられ、前後方向に沿って、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に等間隔に並列に配置されている。
また、ドラムユニット3には、各感光ドラム5に対応して、帯電器の一例としてのスコロトロン型帯電器6と、現像カートリッジ7とが備えられている。現像カートリッジ7は、感光ドラム5にトナー(現像剤)を供給するための現像ローラ8を備えている。各現像カートリッジ7は、ドラムユニット3に対して着脱可能に装着されている。
ドラムユニット3の上方には、各色に対応した4本のレーザビームを出射する露光器9が配置されている。
感光ドラム5の回転に伴って、感光ドラム5の表面は、スコロトロン型帯電器6からの放電によって一様に帯電された後、露光器9からのレーザビームにより選択的に露光される。この露光によって、感光ドラム5の表面から電荷が選択的に除去され、感光ドラム5の表面に静電潜像が形成される。静電潜像が現像ローラ8に対向すると、現像ローラ8から静電潜像にトナーが供給される。これにより、感光ドラム5の表面にトナー像が形成される。
なお、露光器9に代えて、4つのLEDアレイが各感光ドラム5に対応して設けられてもよい。
本体ケーシング2の底部には、用紙Pを収容する給紙カセット10が配置されている。給紙カセット10に収容されている用紙Pは、各種ローラにより、搬送ベルト11上に搬送される。搬送ベルト11は、4つの感光ドラム5に下方から対向して配置されている。感光ドラム5に対して搬送ベルト11の上側部分を挟んで対向する各位置には、転写ローラ12が配置されている。搬送ベルト11上に搬送された用紙Pは、搬送ベルト11の走行により、搬送ベルト11と各感光ドラム5との間を順次に通過する。そして、感光ドラム5の表面上のトナー像は、用紙Pと対向したときに、転写ローラ12に印加された転写バイアスによって、用紙Pに転写される。
搬送ベルト11に対して用紙Pの搬送方向における下流側には、定着器13が設けられている。トナー像が転写された用紙Pは、定着器13に搬送される。定着器13では、加熱および加圧により、トナー像が用紙Pに定着される。トナー像が定着した用紙Pは、各種ローラにより、本体ケーシング2の上面の排紙トレイ14に排出される。
また、搬送ベルト11の下側には、クリーナの一例としてのクリーニングユニット15が設けられている。クリーニングユニット15は、回収ボックス16と1対のクリーニングローラ17とを備えている。
クリーニングローラ17の回転および搬送ベルト11の走行に伴って、用紙Pに転写されずに搬送ベルト11の外周面に付着したトナーは、クリーニングローラ17に捕獲される。その後、クリーニングローラ17に捕獲されたトナーは、回収ボックス16内に回収される。
2.本体ケーシング内の構成
図2に示すように、本体ケーシング2には、1対のメインフレーム21が左右方向に間隔を空けて対向配置されている。各メインフレーム21は、亜鉛めっき鋼板製の板金からなり、側面視略矩形状に形成されている。図2では、1対のメインフレーム21のうち、左側のメインフレーム21のみを図示し、右側のメインフレーム21の図示を省略している。
各メインフレーム21の内側面(左側のメインフレーム21の右側面)には、第1フレーム23および第2フレーム24が取り付けられている。第1フレーム23および第2フレーム24は、メインフレーム21よりも線膨張率が高く、樹脂の中でも線膨張率が比較的高い樹脂(たとえば、ABS樹脂)により形成されている。より具体的には、第1フレーム23および第2フレーム24の材料として、後述するフレーム側板55の材料よりも高い線膨張率を有し、かつ安価な樹脂が用いられている。
(1)第1フレーム
第1フレーム23は、前後方向に長い側面視細長矩形板状に形成されている。第1フレーム23の前後方向の寸法は、たとえば、メインフレーム21の前後方向の寸法の約4分の3である。また、第1フレーム23の上下方向の寸法は、たとえば、メインフレーム21の上下方向の寸法の約半分である。
左右の第1フレーム23に挟まれた空間には、ドラムユニット3(図1参照)が配置される。
第1フレーム23には、4つの第1貫通孔30および4つの第2貫通孔31が第1フレーム23を左右方向に貫通して形成されている。
第1貫通孔30は、第1フレーム23の上側部分において、前後方向に等間隔に並んで配置され、現像ローラ8(図1参照)に駆動力を伝達するための現像カップリング(図示せず)と左右方向に対向している。第1貫通孔30に本体ケーシング2内に設けられる現像駆動入力部(図示せず)が挿通され、現像駆動入力部から現像カップリングに駆動力が伝達されることにより、現像ローラ8が回転駆動される。
