JP2011091276A - 多段アライナ装置 - Google Patents

多段アライナ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2011091276A
JP2011091276A JP2009244881A JP2009244881A JP2011091276A JP 2011091276 A JP2011091276 A JP 2011091276A JP 2009244881 A JP2009244881 A JP 2009244881A JP 2009244881 A JP2009244881 A JP 2009244881A JP 2011091276 A JP2011091276 A JP 2011091276A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pitch
substrate
sensor
aligner
pitch changing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009244881A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Saito
雅行 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP2009244881A priority Critical patent/JP2011091276A/ja
Publication of JP2011091276A publication Critical patent/JP2011091276A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Abstract

【課題】 センサの選定の自由度が高い多段アライナ装置を提供する。
【解決手段】 アライナ装置1は、5枚の半導体ウエハ2を同時にアライメントすることができるようになっている。このアライナ装置1は、半導体ウエハ2毎に対応して設けられるウエア保持部材15,16及び透過型センサ33を備えている。ウエハ保持部材15,16は、半導体ウエハ2を保持できるようになっており、上下方向に重ねて配置される。透過型センサ33は、半導体ウエハ2の外縁部の形状を検出できるようになっており、上下方向にピッチp1ずつあけて千鳥状に配置されている。更に、アライナ装置1は、隣接するウエハ保持部材15,16同士のピッチpをピッチp1にするピッチ変更手段6と、前記ピッチ変更手段6が前記ピッチpを変更した後に各透過型センサ33を対応する前記半導体ウエハ2に移動させるセンサ移動手段31を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複数の基板を同時にアライメントする多段アライナ装置に関する。
半導体処理装置では、半導体ウエハの周方向の位置(即ち、角度位置)を予め調整(即ち、アライメント)するためにアライナ装置が備わっている。このアライナ装置は、半導体ウエハを一枚ずつアライメントするものが一般的であるが、単位時間当たりの処理枚数を増加させることを考えると、複数の半導体ウエハを同時にアライメントできる多段アライナ装置の実現が望まれている。
2枚の半導体ウエハを同時にアライメントできるアライナ装置としては、例えば特許文献1に記載されるアライメント装置がある。このアライメント装置では、第1〜第3層に夫々1枚ずつ、合計3枚の半導体ウエハを層状に重ねて配置できるようになっている。半導体ウエハには、ノッチが形成されており、ノッチを検出するために、アライメント装置には、2つのセンサが設けられている。2つのセンサは、いわゆる反射型センサであり、層状に配置される半導体ウエハの上方及び下方に夫々配置され、上下2枚の半導体ウエハのノッチを検出できるようになっている。
特開平2008−300609号公報
従来技術のアライメント装置では、第1〜第3層に1枚ずつ半導体ウエハを配置できるようになっているが、第1〜第3層のうち1つの層が後から搬送される半導体ウエハのために空けられており、2枚の半導体ウエハのノッチの検出することが想定されている。それ故、アライメント装置には、センサが上下に1つずつしか配置されていない。
しかし、アライメント装置の処理速度を上げるためには、できるだけ多くの半導体ウエハのノッチを同時に検出できるようにすることが好ましい。従来技術のアライメント装置において、より多くの半導体ウエハのノッチを同時に検出できるようにするためには、第1〜第3層の全ての層に半導体ウエハを配置し、第2層に配置される半導体ウエハのノッチも検出できるように第2層の半導体ウエハと第1層の半導体ウエハとの間にセンサを設けるとよい。
しかし、半導体ウエハは、半導体処理装置のフープ(FOUP)内に格納されていた状態のままでアライメント装置に搬送されてくるので、第1層の半導体ウエハと第2層の半導体ウエハとの間隔は、SEMI規格で決められた間隔、10mm程度になっており、第1層半導体ウエハと第2層の半導体ウエハとの間は、極めて狭い。このような狭い間隔でも使用できるセンサは、オリエンテーションフラットが形成された半導体ウエハを検出できない、また半導体ウエハの偏芯具合を検出できない等その機能が制限されたものが多い。それ故、センサの選定の自由度が低くなってしまう。
そこで本発明は、センサの選定の自由度が高い多段アライナ装置を提供することを目的としている。
本発明の多段アライナ装置は、複数の基板をアライメントする多段アライナ装置であって、前記基板を保持すべく前記基板毎に対応させて設けられ、重ねて配置される基板保持手段と、前記基板の外縁部の形状を検出すべく前記基板毎に対応させて設けられ、前記基板保持手段が重なる方向に所定の間隔をあけて配置されるセンサ手段と、前記基板保持手段を動かして隣接する前記基板保持手段同士のピッチを前記所定の間隔にするピッチ変更手段と、前記ピッチ変更手段が前記ピッチを変更した後、前記各センサ手段を対応する前記基板へ移動させるセンサ移動手段とを備えるものである。
本発明に従えば、ピッチ変更手段によって隣接する基板保持手段同士のピッチを所定の間隔に変えた後にセンサ手段を移動させて各基板の外縁部に配置するので、所定の間隔を大きくしても各センサ手段を各基板の外縁部に配置することができる。それ故、所定の間隔を自由に選定することができ、センサ手段の選定の自由度が高くなる。これにより、例えば厚さは大きいが誤検出が少なく信頼性の高いセンサ手段を採用することができ、誤検出が少なく信頼性の高いアライナ装置にすることができる。
上記発明において、前記センサ手段によって検出する際に前記基板を回転させるべく前記基板毎に設けられ、前記前記基板保持手段が重なる方向において互いに所定の間隔をあけて配置される回動機構と、前記ピッチ変更手段が前記ピッチを変更した後、前記各回動機構を対応する前記基板へ移動させる回動機構移動手段とを更に備えることが好ましい。
上記構成に従えば、前記センサ手段によって検出する際に回動機構により基板を回転させることで、基板の外縁部の形状を連続的に検出することができる。これにより、回動機構により基板を一回転させることで、基板の外縁部全周の形状を検出することができる。
また、本発明では、ピッチ変更手段によって隣接する基板保持手段同士のピッチを所定の間隔に変えた後に回動機構を移動させて基板に位置するようになっているので、所定の間隔に合わせて回動機構の厚みを大きくすることができる。これにより、例えば厚さは大きいが駆動力が大きく耐久性のある回動機構を採用することができ、作業効率がよく信頼性の高いアライナ装置1を製造することができる。
