JP2011095345A - 光コネクタ及び光コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光接続に加えて、良好な電気的接続を図りつつ活線挿抜を可能とする光コネクタとそれを用いた光コネクタ装置を提供すること。
【解決手段】光コネクタは、第1端面220aを有すると共に第1導電部として機能する第1フェルール220と、第2端面230aを有すると共に第2導電部(後側部材234)を設けられた第2フェルール230とを備えている。ここで、第1端面220aと第1導電部との距離(即ち、図示された例ではゼロ)を第2端面230aと第2導電部(後側部材234)との距離と異ならせる。
【選択図】図1

Description

本発明は、光ファイバ素線とメタル導体とを含む光電気複合ケーブルに接続されるフェルールを有する光コネクタと、当該光コネクタに接続されるアダプタや相手方光コネクタとを備える光コネクタ装置に関する。
この種の光コネクタ装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の光コネクタ装置は、2つの光コネクタとそれらを中継するアダプタとを備えている。アダプタには、導電性のスリーブが設けられており、その導電性のスリーブ内にて2つの光コネクタの導電性のフェルールの端面同士を突き合わせ、それによって両者の電気的接続を図ることとしている。
なお、光コネクタ装置に関するものではなく電気コネクタに関するものであって活線挿抜に関する技術としては、特許文献2に開示されたものがある。特許文献2の電気コネクタにおいては、コンタクトの突出長を異ならせて接続タイミングをコンタクト毎にずらすことにより、活線挿抜に対応することとしている。
特開昭62−19813号公報 実開平6−5153号公報
本発明は、光接続に加えて、良好な電気的接続を図りつつ活線挿抜を可能とする光コネクタとそれを用いた光コネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の光コネクタとして、
第1端面を有する第1フェルールと第2端面を有する第2フェルールを備える光コネクタであって、
前記第1フェルールには、第1導電部が設けられており、
前記第2フェルールには、第2導電部が設けられており、
前記第1端面と前記第1導電部との距離は、前記第2端面と前記第2導電部との距離と異なっている
光コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第2の光コネクタとして、第1の光コネクタであって、
前記第1フェルールは、第1外周面を有すると共に前記第1端面を端面として有する円柱状の第1端部を備えており、
前記第2フェルールは、第2外周面を有すると共に前記第2端面を端面として有する円柱状の第2端部を備えており、
前記第1導電部は、前記第1外周面上の少なくとも一部に形成されており、
前記第2導電部は、前記第2外周面上の一部であって前記第2端面から離れた位置に形成されている
光コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第3の光コネクタとして、第2の光コネクタであって、
前記第1導電部は、前記第1外周面の全体に亘って形成されている
光コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第4の光コネクタとして、第2又は第3の光コネクタであって、
前記第2外周面の前記第2端面から前記第2導電部までの部位は絶縁性材料からなる
光コネクタが得られる。
更に、本発明によれば、第5の光コネクタとして、第1乃至第4の光コネクタのいずれかであって、
第3端面及び第3外周面を有する円柱状の第3端部を有する第3フェルールを更に備えており、
前記第3外周面上の一部であって前記第3端面から離れた位置には、第3導電部が形成されており、
前記第3端面と前記第3導電部との距離は、前記第1端面と前記第1導電部との距離とも前記第2端面と前記第2導電部との距離とも異なっている
光コネクタが得られる。
また、本発明によれば、第1の光コネクタ装置として、
第1乃至第5の光コネクタのいずれかと、当該光コネクタと接続する接続部材とを備える光コネクタ装置であって、
前記接続部材は、導電性を有する2つの把持部材を少なくとも備えており、
前記把持部材の一方は、前記第1導電部を把持することにより前記第1導電部と電気的に接続されるものであり、