4つの第2貫通孔31は、各第1貫通孔30に対して後側下方の位置に配置され、感光ドラム5(図1参照)に駆動力を伝達するためのドラムカップリング(図示せず)と左右方向に対向している。第2貫通孔31に本体ケーシング2内に設けられるドラム駆動入力部(図示せず)が挿通され、ドラム駆動入力部からドラムカップリングに駆動力が伝達されることにより、感光ドラム5が回転駆動される。
また、図3,4に示すように、第1フレーム23における前後方向および上下方向の略中央部分には、絶対位置決め手段の一例としての第1ボス32が形成されている。第1ボス32は、第1フレーム23からメインフレーム21側(左右方向外側)に向けて突出している。メインフレーム21には、第1ボス32とほぼ同じサイズの貫通孔(図示せず)が形成されている。そして、第1ボス32がメインフレーム21の貫通孔に挿入されることにより、第1フレーム23がメインフレーム21に対して前後方向および上下方向に位置決めされた状態で取り付けられている。
また、図4に示すように、第1フレーム23の後端部には、第2ボス33が形成されている。第2ボス33は、第1フレーム23から左右方向外側に向けて突出する円柱状に形成されている。
(2)第2フレーム
図2に示すように、第2フレーム24は、上下方向に長い側面視細長矩形板状に形成されている。第2フレーム24の前後方向の寸法は、たとえば、メインフレーム21の前後方向の寸法の約4分の1である。また、第2フレーム24の上下方向の寸法は、第1フレーム23の上下方向の寸法とほぼ同じである。
第2フレーム24は、メインフレーム21に向けて突出する複数のボス35により、第1フレーム23に対して後側の位置において、メインフレーム21に取り付けられている。また、この状態で、第2フレーム24の前端部は、第1フレーム23の後端部と左右方向に対向するように重なり合っている。
第2フレーム24の前端部において、第1フレーム23の第2ボス33と左右方向に対向する位置には、前後方向に長い側面視楕円形の長孔36が、第2フレーム24を左右方向に貫通する貫通孔として形成されている。長孔36の上下方向のサイズは、第2ボス33の外径とほぼ同じである。そのため、長孔36の内側に第2ボス33が挿入された状態で、第2ボス33は、長孔36に対して上下方向に位置決めされている。これにより、第2ボス33および長孔36は、第1フレーム23および第2フレーム24を上下方向において互いに位置決めする相対位置決め手段を構成し、第1フレーム23および第2フレーム24は、第2ボス33および長孔36を介して、上下方向に互いに位置決めされた状態で、前後方向の相対的な位置ずれが許容されている。
また、第2フレーム24には、第3貫通孔37および第4貫通孔38が第2フレーム24を左右方向に貫通して形成されている。
第3貫通孔37は、第2フレーム24の上側部分に形成されている。第3貫通孔37には、定着器13(図1参照)を駆動するための定着駆動入力部(図示せず)が挿通される。1対の第2フレーム24間に定着器13が配置された状態で、定着器13は、図示しない取付部材により、第2フレーム24に取り付けられる。そして、第3貫通孔37を介して定着駆動入力部が定着器13に接続されることにより、定着器13に駆動力が伝達される。
第4貫通孔38は、第2フレーム24の下側部分に形成されている。第4貫通孔38には、ベルトユニット25(図2参照)を駆動するためのベルト駆動入力ギヤ39が挿通される。そして、ベルト駆動入力ギヤ39が後述するベルトユニット25の駆動ローラ51に接続されることにより、ベルトユニット25に駆動力が伝達される。
(3)ベルトユニット
図2に示すように、ベルトユニット25は、左右方向に間隔を空けて対向する1対のフレーム側板55を備えている。フレーム側板55は、メインフレーム21よりも高く、第1フレーム23および第2フレーム24よりも低い線膨張率を有する樹脂材料(たとえば、所定量のフィラーが添加されたマルチロン(登録商標))からなる。
フレーム側板55の外側面には、左右方向外側に突出する保持突起56が形成されている。そして、フレーム側板55の左右の保持突起56のそれぞれが、幅方向において同じ側にある第1フレーム23に支持されている。詳しくは、各第1フレーム23において、幅方向から見て、対応する(幅方向で同じ側にある)保持突起56と一致する部分には、幅方向外側へ窪む保持孔57(図3参照)が形成されており、この保持孔57に、対応する保持突起56が嵌め込まれる。この状態で、保持突起56は、図示しない付勢部材によって前側へ付勢されることによって、第1フレーム23において保持孔57の前側を区画する面に押し付けられており、前後に移動することができない。つまり、ベルトユニット25は、保持突起56において、各第1フレーム23に対して前後方向に位置決めされている。
1対のフレーム側板55間には、搬送ローラの一例としての駆動ローラ51および従動ローラ52、ならびに4つの転写ローラが回転可能に保持されている。