上記発明において、前記センサ手段で検出される前記基板の外縁部の形状に基づいて、該基板に対応する回動機構を制御して前記基板の位置を同時に調整する制御手段を更に備えることが好ましい。
上記構成に従えば、基板毎に回動機構が設けられているので、制御手段は、複数の基板の位置を同時に調整することができる。このように、複数の基板の位置を同時に調整することでアライメントの時間を短縮することができる。
上記発明において、前記ピッチ変更手段は、前記各基板保持手段に連結されるリンク機構と、前記リンク機構を動かすことで、前記前記基板保持手段が重なる方向に前記基板保持手段を移動させるリンク駆動手段とを更に有することが好ましい。
上記構成に従えば、リンク機構をリンク駆動手段で動かすことで、各基板保持手段を動かすことができるので、駆動源の数を低減することができる。これにより、部品点数を低減し、アライナ装置1の製造コストを低減することができる。
上記発明において、前記センサ移動手段は、前記各センサ手段が固定される支持体を移動させるようになっていることが好ましい。
上記構成に従えば、センサ移動手段により支持体を動かすことで、各センサ手段が各基板へと同時に動かすことができ、アライメントの時間を短縮することができる。
上記発明において、前記回動機構移動手段は、前記各回動機構が設けられる支持軸を移動させるようになっていることが好ましい。
上記構成に従えば、支持軸を動かすことにより、各回動機構46を各基板2まで同時に動かすことができ、アライメントにかかる時間を短縮できる。
本発明によれば、センサの選定の自由度を高くすることができる。
本件発明の第1実施形態のアライナ装置を上方から見た平面図である。 図1のアライナ装置を右側から見た右側面図である。 図2のアライナ装置のリンク機構を拡大してみた拡大図である。 図3のリンク機構が閉じた状態を示す拡大図である。 図1のアライナ装置のセンサユニットを前方から見た正面図である。 図5のセンサユニットの透過型センサを拡大して示す拡大図である。 図1のアライナ装置の回動ユニットを左側から見た左側面図である。 回動ユニットのアームを拡大して示す拡大図である。 第2実施形態のアライナ装置のピッチ変更手段を概略的に示した概略図である。 第3実施形態のアライナ装置のピッチ変更手段の一部を概略的に示した概略図である。
以下では、前述する図面を参照しながら、本発明の実施形態であるアライナ装置1,100について説明する。なお、実施形態における上下等の方向の概念は、説明の便宜上使用するものであって、アライナ装置1,100に関して、それらの構成の配置及び向き等をその方向に限定することを示唆するものではない。
[第1実施形態]
図1に示す第1実施形態のアライナ装置1は、図示しない半導体処理装置に備わっている。半導体処理設備には、基板である半導体ウエハ2を格納するフープ(FOUP)(図示せず)と、半導体ウエハを搬送する搬送ロボット(図示せず)とが備わっている。フープには、多数の半導体ウエハ2が上下に重ねて格納されており、搬送ロボットは、フープから複数の半導体ウエハ2、本実施形態では5枚の半導体ウエハ2を取り出すようになっている。搬送ロボットは、取り出した半導体ウエハ2を、熱処理、不純物導入処理、薄膜形成処理、リソグラフィー処理、洗浄処理及び平坦化処理等の各種プロセス処理を施すための処理部へと搬送するが、これらのプロセス処理をする前に半導体ウエハ2の周方向の位置を調整(即ち、アライメント)するために5枚の半導体ウエハ2をアライナ装置1に搬送する。
<アライナ装置>
アライナ装置1は、図1乃至図8に示すように構成されており、基台3を有している。基台3は、図2に示すように断面がコ字状になっており、左右両側に上下方向に延びる一対の案内部材3a,3aを有する。一対の案内部材3a,3aの外側面には、一対の第1ガイドレール3b,3bが夫々設けられており、一対の第1ガイドレール3b,3bには、可動体4が上下方向に摺動可能に設けられている。可動体4は、断面がH形になっており、一対の基板4a,4aを有する。この一対の基板4a,4aは、互いに対向するように左右に配置されており、各基板4aの内側面(即ち、互いに対向する面)の下方側には、一対のランナー4b,4bが夫々設けられ、この一対のランナー4b,4bが一対の第1ガイドレール3b,3bにスライド可能に係合している。また基台3には、可動体駆動手段5が設けられている。可動体駆動手段5は、いわゆるエアシリンダ機構であり、エアを給排気することで伸縮し、伸縮することで可動体4を上下方向に昇降するようになっている。つまり、可動体駆動手段5が伸長すると、可動体4が上昇し、可動体駆動手段5が収縮すると、可動体4が下降するようになっている。このように昇降する可動体4の一対の基板4a,4aには、ピッチ変更手段6が設けられている。
<ピッチ変更手段>
ピッチ変更手段6は、一対のピッチ変更ユニット7を備えており、これら一対のピッチ変更ユニット7は、各ピッチ変更ユニット7L,7Rが一方の基板4a及び他方の基板4aに夫々設けられている。各ピッチ変更ユニット7L,7Rの構成は、同一であり、以下では、一方のピッチ変更ユニット7Lの構成についてだけ説明し、他方のピッチ変更ユニット7Rの構成については、一方のピッチ変更ユニット7Lの同一構成の符号の「L」を「R」に付け替えて付し、説明を省略する。
ピッチ変更ユニット7Lは、リンク駆動軸8Lを有する。リンク駆動軸8Lは、一方の基板4aの上端部寄りに配置され、基板4aをその厚み方向(即ち、左右方向)に貫通している。リンク駆動軸8Lの先端部(即ち、内側の端部)には、リンク機構9Lが設けられている。リンク機構9Lは、いわゆるスライダクランク機構であり、クランク部材10Lを有している。クランク部材10Lは、長尺な板部材であり、その長手方向の中央部分にリンク駆動軸8Lが固定されている。このクランク部材10Lは、一方の基板4aの内側面に対向するように配置され、リンク駆動軸8Lの回動に連動してその中心軸線L1回りに揺動するようになっている。
また、クランク部材10Lには、図3及び4に示すように、4つのリンク部材11Lが配設されている。これら4つのリンク部材11Lは、クランク部材10Lの長手方向に互いに間隔をあけている。4つのリンク部材11Lのうち第1及び第2リンク部材11a,11bは、中心軸線L1より上端側に配設され、残りの第3及び第4リンク部材11c,11dは、中心軸線L1より下端側に配設されている。このように配設される4つのリンク部材11Lの基端部は、クランク部材10Lに揺動可能に設けられており、またそれらの先端部には、スライダ部材12Lが夫々回動可能に設けられている。
スライダ部材12Lは、上方から見た平面視でコ字状になっており(図1参照)、両側の突出する部分には、キャリッジ12aが夫々形成されている。この一対のキャリッジ12a,12aに対応するように、基板4aには、一対の外側レール13L,13L及び一対の内側レール14L,14Lが設けられている。一対の外側レール13L,13L及び一対の内側レール14L,14Lは、基板4aの内側面の上方側に設けられている。一対の外側レール13L,13Lは、上方に略一直線上に延びており、各外側レール13Lが互いに前後方向に間隔をあけて配置されている。この一対の外側レール13L,13Lの間に一対の内側レール14L,14Lが設けられている。一対の内側レール14L,14Lは、上方に略一直線上に延びており、各内側レール14Lが前後方向に間隔をあけて配置されている。一対の外側レール13L,13L及び一対の内側レール14L,14Lは、共に一対のキャリッジ12a,12aがスライド可能に係合しており、一対の外側レール13L,13Lには、第1及び第4リンク部材11a,11dに設けられるスライダ部材12Lがスライド可能に設けられ、一対の内側レール14L,14Lには、第2及び第3リンク部材11b,11cに設けられるスライダ部材12Lがスライド可能に設けられている。
