JP2010217854A - 光コネクタ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フェルール間の電気的接続を確実に図ることのできる構造を有する光コネクタ装置を提供すること。
【解決手段】第1フェルール220を保持する第1コネクタ200と第2フェルール420を保持する第2コネクタ400との接続を中継するアダプタ500内に、割スリーブ520を設ける。第1フェルール220及び第2フェルール420の表面には少なくとも導電性を持たせることとし、且つ、割スリーブ520の表面にも少なくとも導電性を持たせることとする。割スリーブ520により第1フェルール220及び第2フェルール420を把持する構成とすることにより、第1フェルール220と第2フェルール420との間の電気的接続を確実なものとする。
【選択図】図3

Description

本発明は、光電気複合ケーブルに接続されるコネクタとコネクタ間の接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置に関する。
光ファイバ素線とメタル導体とを含む光電気複合ケーブルを接続するためのコネクタと、その中継用のアダプタとを備える光コネクタ装置としては、例えば、特許文献1に開示されたものがある。
特許文献1に開示された光コネクタ装置に含まれるコネクタは、光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持する一方で光電気複合ケーブルのメタル導体に接続される導電性のフェルールを備えている。また、特許文献1のアダプタは合成樹脂からなるものであり、アダプタにはフェルールの軸位置調整を行うための導電性のスリーブがインサート成形されている。かかる特許文献1の光コネクタ装置においては、2つのコネクタのフェルールがアダプタのスリーブに挿入され、スリーブ内にてフェルールの端面同士が接触させられることにより、フェルール間の電気的接続が図られる。
特開昭62−19813号公報
光ファイバ素線をフェルールに保持させる方法の一つとして、接着剤を用いる方法があり、かかる方法においては、フェルール端面から流れ出た接着剤を除去すべく、フェルール端面を研磨するのが一般的である。
しかしながら、フェルール表面に導電性を持たせた場合には、研磨すると導電性がなくなり、研磨されたフェルール端面同士を接触させた場合、両者の間に良好な電気的接続が得られない可能性がある。
加えて、特許文献1のアダプタに組み込まれているスリーブは、通常、導電性のものであるためフェルール間の電気的接続に寄与する可能性もあるが、アダプタにインサート成形されアダプタ内における移動・変形が厳しく規制された状態にあることからも明らかなようにフェルールの軸調整が主たる目的であるものであり、例えばフェルールのサイズに若干のばらつきが生じた場合などにおいてもフェルール間の電気的接続を保証するといったものではない。また、単に導電性のもの同士の接続では、接触が不安定になることがある。更に、フェルールに導電性のものを使用すると、コネクタのハウジングからフェルールの先端が突出しているため、異物が付着することにより短絡が生じたり、誤って指などで触ってしまうおそれがある。
そこで、本発明は、フェルール間の電気的接続を確実に図ることのできる構造を有する光コネクタ装置を提供することを目的とする。また、フェルールの先端部に対し指や異物等が接触することによる短絡等を防止することができる光コネクタ装置を提供することを目的とする。
本発明によれば、第1の光コネクタ装置として、第1光ファイバ素線と第1メタル導体とを含む第1光電気複合ケーブルに接続される第1コネクタと、第2光ファイバ素線と第2メタル導体とを含む第2光電気複合ケーブルに接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置であって、
前記第1コネクタは、前記第1メタル導体に電気的に接続される導電部を少なくとも表面の一部に有し且つ前記第1光ファイバ素線を保持する第1フェルールを備えており、
前記第2コネクタは、前記第2メタル導体に電気的に接続される導電部を少なくとも表面の一部に有し且つ前記第2光ファイバ素線を保持する第2フェルールを備えており、
前記アダプタは、前記第1フェルールと前記第2フェルールとを保持しつつ前記第1フェルールの前記導電部と前記第2フェルールの前記導電部との電気的接続を図るために少なくとも表面の一部に導電性を持たせてなる保持部材を備えている光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第2の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置において、
前記第1フェルール及び前記第2フェルールの夫々は、端面を含む端部であって少なくとも表面が絶縁性である端部を更に有しており、
前記導電部は、前記端面から離れた位置に形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第3の光コネクタ装置として、第1の光コネクタ装置において、
前記第1フェルール及び前記第2フェルールの夫々は、少なくとも表面全体に導電性を持たせてなるものである
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第4の光コネクタ装置として、第1乃至第3のいずれかの光コネクタ装置おいて、
前記保持部材は、前記第1フェルールの表面の一部と前記第2フェルールの表面の一部とを把持することによって、前記第1フェルールの導電部と前記第2フェルールの導電部との間の電気的接続を図るものである
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第5の光コネクタ装置として、第1乃至第4のいずれかの光コネクタ装置において、
前記保持部材は、割スリーブである
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第6の光コネクタ装置として、第5の光コネクタ装置において、
前記割スリーブの非接続状態における内径は、前記第1フェルール及び前記第2フェルールの前記割スリーブに保持される部位である被保持部の外径よりも小さい
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第7の光コネクタ装置として、第6の光コネクタ装置において、
前記第1フェルール及び前記第2フェルールの先端面は、前記被保持部の外径よりも小さい径を有しており、
前記割スリーブの非接続状態における内径は、前記第1フェルール及び前記第2フェルールの前記先端面の径よりも大きい
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第8の光コネクタ装置として、第5乃至第7のいずれかの光コネクタ装置において、
前記アダプタは、前記割スリーブの前記内径を可変とした状態で前記割スリーブを保持するスリーブホルダを更に備えている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第9の光コネクタ装置として、第8の光コネクタ装置において、
前記スリーブホルダは、前記割スリーブを収容する収容部と、該収容部と連通する第1挿入口であって前記第1フェルールを挿入される第1挿入口と、前記収容部と連通する第2挿入口であって前記第2フェルールを挿入される第2挿入口を有しており、
前記第1挿入口及び第2挿入口の内径は、前記割スリーブの前記内径よりも大きく前記割スリーブの外径よりも小さい
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第10の光コネクタ装置として、第5乃至第9のいずれかの光コネクタ装置において、
前記割スリーブは、当該割スリーブの割幅を規定するスリットの他に切り込みが形成されている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第11の光コネクタ装置として、第1乃至第10のいずれかの光コネクタ装置において、
前記第1フェルールの先端には凹部が形成されており、
前記第1光ファイバ素線の先端は前記第1フェルールの先端面から突出しないようにして前記凹部内に位置している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第12の光コネクタ装置として、第11の光コネクタ装置において、
前記凹部は、前記第1フェルールを先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第13の光コネクタ装置として、第1乃至第12のいずれかの光コネクタ装置において、
前記第1コネクタは、前記第1フェルールを前記第2フェルールに向けて付勢する第1付勢部材を更に備えており、
前記第2コネクタは、前記第2フェルールを前記第1フェルールに向けて付勢する第2付勢部材を更に備えている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第14の光コネクタ装置として、光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持するフェルールであって当該光電気複合ケーブルのメタル導体に電気的に接続される導電部を有するフェルールと、光学素子と、該光学素子を保持しつつ前記フェルールと光学素子との接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置において、
