JP2011091084A - 半導体装置、およびインターフェースセルの配置方法 - Google Patents

半導体装置、およびインターフェースセルの配置方法 Download PDF

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Abstract

【課題】LSI等の半導体装置において、I/Oバッファ等のインターフェースセルを、LSIチップの左辺側、右辺側、上辺側、および下辺側のいずれの側に配置しても、インターフェースセル内のトランジスタの方向と、コアとなる論理回路領域内のトランジスタの方向とが、同じ方向になるようにする。
【解決手段】本発明の半導体装置においては、I/Oバッファ11、12を機能ブロック1,2,3,4毎に矩形のレイアウト構造で作成しておき、それらの機能ブロック1,2,3,4を回転させることなく、左辺側のI/Oバッファ11では縦積み、上辺側のI/Oバッファ12では横積み配置で組み合わせる。これにより、I/Oバッファ11,12内のトランジスタTの方向と、コアとなる論理回路領域13内のトランジスタTの方向とが、同じ方向になるようにすることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、LSI(Large Scale Integration)等の半導体装置において、インターフェースセル(I/Oバッファ及びI/Oマクロ等)内のトランジスタの方向と、コアとなる論理回路領域内のトランジスタの方向とを一致させることができる、半導体装置、およびインターフェースセルの配置方法に関する。
LSI製造におけるイオン打ち込み時のゲートシャドーイング効果の影響やゲート露光/描画プロセスでのばらつき、フォトマスク(レチクル)の精度の問題などによって、トランジスタのゲート方向の違いで特性ばらつきが生じることはよく知られている。近年、半導体回路の微細化に伴い、このトランジスタの向きの違いによる特性ばらつきは無視できないものとなってきている。
コアとなる論理回路領域では、スタンダードセルと呼ばれる機能単位ブロックにおいてトランジスタの向きを一方向に固定するレイアウトを実施し、これらを用いることで論理を構成しているため基本的にはトランジスタの向きは一方向に固定されている。しかし、LSIチップの4辺側に配置されることが多いインターフェースセル(I/OバッファやI/Oマクロ等)においては、トランジスタは90度もしくは270度の回転配置が行われ、トランジスタの向きを固定できていない。
このように、I/OバッファおよびI/Oマクロ等のインターフェースセルは、一般的にLSIチップの4辺に配置されることが多く、左辺側および右辺側のインターフェースセルに対して、上辺側及び下辺側ではインターフェースセルが90度もしくは270度回転して配置される。図9は、一般的なLSIにおけるI/Oバッファのレイアウト例を示す図である。
図9に示す例は、双方向I/Oバッファの配置例を示している。図9において、左辺側(図の左側)に配置されるI/Oバッファ11Dは、各領域1A〜4Aから構成され、各領域には複数のトランジスタTとゲートG(ゲート配線層)とが配置され、I/Oバッファ11Dの全体が構成されている。
この例では、I/Oバッファ11Dの領域1Aに、論理回路領域内の論理セルと信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧からI/O電圧に変換するレベル変換回路とが配置される。また、領域2AにはCDM−ESD(デバイス帯電モデル静電破壊試験)保護素子と、出力プリバッファ(PreBuffer)と、入力センスアンプ(SenseAmplifer)とが配置される。領域3AにはPchトランジスタ側の出力メインバッファ(MainBuffer)と、ESD保護素子とが配置される。領域4AにはNchトランジスタ側の出力メインバッファ(MainBuffer)と、ESD保護素子とが配置される。
図9に示すように、左辺(図面上で左側)に配置されるI/Oバッファ11Dの設計はY軸方向の向きを基本として行うのが一般的である。そして、I/OバッファをLSIチップの上下辺(図面上で上下側)に配置する時には、これを90度もしくは270度回転させてX軸方向の向きに配置する。また、場合によっては回転させた状態から更にX軸に対してミラー配置(反転させて配置)も行うこともある。図9に示す例では、I/Oバッファ11Dを90度回転させ、I/Oバッファ12Dに示すように、領域1A,2A,3A,4AをX軸方向に配置している。
また、図10は、一般的なLSIにおけるI/Oバッファ及びI/Oマクロと、スタンダードセル(論理回路領域のセル)のレイアウト例を示す図である。
図10をみて明らかなように、LSIチップの左辺側および右辺側に配置したI/Oバッファ及びI/Oマクロ21A,22A内のトランジスタTは、コアの論理回路領域13内のトランジスタTや、LSIチップの上辺側及び下辺側に配置したI/Oバッファ及びI/Oマクロ23A,24A内のトランジスタTと比べて、トランジスタTおよびゲートG(ゲート配線層)の方向が一致していない。このトランジスタの方向の不一致により特性にばらつきが生じることがあり、この問題の解決が望まれていた。
