JP2011085928A - フォーカス調節装置及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動画撮影および静止画撮影可能な撮像装置であって、バックラッシュ補正に起因する不都合が生じることなく使い勝手の良い撮像装置を提供する。
【解決手段】フォーカスレンズを含む光学系と、フォーカスレンズを光学系の光軸に沿って移動させる駆動手段と、フォーカスレンズを介して形成された被写体画像の評価値を周期的に取得する取得手段と、評価値に基づいて前記フォーカスレンズの移動の目標位置を判定する判定手段と、判定された目標位置に基づいて駆動手段の動作を制御する制御手段とを備える。制御手段は、駆動手段が動作を開始してから実際にフォーカスレンズが移動を開始するまでのバックラッシュ期間を含む第一の期間においては、フォーカスレンズを第一の速度で移動させるよう駆動手段を制御し、第一の期間終了後の第二の期間においては第一の速度よりも速い第二の速度でフォーカスレンズを移動させるように駆動手段を制御する。
【選択図】図6

Description

本発明は、自動で焦点を調節するフォーカス調節装置に関し、特に、レンズ駆動部のバックラッシュを補正する機能を有するフォーカス調節装置に関する。また本発明はそのようなフォーカス調節装置を搭載した撮影装置に関する。
一般に、デジタルカメラにおいて、フォーカスレンズなどを駆動するレンズ駆動部はバックラッシュを有することが知られている。バックラッシュは、合焦動作においてレンズを目標位置へ駆動する際の誤差の要因となる。このため、精度のよい制御を行うためには、バックラッシュを考慮する必要であり、バックラッシュに対応した種々の技術が開発されている(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平4−42674号公報 特開平5−60968号公報 特開2008−42404号公報
例えば、被写体に合焦させるためにレンズの移動を開始する前に、まずバックラッシュを補正する必要がある。このため、通常のレンズ駆動の前に、レンズ駆動部により、バックラッシュに相当した移動量だけレンズを移動させることが考えられる。しかし、バックラッシュを解消するためにレンズを移動させたときに、レンズとレンズ駆動部の当接音や、レンズ駆動中のレンズ駆動部の駆動音が発生する場合がある。近年、静止画のみならず、動画も撮影可能なデジタルカメラが登場しており(例えば、特許文献3参照)、そのようなデジタルカメラでの動画撮影時において、それらの音が大きいと、ノイズとして記録されてしまうという問題がある。
また、CMOSセンサ等の撮像素子で撮像した画像の評価値に基づき合焦位置を決定するコントラスト検出方式のオートフォーカス動作では、精度のよいフォーカスレンズ位置が重要である。しかし、バックラッシュがあると、精度のよいフォーカスレンズ位置が得られず、合焦動作において誤動作を生じるという問題がある。
本発明は、上記のようなバックラッシュに起因する不都合を解消したフォーカス調節装置を提供することを目的とする。
第1の態様において、フォーカス調節装置は、フォーカスレンズを含む光学系と、フォーカスレンズを光学系の光軸に沿って移動させる駆動手段と、フォーカスレンズを介して形成された被写体画像の評価値を周期的に取得する取得手段と、評価値に基づいて前記フォーカスレンズの移動の目標位置を判定する判定手段と、判定された目標位置に基づいて駆動手段の動作を制御する制御手段とを備える。制御手段は、駆動手段が動作を開始してから実際にフォーカスレンズが移動を開始するまでのバックラッシュ期間を含む第一の期間においては、フォーカスレンズを第一の速度で移動させるよう駆動手段を制御し、第一の期間終了後の第二の期間においては第一の速度よりも速い第二の速度でフォーカスレンズを移動させるように駆動手段を制御する。
この構成により、バックラッシュ期間を含む第一の期間と、第一の期間終了後の第二の期間のそれぞれにおいて最適な駆動速度になるように、フォーカスレンズの駆動速度を切り替えることができる。すなわち、バックラッシュ期間を含む第1の期間は低速でフォーカスレンズを駆動することで、フォーカスレンズとレンズ駆動部の当接音を軽減できる。それとともに、第二の期間ではより高速にフォーカスレンズを駆動することで、フォーカスレンズを迅速に目標位置へ移動することができる。
第2の態様において、フォーカス調節装置は、フォーカスレンズを含む光学系と、フォーカスレンズを光学系の光軸に沿って移動させる駆動手段と、フォーカスレンズを介して形成された被写体画像の評価値を周期的に取得する取得手段と、評価値に基づいてフォーカスレンズの移動の目標位置を判定する判定手段と、判定された目標位置に基づいて駆動手段の動作を制御する制御手段と、駆動手段が動作を開始してから実際にフォーカスレンズが移動を開始するまでのバックラッシュ期間を示す信頼性フラグを設定するフラグ設定手段とを備える。判定手段は、信頼性フラグがバックラッシュ期間を示す間、評価値に基づいた目標位置の判定動作を中止する。
この構成により、バックラッシュ期間における精度の悪い評価値に基づいたフォーカスレンズ駆動部の誤動作を防止できる。
第3の態様において、上記第1及び第2の態様のフォーカス調節装置を備えた撮像装置が提供される。
本発明によれば、バックラッシュ補正に伴う不都合が生じることなく使い勝手の良いフォーカス調節装置を提供できる。
実施の形態1に係るデジタルカメラ100の構成図 デジタルカメラ100の初期設定動作フローチャート 順方向移動時のバックラッシュ補正を説明するための模式図 反転時のバックラッシュ補正を説明するための模式図 山登りAF動作を説明するための図 フォーカスレンズ駆動速度と当接音、駆動音、評価値ノイズとの関係を説明 するための図 評価値ノイズとフォーカスレンズ駆動速度との関係を説明するための図 山登りAF動作の誤動作を説明するための図 実施の形態1に係るデジタルカメラ100の動作フローチャート
以下、図面を用いて好適な実施の形態を詳細に説明する。以下では、デジタルカメラを例として用いて実施の形態を説明する。
実施の形態1
1.デジタルカメラの構成
図を用いて、本実施形態のデジタルカメラの構成を説明する。
1−1.概要
図1は、実施の形態1に係るデジタルカメラ100の電気的構成を示すブロック図である。デジタルカメラ100は、カメラボディ102と、それに装着可能な交換レンズ101とから構成される。デジタルカメラ100は、CMOSイメージセンサ150で生成される画像データ(コントラスト値)に基づいて、コントラスト方式のオートフォーカス動作が可能である。
1−2. カメラボディの構成