また、これらのスライダ部材12Lには、可動ウエハ保持部材15Lが夫々設けられている。基板保持手段である可動ウエハ保持部材15Lは、その基端がスライダ部材12Lに固定されており、他方の基板4aに向かって延び、先端側に半導体ウエハ2を保持するための保持部15aを有している。また、リンク機構9Lには、可動ウエハ保持部材15Lと同じような構成である固定ウエハ保持部材16Lが設けられている。基板保持手段である固定ウエハ保持部材16Lの基端部は、クランク部材10Lに揺動可能に設けられ、中心軸線L1に沿って反対側の基板4aへと延び、先端側に半導体ウエハ2を保持する保持部16aを有している。
このように配置される4つの可動ウエハ保持部材15L及び1つの固定ウエハ保持部材16Lは、上下方向中央に固定ウエハ保持部材16Lが配置され、固定ウエハ保持部材16Lの上下に2つの可動ウエハ保持部材15Lが夫々配置される。4つの可動ウエハ保持部材15L及び固定ウエハ保持部材16Lは、それらの載置面15b,16bの上下方向の間隔、即ちピッチp(以下、単に「ウエハ保持部材15,16のピッチp」ともいう)が互いに等しくなるように等間隔に配置され、またそれらの載置面15b,16bが略水平になるように配置されている。なお、以下では、可動ウエハ保持部材15Lを、単に「ウエハ保持部材15L」といい、また固定ウエハ保持部材16Lを、単に「ウエハ保持部材16L」といい、4つの可動ウエハ保持部材15L及び固定ウエハ保持部材16Lを何れかを指す場合に「ウエハ保持部材15L,16L」ということがある。
このように構成されるリンク機構9Lでは、クランク部材10Lを中心軸線L1回りに回動させると、リンク部材11Lが揺動し、スライダ部材12Lが一対の外側レール13L,13L又は一対の内側レール14L,14Rに沿って往復運動をする。このように、クランク部材10Lの回動方向に応じてスライダ部材12Lが動くことで、可動ウエハ保持部材15Lが動いてウエハ保持部材15,16のピッチpが変わる。
更に詳細に説明すると、クランク部材10Lが時計回り(図3参照)に回動すると、固定ウエハ保持部材16Lより上側にある可動ウエハ保持部材15Lが上昇し、固定ウエハ保持部材16Lより下側にある可動ウエハ保持部材15Lが下降する。これにより、ウエハ保持部材15,16のピッチpが広くなる。逆に、クランク部材10Lが反時計回り(図4参照)に回動すると、固定ウエハ保持部材16Lより上側にある可動ウエハ保持部材15Lが下降し、固定ウエハ保持部材16Lより下側にある可動ウエハ保持部材15Lが上昇する。これにより、ウエハ保持部材15,16のピッチpが狭くなる。なお、リンク機構9Lの各リンク部材11Lの長さl1〜l4、中心軸線L1から各リンク部材11Lの基端部までの距離d1〜d4、及びスライダ部材12Lに対して各リンク部材11Lの先端部が設けられる位置は、変更後も全てのピッチpが互いに等しくなるように設計されている。
このように構成されるリンク機構9Lを駆動するために、リンク駆動軸8Lの基端部には、伝動機構17Lが設けられている。以下では、図2に戻って説明する。伝動機構17Lは、一方の基板4aの外側に設けられており、第1プーリー18Lを有している。第1プーリー18Lは、リンク駆動軸8Lの基端部に固定されており、この第1プーリー18Lの下方には、第2プーリー19Lが間隔をあけて設けられている。これら第1プーリー18L及び第2プーリー19Lには、ベルト20Lが張架されている。このベルト20Lを動かすことで、第1プーリー18L及び第2プーリー19Lが回動するようになっており、このベルト20Lを動かすためにピッチ変更用駆動源21が基板4aに設けられている。なお、ピッチ変更用駆動源21は、一方の伝動機構17L側にだけ設けられており、他方の伝動機構17R側には、設けられていない。
このピッチ変更用駆動源21は、いわゆるエアシリンダー機構であり、一方の基板4aに固定されている。ピッチ変更用駆動源21は、可動部21aを備えており、この可動部21aが一方の伝動機構17Lのベルト20Lの一部に固定されている。ピッチ変更用駆動源21は、エアを給排気することで伸縮し、この伸縮により可動部21aを動かしてベルト20Lを上方又は下方へと送るようになっている。ピッチ変更用駆動源21によりベルト20Lが上方又は下方に送られると、一方の伝動機構17Lの第1プーリー18L及び第2プーリー19Lが回動し、リンク駆動軸8Lを介してリンク機構9Lが駆動する。これにより、可動ウエハ保持部材15Lが動き、ウエハ保持部材15,16のピッチpを変えることができる。このウエハ保持部材15,16のピッチpは、ピッチ変更用駆動源21を上限位置まで伸長させた時に後述する透過型センサ33のピッチp1と略一致し(図3参照)、ピッチ変更用駆動源21が下限位置まで収縮させた時にフープにおける半導体ウエハ2の間隔と略一致するようになっている(図4参照)。
また、第2プーリー19Lは、他方の伝動機構17Rの第2プーリー19Rと連結軸22によって連結されており、2つの第2プーリー19L,19Rが連動するようになっている。つまり、ピッチ変更用駆動源21を駆動することで、第1プーリー18Rも回動させることができる。従って、ピッチ変更用駆動源21により可動ウエハ保持部材15Rを動かすことができ、一方側にある可動ウエハ保持部材15Lと、他方側にある可動ウエハ保持部材15Lとを同時に動かすことができる。
このように同時に動かすことができる可動ウエハ保持部材15L,15Rは、左右に間隔をあけて4つずつ配置されている。各可動ウエハ保持部材15L,15Rは、反対側の可動ウエハ保持部材15L,15Rと対向して配置され、その対向する反対側の可動ウエハ保持部材15L,15Rと一対の可動ウエハ保持部材15を構成している。一対の可動ウエハ保持部材15は、各々の載置面15bに半導体ウエハ2の外縁部を夫々載せることができ、載せることで半導体ウエハ2を保持する。同様に、固定ウエハ保持部材16Lは、固定ウエハ保持部材16Rに対向するように配置され、固定ウエハ保持部材16Rと一対の固定ウエハ保持部材16を構成している。一対の固定ウエハ保持部材16もまた、各々の載置面16bに1つの半導体ウエハ2の外縁部を夫々載せることができ、載せることで半導体ウエハ2を保持する。このようにして半導体ウエハ2を保持した状態で、ピッチ変更用駆動源21を伸縮させてリンク機構9L,9Rを駆動し、可動ウエハ保持部材15L,15Rを動かすことで、ウエハ保持部材15,16のピッチpを変え、隣接する半導体ウエハ2の間隔を変えることができる。
このようにピッチ変更手段6では、リンク機構9を用いることで、1つのピッチ変更用駆動源21により、全ての可動ウエハ保持部材15L,15Rを動かすことができるので、駆動源の数を低減することができる。これにより部品点数を低減し、アライナ装置1の製造コストを低減することができる。
<センサユニット>