なお、関連する技術のオンチップマルチプロセッサがある(特許文献1を参照)。この特許文献1のオンチップマルチプロセッサは、オンチップマルチプロセッサにおいてマルチプロセッサ間を効率的に制御するためのチップレイアウト(フロアプラン)を提供することを目的としている。このために、複数のプロセッサとプロセッサ間共用部を所望の直線軸に対して線対称に配置し、マルチプロセッサ間制御部を前記直線軸を含む領域に配置するようにしている。しかしながら、この特許文献1のオンチップマルチプロセッサは、前述したインターフェースセル(I/OバッファやI/Oマクロ)内のトランジスタの方向と、論理回路領域内のトランジスタの方向とが一致しないという問題を解決しようとするものではない。
また、関連する技術の半導体集積回路がある(特許文献2を参照)。この特許文献2の半導体集積回路は、希望するI/O数に応じパッドピッチが選択でき、かつ1種類のI/OピッチのI/Oブロックで実現できる半導体集積回路を提供することを目的としている。しかしながら、この特許文献2の半導体集積回路は、前述したインターフェースセル(I/OバッファやI/Oマクロ)内のトランジスタの方向と、論理回路領域内のトランジスタの方向とが一致しないという問題を解決しようとするものではない。
また、関連する技術の半導体装置がある(特許文献3を参照)。この特許文献3の半導体装置は、不要な電源ラインを引くことなく、チップ面積の増大を抑えてIRドロップによる動作不良を改善することを目的としている。しかしながら、この特許文献1のオンチップマルチプロセッサは、前述したインターフェースセル(I/OバッファやI/Oマクロ)内のトランジスタの方向と、論理回路領域内のトランジスタの方向とが一致しないという問題を解決しようとするものではない。
また、関連する技術の半導体装置がある(特許文献4を参照)。この特許文献4の半導体装置は、縦置き配置及び横置き配置の何れの配置にも用いることができる構成のI/Oセルを提供することを目的としている。このために、コンタクト位置がI/Oセルの長辺方向及び短辺方向の何れの方向においても同一直線上に位置しないように配置される。しかしながら、この特許文献4の半導体装置は、前述したインターフェースセル(I/OバッファやI/Oマクロ)内のトランジスタの方向と、論理回路領域内のトランジスタの方向とが一致しないという問題を解決しようとするものではない。
特開2001−051957号公報 特開2002−026130号公報 特開2008−198756号公報 特開2008−218751号公報
前述したように、インターフェースセル(I/OバッファおよびI/Oマクロ等)は一般的にLSIチップの4辺側に配置されることが多く、左辺側及び右辺側の配置に対して、上辺側及び下辺側では90度もしくは270度回転して配置される。しかしながら、半導体回路の微細化に伴い、トランジスタの向きによる特性ばらつきは無視できないものとなってきている。しかも、半導体ベンダから提供される回路シミュレーション用のSPICE(Simulation Program with Integrated Circuit Emphasis)パラメータは、このトランジスタのゲート方向が90度もしくは270度回転を考慮したものが提供される保証はなく、これらの実際のトランジスタ特性がSPICEパラメータからずれてしまう可能性がある。このため、予め十分なマージンを持った設計を行っておくか、もしくはこのばらつきを何らかの手段で補正する回路が必要であった。
本発明の主たる課題は、I/Oバッファ及びI/Oマクロ等のインターフェースセルを、LSIチップの左辺側、右辺側、上辺側、または下辺側のいずれの側に配置した場合においても、インターフェースセル内のトランジスタの方向と、コアとなる論理回路領域内のトランジスタの方向とが、同じ方向になるようにすることにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の半導体装置は、コアとなる論理回路領域内の論理セルと、該論理セルへ接続され、論理セルへ外部から信号を入力する、或いは論理セルから外部へ信号を出力する、又は論理セルと信号を入出力するインターフェースセルと、を備え、前記インターフェースセルは、所定の機能ブロックとして動作する矩形の機能セルを複数有し、前記各機能セルと前記論理セルとはトランジスタのゲートの長さ方向が同じであることを特徴する。
本発明の半導体装置においては、I/Oバッファ等のインターフェースセルを機能セル(機能ブロック)毎に矩形(例えば、正方形)のレイアウト構造で作成しておき、それらの機能ブロックを回転させることなく、左辺側または右辺側では縦積み、上辺側または下辺側では横積み配置で組み合わせることにより全体機能を実現する。
これにより、インターフェースセル内のトランジスタの方向と、コアとなる論理回路領域内のトランジスタの方向とが、同じ方向になるようにすることができる。
本発明の半導体装置におけるI/Oバッファの第1のレイアウト例を示す図である。 I/Oバッファの上層の電源配線構造を示す図である。 I/Oバッファのレイアウトを示す図である。 本発明の半導体装置におけるLSIのレイアウト例を示す図である。 I/Oバッファの第2のレイアウト例を示す図である。 I/Oバッファの第3のレイアウト例を示す図である。 I/Oバッファの第4のレイアウト例を示す図である。 I/Oマクロのレイアウト例を示す図である。 一般的なLSIにおけるI/Oバッファのレイアウト例を示す図である。 一般的なLSIのレイアウト例を示す図である。
