JP2011084972A - 舗装機械におけるスクリード伸縮装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】傾斜サポートの保持力によって伸縮スクリード全体の剛性を増大させ、該伸縮スクリードの撓み変形等を防止して舗装面の仕上がり性を向上させる。
【解決手段】機体後端部に配設したメインスクリード26と、メインスクリード26の左右両端部に連接されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポート50L,50Rと、水平サポートに連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリード27L,27Rとを備える。また、水平サポート50L,50Rの外端側上部にサポートフレーム30L,30Rを設け、且つ、伸縮スクリード27L,27Rの外端側にリアフレーム29L,29Rを立設し、リアフレーム29L,29Rとサポートフレーム30L,30Rとの間に傾斜サポート31L,31Rを取り付け、伸縮スクリード27L,27Rの外端部を傾斜サポート31L,31Rにより保持する。拡張スクリードを設けその外端側にリアフレームを立設してもよい。
【選択図】図4

Description

本発明は舗装機械におけるスクリード伸縮装置に関するものであり、特に、メインスクリードの左右両端部に伸縮スクリードを伸縮可能に連結した舗装機械におけるスクリード伸縮装置に関するものである。
従来、アスファルトフィニッシャ等の舗装機械、特に、大型タイプの舗装機械では、舗装幅の広い道路に対応すべく機体後端部に伸縮式のスクリード伸縮装置が装備されている。
此種アスファルトフィニッシャの従来例を図8に示す。同図に示すように、アスファルトフィニッシャ1の前端部には、アスファルト合材を収容するホッパー装置2と、該ホッパー装置2内に収容されたアスファルト合材を機体後方に搬送するためのコンベア装置3とが設置されている。更に、コンベア装置3の後方の機体後端部にはスクリュー装置4及び伸縮式のスクリード装置5が順次配設されている。
前記アスファルトフィニッシャ1により舗装作業を行う際は、ホッパー装置2内に収容されたアスファルト合材をコンベア装置3で機体後方に搬送して路面上に撒布し、該アスファルト合材をスクリュー装置4で路面幅方向(道路横断方向)に拡散させつつ、スクリード装置5によりアスファルト合材を路面上に均一に敷き均すように構成されている。
伸縮式のスクリード装置5は、アスファルトフィニッシャ1の機体後端部に配設したメインスクリード6と、該メインスクリード6の左右両端部に水平サポート10L,10Rを介してスライド可能に連結した伸縮スクリード7L,7Rとから成り、該伸縮スクリード7L,7Rは、メインスクリード6に対して敷き均し幅(機体幅方向)に2段階(又は3段階以上)で伸縮動作できるように構成されている。
具体的には、図9に示すように、メインスクリード6の後方左端側に広幅で短スパンのサポート支持部19Lが固設され、且つ、メインスクリード6の後方右端側に広幅で長スパンのサポート支持部19Rが固設され、該サポート支持部19Lの幅方向に穿設した開孔(図示せず)と、前記サポート支持部19Rの幅方向に穿設した開孔とは互いに前後に偏芯して設けられている。
また、前記開孔内を摺動可能なガイドシャフト11L,11Rを備えるとともに、敷き均し幅方向へ移動可能な水平サポート10Lと10Rが互いに前後に配設され、更に、該水平サポート10Lの幅方向に穿設した開孔(図示せず)と、水平サポート10Rの幅方向に穿設した開孔とは前後に偏芯して設けられ、該開孔内を摺動するガイドシャフト12L,12Rを有する伸縮スクリード7L,7Rが前後に並設されている。そして、図示しないスクリード伸縮駆動用油圧シリンダ(第2油圧シリンダ)によって、伸縮スクリード7L,7Rをメインスクリード6の後方位置より敷き均し幅方向に互いに離反して拡張駆動できるように構成されている。図8は伸縮スクリード7L,7Rを敷き均し幅方向に拡張駆動したときの状態を示す。
前記水平サポート10L,10R及び伸縮スクリード7L,7Rは、図10に示すように、サポート駆動用の第1油圧シリンダ8,8及びスクリード伸縮駆動用の第2油圧シリンダ9,9を含む油圧回路により駆動される。同図に示すように、第1油圧シリンダ8,8及び第2油圧シリンダ9,9には4ポート3位置切替え型の方向切替弁13,13を介して油圧源14から圧油が供給される。また、伸縮スクリードを伸張動作する際、圧油の供給を第1油圧シリンダ8,8から第2油圧シリンダ9、9へ切り替える第2リリーフ弁16及び伸縮スクリードを収縮動作する際に圧油の供給を第2油圧シリンダ9,9から第1油圧シリンダ8、8へ切り替える第1リリーフ弁15が配設されている。
最小幅状態の伸縮スクリード7L,7Rを伸長動作させる場合は、前記方向切替弁13,13を作動位置(イ)に設定して第1油圧シリンダ8,8に圧油を供給させることで、第1油圧シリンダ8,8をストロークエンドまで伸長移動させる。そして、第1油圧シリンダ8,8の圧力が規定値まで上昇すると、第2リリーフ弁16,16が開いて、第2油圧シリンダ9,9に圧油を供給することで、図8に示すように、伸縮スクリード7L,7Rが最大幅状態に伸長動作する。尚、図8の伸縮スクリード7L,7Rを収縮動作させる場合は、前記方向切替弁13,13を作動位置(ロ)に設定して第2油圧シリンダ9,9に圧油を供給させることで、第2油圧シリンダ9,9をストロークエンドまで収縮移動させる。そして、第2油圧シリンダ9,9の圧力が規定値まで上昇すると、第1リリーフ弁15,15が開いて、第1油圧シリンダ8,8に圧油を供給することで、上記伸長動作とは逆に伸縮スクリード7L,7Rが元の位置に戻る。