前記アダプタは、前記フェルールを保持しつつ前記導電部と電気的接続を図るために少なくとも表面の一部に導電性を持たせてなる接続部材を備えている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第15の光コネクタ装置として、第14の光コネクタ装置において、前記フェルールは、端面を含む端部であって少なくとも表面が絶縁性である端部を更に有しており、
前記導電部は、前記端面から離れた位置に位置している、
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第16の光コネクタ装置として、第14又は第15の光コネクタ装置において、
前記接続部材は、前記フェルールを挿入されるスリーブである、
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第17の光コネクタ装置として、第16の光コネクタ装置であって、
前記スリーブは、当該フェルールが挿入される側の端部から前記フェルールの挿入方向に沿って切り込まれた切込部を有している、
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第18の光コネクタ装置として、光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持するフェルールであって当該光電気複合ケーブルのメタル導体に電気的に接続される当接部を有するフェルールと、前記フェルールと光学的接続及び電気的接続を同時に図る接続対象物とを備える光コネクタ装置において、
前記接続対象物は、前記フェルールの端部を受容する受容部と、少なくとも前記受容部の端部に設けられた導電部と、前記受容部の内部に設けられた光学的接続部位とを備えており、
前記受容部に前記フェルールの端部を受容することにより、前記光ファイバ素線の端面を前記光学的接続部位に対向させて前記光学的接続を図ると共に、前記導電部に前記当接部を当接させて前記電気的接続を図る
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第19の光コネクタ装置として、第18の光コネクタ装置において、
前記受容部は、筒状の形状を有し、
前記導電部は、前記受容部の縁部に設けられている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第20の光コネクタ装置として、第18又は第19の光コネクタ装置において、
前記フェルールは、前記受容部に受容される受容部と、被受容部よりも大きな径を有する大径部とを有しており、
前記当接部は、前記被受容部と前記大径部との境界を構成している当接面である
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第21の光コネクタ装置として、第18乃至第20のいずれかの光コネクタ装置において、
前記接続対象物は、前記光学的接続部位を有する光学素子と、前記受容部を有し且つ前記光学素子を保持するハウジングとを備える
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第22の光コネクタ装置として、第18乃至第21のいずれかのコネクタ装置において、
前記接続対象物は、前記光学的接続部位を有する光学素子と、前記光学素子を保持する絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに保持された接続部材であって、前記導電部及び前記受容部を有する接続部材とを備える
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第23の光コネクタ装置として、第22の光コネクタ装置において、
前記接続部材は、導電体からなる
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第24の光コネクタ装置として、第23の光コネクタ装置において、
前記受容部は、所定方向に沿って前記フェルールの端部を受容するものであり、
前記接続部材は、前記導電部を前記所定方向に沿って変位可能となるように支持するバネ部を更に備えている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第25の光コネクタ装置として、第24の光コネクタ装置において、
前記受容部は、略円筒形を有しており、
前記バネ部は、前記受容部の周方向に延びている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第26の光コネクタ装置として、第18乃至第25のいずれかの光コネクタ装置であって、前記フェルールの前記当接部を前記ハウジングの前記受容部に向けて付勢する付勢部材を更に備えている、
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第27の光コネクタ装置として、第18乃至第20のいずれかの光コネクタ装置において、
前記接続対象物は、光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持するフェルールであって当該光電気複合ケーブルのメタル導体に電気的に接続される当接部を有するフェルールと、前記導電部及び前記受容部を有する接続部材であって前記受容部と連通し且つ前記相手側フェルールの端部を受容部する相手側受容部と少なくとも前記相手側受容部の端部に設けられ且つ前記導電部と電気的に接続されている相手側導電部とを更に有する接続部材とを備えており、
前記相手側フェルールの端部が前記相手側受容部に受容されることにより、前記相手側導電部に前記相手側当接部を当接させると共に相手側光ファイバ素線の端面を前記光学的接続部位として機能させる
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第28の光コネクタ装置として、第27の光コネクタ装置において、
前記接続部材は、導電体からなる、光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第29の光コネクタ装置として、第28の光コネクタ装置において、
前記受容部は、所定方向に沿って前記フェルールの端部を受容するものであり、
前記接続部材は、前記導電部を前記所定方向に沿って変位可能となるように支持するバネ部を更に備えている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第30の光コネクタ装置として、第29の光コネクタ装置において、
前記受容部は、略円筒形を有しており、
前記バネ部は、前記受容部の周方向に延びている
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第31の光コネクタ装置として、第18乃至第30のいずれかの光コネクタ装置において、
前記フェルールの先端には凹部が形成されており、
前記光ファイバ素線の先端は前記フェルールの先端面から突出しないようにして前記凹部内に位置している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第32の光コネクタ装置として、第31の光コネクタ装置において、前記凹部は、前記フェルールを先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第33の光コネクタ装置として、第1光ファイバ素線と第1メタル導体とを含む第1光電気複合ケーブルに接続される第1コネクタと、第2光ファイバ素線と第2メタル導体とを含む第2光電気複合ケーブルに接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置であって、
前記第1コネクタは、前記第1光ファイバ素線を保持する第1フェルールであって、表面の少なくとも一部に前記第1メタル導体に接続される第1導電部を有する第1フェルールを備えており、
前記第2コネクタは、前記第2光ファイバ素線を保持する第2フェルールであって、表面の少なくとも一部に前記第2メタル導体に接続される第2導電部を有する第2フェルールを備えており、
前記アダプタは、前記第1フェルールと前記第2フェルールとを保持する保持部材を備えており、
前記第1フェルールの先端には凹部が形成されており、
前記第1光ファイバ素線の先端は前記第1フェルールの先端面から突出しないようにして前記凹部内に位置している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第34の光コネクタ装置として、第33の光コネクタ装置において、
前記第1導電部は、前記第1フェルールの端面にも形成されており、
前記第2導電部は、前記第2フェルールの端面にも形成されており、
前記第1フェルールの端面と前記第2フェルールの端面とを突き合わせることにより、第1導電部と第2導電部との電気的接続を図ると共に第1光ファイバ素線と第2光ファイバ素線との光学的接続を図る
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第35の光コネクタ装置として、第35又は第36のいずれかの光コネクタ装置において、
請求項12記載の光コネクタ装置において、前記凹部は、前記第1フェルールを先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している
光コネクタ装置が得られる。