本発明の半導体装置では、I/Oバッファ及びI/Oマクロ等のインターフェースセルを、LSIチップの左辺側、右辺側、上辺側、または下辺側のいずれの側に配置した場合においても、インターフェースセル内のトランジスタのゲートの長さ方向が、論理回路領域内のトランジスタのゲートの長さ方向と同じ方向になるようにする。これにより、インターフェースセル内のトランジスタの向きと、論理回路領域内のトランジスタの向きとが異なることにより生じる特性のばらつきをなくす。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係わる半導体装置のレイアウト例を示す図である。より正確には、本発明の半導体装置におけるインターフェースセル(I/Oバッファ11,12)の第1のレイアウト例を示す図である。
なお、本明細書において、インターフェースセルとは、論理回路領域内のセル群である論理セルへ接続され、この論理セルへ外部から信号を入力する、或いは論理セルから外部へ信号を出力する、又は論理セルと信号を入出力するインターフェースを形成するセル群である。また、インターフェースセルは、1または2以上の機能セル(特定の機能を達成するためのセル群からなる機能ブロック)により構成される。なお、以下の説明において、前述の「機能セル」を「機能ブロック」と呼ぶことがある。
この図1に示す例では、図9に示すレイアウト例と同様に、インターフェースセルの1例として、双方向のI/Oバッファ11,12の例を示している。図1に示すレイアウト例が、図9に示す従来のレイアウト例と異なる点は、インターフェースセル(I/Oバッファ11,12)を、特定の機能ブロック(機能セル)毎に矩形(この例では正方形)のレイアウト構造になるように作成している点である。すなわち、インターフェースセル(I/Oバッファ11,12)は、4つの矩形の機能ブロック1,2,3,4を積み重ねて構成される。
なお、各機能ブロック1,2,3,4内のトランジスタTとゲートGは、機能ブロック1,2,3,4が複数のトランジスタTにより構成されることと、トランジスタTとゲートGの方向を示すためにシンボル的に記載されたものであり、図の下側に円(破線)で囲んだ拡大図を示している。この拡大図に示されるように、機能ブロック1,2,3,4内には、Pch(Pチャネル)MOSトランジスタT1と、Nch(Nチャネル)MOSトランジスタT2とが含まれ、また、各トランジスタT1,T2のゲート領域(チャネル領域)を跨ぐ方向(図面の上下方向)にゲートG(ゲート配線層)が配置されることを示している。
そして、I/Oバッファ11において、機能ブロック1には、論理回路領域13内の論理セル14と信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧(論理回路領域内の電圧)からI/O電圧に変換するレベル変換回路とが配置される。機能ブロック2には、CDM−ESD保護素子と、出力プリバッファと、入力センスアンプとが配置される。また、機能ブロック3には、Pchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。機能ブロック4には、Nchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。
これらの機能ブロック1,2,3,4をLSIチップの左辺側(図の左側)に配置する時は、I/Oバッファ11に示すように、機能ブロック1,2,3,4をY軸方向に縦積みにする。また、機能ブロック1,2,3,4をLSIチップの上辺側(図の上側)に配置する時は、I/Oバッファ12に示すように、機能ブロック1,2,3,4を90度回転することなく、そのままの方向で移動し、X軸方向に横積み配置で組み合わせる。すなわち、I/Oバッファ11内のY軸方向に重なる機能ブロック1,2,3、4を、トランジスタT及びゲートGの方向を変えるこことなく、矢付線(破線)で示す対応関係になるようにして移動し、I/Oバッファ12に示すように、X軸方向に重なる機能ブロック1,2,3,4の配置とする。
これにより、I/Oバッファ11をLSIチップの左辺側に配置する時のレイアウトと、I/Oバッファ12をLSIチップの上辺側に配置する時のレイアウトにおいて、トランジスタTの向き及びゲートGの向きが統一可能(論理回路領域13内の論理セル14と同じ方向)となり、トランジスタTの向きに起因する特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