前記把持部材の他方は、前記第2導電部を把持することにより前記第2導電部と電気的に接続されるものである
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第2の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置であって、
相手方光コネクタとして請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光コネクタであって前記光コネクタとは別の光コネクタを更に備えており、
前記接続部材は、前記光コネクタと前記相手方光コネクタとを接続するためのアダプタである
光コネクタ装置が得られる。
更に、本発明によれば、第3の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置であって、
前記接続部材は、前記光コネクタの相手方コネクタである
光コネクタ装置が得られる。
本発明によれば、相手方コネクタ等との電気的接続を図る導電部までのフェルールの端面からの距離を互いに異ならせた複数のフェルールを光コネクタに設けることとしたことから、相手方コネクタ等との光接続を行うにあたって電気的接続を確実に行える上、活線挿抜を行うことも可能となる。
本発明の実施の形態による光コネクタ装置を示す斜視図である。ここで、光コネクタ装置を構成する光コネクタ、アダプタ及び相手方光コネクタは、接続していない状態にある。 図1の光コネクタ装置を示す分解斜視図である。 図1の光コネクタ装置をIII--III線に沿って示す断面図である。 図1の光コネクタ装置をIV--IV線に沿って示す断面図である。 図1の光コネクタに含まれる第1フェルールを示す斜視図である。 図1の光コネクタに含まれる第2フェルールを示す斜視図である。 図1のアダプタを示す上面図である。 図7のアダプタを示す正面図である。 図7のアダプタをIX--IX線に沿って示す断面図である。 図8のアダプタをX--X線に沿って示す断面図である。 図7のアダプタに含まれる把持部材を示す斜視図である。 図11の把持部材を示す正面図である。 図11の把持部材の変形例を示す図である。 図11の把持部材の他の変形例を示す図である。 図14の把持部材に対応するフェルールを示す図である。 図1の光コネクタ装置におけるアダプタ及び相手方光コネクタからなる接続部材の変形例を示す斜視図である。 図16の接続部材に用いられている把持部材を示す斜視図である。 図16の接続部材をXVII--XVII線に沿って切り欠いた状態を示す斜視図である。
以下、本発明の実施の形態による光コネクタ装置について、図面を参照して詳細に説明する。
本発明の実施の形態による光コネクタ装置は、図1乃至図4に示されるように、光電気複合ケーブル100に接続されるコネクタ200及び相手方コネクタ400と、コネクタ200と相手方コネクタ400との接続を中継するアダプタ500とを備えている。ここで、光電気複合ケーブル100は、光ファイバ素線110と、光ファイバ素線110を保護する保護被膜120と、保護被膜120の外周に配置されたメタル導体130と、これらを覆う外被140とを備えている。
図2に示されるように、コネクタ200は、絶縁性材料からなるコネクタハウジング210と、第1フェルール220及び第2フェルール230と、被かしめ部240と、付勢部材250と、絶縁性材料からなるストッパ260とを備えている。このコネクタハウジング210は、図1に示されるように、アダプタ500に係止される係止部212と、係止部212を操作するためのロック解除部214とを有している。
本実施の形態による第1フェルール220は、導電性材料からなるものである。即ち、本実施の形態においては、第1フェルール220の全体が光電気複合ケーブル100のメタル導体130と電気的に接続される第1導電部として機能する。この第1フェルール220は、詳しくは、母材を銅合金で構成され、その上にニッケルメッキ及び金メッキを施してなるものである。なお、第1フェルール220は、他の部材からなるものであってもよいが、第1メタル導体130との電気的接続を図るため少なくとも表面には導電性を持たせることが必要とされる。例えば、母材を樹脂で構成したのち、その表面に金属メッキを施すことにより第1フェルール220を構成することとしてもよい。但し、光電気複合ケーブル100との接続時におけるかしめ工程を考慮すると、第1フェルール220の母材は上述したように、銅合金(金属)であることが好ましい。