また、本発明によれば、第36の光コネクタ装置として、第33乃至第32のいずれかの光コネクタ装置において、
前記第1コネクタは、前記第1フェルールを前記第2フェルールに向けて付勢する第1付勢部材を更に備えており、
前記第2コネクタは、前記第2フェルールを前記第1フェルールに向けて付勢する第2付勢部材を更に備えている
光コネクタ装置が得られる。
本発明によれば、保持部材(割スリーブ)が第1フェルール及び第2フェルールを径方向外側から把持する構成としたことから、各フェルールの端面に研磨処理が施された場合であっても、第1フェルールと第2フェルールとの間の電気的接続を確実なものとすることができる。
本発明の第1の実施の形態による光コネクタ装置を示す斜視図である。なお、図示された光コネクタ装置の備える第1コネクタ、第2コネクタ及びアダプタは、互いに分離された状態にある。 図1の光コネクタ装置を示す分解斜視図である。 図1のIII--III線に沿った光コネクタ装置の断面図である。なお、図示された光コネクタ装置は、接続状態にある。 図3の光コネクタ装置のうち、アダプタに含まれる割スリーブとその近傍を示す拡大断面図である。 図3の光コネクタ装置に含まれる第1コネクタを示す断面図である。 フェルールの先端の変形例を示す斜視図である。 フェルールの先端の他の変形例を示す斜視図である。 異なる形状のフェルール間の接触を示す側面図である。 図1の光コネクタ装置に用いられる割スリーブの変形例を示す図である。 図2に示されるフェルールの変形例を示す他の図である。 図10のフェルールを示す斜視図である。 図1のコネクタに用いられるアダプタの変形例を示す図である。 図1のコネクタに用いられる割スリーブの代わりに用いられる接続部材を示す図である。 図10及び図11に示されるフェルール、図12に示されるアダプタ及び図13に示される接続部材で構成される光コネクタ装置の断面図である。なお、図示された光コネクタ装置は、接続状態にある。 本発明の第2の実施の形態による光コネクタ装置に用いられるアダプタを示す斜視図である。なお、アダプタは、接続部材を保持している。 図15のアダプタに保持されている接続部材を示す斜視図である。 図15のXVII--XVII線に沿ったアダプタの断面図である。但し、光学素子については図示を省略してある。 本発明の第3の実施の形態による光コネクタ装置を示す一部切欠き側面図である。図においてはハウジングのみが断面にて示されている。 本発明の第4の実施の形態による光コネクタ装置に含まれる接続対象物を示す斜視図である。なお、図示された光コネクタ装置は、接続状態にある。 図19の光コネクタ装置に含まれるフェルールを示す断面図である。 図20のフェルールを示す斜視図である。 図19の光コネクタ装置に含まれるアダプタを示す斜視図である。 図22のアダプタに含まれる接続部材を示す斜視図である。 本発明の第5の実施の形態による光コネクタ装置に用いられるアダプタを示す斜視図である。なお、アダプタは、接続部材を保持している。 図24のアダプタに保持されている接続部材を示す斜視図である。 図24のXXVI--XXVI線に沿ったアダプタの断面図である。但し、光学素子については図示を省略してある。
以下、本発明の実施の形態による光電気複合ケーブル対応の光コネクタ装置について図面を用いて詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
本発明の第1の実施の形態による光コネクタ装置は、図1乃至図3に示されるように、第1光電気複合ケーブル100に接続される第1コネクタ200と、第2光電気複合ケーブル300に接続される第2コネクタ400と、第1コネクタ200と第2コネクタ400との接続を中継するアダプタ500とを備えている。ここで、第1光電気複合ケーブル100は、第1光ファイバ素線110と、第1光ファイバ素線110を保護する第1保護被膜120と、第1保護被膜120の外周に配置された第1メタル導体130と、これらを覆う第1外被140とを備えており、第2光電気複合ケーブル300は、第2光ファイバ素線310と、第2光ファイバ素線310を保護する第2保護被膜320と、第2保護被膜320の外周に配置された第2メタル導体330と、これらを覆う第2外被340とを備えている。
第1コネクタ200は、図2に示されるように、絶縁性材料からなる第1コネクタハウジング210と、第1フェルール220と、第1スリーブ(第1被かしめ部)230と、第1付勢部材240と、絶縁性材料からなる第1ストッパ250とを備えている。第1コネクタハウジング210は、図1に示されるように、アダプタ500に係止される係止部212(後述)と、係止部212を操作するためのロック解除部214とを有している。
第1フェルール220は、導電性材料からなるものである。詳しくは、母材を銅で構成され、その上にニッケルメッキ及び金メッキを施してなるものである。なお、第1フェルール220は、他の部材からなるものであってもよいが、第1メタル導体130との電気的接続を図るため少なくとも表面には導電性を持たせることが必要とされる。例えば、母材を樹脂で構成したのち、その表面に金属メッキを施すことにより第1フェルールを構成することとしてもよい。但し、本実施の形態においては、後述するように、第1光電気複合ケーブル100との接続にかしめ工程を採用していることから、第1フェルール220の母材は上述したように、銅(金属)であることが好ましい。
図5に示されるように、第1フェルール220は、アダプタ500内において保持される被保持部222と、被保持部222よりも大きな径を有する大径部224と、大径部224よりも更に大きな径を有する肩部226と、肩部226よりも後方に延びる筒状部(第1段差解消部)228とを備えている。この第1フェルール220は、被保持部222が第1コネクタハウジング210の前端面210aから前方に突出するようにして、且つ、前後方向に移動可能な状態で、第1コネクタハウジング210に保持されている。具体的には、第1フェルール220の大径部224が第1コネクタハウジング210に摺動可能に支持されており、肩部226が前方への移動限界を規定している。なお、第1フェルール220の先端にはベベル処理(面取り処理)がされベベル部222aが形成されている。そのため、第1フェルール220の先端面220aの径Rは、被保持部222の外径Rよりも小さい。また、筒状部228の肉厚は第1光電気複合ケーブル100の第1外被140の肉厚に実質的に等しい。
第1光電気複合ケーブル100と第1フェルール220との接続は、次のようにして行われる。まず、第1光電気複合ケーブル100の第1外被140を除去して第1メタル導体130を剥き出しにし、次いで、不要な第1メタル導体130を除去して第1保護被膜120を剥き出しにする。更に、第1保護被膜120の先端部分を除去して第1光ファイバ素線110を剥き出しにする。その後、第1光電気複合ケーブル100を第1スリーブ230に挿入する。ここで、図5から理解されるように、本実施の形態において、第1メタル導体130の露出している部分(剥き出しとなっている部分)の軸方向における長さは、筒状部228の長さに実質的に等しい。その後、第1保護被膜120の外周に接着剤を塗布し、第1フェルール220に挿入して、第1フェルール220に対して第1光電気複合ケーブル100を接着する。この際、第1メタル導体130は、筒状部228の外側に配置される。次いで、第1スリーブ230を第1フェルール220の先端に向けてスライドさせることにより、図5に示されるように、第1スリーブ230の先端を第1フェルール220の肩部226に形成されたリング状溝部226a内に収容する。図5から明らかなように、第1スリーブ230内においては、剥き出しとなった第1メタル導体130の内側に第1外被140と実質的に同じ肉厚を有する筒状部228が挿入されていることから、第1メタル導体130の外側と第1外被140の外周との間に段差がなくなっている。即ち、筒状部228は、第1スリーブ230内における不要な隙間等を解消している。このように筒状部228により段差をなくした状態において、第1スリーブ230をかしめることにより、筒状部228を通して第1メタル導体130と第1フェルール220との接続を図る。その後、加熱して接着剤を固化させ、最後に第1光ファイバ素線110と共に第1フェルール220の先端面220aを研磨して、第1光電気複合ケーブル100と第1フェルール220との接続を終える。このように本実施の形態においては、特許文献1と比較して、第1光電気複合ケーブル100と第1フェルール220との接続にかかる構造の簡素化及び省スペース化が図られている。なお、本実施の形態においては、第1被かしめ部を第1フェルール220とは別体の第1スリーブ230で構成し、第1段差解消部を第1フェルール220の一部である筒状部228にて構成していたが、第1被かしめ部を第1フェルール220の一部として構成し、第1段差解消部を第1フェルール220と別体となるように構成してもよいし、第1被かしめ部及び第1段差解消部の双方を第1フェルール220の一部として構成してもよい。更には、第1段差解消部は、第1保護被膜120と第1メタル導体130の間に挿入されるものであったが、第1メタル導体130と第1外被140との間の段差を解消し得るものである限り、第1メタル導体130の外周に配置されるものであってもよい。なお、上述した例においては、かしめ工程により第1メタル導体130と第1フェルール220との電気的接続を図ることとしていたが、導電性接着剤を用いることにより、かしめ工程を省略することとしてもよい。