なお、各ブロック間を繋ぐ信号の配線処理は、縦積み配置(I/Oバッファ11)と横積み配置(I/Oバッファ12)においてそれぞれ別に行う必要がある。このため、I/Oバッファ11とI/Oバッファ12とでは、信号配線の向きや配線長は異なってしまうことになる。しかながら、銅やアルミなどのメタル配線はトランジスタとは異なり、配線方向の違いにおけるばらつきは殆ど無視できることや、配線長に対応した抵抗や容量は精度よく抽出可能である。このため、各種DAツール(Design Automation Tool)を使用することにより、予めその影響を見積もることは容易であるため、大きな問題とはならない。また、レイアウトを工夫する事により、I/Oバッファ11とI/Oバッファ12の各ブロック間を繋ぐ信号の配線長を等長にすることも可能である。
また、図2は、I/Oバッファ及び論理回路領域の上層に配置される電源配線構造を示す図である。この図に示すように、電源配線においては、各機能ブロックの電源バンプが直下となる抵抗値の小さな上下の2層を最低限用いて、電源配線構造を縦方向、横方向とも同じような形態となるメッシュ構造として設計しておく。
図に示す例では、上層の電源配線構造を、グランド側配線G1,G2,…,Gnと、電源側配線V1,V2,…,VnとをY軸方向に平行に配置して構成する。また、下層の電源配線構造を、グランド側配線G1’,G2’,…,Gn’と、電源側配線V1’,V2’,…,Vn’とをX軸方向に平行に配置して構成する。
このような電源配線構造にしておけば、I/Oバッファ11,12内の機能ブロック1,2,3,4の縦積み配置、横積み配置のどちらの場合においても、隣接配置しただけで正しく電源が接続されるため、電源設計が容易となる。なお、下層の電源配線構造(G1’,V1’等)は電源ドロップ量が要求を満足すれば、その機能ブロック内で閉じてかまわない。
また、本実施形態における、その他の特徴として、機能ブロックを入れ替えたり組み合わせるだけで別の機能のI/Oバッファを容易に作成することが出来る。例えば、図9に示す例では、出力ドライバのインピーダンスが20Ωであったとし、これを40Ωに変えたい場合は、図3に示すように、機能ブロック3と機能ブロック4のメインバッファ部分をそれぞれ対応する機能ブロック3’と機能ブロック4’に置き換えるだけで実現可能となる。なお、この置き換え対象は機能ブロック3、機能ブロック4に限定されないことは、言うまでもない。
図4は、本発明の半導体装置におけるLSIのレイアウト例を示す図である。より正確には、インターフェースセル(I/Oバッファ及びI/Oマクロ)21,22,23,24、およびスタンダードセル(論理回路領域13内の論理セル14)が配置されたLSIのレイアウト例を示す図である。
この図をみて明らかなように、LSIチップの上辺側および下辺側に配置したインターフェースセル(I/Oバッファ及びI/Oマクロ)23,24は、コアの論理回路領域13や、LSIチップの左辺側及び右辺側に配置したインターフェースセル(I/Oバッファ及びI/Oマクロ)21,22に対して、トランジスタTとゲートGの方向(ゲートGの長さ方向)が一致している。
以上、第1の実施の形態について説明したが、図1乃至図4で説明したような形態で、インターフェースセル(I/OバッファやI/Oマクロ)を配置することにより、以下の効果が得られる。
第1の効果は、LSI等の半導体装置において、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを無視できることにある。その理由は、インターフェースセルを含めてLSI内で全てのトランジスタの向きが同じになるからである。
第2の効果は、LSIの性能を向上させることが可能となる。その理由は、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを考慮したオーバーマージン設計をしなくてもよいためである。
第3の効果は、LSIの歩留まりを上げることが可能となる。その理由は、トランジスタの向きを統一する事により、DFM(Design For Manufacturability:製造性考慮設計)を考慮する事にもなるためである。
第4の効果は、LSIのサイズを小さくすることが可能となる。その理由は、トランジスタの向きを統一する事により、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを補正する回路を削減することが可能なためである。例えば、DDR2(Double-Data-Rate2)やDDR3−I/FマクロにはスレーブDLL(delay lock loop)回路が搭載されていることが多いが、マスタDLLとトランジスタの向きがあっていないと、正確な遅延量を設定できない。このため、例えば、左辺側と上辺側にこれらのI/Oマクロを配置する場合は、それらの向きに合わせたマスタDLLが必要となる。しかしながら、トランジスタの向きが統一されれば、インターフェースセルの上下左右配置に対して、一つのマスタDLLで対応可能となるため、マスタDLLの数を減らすことが可能になる。また、出力インピーダンスを自動設定するインピーダンス調整回路などについても同じ考えが適用できる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明のその他の実施の形態について図面を参照して説明する。
図5は、本発明の第2の実施の形態に係わる半導体装置におけるインターフェースセルのレイアウト例を示す図であり、I/Oバッファの第2のレイアウト例を示す図である。第1の実施の形態においては、I/Oバッファ11,12を構成する機能ブロックを1〜4の4ブロックとして構成していたが、4つの機能ブロックに限定されることは無い。