更に路面幅の広い道路を舗装する際は、図11に示すように、伸縮スクリード7L,7Rの左右両端部に拡張スクリード18L,18Rを取り付けて、2段階乃至3段階で伸縮スクリード7L,7Rを伸縮動作させることもできる。尚、図8乃至図11では詳細は図示されていないが、伸縮スクリード7L,7Rの剛性を増大させるために、傾斜サポートの上端部がサポートフレームに連結され、該傾斜サポートの下端部が伸縮スクリード7L,7Rの外端側のリアフレームリアフレームに連結されている。しかしながら、該傾斜サポートの着脱状態を検出する機構は備えられていない(例えば特許文献1,2参照)。
特許第3383908号 特許第2656210号
従来の上記舗装機械は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)がストロークエンドに到達した状態で、リリーフ弁が開いて、第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)が伸長する。このように伸縮スクリードは、第1油圧シリンダ及び第2油圧シリンダを伸ばすほど突き出し量が長くなり、伸縮スクリード下面の撓み変形や跳ね上がりが生じやすくなる。この対策としては、例えば、主スクリードと水平サポートとの間及び水平サポートと伸縮スクリードとの間に撓み防止用の傾斜サポートを設けることも可能である。しかしながら、傾斜サポートを取付けると第1油圧シリンダ及び第2油圧シリンダの伸縮動作が阻止されるという問題がある。加えて、オペレータが誤操作すると、強制的な油圧駆動により伸縮スクリードを無理矢理に伸縮動作させる場合がある。ところが、その際に、伸縮スクリード自体の剛性強度、例えば、伸縮スクリードの外端側部分の剛性強度が大きくないので、伸縮スクリードに所定値以上の強制力が作用すると、該伸縮スクリードの下面に撓み変形や跳ね上がりが発生し易い。
特に、伸縮スクリードの外端部に拡張スクリードを取り付けてスクリード全長を長くした場合に、伸縮スクリードの下面に撓み変形や跳ね上がりが生じ易くなる。伸縮スクリードの下面に撓み変形や跳ね上がりが生じた場合は、該伸縮スクリードにより敷き均されるアスファルト合材の平坦性、特に、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性が低下すると共に、舗装面の仕上がり性が悪化するという問題があった。
そこで、伸縮スクリードの撓み変形等の不具合を防止して、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性及び舗装面の仕上がり性を向上させるために解決すべき技術的課題が生じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1記載の発明は、機体後端部に配設されたメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連接されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードとを設けると共に、前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けた開閉制御弁と、前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートと、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたか否かを検出するリミットスイッチと、前記リミットスイッチからの検出信号に応じて前記開閉制御弁を切り替え、前記伸縮スクリードを伸縮動作させるための前記第2油圧シリンダを駆動制御するコントローラとを備え、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記コントローラは、前記リミットスイッチからの信号によって前記開閉制御弁を閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置を提供する。
この構成によれば、サポートフレームに傾斜サポートが取り付けられているときのみ、開閉制御弁を閉側へ切り替えることで、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)による伸縮動作後における第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止されるため、伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。他方、開閉制御弁を開くことにより、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)伸縮後に第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)へ順次圧油が供給されて、伸縮スクリードの伸縮動作がなされる。