上述した接続形態をとることとすると、従来の光ケーブル用のコネクタとほぼ同じような大きさで光電気複合ケーブル用のコネクタを構成することができることから、本実施の形態による第1コネクタを採用することとすると、機器内において光配線専用としていたスペースにおいて電気配線も可能となり、機器の省スペース化を図ることができる。
本実施の形態においては、上述したようにして第1光電気複合ケーブル100と第1フェルール220とを接続する際に、コイルスプリングで構成された第1付勢部材240にも第1光電気複合ケーブル100を通すこととしている。その上で、それら全体を第1コネクタハウジング210に後方から挿入し、その後、第1ストッパ250を第1コネクタハウジング210の後方に組み込むことで、第1フェルール220の被押圧面220bと第1ストッパ250との間に第1付勢部材(コイルスプリング)240を圧縮した状態で収容することとしている。これにより、第1付勢部材240は、常時、第1フェルール220の被押圧面220bを前方に押圧することとなる。即ち、第1付勢部材240は、第2コネクタ400の第2フェルール420(後述)に向けて第1フェルール220を常時付勢するものである。なお、本実施の形態においては、第1付勢部材240や第1ストッパ250は、上述したように、第1メタル導体130と第1フェルール220との電気的接続には寄与していない。従って、上述したように第1ストッパ250を絶縁性材料で構成することも可能であるし、また、第1付勢部材240を低コストの樹脂等の絶縁部材で構成することも可能である。
本実施の形態における第2コネクタ400は、図2及び図3に示されるように、絶縁性材料からなる第2コネクタハウジング410と、第2フェルール420と、第2スリーブ(第2被かしめ部)430と、第2付勢部材440と、絶縁性材料からなる第2ストッパ450とを備えている。この第2コネクタ400の各構成要素は、第1コネクタ200の各構成要素と同一の構造等を有するものである。例えば、第2コネクタハウジング410は、第1コネクタハウジング210と同様、図1に示されるように、アダプタ500に係止される係止部412(後述)と、係止部412を操作するためのロック解除部414とを有している。また、図3に示されるように、第2フェルール420には筒状部428が設けられており、この筒状部428は、第2被かしめ部として機能する第2スリーブ430内において第2メタル導体330と第2外被340との間の段差を解消する第2段差解消部として機能している。
本実施の形態におけるアダプタ500は、図4に示されるように、絶縁材料からなるアダプタハウジング510と、導電性材料からなる割スリーブ(保持部材)520と、割スリーブ520を保持する第1部位530及び第2部位540からなるスリーブホルダ550とを備えている。アダプタハウジング510には、図1に示されるように、第1コネクタ200の係止部212が係止する係止孔512と、第2コネクタ400の係止部412が係止する係止孔514とが形成されている。
割スリーブ520は、図3及び図4に示されるように、第1フェルール220と第2フェルール420とを保持し且つ第1フェルール220と第2フェルール420との電気的接続を図るためのものである。本実施の形態においては、第1フェルール220と第2フェルール420との電気的接続を確実なものとするため、第1フェルール220と第2フェルール420とが割スリーブ520に挿入されていない(接続されていない)状態(非接続状態)における割スリーブ520の内径が、第1フェルール220の被保持部222や第2フェルール420の被保持部(第1フェルール220の被保持部222と同様の部位)の外径R(図5参照)よりも小さく設定されている。これにより、割スリーブ520に第1フェルール220と第2フェルール420とが挿入されると、割スリーブ520の内径が広げられることになり、その反作用として、割スリーブ520は、第1フェルール220の被保持部222と第2フェルール420の被保持部とを外側から把持することとなる。このように、単なるスリーブではなく割スリーブ520を用いると、第1フェルール220と第2フェルール420との電気的接続を積極的に図ることができる。従って、第1光電気複合ケーブル100及び第2光電気複合ケーブル300を第1フェルール220及び第2フェルール420に接続する際に第1フェルール220及び第2フェルール420の先端部が研磨されたことにより、第1フェルール220及び第2フェルール420の先端部間において良好な電気的接続が図れない場合であっても、第1フェルール220と第2フェルール420との間の電気的接続を図ることができる。更に、本実施の形態における割スリーブ520の内径は、第1フェルール220と第2フェルール420の先端面の径R(図5参照)よりも大きい。従って、第1フェルール220と第2フェルール420とを割スリーブ520に挿入する際には、第1フェルール220のベベル部222aや第2フェルール420のベベル部(第1フェルール220のベベル部222aと同様の部位)とが割スリーブ520の内径を広げる役割を果たすため、第1フェルール220と第2フェルール420とを割スリーブ520にスムーズに挿入することができる。なお、本実施の形態においては、割スリーブ520を導電性材料からなるもので構成したが、例えば、樹脂性の割スリーブの表面に金属メッキを施すこととしてもよい。しかし、強度等を勘案すると、本実施の形態のように、割スリーブ520自体を導電性材料で構成することが好ましい。
図3及び図4に示されるように、本実施の形態によるスリーブホルダ550は、上述したように、第1部位530と第2部位540との2つのパーツからなるものであり、割スリーブ520の内径を可変とした状態で割スリーブ520を保持するものである。詳しくは、スリーブホルダ550は、図4に示されるように、割スリーブ520を収容する収容部552と、収容部552と連通する第1挿入口554及び第2挿入口556とを有している。収容部552は、第1フェルール220の被保持部222や第2フェルール420の被保持部が割スリーブ520に挿入された状態であっても割スリーブ520の外径よりも大きなスペースを有するものであり、従って、割スリーブ520は、上述したように、第1フェルール220の被保持部222や第2フェルール420の被保持部との接続時に、その内径を可変とすることができる。第1挿入口554及び第2挿入口556は、夫々、第1フェルール220の被保持部222及び第2フェルール420の被保持部を挿入されるものである。これら第1挿入口554及び第2挿入口556の内径は、通常状態における割スリーブ520の内径よりも大きいが通常状態における割スリーブ520の外径よりは小さい。従って、割スリーブ520は、第1部位530と第2部位540とを組み合わせてスリーブホルダ550を構成した後は、スリーブホルダ550から抜け出ることはない。なお、本実施の形態においては、割スリーブ520を内包するようにして第1部位530と第2部位540とを組み合わせてスリーブホルダ550を構成し、その後、スリーブホルダ550をアダプタハウジング510内に保持固定させることにより、アダプタ500を構成している。
以上説明したように、本実施の形態による光コネクタ装置によれば、導電性の割スリーブ520により第1フェルール220と第2フェルール420とを把持する構成としたことから、第1フェルール220と第2フェルール420との間の電気的接続を確実なものとすることができる。なお、本実施の形態においては、第1フェルール220の先端や第2フェルール420の先端が研磨された場合について説明したが、第1フェルール220の先端と第2フェルール420の先端との間で良好な電気的接続が図られる場合であっても、本発明を適用することができるのは言うまでもない。
第1フェルール220や第2フェルール420の先端を研磨せず、第1フェルール220と第2フェルール420との先端間においても電気的接続を積極的に図る場合、例えば、第1フェルール220や第2フェルール420の先端を図6や図7に示されるように構成してもよい。図6に示される第1フェルール220′の先端面220a′には、中心を跨ぐようにして形成された凹部223′が形成されている。この凹部223′は、第1フェルール220′を先端側から見た場合に、略矩形を有している。また、図7に示される第1フェルール220″の先端面220a″には、凹部223″が形成されている。この凹部223″は、第1フェルール220″を先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している。図6や図7に示されるような第1フェルール220′及び220″の場合、第1光ファイバ素線110を応力切断する際に、第1フェルール220′及び220″の凹部223′及び223″内において第1光ファイバ素線110にキズを付けて応力を加えることで、第1フェルール220′及び220″の先端面220a′及び220a″よりも低い位置に(即ち凹部223′及び223″内に)第1光ファイバ素線110の先端面を位置させることができる。なお、図6及び図7には第1フェルール220′及び220″のみが示されていたが、第2フェルールについても同様の形状とすることができることは言うまでもない。その場合、凹部の形状によっては、フェルールの回転により、フェルールの先端同士が意図しない係合状態を構成してしまう恐れもあるが、図7に示されるような扇形の凹部223″を採用することとすると、フェルールが回転した場合であっても、フェルール間の意図しない係合状態を避け、先端面同士での接続を図ることができる。更に、図8に示されるように、第1フェルール220のみに凹部を設け、他方には凹部を形成しないこととしてもよい。上述したように、少なくとも第1フェルール220′及び220″の先端にだけでも凹部223′及び223″を形成することとし、第1光ファイバ素線110の先端部を凹部223′及び223″内に位置させることとすると、フェルール間の電気的接続を適切に図る一方で、光ファイバ素線の端部同士の衝突による光ファイバ素線の損傷を防ぐことができる。