駆動ローラ51は、フレーム側板55の後端部間に架設されている。図6に示すように、駆動ローラ51は、左右方向に延びる軸の一例としての駆動ローラ軸60を備えている。そして、駆動ローラ軸60の両端部は、フレーム側板55に挿通され、フレーム側板55の外側に突出している。
また、駆動ローラ軸60は、第1フレーム23と第2フレーム24とが左右方向に重なり合った部分に対して内側から対向している。そして、駆動ローラ軸60は、図示しない付勢部材により、一方側(たとえば、左側)に向けて押圧されている。これにより、第1フレーム23は、駆動ローラ軸60により右側に向けて押圧される。そして、第1フレーム23と第2フレーム24とが左右方向に重なり合っているので、第2フレーム24は、第1フレーム23により右側に向けて押圧される。すなわち、駆動ローラ軸60は、第1フレーム23を介して、第2フレーム24を右側に向けて押圧している。
図2に示すように、従動ローラ52は、フレーム側板55の前端部間に架設されている。
そして、4つの転写ローラ12(図1参照)は、駆動ローラ51と従動ローラ52との間において、前後方向に等間隔に配置されている。
駆動ローラ51および従動ローラ52には、無端状の搬送ベルト11が巻き回されている。
(4)センサユニット
ベルトユニット25に対して後方に離間した位置には、センサの一例としてのセンサユニット53が配置されている。
センサユニット53は、搬送ベルト11の表面に左右方向にわたって対向している。センサユニット53の内部には、搬送ベルト11の表面に形成されたトナー像を検出する検出部(図示せず)が設けられている。
搬送ベルト11の表面に所定のパターンのトナー像(パッチデータ)が形成され、そのトナー像をセンサユニット53の検出部で検出することにより、4つの感光ドラム5(図1参照)により形成されるトナー像の位置ずれを検出することができる。
また、センサユニット53の左右方向両端部には、左右方向外側に突出する保持突起65が形成されている。保持突起65が第2フレーム24の保持孔66(図3参照)に挿入されることにより、センサユニット53が第2フレーム24に保持される。
(4)クリーニングユニット
上述したように、クリーニングユニット15は、回収ボックス16と1対のクリーニングローラ17とを備えている。
図2に示すように、回収ボックス16は、前後方向および左右方向に延びるボックス状に形成され、左右方向に対向する1対のボックス側板70を備えている。
各クリーニングローラ17は、ボックス側板70の前後方向中央部分に架設されている。
また、ボックス側板70の前端部および後端部には、その外側面から左右方向外側に突出する円柱状のボックス支持突起71が形成されている。各ボックス支持突起71が第1フレーム23のボックス支持孔72に挿入されることにより、クリーニングユニット15が第1フレーム23に保持される。
3.作用効果
以上のように、第1フレーム23および第2フレーム24が線膨張率の高い(安価な)樹脂で構成されていたとしても、第1フレーム23および第2フレーム24を上下方向に互いに位置決めすることで、位置精度を保つことができる。
また、第1フレーム23は、第1ボス32により、メインフレーム21に取り付けられている。第2フレーム24は、複数のボス35により、メインフレーム21に取り付けられている。そして、第1フレーム23および第2フレーム24は、第2ボス33および長孔36により、上下方向において互いに位置決めされる。そのため、環境温度の変化が生じると、第1フレーム23は、第1ボス32を中心として伸縮し、第2フレーム24は、ボス35を中心として伸縮する。
その一方で、長孔36と第2ボス33との間には、前後方向に遊びが設けられている。そのため、第1フレーム23および第2フレーム24の伸縮時に、長孔36内を第2ボス33が移動することにより、その伸縮を吸収することができる。これにより、上下方向において、第1フレーム23に保持されるベルトユニット25と第2フレーム24に保持されるセンサユニット53との相対的な位置ずれを防止することができる。
また、第1フレーム23に保持される搬送ベルト11と第2フレーム24に保持されるセンサユニット53とを精度よく位置決めすることができるので、センサユニット53によるトナー像(位置ずれを検出するためのパッチデータ)の検出精度を向上させることができる。
また、クリーニングユニット15は、第1フレーム23に保持されている。搬送ベルト11上に転写されたトナー像は、クリーニングユニット15により除去される。クリーニングユニット15および搬送ベルト11は、ともに第1フレーム23に保持される。よって、クリーニングユニット15と搬送ベルト11との間の位置精度を向上させることができる。
また、ベルトユニット25は、駆動ローラ51および従動ローラ52を備えている。駆動ローラ51は、左右方向に延びる駆動ローラ軸60を中心に回転可能に設けられている。これにより、駆動ローラ51および従動ローラ52に張架される搬送ベルト11を前後方向に走行させることができる。