請求項2記載の発明は、機体後端部に配設したメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連結されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連結されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの外端側に連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な拡張スクリードとを設けると共に、前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けた開閉制御弁と、前記拡張スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートと、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたか否かを検出するリミットスイッチと、前記リミットスイッチからの検出信号に応じて前記開閉制御弁を切り替え、前記伸縮スクリードを伸縮動作させるための前記第2油圧シリンダを駆動制御するコントローラとを備え、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記コントローラは、前記リミットスイッチからの信号によって前記開閉制御弁を閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置を提供する。
この構成によれば、伸縮スクリードに拡張スクリードが取り付けられている場合であっても、サポートフレームに傾斜サポートが取り付けられているときのみ、開閉制御弁を閉側へ切り替えることで、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)による伸縮動作後における第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止されるため、伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。他方、開閉制御弁を開くことにより、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)伸縮後に第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)へ順次圧油が供給されて、伸縮スクリードの伸縮動作がなされる。
請求項3記載の発明は、機体後端部に配設されたメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連接されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードとを設けると共に、前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けたチェックバルブ又はコックと、前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートとを備え、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記第2油圧シリンダの油路に設けた前記チェックバルブ又はコックを閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置を提供する。
この構成によれば、サポートフレームに傾斜サポートが取り付けられているときのみ、チェックバルブ又はコックが閉側へ切り替えることで、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)による伸縮動作後における第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止されるため、伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。他方、チェックバルブ又はコックを開くことにより、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)伸縮後に第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)へ順次圧油が供給されて、伸縮スクリードの伸縮動作がなされる。
請求項4記載の発明は、機体後端部に配設したメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連結されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連結されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの外端側に連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な拡張スクリードとを設けると共に、前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けたチェックバルブ又はコックと、前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートとを備え、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記第2油圧シリンダの油路に設けた前記チェックバルブ又はコックを閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置を提供する。