アライナ装置1は、図1及び図5に示すようにセンサユニット30を更に備え、センサユニット30は、センサ移動手段31を有している。センサ移動手段31は、いわゆるエアシリンダー機構であり、ピストンロッド31aと、シリンダ31bとを有する。ピストンロッド31aは、一端が基台3に固定されており、他端がシリンダ31bに挿入されている。シリンダ31bの下面にランナー31cが設けられている。また、基台3には、第2ガイドレール3cが設けられており、この第2ガイドレール3c上をランナー31cがスライドするようになっている。第2ガイドレール3cは、平面視で半導体ウエハ2に向かって水平に延びており、シリンダ31b内にエアを給排気してピストンロッド31aを進退させる、即ちセンサ移動手段31を伸縮させることでシリンダ31bが半導体ウエハ2に近接及び離隔するようになっている。このように近接及び離隔するシリンダ31bの上面には、支持体32が立設されている。
支持体32には、図6に示すように、アライナ装置1で保持可能な半導体ウエハ2の枚数と同じ数、つまり5つの透過型センサ33が設けられている。センサ手段である透過型センサ33の各々は、配置位置が異なるだけで、構成は同一である。それ故、1つの透過型センサ33の構成についてだけ説明し、その他の透過型センサ33の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
透過型センサ33は、例えばラインセンサ方式のセンサであり、投光部33aと受光部33bを有する。投光部33aは、帯状のレーザ光を投光可能になっている。受光部33bは、いわゆるラインセンサであり、投光部33bから投光される帯状のレーザ光を受光受光するようになっている。投光部33aと受光部33bとは、互いに対向し且つ上下方向に規定の間隔をあけて配置され、それらの間に半導体ウエハ2の外縁部を入れれるようになっている。このように構成される透過型センサ33は、後述する制御ユニット34に備わる制御部34aと検出部34bに接続されており(図1参照)、制御部34aにより投光部33aの投光が制御され、また検出部34bに受光部33bの受光量を送るようになっている。検出部34bは、受光部33bの受光量に基づいて半導体ウエハ2の外縁部の形状を検出するようになっている。
このように構成される5つの透過型センサ33は、前側に3つの透過型センサ33が上下に等間隔に並べられ、後側に2つの透過型センサ33が上下に等間隔に並べられ、前方又は後方から見たときに5つの投光部33aが等間隔に配置されている。即ち、5つの透過型センサ33は、前後2列で千鳥状(ジグザグ状)に配置するように上下に並べられており、5つの透過型センサ33の上下方向の各々のピッチp1(例えば、ピッチp1は、後述するように20mm程度が好ましい)が略一致している。このように千鳥状(ジグザグ状)に配置することで、ピッチp1を小さくしてセンサユニット30の高さを低くすることができ、アライナ装置1の小型化を図っている。
また、透過型センサ33の間隔をピッチp1の等間隔になっているので、ウエハ保持部材15,16のピッチpをこのピッチp1に合わせ、支持体32をセンサ移動手段31により半導体ウエハ2に向かって動かすと、各透過型センサ33間に夫々別々の半導体ウエハ2の外縁部が挿入される。その後、センサ移動手段31が上限位置まで伸長すると、透過型センサ33のレーザ光が半導体ウエハ2の外縁部に照射される検出可能位置へ各透過型センサ33が配置される。
このように構成されるセンサユニット30では、5つの透過型センサ33が支持体32に設けられている。それ故、センサ移動手段31により支持体32を動かすことで、全ての透過型センサ33を半導体ウエハ2の外縁部に同時に動かすことができ、アライメントにかかる時間を短くすることができる。
<回動ユニット>
アライナ装置1は、図7に示すような回動ユニット41を更に備え、回動ユニット41は、回動機構移動手段42を有している。回動機構移動手段42は、回転台43を有し、この回転台43は、基台3に設けられている。回転台43は、上下方向に延びる中心軸線L2を中心に回動できるようになっており、回転台43には、回動駆動源44が設けられている。回動駆動源44は、いわゆるエアシリンダ機構であり、その一端部が回転台43に揺動可能に取り付けられ、その他端部が基台3に揺動可能に取り付けられている。回動駆動源44は、エアを給排気することで伸縮して回転台43を回動させるようになっている。このように構成される回転台43には、支持軸45が設けられている。
支持軸45は、上下方向に延びる円筒状の部材であり、その軸線が中心軸線L2と略一致するように回転台43の上面に固定されている。この支持軸45には、アライナ装置1で保持できる半導体ウエハ2の枚数と同数、即ち5つの回動機構46が設けられている。5つの回動機構46は、平面視で重なっており、上下方向にピッチp1で等間隔に配置されている。これら5つの回動機構46は、配置位置が異なるだけで、それらの構成は同一である。それ故、1つの回動機構46の構成についてだけ説明し、その他の回動機構46の構成については、同一の符号を付してその説明を省略する。
回動機構46は、駆動源である駆動モータ47を有している。駆動モータ47の出力軸47aには、駆動用プーリー48が設けられている。この駆動用プーリー48は、駆動用ベルト49を介して中間プーリー連結体50に繋がっている。中間プーリー連結体50は、支持軸45に回動可能に設けられており、この中間プーリー連結体50は、上下に一体的に設けられた2つのプーリー51,52により構成されている。上側プーリー51は、駆動用ベルト49を介して駆動用プーリー48と繋がっており、下側プーリー52は、動伝用ベルト53を介して出力側プーリー54と繋がっている。この出力側プーリー54には、図8に示すようにターンテーブル55が一体的に設けられており、ターンテーブル55の上面に吸着パッド56が設けられている。このようにして構成される出力側プーリー54は、アーム57に回動可能に支持されている。
アーム57は、平面視で中空短冊状になっている。アーム57の基端は、開口しており、動伝用ベルト53は、この基端の開口から通されて先端側へと延びている。アーム57内の先端側には、動伝用ベルト53が掛けられている出力側プーリー54が配置されている。出力側プーリー54は、アーム57の底部から上方に突出する軸部57aに設けられ、中心軸線L3回りに回動するようになっている。また、軸部57aの上方には、ターンテーブル55が設けられている。ターンテーブル55は、アーム57の先端側にある開孔から上方に表出しており、ターンテーブル55の上面に設けられた吸着パッド56がアーム57の上面から僅かに突出している。
このように構成される5つのアーム57は、上側が塞がれた有底円筒状のケーシング58の外周面に設けられている。このケーシング58は、その軸線が中心軸線L2と一致するように回転台43の上面に固定されており、その内には、支持軸45及び中間プーリー連結体50が収容されている。ケーシング58の外周面には、5つの挿入孔58aが形成されている。これら5つの挿入孔58aは、上下に等間隔で並べられており、それらの間隔はピッチp1と略一致している。このように形成される5つの挿入孔58aには、アーム57の基端部が夫々挿入され、5つのアーム57が上下方向にピッチp1の等間隔で並ぶように配置されている。なお、ピッチp1は、アーム57の厚みも考慮して決められており、例えば20mmである。
また、ケーシング58の外周面において、5つの挿入孔58aの反対側には、5つの開口58bが形成されている。これら5つの開口58bは、上下方向に等間隔で並べられており、それらの間隔がピッチp1と略一致している。この開口58bは、挿入孔58aに対して上方に若干ずらして配置されており、各開口58bには、駆動用ベルト49が通されており、この駆動用ベルト49によりケーシング58内外に夫々配置される上側プーリー51と駆動用プーリー48とを繋がっている。また、5つの駆動用プーリー48は、図1に示すようにケーシング58の周方向にずらして配置され、駆動モータ47が互いに干渉しないようにしている。このように5つの駆動用プーリー48を配置することで、駆動用ベルト49は、ケーシング58から放射状に配置されている。なお、図7では、回動機構46の構成を理解しやすくするために、駆動用ベルト49が同一方向に延びているように記載している。