なお、コネクタ内に複数の光電気複合ケーブルを収容できる場合、接続すべきフェルールのペアも複数あることになるが、その場合において、あるペアのフェルール間の接続には導電性の割スリーブ520を介在させる一方で、他のペアのフェルール間の接続は互いの端面を突き合わせるものとしてもよい。このようにすると、ペア毎に電気的接触のタイミングを変えることができる。
また、上述した実施の形態においては、第1フェルール及び第2フェルールを径方向外側から把持する保持部材又は把持部材として、割スリーブを例に掲げて説明してきたが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、同種のスリーブに対してスリット等を入れたものや割スリーブに対して更に幅広のT字状の溝を加えてなるものや、図9に示されるように、割スリーブ520’の割幅を規定するスリット522と直交させるようにしてH字状の切り込み(溝)524を形成してなるものなどを保持部材として用いても良い。更に、保持部材の保持機能は補助的なものとして保持部材の主機能をフェルール同士の電気的接続機能とする一方で、フェルール同士の軸合わせを別途設けた部材等により担保することとしても良い。
更に、上述した第1フェルール220及び第2フェルール420の夫々は、少なくとも表面全体に導電性を持たせることとしていたが、例えば、図10及び図11に示されるように、フェルール2200の先端面を含む端部を部分的に絶縁体とすることにより、フェルール2200先端における意図しない短絡を防止することとしてもよい。図10及び図11に示されたフェルール2200は、端面を含み且つ割スリーブ(保持部材又は把持部材)に保持又は把持される被保持部2220と、被保持部2220の外径よりも大きい外径を有する略円筒状の大径部2240とを備えている。ここで、被保持部2220の端面を含む前部2220bは絶縁体からなり、後部2220aは導体からなる。図示された例における大径部2240と被保持部2220の後部2220aは一体形成された導体からなる。より具体的には、大径部2240及び被保持部2220の後部2220aは、光電気複合ケーブル100のメタル導体130と電気的に接続された導体部材の先端部として形成されている。また、被保持部2220の後部2220aは大径部2240よりも径の小さい略円筒形状を有し且つ大径部2240の縁部からフェルール2200の先端に向けて延びるものである。更に、被保持部2220の前部2220bを構成する絶縁体は、中心に光ファイバ素線を保持する孔の形成されたものであって、前部2220bよりも外径の細い外径細部を後側に備えている。この外径細部を被保持部2220の後部2220aを構成する導体部材内に挿入することにより、上述したように、前側が絶縁体であって且つ後側が導体である被保持部2220を有するフェルールを構成することができる。
なお、フェルール2200を用いる場合、上述したアダプタ500(図2参照)を適用することももちろん可能であるが、例えば、図12に示されるようなアダプタ5000を適用することがより好ましい。アダプタ5000は、絶縁体からなるアダプタハウジング5100と、アダプタハウジング5100に保持された導電体からなるスリーブ5200とを備えている。また、図14に示されるように、フェルール4200は、フェルール2200と同一形状である。
図12に示されるように、アダプタハウジング5100は、スリーブ5200を収容するための略円筒形の収容部5500と、突起5050とを備えている。突起5050は、アダプタ5000を扱う際に、アダプタハウジング5100内に誤って指などが入ってしまうことを防ぐものである。なお、アダプタハウジング5100の奥面からの突起5050の長さは、収容部5500の長さよりも長い。
図13に示されるように、スリーブ5200は、長手方向の両端に設けられた受容部5210と、受容部5210の縁部5230から長手方向に沿って3か所に切り込み5221を入れることにより形成された2つのバネ部5222と、圧入部5300とを備えている。受容部5210は、フェルール2200(図10及び図11参照)の被保持部2220を所定方向(挿入抜去方向)に沿って受容するためのものである。スリーブ5200には弾性係数が比較的低いバネ部5222が設けられていることから若干の把持力が付与されている。かかる構造により、スリーブ5200に対してフェルール2200が挿入されると、スリーブ5200はその径が大きくなるように弾性変形する。これにより、フェルール2200やスリーブ5200の大きさに多少のばらつきがあったとしても、対応することができる。更に、当該スリーブ5200に挿入されたフェルール2200の後部2220aは、スリーブ5200の2つのバネ部5222及び受容部5210の3か所において電気的に接続されるため、フェルール2200とスリーブ5200との接触信頼度を向上させることができる。
本実施の形態において、図12及び図13に示されるように、上述のアダプタハウジング5100の収容部5500内にスリーブ5200を圧入して収容部5500の内壁に圧入部5300を係止させることにより、スリーブ5200を収容部5500に収容する。その後、図14に示されるように、第1コネクタ2000及び第2コネクタ4000の夫々をアダプタ5000に対して接続させればよい。
なお、スリーブ5200は、上述した割スリーブ520(図2参照)と同様にアダプタ500に保持させることとしてもよい。この場合、アダプタ500の第1部位530及び第2部位540内にスリーブ5200を圧入し、第1部位530及び第2部位540の内壁に圧入部5300を係止させることにより、スリーブ5200は保持される。
(第2の実施の形態)
上述した第1の実施の形態による光コネクタ装置は、光電気複合コネクタをアダプタを介して他の光電気複合コネクタに接続させるものであったが、アダプタを介して接続される対象をホトダイオードなどの光学素子としてもよい。以下においては、本発明の第2の実施の形態として、光電気複合コネクタと、光学素子と、光学素子を保持し光電気複合コネクタと光学素子との接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置について説明する。なお、光電気複合コネクタに用いられるフェルールは、上述した第1の実施の形態によるフェルール2200(図10及び図11参照:図2に記載のフェルール220であってもよい)を利用することができることから、光電気複合コネクタ及びフェルールの詳細については説明を省略する。
図15乃至図17に示されるように、本実施の形態によるアダプタ9000は、絶縁性のハウジング9100と、ハウジング9100に保持された導電体からなる接続部材9300とを備えている。
図15及び図17に示されるように、ハウジング9100は、接続部材9300を収容するための略円筒状の収容部5500と、光学素子(図示せず)を収容するための素子収容部8100とを有している。なお、光学素子は、アダプタ9000にフェルールが挿入された場合にフェルールに保持されている光ファイバ素線の端面と対向するように、ハウジング9100に保持される。
図16に示されるように、接続部材9300は、概略、図13に示されたスリーブ5200を半分にしたような構造を備えている。具体的には、接続部材9300は、略円筒形状の部位に対してその径方向に延びる接続延部9700を付加してなるものであり、詳しくは、光電気複合コネクタのフェルールを所定方向に沿って受容するための受容部9350と、受容部9350の端部から長手方向に沿って3か所に切り込み9310を入れることにより形成された2つのバネ部9222と、前述の接続延部9700とを備えている。また、図16から明らかなように、接続延部9700は、上述した切り込み9310が入れられている端部とは反対側の端部に設けられており、アダプタ9000を基板(図示せず)に搭載された際に、その基板上の回路パターンに電気的に接続される。図13に示されるスリーブ5200と同様に、接続部材9300は、弾性係数が比較的低いバネ部9222が設けられていることから若干の把持力が付与されている。かかる構造により、接続部材9300に対してフェルール2200(図10及び図11参照)が挿入されると、接続部材9300はその径が大きくなるように弾性変形する。これにより、フェルール2200や接続部材9300の大きさに多少のばらつきがあったとしても、対応することができる。更に、当該接続部材9200に挿入されたフェルール2200の後部2220aは、接続部材9300の2つのバネ部9222及び受容部9350の3か所において電気的に接続されるため、フェルール2200と接続部材9300との接触信頼度を向上させることができる。
接続部材9300の収容部5500への収容のされ方は、第1の実施の形態による接続部材5200(図14参照)と同様に、接続部材9300を収容部5500内に圧入して収容部5500の内壁に圧入部9650を係止させることにより、接続部材9300を収容部5500に収容する。