この構成によれば、伸縮スクリードの外端側に拡張スクリードが設けられていても、サポートフレームに傾斜サポートが取り付けられているときは、チェックバルブ又はコックを閉止させることで、第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止されるので、伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。他方、傾斜サポートが取り付けられていないときには、チェックバルブ又はコックを開くことにより、伸縮スクリードの伸縮動作は、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)伸縮後に第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)へ順次圧油が供給されて、伸縮スクリードの伸縮動作がなされる。
請求項1記載の発明は、傾斜サポートが取り付けられているときは、開閉制御弁を閉側へ切り替えられるので、第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止され、サポート伸縮後における伸縮スクリードの伸縮動作が中止される。これによって、傾斜サポートの取り付け時における伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。斯くして、伸縮スクリードの下面の平面度を安定的に維持でき、以って、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性及び舗装面の仕上がり性を向上させることができる。
請求項2記載の発明は、伸縮スクリードの外端側に拡張スクリードが連接されている場合であっても、傾斜サポートが取り付けられているときは、開閉制御弁を閉側へ切り替えられるので、第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止され、サポート伸縮後における伸縮スクリードの伸縮動作が中止される。これによって、傾斜サポートの取り付け時における伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。斯くして、伸縮スクリード及び拡張スクリードの下面の平面度を安定的に維持でき、以って、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性及び舗装面の仕上がり性を向上させることができる。
請求項3記載の発明は、傾斜サポートが取り付けられているときは、チェックバルブ又はコックを手動操作することで第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止され、サポート伸縮後における伸縮スクリードの伸縮動作が中止されるので、傾斜サポートの取り付け時における伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。
請求項4記載の発明は、伸縮スクリードの外端部に拡張スクリードを取り付けた場合でも、傾斜サポートが取り付けられているときは、チェックバルブ又はコックを手動操作することで第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)への圧油の供給・排出が中止され、サポート伸縮後における伸縮スクリードの伸縮動作が中止されるので、傾斜サポートの取り付け時における伸縮スクリードの無理な伸縮動作の作動が防止される。特に、伸縮スクリードの外端部に拡張スクリードを取り付けてスクリード全長を長くした場合でも、伸縮スクリードの下面に撓み変形や跳ね上がりが生じにくくなるので、敷き均されるアスファルト合材の路面幅方向における平坦性及び仕上がり性を向上させることができる。また、傾斜サポートの取付時に無理に押す又は引く第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)の油圧リリーフによる無駄なエネルギーの消費を抑制することができる。