カメラボディ102は、CMOSイメージセンサ150と、液晶モニタ163と、電子ビューファインダ162(EVF)と、カメラコントローラ153と、ボディマウント140と、レリーズ釦160と、動画撮影釦161、電源154と、カードスロット165とを備える。
カメラコントローラ153は、レリーズ釦160や動画撮影釦161等の操作部材からの指示に応じて、CMOSイメージセンサ150等の各部を制御して、デジタルカメラ100全体の動作を制御する。カメラコントローラ153は、垂直同期信号をタイミング発生器151(TG)に送信する。これと並行して、カメラコントローラ153は、垂直同期信号に基づいて露光同期信号を生成する。カメラコントローラ153は、生成した露光同期信号を、ボディマウント140及びレンズマウント130を介して、レンズコントローラ120(後述)に周期的に繰り返して送信する。カメラコントローラ153は、制御動作や画像処理動作の際に、DRAM155をワークメモリとして使用する。カメラコントローラ153は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成してもよい。また、画像処理部やワークメモリとは同一の半導体チップで構成しても別の半導体チップで構成してもよい。
CMOSイメージセンサ150は、交換レンズ101を介して入射される被写体像を撮像して画像データを生成する撮像素子である。生成された画像データは、ADコンバータ152でアナログ形式のデータからデジタル形式のデータに変換される。ADコンバータ152でデジタル化された画像データは、カメラコントローラ153で各種の画像処理が施される。ここで言う各種の画像処理とは、例えば、ガンマ補正処理、ホワイトバランス補正処理、キズ補正処理、YC変換処理、電子ズーム処理、JPEG圧縮処理であるが、これらに限定されるものではない。CMOSイメージセンサ150に代えて、例えばNMOSイメージセンサやCCDイメージセンサなど、他の撮像素子を用いても良い。カメラコントローラ153は、CMOSイメージセンサ150が生成する画像データから、フレーム毎に評価値としてのコントラスト値を取得する。カメラコントローラ153は、その取得したフレーム毎のコントラスト値(評価値)に基づいてオートフォーカス動作を実行する。オートフォーカス動作の詳細は後述する。
CMOSイメージセンサ150は、タイミング発生器151(TG)で制御されるタイミングで動作する。タイミング発生器151で制御されるCMOSイメージセンサ150の動作は、静止画像の撮像動作、スルー画像の撮像動作、データ転送動作、電子シャッタ動作等がある。スルー画像は主に動画像であり、ユーザが静止画像の撮像のための構図を決定するために、液晶モニタ153や電子ビューファインダ162(EVF)に表示されるものである。
液晶モニタ163は、カメラボディ102の背面に配置され、カメラコントローラ153で処理された表示用の画像データが示す画像を表示する。液晶モニタ163は、動画像も静止画も選択的に表示可能である。また、画像以外に、デジタルカメラ100全体の設定条件等も表示可能である。本実施形態では、表示手段の一例として液晶モニタ163を示すが、表示手段はこれに限らない。例えば、有機ELディスプレイ等の表示手段を用いてもよい。
電子ビューファインダ162(EVF)は、カメラボディ102の背面上部に配置され、液晶モニタ163と同様に、カメラコントローラ153で処理された表示用の画像データが示す画像を表示する。
液晶モニタ153と電子ビューファインダ162(EVF)への表示は同時に行ってもよいし、いずれか一方だけを切替えて表示するようにしてもよい。同時表示する場合、液晶モニタ163に表示する画像と電子ビューファインダ162に表示する画像は同一でも異なっても構わない。
フラッシュメモリ156は、画像データ等を記憶するための内部メモリとして機能する。フラッシュメモリ156はまた、カメラコントローラ153が制御を行う際に使用するプログラムやパラメータを保存する。
カードスロット165は、メモリカード164を装着可能な接続手段である。カードスロット165は、メモリカード164を電気的及び機械的に接続可能である。また、カードスロット165は、メモリカード164を制御する機能を備えてもよい。
メモリカード164は、内部にフラッシュメモリ等の記憶素子を備えた外部メモリである。メモリカード164は、カメラコントローラ153で処理された画像データ等のデータを記憶可能である。また、メモリカード164は、内部に記憶する画像データ等のデータを出力可能である。メモリカード164から出力された画像データはカメラコントローラ153で処理され、例えば液晶モニタ163等に表示(再生)される。本実施形態では、外部記録媒体の一例としてメモリカード164を示すが、外部記録媒体はこれには限らない。例えば、光ディスク等の記録媒体を外部記録媒体としてもよい。
ボディマウント140は、交換レンズ101のレンズマウント130と、機械的及び電気的に接続可能である。ボディマウント140は、レンズマウント130を介して、カメラボディ102と交換レンズ101との間でデータを送受信可能である。ボディマウント140は、カメラコントローラ153から受信した露光同期信号やその他制御信号を、レンズマウント130を介してレンズコントローラ120に送信する。また、ボディマウント140は、レンズマウント130を介してレンズコントローラ120から受信した信号をカメラコントローラ153に送信する。
電源154は、デジタルカメラ100を駆動するための電力を供給する。電源154は、例えば乾電池であってもよいし、充電池であってもよい。また電源154として、電源コードを介して外部から供給される電力をデジタルカメラ100に供給してもよい。電源がONされると、カメラコントローラ153は、カメラボディ102全体に電力を供給する。また、カメラコントローラ153は、ボディマウント140およびレンズマウント130を介して、交換レンズ101に電力を供給する。レンズコントローラ120は、レンズマウント130を介して受けた電力を交換レンズ101全体に供給する。
レリーズ釦160は、使用者の操作を受け付ける。レリーズ釦160は、半押しと全押しの二段階操作になっている。使用者がレリーズ釦160を半押し操作することにより、カメラコントローラ153はオートフォーカス動作を実行する。また、使用者がレリーズ釦160を全押し操作すると、カメラコントローラ153は、この全押し操作のタイミングに応じて生成された画像データをメモリカード164に記録する。