図3及び図5に示されるように、第1フェルール220は、略円柱形状の第1端部221と、第1端部221よりも大きな径を有する大径部222と、大径部222よりも更に大きな径を有する肩部225と、肩部225よりも後方に向かって延びる筒状の段差解消部226と、段差解消部226と肩部225との間に設けられた円環状の溝部227とを備えている。この第1フェルール220は、第1端部221がコネクタハウジング210の前端面から前方に突出するようにして、且つ、前後方向に移動可能な状態で、コネクタハウジング210に保持されている。具体的には、第1フェルール220の大径部222がコネクタハウジング210に摺動可能に支持されている一方で、肩部225がその第1フェルール220の前方への移動限界を規定している。なお、段差解消部226の肉厚は光電気複合ケーブル100の外被140の肉厚に実質的に等しい。そのため、図3に示されるように、段差解消部226を光電気複合ケーブル100の保護被膜120とメタル導体130との間に挿入すると、外被140を剥くことによって生じた段差を解消することができ、メタル導体130の外径を外被140の外径と実質的に等しくすることができる。更に、図3に示されるように、メタル導体130の外周と外被140との外周に亘るように、被かしめ部240を配し、被かしめ部240をかしめることにより、メタル導体130と第1導電部(即ち、本実施の形態においては、第1フェルール220自体)との電気的接続を図ることができる。
本実施の形態による第2フェルール230は、外形寸法的には、第1フェルール220と同一形状及び同一サイズを有するものであるが、図4及び図6に示されるように、第2端部を構成する絶縁性材料からなる前側部材231と、第2端部と同径の小径部232及び小径部232よりも径の大きい大径部233を構成する導電性材料からなる後側部材234とを備えている。即ち、本実施の形態による第2フェルール230は、2つの部材からなるものである。このうち、後側部材234は、第1フェルール220と同材料からなるものであり、光電気複合ケーブル100のメタル導体130と電気的に接続される第2導電部として機能する。このことから理解されるように、本実施の形態において、第1フェルール220は、それ自体が第1導電部として機能するため、第1フェルール220の端面である第1端面220aと第1導電部との距離はゼロであるのに対して、第2フェルール230の端面である第2端面230aから第2導電部(後側部材234)までの部位は絶縁性材料からなる前側部材231にて構成されていることから、第1端面220aと第1導電部(第1フェルール220自体)との距離は、第2端面230aと第2導電部(後側部材234)との距離とは異なっている。
詳しくは、図4及び図6に示されるように、後側部材234には、更に大径部233よりも更に大きな径を有する肩部235と、肩部235よりも後方に向かって延びる筒状の段差解消部236と、段差解消部236と肩部235との間に設けられた円環状の溝部237とが形成されている。なお、段差解消部236の肉厚もまた、光電気複合ケーブル100の外被140の肉厚に実質的に等しく、従って、図4に示されるように、段差解消部236を光電気複合ケーブル100の保護被膜120とメタル導体130との間に挿入すると、外被140を剥くことによって生じた段差を解消することができる。更に、図4に示されるように、メタル導体130の外周と外被140との外周に亘るように、被かしめ部240を配し、被かしめ部240をかしめることにより、メタル導体130と第2導電部(即ち、本実施の形態においては、第2フェルール230の後側部材234)との電気的接続を図ることができる。
本実施の形態においては、上述したようにして光電気複合ケーブル100と第1フェルール220及び第2フェルール230とを接続する際に、コイルスプリングで構成された付勢部材250にも光電気複合ケーブル100を通すこととしている。その上で、それら全体をコネクタハウジング210に後方から挿入し、その後、ストッパ260をコネクタハウジング210の後方に組み込むことで、第1フェルール220及び第2フェルール230とストッパ260との間に付勢部材(コイルスプリング)250を圧縮した状態で収容することとしている。これにより、付勢部材250は、常時、第1フェルール220及び第2フェルール230を前方に押圧することとなる。なお、付勢部材250を低コストの樹脂等の絶縁部材で構成することとしても良い。