本発明は、伸縮スクリードの撓み変形を防止して、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性及び舗装面の仕上がり性を向上させるという目的を達成するために、機体後端部に配設されたメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連接されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードとを設けると共に、前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けた開閉制御弁と、前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートと、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたか否かを検出するリミットスイッチと、前記リミットスイッチからの検出信号に応じて前記開閉制御弁を切り替え、前記伸縮スクリードを伸縮動作させるための前記第2油圧シリンダを駆動制御するコントローラとを備え、前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記コントローラは、前記リミットスイッチからの信号によって前記開閉制御弁を閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことによって実現した。
本発明は、特に、伸縮スクリードの外端部に拡張スクリードを取り付けてスクリード全長を長くした場合に、伸縮スクリードの下面に撓み変形や跳ね上がりが生じることを効果的に防止でき、以て、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性、並びに舗装面の仕上がり性を従来例に比して大幅に向上させることが出来る。尚、本発明において、伸縮スクリードの外端側とは、伸縮スクリードに拡張スクリードを取り付けている場合には該拡張スクリードの外端部をいう。
本発明の一実施例を示し、伸縮式スクリード装置を備えたアスファルトフィニッシャ(舗装機械)の平面図。 図1のアスファルトフィニッシャの側面図。 図1のアスファルトフィニッシャの背面図。 図3の右側部拡大図。 図4の右側面図。 一実施例に係る伸縮式スクリード装置を駆動する油圧シリンダ及び開閉制御弁を含む油圧回路図。 図6の開閉制御弁に代えて手動式のチェックバルブを設けた形態例を示す油圧回路図。 アスファルトフィニッシャの従来例を示す平面図であって、伸縮式スクリード装置の伸長動作時を示す図。 従来例の伸縮式スクリード装置の収縮動作時を示す平面図。 従来例に係る伸縮式スリード装置を駆動する油圧シリンダを含む油圧回路図。 図9の伸縮スクリードに拡張スクリードを取り付けた構成例を説明する平面図。
以下、本発明の好適な実施例を図1乃至図7に従って説明する。尚、本実施例は、伸縮スクリードの外端側に拡張スクリード(延長スクリード)を取り付けたものについて説明するが、本発明はこれに限らず、伸縮スクリードに拡張スクリードを取り付けないものにも適用できる。また、以下に説明する各実施例に適用される各図面においては、従来技術における図8乃至図11と同一の構成要素についてはその説明は省略する。
図1は、伸縮式スクリード装置を備えたアスファルトフィニッシャ(舗装機械)を示す図である。同図に示すように、アスファルトフィニッシャ21の機体前端部には、アスファルト合材を収容するホッパー装置22が設置され、該ホッパー装置22内のアスファルト合材は、コンベア装置23により機体後方に搬送されて道路面上に撒布されるように構成されている。
又、コンベア装置23の後方には、図2に示すように、道路面上に撒布されたアスファルト合材を路面幅方向に拡散させるスクリュー装置24と、該拡散されたアスファルト合材を締め固めて敷き均す伸縮式のスクリード装置25とが順次配設されている。
伸縮式のスクリード装置25は、図3に示すように、アスファルトフィニッシャ21の後端側中央部に配設されたメインスクリード26と、該メインスクリード26の後方で左右両端部に連結した左右一対(複数対も可能)の伸縮スクリード27L,27Rとから構成され、該伸縮スクリード27L,27Rはメインスクリード26に対して機体幅方向に伸縮動作可能に設けられている。
ここで、伸縮式のスクリード装置25の具体的な構成例について説明する。本実施例に係る図1に示す伸縮式のスクリード装置25の基本的な構成は、図8に示した従来例をベースとしているので、図8を参照しながら本実施例を説明する。即ち、図8に示すように、メインスクリード6(本実施例では図1のメインスクリード26、以下、本実施例の同一要素は括弧内に記す)の後方左端側には、広幅で短スパンのサポート支持部19L(図1では非図示)が固設され、且つ、メインスクリード6(26)の後方右端側には、広幅で長スパンのサポート支持部19R((図1では非図示)が固設されている。そして、前記サポート支持19Lの幅方向に穿設した開孔(図示せず)と、前記サポート支持部19Rの幅方向に穿設した開孔とは互いに前後に偏芯して設けられている。
また、前記開孔内を摺動可能なガイドシャフト11L,11R(図1では非図示)を備えるとともに、敷き均し幅方向(機体幅方向)へ移動可能な水平サポート10Lと10R(図1では何れも非図示)が互いに前後に離間して配設されている。更に、該水平サポート10Lの幅方向に設けたガイドシャフト12L(図1では非図示)と、水平サポート10Rの幅方向に設けたガイドシャフト12R(図1では非図示)とは互いに前後に偏芯して設けられ、該ガイドシャフト12L,12Rに摺動可能に連結された取付部(図示せず)を夫々有する伸縮スクリード7L,7R(図1の伸縮スクリード27L,27R)が互いに前後に離間して並設されている。