動画撮影釦161は、使用者の操作を受け付ける。使用者は、液晶モニタ163に表示されるスルー画像を見ながら、任意のタイミングで動画撮影釦161を押下する。動画撮影釦161が押下されると、カメラコントローラ153は、その押下タイミングから動画像データのメモリカード164への記録を開始する。動画撮影中、カメラコントローラ153はオートフォーカス動作を継続的に実行する。動画撮影中において再度動画撮影釦161が押下されると、カメラコントローラ153は動画像データのメモリカード164への記憶を終了する。
1−3.交換レンズの構成
交換レンズ101は、光学系と、レンズコントローラ120と、レンズマウント130とを備える。光学系は、フォーカスレンズ110とズームレンズ112を含む。図1には示していないが、手振れ補正用レンズを備えてもよい。
レンズコントローラ120は交換レンズ101全体の動作を制御する。レンズコントローラ120は、ハードワイヤードな電子回路で構成してもよいし、プログラムを用いたマイクロコンピュータなどで構成してもよい。
DRAM121は、レンズコントローラ120の制御に使用されるワークメモリとして機能する。フラッシュメモリ122は、レンズコントローラ120の制御に使用するプログラム、パラメータ、及びレンズ認証情報(後述)を格納する。
ズームレンズ112は、交換レンズ101の光学系で形成される被写体像の倍率を変化させるためのレンズである。ズームレンズ112のレンズ構成は何枚でも何群でもよい。ズームリング115は交換レンズ101の外装に設けられ、使用者による回転操作をズームレンズ112に伝える。この回転操作に伴いズームレンズ112は光学系の光軸方向に移動する。ズームレンズ位置検出部113は、ズームレンズ112の位置を検出する。レンズコントローラ120は、ズームレンズ位置検出部113からズームレンズ112の位置を取得することにより、光学系におけるズーム倍率を把握することができる。レンズコントローラ120が把握したズーム倍率の情報はレンズマウント130を介してカメラコントローラ153に送信される。
フォーカスレンズ110は、光学系から入射されCMOSイメージセンサ150上に形成される被写体像のフォーカス状態を変化させるためのレンズである。フォーカスレンズ110のレンズ構成は何枚でも何群でもよい。フォーカスレンズ駆動部111は、レンズコントローラ120の制御に基づいてフォーカスレンズ110を光学系の光軸に沿って進退するように駆動する。フォーカスリング114は交換レンズ101の外装に設けられている。フォーカスリング114が使用者によって回転操作されると、フォーカスリング114の操作量(回転量)に関する情報がレンズコントローラ120に送信される。レンズコントローラ120は、受信したフォーカスリング114の操作量に関する情報に基づいてフォーカスレンズ駆動部111を制御し、フォーカスレンズ110を駆動させる。フォーカスレンズ駆動部111は、例えばステッピングモータ、DCモータ、超音波モータなどにより実現できる。
1−4. 用語の対応
カメラコントローラ153は取得手段、判定手段の一例である。フォーカスレンズ駆動部111は駆動手段の一例である。レンズコントローラ120は制御手段の一例である。フォーカスレンズ110と、カメラコントローラ153と、レンズコントローラ120とフォーカスレンズ駆動部111とを含む構成は、フォーカス調節装置の一例である。デジタルカメラ100は、撮像装置の一例である。
2.デジタルカメラの動作
以上のように構成されるデジタルカメラ100の動作を以下に説明する。
2−1. 撮像準備動作
最初に、デジタルカメラ100の撮像準備のための動作を説明する。図2は、デジタルカメラ100の撮像準備動作を説明するための図である。
カメラボディ102に交換レンズ101を装着した状態で、使用者がカメラボディ102の電源154をONにすると、電源154は、ボディマウント140及びレンズマウント130を介して、交換レンズ101に電力を供給する(S400)。次に、カメラコントローラ153は、レンズコントローラ120に対して、交換レンズ101の認証情報を要求する(S401)。ここで、交換レンズ101の認証情報は、交換レンズ101が装着されているか否かに関する情報、及びアクセサリが装着されているか否かに関する情報を含む。レンズコントローラ120は、カメラコントローラ153からのレンズ認証要求に応答する(S402)。
次に、カメラコントローラ153は、レンズコントローラ120に対して、初期化動作の実行を要求する(S403)。これを受けて、レンズコントローラ120は、絞り(図示せず)のリセット、OISレンズ(図示せず)のリセット等の初期化動作を行う。そして、レンズコントローラ120は、カメラコントローラ153に対して、レンズ初期化動作が完了した旨を返信する(S404)。
次に、カメラコントローラ153は、レンズコントローラ120に対して、レンズデータを要求する(S405)。レンズデータは、フラッシュメモリ122に格納されている。レンズコントローラ120は、フラッシュメモリ122からレンズデータを読み出して、カメラコントローラ153に送信する(S406)。ここで、レンズデータとは、レンズ名称、Fナンバー、焦点距離等の交換レンズ101特有の特性値である。
カメラコントローラ153が、カメラボディ102に装着されている交換レンズ101のレンズデータを認識すると、撮像可能な状態になる。この状態では、カメラコントローラ153は、レンズコントローラ120に対して、交換レンズ101の状態を示すレンズ状態データを定期的に要求する(S407)。レンズ状態データは、例えば、ズームレンズ112によるズーム倍率情報、フォーカスレンズ110の位置情報、絞り値情報などを含む。この要求に応えて、レンズコントローラ120は、カメラコントローラ153に対して、要求されたレンズ状態データを送信する(S408)。
また、この状態において、デジタルカメラ100は、CMOSイメージセンサ150で生成した画像データが示す画像をスルー画像として液晶モニタ163に表示する制御モードで動作することができる。この制御モードを「ライブビューモード」という。ライブビューモードでは、スルー画像が動画として液晶モニタ163に表示されるので、使用者は、液晶モニタ163を見ながら静止画像を撮像するための構図を決めることができる。ライブビューモードに設定するか否かは使用者が選択可能である。ライブビューモードの他に、使用者が選択できる制御モードとしては、交換レンズ101からの被写体像を電子ビューファインダー(EVF)に導く制御モードもある。ライブビューモードにおけるオートフォーカス動作の方式としては、コントラスト方式が適している。これはライブビューモードでは、CMOSイメージセンサ150で画像データを連続的に生成しているので、その画像データを用いたコントラスト検出方式のオートフォーカス動作が容易のためである。