このようにして構成される各回動機構46のターンテーブル55及び吸着パッド56には、軸線L3に沿って中央通路59が形成されている。この中央通路59は、アーム57の軸部57a及び底部に形成される吸引通路60を通ってL字継手61に繋がっている。更に、このL字継手61には、チューブ管62が繋がっている。このチューブ管62を通す貫通孔63が、中心軸線L2に沿って支持軸45及び回転台43に形成されており、各L字継手61から延びるチューブ管62が貫通孔63を通ってケーシング58外へと引出されて、コンプレッサ等の吸引手段67に繋がっている。
このようにして構成される回動ユニット41は、回動駆動源44に伸縮させることで、回転台43が中心軸線L2回りに回動し、5つのアーム57が中心軸線L2回りに揺動する。半導体ウエハ2の間隔をピッチp1にしておき、5つのアーム57を揺動し続けると、やがて各アーム57が夫々別々の半導体ウエハ2の下に入っていく。5つのアーム57を揺動し続けて回動駆動源44が上限位置まで伸長すると、吸着パッド56が半導体ウエハ2の中心付近に達する。この状態で可動体駆動手段5を駆動し、可動体4を下降させると、各半導体ウエハ2が各吸着パッド56の上面に載置される。その後、吸引手段67を駆動させて中央通路59内の空気を吸引させると、半導体ウエハ2が吸着パッド56に吸着される。更に、各駆動モータ47を駆動し、各プーリー48,51,52,53を介してターンテーブル55及び吸着パッド56を回転させることで、吸着パッド56に吸着された半導体ウエハ2が中心軸線L3を中心に回転する。
このように構成される回動ユニット41では、5つの回動機構46が平面視で重なって配置され、1つの支持軸45に設けられている。それ故、支持軸45が設けられる回転台43を動かすことにより、全ての回動機構46を半導体ウエハ2の下へと同時に動かすことができる。それ故、回動機構46を時間差で動かす場合に比べて、アライメントにかかる時間を短くすることができる。
<制御ユニット>
アライナ装置1は、更に制御ユニット34を備えている。この制御ユニット34は、前述の通り制御部34aと検出部34bとを有している。制御部34aは、可動体駆動手段5、切換弁64〜66に電気的に接続されており、前記切換弁64〜66を制御することでピッチ変更用駆動源21及び回動駆動源44へのエアの給排気を切換えてそれらの駆動を制御できるようになっている。また、制御部34aは、各駆動モータ47に夫々電気的に接続されており、これらの駆動モータ47の回動を個別に制御できるようになっている。検出部34bは、受光部33bから伝送される受光量の強弱に基づいて、半導体ウエハ2の外縁部の形状を検出するようになっている。
<アライナ装置の動作>
半導体処理設備の搬送ロボットは、その5つのハンドを備えており、これらのハンドは、フープにおける半導体ウエハ2の間隔と同じ間隔をあけて配置されている。それ故、搬送ロボットは、フープから5枚の半導体ウエハ2を格納された状態のまま取り出してアライナ装置1へと搬送する。アライナ装置1では、ピッチ変更用駆動源21が最も収縮した状態にあり、ウエハ保持部材15,16のピッチp1は、フープにおける半導体ウエハ2の間隔と同じになっている(図4参照)。そのため、フープから取り出した5枚の半導体ウエハ2は、それらのピッチを変更することなくそのままの状態で夫々別々の一対のウエハ保持部材15,16上へと配置することができる。
各半導体ウエハ2が一対のウエハ保持部材15,16上に夫々配置されると、制御ユニット34は、可動体駆動手段5を伸長させて可動体4を上昇させる。上昇させると、やがて、一対のウエハ保持部材15,16の載置面15b,16bに半導体ウエハ2が載り、一対のウエハ保持部材15,16で半導体ウエハ2が保持される。制御ユニット34は、保持させた後も可動体駆動手段5を上限位置まで伸長させ、搬送ロボットの各ハンドから半導体ウエハ2が完全に離れるまで可動体4を上昇させる。そして、搬送ロボットの各ハンドから半導体ウエハ2が完全に離れると、搬送ロボットは、ハンドを半導体ウエハ2の間から抜く。
次に、制御ユニット34は、ピッチ変更用駆動源21を伸長させてベルト20Lを上方に送り、リンク機構9を駆動させる。リンク機構9が駆動することで、一対の可動ウエハ保持部材15が動き、ウエハ保持部材15,16のピッチpが広がっていく。ピッチ変更用駆動源21の上限位置まで伸長させると、ウエハ保持部材15,16のピッチpがピッチp1まで広がる。そこまで広がると、制御ユニット34は、ピッチ変更用駆動源21の伸長を止め、次に回動駆動源44を伸長させる。
回動駆動源44が伸長すると、5つのアーム57が中心軸線L2を中心に反時計回りに揺動する(図1の矢印参照)。回動駆動源44が上限位置まで伸長すると、各半導体ウエハ2の下には、夫々別々のアーム57が配置される。アーム57をそこに配置すると、制御ユニット34は、可動体駆動手段5を収縮させて可動体4を下降させ、各半導体ウエハ2を夫々別々の吸着パッド56の上面に載せる。載せた後、制御ユニット34は、吸引手段67を駆動して、各半導体ウエハ2を吸着パッド56に吸着させ、次にセンサ移動手段31を伸長させる。
センサ移動手段31を伸長させることにより、支持体32が半導体ウエハ2に向かって移動する。やがて、5つの透過型センサ33に夫々別々の半導体ウエハ2が挿入される。センサ移動手段31を上限位置まで伸長させると、各透過型センサ33が検出可能位置まで移動する。各透過型センサ33が検出可能位置まで来ると、制御ユニット34は、各透過型センサ33の投光部33aからレーザ光を投光させると共に、各回動機構46の駆動モータ47を駆動する。
駆動モータ47が駆動すると、各プーリー48,51,52,53を介してターンテーブル55及び吸着パッド56が回転する。吸着パッド56には、半導体ウエハ2が吸着されているため、吸着パッド56と共に半導体ウエハ2が中心軸線L3回りに回転する。このように半導体ウエハ2を回転させながら透過型センサ33からレーザ光を投光しつづけることで、制御ユニット34により半導体ウエハ2の外縁部の形状を連続的に検出することができ、半導体ウエハ2を一回転させたときには、半導体ウエハ2の全周の外縁形状が検出される。このような半導体ウエハ2の外縁形状の検出は、全ての駆動モータ47及び透過型センサ33を同時に駆動することで、5枚全ての半導体ウエハ2について同時に行うことができる。
このようにして形状が検出される半導体ウエハ2の外縁部には、図1に示すようにノッチ2a(又はオリエンテーションフラット(以下、単に「オリフラ」ともいう))が形成されている。制御ユニット34は、検出された半導体ウエハ2の外縁形状に基づいてノッチ2a(又はオリフラ)の位置を検出部34bにより特定するようになっている。制御ユニット34は、全ての半導体ウエハ2のノッチ2a(又はオリフラ)位置を特定すると、これら全てのノッチ2a(又はオリフラ)が半導体ウエハ2の周方向の所定位置(即ち、所定角度位置)に配置されるように半導体ウエハ2を位置決めする。具体的には、制御ユニット34が駆動モータ47を個別に駆動して半導体ウエハ2を回動させて、全てのノッチ2a(又はオリフラ)が周方向の特定の位置に配置されるようにする。このように5枚全ての半導体ウエハについて、同時に位置決めをすることで、アライメントの時間を短縮することができる。5つの半導体ウエハ2を回動させてノッチ2a(又はオリフラ)を前記所定位置に配置すると、制御ユニット34は、駆動モータ47を止めてアライメントを終了する。