また、第1フレーム23および第2フレーム24は、左右方向において互いに一部が重なり合っている。駆動ローラ軸60は、第1フレーム23を介して、第2フレーム24を左右方向外側に押圧している。これにより、駆動ローラ軸60を左右方向に位置決めすることができる。
また、定着器13によって、用紙Pに転写されたトナー像がその用紙Pに定着される。定着器13は、第2フレーム24に保持されている。第1フレーム23と第2フレーム24とが上下方向に位置決めされているので、第2フレーム24に保持される定着器13と第1フレーム23に保持されるベルトユニット25とを精度よく位置決めすることができる。
また、第1フレーム23は、第1ボス32により、メインフレーム21に対して前後方向および上下方向に位置決めされる。そのため、環境温度の変化により第1フレーム23が熱膨張/収縮したときに、第1ボス32の近傍で、第1フレーム23とメインフレーム21との間に位置ずれが生じるのを防止することができる。
また、第1ボス32は、上下方向および前後方向において、第1フレーム23のほぼ中央に形成されている。そのため、第1ボス32を基準として、第1ボス32からの距離に応じて、第1フレーム23とメインフレーム21との間に生じる位置ずれ量を予測することができる。したがって、その予測した位置ずれ量に基づいて各部材を配置することにより、第1フレーム23とメインフレーム21との間に生じる位置ずれの影響を小さくすることができる。
1 プリンタ
5 感光ドラム
11 搬送ベルト
13 定着器
15 クリーニングユニット
21 メインフレーム
23 第1フレーム
24 第2フレーム
25 ベルトユニット
32 第1ボス
33 第2ボス
36 長孔
50 駆動ローラ
51 従動ローラ
53 センサユニット
60 駆動ローラ軸

Claims (8)

  1. 金属製のメインフレームと、
    前記メインフレームよりも線膨張率が高い樹脂からなり、前記メインフレームに取り付けられる第1フレームと、
    少なくとも前記第1フレームに保持され、現像剤像が転写されるシートを搬送する搬送機構と、
    前記メインフレームよりも線膨張率が高い樹脂からなり、前記メインフレームに取り付けられる第2フレームと、
    前記第1フレームおよび前記第2フレームを、前記搬送機構による前記シートの搬送面と直交する方向において互いに位置決めするための相対位置決め手段とを備えている、画像形成装置。
  2. 前記搬送機構は、前記第1フレームにより規制されている、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記搬送面と平行な方向に並列に配置され、前記シートに転写される現像剤像を担持する複数の像担持体を備えている、請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記搬送機構は、前記搬送面に沿って走行し、前記シートを担持して搬送するための搬送ベルトを備えており、
    前記画像形成装置は、前記像担持体から前記搬送ベルト上に転写された現像剤像を検知するセンサを備え、
    前記センサは、前記第2フレームに保持されている、請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記搬送ベルト上に転写された現像剤像を除去するクリーナを備え、
    前記クリーナは、前記第1フレームに保持されている、請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記搬送機構は、前記搬送面と平行な方向に間隔を空けて配置されて、当該方向と直交かつ前記搬送面と平行に延びる軸を中心に回転可能に設けられ、前記搬送ベルトが張架される複数の搬送ローラを備えており、
    前記第1フレームおよび前記第2フレームは、前記軸が延びる方向において互いに一部が重なり合い、
    前記軸は、前記第1フレームを介して、前記第2フレームを前記軸が延びる方向に押圧している、請求項3または4に記載の画像形成装置。
  7. 前記搬送機構により搬送される前記シートに転写された現像剤像を当該シートに定着させるための定着器を備え、
    前記定着器は、前記第2フレームに保持されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1フレームを前記メインフレームに対して前記搬送面と平行な方向および前記搬送面と直交する方向に位置決めするための絶対位置決め手段を備えている、請求項1〜7のいずれか一項に記載の画像形成装置。
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