コントラスト検出方式のオートフォーカス動作を行う際には、カメラコントローラ153は、レンズコントローラ120に対して、コントラストAF用データを要求する(S409)。コントラストAF用データは、コントラスト検出方式のオートフォーカス動作の際に必要なデータであり、例えば、フォーカスレンズ駆動速度、フォーカスシフト量、像倍率、コントラストAF可否情報などが含まれる。この要求に応えて、レンズコントローラ120は、カメラコントローラ153に対して、要求されたコントラストAF用データを返信する(S410)。
以上のようにして、デジタルカメラ100は撮影準備動作を行う。デジタルカメラ100は、コントラスト検出方式によるオートフォーカス動作を行う。いわゆる山登りオートフォーカス動作については後述する。
2−2.バックラッシュ補正動作
モータによって駆動される駆動系メカニズムには、バックラッシュと呼ばれる方向性を持った機械的隙間が発生することが多い。フォーカスレンズ110の駆動系にこのようなバックラッシュがあると、フォーカスレンズ110の正確な停止位置を把握するのが困難であり、高精度な合焦を行うことができない。そのため、レンズコントローラ120は、フォーカスレンズ110の駆動時に、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111とのバックラッシュを補正する必要がある。
フォーカスレンズ110が、停止位置から、停止前の移動方向と同じ方向(以下「順方向」という)に動き出す場合と、停止位置から、停止前の移動方向と逆の方向(以下「反転方向」という)に動き出す場合とで、バックラッシュ補正動作は異なる。
バックラッシュは、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111とが接する接点の両側において生じる。フォーカスレンズ110が、停止位置から順方向に移動するときは、停止前の移動におけるフォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111の接点でのバックラッシュが問題となる。また、フォーカスレンズ110が反転方向に移動するときは、反転前の移動におけるフォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との接点とは反対側の接点でのバックラッシュが問題となる。
以下、図3、4を用いてフォーカスレンズ110の順方向移動時および反転方向移動時のバックラッシュ補正動作について説明する。
図3は、順方向移動時のバックラッシュ補正を説明するための図である。図3は、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との位置関係を模式的に示している。図3において、位置Aをフォーカスレンズ110の一時停止位置とする。また、方向Bをフォーカスレンズ110の駆動方向とする。
図3(a)は、フォーカスレンズ110がフォーカスレンズ駆動部111によって方向Bの方向へ移動してきて位置Aに達した時点の図である。このとき、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との接点にはバックラッシュがない。フォーカスレンズ110が位置Aにおいて停止後、フォーカスレンズ110自身の重みや外部からの衝撃などによって、図3(b)に示すように、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との間にバックラッシュ(ずれ)Cが生じることがある。このバックラッシュCがある状態で、フォーカスレンズ駆動部111がフォーカスレンズ110を方向Bに移動させるように動作を開始しても、フォーカスレンズ駆動部111がバックラッシュCの分だけ移動する間は、フォーカスレンズ110は移動を開始しない。つまり、フォーカスレンズ駆動部111は動作を開始し、バックラッシュCの分だけ移動した後に、フォーカスレンズ110は移動を開始する。このような、バックラッシュに起因する、フォーカスレンズ駆動部111が動作を開始してから実際にフォーカスレンズ110が移動を開始するまでの期間を「バックラッシュ期間」という。
本実施形態では、通常のレンズ駆動の前に、図3(c)に示すように、フォーカスレンズ110を順方向(方向B)に移動させることで、バックラッシュCを補正(解消)する。バックラッシュCは、一般にデジタルカメラ100の個体ごとにバラツキがある。そのため、バックラッシュCに関する値は、デジタルカメラ100の製造時において測定され、交換レンズ101のフラッシュメモリ122に格納されている。
レンズコントローラ120は、フラッシュメモリ122に格納されているバックラッシュCに関する値に基づいて、バックラッシュCを補正するための駆動制御信号をフォーカスレンズ駆動部111に送信する。例えば、フォーカス駆動部111がステッピングモータにより構成され、バックラッシュCを補正するために300ステップ要する場合、レンズコントローラ120は、フォーカス駆動部111に、300ステップ分の駆動を指示する制御信号を送信する。フォーカスレンズ駆動部111にDCモータや超音波モータなど他のモータを適用した場合も同様である。バックラッシュCの補正後、フォーカスレンズ駆動部111は、フォーカスレンズ110を次の目標位置へと駆動する。
次に、反転方向移動時のバックラッシュ補正を説明する。図4は、反転方向移動時のバックラッシュ補正を説明するための図である。図4は、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との位置関係を模式的に示している。図4において、位置Aをフォーカスレンズ110の一時停止位置とする。また、方向Bを一時停止前のフォーカスレンズ110の駆動方向と、方向B´を一時停止後のフォーカスレンズ110の駆動方向とする。
図4(a)は、フォーカスレンズ110がフォーカスレンズ駆動部111によって方向Bの方向へ移動してきて位置Aに達した時点の図である。このとき、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との接点においてバックラッシュはない。フォーカスレンズ110が位置Aにおいて停止後、フォーカスレンズ110自身の重みや外部からの衝撃などによって、図4(b)に示すように、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111との間にバックラッシュCが生じることがある。ここで、フォーカスレンズ111が位置Aに停止した状態から反転するときは、このバックラッシュCではなく、その逆方向に存在するバックラッシュDが問題となる(図4(b)参照)。