アライメントが終了すると、制御ユニット34は、センサ移動手段31を収縮させて支持体32を半導体ウエハ2から遠ざけるように動かし、透過型センサ33を引き下げてそこから半導体ウエハ2を引き出す。センサ移動手段31が下限位置まで収縮すると、制御ユニット34は、吸引手段67の駆動を止めて各吸着パッド56における半導体ウエハ2の吸着を解除する。解除した後、制御ユニット34は、可動体駆動手段5を上限位置まで伸長させて可動体4を上昇させ、5枚の半導体ウエハ2を夫々別々の一対のウエハ保持部材15,16に載せる。各半導体ウエハ2から吸着パッド56が離れたところで、制御ユニット34は、回動駆動源44を収縮させて5つのアーム57を時計回りに揺動させて半導体ウエハ2の下から抜く。回動駆動源44が下限位置まで収縮すると、制御ユニット34は、ピッチ変更用駆動源21を収縮させてリンク機構9を駆動し、一対の可動ウエハ保持部材15,16のピッチpを狭める。ピッチ変更用駆動源21が下限位置まで収縮すると、制御ユニット34は、ピッチ変更用駆動源21の駆動を止める。その後、搬送ロボットにより、これらアライメントが終了した5つの半導体ウエハ2が各処理部へと搬送される。
このようにアライナ装置1では、ピッチ変更手段6によって一対のウエハ保持部材15,16のピッチpを透過型センサ33のピッチp1に変えてから各透過型センサ33を移動させて各半導体ウエハ2の外縁部に配置するので、透過型センサ33のピッチp1を大きくしても、各透過型センサ33を夫々別々の半導体ウエハ2の外縁部に配置することができる。それ故、透過型センサ33のピッチp1を自由に選定することができ、透過型センサ33の選定の自由度が高くなる。これにより、厚さが大きいが誤検出が少なく信頼性の高い透過型センサ33を採用することができる。このような透過型センサ33を採用することで、誤検出が少なく信頼性の高いアライナ装置1を製造することができる。
なお、アライナ装置1にピッチ変更手段6を組み込まずに、搬送ロボットにハンドの間隔を変更するようなピッチ変更機構を組み込むことも考えられる。しかし、搬送ロボットでは、ハンドの寸法の制約等により、前述のようなピッチ変更機構を組み込むことが難しく、また組み込めたとしても搬送ロボットのハンドが重くなり、ハンドの動きが遅くなってしまう。これに対して、アライナ装置1では、搬送ロボットのハンドに比べて寸法の制約等が少なく、ピッチ変更手段6を組み込みやすい。また、アライナ装置1にピッチ変更手段6を組み込むことで、搬送ロボットのハンドが軽くなり、ハンドの速度を早くすることができる。
また、アライナ装置1では、ピッチ変更手段6によって一対のウエハ保持部材15,16のピッチpを透過型センサ33のピッチp1に変えてから回動機構46を移動させて半導体ウエハ2の下へと配置するようになっている。それ故、フープにおける半導体ウエハ2の間隔に合わせて回動機構46の薄くする必要がなく、透過型センサ33のピッチp1に合わせて回動機構46の厚さを大きくすることができる。これにより、例えば、厚さは大きいが駆動力が大きく耐久性のある回動機構46を採用することができ、作業効率がよく信頼性の高いアライナ装置1にすることができる。
更に、ピッチ変更用駆動源21、センサ移動手段31、及び回動駆動源44にエアシリンダー機構を採用し、各々を上限位置及び下限位置まで作動させることで、アライメントを行うことができるようにしている。それ故、ピッチ変更用駆動源21、センサ移動手段31、及び回動駆動源44の駆動制御が容易であり、またそれらの構成の製造コストが低いため、アライナ装置1の製造コストを抑えることができる。
なお、ピッチ変更用駆動源21、センサ移動手段31、及び回動駆動源44は、エアシリンダー機構を採用しているが、サーボモータ等を採用してもよい。この場合、可動ウエハ保持部材15、透過型センサ33及び回動機構46を任意の位置で停めることができるようになる。
[第2実施形態]
図8に示す第2実施形態のアライナ装置100は、第1実施形態のアライナ装置1と構成が類似している。アライナ装置100の構成について、第1実施形態のアライナ装置の構成と異なる点についてだけ説明し、同一の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。なお、後述する第3実施形態でも同様である。アライナ装置100は、ピッチ変更手段106を備えている。
ピッチ変更手段106は、一対のピッチ変更ユニット107を備えている。一対のピッチ変更ユニット107は、2つのピッチ変更ユニット107L、107Rを有している。ピッチ変更ユニット107L、107の構成は、同一であり、以下では、一方のピッチ変更ユニット107Lの構成について説明し、他方のピッチ変更ユニット107Rの構成については、一方のピッチ変更ユニット107Lの同一構成の符号の「L」を「R」に付け替えて付し、説明を省略する。
ピッチ変更ユニット107は、5つのスライダ部材12Lを有し、これら5つのスライダ部材12Lが基板4aに上下方向にスライド可能に設けられている。5つのスライダ部材12Lは、上下方向に並べて配置されており、その先端に可動ウエハ保持部材15Lが設けられ、可動ウエハ保持部材15の載置面15bのピッチp1が等間隔になっている。
また、スライダ部材12Lには、隣接するスライダ部材12Lとの間にリンク部材111Lが架け渡されている。リンク部材111Lは、くの字になって屈伸するようになっており、隣接するスライダ部材12Lの間が所定間隔になると、その間隔を維持するように屈伸運動が止まるようになっている。これらのリンク部材111Lが全てのスライダ部材12Lに設けられており、最上段のスライダ部材12Lより下側にあるスライダ部材12Lは、リンク部材111Lにより最上段のスライダ部材12Lの上昇に連れられて上昇するようになっている。
このように構成される一方のピッチ変更ユニット107Lは、その最上段のスライダ部材12Lが、他方のピッチ変更ユニット107Rの最上段のスライダ部材12Lに図示しない連結部材により連結されており、左右のスライダ部材12Lが連動するようになっている。また一方のピッチ変更ユニット107Lには、最上段のスライダ部材12Lを上昇させるべくピッチ変更用駆動源121が設けられている。このピッチ変更用駆動源121は、一方のピッチ変更ユニット107だけに設けられており、他方のピッチ変更ユニット107には設けられていない。
ピッチ変更用駆動源121は、いわゆるエアシリンダー機構であり、基板4aに固定されている。ピッチ変更用駆動源121は、伸長することで最上段のスライダ部材12Lを上昇させるようになっており、逆に、ピッチ変更用駆動源121が収縮すると、最上段のスライダ部材12Lが下降するようになっている。
このように構成されるアライナ装置100では、ピッチ変更用駆動源121を伸長させると、最上段のスライダ部材12L,12Rが上昇する。最上段のスライダ部材12L,12Rの上昇に連動して、これより下側にあるスライダ部材12L,12Rも上昇し、可動ウエハ保持部材15Rのピッチpが広がっていく。ピッチ変更用駆動源121が上限位置まで伸長すると、可動ウエハ保持部材15のピッチpがピッチp1と略一致する。この状態から、ピッチ変更用駆動源121を収縮させると、最上段のスライダ部材12L,12Rが下降する。この下降に連動して他のスライダ部材12L,Rも下降し、可動ウエハ保持部材15Rのピッチpが狭まっていく。ピッチ変更用駆動源121が下限位置まで収縮すると、可動ウエハ保持部材15Rのピッチpがフープにおける半導体ウエハ2の間隔と略一致するようになる。