相手方コネクタ400は、コネクタ200と鏡像関係を有するように構成されており、第1フェルール420と第2フェルール430との配置が入れ違いになっている点以外の点については、コネクタ200と同じである。即ち、相手方コネクタ400は、図1乃至図4に示されるように、絶縁性材料からなるコネクタハウジング410と、第1フェルール420及び第2フェルール430と、被かしめ部440と、付勢部材450と、絶縁性材料からなるストッパ460とを備えている。このコネクタハウジング410は、図1に示されるように、アダプタ500に係止される係止部412と、係止部412を操作するためのロック解除部414とを有している。この相手方コネクタ400の第1フェルール420及び第2フェルール430においても、第1フェルール220及び第2フェルール230同様、端面から導電部までの距離が互いに異なるように構成されている。
本実施の形態におけるアダプタ500は、図1乃至図4並びに図7乃至図10に示されるように、絶縁性材料からなるアダプタハウジング510と、導電性材料からなる2つの把持部材520と、把持部材520を保持する第1部材530及び第2部材540からなる保持部材550とを備えている。アダプタハウジング510には、図1に示されるように、コネクタ200の係止部212が係止する係止孔512と、相手方コネクタ400の係止部412が係止する係止孔514とが形成されている。
2つの把持部材520のうちの一方は、図3及び図5に示されるように、第1フェルール220の第1端部221の外周面と第1フェルール420の第1端部の外周面上を把持して両者の電気的接続を図るためのものであり、他方は、図4及び図6に示されるように、第2フェルール230の第2端部(前側部材231)の外周面と第2フェルール430の第2端部の外周面を把持して両者の電気的接続を図るためのものである。なお、上述したように、コネクタ200と相手方コネクタ400とは同様の構成を備えていることから、特記する必要がない限りは、コネクタ200とアダプタ500との関係について述べることにより、相手方コネクタ400とアダプタ500との関係についての説明を省略することとする。
図2及び図10から理解されるように、本実施の形態による保持部材550は、第1部材530と第2部材540との2つのパーツからなる。詳しくは、保持部材550は、図10に示されるように、把持部材520を収容する収容部554と、収容部554と連通する挿入口532,542とを有している。ここで、挿入口532,542の内径は、収容部554の内径(内壁部の径)よりも小さい。より具体的には、収容部554は把持部材520を収容可能であるのに対して、挿入口532,542は把持部材が収容部554から抜け出ないように構成されている。
本実施の形態においては、把持部材520を内包するようにして第1部材530と第2部材540とを組み合わせて保持部材550を構成し、その後、保持部材550をアダプタハウジング510内に保持固定させることにより、アダプタ500を構成している。
更に詳しくは、本実施の形態による把持部材520は、図10及び図11に示されるような構造的特徴を有している。即ち、把持部材520は、2つの縁部を有する1枚の金属平板の前端及び後端部分を所定形状に打ち抜いた後に折り曲げ加工して、縁部同士を対向させて筒状の本体部522を有するように形成されたものである。本実施の形態において縁部同士が対向してなる縁対向部(合わせ部)524は、実質的に縁部を合わせるようにして構成されたものであり、従って、本体部522は前述のように筒状となっている。しかしながら、本発明はこれに制限されるものではない。例えば、縁部同士を若干離した状態において対向させることにより縁対向部524を構成することとしてもよく、その場合、本体部522は略筒状形状を有することとなる。
本体部522は、把持部材520が第1フェルール220や第2フェルール230を保持する際に第1フェルール220の第1端部221や第2フェルール230の第2端部(前側部材231)の外周面に当接する3つのフェルール当接部525,526,527を備えている。これらフェルール当接部525,526,527は、把持部材520の軸方向と直交する面(直交面)内において互いに離して形成されている。具体的には、フェルール当接部525は、直交面内において、縁対向部524の反対側に位置している。また、フェルール当接部526,527は、フェルール当接部525と把持部材520の中心における中心角が略120度をなすように、配置されている。即ち、図示されたフェルール当接部525,526,527は、直交面内において略120度間隔で配置されている。このフェルール当接部525,526,527は、直交面内において直線状であり、また、把持部材の軸方向に沿って延びている。即ち、各フェルール当接部525,526,527は、細長い平板形状を有している。その結果、図9及び図12から理解されるように、把持部材520の本体部522は、直交面内において、三角おにぎりのような形状を有することとなっている。