本実施形態では、図4(c)に示すように、フォーカスレンズ110を反転方向に移動させることで、このバックラッシュDを補正する。バックラッシュDもバックラッシュCと同様、一般にデジタルカメラ100の個体ごとにバラツキがある。そのため、バックラッシュDに関する値は、デジタルカメラ100の製造時において測定され、交換レンズ101のフラッシュメモリ122に格納されている。レンズコントローラ120は、フラッシュメモリ122に格納されているバックラッシュDに関する値に基づいて、バックラッシュDを補正するための駆動制御信号をフォーカスレンズ駆動部111に送信する。例えば、フォーカス駆動部111がステッピングモータにより構成され、バックラッシュDを補正するために500ステップを要する場合、レンズコントローラ120は、フォーカス駆動部111に、500ステップ分の駆動を指示する制御信号を送信する。フォーカスレンズ駆動部111に、DCモータや超音波モータなど他のモータを適用した場合も同様である。バックラッシュDの補正後、フォーカスレンズ駆動部111は、フォーカスレンズ110を次の目標位置へと駆動する。
2−3.オートフォーカス動作
デジタルカメラ100は、コントラスト検出方式によってオートフォーカス動作を行う。以下では、デジタルカメラ100の所謂山登りオートフォーカス動作および、山登りオートフォーカス動作が誤動作してしまう場合を説明する。
2−3−1.山登りオートフォーカス動作
図5は、山登りオートフォーカス動作を説明するための図である。山登りオートフォーカス動作は、CMOSイメージセンサ150が生成する画像データから、フレーム毎に取得するコントラスト値に基づいて、最も高いコントラスト値の得られるフォーカスレンズ110位置を合焦位置として検出し、その位置にフォーカスレンズを移動させる動作である。図5において、縦軸はフレーム毎に取得されるコントラスト値を表し、横軸はフォーカスレンズ110の位置を表す。
使用者は、液晶モニタ163に表示されるスルー画像を見ながら、構図や露出条件等を設定した上で、レリーズ釦160を半押しする。カメラコントローラ153は、レリーズ釦160の半押し操作を受け付けると、フォーカスレンズ110を現在位置からCMOSイメージセンサ側(Near側)に所定距離だけ移動する。その後、カメラコントローラ153は、フォーカスレンズ110を被写体側(Far側)に駆動させていく。CMOSイメージセンサ150が画像データを生成するフレーム間隔を、例えば33msec(1sec/30フレーム)とすると、カメラコントローラ153は33msec毎にコントラスト値を取得する。カメラコントローラ153は、CMOSイメージセンサ150が生成する画像データからコントラスト値を取得しながら、フォーカスレンズ110を駆動させていく。
図5に示すように、フォーカスレンズ110の位置がNear端側から合焦位置に近づくにつれて、取得されるコントラスト値は高くなっていく。フォーカスレンズ110の位置が、コントラスト値がピークとなるフォーカスレンズ110の位置(位置a)を過ぎると、コントラスト値は低下していく。カメラコントローラ153は、取得されるコントラスト値が高くなっていき、ピークを過ぎて低下したか否かを監視している。フォーカスレンズ110が合焦位置aを通過すると、取得されるコントラスト値は低下していく。取得されるコントラスト値がピークを過ぎて低下したと認められたとき、カメラコントローラ153は、コントラスト値のピークを与える位置aまでフォーカスレンズ110を戻すように移動させる。
以上のように、カメラコントローラ153は、レリーズ釦160の半押し操作を受け付けたときに、オートフォーカス動作を実行する。
2−3−2.静止画撮影時と動画撮影時のフォーカスレンズ駆動速度
図6を用いて、静止画撮影時と動画撮影時におけるフォーカスレンズ駆動速度について説明する。図6(a)は、静止画撮影モードにおける、フォーカスレンズ駆動速度(モータ・パルス数)と、当接音と、駆動音と、コントラスト評価値ノイズ(以下、「評価値ノイズ」という)との関係を示す。図6(b)は、動画撮影モードにおける、フォーカスレンズ駆動速度(モータ・パルス数)と、当接音と、駆動音と、評価値ノイズとの関係を示す。
図6(a)、(b)において、「フォーカスレンズ駆動速度」は、フォーカスレンズ駆動部111がステッピングモータであるときを例として、毎秒あたりのパルス数で表されている。「当接音」は、対応する駆動速度にてフォーカスレンズ111を駆動させたときに、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111とが当接することにより生じる音の程度を示す。「駆動音」は、対応する駆動速度にてフォーカスレンズ111を駆動させたときに、フォーカスレンズ駆動部111により生じる音の程度を示す。「評価値ノイズ」は、取得したコントラスト評価値に含まれるノイズの程度(すなわち、オートフォーカス動作に対する影響の程度)を示す。
最初に、図6(a)を用いて、静止画撮影モードにおける、フォーカスレンズ駆動速度について説明する。静止画撮影モードにおいては、フォーカスレンズ110の通常駆動時と、バックラッシュ補正駆動時とで、異なるフォーカスレンズ駆動速度が設定される。
フォーカスレンズ110の通常駆動時においては、レンズコントローラ120は、高速で、すなわち、1200pulse/secで駆動するようにフォーカスレンズ駆動部111を制御する。このように、フォーカスレンズ110を高速駆動するため、当接音および駆動音は大きくなるが、静止画撮影であり音声を記録しないため、当接音および駆動音の大きさに注意を払う必要はない。このとき、評価値ノイズは小さいため、カメラコントローラ153は、正確なオートフォーカス動作を実行できる。
フォーカスレンズ110のバックラッシュ補正駆動時においては、レンズコントローラ120は、300〜1200pulse/secにて駆動するようにフォーカスレンズ駆動部111を制御する。静止画撮影モードにおけるバックラッシュ補正駆動時におけるフォーカスレンズ駆動速度は、目的位置(合焦点位置)が分かっている場合には、最高速度(1200pulse/sec)に設定され、目的位置(合焦点位置)をサーチする場合には、速度を落として設定される場合がある。このとき、当接音は大きくなるが、静止画撮影時であるため当接音の大きさに注意を払う必要はない。また、駆動音は駆動速度に応じて変化するが、静止画撮影であり音声を記録しないため、駆動音の大きさにも考慮する必要はない。このとき、評価値ノイズは小さいため、正確なオートフォーカス動作を実行できる。
次に、図6(b)を用いて、動画撮影モードにおけるフォーカスレンズ駆動速度について説明する。動画撮影モードにおいて、フォーカスレンズ110の通常駆動時と、バックラッシュ補正駆動時とで、異なるフォーカスレンズ駆動速度が設定される。