図5に示す例では、I/Oバッファ11A,12A内の機能ブロックを1〜3の3ブロックとして構成している。図5に示す例では、機能ブロック1には、論理回路領域内の論理セルとの信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧(論理回路領域内の電圧)からI/O電圧に変換するレベル変換回路と、CDM−ESD保護素子と、出力プリバッファと、入力センスアンプとが配置される。また、機能ブロック2には、Pchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。機能ブロック3には、Nchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。
これらの機能ブロック1,2,3をLSIチップの左辺側(図の左側)に配置する時は、I/Oバッファ11Aのように、機能ブロック1,2,3をY軸方向に縦積みにする。また、機能ブロック1,2,3をLSIチップの上辺側(図の上側)に配置する時は、I/Oバッファ12Aのように、これらの機能ブロック1,2,3を90度回転することなく、そのままの方向(トランジスタT及びゲートGを同じ方向)で移動し、X軸方向に横積み配置で組み合わせる。すなわち、I/Oバッファ11A内のY軸方向に重なる機能ブロック1,2,3を、トランジスタT及びゲートGの方向を変えるこことなく、矢付線(破線)で示す対応関係になるようにして移動し、I/Oバッファ12Aに示すようにX軸方向に重なる機能ブロック1,2,3の配置とする。
これにより、I/Oバッファ11AをLSIチップの左辺側に配置する時のレイアウトと、I/Oバッファ12AをLSIチップの上辺側に配置する時のレイアウトにおいて、トランジスタTの向き及びゲートGの向きが統一可能となり、トランジスタTの向きに起因する特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
なお、図5に示すように、I/Oバッファ11A,12Aを、機能ブロック1,2,3で構成する場合(機能ブロックの数が少ない場合)は、その機能を実現する最大の機能ブロックのサイズに合わせて、その他の機能ブロックを設計すればよい。これにより、面積のオーバヘッドを極力抑える。それでも空いた領域にはオンチップキャパシタ等を配置し、ノイズ耐性を高めることも可能である。
[第3の実施の形態]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係わる半導体装置のレイアウト例を示す図であり、I/Oバッファの第3のレイアウト例を示す図である。図5に示す例における考え方(機能ブロックを3ブロックにする)と同様に、図6に示す例では、機能ブロックを1〜5の5ブロックとして構成している。
図6において、機能ブロック1には、論理回路領域内の論理セルとの信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧(論理回路領域内の電圧)からI/O電圧に変換するレベル変換回路とが配置される。機能ブロック2には、出力プリバッファが配置される。機能ブロック3には、CDM−ESD保護素子と、入力センスアンプとが配置される。また、機能ブロック4には、Pchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。機能ブロック5には、Nchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。
これらの機能ブロック1,2,3,4,5をLSIチップの左辺側(図の左側)に配置する時は、I/Oバッファ11Bに示すように、機能ブロック1,2,3,4,5をY軸方向に縦積みにする。また、機能ブロック1,2,3,4,5をLSIチップの上辺側(図の上側)に配置する時は、I/Oバッファ12Bに示すように、これらの機能ブロック1,2,3,4,5を90度回転することなく、そのままの方向(トランジスタT及びゲートGをそのままの方向)で移動し、X軸方向に横積み配置で組み合わせる。すなわち、I/Oバッファ11B内のY軸方向に重なる機能ブロック1,2,3,4,5を、トランジスタT及びゲートGの方向を変えるこことなく、矢付線(破線)で示す対応関係になるようにして移動し、I/Oバッファ12Bに示すように、X軸方向に重なる機能ブロック1,2,3,4,5の配置とする。
これにより、I/Oバッファ11BをLSIチップの左辺側に配置する時のレイアウトと、I/Oバッファ12BをLSIチップの上辺側に配置する時のレイアウトにおいて、トランジスタTの向き及びゲートGの向きが統一可能となり、トランジスタTの向きに起因する特性のばらつきを考えなくても良くなる。
[第4の実施の形態]
図7は、本発明の第4の実施の形態に係わる半導体装置のレイアウト例を示す図であり、I/Oバッファの第4のレイアウト例を示す図である。図7に示す例は、インターフェースセルが差動I/Oバッファ11C,12Cである場合の例であり、差動I/Oバッファ11C,12CはシングルエンドのI/OバッファA,Bの2つ分のセル面積を必要とする。図の例では、I/Oバッファ11C,12Cを、2×4の8つのブロックで構成している。図7に示すようにインターフェースセルを配置することで、差動I/Oバッファにおいても本発明が適用可能となる。