かかる形状の把持部材520の場合、内接円と外接円との差は、把持部材520の肉厚自体よりも大きくすることができる。即ち、内接円を調整してフェルール保持機能を適切なものとする一方で、外接円を調整して保持部材550の収容部554内における把持部材520のガタツキを防止することができる(図9参照)。しかも、本実施の形態の把持部材520の場合、かかる調整は金属平板のプレス加工時に行ったり、その後のプレス加工によって行ったりすることができる。従って、本実施の形態によれば、コストの低いプレス加工によって把持部材520の外接円及び内接円の調整を容易にでき、それによってフェルールの適切な保持と保持部材550内におけるガタツキ防止とを両立させることができる。
図示された把持部材520は、前端及び後端のそれぞれに1対のバネ部528と支持部529とを更に備えている。このバネ部528は、縁対向部524を挟んで縁対向部524から同じ距離だけ離れた位置に位置する2つのフェルール当接部526,527に対応して設けられており、バネ部528は、第1フェルール220の第1端部221の外周面や第2フェルール230の後側部材234の小径部232と接触して第1フェルール220や第2フェルール230との電気的接触をより強固なものとするため、本体部522にて規定される内接円よりも初期状態において内側に突出している(図12参照)。一方、支持部529は、縁対向部524に対応して設けられている。即ち、支持部529は、直交面内において、2つのバネ部528の中間に位置している。この支持部529は、保持部材550の収容部554の内壁と把持部材520外面との間の隙間を少なくするために設けられた部分である。この支持部529を設けると、保持部材550の収容部554と把持部材520の外周面との間の隙間、即ちガタが少なくなるため、第1フェルール220の第1端部221又は第2フェルール230の前側部材231(第2端部)を把持部材520に案内し、且つ確実に挿入することができる。なお、支持部529は弾性を有していても有していなくてもどちらでも良いし、支持部529が保持部材550の内壁に最初から当接するようにしても、あるいは第1フェルール220又は第2フェルール230を把持部材520に挿入した際に当接するように構成しても良い。
本実施の形態による光コネクタ装置においては、上述したように、第1フェルール220と第2フェルール230とで端面から導電部までの距離が互いに異なっていることから、アダプタ500にコネクタ200や相手方コネクタ400を嵌合接続する際、それら導電部がアダプタ500の把持部材520と電気的に接続されるタイミングを第1フェルール220と第2フェルール230とで異ならせることができるため、活線挿抜を行うことができる。
上述した把持部材520は、バネ部528等を構成するため、折り曲げ加工する前に前側と後側とを打ち抜き加工していたが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、把持部材520は、単純な形状の一枚の金属平板を折り曲げ加工して本体部522のみを軸方向に伸ばしたような形状(即ち、バネ部528等が省略された形状)を有していてもよい。
また、図13に示されるように、把持部材520aに圧入部524aを設けることとする一方、アダプタハウジング510内に保持孔を形成し、その保持孔に圧入部524aを用いて圧入保持させることとしてもよい。なお、図示された把持部材520aにも、第1フェルール220の第1導電部又は第2フェルール230の第2導電部に対して確実に電気的に接続されるように、径方向に変形可能なバネ部522aが形成されている。