フォーカスレンズ110の通常駆動時においては、レンズコントローラ120は、低速で、すなわち、300pulse/secで駆動するようにフォーカスレンズ駆動部111を制御する。フォーカスレンズ駆動部111を低速で駆動したとき、当接音の影響は大きくなるが、バックラッシュ補正後では、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111とはすでに当接しており、駆動中に新たに衝突が生じることはないため、当接音を考慮する必要はない。一方、駆動音および評価値ノイズは小さい。よって、デジタルカメラ100は、静音駆動を実現しながら、正確なオートフォーカス動作を実行できる。
動画撮影モードにおけるバックラッシュ補正駆動時においては、レンズコントローラ120は、超低速で、すなわち、150pulse/secで駆動するようにフォーカスレンズ駆動部111を制御する。フォーカスレンズ110を超低速で駆動させるため、当接音および駆動音は小さいが、評価値ノイズは大きくなる。
以上のように、デジタルカメラ100は、静止画撮影モードと動画撮影モードとで、フォーカスレンズ110の駆動速度を変化させる。静止画撮影モードにおいては、可能な限り早くフォーカスレンズ110が合焦位置に到達することが望ましい。また、静止画撮影であるため、フォーカスレンズ110を駆動する際の当接音や駆動音は考慮しなくてもよい。そのため、静止画撮影モードでは、レンズコントローラ120は、フォーカスレンズ110を高速駆動させるようにフォーカスレンズ駆動部111を制御する。一方、動画撮影モードにおいては、音声も記録されるため、可能な限り静音であることが望ましい。また、動画記録中において像倍率の変化が大きいことも好ましくない。そのため、動画撮影モードでは、レンズコントローラ120は、フォーカスレンズ110を低速駆動させるようにフォーカスレンズ駆動部111を制御する。
また、デジタルカメラ100は、静止画撮影モードおよび動画撮影モードにおいて、バックラッシュ補正時の駆動速度よりも、通常駆動時の駆動速度(すなわち、バックラッシュ補正後の、フォーカスレンズ110の移動速度)を速くしている。以下、このように制御する理由について説明する。
まず、評価値ノイズとフォーカスレンズ駆動速度との関係について、図7を用いて説明する。図7(a)は、フォーカスレンズ110の駆動速度が低速のときの評価値ノイズを説明するための図である。図7(b)は、フォーカスレンズ110の駆動速度が高速のときの評価値ノイズを説明するための図である。
図7(a)に示すように、フォーカスレンズ110が低速駆動されるとき、単位時間あたりに取得されるコントラスト値の傾きはゆるやかになる。そのため、コントラスト検出方式によるオートフォーカス動作において、取得されるコントラスト値の実質的な変化よりも、コントラスト値に重畳する評価値ノイズの変化の影響が大きくなってしまう。評価値ノイズによる影響が大きい場合、図8に示すように、取得されるコントラスト評価値が実質的に変化していないにも関わらず、カメラコントローラ153がコントラスト評価値のピークを偶然判定することが生じ得る。つまり、カメラコントローラ153は、実際には合焦位置ではない位置におけるコントラスト値がピークであると検出することにより、合焦位置を誤判定する。これにより、オートフォーカス動作の誤動作を生じ得る。この問題を回避するために、本実施の形態1のデジタルカメラ100は信頼性フラグを用いる。信頼性フラグの詳細については後述する。
一方、図7(b)に示すように、フォーカスレンズ110が高速駆動される場合、単位時間あたりに取得されるコントラスト値の傾きは大きくなる。そのため、コントラスト検出方式によるオートフォーカス動作において、評価値ノイズよりも取得されるコントラスト値の実質的な変化の方が大きくなる。そのため、上記のような合焦位置の誤判定は起こりにくくなる。
前述のように、本実施形態では、フォーカスレンズ110の通常駆動時と、バックラッシュ補正時とで、フォーカスレンズ110の駆動速度を異ならせている。フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111とのバックラッシュは不用なものであるため、本来においては可能な限り速く補正することが望ましい。しかし、動画撮影時では、静音駆動が望まれるため、通常駆動時においては、フォーカスレンズ駆動速度は低速に制御されることが望ましい。一方で、バックラッシュ補正駆動時は、コントラスト値は不用であるため、フォーカスレンズ駆動速度を低速にして評価値ノイズが大きくなっても問題ない。そこで、本実施形態では、動画撮影モードにおいて、通常駆動時は、静音を実現しつつ評価値ノイズが大きくならないような低速でフォーカスレンズ110を駆動する。一方で、バックラッシュ補正駆動時では、静音をより確実に実現するために、通常駆動時よりもより低速な速度(超低速)でフォーカスレンズ110を駆動する。このため、バックラッシュ補正駆動時では、信頼性フラグを参照して、取得したコントラスト値を評価対象としないようにする(詳細は後述)。
以上のように、本実施の形態1のデジタルカメラ100は、バックラッシュ補正駆動時と、通常駆動時とでフォーカスレンズの駆動速度をそれぞれ最適な速度に設定することにより、静音駆動を実現しながら評価値ノイズによる影響を小さくできるため、正確なオートフォーカス動作が実行できる。
2−3−3.信頼性フラグ
信頼性フラグは、カメラコントローラ153が、取得したコントラスト値を信頼してよいか否かを判断するために使用される。例えば、信頼性フラグが「0」のときは、取得したコントラスト値は信頼できないと判断され、「1」のときは、取得したコントラスト値が信頼できると判断される。なお、以下の説明では、信頼性フラグ「0」を送信することを、信頼性フラグをOFFにするといい、信頼性フラグ「1」を送信することを信頼性フラグをONにするという。信頼性フラグは、レンズコントローラ120により設定され、カメラコントローラ153に送信される。レンズコントローラ120は、動画撮影モードにおいてバックラッシュ補正動作を開始する前に、信頼性フラグを「0」に設定し、動画撮影モードにおいてバックラッシュ補正動作の終了後に、信頼性フラグを「1」に設定する。
2−3−4.信頼性フラグを用いた処理
図9を参照し、信頼性フラグを用いた、動画撮影時においてバックラッシュ補正時の低速駆動を実現しつつ、オートフォーカス動作の誤動作を回避するための処理を説明する。
最初、デジタルカメラ100が静止画撮影モードに設定されるとする。カメラボディ102で静止画撮影モードに設定されると(S500)、カメラコントローラ153はその旨をレンズコントローラ120に通知し、交換レンズ101側においても静止画撮影モードに設定される(S501)。このとき、フォーカスレンズ110の駆動速度およびバックラッシュ補正駆動速度は、静止画撮影モード用の値が設定されている。