図7において、I/Oバッファ11Cは、シングルエンドのI/OバッファA,Bが2つ並列に配置されて構成される。そして、並列に配置されたI/OバッファA,Bのそれぞれにおいて、機能ブロック1には、論理回路領域内の論理セルとの信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧(論理回路領域内の電圧)からI/O電圧に変換するレベル変換回路とが配置される。機能ブロック2には、CDM−ESD保護素子や出力プリバッファと、入力センスアンプとが配置される。また、機能ブロック3には、Pchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。機能ブロック4には、Nchトランジスタ側の出力メインバッファと、ESD保護素子とが配置される。
このように、I/Oバッファ11Cを構成するシングルエンドのI/OバッファA,BをLSIチップの左辺側(図の左側)に配置する時は、各I/OバッファA,B内の機能ブロック1,2,3,4をY軸方向に縦積みにする。そして、I/Oバッファ12Cに示すように、I/OバッファA,BをLSIチップの上辺側(図の上側)に配置する時は、機能ブロック1,2,3,4を90度回転することなく、そのままの方向(トランジスタT及びゲートGをそのままの方向)で移動し、X軸方向に横積み配置で組み合わせる。すなわち、I/Oバッファ11C内のY軸方向に重なる機能ブロック1,2,3,4を、トランジスタT及びゲートGの方向を変えるこことなく、矢付線(破線)で示す対応関係になるようにして移動し、I/Oバッファ12Cに示すように、X軸方向に重なる機能ブロック1,2,3,4の配置とする。
これにより、差動I/Oバッファ11CをLSIチップの左辺側に配置する時のレイアウトと、差動I/Oバッファ12CをLSIチップの上辺側に配置する時のレイアウトにおいて、トランジスタTの向き及びゲートGの向きが統一可能となり、トランジスタTの向きに起因する特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
[第5の実施の形態]
図8は、本発明の第5の実施の形態に係わる半導体装置のレイアウトの例を示す図であり、I/Oマクロのレイアウト例を示す図である。
図8(A)は、LSIチップの左辺側に配置されるI/Oマクロ30Aのレイアウト例を示し、図8(B)は、LSIチップの上辺側に配置されるI/Oマクロ30Bのレイアウト例を示している。
図8(A)に示すように、左辺側のI/Oマクロ30Aは複数のI/OバッファからなるI/O部31Aとそれに繋がる論理部32Aから構成される。同様に、図8(B)に示すように、上辺側のI/Oマクロ30Bは複数のI/OバッファからなるI/O部31Bとそれに繋がる論理部32Bから構成される。
そして、図8(A)に示す左辺側に配置されたI/Oマクロ30Aは、I/O部31Aと、論理部32Aとで構成される。I/O部31Aは、Y軸方向に縦積みにされた4つの機能ブロック1,2,3,4がX軸方向に8段並列に配置されて構成される(すなわち8個のシングルエンドのI/Oバッファで構成される)。また、論理部32Aは、Y軸方向に縦積みにされた2つの機能ブロック(例えば、機能ブロックA,B)がX軸方向に8段並列に配置されて構成される。
この図8(A)に示すI/Oマクロ30Aを、図8(B)に示すように、LSIチップの上辺側に、I/Oマクロ30Bとして配置する場合は、Y軸方向に縦積みにされた機能ブロック1,2,3,4及び機能ブロックA,B等を90度回転することなく、そのままの方向で(トランジスタTおよびゲートGの方向を変えずに)移動し、X軸方向に横積み配置する。すなわち、I/Oマクロ30A内のY軸方向に重なる機能ブロック1,2,3、4および機能ブロックA,B等を、トランジスタT及びゲートGの方向を変えるこことなく、矢付線(破線)で示す対応関係になるようにして、8段の機能ブロック1,2,3,4及び機能ブロックA,B,…,O,Pを移動する。
これにより、I/Oマクロ30AをLSIチップの左辺側に配置する時のレイアウトと、I/Oマクロ30BをLSIチップの上辺側に配置する時のレイアウトにおいて、トランジスタTの向き及びゲートGの向きが統一可能となり、トランジスタTの向きに起因する特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の半導体装置においては、I/Oバッファ等のインターフェースセルを機能ブロック毎に矩形(例えば、正方形)のレイアウト構造で作成しておき、それらの機能ブロックを回転させることなく、上下辺では縦積み、左右辺では横積み配置で組み合わせることにより全体機能を実現する。また、本発明においては、I/Oバッファ単体だけではなく、I/Oバッファを複数搭載し、制御論理も含むI/Oマクロ(例えば、SerDesやDDR−I/Fマクロ等)にも適用可能である。
また、インターフェースセルは、I/OバッファやI/Oマクロに限定されず、アドレスバッファのような入力回路でもよいし、データアウトバッファのような出力回路でもよい。