更に、第1フェルール220と第2フェルール230のいずれか一方と把持部材520との接続箇所を第1端部221や第2端部(前側部材231)の外周面ではなく、第1端部221や小径部232と大径部233との境界を構成するリング平面とした場合には、図14に示されるような把持部材520bを用いることとしてもよい。図示された把持部材520bは、バネ部522bと、把持部材520bの軸方向に変位可能となるようにバネ部522bに支持された接点部523bと、圧入部524bとを備えている。加えて、この把持部材520bをアダプタ500に保持された把持部材の一方として使用する場合、図15に示されるようなフェルール320を使用することができる。このフェルール320は、端部を構成する絶縁性材料からなる前側部材321と、端部より径の大きい大径部を構成する導電体からなる後側部材322とを備えるものである。この場合、導電部は後側部材322となり、そのうちでフェルール320の端面に最も近い部位は端部と大径部との境界となるリング平面323となる。図14の把持部材520bを有するアダプタ500に対してフェルール320を挿入すると、把持部材520bの接点部523bがリング平面323に押し付けられることにより、両者の電気的接続が図られる。従って、かかるフェルール320と把持部材520bとの組み合わせを一部にのみ導入すると、アダプタ500へのコネクタ200の接続時における複数系統の電気的接続のタイミングを異ならせることができる。
なお、上述した実施の形態においては、コネクタ200と接続する接続部材としてアダプタ500と相手方コネクタ400との組み合わせを示して説明してきたが、本発明はこれに制限されるわけではない。
例えば、図16乃至図18に示されるような回路基板などに搭載される相手方コネクタ600もコネクタ200と接続する接続部材として使用することができる。この相手方コネクタ600は、絶縁性材料からなる相手方コネクタハウジング610と、導電性材料からなる2つの把持部材700とを備えている。相手方コネクタハウジング610には、把持部材700をそれぞれ保持する保持部612が設けられている。
図17に特によく示されているように、把持部材700は、第1フェルール220の第1端部221又は第2フェルール230の第2端部(前側部材231)の外周面を把持するための把持部710と、把持部710を回路基板上の配線等と接続するためのコンタクト720とを備えている。この把持部700も一枚の金属平板を所定の形状に打ち抜き加工した後、折り曲げ加工して得られるものであり、合わせ部712を有している。また、第1フェルール220の第1端部221又は第2フェルール230の第2端部(前側部材231)が挿入される側にはバネ部714が形成されている。この把持部710には圧入部716が形成されており、これを相手方コネクタハウジング610内に圧入することにより、把持部材700を保持部612に保持させた状態で相手方コネクタハウジング610内に固定することができる。
かかる構成を備える相手方コネクタ600に対してコネクタ200を挿入嵌合した場合においても、第1フェルール220の第1端面220aから第1導電部までの距離(本実施の形態においてはゼロ)と第2フェルール230の第2端面230aから第2導電部(後側部材234)までの距離とが異なっていることから、第1フェルール220と一方の把持部材700との電気的接続のタイミングと、第2フェルール230と他方の把持部材700との電気的接続のタイミングとを異ならせることができるため、活線挿抜が可能となる。
更に、上述した実施の形態においては、第1フェルール220及び第2フェルール230の2つのフェルールを有するコネクタ200について説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コネクタに3つ以上のフェルールを組み込むこととしてもよい。その場合、すべてのフェルールについて端面から導電部までの距離を異ならせることとしてもよい。例えば、コネクタ200に対して第1フェルール220及び第2フェルール230に加えて第3フェルールを持たせることとした場合、第3フェルールの端面である第3端面と第3フェルールに設けられた導電部である第3導電部との距離を、第1端面220aと第1導電部(第1フェルール220自体)との距離とも第2端面230aと第2導電部(後側部材234)との距離とも異ならせることとしてもよい。
100 光電気複合ケーブル
110 光ファイバ素線
120 保護被膜
130 メタル導体
140 外被
200 コネクタ
210 コネクタハウジング
212 係止部
214 ロック解除部
220 第1フェルール(第1導電部)
220a 第1端面
221 第1端部
222 大径部
225 肩部
226 段差解消部
227 溝部
230 第2フェルール
230a 第2端面
231 前側部材(第2端部)
232 小径部
233 大径部
234 後側部材(第2導電部)
235 肩部
236 段差解消部