カメラコントローラ153は、使用者により動画撮影釦161が押下されたか否かを監視する(S502)。静止画撮影モードにおいて、動画撮影釦161が押下されると、カメラコントローラ153は、カメラボディ102を動画撮影モードに設定する(S503)。そして、カメラコントローラ153は、動画撮影モードに設定された旨をレンズコントローラ120に通知する(S504)。
レンズコントローラ120は、この通知を受けて交換レンズ101を動画撮影モードに設定する(S505)。このとき、フォーカスレンズ110の駆動速度およびバックラッシュ補正駆動速度は、動画撮影モード用の値が設定される(S506)。上述したように、動画撮影時のバックラッシュ補正駆動速度は、静止画撮影時の駆動速度や画像データのフレームレートよりも遅く設定される。
続いて、カメラコントローラ153は、オートフォーカス動作の指示があったか否かを監視する(S507)。ここで言うオートフォーカス動作の指示は、使用者のレリーズ釦160の操作に基づく指示や、被写体のフォーカス状態の変化に基づく指示を含む。オートフォーカス動作の指示があった場合、カメラコントローラ153はフォーカスレンズの駆動指示をレンズコントローラ120に送信する(S508)。
レンズコントローラ120は、フォーカスレンズの駆動指示を受けると、信頼性フラグをカメラコントローラ153に送信する(S509)。すなわち、ステップS509において、レンズコントローラ120は信頼性フラグをOFF(コントラスト値が信頼できない)にする。
レンズコントローラ120は、信頼性フラグをOFFにした後、フォーカスレンズ110とフォーカスレンズ駆動部111とのバックラッシュの補正動作を行う(S511)。カメラコントローラ153は、信頼性フラグを参照し、信頼性フラグがOFFであることから、バックラッシュ補正期間中に取得されるコントラスト値を合焦位置判定のための評価値として使用しない(S510)。
動画撮影モード中は、上述したように、静止画撮影モード時のバックラッシュ補正の時間や、画像データのフレーム間隔よりも長い時間をかけてバックラッシュ補正を行う。そのため、カメラコントローラ153がコントラスト値のピークを誤判定する場合が生じ得た。本実施の形態では、カメラコントローラ153は、バックラッシュ補正期間中に取得されるコントラスト値を合焦位置判定のための評価対象としない(S510)。これにより、コントラスト値のピークすなわち合焦位置の誤判定を回避することができる。
バックラッシュ補正が終了すると、レンズコントローラ120は、信頼性フラグをONにする(S512)。そして、レンズコントローラ120は、合焦位置を判定するためにフォーカスレンズ駆動部111を介してフォーカスレンズ110の移動を開始する(S513)。すなわち、上述したような山登りオートフォーカス動作を開始する。このとき、カメラコントローラ153は、取得されるコントラスト値を評価する(S514)。コントラスト値のピークとなる位置を検出すると、カメラコントローラ153は、その検出した位置を合焦位置であると判定する(S515)。
以上のように、デジタルカメラ100は、動画撮影モードにおいて、バックラッシュ補正期間中は信頼性フラグをOFFにし、取得されるコントラスト値を合焦位置判定のための評価対象としない。これにより、デジタルカメラ100は、特に動画撮影時において、バックラッシュ補正に起因する問題を生じさせることなく静音駆動のためのフォーカスレンズの低速駆動を実現できる。
特に、本実施形態の思想は、重量の重いレンズを駆動させるときに有効である。重量の重いレンズを駆動制御するためには、ギアを複数使用することにより低速駆動させてトルクを上げる必要がある。使用するギアの数が増えた分だけ、バックラッシュも蓄積されてその影響が大きくなる。このような場合であっても、デジタルカメラ100は、バックラッシュ補正期間中は信頼性フラグを落とし、取得されるコントラスト値を合焦位置判定のための評価対象としない。そのため、デジタルカメラ100は、正確なオートフォーカス動作を実行することができる。
なお、動画撮影時および静止画撮影時において、フォーカスレンズ駆動部111の駆動速度を設定する際、フォーカスレンズ駆動部111は、動画撮影時においては、コントラスト値が取得される周期よりも長い期間をかけてバックラッシュを補正し、静止画撮影時においては、コントラスト値が取得される周期よりも短い期間内にバックラッシュを補正するように、駆動速度が設定される。これにより、デジタルカメラ100は、静止画撮影時においてはフォーカスレンズ110の高速駆動を行い、動画撮影時においてはフォーカスレンズ110の低速駆動を行う。
3.まとめ
本実施形態のデジタルカメラ100は、フォーカスレンズ110を含む光学系と、フォーカスレンズ110を光学系の光軸に沿って移動させるフォーカスレンズ駆動部111と、フォーカスレンズ110を介して形成された被写体像の評価値を周期的に取得するカメラコントローラ153と、評価値に基づいてフォーカスレンズ110の移動の目標位置を判定するカメラコントローラ153と、判定された目標位置に基づきフォーカスレンズ駆動部111の動作を制御するレンズコントローラ120とを備える。レンズコントローラ120は、フォーカスレンズ駆動部111が動作を開始してから実際にフォーカスレンズ110が移動を開始するまでのバックラッシュ期間を含む第一の期間においては、フォーカスレンズ110を第一の速度で移動させるようフォーカスレンズ駆動部111を制御し、第一の期間終了後の第二の期間においては、第一の速度よりも速い第二の速度でフォーカスレンズ110を移動させるようフォーカスレンズ駆動部111を制御する。この構成により、デジタルカメラ100は、バックラッシュ期間を含む第一の期間と、第一の期間終了後の第二の期間のそれぞれにおいて最適な駆動速度になるように、フォーカスレンズ110の駆動速度を切り替えることができる。
また、本実施形態のデジタルカメラ100は、フォーカスレンズ110を含む光学系と、フォーカスレンズ110を光学系の光軸に沿って移動させるフォーカスレンズ駆動部111と、フォーカスレンズ110を介して形成された被写体像の評価値を周期的に取得するカメラコントローラ153と、評価値に基づいてフォーカスレンズ110の移動の目標位置を判定するカメラコントローラ153と、判定された目標位置に基づきフォーカスレンズ駆動部111の動作を制御するレンズコントローラ120と、フォーカスレンズ駆動部111が動作を開始してから実際にフォーカスレンズ110が移動を開始するまでのバックラッシュ期間を示す信頼性フラグを設定するレンズコントローラ120とを備える。レンズコントローラ120は、信頼性フラグがバックラッシュ期間を示す間、評価値に基づいた目標位置の判定動作を中止する。この構成により、デジタルカメラ100は、バックラッシュ期間における精度の悪い評価値に基づいたフォーカスレンズ駆動部111の誤動作を防止できる。