(第3の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態による光コネクタ装置は、図18に示されるように、光電気複合ケーブル600に接続される導電性のフェルール700と、ホトダイオードなどの光学素子800と、光学素子800を保持するハウジング900とを備えている。ここで、光電気複合ケーブル600は、第1の実施の形態における第1光電気複合ケーブルや第2光電気複合ケーブルと同構成を有するものであり、フェルール700は、第1の実施の形態における第1フェルールや第2フェルールと同構成を有するものである。即ち、本実施の形態におけるフェルール700も、図示された被保持部710、大径部720及び肩部730に加え、段差解消部として機能する筒状部(図示せず)を備えており、筒状部によって段差を解消した状態で被かしめ部として機能するスリーブ740をかしめることで、光電気複合ケーブル600をフェルール700に取り付けることとしている。なお、本実施の形態による光コネクタ装置においても、第1の実施の形態と同様に、フェルール700の被押圧部732を常時押圧するように配置され、フェルール700を光学素子800に向けて付勢する付勢部材(コイルスプリング)750が設けられている。フェルール700、スリーブ740及び付勢部材750は、第1の実施の形態と同様に、絶縁性のコネクタハウジングとストッパにより構成されるスペース内に収容されていてもよい。
光学素子800は、基板(図示せず)に搭載されるものであり、基板の導電パターン(図示せず)と接続される端子810を備えている。本実施の形態におけるハウジング900は、導電性材料からなるものであり、基板(図示せず)に搭載される搭載面902を備えている。このハウジング900にはフェルール700側に延びる筒状の接続部910が形成されている。この接続部910にフェルール700の被保持部710を挿入し、それによって、フェルール700の被保持部710と大径部720との境界を構成している当接面722を接続部910の端面である接合端面912に当接させることにより、フェルール700とハウジング900との電気的接続を図ることができる。加えて、フェルール700の当接面722をハウジング900の接合端面912に突き合わせることとしているため、光学素子800とフェルール700の先端面との距離を一定にすることができ、フェルール700に保持した光ファイバ素線と光学素子800との間の光結合も安定させることができる。
なお、本実施の形態においては、ハウジング900全体を導電性材料にて構成していたが、フェルール700との接続部910及びフェルール700と接続部910との電気的接続を例えば基板(図示せず)まで伝達する部分に対してのみ例えば金属メッキ等により導電性を持たせることとしてもよい。
(第4の実施の形態)
本発明の第3の実施の形態による光コネクタ装置は、図19に示されるように、第1光電気複合ケーブル100に接続される第1コネクタ2000aと、第2光電気複合ケーブル300に接続される第2コネクタ4000aと、第1コネクタ2000aと第2コネクタ4000aとの接続を中継するアダプタ5000aとを備えている。
図19乃至図23に示されるように、本実施の形態による光コネクタ装置は、第1コネクタ2000a及び第2コネクタ4000aの第1フェルール2200a及び第2フェルール4200aと、アダプタ5000aに特徴を有するものであって、その他の構成要素は第1の実施の形態による第1コネクタ200及びアダプタ500と同じである。従って、第1コネクタ2000aに関しては、第1フェルール2200aのみについて説明し、コネクタハウジングや付勢部材についての説明は省略することとする。また、第2コネクタ4000aは、第1コネクタ2000aと同じ構造を有している。従って、第2コネクタ4000aについても説明を省略することとする。
図19乃至図21に示された第1フェルール2200aは、第1フェルール2200aの端面を含む被保持部2220’と、被保持部2220’の外径よりも大きい外径を有する大径部2240’とを備えている。図示された大径部2240’は、光電気複合ケーブルのメタル導体130と電気的に接続された導体部材の略円筒形状の先端部として形成されている。また、被保持部2220’は、中心に光ファイバ素線を保持する孔の形成された円柱状の絶縁体であり、大径部2240’内に挿入されることにより、第1フェルール2200aの先端を構成している。更に、大径部2240’の縁部、即ち大径部2240’と被保持部2220’との境界部分は、円環状の当接面2241を構成している。
図19及び図22に示されるように、本実施の形態によるアダプタ5000aは、絶縁体からなるアダプタハウジング5100aと、アダプタハウジング5100aに保持された導電体からなる接続部材5200aとを備えている。
図22に示されるように、アダプタハウジング5100aは、接続部材5200aを収容するための略円筒形の収容部5500aと、突起5050aとを備えている。突起5050aは、アダプタ5000aを扱う際に、アダプタハウジング5100a内に誤って指などが入ってしまうことを防ぐものである。なお、アダプタハウジング5100aの奥面からの突起5050aの長さは、収容部5500aの長さよりも長い。
図23に示されるように、接続部材5200aは、導電体で構成されており、略円筒形を有している。接続部材5200aは、両端に第1フェルール2200a及び第2フェルール4200aの端部を所定方向(挿入抜去方向)に沿って受容するための受容部5210aと、所定方向に延びる支持部5215aと、支持部5215aから接続部材5200aの周方向に延びているバネ部5220aと、バネ部5220aの先端に設けられた導電部5230aと、圧入部5300aとを備えている。なお、各バネ部5220aの自由端側端部には、第1フェルール2200a及び第2フェルール4200aが挿入される側の端部からフェルールの挿入方向に沿って切り込まれた切込部5221aが形成されている。本実施の形態による導電部5230aは、バネ部5220aによって所定方向に沿って変位可能となるように支持されている。支持部5215aの端部5225と、受容部5210aの端部5226とは挿入抜去方向において同じ位置に位置している。また、本実施の形態による導電部5230aは、端部5225、5226よりも挿入抜去方向においてフェルール側に位置しており、バネ部5220aによって所定方向に沿って変位可能となるように支持されている。
上述のアダプタハウジング5100aの収容部5500a内に接続部材5200aを圧入して収容部5500aの内壁に圧入部5300aを係止させることにより、接続部材5200aの導電部5230aを収容部5500aの端部5502aよりも突出させるようにして接続部材5200aを収容部5500aに収容する。
このような構成を有する光コネクタ装置においては、アダプタ5000aに対して第1コネクタ2000aを挿入すると、第1コネクタ2000aの第1フェルール2200aの当接面2241が、接続部材5200aの導電部5230aに接触する。この状態から更に第1コネクタ2000aはアダプタ5000aに対して押し込まれ、導電部5230aは、第1フェルール2200aの当接面2241を摺動しつつ変位する。更に、当接面2241が接続部材5200aの端部5225、5226に当接するまで被保持部2220’を接続部材5200a内に挿入され、第1フェルール2200aと接続部材5200aとの接続が完了する。これにより、第1コネクタ2000aと第2コネクタ4000a間の電気的接続を図ると共に光学的接続を図ることができる。本実施の形態による接続部材5200の導電部5230は、バネ部5220aによって支持されていることから、バネ部5220aの復元力により、導電部5230は当接面2241と確実に接触することとなる。加えて、当接面2241は、端部5225a、5226aの夫々とも接触しているため、アダプタ5000aと第1コネクタ2000aとの間における電気的接続の信頼性を高めることができる。ここで、本実施の形態における第1フェルール2200aの端面を含む部位は絶縁性であるので、第1の実施の形態の変形例(図10及び図11参照)と同様に、第1フェルール2200aの先端における意図しない電気的な短絡を防止することができる。
(第5の実施の形態)
上述した第4の実施の形態による光コネクタ装置は、例えば、第2コネクタ4000aとアダプタ5000aとの組み合わせを一つの接続対象物とし、その接続対象物に対して第1コネクタ2000aを接続するものであると、概念的に捉えることも可能である。このように捉えた場合、接続対象物は、光電気複合コネクタとアダプタとの組み合わせには限られず、例えば、第2の実施の形態のようにホトダイオードなどの光学素子をハウジング等に収容してなるものであってもよい。かかる観点から、以下においては、本発明の第5の実施の形態による光コネクタ装置として、上述したような光学素子を有する接続対象物を備えるものについて説明する。なお、接続対象物と接続される光電気複合コネクタは、上述した第4の実施の形態による第1フェルール2200aを備えるもの(図14及び図15参照)を利用することができることから、光電気複合コネクタの詳細については説明を省略する。
図24乃至図26を参照すると、本実施の形態による接続対象物9000aは、絶縁性のハウジング9100aと、ハウジング9100aに保持された導電体からなる接続部材9300aと、光学素子(図示せず)とを備えている。
図24及び図26に示されるように、ハウジング9100aは、接続部材9300aを収容するための略円筒状の収容部5500aと、光学素子(図示せず)を収容するための素子収容部8100aとを有している。なお、光学素子は、接続対象物9000aにフェルールが挿入された場合にフェルールに保持されている光ファイバ素線の端面と対向するように、ハウジング9100aに保持される。