そして、後述のスクリード伸縮駆動用の第2油圧シリンダ(送り装置)によって、伸縮スクリード7L,7R(図1の伸縮スクリード27L,27R)をメインスクリード6(図1のメインスクリード26)の後方位置にて敷き均し幅方向に互いに反対方向に拡張駆動できるように構成されている。
図1に示すように、本実施例では、敷き均し幅方向外側の全幅位置まで舗装作業を実施できるように、伸縮スクリード27L,27Rの左右両端部には拡張スクリード28L,28Rがボルトにて取り付けられ、拡張スクリード28L,28Rの外端部上面にはリアフレーム29L,29Rが立設されている。
図4及び図5において、符号30Rは伸縮スクリード装置25の左右対称な右側部分のサポートフレームであり、伸縮スクリード装置25の左側部分は図示されていないので、左側部分のサポートフレーム30Lは表示されていない。サポートフレーム30L,30Rは、メインスクリード26に対して敷き均し幅方向に摺動可能に連結された水平サポート50L、50R(左側部分の水平サポート50Lは表示されていない)の外端側上部に固設されている。さらに、サポートフレーム30L,30Rには、伸縮スクリード27L,27R(左側部分の伸縮スクリード27Lは表示されていない)の剛性を増大させるべく、傾斜サポート31L,31R(左側部分の傾斜サポート31Lは表示されていない)の上端部が連結されている。また、傾斜サポート31L,31Rの下端部は、伸縮スクリード27L,27Rの外端側、図示例では、前記拡張スクリード28L,28R(左側部分の拡張スクリード28Lは表示されていない)の外端部に設けたリアフレーム29L,29R(左側部分のリアフレーム29Lは表示されていない)に連結されている。
前記水平サポート50L、50R及び伸縮スクリード27L,27Rは、油圧駆動により2段階又は3段階で伸縮動作するように構成されている。図6は、水平サポート50L、50R及び伸縮スクリード27L,27Rを駆動するための油圧回路を示す図である。同図において、32L,32Rは水平サポート50L、50Rを伸縮駆動させる第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)であり、また、33L,33Rは伸縮スクリード27L,27Rを伸縮駆動させる第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)である。
なお、左側部分の水平サポート50L及び伸縮スクリード27Lを駆動する左側油圧回路部LCと、右側部分の水平サポート50R及び伸縮スクリード27Rを駆動する右側油圧回路部RCとは略同一の構成であるので、以下、左側油圧回路部LCの構成についてのみ説明し、右側油圧回路部RCの説明を省略するものとする。
図6に示すように、第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)32L及び第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)33Lには、4ポート3位置切替え型の方向切替弁(電磁弁)34が接続され、該方向切替弁34を介して油圧源35から第1油圧シリンダ32L及び第2油圧シリンダ33Lに圧油を供給できるように構成されている。また、伸縮スクリードを伸張動作する際、圧油の供給を第1油圧シリンダ32L,32Lから第2油圧シリンダ33L、33Lへ切り替える第2リリーフ弁37及び伸縮スクリードを収縮動作する際に圧油の供給を第2油圧シリンダ33L,33Lから第1油圧シリンダ32L、32Lへ切り替える第1リリーフ弁36が配設されている。
また、第2油圧シリンダ33Lに圧油を供給・排出する油路L1,L2の途中には開閉制御弁(4ポート2位置型の電磁弁)39が設けられ、該開閉制御弁39は、コントローラ40からの指令信号によって制御されている。
さらに、コントローラ40にはサポート検出手段としてのリミットスイッチ41が接続され、該リミットスイッチ41は、サポートフレーム30Lへの傾斜サポート31Lの取り付けの有無を検出し、その結果に応じた信号をコントローラ40に送信する。
即ち、サポートフレーム30Lに傾斜サポート31Lが取り付けられていない場合には、オフ信号(サポート無し信号)を出力する一方、傾斜サポート31Lが取り付けられたときはオン信号(サポート有り信号)を送信する。そして、コントローラ40は、傾斜サポート31Lが取り付けられているとき、リミットスイッチ41からのオン信号に基づき、開閉制御弁39にオフ指令信号(指令電流)を出力して、開閉制御弁39をオフ位置(ハ)に切り替える。
次に、上記伸縮式のスクリード装置25の作用について説明する。いま、サポートフレーム30Lに傾斜サポート31Lが取り付けられていない場合には、リミットスイッチ41からのオフ信号に基づき、開閉制御弁39をオン位置(ニ)に設定する。この状態では、第2油圧シリンダ33Lへの圧油の供給が可能であるので、圧油によるスクリード装置25の伸縮駆動が通常通り実行される。