237 溝部
240 被かしめ部
250 付勢部材
260 ストッパ
320 フェルール
320a 端面
321 前側部材(端部)
322 後側部材(大径部:導電部)
323 リング平面
325 肩部
400 相手方コネクタ
410 相手方コネクタハウジング
412 係止部
414 ロック解除部
420 第1フェルール(第1導電部)
426 段差解消部
427 溝部
430 第2フェルール
431 前側部材
434 後側部材(第2導電部)
440 被かしめ部
450 付勢部材
460 ストッパ
500 アダプタ
510 アダプタハウジング
512 係止孔
514 係止孔
520 把持部材
522 本体部
524 縁対向部(合わせ部)
525 フェルール当接部
526 フェルール当接部
527 フェルール当接部
528 バネ部
529 支持部
520a 把持部材
522a バネ部
524a 圧入部
520b 把持部材
522b バネ部
523b 接点部
524b 圧入部
530 第1部材
532 挿入口
540 第2部材
542 挿入口
550 保持部材
554 収容孔
560 固定部
600 相手方コネクタ
610 相手方コネクタハウジング
612 保持部
700 把持部材
710 把持部
712 合わせ部
714 バネ部
716 圧入部
720 コンタクト

Claims (8)

  1. 第1端面を有する第1フェルールと第2端面を有する第2フェルールを備える光コネクタであって、
    前記第1フェルールには、第1導電部が設けられており、
    前記第2フェルールには、第2導電部が設けられており、
    前記第1端面と前記第1導電部との距離は、前記第2端面と前記第2導電部との距離と異なっている
    光コネクタ。
  2. 請求項1記載の光コネクタであって、
    前記第1フェルールは、第1外周面を有すると共に前記第1端面を端面として有する円柱状の第1端部を備えており、
    前記第2フェルールは、第2外周面を有すると共に前記第2端面を端面として有する円柱状の第2端部を備えており、
    前記第1導電部は、前記第1外周面上の少なくとも一部に形成されており、
    前記第2導電部は、前記第2外周面上の一部であって前記第2端面から離れた位置に形成されている
    光コネクタ。
  3. 請求項2記載の光コネクタであって、
    前記第1導電部は、前記第1外周面の全体に亘って形成されている
    光コネクタ。
  4. 請求項2又は請求項3記載の光コネクタであって、
    前記第2外周面の前記第2端面から前記第2導電部までの部位は絶縁性材料からなる
    光コネクタ。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光コネクタであって、
    第3端面及び第3外周面を有する円柱状の第3端部を有する第3フェルールを更に備えており、
    前記第3外周面上の一部であって前記第3端面から離れた位置には、第3導電部が形成されており、
    前記第3端面と前記第3導電部との距離は、前記第1端面と前記第1導電部との距離とも前記第2端面と前記第2導電部との距離とも異なっている
    光コネクタ。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の光コネクタと、当該光コネクタと接続する接続部材とを備える光コネクタ装置であって、
    前記接続部材は、導電性を有する2つの把持部材を少なくとも備えており、
    前記把持部材の一方は、前記第1導電部を把持することにより前記第1導電部と電気的に接続されるものであり、
    前記把持部材の他方は、前記第2導電部を把持することにより前記第2導電部と電気的に接続されるものである
    光コネクタ装置。
  7. 請求項6記載の光コネクタ装置であって、
    相手方光コネクタとして請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光コネクタであって前記光コネクタとは別の光コネクタを更に備えており、
    前記接続部材は、前記光コネクタと前記相手方光コネクタとを接続するためのアダプタである
    光コネクタ装置。
  8. 請求項6記載の光コネクタ装置であって、
    前記接続部材は、前記光コネクタの相手方コネクタである
    光コネクタ装置。
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