このように構成されるアライナ装置100は、第1実施形態のアライナ装置1と同様の作用効果を奏する。
[第3実施形態]
第3実施形態のアライナ装置200では、図10に示すように、ピッチ変更手段206を備えており、ピッチ変更手段206のスライダ部材212Lの下面には、連結棒201Lが設けられている。連結棒201Lは、下側にあるスライダ部材212Lに形成される係止孔212aを挿通しており、その先端部に係止球202Lを有している。係止球202Lは、係止孔212aの孔径よりも大径になっており、係止孔212aの下側開口で係止されるようになっている。
このように構成されるピッチ変更手段206は、最上段のスライダ部材212Lをピッチ変更用駆動源121により上昇させると、やがてその下側にあるスライダ部材212Lは、その係止孔212aの下側開口に係止球202Lが係合し、上方に吊り上げられる。このスライダ部材212Lが吊り上げられることで、更にその下側にあるスライダ部材212Lもまた吊り上げられ、最終的には、最下段にあるスライダ部材212Lを除く4つのスライダ部材212Lが上昇し、可動ウエハ保持部材15のピッチpがピッチp1に略一致する。
このように構成されるアライナ装置100は、第1実施形態のアライナ装置1と同様の作用効果を奏する。
[その他の実施形態]
第1乃至第3実施形態では、ピッチ変更手段6,106,206に1つのピッチ変更用駆動源121が設けられているが、スライダ部材12L,12R毎に1つの駆動源を設け、これら全ての駆動源を制御ユニット34により制御できるようにしてもよい。なお、この際の駆動源は、エアシリンダー機構及び電気モータの何れであってもよい。
また、第1乃至第3実施形態のアライナ装置1,100,200では、透過型センサ33を採用しているけれども、反射型センサであってもよく、半導体ウエハの外縁部の形状を検出できるセンサであれば、その種類は問わない。更に、第1乃至第3実施形態では、5枚の半導体ウエハ2を同時にアライメントできるアライナ装置1,100,200を説明したが、同時にアライメントできる半導体ウエハ2の枚数は、6枚以上、又は2〜4枚であってもよい。同時にアライメントできる半導体ウエハ2の枚数を増やしたり減らしたりする場合、その枚数に応じて、一対の可動ウエハ保持部材15を増やせばよく、同時にアライメントできる半導体ウエハ2の枚数を増やしたり減らしたりすることが簡単にできる。
また、半導体処理設備において、アライメントの後工程で使用される搬送ロボットと前工程で使用する搬送ロボットとを分かれており、後工程の搬送ロボットの5つのハンドの間隔がピッチp1と略一致している場合、第1乃至第3実施形態のアライナ装置1,100,200でアライメントした後にウエハ保持部材15,16のピッチpをピッチp1ままにしておくことで、後工程の搬送ロボットがそのまま半導体ロボットを取り出すことができる。これにより、アライメントが効率的に行うことができ、またアライナ装置1,100,200と別のピッチ変更装置が不要になり、半導体処理設備の部品点数を低減することができる。なお、後工程の搬送ロボットのハンドの間隔をピッチp1と略一致させて、前工程の搬送ロボットのハンドの間隔より広げることで、冷却効果を上げることができる。
また、第1乃至第3実施形態のアライナ装置1,100,200では、半導体ウエハ2をアライメントする場合について説明したが、アライメントするものは、ガラス基板であってもよく、基板であればよい。
なお、本発明は、実施の形態に限定されず、発明の趣旨を逸脱しない範囲で追加、削除、変更が可能である。
1 アライナ装置
2 半導体ウエハ
6 ピッチ変更手段
9L,9R リンク機構
15 一対の可動ウエハ保持部材
16 一対の固定ウエハ保持部材
21 ピッチ変更用駆動源
31 センサ移動手段
32 支持体
33 透過型センサ
42 回動機構移動手段
45 支持軸
46 回動機構
100 アライナ装置
106 ピッチ変更手段
111L リンク部材
121 ピッチ変更用駆動源
200 アライナ装置
201L 連結棒
202L 係止球
206 ピッチ変更手段
212a 係止孔

Claims (6)

  1. 複数の基板をアライメントする多段アライナ装置であって、
    前記基板を保持すべく前記基板毎に対応させて設けられ、重ねて配置される基板保持手段と、
    前記基板の外縁部の形状を検出すべく前記基板毎に対応させて設けられ、前記基板保持手段が重なる方向に所定の間隔をあけて配置されるセンサ手段と、
    前記基板保持手段を動かして隣接する前記基板保持手段同士のピッチを前記所定の間隔にするピッチ変更手段と、
    前記ピッチ変更手段が前記ピッチを変更した後、前記各センサ手段を対応する前記基板へ移動させるセンサ移動手段とを備えることを特徴とする多段アライナ装置。
  2. 前記センサ手段によって検出する際に前記基板を回転させるべく前記基板毎に設けられ、前記前記基板保持手段が重なる方向において互いに所定の間隔をあけて配置される回動機構と、
    前記ピッチ変更手段が前記ピッチを変更した後、前記各回動機構を対応する前記基板へ移動させる回動機構移動手段とを更に備えることを特徴とする請求項1に記載の多段アライナ装置
  3. 前記センサ手段で検出される前記基板の外縁部の形状に基づいて、該基板に対応する回動機構を制御して前記基板の位置を同時に調整する制御手段を更に備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の多段アライナ装置。
  4. 前記ピッチ変更手段は、
    前記各基板保持手段に連結されるリンク機構と、
    前記リンク機構を動かすことで、前記基板保持手段が重なる方向に前記基板保持手段を移動させるリンク駆動手段とを更に有することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載の多段アライナ装置。
  5. 前記センサ移動手段は、前記各センサ手段が固定される支持体を移動させるようになっていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載の多段アライナ装置。
  6. 前記回動機構移動手段は、前記各回動機構が設けられる支持軸を移動させるようになっていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載の多段アライナ装置。
JP2009244881A 2009-10-23 2009-10-23 多段アライナ装置 Pending JP2011091276A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009244881A JP2011091276A (ja) 2009-10-23 2009-10-23 多段アライナ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009244881A JP2011091276A (ja) 2009-10-23 2009-10-23 多段アライナ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011091276A true JP2011091276A (ja) 2011-05-06

Family

ID=44109253