例えば、伸縮スクリード27Lの伸長動作時には、方向切替弁34を作動位置(イ)に設定した状態で、第1油圧シリンダ32Lを油圧駆動により伸長動作させる。そして、第1油圧シリンダ32Lがストロークエンドに到達して、シリンダ圧力が規定値まで上昇すると、リリーフ弁37が開いて第2油圧シリンダ33Lが油圧駆動によって伸長動作する。尚、伸縮スクリード27Lを収縮動作させる場合は、上記伸長動作とは逆の動作順序となる。即ち、方向切替弁34を作動位置(ロ)に設定した状態で、第2油圧シリンダ33Lを油圧駆動により収縮動作させる。そして、第2油圧シリンダ33Lがストロークエンドに到達して、シリンダ圧力が規定値まで上昇すると、リリーフ弁36が開いて第1油圧シリンダ32Lが油圧駆動によって収縮動作する。
一方、サポートフレーム30Lに傾斜サポート31Lが取り付けられているときは、リミットスイッチ41がオン作動して、コントローラ40にサポート有りのオン信号を送信する。そして、コントローラ40はリミットスイッチ41からのオン信号に基づき、開閉制御弁39にオフ指令信号を出力して、該開閉制御弁39をオフ位置(ハ)に切り替える。
開閉制御弁39がオフ位置(ハ)に切り替えられると、油路L1,L2が遮断されるので、第2油圧シリンダ33Lへの圧油の給排が遮断され、伸縮スクリード27Lの油圧駆動が中止される。但し、水平サポート50Lを油圧駆動することで、伸縮スクリード27Lを伸縮動作させることができる。
本発明に係る油圧回路は図6に例示したものに限らず、例えば、図7に示すように、上記リミットスイッチ41を省略するとともにコントローラ40を廃止し、且つ、前記開閉制御弁39に代えて手動式のチェックバルブ(又はコック)42を設け、チェックバルブ42を開弁させることで、伸縮スクリード27Lの伸縮動作が可能になるように構成してもよい。この場合、傾斜サポート31Lが取り付けられているときには、チェックバルブ42を閉止状態に設定操作することにより、第2油圧シリンダ33Lへの圧油の給排を遮断して、伸縮スクリード27Lの油圧駆動が中止される。
上述の如く本発明によると、伸縮スクリード27L,27Rを複数段階で伸縮動作させる第1油圧シリンダ32L,32R及び第2油圧シリンダ33L,33Rを備えた伸縮式のスクリード装置25において、前記伸縮スクリード27L,27Rを吊上げ方式にて保持する傾斜サポート31L,31Rを付設したことにより、特に、伸縮スクリード27L,27Rの外端側に拡張スクリード28L,28Rを取り付けてスクリード全長を長くした場合でも、傾斜サポート31L,31Rの保持力によって、伸縮スクリード27L,27R及び拡張スクリード28L,28Rの下面の平面度が安定的に維持される。
斯くして、スクリード伸縮動作時に、伸縮スクリード27L,27R又は拡張スクリード28L,28Rに大きな推力が強制的に作用しても、伸縮スクリード27L,27R及び拡張スクリード28L,28Rの下面部(スクリードプレート)に撓み変形や跳ね上がりが発生することを抑制できる。従って、伸縮スクリード27L,27R及び拡張スクリード28L,28Rの下面の平面度を安定的に維持でき、以って、路面幅方向におけるアスファルト合材の平坦性及び舗装面の仕上がり性を向上させることができる。
また、図6に示す油圧回路の構成例では、着脱可能な傾斜サポート31L,31Rの取り付けの有無を検出するリミットスイッチ42を設け、傾斜サポート31L,31Rが取り付けられているときのみ、伸縮スクリード27L,27Rの伸縮動作を可能にし、傾斜サポート31L,31Rが取り付けられていないときには、伸縮スクリード27L,27Rの伸縮動作が中止される。
従って、サポート取外し時における伸縮スクリード27L,27Rのヒューマンエラー、例えば、バルブの開閉操作ミスによる誤動作を無くすことができる。
更に、図7の油圧回路を採択した場合は、油圧による伸縮スクリード27L,27Rの伸縮駆動を必要としないときには、チェックバルブ(又はコック)42を閉止させることで、第2油圧シリンダ33L,33Rへの圧油の供給・排出を中止できるので、伸縮スクリード27L,27Rが不用意に油圧駆動されることを無くすことができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本発明のスクリード伸縮装置は、メインスクリードの左右両端部に敷き均し幅方向に摺動可能に連結された水平サポートと、該水平サポートに敷き均し幅方向に伸縮可能に連結された伸縮スクリードとを備えたものであれば、アスファルトフィニッシャ以外の舗装機械にもすべて適用可能である。
21 アスファルトフィニッシャ(舗装機械)
22 ホッパー装置
23 コンベア装置
24 スクリュー装置
25 伸縮式のスクリード装置
26(6) メインスクリード
27L,27R(7L,7R) 伸縮スクリード
28L,28R 拡張スクリード
29L,29R リアフレーム
30L,30R サポートフレーム
31L,31R 傾斜サポート
32L,32R 第1油圧シリンダ(サポート駆動用油圧シリンダ)
33L,33R 第2油圧シリンダ(伸縮スクリード駆動用油圧シリンダ)
39 開閉制御弁
40 コントローラ
41 リミットスイッチ(サポート検出手段)
42 手動式のチェックバルブ(又は手動式のコック)
50L,50R(10L,10R) 水平サポート

Claims (4)

  1. 機体後端部に配設されたメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連接されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードとを設けると共に、