また、インターフェースセルは、LSIチップの4辺側に置く構成に限定されず、センターパッド構成(入出力パッドがチップの中央に位置する構成)において、センターパッドの周辺に配置されるI/Oバッファ等のインターフェースセルにおいても、本発明の技術思想は適用できるものである。
また、本発明は、複数の種類のマクロセルが搭載される半導体チップにおいても適用することができる。例えば、チップに搭載されるDRAM(Dynamic Random Access Memory)、SDRAM(Synchronous DRAM)などのマクロセルにおいて、同じチップ上に搭載される他のマクロセルとのインターフェースセルの領域に対して適用することもできる。
なお、ここで、上述の実施の形態と本発明との対応関係について補足して説明しておく。本発明におけるインターフェースセルは、図1において、I/Oバッファ11,12が相当する。また、本発明における機能セルは、I/Oバッファ11,12内の機能ブロック1,2,3,4が相当する。また、本発明における論理セルは、図1において、論理回路領域13内の論理セル14が相当する。また、本発明の第1の機能セルは、I/Oバッファ11、12内の機能ブロック1が相当し、第2の機能セルは、I/Oバッファ11、12内の機能ブロック2が相当し、第3の機能セルは、I/Oバッファ11、12内の機能ブロック3が相当し、第4の機能セルは、I/Oバッファ11、12内の機能ブロック4が相当する。
また、本発明のインターフェースセルは、図7においては、I/Oバッファ11C,12Cが相当する。また、本発明のインターフェースセルは、図8においては、I/Oマクロ30A,30Bが相当する。
そして、図1に示す実施形態においては、コアとなる論理回路領域13内の論理セル14と、論理セル14へ接続され、論理セル14へ外部から信号を入力する、或いは論理セル14から外部へ信号を出力する、又は論理セル14と信号を入出力するI/Oバッファ11,12と、を備え、I/Oバッファ11,12は、矩形の機能ブロック1,2,3,4を有し、各機能ブロック1,2,3,4と論理セル14とはトランジスタTのゲートGの長さ方向が同じである。
これにより、LSI等の半導体装置において、I/Oバッファ11,12をLSIチップの周辺側に配置する場合において、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
また、上記実施形態においては、I/Oバッファ11,12が、論理回路領域内の論理セルと信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧からI/O電圧に変換するレベル変換回路とを含む機能ブロック1と、出力プリバッファと、入力センスアンプとを含む機能ブロック2と、Pchトランジスタ側の出力メインバッファを含む機能ブロック3と、Nchトランジスタ側の出力メインバッファを含む機能ブロック4と、で構成される。
これにより、LSI等の半導体装置において、LSIチップの周辺側に双方向のI/Oバッファ11,12を配置する場合において、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
また、図2に示す実施形態において、ゲートGの長さ方向を縦方向で表し、ゲートGの長さ方向に直交する方向を横方向で表した場合に、I/Oバッファおよび機能セルの上層に配置される少なくとも2層の電源配線層を使用し、2層の電源配線層のうちの第1の層を縦方向の電源配線層G1,V1,G2,V2,…,Gn,Vnとし、第2の層を横方向の電源配線層G1’,V1’,G2’,V2’,…,Gn’,Vn’とするメッシュ構造の電源配線構造を備える。
これにより、I/Oバッファ11,12内の機能ブロック1,2,3,4の縦積み配置、横積み配置のどちらの場合においても、隣接配置しただけで正しく電源が接続されるため、電源設計が容易となる。
また、図7に示す実施形態において、I/Oバッファ11C,12Cは、4個の機能ブロック1,2,3,4が直列に連なり配置されるとともに、該4個の機能ブロック1,2,3,4が並列に2段配置(I/OバッファA,B)されて構成される。そして、I/Oバッファ11C,12C内の2×4個の機能ブロック内のトランジスタTのゲートGの長さ方向と、論理回路領域13の論理セル14内のトランジスタTのゲートGの長さ方向とが一致するように配置される。
これにより、インターフェースセルが差動I/Oバッファである場合においても、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
また、図8に示す実施形態において、I/Oマクロ30A,30Bは、I/Oバッファを構成するI/O部31A,31Bと、I/O部31A,31Bに繋がる論理部32A,32Bとから構成され、I/O部31A,31Bは、4個の機能ブロック1,2,3,4が直列に連なり配置されるとともに、該4個の機能ブロック1,2,3,4が並列に8段配置され、合計8×4個の機能セルで構成され、論理部32A,32Bは、2個の機能ブロックA,B等が直列に連なり配置されるとともに、該2個の機能セルが並列に8段配置され、合計8×2個の機能セルで構成され、I/O部31A,31Bの8×4個の機能ブロック内のトランジスタのゲートの長さ方向と、論理部32A,32B内の8×2個の機能ブロック内とトランジスタTのゲートGの長さ方向と、論理回路領域内の論理セルのトランジスタTのゲートGの長さ方向とが一致するように配置される。