図25に示されるように、接続部材9300aは、概略、図23に示された接続部材5200aを半分にしたような構造を備えている。具体的には、接続部材9300aは、略円筒形状の部位に対してその径方向に延びる接続延部9700aを付加してなるものであり、詳しくは、光電気複合コネクタのフェルールを所定方向に沿って受容するための受容部9350aと、所定方向に延びる支持部9400aと、支持部9400aから接続部材9300aの略円筒形状の部位の周方向に延びるバネ部9500aと、バネ部9500aの先端に設けられた導電部9600aと、前述の接続延部9700aとを備えている。本実施の形態による導電部9600aも、第4の実施の形態による接続部材5200aの場合と同様、支持部9400aの端部9225と、受容部9350aの端部9226とは挿入抜去方向において同じ位置に位置するよう形成されている。また、本実施の形態による導電部9600aは、端部9225、9226よりも挿入抜去方向においてフェルール側に突出しており、バネ部9500aによって所定方向に沿って変位可能となるように支持されている。また、図25から明らかなように、接続延部9700aは、導電部9600aの設けられている端部とは反対側の端部に設けられており、接続対象物9000aを基板(図示せず)に搭載された際に、その基板上の回路パターンに電気的に接続される。
接続部材9300aの収容部5500aへの収容のされ方は、第2の実施の形態による光コネクタ装置のアダプタ9000aの場合と同様である。即ち、接続部材9300aを収容部5500a内に圧入して収容部5500aの内壁に圧入部9650aを係止させることにより、接続部材9300aの導電部9600aを収容部5500aの端部よりも突出させるようにして接続部材9300aを収容部5500aに収容する。
上述したような構成の接続対象物9000aを備える光コネクタ装置においては、接続対象物9000aに対して第1コネクタ2000aを挿入すると、まず第1フェルール2200aの当接面2241が導電部9600aに接触する。この状態から更に第1フェルール2200aが挿入され、導電部9600aは、当接面2240aを摺動しつつ変位する。更に接続部材9300aの端部9225、9226に当接するまで被保持部2220’を接続部材9300a内に挿入することにより、第1フェルール2200aと接続対象物9000aの接続が完了する。これにより、光電気複合コネクタと接続対象物9000aとの間の電気的接続を図ると共に光学的接続を図ることができる。本実施の形態においても、バネ部9500aの復元力により、導電部9600aは第1フェルール2200aの当接面2241と確実に接触することとなる。加えて、当接面2241は、端部9225、9226の夫々とも接触しているため、接続対象物9000aと光電気複合コネクタとの間における電気的接続の信頼性を高めることができる。
100 第1光電気複合ケーブル
110、1100 第1光ファイバ素線
120 第1保護被膜
130、1300 第1メタル導体
140 第1外被
200、2000、2000a 第1コネクタ
210 第1コネクタハウジング
210a 前端面
212 係止部
214 ロック解除部
220、2200a 第1フェルール
2200、4200 フェルール
220’ 第1フェルール
220” 第1フェルール
220a 先端面
220b 被押圧面
222、2220、2220’ 被保持部
222a ベベル部
2220a 後部
2220b 前部
223’ 凹部
223” 凹部
224、2240、2240’ 大径部
2241 当接面
226 肩部
226a リング状溝部
228 筒状部(第1段差解消部)
230 第1スリーブ(第1被かしめ部)
240 第1付勢部材
250 第1ストッパ
300 第2光電気複合ケーブル
310 第2光ファイバ素線
320 第2保護被膜
330 第2メタル導体
340 第2外被
400 第2コネクタ
410 第2コネクタハウジング
412 係止部
414 ロック解除部
420、4200a 第2フェルール
428 筒状部(第2段差解消部)
430 第2スリーブ(第2被かしめ部)
440 第2付勢部材
450 第2ストッパ
500、5000、5000a アダプタ
510、5100、5100a アダプタハウジング
512 係止孔
514 係止孔
520 割スリーブ(保持部材)
520’ 割スリーブ(保持部材)
522 スリット
524 切り込み(溝)
5200 スリーブ
5200a 接続部材
5210、5210a 受容部
5221a 切込部
5215a 支持部
5222、5220a バネ部
5230a 導電部
5300、5300a 圧入部
530 第1部位
540 第2部位
550 スリーブホルダ
552 収容部
554 第1挿入口
556 第2挿入口
600 光電気複合ケーブル
700 フェルール
710 被保持部
720 大径部
722 当接面
730 肩部
732 被押圧部
740 スリーブ(被かしめ部)
750 付勢部材
800 光学素子
810、8100、8100 端子
8100 素子収容部
900、9000、9000a ハウジング
902 搭載面
910 接続部
912 接合端面
9225a、9226a 端部
9300、9300a 接続部材
9350、9350a 受容部
9400a 支持部
9500a バネ部
9600a 導電部
9700、9700a 接続延部

Claims (36)

  1. 第1光ファイバ素線と第1メタル導体とを含む第1光電気複合ケーブルに接続される第1コネクタと、第2光ファイバ素線と第2メタル導体とを含む第2光電気複合ケーブルに接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置であって、
    前記第1コネクタは、前記第1メタル導体に電気的に接続される導電部を少なくとも表面の一部に有し且つ前記第1光ファイバ素線を保持する第1フェルールを備えており、
    前記第2コネクタは、前記第2メタル導体に電気的に接続される導電部を少なくとも表面の一部に有し且つ前記第2光ファイバ素線を保持する第2フェルールを備えており、
    前記アダプタは、前記第1フェルールと前記第2フェルールとを保持しつつ前記第1フェルールの前記導電部と前記第2フェルールの前記導電部との電気的接続を図るために少なくとも表面の一部に導電性を持たせてなる保持部材を備えている
    光コネクタ装置。
  2. 請求項1記載の光コネクタ装置において、
    前記第1フェルール及び前記第2フェルールの夫々は、端面を含む端部であって少なくとも表面が絶縁性である端部を更に有しており、
    前記導電部は、前記端面から離れた位置に形成されている
    光コネクタ装置。
  3. 請求項1記載の光コネクタ装置において、
    前記第1フェルール及び前記第2フェルールの夫々は、少なくとも表面全体に導電性を持たせてなるものである
    光コネクタ装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記保持部材は、前記第1フェルールの表面の一部と前記第2フェルールの表面の一部とを把持することによって、前記第1フェルールの導電部と前記第2フェルールの導電部との間の電気的接続を図るものである
    光コネクタ装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記保持部材は、割スリーブである
    光コネクタ装置。
  6. 請求項5記載の光コネクタ装置において、
    前記割スリーブの非接続状態における内径は、前記第1フェルール及び前記第2フェルールの前記割スリーブに保持される部位である被保持部の外径よりも小さい
    光コネクタ装置。
  7. 請求項6記載の光コネクタ装置において、
    前記第1フェルール及び前記第2フェルールの先端面は、前記被保持部の外径よりも小さい径を有しており、
    前記割スリーブの非接続状態における内径は、前記第1フェルール及び前記第2フェルールの前記先端面の径よりも大きい
    光コネクタ装置。
  8. 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記アダプタは、前記割スリーブの前記内径を可変とした状態で前記割スリーブを保持するスリーブホルダを更に備えている
    光コネクタ装置。
  9. 請求項8記載の光コネクタ装置において、
    前記スリーブホルダは、前記割スリーブを収容する収容部と、該収容部と連通する第1挿入口であって前記第1フェルールを挿入される第1挿入口と、前記収容部と連通する第2挿入口であって前記第2フェルールを挿入される第2挿入口を有しており、
    前記第1挿入口及び第2挿入口の内径は、前記割スリーブの前記内径よりも大きく前記割スリーブの外径よりも小さい
    光コネクタ装置。
  10. 請求項5乃至請求項9のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記割スリーブは、当該割スリーブの割幅を規定するスリットの他に切り込みが形成されている
    光コネクタ装置。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記第1フェルールの先端には凹部が形成されており、
    前記第1光ファイバ素線の先端は前記第1フェルールの先端面から突出しないようにして前記凹部内に位置している