    前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、
    前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けた開閉制御弁と、
    前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートと、
    前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたか否かを検出するリミットスイッチと、
    前記リミットスイッチからの検出信号に応じて前記開閉制御弁を切り替え、前記伸縮スクリードを伸縮動作させるための前記第2油圧シリンダを駆動制御するコントローラとを備え、
    前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記コントローラは、前記リミットスイッチからの信号によって前記開閉制御弁を閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置。
  2. 機体後端部に配設したメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連結されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連結されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの外端側に連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な拡張スクリードとを設けると共に、
    前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、
    前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けた開閉制御弁と、
    前記拡張スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートと、
    前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたか否かを検出するリミットスイッチと、
    前記リミットスイッチからの検出信号に応じて前記開閉制御弁を切り替え、前記伸縮スクリードを伸縮動作させるための前記第2油圧シリンダを駆動制御するコントローラとを備え、
    前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記コントローラは、前記リミットスイッチからの信号によって前記開閉制御弁を閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置。
  3. 機体後端部に配設されたメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連接されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードとを設けると共に、
    前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、
    前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けたチェックバルブ又はコックと、
    前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートとを備え、
    前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記第2油圧シリンダの油路に設けた前記チェックバルブ又はコックを閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置。
  4. 機体後端部に配設したメインスクリードと、該メインスクリードの左右両端部に連結されて敷き均し幅方向に摺動可能な水平サポートと、該水平サポートに連結されて敷き均し幅方向に伸縮可能な伸縮スクリードと、該伸縮スクリードの外端側に連接されて敷き均し幅方向に伸縮可能な拡張スクリードとを設けると共に、
    前記水平サポートを伸縮動作させる第1油圧シリンダと、前記伸縮スクリードを伸縮動作させる第2油圧シリンダとを備えた舗装機械におけるスクリード伸縮装置において、
    前記第2油圧シリンダへの圧油を供給・排出する油路の途中に設けたチェックバルブ又はコックと、
    前記伸縮スクリードの外端部に設けられたリアフレームと前記水平サポートの外端側上部に設けられたサポートフレームとの間に、着脱可能に付設された傾斜サポートとを備え、
    前記傾斜サポートが前記サポートフレームへ取り付けられたときのみ、前記第2油圧シリンダの油路に設けた前記チェックバルブ又はコックを閉側へ切り替え、前記伸縮スクリードの伸縮動作をさせないように構成したことを特徴とする舗装機械におけるスクリード伸縮装置。
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