これにより、インターフェースセルがI/Oマクロである場合においても、トランジスタの向きの違いによる特性のばらつきを考慮する必要がなくなる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の半導体装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
1,2,3,4,5…機能ブロック(機能セル)、11,11A,11B,11C,12,12A,12B,12C…I/Oバッファ、13…論理回路領域、14…論理セル、21,22,23、24…インターフェースセル、21A,23A,30A,30B…I/Oマクロ、31A,31B…I/O部、32A,32B…論理部、T,T1,T2…トランジスタ、G…ゲート

Claims (7)

  1. コアとなる論理回路領域内の論理セルと、該論理セルへ接続され、論理セルへ外部から信号を入力する、或いは論理セルから外部へ信号を出力する、又は論理セルと信号を入出力するインターフェースセルと、を備え、
    前記インターフェースセルは、所定の機能ブロックとして動作する矩形の機能セルを複数有し、前記各機能セルと前記論理セルとはトランジスタのゲートの長さ方向が同じである
    ことを特徴する半導体装置。
  2. 前記インターフェースセルは、前記論理セルへ外部から信号を入力する、或いは前記論理セルから外部へ信号を出力する、I/Oバッファで構成される
    ことを特徴する請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記I/Oバッファは、
    論理回路領域内の論理セルと信号をやり取りする入出力回路と、コア電圧からI/O電圧に変換するレベル変換回路とを含む第1の機能セルと、
    出力プリバッファと、入力センスアンプとを含む第2の機能セルと、
    Pch(Pチャネル)トランジスタ側の出力メインバッファを含む第3の機能セルと、
    Nch(Nチャネル)トランジスタ側の出力メインバッファを含む第4の機能セルと、
    で構成される
    ことを特徴する請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記ゲートの長さ方向を縦方向で表し、ゲートの長さ方向に直交する方向を横方向で表した場合に、
    前記インターフェースセルおよび論理セルの上層に配置される少なくとも2層の電源配線層を備え、
    前記2層の電源配線層のうちの第1の層を縦方向の電源配線層とし、第2の層を横方向の電源配線層とするメッシュ構造の電源配線構造を備える
    ことを特徴する請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記インターフェースセルは、n個(nは整数)の機能セルが直列に連なり配置されるとともに、該n個の機能セルが並列にm段(mは整数)配置され、合計m×n個の機能セルで構成され、
    前記m×n個の機能セル内のトランジスタのゲートの長さ方向と、前記論理セル内のトランジスタのゲートの長さ方向とが一致するように配置される
    ことを特徴する請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記インターフェースセルは、
    I/Oバッファを構成するI/O部と、前記I/O部に繋がる論理部とを有するI/Oマクロとして構成され、
    前記I/O部は、
    n個(nは整数)の機能セルが直列に連なり配置されるとともに、該n個の機能セルが並列にm段(mは整数)配置され、合計m×n個の機能セルで構成され、
    前記論理部は、
    n’個(n’は整数)の機能セルが直列に連なり配置されるとともに、該n’個の機能セルが並列にm’段(m’は整数)配置され、合計m’×n’個の機能セルで構成され、
    前記I/O部のm×n個の機能セル内のトランジスタのゲートの長さ方向と、前記論理部のm’×n’個の機能セル内のトランジスタのゲートの長さ方向と、前記論理セル内のトランジスタのゲートの長さ方向とが一致するように配置される
    ことを特徴する請求項1に記載の半導体装置。
  7. コアとなる論理回路領域内の論理セルと、該論理セルへ接続され、論理セルへ外部から信号を入力する、或いは論理セルから外部へ信号を出力する、又は論理セルと信号を入出力するインターフェースセルと、を備える半導体装置における前記インターフェースセルの配置方法であって、
    前記インターフェースセルを、複数の矩形の機能セルにより構成し、
    前記各機能セルと前記論理セルはトランジスタのゲートの長さ方向が同じであるように配置される
    ことを特徴するインターフェースセルの配置方法。
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