    光コネクタ装置。
  12. 請求項11記載の光コネクタ装置において、
    前記凹部は、前記第1フェルールを先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している光コネクタ装置。
  13. 請求項1乃至請求項12のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記第1コネクタは、前記第1フェルールを前記第2フェルールに向けて付勢する第1付勢部材を更に備えており、
    前記第2コネクタは、前記第2フェルールを前記第1フェルールに向けて付勢する第2付勢部材を更に備えている
    光コネクタ装置。
  14. 光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持するフェルールであって当該光電気複合ケーブルのメタル導体に電気的に接続される導電部を有するフェルールと、光学素子と、該光学素子を保持しつつ前記フェルールと光学素子との接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置において、
    前記アダプタは、前記フェルールを保持しつつ前記導電部と電気的接続を図るために少なくとも表面の一部に導電性を持たせてなる接続部材を備えている
    光コネクタ装置。
  15. 請求項14記載の光コネクタ装置において、前記フェルールは、端面を含む端部であって少なくとも表面が絶縁性である端部を更に有しており、
    前記導電部は、前記端面から離れた位置に位置している
    光コネクタ装置。
  16. 請求項14又は請求項15のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記接続部材は、前記フェルールを挿入されるスリーブである、
    光コネクタ装置。
  17. 請求項16に記載の光コネクタ装置であって、
    前記スリーブは、当該フェルールが挿入される側の端部から前記フェルールの挿入方向に沿って切り込まれた切込部を有している、
    光コネクタ装置。
  18. 光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持するフェルールであって当該光電気複合ケーブルのメタル導体に電気的に接続される当接部を有するフェルールと、前記フェルールと光学的接続及び電気的接続を同時に図る接続対象物とを備える光コネクタ装置において、
    前記接続対象物は、前記フェルールの端部を受容する受容部と、少なくとも前記受容部の端部に設けられた導電部と、前記受容部の内部に設けられた光学的接続部位とを備えており、
    前記受容部に前記フェルールの端部を受容することにより、前記光ファイバ素線の端面を前記光学的接続部位に対向させて前記光学的接続を図ると共に、前記導電部に前記当接部を当接させて前記電気的接続を図る
    光コネクタ装置。
  19. 請求項18記載の光コネクタ装置において、
    前記受容部は、筒状の形状を有し、
    前記導電部は、前記受容部の縁部に設けられている
    光コネクタ装置。
  20. 請求項18又は請求項19に記載の光コネクタ装置において、
    前記フェルールは、前記受容部に受容される受容部と、被受容部よりも大きな径を有する大径部とを有しており、
    前記当接部は、前記被受容部と前記大径部との境界を構成している当接面である
    光コネクタ装置。
  21. 請求項18乃至請求項20のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記接続対象物は、前記光学的接続部位を有する光学素子と、前記受容部を有し且つ前記光学素子を保持するハウジングとを備える
    光コネクタ装置。
  22. 請求項18乃至請求項21のいずれかに記載のコネクタ装置において、
    前記接続対象物は、前記光学的接続部位を有する光学素子と、前記光学素子を保持する絶縁性のハウジングと、前記ハウジングに保持された接続部材であって、前記導電部及び前記受容部を有する接続部材とを備える
    光コネクタ装置。
  23. 請求項22記載の光コネクタ装置において、
    前記接続部材は、導電体からなる
    光コネクタ装置。
  24. 請求項23記載の光コネクタ装置において、
    前記受容部は、所定方向に沿って前記フェルールの端部を受容するものであり、
    前記接続部材は、前記導電部を前記所定方向に沿って変位可能となるように支持するバネ部を更に備えている
    光コネクタ装置。
  25. 請求項24記載の光コネクタ装置において、
    前記受容部は、略円筒形を有しており、
    前記バネ部は、前記受容部の周方向に延びている
    光コネクタ装置。
  26. 請求項18乃至請求項25のいずれかに記載の光コネクタ装置であって、前記フェルールの前記当接部を前記ハウジングの前記受容部に向けて付勢する付勢部材を更に備えている、光コネクタ装置。
  27. 請求項18乃至請求項20のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記接続対象物は、光電気複合ケーブルの光ファイバ素線を保持するフェルールであって当該光電気複合ケーブルのメタル導体に電気的に接続される当接部を有するフェルールと、前記導電部及び前記受容部を有する接続部材であって前記受容部と連通し且つ前記相手側フェルールの端部を受容部する相手側受容部と少なくとも前記相手側受容部の端部に設けられ且つ前記導電部と電気的に接続されている相手側導電部とを更に有する接続部材とを備えており、
    前記相手側フェルールの端部が前記相手側受容部に受容されることにより、前記相手側導電部に前記相手側当接部を当接させると共に相手側光ファイバ素線の端面を前記光学的接続部位として機能させる
    光コネクタ装置。
  28. 請求項27記載の光コネクタ装置において、
    前記接続部材は、導電体からなる光コネクタ装置。
  29. 請求項28記載の光コネクタ装置において、
    前記受容部は、所定方向に沿って前記フェルールの端部を受容するものであり、
    前記接続部材は、前記導電部を前記所定方向に沿って変位可能となるように支持するバネ部を更に備えている
    光コネクタ装置。
  30. 請求項29記載の光コネクタ装置において、
    前記受容部は、略円筒形を有しており、
    前記バネ部は、前記受容部の周方向に延びている
    光コネクタ装置。
  31. 請求項18乃至請求項30のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記フェルールの先端には凹部が形成されており、
    前記光ファイバ素線の先端は前記フェルールの先端面から突出しないようにして前記凹部内に位置している
    光コネクタ装置。
  32. 請求項31記載の光コネクタ装置において、前記凹部は、前記フェルールを先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している
    光コネクタ装置。
  33. 第1光ファイバ素線と第1メタル導体とを含む第1光電気複合ケーブルに接続される第1コネクタと、第2光ファイバ素線と第2メタル導体とを含む第2光電気複合ケーブルに接続される第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続を中継するアダプタとを備える光コネクタ装置であって、
    前記第1コネクタは、前記第1光ファイバ素線を保持する第1フェルールであって、表面の少なくとも一部に前記第1メタル導体に接続される第1導電部を有する第1フェルールを備えており、
    前記第2コネクタは、前記第2光ファイバ素線を保持する第2フェルールであって、表面の少なくとも一部に前記第2メタル導体に接続される第2導電部を有する第2フェルールを備えており、
    前記アダプタは、前記第1フェルールと前記第2フェルールとを保持する保持部材を備えており、
    前記第1フェルールの先端には凹部が形成されており、
    前記第1光ファイバ素線の先端は前記第1フェルールの先端面から突出しないようにして前記凹部内に位置している
    光コネクタ装置。
  34. 請求項33記載の光コネクタ装置において、
    前記第1導電部は、前記第1フェルールの端面にも形成されており、
    前記第2導電部は、前記第2フェルールの端面にも形成されており、
    前記第1フェルールの端面と前記第2フェルールの端面とを突き合わせることにより、第1導電部と第2導電部との電気的接続を図ると共に第1光ファイバ素線と第2光ファイバ素線との光学的接続を図る
    光コネクタ装置。
  35. 請求項33又は請求項34に記載の光コネクタ装置において、
    請求項12記載の光コネクタ装置において、前記凹部は、前記第1フェルールを先端側から見た場合に、中心角が180度より小さい扇形を有している光コネクタ装置。
  36. 請求項33乃至請求項35のいずれかに記載の光コネクタ装置において、
    前記第1コネクタは、前記第1フェルールを前記第2フェルールに向けて付勢する第1付勢部材を更に備えており、
    前記第2コネクタは、前記第2フェルールを前記第1フェルールに向けて付勢する第2付勢部材を更に備えている
    光コネクタ装置。
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