4.他の実施形態
上記の例では、静止画撮影時においても動画撮影時においても山登りオートフォーカス動作を実行する場合を説明したが、オートフォーカス動作はこれに限定されない。すなわち、静止画撮影時においては山登りオートフォーカス動作をレリーズ釦押下に応じて実行し、動画撮影時においてはコンティニュアスオートフォーカス動作を実行するようにしてもよい。この場合においても、動画撮影時におけるバックラッシュ補正速度は、静止画撮影モード時や画像データのフレームレートよりも遅めに設定されることは言うまでもない。
上記の例では、信頼性フラグがOFFのときに取得されるコントラスト値を合焦位置判定のための評価対象としない場合を説明したが、信頼性フラグに基づく処理はこれに限定されない。すなわち、信頼性フラグがOFFのときには、コントラスト値を取得しないようにしてもよい。要するに、本実施形態のデジタルカメラ100は、バックラッシュ補正期間に相応する期間中におけるコントラスト値によって合焦判定をしない。
上記の例では、バックラッシュの補正が終了してから、レンズコントローラ120は、信頼性フラグをONにしたが、信頼性フラグの変更方法はこれに限定されない。すわなち、レンズコントローラ120は、バックラッシュ補正が終了するタイミングを予測して、カメラコントローラ153がコントラスト値を取得する周期相当分だけ早めに信頼性フラグをONにしてもよい。要するに、本実施形態のデジタルカメラ100は、バックラッシュ補正期間に相応する期間中におけるコントラスト値によっては合焦判定をしない。
上記の例では、バックラッシュ補正を終了した後、フォーカスレンズ110の移動を開始するときに、フォーカスレンズ駆動部111の駆動速度を速くしたが、駆動速度の変更方法はこれに限定されない。すなわち、レンズコントローラ120は、バックラッシュ補正が終了するタイミングを予測して、カメラコントローラ153がコントラスト値を取得する周期相当分だけ早めにフォーカスレンズ駆動部111の駆動速度を速くするようにしてもよい。つまり、バックラッシュ補正駆動から、取得されるコントラスト値より合焦判定を行う通常駆動に移行するタイミングを予測してフォーカスレンズ駆動部111の駆動速度を速くするようにしてもよい。
上記の例では、交換式レンズ101とカメラボディ102とからなるデジタルカメラ100の場合を説明したが、この構成に限定されない。すなわち、レンズとボディの一体型のカメラであっても本実施形態の思想は適用可能である。
上記の例では、撮像装置の一例としてデジタルカメラを用いて説明したが、本実施形態の思想は、ムービーカメラ、カメラ付き携帯電話などの撮像装置において使用されるフォーカス調節装置に適用できる。
本発明は、デジタルカメラ、ムービーカメラ、カメラ付き携帯電話などの撮像装置において使用されるフォーカス調節装置に有用である。
100 デジタルカメラ
101 交換レンズ
102 カメラボディ
110 フォーカスレンズ
111 フォーカスレンズ駆動部
112 ズームレンズ
113 ズームレンズ位置検出部
114 フォーカスリング
115 ズームリング
120 レンズコントローラ
121 DRAM(レンズ側)
122 フラッシュメモリ(レンズ側)
130 レンズマウント
140 ボディマウント
150 CMOSイメージセンサ
151 TG
152 ADC
153 カメラコントローラ
154 電源
155 DRAM(ボディ側)
156 フラッシュメモリ(ボディ側)
160 レリーズ釦
161 動画撮影釦
162 EVF
163 液晶モニタ
164 メモリカード
165 カードスロット

Claims (6)

  1. フォーカスレンズを含む光学系と、
    前記フォーカスレンズを前記光学系の光軸に沿って移動させる駆動手段と、
    前記フォーカスレンズを介して形成された被写体画像の評価値を周期的に取得する取得手段と、
    前記評価値に基づいて前記フォーカスレンズの移動の目標位置を判定する判定手段と、
    前記判定された目標位置に基づいて前記駆動手段の動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段が動作を開始してから実際に前記フォーカスレンズが移動を開始するまでのバックラッシュ期間を含む第一の期間においては、前記フォーカスレンズを第一の速度で移動させるよう前記駆動手段を制御し、前記第一の期間終了後の第二の期間においては前記第一の速度よりも速い第二の速度で前記フォーカスレンズを移動させるように前記駆動手段を制御する、
    フォーカス調節装置。
  2. 前記制御手段は、動画撮影時における前記第一の速度および前記第二の速度を、静止画撮影時にける前記第一の速度および前記第二の速度よりも遅く設定する、
    請求項1に記載のフォーカス調節装置。
  3. フォーカスレンズを含む光学系と、
    前記フォーカスレンズを前記光学系の光軸に沿って移動させる駆動手段と、
    前記フォーカスレンズを介して形成された被写体画像の評価値を周期的に取得する取得手段と、
    前記評価値に基づいて前記フォーカスレンズの移動の目標位置を判定する判定手段と、
    前記判定された目標位置に基づいて前記駆動手段の動作を制御する制御手段と、
    前記駆動手段が動作を開始してから実際に前記フォーカスレンズが移動を開始するまでのバックラッシュ期間を示す信頼性フラグを設定するフラグ設定手段とを備え、
    前記判定手段は、前記信頼性フラグがバックラッシュ期間を示す間、前記評価値に基づいた目標位置の判定動作を中止する、
    フォーカス調節装置。
  4. 前記フラグ設定手段は、前記バックラッシュ期間の終了を予測し、前記バックラッシュ期間の実際の終了の前に前記信頼性フラグを設定する、請求項3記載のフォーカス調節装置。
  5. 前記判定手段は、前記評価値のピーク値に基づいた前記目標位置の判定動作を行い、前記信頼性フラグがバックラッシュ期間を示している間は、前記評価値のピーク値に基づいた前記目標位置の判定動作を中止する、
    請求項3記載のフォーカス調節装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のフォーカス調節装置を搭載した撮影装置。
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