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009244881A Pending JP2011091276A (ja) 2009-10-23 2009-10-23 多段アライナ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011091276A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123679A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Kawasaki Heavy Ind Ltd 基板角度合わせ装置、基板角度合わせ方法及び基板搬送方法
WO2015093035A1 (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 川崎重工業株式会社 基板位置合わせ装置及び基板位置合わせ装置の制御方法
WO2015098153A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 川崎重工業株式会社 エンドエフェクタおよび基板搬送ロボット
JP2020061400A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 川崎重工業株式会社 基板保持装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09293772A (ja) * 1996-04-24 1997-11-11 Tokyo Electron Ltd ウエハの位置合わせ装置
JPH10270530A (ja) * 1997-01-21 1998-10-09 Tokyo Electron Ltd 基板搬送処理装置
JP2002299421A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd ノッチ整列方法及びノッチ整列機構並びに半導体製造装置
JP2005116807A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd 基板保持装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09293772A (ja) * 1996-04-24 1997-11-11 Tokyo Electron Ltd ウエハの位置合わせ装置
JPH10270530A (ja) * 1997-01-21 1998-10-09 Tokyo Electron Ltd 基板搬送処理装置
JP2002299421A (ja) * 2001-03-29 2002-10-11 Tokyo Electron Ltd ノッチ整列方法及びノッチ整列機構並びに半導体製造装置
JP2005116807A (ja) * 2003-10-08 2005-04-28 Kawasaki Heavy Ind Ltd 基板保持装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014123679A (ja) * 2012-12-21 2014-07-03 Kawasaki Heavy Ind Ltd 基板角度合わせ装置、基板角度合わせ方法及び基板搬送方法
WO2015093035A1 (ja) * 2013-12-16 2015-06-25 川崎重工業株式会社 基板位置合わせ装置及び基板位置合わせ装置の制御方法
WO2015098153A1 (ja) * 2013-12-26 2015-07-02 川崎重工業株式会社 エンドエフェクタおよび基板搬送ロボット
JPWO2015098153A1 (ja) * 2013-12-26 2017-03-23 川崎重工業株式会社 エンドエフェクタおよび基板搬送ロボット
US10483143B2 (en) 2013-12-26 2019-11-19 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha End effector and substrate conveying robot
JP2020061400A (ja) * 2018-10-05 2020-04-16 川崎重工業株式会社 基板保持装置
JP7193971B2 (ja) 2018-10-05 2022-12-21 川崎重工業株式会社 基板保持装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6263017B2 (ja) 基板位置合わせ装置及び基板位置合わせ装置の制御方法
US9050635B2 (en) Substrate processing apparatus
JP4219579B2 (ja) ウエハ移載システム及びウエハ移載方法、並びに無人搬送車システム
JP5189370B2 (ja) 基板交換装置及び基板処理装置並びに基板検査装置
KR101013019B1 (ko) 웨이퍼 이송 시스템 및 이송 방법
JP2006222190A (ja) ウェハのアライナー装置
JP2011091276A (ja) 多段アライナ装置
WO2005055312A1 (ja) 基板位置決めシステム
JP5452166B2 (ja) アライナ装置、及びそれを備える半導体処理設備
TWI823237B (zh) 對準裝置及對準方法
TW200942383A (en) Transfer robot diagnosis system
JP2002329769A (ja) アライメント装置
KR100513401B1 (ko) 반도체 웨이퍼 이송용 로봇 및 이를 이용한 웨이퍼 정렬방법
JP2012129248A (ja) アライメント装置及び半導体製造装置
JP2002151577A (ja) 基板のエッジ保持アライナー
WO2010046975A1 (ja) プリアライナー装置
JP3814159B2 (ja) 無人搬送車
JP4501702B2 (ja) 物品移送装置
JP3445918B2 (ja) 多関節ロボット
JP2002313876A (ja) 無人搬送車
JP2001093960A (ja) 処理装置用ウエファ位置決め装置
JPH09246357A (ja) 半導体ウエハの一斉方向合わせ方法及びその装置
JPH1012707A (ja) ボートに於けるウェーハ位置ずれ補正装置
KR100624571B1 (ko) 얼라이닝 퍽 및 이를 이용한 반도체용 웨이퍼의 정렬장치
TW202230589A (zh) 對準裝置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130910

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130912

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131126

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140207

A521 Written amendment

Effective date: 20140217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140319

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Effective date: 20140411

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912